JPS6257342B2 - - Google Patents
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- JPS6257342B2 JPS6257342B2 JP55040688A JP4068880A JPS6257342B2 JP S6257342 B2 JPS6257342 B2 JP S6257342B2 JP 55040688 A JP55040688 A JP 55040688A JP 4068880 A JP4068880 A JP 4068880A JP S6257342 B2 JPS6257342 B2 JP S6257342B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/12—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/44—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
- A61B8/4444—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
- A61B8/445—Details of catheter construction
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/44—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
- A61B8/4444—Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
- A61B8/4461—Features of the scanning mechanism, e.g. for moving the transducer within the housing of the probe
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/18—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
- G10K11/26—Sound-focusing or directing, e.g. scanning
- G10K11/35—Sound-focusing or directing, e.g. scanning using mechanical steering of transducers or their beams
- G10K11/357—Sound-focusing or directing, e.g. scanning using mechanical steering of transducers or their beams by moving a reflector
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は体腔内に挿入してその周辺の臓器を超
音波ビームで走査し診断する体腔内検査用超音波
スキヤナに関する。
音波ビームで走査し診断する体腔内検査用超音波
スキヤナに関する。
一般に体腔内検査用超音波スキヤナはそのスキ
ヤン方式によつて電子式と機械式のものに分類で
きる。電子式のものは挿入部の先端構成部に設け
る発受信部が大きくなるため、その挿入部が太く
なる欠点があり、望ましくない。従来知られてい
る機械式のものとしては特開昭54―1984号公報お
よび実開昭54―146097号公報があり、これらはい
ずれも操作部に可撓性の挿入部を連結してなり、
上記挿入部の先端構成部内に振動子などの超音波
送受信部を組み込み、これを回動させるようにな
つている。そして、特開昭54―1984号公報のもの
では先端構成部にパルスモータを設けてこれによ
り発受信素子を回転させるが、パルスモータを設
けるため、その先端構成部が大きくなる。しか
も、１駆動パルス当りの変位がある程度大きいも
のにしか利用できないため、表示像が非常に荒い
ものとなる。また、表示像が荒くならないように
するため、発受信素子の走査スピードを低速にす
ると、長時間の走査を必要とし、かつ適確な情報
が得られなくなる欠点があつた。一方、実開昭52
―146097号公報のものは先端構成部に設けた超音
波ミラーを回転トルク伝達体を介して操作部から
回転駆動するようになつているが、その長尺の回
転トルク伝達体が自身の中心軸のまわりに回転す
るのではなく、外管の内周に添つて移動するよう
になつているため、らせん形にねじれ易く検出精
度が低下するとともに、可撓性に富んだ挿入部と
することはほとんど不可能であつた。さらに、各
従来のものは超音波ミラーが先端構成部の外管内
に密閉されており、内部空間における超音波の伝
ぱんが悪く、それだけ精度が悪かつた。
ヤン方式によつて電子式と機械式のものに分類で
きる。電子式のものは挿入部の先端構成部に設け
る発受信部が大きくなるため、その挿入部が太く
なる欠点があり、望ましくない。従来知られてい
