JPS6270376A - ジスルフイド化合物及び抗腫瘍剤 - Google Patents
ジスルフイド化合物及び抗腫瘍剤Info
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- JPS6270376A JPS6270376A JP21044285A JP21044285A JPS6270376A JP S6270376 A JPS6270376 A JP S6270376A JP 21044285 A JP21044285 A JP 21044285A JP 21044285 A JP21044285 A JP 21044285A JP S6270376 A JPS6270376 A JP S6270376A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
一輩】上の利用外野一
本発明は抗菌活性、抗腫瘍活性を有する新規マイトマイ
シン誘導体および抗腫瘍剤に関する。
シン誘導体および抗腫瘍剤に関する。
従来の技術および問題点
マイトマイシン類は抗菌活性、抗腫瘍活性を有する抗生
物質として一般に知られている。代表的なマイトマイシ
ン類としてはマイトマイシンA。
物質として一般に知られている。代表的なマイトマイシ
ン類としてはマイトマイシンA。
R,C,、t!ルフィロマイシン(以下はメルクインデ
ックス第10版に記載されている。)、マイトマイシン
D、E(以上は特開昭54−122797 )に記載さ
れている。)、マイトマイシンFおよび、■(特開昭5
5−45322に記載されている。)等がある。
ックス第10版に記載されている。)、マイトマイシン
D、E(以上は特開昭54−122797 )に記載さ
れている。)、マイトマイシンFおよび、■(特開昭5
5−45322に記載されている。)等がある。
これらはストレプトマイセス・ケスピトーサスの菌株を
培養することにより得ることができる。
培養することにより得ることができる。
マイトマイシン類は優れた抗腫瘍活性を有するが、一方
では白血球の減少等の副作用も有することから、活性の
増強あるいは毒性の軽減を目的として多数の誘導体が合
成されてきている。
では白血球の減少等の副作用も有することから、活性の
増強あるいは毒性の軽減を目的として多数の誘導体が合
成されてきている。
これらのマイトマイシン誘導体の中で、7位のアミノ基
が修飾されたものとしては7位のアミノ基が修飾された
マイトマイシンCおよびポルフィロマイシンの誘導体が
あり、例えば特開昭56−92288、特開昭57−1
88590 、 J、 Med。
が修飾されたものとしては7位のアミノ基が修飾された
マイトマイシンCおよびポルフィロマイシンの誘導体が
あり、例えば特開昭56−92288、特開昭57−1
88590 、 J、 Med。
Chem、、 24.975〜98N1981)、
JlMed、Chem、。
JlMed、Chem、。
26、16〜20(1983)、 J0Med’、 C
hem、、 26.1453〜1457 (1983)
などにその例が報告されている。また、これらの文献に
は7位のアミノ基が修飾されたマイトマイシン誘導体は
生体#月ごおいても抗腫瘍活性を示すことも記載されて
る。7位のアミン基が修飾されたマイトマイシン誘導体
の中からさらに本発明と関係の深いものを挙げると、7
位の置換基が2−チアゾールアミノ基、2−チェニルメ
チルアミノ基、(4−スルホンアミドフェニル)メチル
アミノ基であるマイトマイシン誘導体く以上は特開昭5
6−92288に記載されている。)、2−メルカプト
エチルアミノ基、2−エチルチオエチルアミノ基、チオ
モルホリノ基、チアゾリジル基、4−メルカプトアニリ
ノ基、2−(4−メチルチアゾリル)アミノ基、2−(
5−メチル−1,3゜4−チアジアゾリル)アミノ基、
4−(2,’1゜3−ベンゾチアジアゾリル)アミン基
であるマイトマイシン誘導体(以上は特開昭57−18
8590に記載されている。)、7位に−NIICH2
CH2SS[:H2C82NII −で表される基を有
するマイトマイシン誘導体、例えば7−N、7′−N’
−ジチオジエチレンシマイトマイシンC,7−N、7′
−N’−ジチオジエチレンシマイトマイシンD等(特開
昭59−104386 )がある。また本特許により関
係の深いものを挙げると7位の置換基がR35(CH2
)2NH−で表されるマイトマイシン誘導体があり、例
えば、Rがアルキル、置換アルキル基である7−N−プ
ロピルジチオエチルマイトマイシンC,7−N−メトキ
シカルボニルメチルジチオエチルマイトマイシンC,’
7−N−(2−(2−ヒドロキシエチルジチオ)エチル
〕マイトマイシンD等(特願昭59−175493>、
Rが置換基を有する芳香環からなる、例えば、’1−
N−[2−(4−アセトアミドフェニルジチオ)エチル
コマイトマイシンC(特開昭59−175493)、
7−N −(2−、(4−フルオロフェニルジチオ)
エチルコマイトマイシンC(特願昭昭59−11242
8 ’) 、 さらにRがチオール基を含むアミノ酸
の残基または、該アミノ酸の残基を含むペプチドで表さ
れる、例えば’1−N−C2−((L−システィン−8
−イル)チオ〕エチル]マイトマイシンD、7−N−[
2−((グリシノ−L−システィン−8−イル)チオ〕
エチル]マイトマイシンC等(特願昭59−11242
8)がある。
hem、、 26.1453〜1457 (1983)
などにその例が報告されている。また、これらの文献に
は7位のアミノ基が修飾されたマイトマイシン誘導体は
生体#月ごおいても抗腫瘍活性を示すことも記載されて
る。7位のアミン基が修飾されたマイトマイシン誘導体
の中からさらに本発明と関係の深いものを挙げると、7
位の置換基が2−チアゾールアミノ基、2−チェニルメ
チルアミノ基、(4−スルホンアミドフェニル)メチル
アミノ基であるマイトマイシン誘導体く以上は特開昭5
6−92288に記載されている。)、2−メルカプト
エチルアミノ基、2−エチルチオエチルアミノ基、チオ
モルホリノ基、チアゾリジル基、4−メルカプトアニリ
ノ基、2−(4−メチルチアゾリル)アミノ基、2−(
5−メチル−1,3゜4−チアジアゾリル)アミノ基、
4−(2,’1゜3−ベンゾチアジアゾリル)アミン基
であるマイトマイシン誘導体(以上は特開昭57−18
8590に記載されている。)、7位に−NIICH2
CH2SS[:H2C82NII −で表される基を有
するマイトマイシン誘導体、例えば7−N、7′−N’
−ジチオジエチレンシマイトマイシンC,7−N、7′
−N’−ジチオジエチレンシマイトマイシンD等(特開
昭59−104386 )がある。また本特許により関
係の深いものを挙げると7位の置換基がR35(CH2
)2NH−で表されるマイトマイシン誘導体があり、例
えば、Rがアルキル、置換アルキル基である7−N−プ
ロピルジチオエチルマイトマイシンC,7−N−メトキ
シカルボニルメチルジチオエチルマイトマイシンC,’
7−N−(2−(2−ヒドロキシエチルジチオ)エチル
〕マイトマイシンD等(特願昭59−175493>、
