JPS6272564A - 摺動・集電用炭素材料の製造方法 - Google Patents

摺動・集電用炭素材料の製造方法

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JPS6272564A
JPS6272564A JP60214250A JP21425085A JPS6272564A JP S6272564 A JPS6272564 A JP S6272564A JP 60214250 A JP60214250 A JP 60214250A JP 21425085 A JP21425085 A JP 21425085A JP S6272564 A JPS6272564 A JP S6272564A
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JP
Japan
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metal
carbon material
carbon
sliding
manufacture
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JP60214250A
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JPH0456787B2 (ja
Inventor
徹 岩橋
角南 好彦
坂本 東男
北浦 幾嗣
松山 勝利
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属ファイバーで、性能を改善した摺動、・集
電用炭素材料の製造方法に関する0〔従来の技術〕 電気車輛等の摺動集電材料は車輛の高速化と冷房設備等
による消費電力の増大に対応するため、炭素の優nた摺
動特性と金属の電気伝導性を生かした炭素−金属複合材
の開発が行なわnている。
たとえば、(1)特公昭56−14732号公報では炭
素材の持つ気孔に特定の金属を加圧含浸する方法が提案
さnている。また、(2)特公昭58−39216号公
報では、特定の金属に炭素繊維をlO〜70体積係介在
させて成る集電用材料が提案さnている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した(1) 、 (2)の方法は、
炭素−金属の複合化に工夫がなさnているが、たとえば
(1)の方法では炭素材の微細気孔には金属が充分入っ
ていないため、電気抵抗の低下効率が悪く、また金属を
含浸するために金属の溶融する高温で減圧・加圧のでき
る特殊な設備が必要となる〇 また、(2)の方法では炭素繊維の配合率が70体積係
以下のため炭素のもつ優几た摺動性が充分発揮されない
難点がある。
そこで、本発明の目的は、集電効率を上げるため、電気
抵抗を金属並みに下げ、しかも摺動性を損わないよう炭
素含有率を70体積(vol)係以上に維持し、かつ耐
衝撃性の改善を行ない、耐摩耗性の優f′した炭素材を
提供しようとするものである。
〔問題点解決のための手段〕
前記問題点を解決するために、本発明では炭素材料用原
料に金属ファイバーを2〜30体積係(30vol係を
含まない)配合した後、成型・焼成する手段を採ってい
る。
〔作用〕
本発明者は、配合する金属が炭素材の電気抵抗を効率的
に下げ、かつ補強材としても有効に働くことができるよ
う考究したところ、金属ファイバーがこの点で有効なこ
とを見出した0すなわち、金属ファイバーを炭素材中に
分散することにより、従来法と同量の金属含有率で比較
すると、金属ファイバーの炭素材中における連続性によ
り電気抵抗が著しく低下し、かつ炭素の欠点であった「
脆さ」 「欠は易さ」が金属ファイバーで改善さn、耐
衝撃性が著しく向上し、曲げ強度テストでは降伏点を過
ぎても破壊さnず、曲がるという特性が付与さnること
が判った。
このように、金属ファイバーの混合は炭素材の電気抵抗
を金属なみに下げ耐衝撃性を向上し欠は難い炭素材の製
造を可能にするものである0〔発明の具体例〕 以下、本発明をさらに詳説する0 本発明で使用する炭素材用原料は、粉砕したコークス等
の骨材とコールタール等のバインダー成分を混錬した後
、解砕し几粉末、ま几はコールタールを熱処理し、発生
する油分を真空蒸留で積極的に除去した後、粉砕した原
料等であり、こnらを加圧成型した後、焼成して炭素材
が製造できる原料粉をいう。
金属ファイバーの組成は銅、鉄等又はこnらの混合物で
あって、特に限定するものではないが、電気抵抗が低く
、強度が大きく、かつ融点の高い金属が望ましい。この
面で銅または銅合金は最適である。金属の融点が低いと
炭素材の焼成中に金属が溶は出すため、焼成温度が上げ
らnず好ましくない。
金属ファイバーの形状は特に限定するものではないが、
繊維径1 i11以下、繊維長10mm以下が好ましい
また、金属ファイバーの配合率は2〜30vo1% (
30vo1%を含まず)好ましくは6〜20 vol係
が適する。
