JPS627113B2 - - Google Patents
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- JPS627113B2 JPS627113B2 JP57057630A JP5763082A JPS627113B2 JP S627113 B2 JPS627113 B2 JP S627113B2 JP 57057630 A JP57057630 A JP 57057630A JP 5763082 A JP5763082 A JP 5763082A JP S627113 B2 JPS627113 B2 JP S627113B2
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- JP
- Japan
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- fan
- spiral
- section
- shaped step
- escalator
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は円筒の周囲を螺旋式に囲いながら昇降
する螺旋型エスカレータに関するものである。
する螺旋型エスカレータに関するものである。
従来より螺旋型エスカレータについては種々の
提案がなされているが、その一つとして例えば特
公昭48−25559のように、螺旋状の乗客輸送部に
おいて円筒中心に対する角速度が一定になるよう
に内外2本のチエーンで扇型ステツプを上昇駆動
し、反転部では上層部にある上部スプロケツトで
踏段を反転させ、乗客輸送部の下方に平行に架設
された帰路部においては、今度は螺旋状に逆行
し、下層部の反転部では下部スプロケツトで反転
させて無端状にステツプ循環経路を構成したもの
が存在する。この提案によると内外2本のチエー
ンを案内するスプロケツトの径の大きさの比を扇
形ステツプの内外周速度の比になるようにし、乗
客輸送部における水平部から傾斜部あるいは傾斜
部から水平部へ移る遷移区間では内外チエーンを
駆動するスプロケツトの一方の半径を変えて扇形
ステツプ内外の角速度が同じになるように工夫さ
れている。
提案がなされているが、その一つとして例えば特
公昭48−25559のように、螺旋状の乗客輸送部に
おいて円筒中心に対する角速度が一定になるよう
に内外2本のチエーンで扇型ステツプを上昇駆動
し、反転部では上層部にある上部スプロケツトで
踏段を反転させ、乗客輸送部の下方に平行に架設
された帰路部においては、今度は螺旋状に逆行
し、下層部の反転部では下部スプロケツトで反転
させて無端状にステツプ循環経路を構成したもの
が存在する。この提案によると内外2本のチエー
ンを案内するスプロケツトの径の大きさの比を扇
形ステツプの内外周速度の比になるようにし、乗
客輸送部における水平部から傾斜部あるいは傾斜
部から水平部へ移る遷移区間では内外チエーンを
駆動するスプロケツトの一方の半径を変えて扇形
ステツプ内外の角速度が同じになるように工夫さ
れている。
しかし、この従来装置では扇形ステツプ内外の
角速度を常に等しく保つために複雑な構成になつ
てしまう欠点がある。
角速度を常に等しく保つために複雑な構成になつ
てしまう欠点がある。
本発明はこの点に鑑みなされたもので簡単な構
成により狭い空間を有効に利用できる螺旋型エス
カレータを提供することを目的とする。
成により狭い空間を有効に利用できる螺旋型エス
カレータを提供することを目的とする。
以下、図面を用いて本発明装置の一実施例につ
いて説明する。第1図は本発明の螺旋型エスカレ
ータ全体の側面図、第2図は第1図の平面図、第
3図は第1図におけるステツプを示す斜視図、第
4図は第1図の円筒1の中心Oより見た展開図の
一部、第5図は第2図の一部を拡大した拡大図、
第6図はエスカレータの中心線13とステツプの
ローラーとの関係を示す図、第7図は第4図にお
ける1−1線断面図である。
いて説明する。第1図は本発明の螺旋型エスカレ
ータ全体の側面図、第2図は第1図の平面図、第
3図は第1図におけるステツプを示す斜視図、第
4図は第1図の円筒1の中心Oより見た展開図の
一部、第5図は第2図の一部を拡大した拡大図、
第6図はエスカレータの中心線13とステツプの
