JPS6270461A - すべり止めニス及びすべり止め加工方法 - Google Patents

すべり止めニス及びすべり止め加工方法

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JPS6270461A
JPS6270461A JP21127885A JP21127885A JPS6270461A JP S6270461 A JPS6270461 A JP S6270461A JP 21127885 A JP21127885 A JP 21127885A JP 21127885 A JP21127885 A JP 21127885A JP S6270461 A JPS6270461 A JP S6270461A
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正章 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、段ボール、カートン等の紙器及び揮々の紙袋
に塗工して荷くずれを防止するためのすべり止めニス及
びすべり止め加工方法に関する。
〈従来技術〉 農産物、水産物その他の種々の食料品、各棟工業製品等
は、段ボール、カートン等の紙器あるいは種々の紙袋で
もって包装きれ、輸送されている。
近年、各種包装ラインの自動化、輸送ラインのパレット
止環物流の効率化が進み、段ボールケース等のすべりに
よる荷くずれが大きな問題となって来ている。パレット
積みされた段ボールケース等の荷くずれは、バンディン
グ処理やンユリンク処理によって防止することがiJ能
であるが、コスト高Kfねき、低コストで安全性の高い
すべり防止が望まれている。
従来これら紙器・紙袋のすべり防止のためには、以下説
明するようなすべり止めニスが使用され、例えば段ボー
ルケースの積層面となる天面及び/又は地面に塗工され
用いられていた。
これらすべり止めニス吉しては、粘着タイプ(紙器等表
面に塗工後の乾燥状態においても粘着性を保持しており
、この粘着力でもってすべり防止効果を発揮するもの)
及び、非粘着タイプ、(紙器等の表面に塗工した後、必
要に応じて加熱発泡等適当な処理を行うことによって表
面に微細な凹凸面を形成せしめ、この凹凸が物理的にか
み合って摩擦係数が向上しすべり防止を行うもの)が一
般的に使用されていた。
前者の粘着タイプのすべり止めニスとしては、粘着性を
有するアクリル共電量体エマルジョンがもっばら用いら
れ、適当なコーティング手段で塗工されていた。またエ
チレン/酢酸ビニル共重合体の固型樹脂も用いられ、特
別なホットメルトコーディング装置でもって加熱溶融に
より塗工されていプこ。
一方、後者の非粘着タイプとしては、水性インキ、水性
塗料等の樹脂バインダー中に無水り一イ酸等の微細粒子
あるいは加熱によって発泡するような発泡剤を混合分散
せしめたものが用いられ、適当なコ=ティング手段で塗
工後、固着した前記微細粒子あるいは加熱により体積膨
張した発泡剤粒子でもって、凹凸面が形成されていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前述の粘着タイプは、乾燥後の塗工面が
粘着性を有するため、ブロッキングが牛じ、紙器等の表
面を損傷せしめたり、あるいは輸送中等にゴミ、ホコリ
などが付着して汚すなど、容器の商品価値を著しく低下
させるものであった。
また、ブロッキング現象そのものの程度が低く、紙むけ
などによる紙器表面の損傷が生じない場合においても、
すべり止め加工を行った紙器同志の分離においてハク離
強度を有する場合には、以下のような問題が生じた。
すなわち、紙器、紙袋等のすべり止め加工は、通常段ボ
ールメーカー等で行なわれ、適当な数量ごと結束されて
、ユーザーに輸送きれ、該ユーザーでは、自動包装装置
でもって種々の包装が行なわれるものである。それがゆ
え、結束された紙器等がハク離強度を有する場合は、自
