JPS6272650A - ランジックアシッド誘導体 - Google Patents

ランジックアシッド誘導体

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JPS6272650A
JPS6272650A JP21204285A JP21204285A JPS6272650A JP S6272650 A JPS6272650 A JP S6272650A JP 21204285 A JP21204285 A JP 21204285A JP 21204285 A JP21204285 A JP 21204285A JP S6272650 A JPS6272650 A JP S6272650A
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宮本 積
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なランシックアシッド誘導体及びそれら
を含有する医薬品に関する。さらに詳しく言えば、ラン
ジツクア7ッドの新規なエステル及びアミド、及びそれ
らを有効成分として含有する5α−リダクターゼ阻害剤
に関する。
〔発明の背景〕
従来よシ、男性型脱毛症の成因としては、(1)ホルモ
ンのアンバランス説、(2)遺伝説、(3)血液循環不
全説%(4)栄養脱環数多くの説が提唱されているが1
毛の発生に男性ホルモンのテストステロン(testo
stθrone)  が重要な役割を演じていることは
古くから示唆されていた。テストステロンと男性型脱毛
症の因果関係を実験的に生化学のレベルで証明した安達
らの説(Biochem、 Blophys。
Res、 Commun、、 41.884(1970
)  参照のこと〕によると、翠丸で生合成されたテス
トステロンは頭部において1毛包、肥脂腺等に存在する
5α−リダクターゼ(5α−reauctaae)によ
シジヒドロテストステロン(Dihyaoroteet
osterone)に変換され、このジヒドロテストス
テロンがアデニルサイクラーゼ(adenyl cyc
lase) の活性を著しく低下させることによシ細胞
内のサイクリック−AMPし×ルの低下をもたらし、そ
の結果上及び毛の周辺のエネルギー産生の低下とタンノ
ξり質合成のi制を誘起する。従って、これら一連の現
像によシ、成長期にある毛は休止期に移行し。
この状態をくり返している間に長毛から軟毛へ。
そして最終的には男性型ノ・ゲにまで進行すると考えら
れる。この説を裏付けるものとして、シュノ2イケルト
(HJ、5chvreikert)らは、男性型ノ1ゲ
の毛包には1女性の毛包やノ1ゲでない人の毛包に比し
て、5α−リダクターゼによる代謝物、すなわちジヒド
ロテストステロン等が多量に存在していることを報告し
ている[J、 C11n、 Endocr、。
38.811(1974)  参照のこと]。
男性型脱毛症以外にも、テストステロンから5α−リダ
クターゼによシ生成するジヒドロテストステロ/は、ア
クネ(挫揄、=キビ等2)の発生。
増悪にも重要な生理的役割を演じていることが報告され
ている。すなわち、 J、B、 Hayらはアクネ患者
における患部の皮膚と正常皮膚でのテストステロンの代
謝速度を比較したところ、テストステロンの5α−リダ
クターゼによる代謝はアクネ患部において先進している
ことを報告している(Br。
J、 Dermatol、、 91.123(1974
) )。またG、 5ansone  らはアクネ患者
の患部皮膚中のテストステロ/からジヒドロテストステ
ロンへの合成能は、正常人のそれの2〜20倍異常冗進
していることを見い出し、アクネの発生や増悪に対して
5α−リダクターゼにより生成するジヒドロテストステ
ロンが大きく関与していることを示唆している〔J、■
nveat、 Dermatol 、 56.366(
1971)1゜ さらに、ジヒドロテストステロンは前立腺の肥大にも関
与している。Cowan  らは前立腺肥大症患者の前
立腺中にはジヒドロテストステロンが多量に存在するこ
とを報告しく J、 StθroidBiochemi
stry、 11.609 (1979) )、さらに
最近では前立腺肥大症患者の前立腺では5α−リダクタ
ーゼの活性が異常先進していることが知られておl) 
[JL C11nical Endocrinol、 
andMetaboliam、 56.139(198
3))、前立腺肥大症の発生及び進行にジヒドロテスト
ステロンが重要な役割を果たしていることが明らかにな
っている。
〔従来の技術〕
以とのような背景のもとに、最近、5α−リダクターゼ
阻害剤の研究開発がさかんに行なわれている。
本発明者等は先に、#f造式 で示されるジンジツクアシツ)’ (Lansic A
c1cl)を主成分とする。植物からの抽出物が5α−
リダクターゼ阻害作用を有することを見い出し、特許出
願した(特願昭59−87818号明細瞥参照のこと)
。ランシックアシッド自体は、センダン科の1種である
植物の果皮より得られた抽出物のひとつであり、196
7年から1968年にかけて単離及び構造決定がなされ
た公知化合物であるが(Tetrahedron Le
tters、 37.3571(1967)及び同誌、
34.3731(1968)(以下5文献@As  と
略記する。)参照のこと。〕。
