JPS6270153A - ボタン等の自動供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、供給デーブ上に配設されたボタン等の縫製品
用小物部品をミシンに供給するための自動供給装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来のボタン付はミシンにおけろ→製品への例えばボタ
ン付は作業における自動ボタン供給装置は、ばらばら状
態の各ボタンをバッチでボウルに供給し、揺動等を与え
ろことにより個別に整列させて表裏を統一して送出し、
ついで個々のボタンを回転させてボタン穴位置を整合さ
せ、これ２り２ンプしてミシン縫合部／゛・のローディ
ングを行うよう構成され℃おり、ボタン縫付けをする前
工程の処理を自動化するには、極めて複雑かつ大損りな
装置が必要であった。

また、ボタンの形状の不均一や上記供給装置の複雑さに
起因する作動ミス等によるボタン付は不良の発生もある
程度は避けられず、高価な衣料品を不良品とすることも
あった。

特にボタンがプラスチック製である場合など供給装置に
おける各個のボタン運動による相互摩擦により発生する
静電気シてより不要な吸引力が作用してボタンの動きを
拘束しボタンセット不良原因となることが多かった。

以上のような局面にかんがみて、複数個のボタンを整列
して分離可能にテープに取付けたボタン等の供給テープ
を用いる方法が提案されている。

第９図に本発明者と同一人によって特願昭６０−１４３
５８１号に開示された「ボタン供給テープ」の一実施例
平面図を、また第１０図にそのＸ−Ｘ線断面図を示す。

上記引用文献との詳細説明の重複は省略して、簡単に構
成を説明すると、テープ３は２枚の上／下シート３α／
３ｂより成り、テープ基体となる下シート３ｂは、例え
ばガムテープに類似する紙質を有し、上シート３ｃは薄
膜状のフレキシブルシートより成る。上シート３αには
開口（割れ目）６が、また下シート３ｂには長穴７がボ
タン配列ピッチで穿設され、その各部の両シート間にボ
タン１が挾持され、割れ目６はは引き開かれて方向規制
されたボタン穴２部が露出シ、上シート３αは、ボタン
１の円縁部のみを下シート３ｂ（／Ｃ対して拘束／保持
している。５はその上シート３αの保持変形部分を示す
。また、テープ３の両側縁に沿って所定間隔の送り及び
位置決め用のパーフォレーション４が施されている。

図中、Ａ、　　Ｂは、ボタン１がテープ３に固定されて
いる状態を、またＣは、ボタン１が縫製ワークに縫付け
られて、長穴７を経てテープ３かも分離された後のテー
プ状態を示している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この種のテープ自体は上記のような提案
例があるが、これらに効果的なテープ自動供給装置が従
来具体的に開示されていなかった。

本発明は、この種の供給テープを使用する信頼性の高い
ボタン等の自動供給装置を提供することを目的としてい
る。

〔問題点を解決するための手段〕

このため、本発明にあっては、ボタン等供給テープを所
定縫合位置に間欠的に給送する手段と、供給された対象
ボタン等に近接する前後のテープ部分を固定する手段縫
製中ボタン等を把持する手段と縫合後のボタン等をテー
プから分離させる手段とを備え、これら各手段を連動し
て所定の供給動作を自動的に行わせるよう構成すること
により、前記目的を達成しようとするものである。

〔実　施　例〕

以下に本発明を実施例図面に基づいて説明する。

第１図は、縫製品用小物部品がボタンである場合につい
て、前記引用ボタン（等）供給テープに準拠した本発明
に係るボタン自動供給装置の一実施例をボタン付はミシ
ンに装備した状態の全体斜視図を示す。ただし、ボタン
供給テープ３をリール等に巻付は格納して本装置に供給
する以前の状態ならびに、ボタンを縫製ワークへの縫付
けによってボタンが分離されたテープの処理方法／状態
も特に図示していない。

〔構　成〕

１１は、サイクルミシンであるボタン付はミシン、１２
はミシン１１起動用のスタータマグネットである。本実
施例装置の各構成要素は、ミシン１１のアーム中間部分
を囲むようにしてミシンベース１１ｃＬ上に固定された
架台１３に取付けられている。１６は各ボタン１を取付
げたボタン供給テープ３を間欠的に給送するためのステ
ッピングモータで、モータ軸上には、駆動プーリ１５が
取付げられ、エンドレスの歯付きタイミングベルト１８
を介して一対の被動プーリ１７α、１７ｂに回転を伝達
する。それぞれの被動プーリ１７α。