Rが置換基を有する芳香環からなる、例えば、’1−
N−[2−(4−アセトアミドフェニルジチオ)エチル
コマイトマイシンC(特開昭59−175493)、
7−N −(2−、(4−フルオロフェニルジチオ)
エチルコマイトマイシンC(特願昭昭59−11242
8 ’) 、 さらにRがチオール基を含むアミノ酸
の残基または、該アミノ酸の残基を含むペプチドで表さ
れる、例えば’1−N−C2−((L−システィン−8
−イル)チオ〕エチル]マイトマイシンD、7−N−[
2−((グリシノ−L−システィン−8−イル)チオ〕
エチル]マイトマイシンC等(特願昭59−11242
8)がある。
特にR35(CH2)2NHを7位に有するマイトマイ
シン誘導体で特記すべきことは、R−3S−alk2を
有するマイトマイシンCの誘導体く特開昭59−205
382 )であり、記載されているRは上記の特開昭5
9175493と重複する部分を有するものである。ま
た製法上、RS、S alk2−NF2と7位がアミ
ノ基に容易に置換されうる置換基、例えば、7位にメト
キシ基を有するマイトイシン等と反応させるためのRS
S alkz−N H2も開示し、さらにR−3S
a I k2. NF2の原料となるR−3Hも開示
している。しかしながら、該特開昭59−205382
ではR−3S−alk。
シン誘導体で特記すべきことは、R−3S−alk2を
有するマイトマイシンCの誘導体く特開昭59−205
382 )であり、記載されているRは上記の特開昭5
9175493と重複する部分を有するものである。ま
た製法上、RS、S alk2−NF2と7位がアミ
ノ基に容易に置換されうる置換基、例えば、7位にメト
キシ基を有するマイトイシン等と反応させるためのRS
S alkz−N H2も開示し、さらにR−3S
a I k2. NF2の原料となるR−3Hも開示
している。しかしながら、該特開昭59−205382
ではR−3S−alk。
−NF2のalk、は任意な置換基を有し、炭素原子2
から6の直鎮または分岐鎖アルキレン基を表すとしなが
ら、a ] k2として具体的に例示されているものは
ジメチレン鎖(−CH2CH2−) に限定されてい
る。一般的な記載中に原料としてalk2がへキサメチ
レンである6−〔(シクロプロピル)メチルジチオ〕ヘ
キシルアミンがあげられているが、これを用いて目的化
合物をつくった実例は報告されていない。
から6の直鎮または分岐鎖アルキレン基を表すとしなが
ら、a ] k2として具体的に例示されているものは
ジメチレン鎖(−CH2CH2−) に限定されてい
る。一般的な記載中に原料としてalk2がへキサメチ
レンである6−〔(シクロプロピル)メチルジチオ〕ヘ
キシルアミンがあげられているが、これを用いて目的化
合物をつくった実例は報告されていない。
より優れた性質を有するマイトマイシン誘導体が求めら
れている。先の特開昭59104386と特願昭60−
76047に明示されたマイトマイシン誘導体の対比か
ら明らかなように、硫黄原子とマイトマイシンの7位の
窒素原子との間に存在するメチレン鎖が生物活性、特に
抗腫瘍活性に大きく影響を及ぼすことを発見し、詳細に
研究を進めより優れた抗腫瘍活性を有する化合物、副作
用の軽減した化合物、さらには製剤上優利な水溶性をも
持ち合わせたマイトマイシン誘導体を得るに至った。
れている。先の特開昭59104386と特願昭60−
76047に明示されたマイトマイシン誘導体の対比か
ら明らかなように、硫黄原子とマイトマイシンの7位の
窒素原子との間に存在するメチレン鎖が生物活性、特に
抗腫瘍活性に大きく影響を及ぼすことを発見し、詳細に
研究を進めより優れた抗腫瘍活性を有する化合物、副作
用の軽減した化合物、さらには製剤上優利な水溶性をも
持ち合わせたマイトマイシン誘導体を得るに至った。
問題点を解決するための手段
本発明の優れた抗菌、抗腫瘍活性を有するマイトマイシ
ン誘導体は以下の式(1)で表される。
ン誘導体は以下の式(1)で表される。
(式中、Xは炭素数1から7 (I)γ71キル斌、炭
素数:)から70)/クローどルキル基(該アルキルJ
i(またはンタY]アルキル括は1かt)13個の水酸
18(,1個のアミン基または1個の低級アルカノイル
アミノ基でi7I′換されでいてもよい)、ビルシル基
、式 [t・−〈す4≧−(式中、Ra〜[ぐ・は水素
原子、R617、 低級アルキル基、水酸基、低級アルコキシル基、ニトロ
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級rルカノイ
ルアミ7基またはハロゲン原子である。)で表される+
+(、またはチ」−ル基を有するアミノ酸または該アミ
ノ酸゛目格4含むジペプチドもしくはトリペプチドの−
y:4−ル基を除く残基である。I゛記のアミノ酸、ジ
ペプチドお3上びトリペプチドはそのカルボキシル基が
低級アルキルエステル基として、および/またはぞのア
ミノ基が低級アルカノイル基に3Lって保護されていて
もよく、また該カルボキシル基はアルカリ金属塩、アン
モニウト塩または有機アミン付加塩を形成していでもよ
い。nは3から8の整数4表す。R1お31びR2は水
素原子J[たは−CI”120 CON H2である。
素数:)から70)/クローどルキル基(該アルキルJ
i(またはンタY]アルキル括は1かt)13個の水酸
18(,1個のアミン基または1個の低級アルカノイル
アミノ基でi7I′換されでいてもよい)、ビルシル基
、式 [t・−〈す4≧−(式中、Ra〜[ぐ・は水素
原子、R617、 低級アルキル基、水酸基、低級アルコキシル基、ニトロ
基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級rルカノイ
ルアミ7基またはハロゲン原子である。)で表される+
+(、またはチ」−ル基を有するアミノ酸または該アミ
ノ酸゛目格4含むジペプチドもしくはトリペプチドの−
y:4−ル基を除く残基である。I゛記のアミノ酸、ジ
ペプチドお3上びトリペプチドはそのカルボキシル基が
低級アルキルエステル基として、および/またはぞのア
ミノ基が低級アルカノイル基に3Lって保護されていて
もよく、また該カルボキシル基はアルカリ金属塩、アン
モニウト塩または有機アミン付加塩を形成していでもよ
い。nは3から8の整数4表す。R1お31びR2は水
素原子J[たは−CI”120 CON H2である。
YおよびZは水素原子1またはメヂル基である。〕[以
下化合物(I)という。、他の大番号の化合物について
も同様〕。
下化合物(I)という。、他の大番号の化合物について
も同様〕。
一般式(1)のXの定義中、炭素数1から70)アルキ
ル基は直鎖状でも分岐状でもよく、メチル、エチル、n
−ブl]ピル、l−プロピル、T1−ブチル、S−ブチ
ノペ t−ブチル等を包含する。炭素数3から7のシク
ロアルキル基はシクロペンチル、シクロアキル等を包含
するこれらのアルキル、シクロアルキル基の置換基とし
ての低級アルカノイルアミノは炭素数1から3のもの、
例えばアセトアミド等を包含する。該置換アルキル、置
換シクロアルキルの例としては2−ヒドロキシエチル、