金属ファイバーの配合率が2 vo1%以下の場合は、
金属ファイバーによる電気抵抗の低下等の効果があられ
nない。
また、金属ファイバーの配合率が30 vo1%を超え
ると、炭素材料が金属ファイバーを充分接着できず強度
の低下を招くため好ましくない0次に炭素材料と金属フ
ァイバーの混合方法は振とう式、■プレンダー等の一般
的な方法でよく、特に限定するものではないが、混錬機
による強制的な混合で金属ファイバーが折n曲がり球形
となる場合は好ましくない。
以上のようにして得られた混合原料を屋込め成型、また
は、押し出し成型等の方法で成型した後、非酸化性雰囲
気中で炭化および黒鉛化のための焼成を行う0焼成源度
は金属ファイバーの融点前後の温度まで行なう0 〔実施例および比較例〕 石油コークスを平均粒径30μmに微粉砕し軟化点80
℃の中ビ、チな30重量幅配合した後、混錬機で約12
0℃に加熱しながら5時間混錬し7joこの混合物を放
冷した後、解砕し炭素材用原料粉を得た。
−次いで、−例として糸径50μmで糸の長さ約3關の
銅ファイバー又はスチールファイバーを所定量配合し充
分振り混ぜてこの混合粉を金型に入1rL2tA−II
Lの成型圧で50 X 90 trtx、厚さ15龍の
板状に成型しt後、粉コークスを詰めた鉄箱に成型体を
埋め、窒素雰囲気中で10℃/ h rの速度で105
0℃まで昇温し5時間保持したO結果を第1表に示す0 鋼ファイバーの配合率が本発明範囲のものを実施例1〜
3、スチールファイバーの場合を実施例4〜6、金属フ
ァイバーを全く配1合しない場合、および銅ファイバー
を50 vo1%配合したものを比較例1.2、粒径2
0μmの銅粉末を20vol%配合したものを比較例3
とし7’n。
また、摩耗量は120ナサンドペーパーで面荒さを揃え
た銅製ディスクを120 Orpmで回転し、こnにサ
イズ8φX 40 mmの試験片を6 kgfの圧力で
押し付は銅製ディスクを5X10’回転したときの摩耗
容量で示した〇 第  1  表 ◆銅粉末を20vo罎添加 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によると、金属ファイバーの配合
により、金属粉末を配合した場合より著しく電気抵抗が
下がり耐摩耗性、耐衝撃性に優f’L7’c炭素材が製
造できる。
特許出願人   住友金属工業株式会社・力111.−
二二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素材料用原料に、金属ファイバーを2vol%
    以上30vol%未満配合した後、成型、焼成すること
    を特徴とする摺動・集電用炭素材料の製造方法。
JP60214250A 1985-09-27 1985-09-27 摺動・集電用炭素材料の製造方法 Granted JPS6272564A (ja)

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JPS6272564A true JPS6272564A (ja) 1987-04-03
JPH0456787B2 JPH0456787B2 (ja) 1992-09-09

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ID=16652653

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160662A (ja) * 1988-12-13 1990-06-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 炭素・金属複合材
JPH03252357A (ja) * 1990-02-28 1991-11-11 Nippon Steel Chem Co Ltd 摺動集電用炭素材料の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52822A (en) * 1975-05-05 1977-01-06 Cabot Corp Carbon black pigment coating compositions

Patent Citations (1)

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JPH02160662A (ja) * 1988-12-13 1990-06-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 炭素・金属複合材
JPH03252357A (ja) * 1990-02-28 1991-11-11 Nippon Steel Chem Co Ltd 摺動集電用炭素材料の製造方法

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JPH0456787B2 (ja) 1992-09-09

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