る機械式のものとしては特開昭54―1984号公報お
よび実開昭54―146097号公報があり、これらはい
ずれも操作部に可撓性の挿入部を連結してなり、
上記挿入部の先端構成部内に振動子などの超音波
送受信部を組み込み、これを回動させるようにな
つている。そして、特開昭54―1984号公報のもの
では先端構成部にパルスモータを設けてこれによ
り発受信素子を回転させるが、パルスモータを設
けるため、その先端構成部が大きくなる。しか
も、１駆動パルス当りの変位がある程度大きいも
のにしか利用できないため、表示像が非常に荒い
ものとなる。また、表示像が荒くならないように
するため、発受信素子の走査スピードを低速にす
ると、長時間の走査を必要とし、かつ適確な情報
が得られなくなる欠点があつた。一方、実開昭52
―146097号公報のものは先端構成部に設けた超音
波ミラーを回転トルク伝達体を介して操作部から
回転駆動するようになつているが、その長尺の回
転トルク伝達体が自身の中心軸のまわりに回転す
るのではなく、外管の内周に添つて移動するよう
になつているため、らせん形にねじれ易く検出精
度が低下するとともに、可撓性に富んだ挿入部と
することはほとんど不可能であつた。さらに、各
従来のものは超音波ミラーが先端構成部の外管内
に密閉されており、内部空間における超音波の伝
ぱんが悪く、それだけ精度が悪かつた。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは挿入部の先端構成部に設
けた超音波発受信部を走査駆動する回転トルク伝
達体の円滑な回転を確保し、可撓性にすぐれた細
径の挿入部を構成できるとともに、体腔内におけ
る超音波ビームの伝ぱんを良くして高精度の検査
を行なうことができる体腔内検査用超音波スキヤ
ナを提供することにある。
その目的とするところは挿入部の先端構成部に設
けた超音波発受信部を走査駆動する回転トルク伝
達体の円滑な回転を確保し、可撓性にすぐれた細
径の挿入部を構成できるとともに、体腔内におけ
る超音波ビームの伝ぱんを良くして高精度の検査
を行なうことができる体腔内検査用超音波スキヤ
ナを提供することにある。
以下、本発明を図面に示す実施例にもとづいて
説明する。
説明する。
第１図は体腔内検査用超音波スキヤナの全体を
示し、同図中１はその操作部であり、この操作部
１には可撓性の挿入部２が連結されている。上記
挿入部２は可撓管部３の先端に彎曲管部４を介し
て先端構成部５を連結してなり、上記彎曲管部４
は図示しない彎曲操作ワイヤを介して操作部１の
彎曲操作ノブ６の操作により彎曲され、先端構成
部５の向きを選定できるようになつている。
示し、同図中１はその操作部であり、この操作部
１には可撓性の挿入部２が連結されている。上記
挿入部２は可撓管部３の先端に彎曲管部４を介し
て先端構成部５を連結してなり、上記彎曲管部４
は図示しない彎曲操作ワイヤを介して操作部１の
彎曲操作ノブ６の操作により彎曲され、先端構成
部５の向きを選定できるようになつている。
先端構成部４の本体７にはその側面に開口する
収納室８が形成されており、この収納室８内には
後述するように超音波ビームを走査する走査機構
９が設けられている。収納室８の開口端には弾性
体からなる膜１０が密に取り付けられていて、こ
れにより収納室８の開口を閉塞するようになつて
いる。収納室８の先端側内壁部分には挿入部２の
軸方向沿い後方側から超音波ビームを発受信する
振動子１１が吸振材からなる超音波ダンパ１２を
介して取り付けられていて、発受信部１３を構成
している。また、振動子１１には一対の信号ケー
ブル１４，１４の各先端が接続されており、この
信号ケーブル１４，１４の他端側は挿入部２内の
挿通チユーブ１５を通じて操作部１側に導びかれ
るとともに、操作部１に連結したコード１６を通
じてパルス発生回路１７および増幅検波回路１８
に接続されている。さらに、増幅検波回路１８に
はたとえばブラウン管などの表示装置１９が接続
されている。
収納室８が形成されており、この収納室８内には
後述するように超音波ビームを走査する走査機構
９が設けられている。収納室８の開口端には弾性
体からなる膜１０が密に取り付けられていて、こ
れにより収納室８の開口を閉塞するようになつて
いる。収納室８の先端側内壁部分には挿入部２の
軸方向沿い後方側から超音波ビームを発受信する
振動子１１が吸振材からなる超音波ダンパ１２を
介して取り付けられていて、発受信部１３を構成
している。また、振動子１１には一対の信号ケー
ブル１４，１４の各先端が接続されており、この
信号ケーブル１４，１４の他端側は挿入部２内の
挿通チユーブ１５を通じて操作部１側に導びかれ
るとともに、操作部１に連結したコード１６を通
じてパルス発生回路１７および増幅検波回路１８
に接続されている。さらに、増幅検波回路１８に
はたとえばブラウン管などの表示装置１９が接続
されている。
上記走査機構９は超音波ミラー２０を挿入部２
の軸方向に沿つて設けた回転軸体２１に取り付け
てなり、その超音波ミラー２０は収納室８内にお