その有用性についてはこれまで全く明らかにされておら
ず1本発明椙−等が初めて見い出したものである。
〔発明の目的〕
本発明者らは、これらの知見に基づき、5α−リダクタ
ーゼの作用を強力に阻害し、脱毛症、アクネ及び前立腺
肥大症等のようなジヒドロテストろテロンの産生過剰に
起因する疾患の治療及び/または予防に有用である5α
−リダクターゼ阻害剤を見い出すべく鋭意研究を行ない
、今回う/:)ツクアシッドのエステル誘導体及びアミ
ド誘導体を新規に合成したところ、これらの化合物が5
α−リダクターゼ阻害作用を有することを見い出し、本
発明を完成した。
ランシックアシッド9のエステル類及びアミ1類として
は、前述の文献1A1にそのジメチルエステルが開示さ
れているが、その他のエステル類及びアミド9類につい
ては全く記載されておらず、それ以後も明らかにされて
いないことから、全く新規な化合物である。
文献”A’  において、ジメチルエステルはランシッ
クアシッド自体の化学構造を同定するだめの手段として
合成され、構造解析されているだけであって、薬理作用
の確認等の有用性の検討は全くなされていない。従って
、ジメチルエステルを含むエステル類及びアミド類の有
用性(5α−リダクターゼ阻害作用を有しており、従っ
てジヒドロテストステロンの産生過剰に起因する疾患の
治療及び/または予防に有用であること)については。
今回初めて見い出されたことである。
〔発明の構成〕
従って1本発明は一般式 〔式中、(1)R”及びR2は、いずれか一方が水酸基
を表わし、他方が炭素数1〜12の直鎖または分枝鎖ア
ルコキン基、フェノキシ基、アミノ基あるいは式−NH
R3または−N(R3)2で示される基(式中 R3は
炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基を表わす。
)を表わすか、あるいは(11R1及びR2はともに同
じ基を表わし、炭素数2〜12の直鎖または分枝鎖アル
コキシ基、フェノキシ基2アミン基あるいは式−NHR
3または−N(R3)2、で示される基(式中 R3は
前記と同じ意味を表わす。)を表わす。〕で示されるラ
ンシックアシッド誘導体、及びR1またはR2が水酸基
を表わす場合には、その非毒性塩である新規な誘導体に
関する。
さらに、本発明は一般式 〔式中 (1)Rla及びH2aは、いずれか一本が水
酸基を表わし、他方が炭素数1〜12の゛直鎖または分
枝鎖アルコキシ基、フェノキシ基、アミノ基あるいは式
−NHR3”または−H(H3a)2で示される基(式
中 13a  は炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アル
キル基を表わす。)を表わすか、あるいは(n)Rla
及びR2aはともに同じ基を表わし、炭素数1−%−1
2の直鎖または分枝鎖アルコギシ基、フェノキシ基、ア
ミノ基あるいは式−NHR3a  またバーN(R3a
)2 テ示すレルM (式中、 R3aハfm記と同じ
意味を表わす。)を表わす。〕 で示されるう/シック
アシッド誘導体、及びRlaまたはR2aが水酸基を表
わす場合には、その非毒性塩を有効成分として含有する
5α−リダクターゼ阻害剤である新規な用途をも含むも
のである。
すなわち1本発明はジメチルエステルヲ除く種種のエス
テル類及びアミド類、及びジメチルエステルを含む種々
のエステル類及びアミド類から成る5α−リダクターゼ
阻害剤に関するものである。
一般式(11及び(la)において、R1及びR2゜及
びHla及びR2aのいずれか一方が水酸基を表わす場
合(すなわち、う/シックアシッド中に存在するふたつ
のカルボキシル基のうち、いスレカ一方のみがエステル
化またはアミド化されている場合)には2本発明化合物
はランシックアシッド9モノエステルまたはう/シック
アシッドモノアミドとして命名することができる。R1
、R2、Rla及びR2aの定義からもわかるように、
う/ジックアシツビモノエステルまたは相当するモノア
ミドには、一般式 〔式中 121b及びH2bは、炭素数1〜12の直鎖
または分枝鎖アルコキシ基、フェノキシ基、アミノ基あ
るいは式−NHR3b  または−N (R3b )2
  で示される基(式中 H3bは炭素数1〜4の直鎖
または分枝鎖アルキル基を表わす。)を表わす。〕で示
されるふたつの七ノー置換体が考えられるが。
本発明において1%定の表示を行なわず単にモノエステ
ルまたはモノアミドという表現を用いる場合には、一般
式(xb−x)で示される化合物及び一般式(lb−2
)で示される化合物及びそれらの混合物を含むものとす
る。
また、一般式(1)及び(la)において R1及びR
2,及びR15L及びR2aがともに水酸基を表わさな
い場合(すなわち、ふたつのカルボキシル基がともにエ
ステル化またはアミド9化されている場合)には、本発
明化合物はう/シックアシッド9ビス(またはジ)エス
テルまたはう/シックアシッドビス(またはジ)アミr
として命名することができる。
一般式(1)及び(la)において、R1,R2゜Rl
a及びR2a  で表わされる炭素数1〜12のアルコ
キシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキン、ブ
トキシ、に/チルオキシ、(アミルオキシ)、ヘキンル
オキン、ヘプチルオキン、オクチルオキシ、ノニルオキ
