JPS6270462A - 構造材料用瀝青質防食組成物 - Google Patents

構造材料用瀝青質防食組成物

Info

Publication number
JPS6270462A
JPS6270462A JP21025285A JP21025285A JPS6270462A JP S6270462 A JPS6270462 A JP S6270462A JP 21025285 A JP21025285 A JP 21025285A JP 21025285 A JP21025285 A JP 21025285A JP S6270462 A JPS6270462 A JP S6270462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
epoxy resin
bituminous
composition
stainless steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21025285A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Kuroda
黒田 登志郎
Takeshi Sakurai
桜井 毅
Katsumi Tanaka
勝美 田中
Uichi Miyake
三宅 右一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
JFE Techno Research Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Kawatetsu Techno Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp, Kawatetsu Techno Research Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP21025285A priority Critical patent/JPS6270462A/ja
Publication of JPS6270462A publication Critical patent/JPS6270462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は構造材料用瀝青質防食組成物、特に長期耐久性
が要求される海洋構造物、船舶のバラストタンクおよび
一般のタンクの内面、鋼橋の脚部、箱桁内面等、長期耐
久性のほかに耐摩耗性が要求される下水道管、農業用水
道管、スラリ輸送管、海水導入管等の鋼管の内外面、さ
らに長期耐久性のほかに耐擦傷性および耐衝撃性等が要
求される鋼管杭、鋼管矢板、鋼矢板の防食に使用される
構造材料用瀝青質防食組成物に関するものである。
(従来の技術) 従来から瀝青質防食組成物は水道用鋼管、船舶のバラス
トタンク、海洋鋼構造物等の防食に広く使用されており
、JIS K 5664・1983  タールエポキシ
樹脂塗料(日本規格協会、以下旧S K 5664規格
という) 、JlすWA K 115・1974水道用
クールエポキシ樹脂塗料塗装方法(日本水道協会、以下
Jl’1lll^に115規格という)等の規格が制定
されてい。これはタールエポキシ樹脂の卓越した防食性
による。
しかし、砂、砂利、泥等の固形異物を含んだ水、例えば
下水、農業用水、海水等を自然流下または圧送する場合
には、防食のために鋼管内面に塗布された塗膜はこれら
の固形異物によって激しく摩耗あるいは損傷し、短期間
に防食性が低下する。
また、鋼管、鋼矢板等の外面に塗布されている場合には
、塗膜の強度および硬度が低いため、運搬中および据付
は時における接触による破壊、埋設時の土砂による破損
等が起こり、本来の防食材としての機能を充分に発揮し
得なかった。そこで、塗膜の耐摩耗性、耐衝撃性等を向
上させるためにガラスフレークを配合したタールエポキ
シ樹脂塗料(特開昭56−110763 号公報)が開
発された。
(発明が解決しようとする問題点) かかるガラスフレーク入りクールエポキシ樹脂塗料では
、厚さ2〜3μm、幅数十〜数百μmの′ガラスフレー
クを使用しているが、耐食性を維持、向上させるにはガ
ラスフレークの粒径を大きくする必要がある。しかし、
粒径が大きいとスプレー塗装が不可能であり、コテ塗な
どによるライニングでは施工性が著しく劣る。またスプ
レー塗装可能な粒径のガラスフレークを使用する場合に
は、耐食性が低下するためより摩塗りが必要になる。
塗膜の耐食性を維持しかつ耐摩耗性を向上させるために
数mm以上の膜厚を必要とするガラスフレーク入り瀝青
質防食組成物は形状の複雑な構造物の塗装には不適であ
る。またガラスフレークは硬く、脆いため耐屈曲性が劣
り、また粒径が大きいため一層耐屈曲性が劣るという欠
点がある。
本発明の目的は、過酷な環境条件下においても、従来の
瀝青質防食組成物の欠点である耐摩耗性、耐擦り偏性、
耐衝撃性等が改善され、かつ従来のガラスフレーク人瀝
青質防食組成物の欠点である塗装作業性の悪さ、形状の
複雑な構造物の塗装に対する不適合性、耐屈曲性等が改
善され、さらに□ 耐食性を一層向−1ユさせることが
できる優れた構造材料用瀝青質防食組成物を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、エポキシ樹脂100重量部に対し2、瀝青質
物質50〜500重量部およびステレンス箔50〜50
0重早部を配合してなることを特徴とする構造材料用瀝
青質防食組成物である。
本発明に使用するエポキシ樹脂は、例えばビスフェノー
ルΔのグリンンルエーテル、ビスフェノールFのグリン
ジルエーテノペダイマー酸のグリンンルエーテル、ビス
フェノールΔアルキレンオキントのクリシジルエーテル
およびそのアルカノールアミン変性物、高分子ポリオー
ル等である。
一般にはビスフェノールΔのグリンジルエーデル型およ
びそのアルカノールアミン変性物、高分子ポリオールが
使用される。
本発明に使用する瀝青質物質はコールクール、コールタ
ールピッチ、膨潤炭、アスファルトおよびギルツナイト
等あるいはこれらの混合物であり、通常の瀝青質エポキ
シ防食組成物に使用されるものである。その使用量はエ
ポキシ樹脂100重量部に対して50〜500重量部、
