JPS6224586A - 集電材料の製造法 - Google Patents

集電材料の製造法

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JPS6224586A
JPS6224586A JP16244885A JP16244885A JPS6224586A JP S6224586 A JPS6224586 A JP S6224586A JP 16244885 A JP16244885 A JP 16244885A JP 16244885 A JP16244885 A JP 16244885A JP S6224586 A JPS6224586 A JP S6224586A
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JP
Japan
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carbon
current collecting
coke powder
weight
parts
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Pending
Application number
JP16244885A
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English (en)
Inventor
太田 幸次郎
茂木 正二
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パンタグラフ用スライダー、トロリーホイル
等の集電材料の製造法に関する。
(従来の技術) 前記集電材料には、鋳造合金、焼結合金、炭素材等があ
り、この中で炭素材は耐アーク性及び自己潤滑性に優れ
、トロリー線、給電レール等の相手材の損耗を小さくで
きる長所を有する一方で。
機械的強度及び自身の耐摩耗性が小さく、電気抵抗が大
きく集電中に発熱し易い欠点を有する。これを改良する
ために、前記炭素材に銅−鉛、バビットその他各種の金
属を含浸したものが提案されている。
(発明の解決しようとする問題点) しかし鉄道車両の漸速化、果電容量の増大等によって集
電材料の使用条件は一層厳しいものとなり、より耐摩耗
性及び集電性の優れたパンタグラフ用スライダーが要求
されているのに対し、未だ上記特性を充分に満足する集
電材料が得られていない実状である。
本発明は、高速、大集電の使用条件においても集電性能
及び耐摩耗性の優れた集電材料の製造法を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は9機械的強度大で自己潤滑性を有し、耐摩
耗性の優れた金属含浸炭素材の製造法について検討を重
ねた結果、炭素材の骨材成分として生コークスを用いる
ことが有効であることを見出し本発明を完成させるに到
った。
本発明は、生コークス粉を含有する炭素骨材と結合材と
を混練した混練物を押出し成形及び焼成し2次いで金属
含浸することを特徴とする集電材料の製造法に関する。
本発明において炭素骨材とはピッチコークス粉。
天燃又は人造の黒鉛粉、カーボンブラック等の揮発分の
少ない炭素粉末に生コークス粉を加えたものである。生
コークスはピッチコークスの仮焼前のものであシ多量の
揮発分を含有しており(本発明では約10重i%のもの
′(ll−使用)、仮焼していないので生コークス粉を
添加した炭素成形体は焼成時の収縮が大キく、炭素粒子
の結合力を大きくする。炭素骨材中の生コークスのfは
10〜40重ffi%が好ましい。少ないと効果がなく
、多すぎると得られる炭素材にキレンが生じ易くなる。
炭素骨材はピッチコークス粉(以下仮焼コークス粉と呼
ぶ)及び生コークス粉を主成分とし、その粒度を仮焼コ
ークス粉が150μm以下及び生コークス粉が43μm
以下にして用いれば所望の性能の集電材料が得られるの
で好ましい。
結合材はピンチ、タールのほかフェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂を使用してもよい。
前記骨材と結合材との混線、押出し成形及び焼成は公知
の方法で行ない、’l−1K制限はない。
焼成後に含浸する金属は導電性及び/又は潤滑性の優れ
たものが好ましく9通常鋼、アンチモン。
バビント、@−鉛混合物等が用いられるがこれらに制限
されるものではない。金属含浸は公知の減圧含&fに加