ローラーとの関係を示す図、第7図は第4図にお
ける1−1線断面図である。
第1図において、14はエスカレータの下方の
床、15はエスカレータの上方の床であり、この
間に本発明の螺旋型エスカレータの重量及びエス
カレータ駆動装置より加わる機械的な力を支持す
るにたる強度を有する内側円筒1が取付けてあ
る。前記床14と15との間の高さ即ち建築の高
さをHで示す。2はエスカレータのステツプで、
本発明の螺旋型エスカレータの中心線13を通る
2本の半径方向直線と、この中心線13を中心と
する2個の同心円で囲まれた扇形の踏板を有して
おり第3図〜第5図及び第7図に示す1本の駆動
チエーン18により支持され且つ移動されるよう
になつている。4は内側手摺、3は外側手摺であ
り、円筒1の周囲をステツプ2と同一角速度で運
動するようになつている。
床、15はエスカレータの上方の床であり、この
間に本発明の螺旋型エスカレータの重量及びエス
カレータ駆動装置より加わる機械的な力を支持す
るにたる強度を有する内側円筒1が取付けてあ
る。前記床14と15との間の高さ即ち建築の高
さをHで示す。2はエスカレータのステツプで、
本発明の螺旋型エスカレータの中心線13を通る
2本の半径方向直線と、この中心線13を中心と
する2個の同心円で囲まれた扇形の踏板を有して
おり第3図〜第5図及び第7図に示す1本の駆動
チエーン18により支持され且つ移動されるよう
になつている。4は内側手摺、3は外側手摺であ
り、円筒1の周囲をステツプ2と同一角速度で運
動するようになつている。
今ステツプ2、手摺3,4が第2図で時計方向
に回転すればこのエスカレータは上昇用となり、
反時計方向に回転すれば下降用となる。
に回転すればこのエスカレータは上昇用となり、
反時計方向に回転すれば下降用となる。
以下の説明ではエスカレータが時計方向に回転
するものとする。
するものとする。
5は床板で床板6と勝手違いの平面形をもつて
いて、図示はしていないが、案内板7と勝手違い
の案内板もついている。乗客は床板5の上からエ
スカレータの水平運動部のステツプ2に乗る。ス
テツプ2の移動に従つて上昇してHだけ上がつた
ところで16線部に達して、17線部まで水平部を通
過して上方の床板6に進んでエスカレータを降
り、上方の床15に到着する。案内板7は乗客を
床15上に導くものであり、且つこの下方のステ
ツプは遥かに低いのでその上に落下するのを防止
するためのものである。
いて、図示はしていないが、案内板7と勝手違い
の案内板もついている。乗客は床板5の上からエ
スカレータの水平運動部のステツプ2に乗る。ス
テツプ2の移動に従つて上昇してHだけ上がつた
ところで16線部に達して、17線部まで水平部を通
過して上方の床板6に進んでエスカレータを降
り、上方の床15に到着する。案内板7は乗客を
床15上に導くものであり、且つこの下方のステ
ツプは遥かに低いのでその上に落下するのを防止
するためのものである。
床板6の下方中央部には第4図、第5図及び第
7図に示すチエーン用スプロケツト19があり、
これにより駆動チエーン18は駆動され且つ180
゜反転して上方から見えるステツプ2の下方をス
テツプ2が下、駆動チエーン18が上の状態とな
つて下がつて行く。下層部の床板5の下方には同
じくチエーン用スプロケツト(図示しない)があ
り、これによりステツプ2が再び180゜反転して
第1図、第2図に示す状態に戻り上昇を始め、前
記の動作を反復する。11は下層部のチエーン用
スプロケツトを収容する空間である。このチエー
ン用スプロケツトは従動形であり、ステツプ2の
駆動チエーン18の移動により回転するものであ
る。これには駆動チエーン18に張力を与えるた
めの緊張装置(図示せず)が取付けてある。2
0,20′はステツプ2の左右両前端にピン20
a,20a′により回動自在に設けられた前輪で、
第6図に示すように前輪20,20′のピン20
a,20a′を結ぶ線Y−Yは中心線13を通る。
21,21′はステツプ2の下方左右両後端にピ
ン21a,21a′により回動自在に設けられた後
輪で、第6図に示すように後輪21,21′のピ
ン21a,21a′を結ぶ線Z−Zは中心線13を
通る。前輪20,20′及び後輪21,21′はそ
れぞれエスカレータの昇降区間に螺旋状に設けら
れたガイドレール22,22′,23,23′上を
走行する。24,24′は前輪20,20′と後輪