3−1ニトロキシプロピル ロピル、2−アミノエチル、3−アミノプロピル、4−
了ミノブチル、2−アセト了ミドエチル、4−ヒト[]
キシシクロヘキシル等があげられる。
ル基は直鎖状でも分岐状でもよく、メチル、エチル、n
−ブl]ピル、l−プロピル、T1−ブチル、S−ブチ
ノペ t−ブチル等を包含する。炭素数3から7のシク
ロアルキル基はシクロペンチル、シクロアキル等を包含
するこれらのアルキル、シクロアルキル基の置換基とし
ての低級アルカノイルアミノは炭素数1から3のもの、
例えばアセトアミド等を包含する。該置換アルキル、置
換シクロアルキルの例としては2−ヒドロキシエチル、
3−1ニトロキシプロピル ロピル、2−アミノエチル、3−アミノプロピル、4−
了ミノブチル、2−アセト了ミドエチル、4−ヒト[]
キシシクロヘキシル等があげられる。
ピリジルとしては2−ピリジル、4−ピリジル等が例示
される。
される。
低級アルキル基は炭素数1から5の直鎖状または分岐状
のアルキル基、例えばメチノベエチル、1−プロピノベ
nーブチル、n−ペンチル等、低級アルコキシ基は炭素
数1から3のアルコキン基、例えば、メトキン、工l・
キン、l−プロポキシ等、低級アルキルア()基は炭素
数1から3のアルキルアミノ基、例えばメヂルアミノ、
エチルアミン等、低級アルカノイルアミノ基は炭素数1
から3のもの、例えばホル13アミド、アセトアミド、
rlプロピ」〉′アミド等、ハロゲン原子はフッ素、塩
素、臭素等を包含ずろ.、R3からR1の組合せについ
て好適なものは、L?.3からR7の1つまたは2つが
同一・もしくは異なった低級アルキル基、水酸基、低級
アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミ
ノ基または低級アルカノイルアミノ基であり、他が水素
原子であるか、R3からR7 0)1. ””’ 5が
ハ■】ゲン原子で+tbが水素原子であR覧7R・ フェニル、3−アミノフェニル、4−アミノフェニル、
3,4−ジアミノフェニル、2−アセトアミドフェニル
、3−アセトアミドフェ!.ノベ4ーアセトアミドフェ
ニル、4−アセトアミド−3−アミンフェニル、3−ア
セトアミド−4−アミノフェニル、4−二トL】フェニ
ル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4
−メトキシフェニル、4−エトキシフェニル、4−メチ
ルフェニル、4−エチルフェニル、2−クロロフェニル
、4−クロロフェニル、2−フr]モフェニル、4−ブ
ロモフェニル、4−フルオロフェニノヘ2.5ージクロ
ロフェニル、2.6−ジクロ[]フェニル、3。
のアルキル基、例えばメチノベエチル、1−プロピノベ
nーブチル、n−ペンチル等、低級アルコキシ基は炭素
数1から3のアルコキン基、例えば、メトキン、工l・
キン、l−プロポキシ等、低級アルキルア()基は炭素
数1から3のアルキルアミノ基、例えばメヂルアミノ、
エチルアミン等、低級アルカノイルアミノ基は炭素数1
から3のもの、例えばホル13アミド、アセトアミド、
rlプロピ」〉′アミド等、ハロゲン原子はフッ素、塩
素、臭素等を包含ずろ.、R3からR1の組合せについ
て好適なものは、L?.3からR7の1つまたは2つが
同一・もしくは異なった低級アルキル基、水酸基、低級
アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミ
ノ基または低級アルカノイルアミノ基であり、他が水素
原子であるか、R3からR7 0)1. ””’ 5が
ハ■】ゲン原子で+tbが水素原子であR覧7R・ フェニル、3−アミノフェニル、4−アミノフェニル、
3,4−ジアミノフェニル、2−アセトアミドフェニル
、3−アセトアミドフェ!.ノベ4ーアセトアミドフェ
ニル、4−アセトアミド−3−アミンフェニル、3−ア
セトアミド−4−アミノフェニル、4−二トL】フェニ
ル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4
−メトキシフェニル、4−エトキシフェニル、4−メチ
ルフェニル、4−エチルフェニル、2−クロロフェニル
、4−クロロフェニル、2−フr]モフェニル、4−ブ
ロモフェニル、4−フルオロフェニノヘ2.5ージクロ
ロフェニル、2.6−ジクロ[]フェニル、3。
4−ジクロロフェ!−ル、2, 4. 5 − )リク
V10フェニル、2, l’l, 5. 6−チトラフ
ルオロフエニル、4−ヒトr7キンフエニル、3.4−
ジヒドV1キンフェニル等が挙げられろ。
V10フェニル、2, l’l, 5. 6−チトラフ
ルオロフエニル、4−ヒトr7キンフエニル、3.4−
ジヒドV1キンフェニル等が挙げられろ。
Xの定義に関して、チ」−ル基を有するアミノ酸または
該アミノ酸の残基を含むジペプチドもしくはトリペプチ
ドはシスティン、ホモシスティン、ペニシラミン、アス
パラキンシステイン、グリシノシスティン、グリシノシ
スティン、フェニルアラニノシステイン、チロジノシス
ティン、グルタチオン等を包含する。これらのアミノ酸
またはアミノ酸残基の立体配置はり,D,DLのいずれ
であってもよい。これらのアミノ酸、ジペプチド、トリ
ペプチドのカルボキシル基は低級アルキルエステル基と
して保護されていてもよく、その低級アルキル基はメチ
ル、エチル基を包含し、またアミノ基の保護のための低
級アルカノイル基は炭素数1から3のアルカノイル基、
例えばホルミル、アセチル等を包含する。また該カルボ
キシル基と塩を形成するアルカリ金属はナトリウム、カ
ワウム等を、有機アミンはトリエチルアミン、ピリジン
等を包含する。
該アミノ酸の残基を含むジペプチドもしくはトリペプチ
ドはシスティン、ホモシスティン、ペニシラミン、アス
パラキンシステイン、グリシノシスティン、グリシノシ
スティン、フェニルアラニノシステイン、チロジノシス
ティン、グルタチオン等を包含する。これらのアミノ酸
またはアミノ酸残基の立体配置はり,D,DLのいずれ
であってもよい。これらのアミノ酸、ジペプチド、トリ
ペプチドのカルボキシル基は低級アルキルエステル基と
して保護されていてもよく、その低級アルキル基はメチ
ル、エチル基を包含し、またアミノ基の保護のための低
級アルカノイル基は炭素数1から3のアルカノイル基、
例えばホルミル、アセチル等を包含する。また該カルボ
キシル基と塩を形成するアルカリ金属はナトリウム、カ
ワウム等を、有機アミンはトリエチルアミン、ピリジン
等を包含する。
次に化合物N)の製造法について説明する。
化合物(1)中、式(1−1)
(式中、n、R+ 、R2、YおよびZは前記と同義
である。)で表される化合物は式(IT)(式中、R,
、R2,YおよびZは前記と同義である。)で表される
化合物と (式中、nは前記と同義である。)で表される化合物も
しくはその酸付加塩とを不活性溶媒中〔化合物(■)の
酸付加塩を用いるときは塩基性条件下〕反応させること
により製造することができる。
である。)で表される化合物は式(IT)(式中、R,
、R2,YおよびZは前記と同義である。)で表される