圧する方法が好ましい。
(実施例) 次に実施例を説明する。
実施例1 石油生コークス(8鉄化学製)を450°Cで加熱して
揮発分を11.5重量係に調整し、衝撃粉砕機で粉砕し
て43μm以下の生コークス粉を、又ピッチコークス(
8鉄化学製;  LPC−A)を粉砕して150μm以
下の仮焼コークス粉を得た。
前記化コークス粉15重量部及び仮焼コークス粉85重
量部をV型混合機で混合した炭素骨材100重量部に対
し、結合材として軟化点80℃のタールピンチ(JIS
K 2439.一般用中ピンチ)12重量部及びコール
タール(JIS K 2439.精製タール1号)8重
量部を加えて150℃で2時間混練した後、混練物をラ
ム型押出成形機を用いて押出し成形し30φX 100
1 (on)の成形体を得た。該成形体を窒素ガス雰囲
気炉において250℃までを毎時30℃、250〜50
0℃を毎時1〜5℃、500〜1000℃を毎時5℃の
速度で昇温し、1000℃で焼成を行なった。得られた
焼成品(炭素材)はカサ密度が1.55 g/c113
゜気孔率が23%であった。この焼成品をオートクレー
ブに入れIQmmHg以下に減圧して1時間保持した後
、700℃のアンチモン溶湯を注入し。
35に9/cm2の圧力で30分間加圧し含浸して集電
材料を得た。
実施例2 実施例1における生コークス粉25重址部及び仮焼コー
クス粉75重量部をV型混合機で混合し。
以下実施例1と同様にして炭素材の焼成品を得た。
この焼成はカサ密度が1.68 g/cm”+気孔率が
18%であった。この焼成品を実施例1と同様に金属含
浸を行なって集電材料を得た。
実施例3 実施例1における生コークス粉20重量部、実施例1に
おけるピンチコークスを105μm以下に粉砕した仮焼
コークス粉72重菫部及び43μmΣ 以下のコークス系人造黒鉛粉8重量部盛■型混合機で混
合して得た炭素骨材に、実施例1におけるタールピッチ
15重量部及びコールタール10重量部を加え、以下実
施例1と同様にして焼成品を得た。この焼成品はカサ密
度が1.63 g 7cm3.気孔率が21チであった
。この焼成品に実施例1と同様にして金属含浸を行ない
集電材料を得た。
比較例1 実施例3における仮焼コークス粉100重量部にタール
ピッチ15重量部及びコールタール10重量部を加え、
以下実施例1と同様にして混線。
押出し成形、焼成及び金属含浸をして集電材料を得た。
尚金属含浸前の焼成品はカサ密度が1.649 /cm
” + 気孔率が21チであった。
比較例2 重量で錫8%、鉄1.2%、ニッケル3チ、黒鉛4%及
び残部が銅の各粉末を混合し、4.5トン/cm2の圧
力で圧縮成形し、厚さ12薗X幅50印×長さ100m
mの成形体とし、これを水素ガス雰囲気で850°Cで
焼結して焼結合金の果′6材料を得た。
上記実施例及び比較例で得た各集電材料から10mm角
×長さ60 mm (比較例2を除き長さは成形時の押
出し方向)の試験片を削り出し、押出し方向の電気比抵
抗及び押出し方向と直角の方向の機械的性質(曲げ強さ
丈ヂ茅ぞ)を測定した。一方厚さ10mmX幅25 m
m X長さ60胴(比較例2を除き長さは成形時の押出
し方向)の試験片を切り出し、摸凝集邂摩耗試験機によ
#)@!銅の相手材に7.5 kgの圧力で押付け、1
00Aの直流電流を通じ毎時601anの速さで摺動試
験を行ない次の式により比摩耗量を求めた。
上記測定結果及び試験結果を第1表に示した。
第  1  表 第1表から比較例2の集電材料は焼結合金であるため比
抵抗は著しく小さいが、摺動試験では相手材の面に慴動
特性を悪化させるアークにょる溶着痕が観察され、この
溶着現象のために比摩耗量が大きい値を示したものと考
えられる。金属含浸炭素集電材料はm着現家は見られず
、比摩耗量は。
実施例のものは比較例1の1/3〜1/8であり。
又比抵抗の値も実施例のものが小さい。
(発明の効果) 本発明によれば、耐摩耗性、耐アーク性に優れた集電材
料が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、生コークス粉を含有する炭素骨材と結合材とを混練
    した混練物を押出し成形及び焼成し、次いで金属含浸す
    ることを特徴とする集電材料の製造法。
JP16244885A 1985-07-23 1985-07-23 集電材料の製造法 Pending JPS6224586A (ja)

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