好ましくは100〜400重量部である。瀝青質物質が
50重里部より少ないと良好な耐水性が得られず、50
0重量部より多いとエポキシ樹脂の特性が失われる。
本発明に使用するステンレス箔は犀さ0.1〜0.5 
μm程度、粒度200メツシユ以下、アスペクト比(箔
の平均値径/箔の平均厚さ)lO以」−1好ましくは5
0以上のものである。耐食性、耐薬品性、耐水性等に重
要な意味を持つアスペクト比が10未満であると、ラビ
リンス(迷路)効果が小さく、耐食性、耐薬品性、耐水
性等の向上が少ない。また、本発明に使用するステンレ
ス箔の鋼種は、耐食性、耐候性、耐薬品性、摩耗性等に
優れているものであれば特に限定されるものではなく、
JISG4301.4302等に規定されているステン
レス鋼から適宜選択すればよく、これらの鋼種の1種な
いし数種を組み合わせて使用することができる。その使
用量はエポキシ樹脂100重量部に対し50〜500重
量部、好ましくは100〜400重量部である。ステン
レス箔が50重量部より少ないと耐食性、耐摩耗性、耐
衝撃性等の向上が認められず、500重量部より多いと
樹脂量不足のため塗膜が形成されない。
ステンレス箔は、これを瀝青質防食組成物に混入するだ
けで、該組成物の耐摩耗性、耐衝撃性、耐擦傷性等を向
上させる。しかし、耐食性を一層向上させるには、分子
中に2個以上の異なる反応基を有し、その中の1つがス
テンレス鋼と化学的に結合する反応基であり、かつ他の
1つが有機質であるビヒクルと化学結合する反応基を有
する物質、例えばンランカップリング剤等で前もってス
テンレス箔を処理するか、あるいはかかる物質を防食組
成物中に配合するのが好ましい。
本発明組成物には、所要に応じて充填剤、探度性付与剤
、沈澱防止剤および溶剤等のような従来の瀝青質防食組
成物に使用される添加剤を添加することができる。充填
剤としては、タンク、硫酸バリウl、等の体質顔料、弁
柄、カーボンブラック等の着色顔料、その他屋塗り性を
保持するだめの物質等があり、揺変性付与剤としては有
機ベントナイト、高分散性無水けい酸等があり、沈澱防
止剤としては金属石鹸、水添ヒマン油、エチレンオキシ
ド重合体を主成分とする合成ワックス等があり、溶剤と
してはトルエン、キシレン等の炭化水素類、イソプロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール等のアルコール類
、メチルエチルケトン(MHK) 、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のニスデル類、エチルセロソルブ ルダ等がある。これらの添加剤は従来の瀝青質防食組成
物に使用されるものであれば、なんら制限を受けるもの
ではない。
〈作 用) 本発明組成物を塗布するに当たっては、エポキシ樹脂成
分を硬化させるために硬化剤を添加する。
硬化剤としては変性脂肪族ポリアミン、変性芳香族ポリ
アミン、これらのアミンのアダクト、ポリアミドおよび
このアダクトとよびイソンアネート等のような一般にエ
ポキシ樹脂の硬化剤として使用されているものでよい。
本発明組成物を鋼板、鋼管、鋼矢板等の構造材料に塗布
する場合には、0.05〜5.0mm、好ましくは0.
2〜1,Ommの膜7になるように塗布する。膜1vが
0.05mm以下であると過酷な使用条件丁では不充分
で、また5mm以」二の膜厚は必要でなく、経済的でな
い。上述の構造材料に、予め下塗り塗料としてクールエ
ポキシ塗料、有機系または無機系の亜鉛リッチ塗料、あ
るいはエポキシ系またはウレタン系の下塗り塗料等を塗
布し、次いて一L塗り塗料として本発明組成物を塗布す
ることもできる。
下塗り塗料の有無およびその膜厚については、従来の構
造材料の防食塗装仕様に準拠すればよい。
(実施例) 次に本発明を実施例および比較例について説明する。こ
れらの実施例および比較例における瀝青質防食組成物お
よび硬化剤組成物の配合〈重量%)を第1表に示す。エ
ポキシ樹脂としては大ロ本インキ化学工業■製のエピク
ロンH−201−60−BT  ( 商品名)を使用し
、ステンレス箔としては平均厚さ0、3 μ山1粒度3
25 メッンユアンダー、平均アスペクト比100のも
のを使用し、硬化剤としては住友バイエル0駒製のディ
スモジュール1、(商品名)を使用した。また、揺変性
付与剤としては高分散性無水けい酸く商品名:アエロジ
ル)を使用し、沈降防止剤としては橋本化成■製のディ
スパロンを使用し、溶剤としてはトルエン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンを使用した。瀝青質
防食組成物および硬化剤組成物はそれぞれ常法によって
製造した。次いで、これらの両組代物を常法により混合
し、直ちにミガキ鋼板に乾燥膜厚が300〜350 μ
mになるように塗布した。塗布後恒温恒湿室り20℃、
相対湿度75%)中で7日間乾燥し、次いで下記の試験
を行った。
摩耗試験として、落砂摩耗試験(塗膜重量減)(AST
M D−968−1に準拠、#50スチールグリッド:
100 kg) 、プラストマンン摩耗試験(塗膜重量
減)(#50スチールグリッドを空気圧3 kg / 
ctd G、スプレー距離45cmで10秒間ブラスト
)およびドラl、回転式湿式摩耗試験(膜厚1a)(室
温、50時間、水道水’ 4 L #50スチールグ!
J ット:10 kg, トラム回転速度+30m/分
)を行い、衝撃試験として直接衝撃試験および間接衝撃
試験(合格基準:3cn(以下の剥離がないこと)  
(、IWWA K115に準拠)並びにガードナ一式衝
撃試験(60+n−1h) (AWIIiAC210に
準拠)を行い、さらに耐屈曲性試験(10 mmφの棒
の回りに沿った折り曲げ)  (JIS K5664に
準拠)を行い、耐食性試験として塩水噴霧試験(2, 
000時間、4, 000時間) (JIS 7237
H:l拠)を行ツタ。
これらの試験結果を第2表に示す。
(発明の効果) 第2表の試験結果から分かるように、ステンレス箔を含
有する本発明の瀝青質防食組成物は、従来の瀝青質防食
組成物あるいはガラスフレーク人瀝行質防食組成物と比
較して、耐摩耗性、耐衝撃性、耐屈曲性および耐食性が
著しく向−1ニしている。
第1表 配合(重量%) 第2表 試験結果