いて上記振動子１１に反射面２０ａを対向させな
がら回転するように設けられている。つまり、反
射面２０ａは上記軸方向に対し、たとえば45゜の
角度で傾かせてある。したがつて、超音波ミラー
２０は発受信部１３の振動子１１から発振する超
音波ビームを上記軸方向に対し直角方向に向けて
反射するとともに、その反射エコーを受けて振動
子１１に向けて反射することができる。
の軸方向に沿つて設けた回転軸体２１に取り付け
てなり、その超音波ミラー２０は収納室８内にお
いて上記振動子１１に反射面２０ａを対向させな
がら回転するように設けられている。つまり、反
射面２０ａは上記軸方向に対し、たとえば45゜の
角度で傾かせてある。したがつて、超音波ミラー
２０は発受信部１３の振動子１１から発振する超
音波ビームを上記軸方向に対し直角方向に向けて
反射するとともに、その反射エコーを受けて振動
子１１に向けて反射することができる。
一方、上記超音波ミラー２０は挿入部２内に挿
通した可撓性の回転トルク伝達体２２を介して操
作部１に設けた超音波ビーム走査用の動力源２３
に連結されている。さらに、上記回転トルク伝達
体２２は挿入部２内に形成した挿通孔２４を通じ
て案内されている。この挿通孔２４は先端構成部
５の本体７に設けた孔部２５、可撓性のチユーブ
からなるカバー部材２６および操作部１の本体２
７に形成した孔部２８を互いに気密的に連通して
なり、回転トルク伝達体２２を回転自在にゆるく
挿通するようになつている。なお、上記挿通孔２
４を形成するカバー部材２６の内面はたとえば４
ふつ化エチレン、または４ふつ化エチレンと６ふ
つ化プロピレンの共重合体などの摩擦係数の小さ
い材質によつて作られている。また、そのカバー
部材２６の外周は図示しない網状体で覆われてい
る。さらに、上記カバー部材２６の内周と上記回
転トルク伝達体２２の外周に間はその回転トルク
伝達体２２の回転を妨げず、かつ回転トルク伝達
体２２の蛇行を妨ぐだけの隙間を形成している。
また、上記超音波ミラー２０の回転軸体２１は孔
部２５の先端部に拡開して形成した軸受孔２９に
支持されるようになつている。なお、挿通孔２４
はその軸受孔２９によつて閉塞されることなく収
納室８内に連通している。
通した可撓性の回転トルク伝達体２２を介して操
作部１に設けた超音波ビーム走査用の動力源２３
に連結されている。さらに、上記回転トルク伝達
体２２は挿入部２内に形成した挿通孔２４を通じ
て案内されている。この挿通孔２４は先端構成部
５の本体７に設けた孔部２５、可撓性のチユーブ
からなるカバー部材２６および操作部１の本体２
７に形成した孔部２８を互いに気密的に連通して
なり、回転トルク伝達体２２を回転自在にゆるく
挿通するようになつている。なお、上記挿通孔２
４を形成するカバー部材２６の内面はたとえば４
ふつ化エチレン、または４ふつ化エチレンと６ふ
つ化プロピレンの共重合体などの摩擦係数の小さ
い材質によつて作られている。また、そのカバー
部材２６の外周は図示しない網状体で覆われてい
る。さらに、上記カバー部材２６の内周と上記回
転トルク伝達体２２の外周に間はその回転トルク
伝達体２２の回転を妨げず、かつ回転トルク伝達
体２２の蛇行を妨ぐだけの隙間を形成している。
また、上記超音波ミラー２０の回転軸体２１は孔
部２５の先端部に拡開して形成した軸受孔２９に
支持されるようになつている。なお、挿通孔２４
はその軸受孔２９によつて閉塞されることなく収
納室８内に連通している。
上記回転トルク伝達体２２はたとえば金属線を
密着らせん巻きにして形成してなり、いわゆる密
巻きコイル状にして構成されている。そして、こ
の回転トルク伝達体２２は操作部１における動力
源２３の駆動軸３０に連結されている。
密着らせん巻きにして形成してなり、いわゆる密
巻きコイル状にして構成されている。そして、こ
の回転トルク伝達体２２は操作部１における動力
源２３の駆動軸３０に連結されている。
また、動力源２３の駆動軸３０は孔部２８内に
挿入されており、この挿入部分の外周とその孔部
２８の内面間には弾性リングパツキングからなる
シール部材３１が嵌め込まれていて、挿通孔２４
の操作部１側端部を密閉するようになつている。
挿入されており、この挿入部分の外周とその孔部
２８の内面間には弾性リングパツキングからなる
シール部材３１が嵌め込まれていて、挿通孔２４
の操作部１側端部を密閉するようになつている。
上記操作部１内にはその駆動軸３０の回転量を
検出する回転量検知器３２が設置されていて、こ
れはギヤ３３，３４を介して駆動軸３０から回転
の伝達を受けるようになつている。
検出する回転量検知器３２が設置されていて、こ
れはギヤ３３，３４を介して駆動軸３０から回転
の伝達を受けるようになつている。
一方、超音波ミラー２０の側面の一部には細い
帯状の光反射ミラー３５が取り付けられており、
これに対向する収納室８の内面には光送信用フア
イバ３６と光返信用フアイバ３７の各先端面が設
けられている。各フアイバ３６，３７は挿入部２
内を通じて操作部１側に導びかれていて、光送信
用フアイバ３６は図示しない光源に接続されると
ともに、光返信用フアイバ３７は図示しない光信