ン、デンルオキン、つ/デシルオキン、ドテシルオキン
基及びそれらの異性体が挙げられ、いずれの基も好まし
い。
一般式(1)及び(la)において R3及びR31L
で表わされる炭素数1〜4のアルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル基及びそれらの異性体が
挙げられ、いずれの基も好ましい。
一般式(1)及び(la)において、R,R。
RIILまたはR2aが表わす基としては、水酸基、ア
ルコキシ基、フェノキ7基、アミノ基、及び式%式%) で示される基のいずれの場合も好ましい。
さらに、本発明に含まれる化合物としては、う/シック
アシッドのモノ置換体(モノエステルまたはモノアミド
)及び同ビス(または:))置換体〔ビス(またはジ)
エステルまたはビ゛ス(またはジ)アミド〕のいずれの
場合も好ましい。
一般式(1)または(la)  で示される化合物の非
毒性塩としては1例えばす) IJウムまたはカリウム
の如きアルカリ金属の塩、カルシウム又はマグネシウム
の如きアルカリ土類金塊の塩、アンモニウム塩及び薬学
的に許容される(非毒性の)アミ/塩が含まれる。カル
ボ/#Rとそのような塩を形成する適当なアミンはよく
知られており1例えばテトラメチルア/モニウムの如き
テトラアルキルアンモニウムの塩、及びメチルアミン塩
、ジメチルアミン塩、シクロペンチルアミン塩、ベンジ
ルアミン塩、フェネチルアミン塩、ピペリジン塩。
モノエタノールアミン塩、ジェタノールアミン塩。
リジン塩、アルギニン塩またはN−メチルグルカミン塩
等の有機アミン塩が挙けられる。
一般式(1)及び(la)で示される本発明化合物は、
すべて公知の方法によシ製造することができる。すなわ
ち、構造式 で示されるランシックアシッドを公知の方法でエステル
化またはアミド化することKよりm造される。エステル
化反応及びアミド化反応としては稚拙の方法が知られて
いるが1本発明化合物の製造においてはそのほとんどの
方法を用いることができる。穐々のエステル化反応及び
アミド化反応は。
それぞれCa1vin A、 Buehlerら著、 
 「5urveyof Organic 5ynthe
ses (volume l及びTI)J(John 
Wiley & 5ons、 Inc社よfi1970
年及び1977年に発行)のChapter 14及び
18に詳しく記載されているので参照されたい。
エステル化反応としては、 flLえば(1)  ラン
シックアシッドと所望のアルコールを酸触媒下に反応さ
せる方法。
(2)  ランシックアシッド9と所望のジアゾアルカ
ンを用いる方法。
(3)  ジンシックアシッドを適当を一方法によ)酸
ハライドまたは混合酸無水物とした後、所望のアルコー
ルと反応させる方法、及び (4)シンクロへキンルカルボジイミド(以下。
DCCと略記する。)″または2−クロロ−1−メチル
ピリジニウムヨージ)−#(以下。
CMP工と略記する。)の存在F、シランックアシッド
9と所望のアルコールを反応させる方法1等が挙けられ
る。
(1)法は不活性有機溶媒、例えばベンゼン中、触媒量
の酸1例えば硫酸、塩酸、p−トルエンスルホン酸、三
7フ化ホウ素の存在下または不存右下。
ランシックアシッドと所望のアルコールを常温または加
温下に数時間から数日間反応させることによシ行なわれ
る。反応中に生成する水は共沸蒸留やモレキュラーン−
ブスを用いて除去するのが好ましい。目的とするエステ
ルによっては、所望のアルコール中にランシックアシッ
ド9を溶解し室温で数日間放置するだけで簡単にエステ
ル化が進行する場合もある。
(2)法はランシックアシッドと所望のジアゾアルカン
を不活性有機溶媒1例えばジエチルエーテル。
酢酸エチル、塩化メチレン、アセトン中、室温から一1
0℃の温度、好ましくは0℃で反応させることによシ行
なわれる。
(3)法はランシックアシッドを不活性有機溶媒。
例えば塩化メチレン、テトラヒドロフ2ン、 N、N−
ジメチルホルムアミド中、ンユウ酸ジクロライト0.ク
ロロギ酸インノチルまたはピバロイルクロライド等を用
いて室温から0℃で反応させ、酸ノ・ライト3または混
合酸無水物とした後、所望のアルコールと反応させるこ
とによシ行なわれる。反応はトリエチルアミンまたはピ
リジンのごとき塩基の存在下に行なうのが好ましい。
(4)法のうち、DCCを用いる方法は、不活性有機溶
媒1例えばクロロホルム、塩化メチレン中。
ピリジンのごとき塩基の存在丁、ランジツクアシツビと
所望のアルコールを室温から0℃で反応させることによ
シ行なわれる。またCMPIを用いる方法は、 Che
mlstry LetterB、 1 ’045(19
75)及びBull、 Chem、 Soc、 Jap
an。
50.1863(1977)  に詳しく記載されてい
るが1例えば、不活性有機溶媒1例えば塩化メチレン、
アセトン、アセトニトリル、ヘキサン、−?ンゼン、ト
ルエン中、好ましくはトリエチルアミン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジンのごとき塩基の存在丁、ジン
シックアシッドと所望のアルコールとCMPIを室温か
ら50℃で数時間反応させることによシ行なわれる。
アミド化反応としては1例えば (1)  ランシックアシッドを適桶な方法により酸ハ
ライドまたは混合酸無水物とした後、所望のアミンと反