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エポキシ樹脂100重量部に対し、瀝青質物質50
    〜500重量部およびステンレス箔50〜500重量部
    を配合してなることを特徴とする構造材料用瀝青質防食
    組成物。
JP21025285A 1985-09-25 1985-09-25 構造材料用瀝青質防食組成物 Pending JPS6270462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21025285A JPS6270462A (ja) 1985-09-25 1985-09-25 構造材料用瀝青質防食組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21025285A JPS6270462A (ja) 1985-09-25 1985-09-25 構造材料用瀝青質防食組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6270462A true JPS6270462A (ja) 1987-03-31

Family

ID=16586299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21025285A Pending JPS6270462A (ja) 1985-09-25 1985-09-25 構造材料用瀝青質防食組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6270462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105950017A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 汎宇化学(昆山)有限公司 特种集装箱底部防锈沥青漆
CN109809742A (zh) * 2019-01-04 2019-05-28 武汉市市政建设集团有限公司 一种冷拌彩色沥青混合料及其制备方法和应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105950017A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 汎宇化学(昆山)有限公司 特种集装箱底部防锈沥青漆
CN109809742A (zh) * 2019-01-04 2019-05-28 武汉市市政建设集团有限公司 一种冷拌彩色沥青混合料及其制备方法和应用
CN109809742B (zh) * 2019-01-04 2021-08-10 武汉市市政建设集团有限公司 一种冷拌彩色沥青混合料及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6045873A (en) One-pack epoxy resin composition, one-pack corrosion resistant paint composition, and coating method using said compositions
CN101643615B (zh) 聚苯胺改性玻璃鳞片环氧重防腐涂料及其制备方法
JP4979581B2 (ja) 亜鉛めっき処理が施された鋼構造物の防食塗装方法
JP6242318B2 (ja) Snイオンを利用した弱溶剤形高耐食性塗料組成物
US4728544A (en) Method for coating steel structures in water
CN114686070A (zh) 一种水性环氧富锌底漆及其制备方法
JP2009197106A (ja) エポキシ樹脂塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物品
JP5993799B2 (ja) Snイオンを利用した高耐食性塗料組成物
NZ203795A (en) Two component aluminium dust-containing coating
KR101314011B1 (ko) 선박용 방식 도료 조성물
JP2006348109A (ja) 塗料組成物
JPS63119880A (ja) 錆面の塗装方法ならびに塗装体
US3408318A (en) Sacrificial zinc coating compositions
JP2505301B2 (ja) 重防食被覆鋼材
JPS6270462A (ja) 構造材料用瀝青質防食組成物
CN101643322B (zh) 聚苯胺改性玻璃鳞片乙烯基酯重防腐涂料及其制备方法
RU2613985C1 (ru) Грунт-эмаль для защитного противокоррозионного эпоксидного покрытия с толщиной защитного слоя до 500 мкм, способ формирования защитного противокоррозионного эпоксидного покрытия и изделие с защитным противокоррозионным эпоксидным покрытием
KR100630439B1 (ko) 수중경화용 2액형 에폭시 도료의 조성물 및 이의 제조방법
CN111849351A (zh) 一种复合材料及其制备方法、耐磨防腐涂层和应用
JPH11310735A (ja) エポキシ樹脂防食塗料組成物
JPS61110545A (ja) 防錆塗装鋼材
JPS6078672A (ja) 錆層を有する金属表面の防食塗装方法
JPS592543B2 (ja) 鋼構造物の防食方法
JPS6123943B2 (ja)
RU2122559C1 (ru) Способ получения противокоррозионной композиции