１７Ａに隣接する１９α、１９ｂは、テープ３に常に所
定張力を与えておくための各テンションプーリである。

２０．２１は、縫付は対象ボタンの近接前後部分でテー
プ３を押えて固定保持するための一対の各テープ押え板
、４７Ｂである。第２図および第３図に、この部の要部
拡大平面図と側面図とを示し、詳細は後述する。８は公
知の一対のボタンつまみ足で、ボタン縫付は時、ボタン
穴を針落ち都に移動させるためのもので、各つまみ足８
の後端はオペレータに対して前後方向に摺動するレバー
４０の前端に枢着された開閉ピン４４に連結され、ま乙
レバー４０は他端に突設されたピン４５が揺動レバー４
１の先端と当接している。

揺動レバー４１は、ピン４１αまわりに揺動し、他端は
リンク４２を介して駆動ソレノイド４３に連結されてお
り、このソレノイド４３に通電するとレバー４０は後方
に引かれ、つまみ足８は不図示の閉鎖方向偏倚はね力に
抗して開放し、ソレノイド４３の付勢を解くとつまみ足
は前記ばねで閉鎖し、ボタンを把持し得る状態となる。

４０は機付は後のボタンを針板９上に押付けて、テープ
３かも分離させるための押え足である。

つぎに第２図および第３図によりテープ押え板、４２α
２同Ｂ２１部の構成を説明する。テープ押え板Ａ／Ｂ２
０／２１は、近似Ｈ形状で、軸２３を共通にして上下に
重なり合うよう係止されている。２４は止めカラーを示
す。テープ押え板Ａ２０の一側面にはピン２９が未設さ
れ、引張りコイばね３３が、第１図架台１３に固設され
たピン３１との間に損げ渡され、そのばね張力によって
、ミシン１１のアームに固設されたストッパ３４に押付
げられている。さらに、ピン２９と、テープ押え板Ｂ２
１の一側面に突設されたピン３０との間にも別個の引張
りコイルばね３２が掛は渡されているため、両テープ押
え板Ａ７　Ｂ　２０　／　２１は互に密着して押圧され
ている。軸２３に対してばね３２０反対側には、このば
ね力に抗する外力を加えたとき両押え板Ａ／Ｂ２０／２
１が互に所定の小角度だげ開放し得るよう隙間Ｇを設け
である。

押え板Ａ２０には、上記隙間Ｇ部側端部が、ピン２６、
リンク２５．ピン２７を介して電磁ソレノイド２８に連
結されており、ソレノイド２８を付勢すると、押え板Ａ
２０は、ばね３３に抗して軸２３のまわりに第３図で反
時計方向に回動する。

ソレノイド２８のプランジャが吸着停止前に、押え板Ｂ
２１は、ミシンアームに固設されたストッパ３５に当接
して停止し、さらにプランジャが下方に引かれるため、
押え板、４２ｏは押え板Ｂ２１との隙間０分たけばね３
２．３３に抗して引かれ、軸３２の右方の押え板、４／
Ｅ２０／２１は開脚するよう構成されている。

つぎに、第４図はボタン押え足５０（第１図）作動機構
部の要部拡大平面図、第５図はその側面図である。架台
１３上には、取付板５４によってロータリソレノイド５
３が傾斜して取付けられ、ソレノイド軸の先端に固定さ
れたボス５２かもＬ字形の回動腕５１が延び、その先端
部にボタン押え足５０が固定されており、ロークリソレ
ノイド５３？：付勢すると、腕５１が第５図時計方向に
回動して、第１図の一対のボタンつまみ足８の中央部に
突出して、テープ３中のボタンを針板９方向へ押付げ、
付勢を解くと不図示のばねにより引込み位置に復帰する
よう構成されている。

〔動　　作〕

つぎに上記のような構成における本実施例の動作を説明
する。第６図ないし第８２．は、本装置のテープ３上の
ボタン１がミシン１１の針板９上へ供給された状態を示
す。６０はボタンを縫付けるべきワーク生地を示す。ス
テンビングモータ１６の駆動プーリ１５からタイミング
ベルト１８を介して各被動ブーＩＪ１７ｏＬ、１γｂは
図の反時計方向に回転し、ボタン供給テープ３は、ボタ
ン１のピッチ分だけ送られて、対象ボタンは左右のつま
み足８の間の中心に供給される。このとき、ソレノイド
４３が付勢され、レバー４１．４０によって、つまみ足
８は開放状態となっている。また、ソレノイド２８も付
勢されて、テープ押え板Ａ／Ｂ２０／２１は上方に上り
、かつ開放した状態となっている。