号検知手段に接続されている。そして、光信号検
知手段は光送信用フアイバ３６から出射した光を
光反射ミラー３５が反射した光を光返信用フアイ
バ３７を介して受け検知するとともに、この検知
信号を上記表示装置１９の所定位置に送り、この
瞬間に振動子１１が受信した超音波信号が上記表
示装置１９に表示されるべき信号であることを識
別するようになつている。
帯状の光反射ミラー３５が取り付けられており、
これに対向する収納室８の内面には光送信用フア
イバ３６と光返信用フアイバ３７の各先端面が設
けられている。各フアイバ３６，３７は挿入部２
内を通じて操作部１側に導びかれていて、光送信
用フアイバ３６は図示しない光源に接続されると
ともに、光返信用フアイバ３７は図示しない光信
号検知手段に接続されている。そして、光信号検
知手段は光送信用フアイバ３６から出射した光を
光反射ミラー３５が反射した光を光返信用フアイ
バ３７を介して受け検知するとともに、この検知
信号を上記表示装置１９の所定位置に送り、この
瞬間に振動子１１が受信した超音波信号が上記表
示装置１９に表示されるべき信号であることを識
別するようになつている。
さらに、密閉されて互いに連通する収納室８お
よび挿通孔２４内にはたとえばシリコンオイルな
どの液体３８が充填されている。この液体３８は
収納室８内における超音波の伝ぱんを良くする超
音波媒体としての役目と挿通孔２４内における回
転トルク伝達体２２および超音波ミラー２０の回
転を円滑にするための潤滑剤の役目を兼ねてい
る。
よび挿通孔２４内にはたとえばシリコンオイルな
どの液体３８が充填されている。この液体３８は
収納室８内における超音波の伝ぱんを良くする超
音波媒体としての役目と挿通孔２４内における回
転トルク伝達体２２および超音波ミラー２０の回
転を円滑にするための潤滑剤の役目を兼ねてい
る。
一方、上記先端構成部５には、収納室８の開口
部を含めてその先端部を包み込むように弾性体か
らなるバルーン３９が被嵌されている。このバル
ーン３９の開口縁３９ａはその先端構成部５の本
体７の外周面に対し密に取付け固定されていて、
密閉した内部空間４０を形成するようになつてい
る。また、この内部空間４０内に臨む本体７の外
面部には注入孔４１と排出孔４２の各開口が形成
されており、この注入孔４１と排出孔４２には挿
入部２内に挿通した流体輸送管４３と流体排出管
４４がそれぞれ接続されている。この流体輸送管
４３と流体排出管４４はそれぞれ可撓性をもつて
いる。そして、流体輸送管４３を通じてバルーン
３９内に液体を注入できるとともに、流体排出管
４４を通じてバルーン３９内の流体を排出できる
ようになつている。
部を含めてその先端部を包み込むように弾性体か
らなるバルーン３９が被嵌されている。このバル
ーン３９の開口縁３９ａはその先端構成部５の本
体７の外周面に対し密に取付け固定されていて、
密閉した内部空間４０を形成するようになつてい
る。また、この内部空間４０内に臨む本体７の外
面部には注入孔４１と排出孔４２の各開口が形成
されており、この注入孔４１と排出孔４２には挿
入部２内に挿通した流体輸送管４３と流体排出管
４４がそれぞれ接続されている。この流体輸送管
４３と流体排出管４４はそれぞれ可撓性をもつて
いる。そして、流体輸送管４３を通じてバルーン
３９内に液体を注入できるとともに、流体排出管
４４を通じてバルーン３９内の流体を排出できる
ようになつている。
次に、上記体腔内検査用超音波スキヤナを用い
て深部内臓の超音波診断を行なう場合について説
明する。
て深部内臓の超音波診断を行なう場合について説
明する。
まず、挿入部２をたとえば胃内に挿入する。な
お、体腔内を観察する内視鏡の機能をもたせれば
より容易に挿入することができる。そして、先端
構成部５を診断対象の至近部に近ずけるとともに
その収納室８の開口側を診断対象側の胃壁に寄せ
るとともに、バルーン３９内に水等の超音波媒体
を送り込み、充満させて膨らませることによりそ
の胃壁に押し当てる。
お、体腔内を観察する内視鏡の機能をもたせれば
より容易に挿入することができる。そして、先端
構成部５を診断対象の至近部に近ずけるとともに
その収納室８の開口側を診断対象側の胃壁に寄せ
るとともに、バルーン３９内に水等の超音波媒体
を送り込み、充満させて膨らませることによりそ
の胃壁に押し当てる。
ついで、パルス発生回路１７を作動させながら
動力源２３により回転トルク伝達体２２を介して
超音波ミラー２０を回転させる。したがつて、振
動子１１から出た超音波ビームはその超音波ミラ
ー２０の反射面２０ａに当つて反射するため、挿
入部２の軸方向に直交する平面内を放射状に移動
する。そして、収納室８の開口部を通るものが人
体組織中に伝ぱんする。つまり、この扇状の平面
が超音波診断を得ることができる断面層となる。
また、人体組織中に伝ぱんした超音波はその組織
内の状況によつて反射状態が異なるが、この反射
波は超音波ミラー２０の反射面２０ａに当つて振
動子１１に入り、電気信号に変換される。この電
気信号は増幅検波回路１８によつて増幅検波され