化合物と (式中、nは前記と同義である。)で表される化合物も
しくはその酸付加塩とを不活性溶媒中〔化合物(■)の
酸付加塩を用いるときは塩基性条件下〕反応させること
により製造することができる。
用いる不活性溶媒としては、クロロホルム、ジクロロメ
タン、メタノール、エタノール、イソプロパノーノペア
セトニトリル等を単独もしくは混合して用いることがで
きる。用いる化合物(TIT)が酸付加塩を形成してい
る場合は中和するために塩基が必要となり、塩基として
はトリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が適当であ
り、塩基の量としては用いる化合物(I)の酸付加塩の
2倍当量以上を反応系に加えるのが好ましい。反応温度
、反応時間は化合物(ITJ)あるいは用いる溶媒によ
って異なるが、通常0℃から30℃の範囲で数時間から
数日でよい。
タン、メタノール、エタノール、イソプロパノーノペア
セトニトリル等を単独もしくは混合して用いることがで
きる。用いる化合物(TIT)が酸付加塩を形成してい
る場合は中和するために塩基が必要となり、塩基として
はトリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が適当であ
り、塩基の量としては用いる化合物(I)の酸付加塩の
2倍当量以上を反応系に加えるのが好ましい。反応温度
、反応時間は化合物(ITJ)あるいは用いる溶媒によ
って異なるが、通常0℃から30℃の範囲で数時間から
数日でよい。
化合物(I)中、式(I−2)
(式中、X′は式(I)における2−ピリジル基を除く
Xと同義であり、n、R,、R2,YおよびZは前記と
同義である。)で表される化合物は化合物N−1)と式
(TV) X’−3H(TV) (式化、X′は前記と同義である。)で表される化合物
とを不活性溶媒中反応させることにより製造することが
できる。
Xと同義であり、n、R,、R2,YおよびZは前記と
同義である。)で表される化合物は化合物N−1)と式
(TV) X’−3H(TV) (式化、X′は前記と同義である。)で表される化合物
とを不活性溶媒中反応させることにより製造することが
できる。
反応に用いられる溶媒はクロロホルム、ジクロロメタン
等のハロゲン化低級アルカン、メタノール、エタノール
、イソプロパツール等の低級アルカノール、アセトニト
リル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
水等を包含し、これらは単独もしくは混合して用いられ
る。反応温度、反応時間は化合物(]’V)によって異
なるが、通常0℃から30℃の範囲で、数分から数時間
でよい。
等のハロゲン化低級アルカン、メタノール、エタノール
、イソプロパツール等の低級アルカノール、アセトニト
リル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
水等を包含し、これらは単独もしくは混合して用いられ
る。反応温度、反応時間は化合物(]’V)によって異
なるが、通常0℃から30℃の範囲で、数分から数時間
でよい。
化合物(I−1)および(II)の製造における後処理
は反応生成物の溶解性によって異なるが、生成物が水に
不溶性または離溶性の場合には反応液をそのまま減圧下
で濃縮するか、またはクロロホルムもしくは酢酸エチル
で抽出し、抽出液を濃縮してから精製する。生成物が水
溶性の場合にはそのまま精製工程へ進めるか、または反
応液にクロロホルムあるいは酢酸エチルを加えた後、水
で抽出し、水層を減圧下で濃縮した後に精製工程に進め
る。いずれの場合にも精製はカラムクロマトグラフィー
、薄層クロマトグラフィーあるいは再結晶法等で行われ
る。上記の方法は特開昭59−104386、特開昭5
9−175493および特願昭59(12428に記載
されている。
は反応生成物の溶解性によって異なるが、生成物が水に
不溶性または離溶性の場合には反応液をそのまま減圧下
で濃縮するか、またはクロロホルムもしくは酢酸エチル
で抽出し、抽出液を濃縮してから精製する。生成物が水
溶性の場合にはそのまま精製工程へ進めるか、または反
応液にクロロホルムあるいは酢酸エチルを加えた後、水
で抽出し、水層を減圧下で濃縮した後に精製工程に進め
る。いずれの場合にも精製はカラムクロマトグラフィー
、薄層クロマトグラフィーあるいは再結晶法等で行われ
る。上記の方法は特開昭59−104386、特開昭5
9−175493および特願昭59(12428に記載
されている。
化合物(I)は一般に優れた抗菌活性、抗腫瘍性を有す
る一方、急性毒性、骨髄毒性が式(1)でn=2の化合
物に比べ大幅に減じている。この効果は化合物N)でn
=4〜8の化合物において特に顕著である。化合物(1
)中、もっとも優れた化合物は、式(I)でXがチオー
ル基を有するアミノ酸または該アミノ酸の残基を含むジ
ペプチドもしくはトリペプチドのチオール基を除く残基
である化合物、好ましくはn=4〜8、特にn=5〜8
の化合物である。すなわち、これらの化合物は化学療法
係数(CI値)において、同系統のn=2の化合物に比
べ優れている一方、骨髄毒性が大巾に減じている。さら
にxり(チオール基を有するアミノ酸または該アミノ酸
の残基を含むジペプチドもしくはトリペプチドのチオー
ル基を除(残基である化合物(I)は水溶性に優れてい
る。
る一方、急性毒性、骨髄毒性が式(1)でn=2の化合
物に比べ大幅に減じている。この効果は化合物N)でn
=4〜8の化合物において特に顕著である。化合物(1
)中、もっとも優れた化合物は、式(I)でXがチオー
ル基を有するアミノ酸または該アミノ酸の残基を含むジ
ペプチドもしくはトリペプチドのチオール基を除く残基
である化合物、好ましくはn=4〜8、特にn=5〜8
の化合物である。すなわち、これらの化合物は化学療法
係数(CI値)において、同系統のn=2の化合物に比
べ優れている一方、骨髄毒性が大巾に減じている。さら
にxり(チオール基を有するアミノ酸または該アミノ酸
の残基を含むジペプチドもしくはトリペプチドのチオー
ル基を除(残基である化合物(I)は水溶性に優れてい
る。
上記から明らかなごとく、本発明はまた化合物(I)を
含有してなる抗腫瘍剤に関する。すなわち化合物(I)
は1回あたり0.06 mg 〜5 mg/ kgの投
与量で生理食塩水、ブドウ糖、ラクトース、マンニット
注射液に溶解して静脈内に投与すればよい。また日本薬
局法に基づいて凍結乾燥してもよい。さらに医薬品的用
途を満たした塩類のようなよく知られた薬学的に許容さ
れている稀釈剤、補助剤および/または担体を含んでい
てもよい。
含有してなる抗腫瘍剤に関する。すなわち化合物(I)
は1回あたり0.06 mg 〜5 mg/ kgの投
与量で生理食塩水、ブドウ糖、ラクトース、マンニット
注射液に溶解して静脈内に投与すればよい。また日本薬
局法に基づいて凍結乾燥してもよい。さらに医薬品的用
途を満たした塩類のようなよく知られた薬学的に許容さ
れている稀釈剤、補助剤および/または担体を含んでい
てもよい。
投り、@は年令やji’T、状により適宜増減できろ。
