JPS62729A

JPS62729A - 燃焼器の安全装置

Info

Publication number: JPS62729A
Application number: JP13800085A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Yukimura; 幸村　正彦; Shigeo Naruse; 重雄成瀬
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-06
Also published as: JPH0328657B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ガス湯沸器その他の燃焼器にＣＯセンサその
他の不完全燃焼検知素子を組込んで不完全燃焼に対する
安全策を施すようにした燃焼器の安全装置に関する。

（従来の技術）本願出願人は、先に、バーナへの燃料供給路に介設する
電磁安全弁と、該電磁安全弁の作動ソレノイドを熱電素
子！、：接続する該電磁安全弁のｒＪｌ肋回路と、ｍｌ
を、ＣＯセンサその他の不完全燃焼検知素子により設定
値以上のガス濃度が検知されたときに開＜ｔｓ御スイッ
ヂを介して、リレーに接続する不完全燃焼検知回路とを
茹え、該リレーの常開接点を該駆動回路に介入接続して
、例えば燃焼排気中のＣＯ漠度が設定値以上になると、
該ル１１ｙ５スイッチが開き、該リレーの通電が停止さ
れて、その常開接点が開き、該電磁安全弁が閉弁して、
該バーナの燃焼が停止されれるようにしたものを提案し
た。

（発明が解決しようとする問題点）上記装置によれば、ＣＯ濃度が設定値未満のバーナの正
常燃焼時に常にリレーが通電状態にあり、電力が消費さ
れるため、不完全燃焼検知回路の電源を例えば乾電池と
した場合、消耗が早く、比較的煩雑に交換しなければな
らなくなって好ましくない。

（問題点を解決するための手段）本発明は、バーナの正常燃焼時における電力消費を殆ど
無くすことにより、不完全燃焼検知回路の電源を乾電池
としても十分に実用に供することができ、且つ該バーナ
の点・消火時の不完全燃焼ガスのパルス的異常発生によ
って該不完全燃焼検知回路が誤作動しないようにした装
置を提供するものであって、バーナへの燃料供給路に介
設する電磁安全弁と、該電磁安全弁の作動ソレノイドを
熱電素子に接続する該電磁安全弁の駆動回路と、電源を
、ＣＯセンサその他の不完全燃焼検知素子により設定値
以上のガス濃度が検知されたときに開く制卸スイッチを
介して、リレーに接続する不完全燃焼検知回路とを備え
、該リレーの常開接点を該駆動回路に介入接続するもの
において、該電源を乾電池で構成し、該リレーをその励
磁コイルの抵抗値が極めて小さく且つ該常開接点の開か
ら閉及び閉から開への切換時のみ咳励磁コイルが通電作
動される特殊リレーで構成し、該不完全燃焼検知素子に
より設定値以上のガス濃度が検知されたときに所定電位
に充電されるコンデンサを設け、該制御スイッチを該コ
ンデンサの所定の充電電位で開くように構成したことを
特徴とする。

（実施例）次に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図において、（１〉はバーナ（りへの烹料供給路た
るガス供給路（３）に介設した１ｍ安全弁、（４）は該
バーナ（わに臨ませた熱電素子たる熱電対を示し、該安
全弁（１）の作動ソレノイド（１ａ）と該熱電対（４）
とを、特殊リレー（５）の常開接点（５ａ）を介して接
続して該安全弁（１）の駆動回路（６）を構成した。

該特殊リレー（５）は最近開発されたもので、これをブ
ロック図で示すと第２図のようになり、■端子を電源に
、Ｇ端子をグランドに夫々接続し、■端子に第３図（ａ
）のような所定の電圧上昇速度の電圧を印加すると、こ
れが電圧検出回路により検出され、セットスイッチ回路
が作動して、内部コンデンサへ第３図（Ｃ）のような充
電電流が流れ、この電流によってリレーコイルが通電さ
れ、接点が第３図（ｂ）のように常開側に切換わるもの
である。

この特殊リレー（５）は、コンデンサが十分に充電され
ると、電流はごく微但の漏れ電流程度となるが、接点は
内部の永久磁石により、そのままの状態に保持される。

したがって、この状態での消費電力が少なくて済む。

さらに、該特殊リレー（５）はＶ端子に入力される電圧
が所定の電圧以下になると、電圧検出回路がこれを検出
して、リセットスイッチ回路が作動し、コンデンサが放
電し、この放’［流によってリレーコイルが通電され、
接点が常閉側に復帰するものである。

また、該特殊リレー（５）とその電源たる乾電池（７）
とを、制御スイッチたる直列接続した２個のトランジス
タ（８）　＜８）、不完全燃焼検知素子たるＣＯセンサ
（９）を介して接続し、さらにコンデンサ○Ｏを、その
一端を両トランジスタ（８）　（８）のベースとＣＯセ
ンサ（９）との接′ＰＣ点に接続し、その他端を特殊リ
レー（５）と乾電池（７）のマイナス極との接続点に接
続して不完全燃焼検知回路０ｐを構成した。