たのち表示装置１９に入る。一方、この情報はす
べて表示されるのではなく、超音波ミラー２０の
光反射ミラー３５が反射した光を光返信用フアイ
バ３７が受けたとき、この検出信号を表示装置１
９が受けた時点から表示を開始する。この後の表
示位置の推移は上記回転量検知器３２によつて知
り、超音波映像を表示装置１９に表示するのであ
る。
動力源２３により回転トルク伝達体２２を介して
超音波ミラー２０を回転させる。したがつて、振
動子１１から出た超音波ビームはその超音波ミラ
ー２０の反射面２０ａに当つて反射するため、挿
入部２の軸方向に直交する平面内を放射状に移動
する。そして、収納室８の開口部を通るものが人
体組織中に伝ぱんする。つまり、この扇状の平面
が超音波診断を得ることができる断面層となる。
また、人体組織中に伝ぱんした超音波はその組織
内の状況によつて反射状態が異なるが、この反射
波は超音波ミラー２０の反射面２０ａに当つて振
動子１１に入り、電気信号に変換される。この電
気信号は増幅検波回路１８によつて増幅検波され
たのち表示装置１９に入る。一方、この情報はす
べて表示されるのではなく、超音波ミラー２０の
光反射ミラー３５が反射した光を光返信用フアイ
バ３７が受けたとき、この検出信号を表示装置１
９が受けた時点から表示を開始する。この後の表
示位置の推移は上記回転量検知器３２によつて知
り、超音波映像を表示装置１９に表示するのであ
る。
以上説明したように本発明は大きなスペースを
とる超音波ビーム走査用の動力源を操作部に設
け、操入部の先端構成部内に形成した収納室に振
動子からの超音波ビームを走査する走査機構を設
けるとともに、この両者間を可撓性の回転トルク
伝達体によつて連結するため、上記挿入部を細
く、かつ可撓性にすぐれたものに構成できる。ま
た、上記回転トルク伝達体は挿入部内に形成した
挿通孔を通じて案内するとともに、この挿通孔を
先端構成部の収納室に連通し、この収納室および
挿通孔内に超音波媒体としての液体を満たしたか
ら、収納室内の空間における超音波の伝ぱんを良
好にするとともに、挿通孔内における液体が潤滑
剤として作用し、回転トルク伝達体の回転がなめ
らかになり、この回転トルク伝達体によつて先端
側に伝えるべき回転トルクが小さくて済む。この
ため、可撓性に富んだ細径の回転トルク伝達体を
使用でき、ひいては挿入部の全体が可撓性に富み
かつ細径なものにすることができる。また、上記
挿通孔の密閉を操作部側において行なうので、そ
の摩擦力を制限されることなく、確実な密閉手段
を採り入れることができる。
とる超音波ビーム走査用の動力源を操作部に設
け、操入部の先端構成部内に形成した収納室に振
動子からの超音波ビームを走査する走査機構を設
けるとともに、この両者間を可撓性の回転トルク
伝達体によつて連結するため、上記挿入部を細
く、かつ可撓性にすぐれたものに構成できる。ま
た、上記回転トルク伝達体は挿入部内に形成した
挿通孔を通じて案内するとともに、この挿通孔を
先端構成部の収納室に連通し、この収納室および
挿通孔内に超音波媒体としての液体を満たしたか
ら、収納室内の空間における超音波の伝ぱんを良
好にするとともに、挿通孔内における液体が潤滑
剤として作用し、回転トルク伝達体の回転がなめ
らかになり、この回転トルク伝達体によつて先端
側に伝えるべき回転トルクが小さくて済む。この
ため、可撓性に富んだ細径の回転トルク伝達体を
使用でき、ひいては挿入部の全体が可撓性に富み
かつ細径なものにすることができる。また、上記
挿通孔の密閉を操作部側において行なうので、そ
の摩擦力を制限されることなく、確実な密閉手段
を採り入れることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
はその全体を示す側面図、第２図および第３図は
その要部を示す側断面図である。 １……操作部、２……挿入部、５……先端構成
部、７……本体、８……収納室、９……走査機
構、１１……振動子、１３……発受信部、１９…
…表示装置、２１……回転軸体、２２……回転ト
ルク伝達体、２３……動力源、２４……挿通孔、
２６……カバー部材、３１……シール部材、３８
……液体。
はその全体を示す側面図、第２図および第３図は
その要部を示す側断面図である。 １……操作部、２……挿入部、５……先端構成
部、７……本体、８……収納室、９……走査機
構、１１……振動子、１３……発受信部、１９…
…表示装置、２１……回転軸体、２２……回転ト
ルク伝達体、２３……動力源、２４……挿通孔、
２６……カバー部材、３１……シール部材、３８
……液体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 超音波ビーム走査用の動力源を設けた操作部
と、この操作部に連結された可撓性の挿入部と、
この挿入部の先端構成部に設けられた収納室と、
この収納室に設けられ振動子からの発受信する超
音波ビームを走査する走査機構と、上記挿入部内
に形成され上記収納室に連通するとともに上記走
査機構と動力源を連結する可撓性の回転トルク伝
達体を挿通する挿通孔と、この挿通孔の操作部側