投!jスケジュールも投1]量に、L−1て変えること
ができろが、例えば門1回、13門聞1.=1回の間歇
投与がイえられる。また同様の投IjMで経[1的に投
与することができろ3.経11投与に際しては適当な賦
形剤と共に、錠剤、粉剤、粒剤として投与できる。
ができろが、例えば門1回、13門聞1.=1回の間歇
投与がイえられる。また同様の投IjMで経[1的に投
与することができろ3.経11投与に際しては適当な賦
形剤と共に、錠剤、粉剤、粒剤として投与できる。
さらに動脈内投写、腹腔内股51、胸腔内股5もii■
鮨である。
鮨である。
実施例
以下の実施例で示される物理化学的データは次の機器類
に3Lっで測定された。
に3Lっで測定された。
■lり 島津IIN’−G−27(KBr法によって
測定。)N M R1本型TFX−100(100M1
lz)、ブルーカーAM40 [] (4(] OMt
(z)。
測定。)N M R1本型TFX−100(100M1
lz)、ブルーカーAM40 [] (4(] OMt
(z)。
MSR立r(8[+(SI MS法によろ測定)。
L(、P、 杓11本ミク工」融点測定型(熱板15
式)。
式)。
”I” 1. CメルクΔ8工5714 (シリカゲ
ルプレート)、。
ルプレート)、。
実施例で示される化合物の構造は第1表および第2表に
示す通りである。
示す通りである。
化合物1〜5
第1表 化合物(+ −1)の代表例
化合物6〜17
第2表 化合物(1−2)の代表例
実施例1. 7−N−[3−、−(2−ピリジルジチ
オ)プロピル〕マイトマインンC(化合物1)マイトマ
イシン△]、n18gとトリエチルアミン1.63m1
をIFimlのメタノールに溶解し、粗3− (2−ピ
リジルジチオ)プロピルアミン・2塩酸塩(参考例−川
を参照> 797mgのメタノール10m1溶液を滴下
[7氷冷下攪拌17た。2.5時間後にマイトマイシン
Aを52mg加え、冷室内に一夜放置した。反応液を飽
和重曹水に注入し、酢酸エチルで抽出(100ml X
3) L、抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水
芒硝で乾燥(7た。乾燥剤を/l″j別後、溶媒を減圧
留去した。残渣を少Mのクロロポルノ、に溶解し、シリ
ノJゲルカラムクI]マドグラフィー(150g、クロ
ロホルl、;メタノール−96:4)にかけ、ンリカゲ
ル薄層りロマトクラフィー(クロロホルl、:メタノー
ルー9:1)でRfO,35を示す青色画分を集y〕だ
。溶媒を減圧留去し、n−ヘキサンークロロホルムより
粉末化することにより、濃青紫色粉末として524mg
(34,7%)の化合物lを得た。
オ)プロピル〕マイトマインンC(化合物1)マイトマ
イシン△]、n18gとトリエチルアミン1.63m1
をIFimlのメタノールに溶解し、粗3− (2−ピ
リジルジチオ)プロピルアミン・2塩酸塩(参考例−川
を参照> 797mgのメタノール10m1溶液を滴下
[7氷冷下攪拌17た。2.5時間後にマイトマイシン
Aを52mg加え、冷室内に一夜放置した。反応液を飽
和重曹水に注入し、酢酸エチルで抽出(100ml X
3) L、抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水
芒硝で乾燥(7た。乾燥剤を/l″j別後、溶媒を減圧
留去した。残渣を少Mのクロロポルノ、に溶解し、シリ
ノJゲルカラムクI]マドグラフィー(150g、クロ
ロホルl、;メタノール−96:4)にかけ、ンリカゲ
ル薄層りロマトクラフィー(クロロホルl、:メタノー
ルー9:1)でRfO,35を示す青色画分を集y〕だ
。溶媒を減圧留去し、n−ヘキサンークロロホルムより
粉末化することにより、濃青紫色粉末として524mg
(34,7%)の化合物lを得た。
実施例2〜5
実施例1と同様な操作により化合物2〜5が合成された
。化合物1〜5の原料、収率、IJ、P、およびMSを
第3表に、I l、!およびNMRデータを第4表にそ
れぞれ示した。
。化合物1〜5の原料、収率、IJ、P、およびMSを
第3表に、I l、!およびNMRデータを第4表にそ
れぞれ示した。
実施例6. 7−N−[3−C(4−アセトアミドフェ
ニル)ジチオ〕プロピル]マイトマイシンC(化合物6
) 149mgの化合物1を3mlのメタノールに溶解し、
水冷攪拌下、4−アセトアミドチオフェノール48mg
を加え20分間攪拌した。溶媒を減圧留去後、残渣を少
量のクロロホルムに溶解し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(40g、クロロホルム:メタノール−93
+7)にかけ、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール−9:1)でRf 0.46の
青色画分を集めた。溶媒を減圧留去後、η〜ヘキサンー
クロロホルムより粉末化することにより、a緑青色の粉
末として150mg(99%)の化合物6を得た。
ニル)ジチオ〕プロピル]マイトマイシンC(化合物6
) 149mgの化合物1を3mlのメタノールに溶解し、
水冷攪拌下、4−アセトアミドチオフェノール48mg
を加え20分間攪拌した。溶媒を減圧留去後、残渣を少
量のクロロホルムに溶解し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(40g、クロロホルム:メタノール−93
+7)にかけ、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール−9:1)でRf 0.46の
青色画分を集めた。溶媒を減圧留去後、η〜ヘキサンー
クロロホルムより粉末化することにより、a緑青色の粉
末として150mg(99%)の化合物6を得た。
実施例7. 7−N−[3−[:(2−アセトアミドエ
チル)ジチオ〕プロピル]マイトマイシンD(化合物9
) 10、3 mgの化合物2を1mlのメタノールに溶解
し、4.2μQのトリエチルアミンを加えた。室温攪拌
下、2−アセチルチオエチルアミン・塩酸塩3.1mg
を加え1時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで稀釈し、
重曹水で洗浄した。酢酸エチル層を水洗後、無水芒硝で
乾燥した。乾燥剤を沖別後、溶媒を減圧留去し、残渣を
少量のクロロホルムに溶解し、シリカゲル薄層クロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール−9:1)にか
け、Rf 0.23の青緑色画分をかきとり、同一の溶
媒で溶出した。溶出液を減圧乾固し、η−ヘキサンーク
ロロホルムより粉末化することにより、濃緑色粉末とし
て7.Omg(66%)の化合物9を得た。
チル)ジチオ〕プロピル]マイトマイシンD(化合物9
) 10、3 mgの化合物2を1mlのメタノールに溶解
し、4.2μQのトリエチルアミンを加えた。室温攪拌
下、2−アセチルチオエチルアミン・塩酸塩3.1mg
を加え1時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで稀釈し、
