JPS6269883A - 繊維用抗菌剤 - Google Patents

繊維用抗菌剤

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JPS6269883A
JPS6269883A JP20782585A JP20782585A JPS6269883A JP S6269883 A JPS6269883 A JP S6269883A JP 20782585 A JP20782585 A JP 20782585A JP 20782585 A JP20782585 A JP 20782585A JP S6269883 A JPS6269883 A JP S6269883A
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JP
Japan
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antibacterial
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伊藤 信平
良之 林
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Nitto Boseki Co Ltd
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Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はUAI[を用抗菌剤に関するものである。
従来の技術及びその問題1、 有機四級アンモニウム塩が抗菌性を有することは公知で
ある。しかし特殊な菌例えば白欝菌に対しての抗菌性が
十分でない。例えばアルキル基がC12〜018のアル
キル基の混合物であるジメチルベンジルアルキルアンモ
ニウムクロライドはブドウ状球菌に効果を示すが、白瘤
菌に対して効果を示さない。又これらの塩の稀釈溶液で
織物を処理した場合、洗濯によりこれらの塩が織物より
脱落し、洗濯後の織物が抗菌性を示さない欠点がある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、白瘤菌に対して抗菌性を示さず、また耐洗
濯性に劣る従来の有機四級アンモニウム塩の代りに、従
来の有機四級アンモニウム塩には存在しなかった新規な
基を有する、一般式[式中、R、R、R及びR4の少く
とも1つの基は、 + Cト12 ヂトーisO,,→ Cト12 →−−
HOH(m=1〜5、n=1〜5)であり、 R、R、R3及びR4の残りの基がハロゲン基で置換さ
れていても良い炭化水素基であり、Xはハロゲン原子で
ある] を有する有機四級アンモニウム塩がブドウ状球菌、大腸
菌、かびのみならず白癖菌に対して有効な抗菌性を有し
、しかも繊維製品の洗濯後も該m維製品上に残留し永続
的な抗菌性を示すことを見い出した。
従って本発明は、一般式 1式中、R1R、R3及びR4の少くとも1つの基は、 +CH2+−1−8O2→CH2+−1i−OH(m 
= 1〜5、n−i〜5)であり、 R、R、R3及びR4の残りの基がへ〇ゲン基で置換さ
れていても良い炭化水素基であり、Xはハロゲン原子で
ある] を有する有機四級アンモニウム塩からなることを特徴と
する繊維用抗菌剤にある。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の繊維用抗菌剤は上述の一般式を有する有機四級
アンモニウム塩からなるものであるが、上述の一般式(
I)において、R、R2、R3及びR4の少くとも1つ
の基は、 +Cl−12−)7802→CH2+−ii−OH(m
−1〜5、n=1〜5)であり、 R、R、R及びR4の残りの基はハロゲン基で置換され
ていても良い炭化水素基であり、Xはハロゲン原子であ
る。
R1R、R及びR4の少くとも1つの基を構成する上述
の式 %式% の好ましい例としては以下のものが挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
+CH2+丁SO2→CH2±Y引」 (m=3、n=2) +CH2←「S02→CH2+2−O2−0H(、n=
2) また、R、R、R3及びR4の残りの基を構成するハロ
ゲン基が置換されていても良い炭化水素基としては、メ
チル、エチル、プロピル、ドデシル、オクタデシル基等
の1〜20の炭素原子を有するアルキル基;該アルキル
基の水素の1部又は全部をハロゲンで置換した、炭化ハ
ロゲン化アルキル基:ベンジル、ベーターフェニルプロ
ピル、ベーターフェニルトリル基等のアルアルキル基;
及び該アルアルキル基の水素をハロゲンで置換した、ハ
ロゲン化アルアルキル基をあげることができる。
Xのハロゲン原子としては、臭素、塩素及びヨウ素をあ
げることができる。
本発明の抗菌剤は通常0.05〜1重量%の水溶液とし
てm帷製品、例えば靴下やシーツ等に含浸され次いで乾
燥される。その乾燥塗布量は繊維製品の重量に対し、0
.01〜0.5%である。
また本発明の抗菌剤で抗菌処理される対象繊維としでは
綿100%、レーヨン100%、ポリノジック100%
及びこれらセルロース系繊維と合成!a帷との混紡繊維
からなる繊維製品が挙げられる。
以下、参考例及び実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれらのものに限定されるものでない。
参考例 本発明の抗菌剤として用いられる有機四級アンモニウム
塩の1種である式 %式% を有するN−ベンジル−N−ドデシル−N−メチル−3
−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)−プロピルアン
モニウム ブロマイドの製造例を示す。
N−2−ヒドロキシエチル−N−メヂルドデシルアミン
と塩化ベンジルとをエタノール中で冷却下で反応させN
−ドデシル−N−2−とドロキシエチルベンジルアンモ
ニウム クロライド(融点104〜150℃)を得た。
得られた化合物を1.2モルのK O+−1中で120
℃で1時間処理しN・ドデシル−N−メチル−ベンジル
アミン(81i点143℃、0.5amH(1)を得た
。次にこの化合物と臭化アリルとを反応させN−アリル
−N−ドデシル−N−メチルベンジルアンモニウム ブ
ロマイド(融点61〜62℃)を得た。得られた化合物
と)(SC)−I  CH20)(とを反応させN−ベ
ンジル−N−ドデシル−N−メチル−3−(2−とドロ
キシエチルチオ)プロピルアンモニウム ブロマイド(
融点39〜41℃)を得た。得られた化合物に30%H