端部を密閉するシール部材と、上記収納室および
挿通孔に満たされた超音波伝ぱん用液体とを具備
してなることを特徴とする体腔内検査用超音波ス
キヤナ。 ２ 上記回転トルク伝達体は金属線を密着らせん
巻きにして形成してなり、それ自身の中心軸のま
わりに回転するようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載の体腔内検査用超音波ス
キヤナ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068880A JPS56136536A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Ultrasonic scanner for detecting interior of body cavity |
| US06/245,100 US4408612A (en) | 1980-03-29 | 1981-03-18 | Ultrasonic scanning device for examining viscera |
| AT81102159T ATE8574T1 (de) | 1980-03-29 | 1981-03-23 | Ultraschallabtasteinrichtung fuer eingeweideuntersuchung. |
| DE8181102159T DE3164968D1 (en) | 1980-03-29 | 1981-03-23 | Ultrasonic scanning device for examining viscera |
| EP81102159A EP0037047B1 (en) | 1980-03-29 | 1981-03-23 | Ultrasonic scanning device for examining viscera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068880A JPS56136536A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Ultrasonic scanner for detecting interior of body cavity |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136536A JPS56136536A (en) | 1981-10-24 |
| JPS6257342B2 true JPS6257342B2 (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=12587483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4068880A Granted JPS56136536A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Ultrasonic scanner for detecting interior of body cavity |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4408612A (ja) |
| EP (1) | EP0037047B1 (ja) |
| JP (1) | JPS56136536A (ja) |
| AT (1) | ATE8574T1 (ja) |
| DE (1) | DE3164968D1 (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4489728A (en) * | 1981-03-22 | 1984-12-25 | Olympus Optical Co., Ltd. | Device for diagnosing body cavity interior with supersonic waves |
| JPS57168648A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-18 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnostic apparatus for body cavity |
| JPS58152547A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-10 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
| US4508122A (en) * | 1982-11-22 | 1985-04-02 | Ultramed, Inc. | Ultrasonic scanning apparatus and techniques |