動包装ラインに流す工程で1個づつ自動的に分離するこ
とが困難となり、自動包装が出来ないという大きな問題
を生ずる結果となるもので、このような問題の生じない
すべり止めニスが要望されている。
またアクリル共重合体エマルジョンの場合は、ブロッキ
ングの発生を防止しようとすればすべり防止効果が低い
という問題点を有し、また固型樹脂の場合は、加熱溶融
して塗工する特別な装置を必要とするため、紙器・紙袋
の印刷機をそのまま使用出来ず、作業効率の低下という
問題を有するものであった。
寸だ、後者の非粘着タイプの場合、最初のすべり防止効
果はある程度期待出来るが、積み換え作業がくり返えさ
れるとすべり防止効果が極端に低下するものであり、す
べり防止の持続性に欠けるもので、実用上十分なもので
はなかった。
また微細粒子又は発泡剤の分散物を用いる関係上、印刷
又は塗工工程で、彫刻シリンダー等の目づまりあるいは
ドクターブレードの損傷を憎める結果と々り好ましいも
のではなかった。また、紙器表面に分散した微細粒子等
を均一に塗工することがむずかしいもので、すべり防止
効果の均一性に欠くものでもあった。
更に、発泡剤を使用する場合は、加熱発泡するだめの工
程が必要となり、作業効率面でも問題をMするものであ
った。
本発明は、従来のすべり止めニスの上記問題を解決する
ことを目的としたもので、すぐれたすべり止め効果を■
するニス並びにそれを用いたすべり止め加工方法を提供
しようとするものである。
く問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、粘着性KWする特定のエチレン/酢
酸ビニル共重合体エマルジョント、非粘着性のアルカリ
可溶型水性樹脂との特定割合からなる混合物から主とし
て構成されるすべり止めニスを提供しようとするもので
ある。また更に本発明は、上記すべり止めニスを塗工す
るにあたり、紙器・紙袋等の印刷機トで、特定の図柄よ
りなる印刷版を用いてすべり止め被覆を行うすべり止め
加工方法を提供しようさするものである。
本発明に係るすべり1トめニスにおいて使用するエチレ
ン/酢酸ビニル共重合体エマルジョン(以下単にEVA
エマルジョンという)としては、紙器等に塗工後の乾燥
状態においても粘着性を付与する性状を必要とし、かつ
、後記するアルカリ可溶型水性樹脂と相溶性を有するも
ので々ければならない。
このような目的に適用出来るEVAエマルジョンとして
は、エチレン含有量10〜40重量%、粘度が300〜
4,000センチポイズで、常温で造膜するものが使用
出来る。
エチレンの含有量が10%より少ない場合は、すべり防
止効果が十分でなく、40%を越える吉ブロッキングが
発生するなど同様問題の生じるものである。
また、エマルジョンの粘度ば上記範囲外である場合は、
印刷適性が十分でなく、また常温で造膜しないものは、
特別な加熱装置を必要きし、作業工程上好ましいもので
はない。
これらの性状を■するEVAエマルジョンの具体測点し
ては、スミカフレックス400.401.450.61
0.460(住友化学工業社製)、ポリゾールEVA 
 P−20、P−3(昭和爾分子社製)、デンカEVA
テックス≠20、≠60(電気化学工業社製)等が例示
出来る。これらエマルジョンは、固形分35〜60の範
囲のものである。
また、−上記EVAエマルジョンと混合使用し、ブロッ
キング性の減少及び印刷適性を付4するためのアルカリ
可溶型水性樹脂としては、スチレン/マレイン酸共重合
体、スチレン/アクリル共重合体、ロヅン変性マレイン
酸樹脂、アクリル樹脂、マレイン酸樹脂等が例示され、
単独又は2種以上を併用して使用するこ吉が出来る。
これらアルカリ町溶型水性樹脂古しては、分子量が5,
000〜60,000の範囲で、酸化が80〜300の
範囲のものが好ましいものである。分子量が5,000
以下では、ブロッキング防止効果が低く、40. OO
0以上では、溶解性が劣り、印刷適性に問題を生じるも