応させる方法、及び 12)  ランシックアシッドまたはランシックアシッ
ドのエステルと所望のアミンを反応させる方法、等が挙
げられる。
fIJ法は、前記したエステル化法の(3)法と同様の
方法でランシックアシッドの酸ハライドまたは混合酸無
水物へ導いた後、所望のアミンと室温で反応させること
によシ行なわれる。反応はトリエチルアミンまたはピリ
ジンのごとき塩基の存在’FK行なうのが好ましい。
(2)法は、メタノールまたはエタノールのような低級
アルカノール中、好ましくは塩化アンモニウムの存在下
、ランジックアンット″またはそのエステルと所望のア
ミンを、50℃から溶媒の還流温度で数時間反応させる
ことにより行なわれる。
前記したエステル化反応及びアミド化反応においては、
ランシックアシッド1モルに対して、所望のアルコール
またはアミンは05モルから大過剰、好ましくは1から
2モル用いられる。このように得られた生成物は、モノ
置換体とビス(ジ)置換体の混合物であるので、公知の
方法1例えば再結晶あるいはシリカゲルまたはケイ酸マ
グネンウムを用いた高速液体クロマトグラフィ、薄層ク
ロマトグラフィ、またはカラムクロマトグラフィ等の方
法により分@精製することができる。
出発原料として用いたランシックアシッドは特願昭59
−87818号明細書に記載された方法により、ランジ
ウムト9メスチカムジャックバージューク等の果皮よシ
抽出単離することができる。
他方の原料となるアルコール類またはアミン類は公知化
合物か、あるいは公知の方法により’&易に製造される
一般式(1)及び(la)で示される化合物の非毒性塩
は公知の方法によシ製造される。
〔効果〕
本発明の一般式(la)  で示されるランジックアン
ラド誘導体、及びR″またはRが水酸基を表わす場合に
は、その非毒性塩は、5α−リダクターゼ阻害作用を有
するので、@乳動物、特にヒトにおける5α−リダクタ
ーゼによるジヒドロテストステロンの産生過剰に起因す
る疾患の治療及び/または予防に有用である。そのよう
な疾患としては1例えば男性型脱毛症をはじめとする脱
毛症、アクネ及び前立腺肥大症が挙げられる。
本発明化合物の5α−リダクターゼ阻害作用は。
以下に述べるスクリーニング系によシ確認された。
5α−リダクターゼに対する阻害作用 +1)  実験方法 J、 Shimazaki  らの方法(Endocr
inol。
Japon、、18,179(1971)参照のこと〕
を参考にして行なった。すなわち雄性ラットの前立腺4
Iを3倍容の0.25 Mショ糖を含む0.1MHEP
ES (pH7,4)  でホモジネートした後遠心分
離した( 3000 rpm  で10分間)。沈殿を
と記緩衝液10m/に懸濁し、再び遠心分離(3000
rpm  で5分間)して得られた沈渣に上記緩衝液3
dを加えて懸濁し、酵素浴液とした。
酵素活性の測定は(4−14C)−テストステロン(1
゜5 nmol、 1.5 X 105cpm)、NA
DPH(0,5μmol)、上記酵素浴g、(0,03
rttl )及び種々の濃度(2mM、1mM及びQ2
mM)の検体を含む全容0.1 xgの反応溶液を37
℃で60分間インキユイートシた。酵素反応はクロロホ
ルムとメタノール(1:2)の混合液0.4dを加えて
停止し、その後遠心分離(2000rpm  で3分間
)シ、得られたと清50μlをンリカゲル薄層プレート
にスポットし、クロロホルム、メタノール及び酢酸(9
9,2: 0.6 : 0.2 )の混合液を用いて分
離した。プレートをオートラジオグラフィにかけ、生成
したジヒドロテストステロンの放射活性をTLCスキャ
ナーを用いて測定し、酵素活性阻害率を算出した。結果
を表1に示す。
(2)  結果 表1:5α−リダクターゼ阻害作用 1)r−Jは測定していないことを示す。
2)  I’N、E、Jは効果が認められなかったこと
を示す。
実験結果よシ2本発明化合物は、5α−リダクターゼ阻
害作用を有することが確認された。従って、哺乳動物、
特にヒトにおける5α−リダクターゼによるジヒドロテ
ストステロンの産生過剰に起因する疾患の治療及び/ま
たは予防に有用である。さらに1本発明化合物の毒性は
非常に低いものであシ、医薬品として十分安全に使用で
きることが確認された。
本発明に含まれる化合物をと記の目的で用いるには、通
常全身的(主として前立腺肥大症の治療及び/または予
防の場合)または局所的(主として脱毛症及びアクネの
治療及び/または予防の場合)に、経口または非経口で
投与される。投与世は年令1体重、症状、治療効果、投
与方法、処理時間等によシ異なるが、前立腺肥大症の治
療及び/または予防の場合は1通常成人ひとシ尚シ、1
回にITNi〜IFh好甘しくは20■せ200■の範
囲で1日1回から数回経口投与されるか、または成人ひ
とシ当9.1回に100μI〜100〜。
好ましくは1■〜10■の範囲で1日1回から数回非経
口投与(好ましくは静脈内投与)される。
脱毛症及びアクネの治療及び/または予防の場合は1通
常成人ひとシ当シ、1回に10μm〜50■、好ましく
は100μI〜5〜の範囲で1日1回から数回経皮投与
される。もちろん前記したように投与量は種々の条件で
変動するので、h記投与範囲よシ少ない量で十分な場合
もあるし、また範囲を越えて投与する必要のある場合も
ある。
本発明による経口投与のための固体組成物としては1錠
剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物
においては、ひとつまたはそれ以丘の活性物質が、少な
くともひとつの不活性な希釈剤、例えば乳糖、マンニト
ール、ブドウ糖、ヒドロキンプロピルセルロース、微結
晶セルロース。
デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アルミン
酸マグネシウムと混合される。組成物は。
常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤1例えばス
テアリン酸マグネシウムのような潤滑剤や、繊維素グル
コン酸カルシウムのような崩壊剤を含有していてもよい
。錠剤または丸剤は必要によシ白M、 ゼラチン、ヒド
ロキンプロピルセルロース。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートなどの
冑溶性あるいは腸溶性物質のフィルムで被膜してもよい
し、また2以との層で被膜してもよい。さらにゼラチン
のような吸収されうる物質のカプセルも包含される。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳
濁剤、#液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤等を
含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えば精製
水、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤以
外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、
芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法によ
シ処方されるスプレー剤が含まれる。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性のh’f液剤、懸濁剤。
乳濁剤を包含する。水性の溶;’昆1 m W6A濁剤
としては例えば注射用蒸留水及び生理食塩水が含まれる
非水性の溶液剤、懸濁剤としては1例えばプロピレンク
リコール、ポリエチレングリコール。オリーブ油のよう
な植物油、エタノールのようなアルコール類、ポリソル
ベー)80等がある。このような組成物は、さらに防腐
剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤のような補助剤を含んでも
よい。これらは例えばバクテリア保留フィルターを通す
濾過、殺菌剤の配合または照射によって無菌化される。
これらはまた無菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌
水または無菌の注射用溶媒に溶解して使用することもで
きる。
非経口投与のためのその他の組成物としては。
ひとつまたはそれ以との活性物質を含み、それ自fi゛
公知の方法によシ処方される。外用液剤、軟コウのよう
な塗布剤、直腸内投与のための坐剤及び膣内投与のため
の4ツサリー等が含まれる。
・?yに脱毛症またはアクネの治療及び予防のための糸
゛投与用の組成物としては、ローション、トニック、ス
プレー、溶液剤、懸濁剤、乳液のような外用液剤及び軟
コウ、ゲル、クリームのような塗布剤が含まれる。この
ような組成物においては。
ひとつまたはそれ以との活性物質が、少なくともひとつ
の不活性な希釈剤1例えば蒸留水、エタノールのような
低級アルコール、セタノールのような高級アルコール、
ポリエチレングリコール、プロピレンクリコールのよう
な多価アルコール、ヒドロキシプロピルセルロースのよ
うなセルロース類、動物性及び植物性の脂肪、ワセリン
、ロウ。
シリコン、オリーブ油のような植物油、界面活性剤、酸
化亜鉛等を含む。この組成物はE記の希釈剤以外にも、
湿潤剤、懸濁剤、芳香剤、防腐剤のような補助剤を含ん
でもよい。
本発明に含まれる一般式(1)及び(la)で示される
化合物のうち、好ましいものとしては1例えば、ランシ
ックアシッドのモノメチルエステル。
モノエチルエステル、モノプロピルエステル、モノブチ
ルエステル、モノアミノエステル、モノヘキンルエステ
ル、モノヘプチルエステル、モノオクチルエステル、七
ツノニルエステル、モノテシルエステル、モノウンデシ
ルエステル、モノドデシルエステル、モノフェニルエス
テル、モノアミド、モノ−N−メチルアミド9、モノ−
N−エテルアミド9、モノ−N−プロピルアミド、モノ
−N−ブチルアミド、モノーN、N−ジメチルアミド、
モノーN、N−ジエチルアミド9hモノ−N、N−ジプ
ロピルアミビ、モノーN、N−ジグチルアミド9.及び
それらに相当するジ(又はビス)エステル及び同アミド
9%及びそれらに相当するアルキル部分の異性体、及び
それらの非毒性塩を挙げることができる。
〔実施例〕
以下、参考例及び実施例によ)本発明を詳述するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお
参考例及び実施例中の「TLJ。
「NMRJl「工R」 及び「MS」は、各々「薄層ク
ロマトグラフィ」、「核磁気共鳴スペクトル」。
「赤外吸収スペクトル」及び「質′1に分析」を表わす