21,21′とのほぼ中間部のステツプ2の下方
両端に設けられたローラーピンで、第6図に示す
ようにローラーピン24,24′を結ぶ線X−X
は中心線13を通るとともに連結棒200の中心
200aも通る。25,25′はチエーン用スプ
ロケツト19の軸30と同軸で回転するステツプ
2の反転部分に設けられた案内用スプロケツト
で、ローラーピン24,24′と噛み合い、反転
中のステツプ2を案内する。連結棒200は一端
がローラーピン24,24′を結ぶ線X−X上ス
テツプ2の踏板のほぼ中央部の裏面に直角方向に
取付けられ、他端がピン2bにより駆動チエーン
18の噛み合い部18aに回動自在に結合されて
いる。
7図に示すチエーン用スプロケツト19があり、
これにより駆動チエーン18は駆動され且つ180
゜反転して上方から見えるステツプ2の下方をス
テツプ2が下、駆動チエーン18が上の状態とな
つて下がつて行く。下層部の床板5の下方には同
じくチエーン用スプロケツト(図示しない)があ
り、これによりステツプ2が再び180゜反転して
第1図、第2図に示す状態に戻り上昇を始め、前
記の動作を反復する。11は下層部のチエーン用
スプロケツトを収容する空間である。このチエー
ン用スプロケツトは従動形であり、ステツプ2の
駆動チエーン18の移動により回転するものであ
る。これには駆動チエーン18に張力を与えるた
めの緊張装置(図示せず)が取付けてある。2
0,20′はステツプ2の左右両前端にピン20
a,20a′により回動自在に設けられた前輪で、
第6図に示すように前輪20,20′のピン20
a,20a′を結ぶ線Y−Yは中心線13を通る。
21,21′はステツプ2の下方左右両後端にピ
ン21a,21a′により回動自在に設けられた後
輪で、第6図に示すように後輪21,21′のピ
ン21a,21a′を結ぶ線Z−Zは中心線13を
通る。前輪20,20′及び後輪21,21′はそ
れぞれエスカレータの昇降区間に螺旋状に設けら
れたガイドレール22,22′,23,23′上を
走行する。24,24′は前輪20,20′と後輪
21,21′とのほぼ中間部のステツプ2の下方
両端に設けられたローラーピンで、第6図に示す
ようにローラーピン24,24′を結ぶ線X−X
は中心線13を通るとともに連結棒200の中心
200aも通る。25,25′はチエーン用スプ
ロケツト19の軸30と同軸で回転するステツプ
2の反転部分に設けられた案内用スプロケツト
で、ローラーピン24,24′と噛み合い、反転
中のステツプ2を案内する。連結棒200は一端
がローラーピン24,24′を結ぶ線X−X上ス
テツプ2の踏板のほぼ中央部の裏面に直角方向に
取付けられ、他端がピン2bにより駆動チエーン
18の噛み合い部18aに回動自在に結合されて
いる。
次に本発明の螺旋型エスカレータを駆動する方
法の一例を示す。
法の一例を示す。
今、簡単のために昇り運転状態について説明す
る。まず駆動機26がチエーン27を介してスプ
ロケツト28を駆動することにより、スプロケツ
ト28と同軸のチエーン用スプロケツト19は時
計方向に回転し、それに噛み合う無端状の駆動チ
エーン18が駆動される。駆動チエーン18が駆
動されると、駆動チエーン18には張力が加わり
円筒中心方向に向心力が働くが、これを螺旋状の
ガイドローラ列29により支持案内するため、ス
テツプ2の中心線X−X上にある連結棒200を
介して駆動チエーン18により駆動されるステツ
プ2は、中心線X−Xが常にステツプの回転中心
を通るように(ステツプ2の内外の角速度が等し
い)水平状態を維持しながら案内される。即ち、
ステツプ2の傾斜部を含む乗客輸送部及び帰路部
での左右方向の支持は駆動チエーン18とガイド
ローラ列29によつて行ない、ステツプ2の上下
方向の支持は螺旋状のガイドレール22,2
2′,23,23′の上を前輪20,20′及び後
輪21,21′が各々走行することによつて行な
う。
る。まず駆動機26がチエーン27を介してスプ
ロケツト28を駆動することにより、スプロケツ
ト28と同軸のチエーン用スプロケツト19は時
計方向に回転し、それに噛み合う無端状の駆動チ
エーン18が駆動される。駆動チエーン18が駆
動されると、駆動チエーン18には張力が加わり
円筒中心方向に向心力が働くが、これを螺旋状の
ガイドローラ列29により支持案内するため、ス