のである。また、酸価力80以下では、水溶化が困難と
なり、逆に300以上では、耐水性、あるいは、耐水す
べり防止効果において劣る結果となるものである。
これらアルカリ可溶型水性樹脂は、アンモニア、トリエ
タノールアミン等のアミン、モルホリン、苛性ソーダー
等のアルカリ、必要に応じて水混和性溶剤の存在下で固
形分5〜40%の水溶液きなし、前記EVAエマルジョ
ンと混合されるものであるが、塗工被膜の耐水性の面か
ら、アンモニア等の揮発性アルカリが好ましいものであ
る。
本発明の目的さするすべり止めニスを製造する場合は、
前記EVAエマルジョン50〜85重量%(固形分50
%として換算)に対し、上記アルカリ町溶性樹脂の水溶
液15〜50重情%(固形分25%として物質)の範囲
で混合されるものである。
前記エマルジョンが50%以下である場合は、すべり防
止効果が十分得られず、85%以上の場合は、ブロッキ
ングの問題が生じ、印刷適性も十分ではない。特に、紙
器等の印刷機上で、印刷点同時に、かつ、未乾燥の印刷
インキ面上に塗工する場合には、上記樹脂の水溶液が、
所定量混合されていることが必要で、少ない場合は、印
刷インキへの重ね刷り適性が十分でなく、接着性不良あ
るいはすべり止めニスの着色等の問題が生じるものであ
る。
本発明に係るすべり止めニスは、前記2つの成分を主た
る成分とするものであるが、必要に応じ、消泡剤、粘度
調整、あるいは乾燥性の調整のための水あるいは水混和
性溶剤、印刷適性向上のための流動性調整剤(例えば、
体質顔料等)等を添加することが出来るものである。
本発明に係るすべり止めニスの塗工に関しては、製函後
あるいは製袋後にローラーコーティングあるいはスプレ
ー等の手段で行うことも可能であるが、作業の効率化の
面から紙器、紙袋の印刷工程内で行うことが好ましいも
のである。
具体的には、印刷機の余った最終印刷ユニットあるいは
、必要に応じ追加した印刷ユニットでもって紙器等の印
刷と同時にすべり止めニスの塗工を行うことが出来る。
すべり止めニスの塗工量としては、紙器等の形状、犬ぎ
さによっても異なるか積み重ねられる天面及び/又は地
面に相当する部分のIn2当り、3〜10gにス量とし
て)の範囲が好ましい。塗布量が少ないとすべり防止効
果が十分でなく、多い場合はブロッキングの発生につ々
がるものである。
紙器等へのすべり止めニスの塗工は、被塗工面に対して
ベタ刷りで行うことが一般的であり、すべり防止効果塩
向上させんかだ≧会塗工量を多くすることが必要である
。しかし、ベタ刷りの場合、ブロッキングという問題が
発生するため、おのずと塗布量を少なくせざるを得ない
もので、すべり防止効果も制限される結果となるもので
ある。
このような塗工上の問題を解決するため、本発明の第2
の目的は、以下のようなすべり止め加工方法を提供する
ことにある。
すなわち、本発明は、前述構成よりなるすべり止めニス
を、線数が15〜40線/インチ、網点15〜45%か
らなる網版印刷でもって印刷し、すべり止め被覆を行う
すべり止め加工方法を提供するものである。
使用する印刷版の線数並ひに網点%が上記範囲より少な
い場合は、すべり防止効果が不十分となり、逆に、大き
い場合は、ベタ刷りと同様な傾向を示すものである。上
記範囲内の印刷版を用いてすべり止めニスを塗工した場
合は、ニスの粘着性に力が高い場合でも、ブロッキング
の発生は防出出来るものであり、ブロッキング防止とす
べり止め効果を同時に満足さでることが出来る加工方法
として極めて有効な手段である。又従来ブロッキングが
発生して使用できなかった粘着タイプのすべり止めニス
も、網点印刷でもって塗工するこ吉によってブロッキン
グが防止できるものである。
〈作用〉 以上説明したように、本発明に係るすべり止めニスは、
粘着性を有するEVAエマルジョンと非粘着性でかつ硬
い皮膜を形成するアルカリ可溶型水性樹脂との特定割合
での混合物を使用するこみにより、ホコリ等の付着並び