。クロマトグラフィによる分離の箇所に記載されている
カッコ内の溶媒は使用した溶出溶媒または展開溶媒を体
積比で示している。特別の記載2>(ない場合には、工
Rはクロロホルム溶液で測定し。
NMRは重クロロホルム(CDCA’ 3)  溶液で
測定している。
生成物のうち、モノエステルまたはモノアミドは一般式
(1−1)で示される化合物と一般式(lb−2)で示
される化合物の混合物である。
実施例1 ランジツクアンツドモノエチルエステル及び同ジエテル
エステル ランジツクアンツビIF、エタノール2ml!、<ンゼ
ン20dhモレキュラーンーブス4A、1jl及び触媒
量の1)−)ルエンスルホン酸の混合物を室温で2日間
放置して反応させた。反応混合物を濾過し、P液を減圧
濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ(酢酸エチル:n−ヘキサン−1:9→3ニア
)で精製して1次の物性値を有する。標題化合物、モノ
エテルエステル(無色油状)380■とジエチルエステ
ル(白色結晶)120wI9を得た。
(a)  モノエチルエステル TLC(n−ヘキサン:酢酸エテ” −7: 3 ) 
:RfO,60; NMR:δ 5.38(IH,m)、4.96−4.5
4(6H。
m)、4.13及び4.11(合わセテ2H,各々q 
) hl、80(3H,be)、1.73(6H,bg
)、1.25(3H,t)、0.93及び0.91(合
わせて3H,各々s)、0.73(3H,a);、 I
Rニジ 2920.1715,1625.1435%1
170.1110.890an  。
MS: In/e  498 h 453 h 397
−(’b)  ジエチルエステル 融点:44−46.5℃; TLC(n−ヘキサン:酢酸工f nts= l Q 
: l ) : RfO535; NMR:δ 5.36(IH,m)、4.93−4.5
5(6H。
m)、4.09及び4.08(各々2H,q八 1.7
7(6H,be)、1.73 (bs )−1,24(
slH。
t)、0.92(3H,8)、0.71(3H,s);
工Rニジ 2930,1720,1630,1435゜
1175.1110,1020,890創−1:MS:
”/、  526,481.425゜実施例2 ランジツクアンッド モノイソプロピルエステル及び同
ジイソプロビルエステル ランジツクアンツ1470〜.イソブロノξノール12
0■、2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨーシト”
383W、)リエチルアミンエ罰、触媒量の4−ジメチ
ルアミノピリジン及び塩化メチレン10mの混合物を室
温で2時間かき1ぜた。反応混合物を塩化メチレン30
11LI!で希釈した後、水洗し、無水硫酸す) IJ
ウムで乾燥後減圧濃縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチ
ル:n−ヘキサン−1:9)で精製して。
次の物性値を有する標題化合物、モノイノプロピルエス
テル(無色油状ン87岬とジイソプロピルエステル(無
色油状)221■を得た。
(a)  モノイソプロピルエステル TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3):RfO
,59; NMR:δ 5.37(IH,m)、5.12−4.5
4(7H。
ol) s  1−75 (3H9b s )、1.7
3(6H,bs)、1.23(6H,d)、0.82及
び0.81(合わせて3H,各々θ)、0.73及び0
.72(合わせて3H。
各々8): 工Rニジ 2930,1710,1630,1440゜
1370.1280,1240,1170,1140゜
1100.1040% 890c*   。
MS:m/、  512,453,439,397゜(
b)  ジイソプロピルエステル TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル−1o:1):Rf
o、375; NMR:δ 5.36 (IH,m)、 5.04−4
.54 (8H。
m)、1.78(3H,be)、1.74(6H,be
)。
1.22(6H,d)、0.84(3H,s)、0.7
1(JH,s)。
工Rニジ 2930.1720.1440,1380゜
1280.1170&1110.900傷 。
MS二戸/。 554,495,439゜実施例3 ランジツクアンツドジフェニルエステルランジツクアシ
ツ1470■とシュウ酸クロリド” I ll10混合
物を室温で30分間かきまぜた後減圧濃縮して、ランジ
ツクアシツどの酸ハライド9を得た。得られた酸ハライ
ドに氷冷丁、塩化メチレン5耐に溶かしたフェノール1
50〜とピリジン0.3コを加えて室温で1時間かきま
ぜた。反応混合物を酢酸エテル20dで希釈し、希塩酸
及び水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧
濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
(n−へキサン:酢酸エチル−10:1)で精製して1
次の物性値を有する標題化合物、(無色油状)305■
を得た。
TLC(n−ヘキサン:酢酸エチ”=t:1):RfO
,45; NMR:δ 7.36−6.92(IOH,m)、5.