テツプ2の中心線X−X上にある連結棒200を
介して駆動チエーン18により駆動されるステツ
プ2は、中心線X−Xが常にステツプの回転中心
を通るように(ステツプ2の内外の角速度が等し
い)水平状態を維持しながら案内される。即ち、
ステツプ2の傾斜部を含む乗客輸送部及び帰路部
での左右方向の支持は駆動チエーン18とガイド
ローラ列29によつて行ない、ステツプ2の上下
方向の支持は螺旋状のガイドレール22,2
2′,23,23′の上を前輪20,20′及び後
輪21,21′が各々走行することによつて行な
う。
反転部ではチエーン用スプロケツト軸30と同
軸で回転する案内用スプロケツト25,25′に
ステツプ2の左右両端に設けられたローラーピン
24,24′が噛み合い、反転中のステツプ2を
案内する。反転部では前輪20,20′及び後輪
21,21′はガイドレール22,22′,23,
23′で支持案内せず自由な状態になつている。
このため傾斜部ではステツプ内外の周速度比は円
筒半径比であるが、反転部では内外の周速度比は
同一となる。案内用スプロケツト25,25′と
ローラーピン24,24′との係合によりステツ
プ2は円筒の接線方向に反転し、乗客輸送部の下
方に平行に架設された螺旋状の帰路部を駆動チエ
ーン18により螺旋形状で逆行して無端状のステ
ツプ循環経路を昇降駆動され、これを繰り返す。
軸で回転する案内用スプロケツト25,25′に
ステツプ2の左右両端に設けられたローラーピン
24,24′が噛み合い、反転中のステツプ2を
案内する。反転部では前輪20,20′及び後輪
21,21′はガイドレール22,22′,23,
23′で支持案内せず自由な状態になつている。
このため傾斜部ではステツプ内外の周速度比は円
筒半径比であるが、反転部では内外の周速度比は
同一となる。案内用スプロケツト25,25′と
ローラーピン24,24′との係合によりステツ
プ2は円筒の接線方向に反転し、乗客輸送部の下
方に平行に架設された螺旋状の帰路部を駆動チエ
ーン18により螺旋形状で逆行して無端状のステ
ツプ循環経路を昇降駆動され、これを繰り返す。
以上述べたように、本発明によれば両端に設け
られたローラーピンを結ぶ線上、ステツプの中央
を1本のチエーンで駆動し、乗客輸送部及び帰路
部ではステツプの両端を前輪及び後輪を介して螺
旋状のガイドレールで案内するとともに、反転部
ではステツプの両端に設けられたローラーピンと
案内用スプロケツトとの係合により垂直方向に回
転を行なうため、極めて円滑に運転ができるだけ
でなく、装置構成が非常に簡単な従来にない螺旋
型エスカレータを得ることができる。
られたローラーピンを結ぶ線上、ステツプの中央
を1本のチエーンで駆動し、乗客輸送部及び帰路
部ではステツプの両端を前輪及び後輪を介して螺
旋状のガイドレールで案内するとともに、反転部
ではステツプの両端に設けられたローラーピンと
案内用スプロケツトとの係合により垂直方向に回
転を行なうため、極めて円滑に運転ができるだけ
でなく、装置構成が非常に簡単な従来にない螺旋
型エスカレータを得ることができる。
さらに本発明には次に述べるような効果があ
る。第8図はこの効果を説明するための説明図
で、図中19は上層部のチエーン用スプロケツ
ト、19′は下層部のチエーン用スプロケツト、
Dはチエーン用スプロケツト19,19′の径、
101は下層水平部の上段駆動チエーンの軌跡、
102は下層遷移部の上段駆動チエーンの軌跡、
103は傾斜部の上段駆動チエーンの軌跡、10
4は上層遷移部の上段駆動チエーンの軌跡、10
5は上層水平部の上段駆動チエーンの軌跡、10
6は上層反転部の駆動チエーンの軌跡、107は
上層水平部の下段駆動チエーンの軌跡、108は
上層遷移部の下段駆動チエーンの軌跡、109は
傾斜部の下段駆動チエーンの軌跡、110は下層
遷移部の下段チエーンの軌跡、111は下層水平
部の下段駆動チエーンの軌跡、112は下層反転
部の駆動チエーンの軌跡を示す。
る。第8図はこの効果を説明するための説明図
で、図中19は上層部のチエーン用スプロケツ
ト、19′は下層部のチエーン用スプロケツト、
Dはチエーン用スプロケツト19,19′の径、
101は下層水平部の上段駆動チエーンの軌跡、
102は下層遷移部の上段駆動チエーンの軌跡、
103は傾斜部の上段駆動チエーンの軌跡、10