重曹水で洗浄した。酢酸エチル層を水洗後、無水芒硝で
乾燥した。乾燥剤を沖別後、溶媒を減圧留去し、残渣を
少量のクロロホルムに溶解し、シリカゲル薄層クロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール−9:1)にか
け、Rf 0.23の青緑色画分をかきとり、同一の溶
媒で溶出した。溶出液を減圧乾固し、η−ヘキサンーク
ロロホルムより粉末化することにより、濃緑色粉末とし
て7.Omg(66%)の化合物9を得た。
実施例8. ’1−N−〔4=(2,3−ジヒドロキ
シプロピルジチオ)ブチルシマイトマイシンC(化合物
13) 91mgの化合物3と36μQの3−メルカプト−1,
2−プロパンジオールを用い、実施例6と同様の操作の
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(25g、ク
ロロホルム:メタノール=9 : 1)にかけ、シリカ
ゲル薄層クロマトグラフィー(同一溶媒)でRf O,
26を示す青色画分を集めた。
シプロピルジチオ)ブチルシマイトマイシンC(化合物
13) 91mgの化合物3と36μQの3−メルカプト−1,
2−プロパンジオールを用い、実施例6と同様の操作の
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(25g、ク
ロロホルム:メタノール=9 : 1)にかけ、シリカ
ゲル薄層クロマトグラフィー(同一溶媒)でRf O,
26を示す青色画分を集めた。
溶媒を減圧濃縮後、n−ヘキサン−クロロホルム−アセ
トンより粉末化することにより、濃青色の粉末として7
9n+g(87%)の化合物13を得た。
トンより粉末化することにより、濃青色の粉末として7
9n+g(87%)の化合物13を得た。
実施例9. 7−N−[5−((グリシノ−L−システ
ィン−8−イル)チオ〕ペンチル]マイトマイシンC(
化合物15) 301mgの化合物4を5mlのメタノールに溶解し、
水浴中で攪拌し、95mgのし一システイニルグリシン
を加え15分間攪拌した。40m1の水を加え、501
Tl]の三菱ダイヤイオンHP2Dを担体とするカラム
に吸着させた。カラムを水洗後、水−メタノール(16
)で溶出する青色画分を集め、減圧下に濃縮し、濃縮液
を凍結乾燥することにより濃青紫色粉末きして208m
g(64%)の化合物15を得た。
ィン−8−イル)チオ〕ペンチル]マイトマイシンC(
化合物15) 301mgの化合物4を5mlのメタノールに溶解し、
水浴中で攪拌し、95mgのし一システイニルグリシン
を加え15分間攪拌した。40m1の水を加え、501
Tl]の三菱ダイヤイオンHP2Dを担体とするカラム
に吸着させた。カラムを水洗後、水−メタノール(16
)で溶出する青色画分を集め、減圧下に濃縮し、濃縮液
を凍結乾燥することにより濃青紫色粉末きして208m
g(64%)の化合物15を得た。
実施例1f)〜16
実施例6〜9のいずれかと同様の操作により化合物7.
8.10〜12.14.16が合成された。化合物6〜
16の原料および試薬量、外観、収率、M、 P。
8.10〜12.14.16が合成された。化合物6〜
16の原料および試薬量、外観、収率、M、 P。
およびMSデータを第5表に、TRおよびNMRデータ
を第6表に示した。
を第6表に示した。
実施例17
本発明に含まれる化合物(Hの中からいくつかの化合物
4例にと−3て第7表に抗r<+ 71ζII−を最少
生育用11.a度(μg/m] ) テ示ず3、最小t
1育阻11・濃度は寒天稀釈法によりp 117.0で
測定した11表中、細菌に対して用いられている記号は
次の意■tを示す。
4例にと−3て第7表に抗r<+ 71ζII−を最少
生育用11.a度(μg/m] ) テ示ず3、最小t
1育阻11・濃度は寒天稀釈法によりp 117.0で
測定した11表中、細菌に対して用いられている記号は
次の意■tを示す。
丁3S バチルス・ズブチリス+0707゜PV プ
ロテウス・ブルガリスATCC6897゜第7表 抗菌
活性(最小生育FfbtJt度、μg/m1)実施例1
8゜ 勺刀コーマ180固型腫瘍に対ずろ抗腫瘍2.I;性お
よび毒性、。
ロテウス・ブルガリスATCC6897゜第7表 抗菌
活性(最小生育FfbtJt度、μg/m1)実施例1
8゜ 勺刀コーマ180固型腫瘍に対ずろ抗腫瘍2.I;性お
よび毒性、。
本発明に含まねる化合物(1)の中からいくつかの化合
物を例にとり、→Jル二】−7180固型腫瘍に対する
抗腫瘍活性(RO6゜)と急性毒性([,1]5o)お
よび末梢白血球に対する影響(WBC4000)を第8
表に示す。
物を例にとり、→Jル二】−7180固型腫瘍に対する
抗腫瘍活性(RO6゜)と急性毒性([,1]5o)お
よび末梢白血球に対する影響(WBC4000)を第8
表に示す。
WBC4[]0(1は末梢白血球G4 [1007mm
”に減少させる薬物の投与量を表す。
”に減少させる薬物の投与量を表す。
表中のCIは化学療法係数(Cbemotherapy
Index)でありCI = 1.丁)so / E
Dsoで求められろ。、二の定義から明らかなように
CI値は腫瘍に対する選択毒性を反映するものであり、
CI値が大きいほど抗腫瘍剤としてはすぐれているし、
また臨床上では薬物の投与量の許容範囲が広くなるとい
うことにもなり、抗腫瘍剤の評価においては最も重要な
指標の一つである。
Index)でありCI = 1.丁)so / E
Dsoで求められろ。、二の定義から明らかなように
CI値は腫瘍に対する選択毒性を反映するものであり、
CI値が大きいほど抗腫瘍剤としてはすぐれているし、
また臨床上では薬物の投与量の許容範囲が広くなるとい
うことにもなり、抗腫瘍剤の評価においては最も重要な
指標の一つである。
また第8表には参照化合物(既に公開あるいは出願され
ているメチレン鎖が2個、すなわちn=2に相当する以
下の3化合物)の抗腫瘍活性等のデータもあわせ示す。
ているメチレン鎖が2個、すなわちn=2に相当する以
下の3化合物)の抗腫瘍活性等のデータもあわせ示す。
これらの化合物は第2表の表示に従うと次のごとく表さ
れる。
れる。
化合物 X n R,R2Y
2A [”113[llN11 <、6>−2a
If Me IIト3 11flc11
、CII([111)[:It、 −2a I
I 〜に、 It(〕11[IJ:[’1t
LNflfl[I[1lClh 2 a
If M[! Ifa : fl
ll。[]f:flNll。
2A [”113[llN11 <、6>−2a
If Me IIト3 11flc11
、CII([111)[:It、 −2a I
I 〜に、 It(〕11[IJ:[’1t
LNflfl[I[1lClh 2 a
If M[! Ifa : fl
ll。[]f:flNll。
化合物Δ、[(は特開昭5 !] −175493に、
化合物Cは特願昭59−112428にそれぞれ具体的
に開示されている。
化合物Cは特願昭59−112428にそれぞれ具体的
に開示されている。
第8表 抗腫瘍活性および毒性