にブロッキングの防止をしながらすぐれたすべり防止効
果が得られるものである。すなわち、非粘着性樹脂の比
較的硬い皮膜が、接触感覚上のタックを少なくし、ホコ
リ付着やブロッキングを防止する働きをするものと考え
られ、紙器等が積み重ねられ、荷重がががり、接触面同
志が密着状態となった時には、粘着性樹脂のタックが働
き、すぐれたすべり防止効果が発揮されるものと考えら
れる。
また、本発明に係る加工方法においては、荷重がかかり
、接触面同志が密着したとしても、すべり止めニスの塗
工が網状であるがゆえ、極部的な密着状態が形成される
だけであるため、粘着樹脂のタックが強く働いたとして
もブロッキングを発生することなく分離するこ吉が可能
であるものと言える。
従って、この加工方法に従えば、すべり止めニスの粘着
性の高い状態(EVAエマルジョンノ混合割合を多くし
た状態)においてもブロッキングの発生は防止出来、か
つ、粘着性による高度なすべり防止が可能となるもので
ある。
以下、実施例でもって本発明をより具体的に説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。
〈実施例〉 実施例1〜7及び比較例1〜3 表−1に記載配合に従い、それぞれのEVAエマルジョ
ン及びアルカIJ −]’溶型水性樹脂の水溶液等を通
常の混合装置でもって混合し、ニス1〜7及び比較ニス
1〜3を調整する。なお表中の数字は重量部を示す。
(15″。
比 較 例 4.(微細粒子を分散した非粘着タイプ) 二酸化ケイ素、サイロイド(富士デビソン社製)10重
量部、表−1中の水溶液−1,65重量部、水25重量
部及び消泡剤1重量部を混合し、同様にして比較ニス4
を調整する。
比 較 例 5.(発泡剤を分散した非粘着タイプ)発
泡剤、マイクロスフェアF−30(松本油脂社製)25
重量部、表−1中の水溶液−1,60重量部、水、5重
量部及び消泡剤1部を混合し、同様にして比較ニス5を
調整する。
比 較 例 6.(アクリル共重合体エマルジョンから
なる粘着タイプニス) 粘着性を有するアクリル共重合体エマルジョン、モビニ
ール930、(ヘキスト合成社製)90重量部、表−1
甲の水溶液10重量部、消泡剤1重量部を混合し、同様
にして比較ニス6を調整する。
塗工評価試験1゜ 実施例1〜7及び比較例1〜6で得たニス1〜7及び比
較ニス1〜6をバーコーターでもって段r]6) ボールライナー表面にベタ状に塗布間約4jj/m2に
なるよう塗工し、20℃、湿度60%で1日調湿し、T
APPIに規定されている傾斜法試験に基づきすべり角
度を測定した。またブロッキングについては、高温多湿
(40℃、湿度90%)で同様に調湿し、ブランク対ニ
ス加工面を重ね合せ荷重5に、9/25Cm2をかけ評
価した。力お、ニスを全く塗工しないライナーのすべり
角度はブランクとして同様評価した。
また実施例1.4.5及び比較例4.5で得たニス1.
4.5及び比較ニス4.5を塗布した段ボールライナー
のニス加工面同志を合せて、5回つづけてすべり角度を
測定し、すべり止め効果の持続性を評価した。
結果は、表−2に示す。
(18つ 表−2の結果のとおり、実施例1〜7のニスは、十分な
すべり角度を有するものであることがわかる。(一般的
に荷くずれ防止のためには、ニス加工面/ニス加工面同
志の場合で35°以上必要と言われている)。しかし、
ベタ刷りの場合、塗布量を多くするとブロッキングの発
生につながるものである。一方比較例1〜3で示すよう
にEVAエマルジョンの混合割合が範囲より多い場合は
、ブロッキングが発生し、逆に少ない場合はすべり角度
が十分でない。また比較例4においては、すべり角度が
不十分であり、比較例5においては、すべり角度はほぼ
満足するが特別な加熱発泡のための装置を必要とし、比
較例6の場合は、耐ブロッキング性において十分でない
ことがわかる。
また、すべり防止効果の持続性については、実施例1.