4は上層遷移部の上段駆動チエーンの軌跡、10
5は上層水平部の上段駆動チエーンの軌跡、10
6は上層反転部の駆動チエーンの軌跡、107は
上層水平部の下段駆動チエーンの軌跡、108は
上層遷移部の下段駆動チエーンの軌跡、109は
傾斜部の下段駆動チエーンの軌跡、110は下層
遷移部の下段チエーンの軌跡、111は下層水平
部の下段駆動チエーンの軌跡、112は下層反転
部の駆動チエーンの軌跡を示す。
本発明による螺旋型エスカレータはステツプの
中央を駆動チエーンで駆動する機構のため、第8
図に示す各駆動チエーンの軌跡101〜105,
107〜111をそれぞれ独立に決めても、ステ
ツプの内外の角速度が常に等しくなるので、上段
駆動チエーンの軌跡103と下段駆動チエーンの
軌跡109との間隔H0をチエーン用スプロケツ
ト19,19′の径Dとは無関係に短くすること
ができる。したがつて、本発明によれば上下段の
ステツプの間隔を小さくできるため、使用空間を
容易に減少でき、かつ上下の駆動チエーンの支持
を共通のブラケツトで支持できるようになるの
で、従来の螺旋型エスカレータよりも大幅に総重
量を軽減することができる。
中央を駆動チエーンで駆動する機構のため、第8
図に示す各駆動チエーンの軌跡101〜105,
107〜111をそれぞれ独立に決めても、ステ
ツプの内外の角速度が常に等しくなるので、上段
駆動チエーンの軌跡103と下段駆動チエーンの
軌跡109との間隔H0をチエーン用スプロケツ
ト19,19′の径Dとは無関係に短くすること
ができる。したがつて、本発明によれば上下段の
ステツプの間隔を小さくできるため、使用空間を
容易に減少でき、かつ上下の駆動チエーンの支持
を共通のブラケツトで支持できるようになるの
で、従来の螺旋型エスカレータよりも大幅に総重
量を軽減することができる。
第1図は本発明の螺旋型エスカレータ全体の側
面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図
におけるステツプを示す斜視図、第4図は第1図
の円筒1の中心Oよりみた展開図の一部、第5図
は第2図の一部を拡大した拡大図、第6図はエス
カレータの中心点13とステツプのローラーとの
関係を示す図、第7図は第4図における1−1線
断面図、第8図は本発明の効果を説明するための
説明図である。 1……円筒、2……扇形ステツプ、13……中
心線、18……駆動チエーン、18a……噛み合
い部、19,19′……チエーン用スプロケツ
ト、20,20′……前輪、21,21′……後
輪、24,24′……ローラーピン、25,2
5′……案内用スプロケツト、29……ガイドロ
ーラ列、200……連結棒。
面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図
におけるステツプを示す斜視図、第4図は第1図
の円筒1の中心Oよりみた展開図の一部、第5図
は第2図の一部を拡大した拡大図、第6図はエス
カレータの中心点13とステツプのローラーとの
関係を示す図、第7図は第4図における1−1線
断面図、第8図は本発明の効果を説明するための
説明図である。 1……円筒、2……扇形ステツプ、13……中
心線、18……駆動チエーン、18a……噛み合
い部、19,19′……チエーン用スプロケツ
ト、20,20′……前輪、21,21′……後
輪、24,24′……ローラーピン、25,2
5′……案内用スプロケツト、29……ガイドロ
ーラ列、200……連結棒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 扇形の踏板を有する扇形ステツプの左右前両
側には回動自在に前輪、左右後両側には回動自在
に後輪が設けられ、前記螺旋型エスカレータの昇
降区間に螺旋状に設けられた第1のガイドレール
と第2のガイドレールに前記前輪及び後輪がそれ
ぞれ支持案内され、螺旋状の乗客輸送部と、該乗
客輸送部の下方に平行に架設された螺旋状の帰路
部と、該乗客輸送部と該帰路部を結ぶ反転部、と
で構成されたステツプ循環経路にそつて、複数の
前記扇形ステツプ群が駆動チエーンにより昇降駆
動されるものにおいて、 前記前輪と前記後輪とのほぼ中間部の前記扇形
ステツプの両端にはローラーピンを設け、該両端
のローラーピンを結ぶ線上の前記扇形ステツプの
前記踏板裏面中央部には、該踏板面に対し直角方