化合物8.15.16は化合物Cとnが異なるだけで、
丁1はそれぞれ3.5.6である。化合物7,13は化
合物Bと11が異なるだけで、nはそれぞれ3゜4であ
る。化合物12は化合物Aとnが異なるだけでnは4で
ある。
丁1はそれぞれ3.5.6である。化合物7,13は化
合物Bと11が異なるだけで、nはそれぞれ3゜4であ
る。化合物12は化合物Aとnが異なるだけでnは4で
ある。
第8表から化合物8.15.16の群では対照化合物に
比べCI値、WBC4nooとも犬[IJに増大しでい
ることが分る。また化合物7,13の群でも対照化合物
に比べ、WBC<oooが大巾に増大し、化合物13で
はCI値も増大し、化合物12は化合物Δに比べWBC
4QOOが増大している。
比べCI値、WBC4nooとも犬[IJに増大しでい
ることが分る。また化合物7,13の群でも対照化合物
に比べ、WBC<oooが大巾に増大し、化合物13で
はCI値も増大し、化合物12は化合物Δに比べWBC
4QOOが増大している。
実験は以下の方法により行われた。
(1)サルコーマ180固型腫瘍に対する効果5 X
106個のザルコーマ180細胞をddyマウスの腹腔
内に移植し、7目目の腹水から細胞を採取し、滅菌生理
食塩水で1回洗浄後、滅菌生理食塩水で5 X 107
個/mlの細胞浮遊液を作製した。このO,]、mlを
体重2o±2gのddy雄性マウスの右腋窩部皮下に移
植した。
106個のザルコーマ180細胞をddyマウスの腹腔
内に移植し、7目目の腹水から細胞を採取し、滅菌生理
食塩水で1回洗浄後、滅菌生理食塩水で5 X 107
個/mlの細胞浮遊液を作製した。このO,]、mlを
体重2o±2gのddy雄性マウスの右腋窩部皮下に移
植した。
薬剤は、生理食塩水、またはツイーン8o含有生理食塩
水に溶解し、腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス
尾静脈より0.1〜0.2mlを投与した。薬剤の抗腫
瘍活性の測定は、移植後7日目に腫瘍の長径(a)
と短径(b)を測定し、腫瘍体積に相当するaxb2/
2の値を求めた。
水に溶解し、腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス
尾静脈より0.1〜0.2mlを投与した。薬剤の抗腫
瘍活性の測定は、移植後7日目に腫瘍の長径(a)
と短径(b)を測定し、腫瘍体積に相当するaxb2/
2の値を求めた。
対照群(C)に対する薬物投与群(T)の体積比(T/
C)によって抗腫瘍効果をあられした。
C)によって抗腫瘍効果をあられした。
(2) ED50の求め方
サルコーマ180固型腫瘍体積を非投与対照群の腫瘍体
積の50%に低下させる投与量をEDsoとした。縦軸
に通常目盛でT/C1横軸に対数目盛で投41を表した
グラフに、各投与量におけるT/Cをプロットし、投与
量とT/Cの関係を最小二乗法により直線としてもとめ
た。得られた直線の回帰式より、T/Cが0.5を示す
投与量を計算した。
積の50%に低下させる投与量をEDsoとした。縦軸
に通常目盛でT/C1横軸に対数目盛で投41を表した
グラフに、各投与量におけるT/Cをプロットし、投与
量とT/Cの関係を最小二乗法により直線としてもとめ
た。得られた直線の回帰式より、T/Cが0.5を示す
投与量を計算した。
(3)急性毒性
LDsoはddyマウスに薬剤を1回腹腔内に投与し、
1群5匹のマウスの投与後14日間の生死を観察し、各
投与群の死亡率より、ベーレンス・ケルバー法に従いL
Dsoを算出した。
1群5匹のマウスの投与後14日間の生死を観察し、各
投与群の死亡率より、ベーレンス・ケルバー法に従いL
Dsoを算出した。
(4)末梢白血球数に対する影響
5×106個のサルコーマ180細胞を1群5匹の体重
20±2gのddy雄性マウスの右腋窩皮下部に移植し
、24時間後に薬剤を腹腔内に投与した。薬物投与後4
日目に担癌マウスの眼窩静脈数より血液を0.02m1
採取し、9.98m1のセルキットセブン液に分散させ
た。サポニン液を1滴加え赤血球を溶解させた後、ミク
ロセルカウンターで白血球数を測定した。縦軸に通常目
盛で末梢白血球数を、横軸に対数目盛で投与量を示した
グラフに各投与量における白血球数をプロットし、投与
量と末梢白血球数の関係をもとめ、末梢白血球数400
0/mm3 (正常マウスにおける末梢白血球数のほぼ
1/2の数)を与える投与量をWBC,。。。とじた。
20±2gのddy雄性マウスの右腋窩皮下部に移植し
、24時間後に薬剤を腹腔内に投与した。薬物投与後4
日目に担癌マウスの眼窩静脈数より血液を0.02m1
採取し、9.98m1のセルキットセブン液に分散させ
た。サポニン液を1滴加え赤血球を溶解させた後、ミク
ロセルカウンターで白血球数を測定した。縦軸に通常目
盛で末梢白血球数を、横軸に対数目盛で投与量を示した
グラフに各投与量における白血球数をプロットし、投与
量と末梢白血球数の関係をもとめ、末梢白血球数400
0/mm3 (正常マウスにおける末梢白血球数のほぼ
1/2の数)を与える投与量をWBC,。。。とじた。
参考例1.3−(2−ピリジルジチオ)プロピルアミン
・2塩酸塩の合成 3.3′−ジチオジプロピルアミン・2塩酸塩10、1
gを4 Qmlの水に溶解した後、30%過酸化水素
水12.Qmlを加え、室温にて3日間放置した。溶媒
を減圧下で除去し、水・エタノールより結晶化すること
により、3−アミノプロピル−3′−アミノプロパンチ
オールスルホナート・2塩酸塩2.50 gを得た。以
下の反応に用いる時は、上記反応液をそのまま凍結乾燥
して得られる粗3−アミノプロピルー37−アミツプロ
パンチオールスルホナート・2塩酸塩でよい。粗3−ア
ミノプロピルー3′−アミノプロパンチオールスルホナ
ート・2塩酸塩3.25 gを16.8mlの水と9.
5mlのエタノールに溶解し、濃塩酸1.14m1を加
えた。1.27gの2−メルカプトピリジンを加え室温
にて3日間攪拌した。エタノールを減圧留去し、50m
1の水を加え水溶液をクロロホルム抽出(50mlx3
)した。水溶液に水冷下、水酸化カリウム3.2gを加
え、クロロホルム抽出(50mlX3)L、直ちに集め
たクロロホルム層を濃塩酸で逆抽出(30mlx3)し
、塩酸溶液を減圧下濃縮乾固し、少量の水を加え、凍結
乾燥することにより淡黄色の粗3−(2−ピリジルジチ
オ)プロピルアミン・2塩酸塩1.67 gを得た。
・2塩酸塩の合成 3.3′−ジチオジプロピルアミン・2塩酸塩10、1
gを4 Qmlの水に溶解した後、30%過酸化水素
水12.Qmlを加え、室温にて3日間放置した。溶媒
を減圧下で除去し、水・エタノールより結晶化すること
により、3−アミノプロピル−3′−アミノプロパンチ
オールスルホナート・2塩酸塩2.50 gを得た。以
下の反応に用いる時は、上記反応液をそのまま凍結乾燥
して得られる粗3−アミノプロピルー37−アミツプロ
パンチオールスルホナート・2塩酸塩でよい。粗3−ア
ミノプロピルー3′−アミノプロパンチオールスルホナ
ート・2塩酸塩3.25 gを16.8mlの水と9.