39(IH,m)、4.96−4.60(6H,m)。
1.81 (6H,’bs)、1.76(3H,be)
0.89及び0.77(各々3L  8)p工Rニジ 
2950.1750,1640,1600゜1500.
1385% 1195,1165゜900cm   p MS:1n10622%529,473.435゜実施
例4 ランシックアシッド9 モノーN、N−ジメチルアミ1
及び同ビス−N、N−ジメチ〜アミド9ベンゼン12s
uに溶かしたランジツクアンツビ470キにトリエチル
アミン0.7 wLI!を室温で滴下、した。滴■終了
後、混合液に氷冷下インブチルクロロホルマー) 0.
19−を加え、20分間かきまぜて混合酸無水物を得た
。得られた溶液に40チジメテルアミン水溶液2dを水
冷下に加え、1時間かきまぜた。反応混合物に水を加え
、酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧濃縮した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル:n
−ヘキサン−3=7)で精製して、次の物性値を有する
標題化合物、モノジメチルアミド(白色粉末)93〜と
ビスジメチルアミド(白色粉末)1727vを得た。
(a)  モノーN、N−ジメチルアミドゞ融点:12
5135℃; TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル−1:1):Rfo
、47; NMR:δ 5.38(IH,m)、4.98−4.5
2(6H。
m)、3.05及び3.03(各々3Hs s)、 1
.76(3Ht  b’ ) * L74 (6He 
 be)、0.82及び0.73(各々3L  s); 工Rニジ 2950.1720,16.00% 145
0.。
1410.1390.1350,900cWt  。
MS:m/   497,424,388゜(’b) 
 ビス−N、N−ジメチルアミド融点:132−135
℃; TLC(n−ヘキサン:酢酸エチル−1:1):Rf 
 O,27;NMR:δ 5.37(IH,m)、4.
92−4.54(6H。
m)、4.01.3.96,3.90及び3.88(各
3H。
8)、l、76(6H,bs)、1.70(3H,be
)%0.84及び0.73(各々3H,s);工Rニジ
 2950.1640.1405.900傷 。
MS: rn/e  524 @ 509 * 480
 h 438 * 424 b382゜ 実施例5 ランシックアシッドモノアミド エタノール6mlに溶かしたランジツクアンツドモノエ
チルエステル(実施例1(a)で製造した。)100■
をオートクレーブ中、アンモニアガスを吹き込み、io
o℃で2時間かきまぜた。反応混合物を減圧濃縮し、得
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(n
−ヘキサン:酢酸エチル:酢酸−1: 1 : tra
ce量)で精製し1次の物性値を有する標題化合物29
■(白色粉末)を得た。
融点:139−141.5℃; TLC(n−ヘキサン:酢酸エチ#−1:2):RfO
,41; NMR:δ 732.7.00,6.05及び5.63
(NH。
合わせて2H)、5.37(IH,m)、4.94−4
、54 (6Hp m ) −L 74 (6He b
 a ) 。
1.73(3H,be)、 0.79.0.78.0.