向に延びた長寸物からなる連結棒を設け、前記螺
旋型エスカレータの昇降区間には第3のガイドレ
ールを螺旋状に設け、前記駆動チエーンは前記連
結棒の下端に連結された噛み合い部を有し、垂直
面内で回転するチエーン用スプロケツトと前記噛
み合い部とが噛合して前記第3のガイドレールに
支持案内される如くに構成し、前記反転部では垂
直面内で回転する案内用スプロケツトを設け、前
記ローラーピンと前記案内用スプロケツトとが噛
合する如くに構成したことを特徴とする螺旋型エ
スカレータ。 2 前記両端の前輪及び後輪はそれぞれ前記扇形
ステツプの回転の中心を通る線上に設けたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の螺旋型エ
スカレータ。 3 前記両端のローラーピンと前記連結棒は前記
扇形ステツプの回転の中心を通る線上に設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の螺旋
型エスカレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763082A JPS58177878A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 螺旋型エスカレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763082A JPS58177878A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 螺旋型エスカレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177878A JPS58177878A (ja) | 1983-10-18 |
JPS627113B2 true JPS627113B2 (ja) | 1987-02-16 |
Family
ID=13061206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5763082A Granted JPS58177878A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 螺旋型エスカレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198614U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-17 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825559A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-03 | ||
JPS4912581A (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-04 | ||
JPS4977376A (ja) * | 1972-12-01 | 1974-07-25 |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP5763082A patent/JPS58177878A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825559A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-03 | ||
JPS4912581A (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-04 | ||
JPS4977376A (ja) * | 1972-12-01 | 1974-07-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198614U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177878A (ja) | 1983-10-18 |
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