2O2を0℃附近で滴下し徐々に温度を上げ70℃で1
時間保ち、上記式を有する有機四級アンモニウム塩を得
た。得られた最終生成物が上記式を有するものであるこ
との確認は、NMRで同定した。
同様にして式 %式% を有するN、N−ジメチル−N−セヂルー3−(2−と
ドロキシエチルスルホニル)−プロピルアンモニウム 
ブロマイドを製造した。その生成W1認はNMRにて同
定した。
実施例 本発明の抗菌剤として、参考例で得られた2種の有櫟四
級アンモニウム塩(I−a)及び(I−b)を用い、こ
れらについてそれぞれ1重量%水溶液を1lll製し、
該水溶液にニット生地を浸漬しマングル圧2に9/Jで
絞った後、乾燥して本発明の抗菌剤で処理したニット生
地を得、以下の試験を行なった。
(イ)ブドウ状球菌及び大腸菌に対する、本発明の抗菌
剤で処理したニット生地の抗菌試験試験方法:試験菌を
混合平板とした培地上に、直径20履のニット生地試料
を密着貼付し、37℃、24時間培養後、生じた試料周
辺の透明な生育阻止帯(ハ0−)の幅を測定した。
試験結果:第1表に示した生育阻止帯(ハロー)の幅よ
り明らかなように十分な抗菌性が認められた。
(ロ)白窟菌に対する、本発明の抗菌剤で処理したニッ
ト生地の抗菌試験 試験方法:試験菌の胞子を塗抹した平板培地上に、直径
20顛のニット生地試料を密着貼付し、27℃、7日間
培養後生じた試料周辺の透明な生育阻止帯(ハロー)の
幅を測定した。
試験結束:第2表に示した生育阻止帯(八〇−)の幅よ
り明らかなように十分な抗菌性が認められた。
第2表 本発明の抗菌剤処理したニット生地を5回洗濯した後上
記と同様の白瘤菌試験を行った所良好な抗菌性を示した
(ハ)本発明の抗菌剤処理したニット生地のかび抵抗試
験 試験方法:JIS  Z  2911−6・2・2の方
法で行った。
試験結果:抗菌剤(I−a)及び(I−b)について1
4日後もかびの生育は認められなかった。
比較例1 従来より抗菌剤として用いられている、アルギル基がC
12〜C18のアルキル基混合物であるジメチルベンジ
ルアルキルアンモニウム クロライドの1重量%水溶液
にニット生地を浸漬しマングル圧2 K3 / ax 
2で絞った後乾燥した比較試験用のニット生地を得た。
該ニット生地を用いて実施例1(ロ)と同じく白疵菌に
対する抗菌試験を行った。
その試験結果は白癖菌に対し有効な効果を示さなかった
比較例2 参考例で得られた式(I−b)を有するN、N−ジメチ
ル−N−セチル−3−(2〜ヒドロキシエチルスルホニ
ル)プロピルアンモニウム ブロマイドの末端水酸基を
0803Naに変換することにより得られた式 %式% を有するN、N−ジメチル−N−セチル−3−(2−ソ
ジウムサルフエートエチルスルホニル)−プロピルアン
モニウム ブロマイドを用いて、その1重量%水溶液を
調製し、該水溶液にニット生地を浸漬しマングル圧2 
K9 / ctrt 2で絞った後乾燥した比較試験用
のニット生地を得た。該ニット生地を用いて実施例1(
ロ)と同じく白庸菌に対する抗菌試験を行った。その試
験結果は第3表に示すとおり、白瘤菌に対し有効な効果
を示さなかった。
第3表 発明の効果 以上詳述したように、本発明によればブドウ状球菌、大
腸菌、かびのみならず白府閑に対して有効な抗菌性を有
ししかも繊維製品の洗濯後も該繊維製品上に残留し永続
的な抗菌性を示す繊維用抗菌剤が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2、R_3及びR_4の少くとも
    1つの基は、 −(CH_2)_m−SO_2−(CH_2)_n−O
    H(m=1〜5、n=1〜5)であり、 R_1、R_2、R_3及びR_4の残りの基がハロゲ
    ン基で置換されていても良い炭化水素基であり、Xはハ
    ロゲン原子である] を有する有機四級アンモニウム塩からなることを特徴と
    する繊維用抗菌剤。
JP20782585A 1985-09-20 1985-09-20 繊維用抗菌剤 Granted JPS6269883A (ja)

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JP20782585A JPS6269883A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 繊維用抗菌剤

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JP20782585A JPS6269883A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 繊維用抗菌剤

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JPS6269883A true JPS6269883A (ja) 1987-03-31
JPH0444030B2 JPH0444030B2 (ja) 1992-07-20

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ID=16546133

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11302104A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Kao Corp 抗菌剤組成物
JP2013545728A (ja) * 2010-10-19 2013-12-26 ノバベイ・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 抗菌性ポリエーテルおよびポリオール化合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11302104A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Kao Corp 抗菌剤組成物
JP2013545728A (ja) * 2010-10-19 2013-12-26 ノバベイ・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 抗菌性ポリエーテルおよびポリオール化合物

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JPH0444030B2 (ja) 1992-07-20

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