図中、（１２ｆ１３　（Ｊ＠　ＯＳは電流調整用の抵抗
を示し、０ｅはダイオードを示す。

（作　用）次いでその作動を説明するに、バーナ（２）が正常燃焼
され、ＣＯ澗度が設定値未満の正常な値にあるときは、
ＣＯセンサ（９）は高抵抗値に保持され、２個のトラン
ジスタ（ｓ）　（８）はいずれもオンし、乾電池（７）
による所定電圧が特殊リレー（５）に印加され、その印
加の当初だけ該特殊リレー（９が通電作動されて、その
常開接点（５ａ）が閉じ、また熱電対（４）は該バーナ
（わにより加熱されて所定起電力を発生するから、作動
ソレノイド（１ａ）に［ｉ安全弁（１）を開弁保持させ
るに足る電流を流すことができ、該バーナ（つの燃焼が
継続される。このバーナ（乃の正常燃焼時には乾電池（
７）による所定電圧が特殊リレー（９に印加された当初
だけ不完全燃焼検知回路０１）に電流が流れることにな
り、該乾電池（Ｄの消耗が極めて少なくて済む。

また、バーナ（乃の燃焼中にＣｏＩｌｌ度が設定値以上
の異常な値になったときは、熱電対（４）は加熱されて
所定起電力を発生しているが、ＣＯセンサ（９）が低抵
抗値に変化し、コンデンサ００が所定電位まで充電され
るから、両トランジスタ（８）　（８）はいずれもオフ
し、乾電池（７）による所定電圧が特殊リレー（５）に
印加されなくなり、その印加がなくなる当初だけ該特殊
リレー（５）がそれ自身で通電作動し、その常開接点（
５ａ）が開き、熱電対（４）による作動ソレノイド（１
ａ）への通電が断たれて、電磁安全弁（１）は閉弁し、
該バーナ（りの燃焼が停止されて安全である。

さらに、バーナ（乃の燃焼停止状態又は失火状態におい
ては、熱電対（４）は加熱されず、作動ソレノイド（１
ａ）は通電作動されないから、’Ｅ６ｔ！安全弁（１）
は閉弁状態となり、駆動回路（６）のフェイルセフティ
−性が確保される。

したがって、このときガス漏れを生じることなく、しか
も特殊リレー（Ｓ）には電流が殆ど流れないので、乾電
池（７）の消耗は殆どない。

尚、バーナ（２）の点・消火時には、ＣＯのパルス的異
常発生があり、これによりＣＯセンサ（９）の抵抗値が
一時的に低い値になるが、両トランジスタ（８）　（８
）のベースにはダイオードＯｅと抵抗Ｏ９とが接続され
ているから、該ベースに乾電池（７）電圧が直接印加さ
れることはなく、このときコンデンサ００が乾電池（７
＞により充電されることになって、両トランジスタ（８
）　（８）はオン状態に保持されるので、￥ＴｙＸリレ
ー（９の常開接点（５ａ）が開くようなことがなく、し
たがって装置の誤作動が防止されると共に、充電コンデ
ンサ００を小型化することができる。

尚、コンデンサａＧの充電電荷は、ｃｏｄ度が設定値未
満にもどったときにＣＯセンサ（９）を介して放電され
る。

尚、図示のものでは、トランジスタ（８）を２個直列に
接続したので、一方が短絡故障しても他方により装置全
体を正常作動させることができ、ｌ装置の信頼性が向上
される。

（発明の効果）このように本発明によるときは、不完全燃焼検知回路の
電源を乾電池で構成し、該不完全燃焼検知回路内のリレ
ーを、その励磁コイルの抵抗値が極めて小さく且つその
常開接点の開から閉及び閉から開への切換時にのみ該励
磁コイルが通電作動される特殊リレーで構成し、不完全
燃焼検知素子により設定値以上のガス濃度が検知された
ときに所定電位に充電されるコンデンサを設け、該不完
全燃焼検知回路内のυＮｌｌリレーを該コンデンサの所
定の充ｆｆ１１位で開くように構成したので、バーナの
正常燃焼時の電力消費を殆ど無くし得られ、不完全燃焼
検知回路の電源を乾電池としても十分に実用に供される
ことになると共に、バーナの点・消火時の不完全燃焼ガ
スのパルス的異常発生に対して不完全燃焼検知回路が誤
作動するようなことがなくなってきわめて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明Ｖ２置の実流例の１例を示す説明線図、
第２図は特殊リレーの構造を説明するブロック図、第３
図は特殊リレーの作動を説明するタイムチャートである
。（１）・・・電磁安全弁（１ａ）・・・作動ソレノイド（２）・・・バ　−　ブ（３）・・・ガス供給路（燃料供給路）（４）・・・熱
電対（熱電素子）（５）・・・特殊リレー（６）・・・駆動回路（７）・・・乾電池（８）・・・トランジスタ（制陣スイッチ）（９）・・
・ＣＯセンサ（不完全燃焼検知素子）（１０・・・コン
デンサＱｔ）・・・不完全燃焼検知回路第１図

Claims

【特許請求の範囲】

バーナへの燃料供給路に介設する電磁安全弁と、該電磁
安全弁の作動ソレノイドを熱電素子に接続する該電磁安
全弁の駆動回路と、電源を、ＣＯセンサその他の不完全
燃焼検知素子により設定値以上のガス濃度が検知された
ときに開く制御スイッチを介して、リレーに接続する不
完全燃焼検知回路とを備え、該リレーの常開接点を該駆
動回路に介入接続するものにおいて、該電源を乾電池で
構成し、該リレーをその励磁コイルの抵抗値が極めて小
さく且つ該常開接点の開から閉及び閉から開への切換時
のみ該励磁コイルが通電作動される特殊リレーで構成し
、該不完全燃焼検知素子により設定値以上のガス濃度が
検知されたときに所定電位に充電されるコンデンサを設
け、該制御スイッチを該コンデンサの所定の充電電位で
開くように構成したことを特徴とする燃焼器の安全装置
。