| US5582178A (en) * | 1986-02-28 | 1996-12-10 | Cardiovascular Imaging Systems, Inc. | Method and apparatus for intravascular ultrasonography |
| US5000185A (en) | 1986-02-28 | 1991-03-19 | Cardiovascular Imaging Systems, Inc. | Method for intravascular two-dimensional ultrasonography and recanalization |
| US4841977A (en) * | 1987-05-26 | 1989-06-27 | Inter Therapy, Inc. | Ultra-thin acoustic transducer and balloon catheter using same in imaging array subassembly |
| JPH0527927Y2 (ja) * | 1987-08-19 | 1993-07-16 | ||
| US4887605A (en) * | 1988-02-18 | 1989-12-19 | Angelsen Bjorn A J | Laser catheter delivery system for controlled atheroma ablation combining laser angioplasty and intra-arterial ultrasonic imagining |
| DE4001182C2 (de) * | 1989-01-17 | 1997-02-13 | Olympus Optical Co | Ultraschall-Diagnosevorrichtung |
| JP2761400B2 (ja) * | 1989-04-27 | 1998-06-04 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
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| US8047996B2 (en) | 2005-10-31 | 2011-11-01 | Volcano Corporation | System and method for reducing angular geometric distortion in an imaging device |
| US7785286B2 (en) | 2006-03-30 | 2010-08-31 | Volcano Corporation | Method and system for imaging, diagnosing, and/or treating an area of interest in a patient's body |
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Citations (1)
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1980
- 1980-03-29 JP JP4068880A patent/JPS56136536A/ja active Granted
-
1981
- 1981-03-18 US US06/245,100 patent/US4408612A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-03-23 EP EP81102159A patent/EP0037047B1/en not_active Expired
- 1981-03-23 AT AT81102159T patent/ATE8574T1/de active
- 1981-03-23 DE DE8181102159T patent/DE3164968D1/de not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS56130133A (en) * | 1980-03-17 | 1981-10-12 | Olympus Optical Co | Urtrasonic diagnosis apparatus inserted into body cavity |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ATE8574T1 (de) | 1984-08-15 |
| DE3164968D1 (en) | 1984-08-30 |
| JPS56136536A (en) | 1981-10-24 |
| US4408612A (en) | 1983-10-11 |
| EP0037047A2 (en) | 1981-10-07 |
| EP0037047A3 (en) | 1981-10-21 |
| EP0037047B1 (en) | 1984-07-25 |
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