5mlのエタノールに溶解し、濃塩酸1.14m1を加
えた。1.27gの2−メルカプトピリジンを加え室温
にて3日間攪拌した。エタノールを減圧留去し、50m
1の水を加え水溶液をクロロホルム抽出(50mlx3
)した。水溶液に水冷下、水酸化カリウム3.2gを加
え、クロロホルム抽出(50mlX3)L、直ちに集め
たクロロホルム層を濃塩酸で逆抽出(30mlx3)し
、塩酸溶液を減圧下濃縮乾固し、少量の水を加え、凍結
乾燥することにより淡黄色の粗3−(2−ピリジルジチ
オ)プロピルアミン・2塩酸塩1.67 gを得た。
4−(2−ピリジルジチオ)ブチルアミン・2塩酸塩、
5−(2−ピリジルジチオ)ペンチルアミン・2塩酸塩
および6−(2−ピリジルジチオ)ヘキシルアミン・2
塩酸塩はそれぞれ4,4′−ジチオジブチルアミン・2
塩酸塩、5.5′−ジチオジペンチルアミン・2塩酸塩
および6,6′−ジチオジブチルアミン・2塩酸塩を原
料として上記と同様の操作により得ることができた。
5−(2−ピリジルジチオ)ペンチルアミン・2塩酸塩
および6−(2−ピリジルジチオ)ヘキシルアミン・2
塩酸塩はそれぞれ4,4′−ジチオジブチルアミン・2
塩酸塩、5.5′−ジチオジペンチルアミン・2塩酸塩
および6,6′−ジチオジブチルアミン・2塩酸塩を原
料として上記と同様の操作により得ることができた。
発明の効果
化合物(1)は優れた抗菌活性および抗腫瘍活性を有し
、抗腫瘍剤として利用され得る。
、抗腫瘍剤として利用され得る。
特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社手続補正書
昭和60年 71月 /、?日
1、事件の表示
昭和60年特許願第210442号
2、発明の名称
ジスルフィド化合物及び抗腫瘍剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
郵便番号 100
住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称
(102)協和醗酵工業株式会社(1)特許請求の範
囲を別紙のとおり訂正する。
(102)協和醗酵工業株式会社(1)特許請求の範
囲を別紙のとおり訂正する。
(2)16頁第1表の下の「化合物6〜17シ〜iンX
(3) ] !l ’tL第4表中で化合物4の項のN
M Rの鎖中、12.fi 8 (2tl、 m)
G r7.68 (2H。
(3) ] !l ’tL第4表中で化合物4の項のN
M Rの鎖中、12.fi 8 (2tl、 m)
G r7.68 (2H。
[n)1に訂1F:する3、
(4) 23 ’Fjf! 5表中最後(’) Jl
’+ (’ 記!l! (IG’j El カ化合物5
て11成物が化合物17である個所の物性値等)を削除
する。。
’+ (’ 記!l! (IG’j El カ化合物5
て11成物が化合物17である個所の物性値等)を削除
する。。
(5)27自1行の1×−(をr−X ’−1に訂正す
る。
る。
特許請求の範囲
(1)式
〔式中、Xは炭素数1から7のアルキル基、炭素数3か
ら7のシクロアルキル基(該アルキル基またはシクロア
ルキル基は1がら3個の水酸基、1個のアミノ基または
1個の低級アルカノイルア壮υ(で置換されていてもよ
い)、ピル4 R3 :>、−−−\ ’; z1′74・” R=−″>O,、ニー ば中゛
2・へパ・1寸61(7 は水素原子・、低級アルキル基、水酸基、低級アルコキ
シ基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低
級アルカノイルアミノ基またはハロゲン原子である。)
で表される基、またはチオール基を有するアミノ酸また
は該アミノ酸の残基を含むペプチドもしくはトリペプチ
ドのJオ二ソ1溝を除く残基である。[”記のアミノ酸
、ジペプチドおよびトリペプチドはそのカルボキシル基
が低級アルキルエステル基として、および/またはその
アミン基が低級アルカノイル基によって保護されていで
もよく、また該カルボキシル基はアルカリ金属塩、アン
モニウム塩または有機アミン付加塩を形成していでもよ
い。
ら7のシクロアルキル基(該アルキル基またはシクロア
ルキル基は1がら3個の水酸基、1個のアミノ基または
1個の低級アルカノイルア壮υ(で置換されていてもよ
い)、ピル4 R3 :>、−−−\ ’; z1′74・” R=−″>O,、ニー ば中゛
2・へパ・1寸61(7 は水素原子・、低級アルキル基、水酸基、低級アルコキ
シ基、ニトロ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低
級アルカノイルアミノ基またはハロゲン原子である。)
で表される基、またはチオール基を有するアミノ酸また
は該アミノ酸の残基を含むペプチドもしくはトリペプチ
ドのJオ二ソ1溝を除く残基である。[”記のアミノ酸
、ジペプチドおよびトリペプチドはそのカルボキシル基
が低級アルキルエステル基として、および/またはその
アミン基が低級アルカノイル基によって保護されていで
もよく、また該カルボキシル基はアルカリ金属塩、アン
モニウム塩または有機アミン付加塩を形成していでもよ
い。
nは3から8の整数を表ず。R1および1り、は水素原
子または一自+2ocONII、である。YおよびZは
水素原子またはメチル基である。〕で表されるマイトマ
イシン誘導体。
子または一自+2ocONII、である。YおよびZは
水素原子またはメチル基である。〕で表されるマイトマ
イシン誘導体。
(2)式
ルアミノ基、低級アルカノイルアλノ基または剤。
Claims (2)
- (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは炭素数1から7のアルキル基、炭素数3か
ら7のシクロアルキル基(該アルキル基またはシクロア
ルキル基は1から3個の水酸基、1個のアミノ基または
1個の低級アルカノイルアミノ基で置換されていてもよ
い)、ピルジル基、式▲数式、化学式、表等があります
▼(式中、R_3〜R_7は水素原子、低級アルキル基
、水酸基、低級アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、低
級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基または
ハロゲン原子である。)で表される基、またはチオール
基を有する酸または該アミノ酸の残基を含むペプチドも
しくはトリペプチドのチオール酸を基を除く残基である
。上記のアミノ酸、ジペプチドおよびトリペプチドはそ
のカルボキシル基が低級アルキルエステル基として、お
よび/またはそのアミノ基が低級アルカノイル基によっ
て保護されていてもよく、また該カルボキシル基はアル
カリ金属塩、アンモニウム塩または有機アミン付加塩を
形成していてもよい。nは3から8の整数を表す。R_
1およびR_2は水素原子または−CH_2OCONH
_2である。YおよびZは水素原子またはメチル基であ
る。〕で表されるマイトマイシン誘導体〔以下、化合物
( I )という〕。 - (2)化合物( I )を含有してなる抗腫瘍剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044285A JPS6270376A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ジスルフイド化合物及び抗腫瘍剤 |
PCT/JP1986/000085 WO1986004898A1 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Disulfide compounds and antineoplastic agents |
EP19860901502 EP0214303A4 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | DISULFID COMPOUNDS AND ANTINEOPLASTIC AGENTS. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044285A JPS6270376A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ジスルフイド化合物及び抗腫瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270376A true JPS6270376A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16589394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21044285A Pending JPS6270376A (ja) | 1985-02-22 | 1985-09-24 | ジスルフイド化合物及び抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270376A (ja) |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21044285A patent/JPS6270376A/ja active Pending
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