72及び0.71(合わせて6H,各々8);工Rニジ
 2940,1700,1640.900ctn−” 
;MS:m10469.397゜ 以下、ランシックアシッド9と、それぞれn−アミルア
ルコール、n−7’ンルアルコール、40%メチルアミ
ン水溶液及びアンモニア水を用いて、それぞれ実施例1
,2.4及び4と同様にして。
下表に示す本発明化合物を得た。
製剤例1 ランシックアシッド9モノエチルエステルを含ム錠剤の
製造 ランシックアシッド9モノエチルエステル5g。
繊維素グルコン酸カルシウム(崩壊剤) 200Tn9
゜ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)100■及び微
結晶セルロース4.711を常法によシ混合し打錠して
、−錠中に501Niの活性成分を含有する錠剤100
錠を得た。
製剤例2 シンジツクアンツどモノエテルエステルを含むローショ
ンの製造 ランシックアシッド9モノエチルエステル0.1 g。
ヒドロキンプロピルセルロース(HPC−M  :Rf
i商標1日本曹達1!り1.1.9及び香料数滴を常法
によ980%エタノールに溶かして全量を100−とし
て目的とするローションを得た。
製造例3 ランジツクアンツドモノエチルエステルを含むクリーム
剤の製造 ポリエチレングリコール−400及びポリエチレングリ
コール−4000(いずれも登録商標。
日本油脂製)それぞれ40!i及びセタノール0.5I
の混合物を80℃に加温溶解した後、ランシックアシッ
ド9モノエチルニスデル0.1.Pを加えて十分溶解さ
せて室温まで冷却した。混合物に香料数滴、さらに精製
水を加えながら十分にかきまぜて全量を10gとして目
的とするクリーム剤を得た。
代理人 弁理士 (sios)  犬家邦久虜゛−。
K”1ノ、・、′−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、( I )R^1 及びR^2は、いずれか一方
    が水酸基を表わし、他方が炭素数1〜12の直鎖または
    分枝鎖アルコキシ基、フェノキシ基、アミノ基あるいは
    式−NHR^3または−N(R^3)_2で示される基
    (式中、R^3は炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アル
    キル基を表わす。)を表わすか、あるいは(II)R^1
    及びR^2はともに同じ基を表わし、炭素数2〜12の
    直鎖または分枝鎖アルコキシ基、フェノキシ基、アミノ
    基あるいは式−NHR^3または−N(R^3)_2で
    示される基(式中、R^3は前記と同じ意味を表わす。 )を表わす。〕 で示されるランジックアシッド誘導体、またはR^1ま
    たはR^2が水酸基を表わす場合には、その非毒性塩。 2、化合物がランジックアシッドモノエチルエステルま
    たは相当するジエチルエステルである特許請求の範囲第
    1項記載の誘導体。 3、化合物がランジックアシッドモノイソプロピルエス
    テルまたは相当するジイソプロピルエステルである特許
    請求の範囲第1項記載の誘導体。 4、化合物がランジックアシッドモノ−n−アミルエス
    テルまたは相当するジ−n−アミルエステルである特許
    請求の範囲第1項記載の誘導体。 5、化合物がランジックアシッドモノ−n−デシルエス
    テルまたは相当するジ−n−デシルエステルである特許
    請求の範囲第1項記載の誘導体。 6、化合物がランジックアシッドモノフェニルエステル
    または相当するジフェニルエステルである特許請求の範
    囲第1項記載の誘導体。 7、化合物がランジックアシッドモノアミドまたは相当
    するジアミドである特許請求の範囲第1項記載の誘導体
    。 8、化合物がランジックアシッドモノ−N−メチルアミ
    ドまたは相当するビス−N−メチルアミドである特許請
    求の範囲第1項記載の誘導体。 9、化合物がランジックアシッドモノ−N,N−ジメチ
    ルアミドまたは相当するビス−N,N−ジメチルアミド
    である特許請求の範囲第1項記載の誘導体。 10、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1a) 〔式中、( I )R^1^a及びR^2^aは、いずれ
    か一方が水酸基を表わし、他方が炭素数1〜12の直鎖
    または分枝鎖アルコキシ基、フェノキシ基、アミノ基あ
    るいは式−NHR^3^aまたは−N(R^3^a)_
    2で示される基(式中、R^3^aは炭素数1〜4の直
    鎖または分枝鎖アルキル基を表わす。)を表わすか、あ
    るいは(II)R^1^a及びR^2^aはともに同じ基
    を表わし、炭素数1〜12の直鎖または分枝鎖アルコキ
    シ基、フェノキシ基、アミノ基あるいは式−NHR^3
    ^aまたは−N(R^3^a)_2で示される基(式中
    、R^3^aは前記と同じ意味を表わす。)を表わす。 〕 で示されるランジックアシッド誘導体、またはR^1^
    aまたはR^2^aが水酸基を表わす場合には、その非
    毒性塩を有効成分として含有する5α−リダクターゼ阻
    害剤。 11、5α−リダクターゼに起因する疾患が脱毛症であ
    る特許請求の範囲第10項記載の5α−リダクターゼ阻
    害剤。 12、5α−リダクターゼに起因する疾患がアクネであ
    る特許請求の範囲第10項記載の5α−リダクターゼ阻
    害剤。 13、5α−リダクターゼに起因する疾患が前立腺肥大
    症である特許請求の範囲第10項記載の5α−リダクタ
    ーゼ阻害剤。
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