つぎに第７図は、ボタン付はミシン１１によって、ボタ
ン１ｂがワーク生地６０に縫付けられる状態を示す。ソ
レノイド４３と２８とはそれぞれ通電付勢が解除されて
いるため、ボタンつまみ足８はボタンを把持してボタン
穴に針が挿入されるように針板９の動きと連動して、左
右および／まＪ−＋、＞　　弄４　イ４／　Ｉ＃　　＋
５２　　缶出　’ｍ　缶出　Ｊ、　　Ｉ　　　イ　Ｊ−
’　　Ｍ　　−／　　／７’ｌ　裏ネに＋１−）　　Ｊ
＋ｉ　　’／ニー　枳れる。このとき、ボタン供給テー
プ３はテープ押え板、４／Ｂ２０／２１によって挾持固
定されているため、ボタン１ｈの動き：Ｃ追随すること
ができないので、ボタン１ｂはテープ３から強制的に遊
離された状態となる。

これに引続いて、第８図はミシン１１によって縫伺げら
れたボタン１ｂが供給テープ３から臥脱される状態を示
している。

図示していないが、ミシン涌いサイクルが完了した信号
を受けてロータリソレノイド５３が付勢され、回動腕５
１がボタンつまみ足８の間に挿入され、ボタン押え足５
０は、ボタン１ｈをワーク生地６０側（針板９側）に押
付け、ついでボタンつまみ足は、ソレノイド４３を付勢
することによって開脚されると同時に、ミシン機構によ
って上方に引上げられる。こののち、テープ押えＡ／Ｂ
２０／２１は、ソレノイド２８を付勢することによりボ
タン供給テープ３は挾持固定されたまま上方に引上げら
れるので、ボタン１ｈは押え足５０によってワーク生地
６０上に取残され、テープ３の下シー）３Ａに穿設され
た長穴１から離脱する。

以上のようなシーケンスにより、本装置によるボタン供
給、ボタン縫付けの１サイクルは完了する。各シーケン
スにおける給送／把持等の諸動作はいずれも確実で、ボ
タン付は不良を生ずる袖がない。

〔他の実施例〕

以上の実施例は、対象物がボタンである場合几ついて説
明したが、ボタン類似の硬い縫製用小物部品、例えばホ
ック、スナップ等についても、本発明原理を適用し得る
。また、供給テープ形式間欠送り／保持機構等について
も種々の変形例を応用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、供給テープ
上に分離可能に固定配列されたボタン等を、強制的に間
欠送りして、縫付は後分離するように構成したため、従
来のボタン等供給装置のように複連な機構を有すること
なく、かつ各個ボタンの相互運動による静電広現象の影
響を受けることなく、高速で確実にボタン等の自動供給
ができるので、セット不良等を生ずる怖れもなく縫製の
生産性を向上させることができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るボタン自動供給装置の一実施例
の全体斜視図、第２図および第３図は、テープ押え機構
要部の拡大平面図と側面図、第４図および第５図は、ボ
タン押え足機構の要部拡大平面図と側面図、第６図ない
し第８図は、本実施例装置の各動作状態を示す要部正面
図、第９図はボタン供給テープの一実施例の平面図、第
１０図はそのＸ、Ｘ線断面図である。 １・・・ボ　タ　ン ３・・・ボタン供給テープ ８・・・ボタンつまみ足（ボタン等把持手段）９・・・
針　　　板 １１α・・・ミシンベース ２０．２１　・・・テープ押え板、２．Ｂ（テープ保持
手段）５０・・・ボタン押え足　　（ボタン等分離手段
）６０・・・７−り布

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 供給テープ上に所定間隔で規則的かつ分離可能に取付け
   たボタン等の縫製品用小物部品（以下ボタン等と略称す
   る）を、所定縫合位置へ間欠的に給送するためのテープ
   給送手段と、該縫合部分に近接するそれぞれ前後部分の
   前記供給テープを固定するためのテープ保持手段と、縫
   製中前記ボタン等を把持するためのボタン等把持手段と
   、ワークに縫着された前記ボタン等を前記テープから分
   離させるためのボタン等分離手段とを備え、前記各手段
   の動作に連動して所要の自動供給動作を行わせるよう構
   成したことを特徴とするミシンにおけるボタン等の自動
   供給装置。