4.5に比べ、比較例4.5の方が低下することがわか
る。
塗工評価試験2゜ 実施例1.4.6及び比較例2.4.5.6で得たニス
1.4.6及び比較ニス2.4.5.6を用い、段ボー
ル印刷と同時にすべり止め7+DIのためのニス印刷を
行った。段ボール印刷機として、三菱ラングストン社製
の3色機を用い、1色及び2色目の印刷ユニットは、水
性フレキ1インキでの印刷に、3色目のユニットにば、
版胴にベタ版、10線10%網版、20線20%網版、
及び40線、30%の網版からなるゴム凸版を取り付け
、ニスの塗布量力約7 g/m2になるよう調整して印
刷直後の段ボール表面上に3色目の印刷ユニットでもっ
てすべり止め刀ロエを行う。
塗工された段ボールを切り取り、すべり角度にス加工面
対ニス卯工面を測定)並びに耐ブロッキング性にス刀ロ
工面対ニス加工面F’tねる)を塗工評価試験1と同じ
方法で行う一方、ニスの印刷適性、すなわち、印刷イン
キのブリードによるニスの着色の有無について評価した
評価結果は、表−3に示す。
表−3の結果より明らかなように、ニスの塗布量が多い
状態で印刷機により塗工した場合、ベタ版では、すべり
角度が犬きぐ得られるが、逆にブロッキングが生じる結
果となるものであるが、網版の場合は、すべり角度を維
持した状態で、ブロッキングの発生を極端に低下させる
ものであることがわかる。また、ベタ印刷では耐ブロッ
キング性に問題のあった従来の粘着タイプのすべり止め
ニスでも網点印刷を行うことによってブロッキングが防
止できることがわかった。実施例のニスは、印刷適性に
もすぐれるもので、紙器・紙袋の印刷機上で連続してす
べり止め加工を行うことが出来、作業効率の大巾な向上
が可能なものである。網版の線数、網パーセントをケー
スの天面と地面を異ならしめることによって、すべり止
め効果、耐ブロッキング性をコントロールすることも1
8IT能である。
〈発明の効果〉 以上、実施例でもって具体的に示したとおり、本発明に
係るすべり止めニスは、従来のものに比べ、すべり防止
効果、耐ブロッキング性に優れるものであり、紙器、紙
袋の印刷と同時に塗工作業が出来るもので作業性にすぐ
れるものである。
また本発明に係るすべり止め加工方法に従えば、塗布量
の過多により生じるブロッキング発生を著しく防止する
ことが出来るため、粘着タイプのすべり止めニスの最大
の問題であった耐ブロッキング性と、すべり止め効果を
同時に満足させることが可能なすべり止め加工方法であ
ると言える。
特許出願人 株式会社 阪 1)商 合成  理  人
  弁理士   湯  浅  恭  三(外4名)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン含有量10〜40重量%のエチレン/酢
    酸ビニル共重合体エマルジョン50〜85重量部(固形
    分50重量%として換算)と、酸価80〜300)分子
    量5,000〜60,000の範囲にあるアルカリ可溶
    型水性樹脂の水溶液15〜50重量部(固形分25重量
    %として換算)との混合物から主として構成されること
    を特徴とするすべり止めニス。
  2. (2)アルカリ可溶型水性樹脂が、スチレン/マレイン
    酸共重合体、スチレン/アクリル共重合体及びロジン変
    性マレイン酸樹脂から選らばれた特許請求の範囲第1項
    記載のすべり止めニス。
  3. (3)15〜40線/インチ、15〜45%網版を取り
    付けた印刷機でもつて、粘着タイプのすべり止めニスを
    塗工することを特徴とするすべり止め加工方法。
  4. (4)粘着タイプのすべり止めニスが、エチレン含有量
    10〜40重量%のエチレン/酢酸ビニル共重合体エマ
    ルジョン50〜85重量部(固形分50重量%として換
    算)と、酸価80〜300、分子量5,000〜60,
    000の範囲にあるアルカリ可溶型水性樹脂の水溶液1
    5〜50重量部(固形分25重量%として換算)との混
    合物から主として構成される特許請求の範囲第3項に記
    載のすべり止め加工方法。
JP21127885A 1985-09-25 1985-09-25 すべり止めニス及びすべり止め加工方法 Granted JPS6270461A (ja)

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