JP2952699B2 - 抗菌剤及び抗菌処理方法 - Google Patents
抗菌剤及び抗菌処理方法Info
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- JP2952699B2 JP2952699B2 JP25718890A JP25718890A JP2952699B2 JP 2952699 B2 JP2952699 B2 JP 2952699B2 JP 25718890 A JP25718890 A JP 25718890A JP 25718890 A JP25718890 A JP 25718890A JP 2952699 B2 JP2952699 B2 JP 2952699B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は持続的な抗菌性を有するセルロース系材料に
適用する抗菌剤及び抗菌処理方法に関するものである。
適用する抗菌剤及び抗菌処理方法に関するものである。
[従来の技術] 社会の成熟化、高齢化が進む中で、健康指向が高まっ
てきた。そのニーズの一つとして、抗菌加工製品が挙げ
られるが、これは我々の生活環境に悪影響を及ぼす微生
物の発生を防ぎ、その生育、繁殖を抑え、衛生的で清潔
な生活環境を維持する一助となるものである。
てきた。そのニーズの一つとして、抗菌加工製品が挙げ
られるが、これは我々の生活環境に悪影響を及ぼす微生
物の発生を防ぎ、その生育、繁殖を抑え、衛生的で清潔
な生活環境を維持する一助となるものである。
従来より天然繊維や合成繊維よりなる布帛に抗菌力を
有する物質を塗布したり、スプレーしたり、あるいは抗
菌力を有する物質の水溶液等を布帛に含浸したりする方
法により、抗菌性を布帛に与えることが行われてきた。
また、布帛に限らず、抗菌性を持つ製品は日常生活等に
おいて広く求められている。
有する物質を塗布したり、スプレーしたり、あるいは抗
菌力を有する物質の水溶液等を布帛に含浸したりする方
法により、抗菌性を布帛に与えることが行われてきた。
また、布帛に限らず、抗菌性を持つ製品は日常生活等に
おいて広く求められている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述のような方法で処理した場合には
抗菌性に持続性がなく、特に繊維製品の場合には付着さ
せた抗菌剤が洗濯等によって容易に脱落してしまうとい
う問題点を有していた。
抗菌性に持続性がなく、特に繊維製品の場合には付着さ
せた抗菌剤が洗濯等によって容易に脱落してしまうとい
う問題点を有していた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、耐久
性の優れた抗菌性を有するセルロース系材料の提供を目
的とするものである。
性の優れた抗菌性を有するセルロース系材料の提供を目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本請求項1に記載の発明に係る抗菌剤は、下記の一般
式[II]で表されるカチオン性のセルロース反応性化合
物である。
式[II]で表されるカチオン性のセルロース反応性化合
物である。
(式中、Aは水酸基で置換された炭素原子数1〜8のア
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。) また、本請求項2に記載の発明に係る抗菌処理方法
は、セルロース系の材料を下記の一般式[II]で表され
る抗菌剤で処理して、下記の一般式[I]で表される化
合物を得るものである。
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。) また、本請求項2に記載の発明に係る抗菌処理方法
は、セルロース系の材料を下記の一般式[II]で表され
る抗菌剤で処理して、下記の一般式[I]で表される化
合物を得るものである。
(式中、Aは水酸基で置換された炭素原子数1〜8のア
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。) [作用] 本発明において、式[I]で表された化合物はセルロ
ースへの親和力が大きく、かつ反応性に富んでいる。こ
のカチオン性化合物とセルロース系材料とを反応させる
と両者は架橋結合するので、耐久性のすぐれたセルロー
ス系材料を得ることができる。
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。) [作用] 本発明において、式[I]で表された化合物はセルロ
ースへの親和力が大きく、かつ反応性に富んでいる。こ
のカチオン性化合物とセルロース系材料とを反応させる
と両者は架橋結合するので、耐久性のすぐれたセルロー
ス系材料を得ることができる。
該化合物は、構造的にはカチオン性界面活性材である
第4級アンモニウム塩に由来し、これに対して繊維との
反応性を高めたものである。したがって、この化合物の
抗菌作用は第4級アンモニウム塩に由来するが、より詳
細に説明すれば、以下の通りである。すなわち、第4級
アンモニウム塩は界面活性作用をもつことから、薬剤分
子と菌体細胞との間の疎水的相互作用と静電的相互作用
に基づく吸着と脱着の繰り返しによって細胞表層構造が
破壊される。これにより生体膜が損傷し、菌体内の蛋白
質、ATPなどが菌体外に漏洩する。このような作用によ
って、本発明を適用したセルロース系の材料、例えば繊
維製品において微生物の繁殖が抑制される。
第4級アンモニウム塩に由来し、これに対して繊維との
反応性を高めたものである。したがって、この化合物の
抗菌作用は第4級アンモニウム塩に由来するが、より詳
細に説明すれば、以下の通りである。すなわち、第4級
アンモニウム塩は界面活性作用をもつことから、薬剤分
子と菌体細胞との間の疎水的相互作用と静電的相互作用
に基づく吸着と脱着の繰り返しによって細胞表層構造が
破壊される。これにより生体膜が損傷し、菌体内の蛋白
質、ATPなどが菌体外に漏洩する。このような作用によ
って、本発明を適用したセルロース系の材料、例えば繊
維製品において微生物の繁殖が抑制される。
前記式[I]で表された化合物を得る例として、例え
ば、式[II]に示したようなカチオン性化合物のうち、
Q1,Q2が であって、R1,R2,R3,R4が−CH3である場合についての反
応式を次に示す。
ば、式[II]に示したようなカチオン性化合物のうち、
Q1,Q2が であって、R1,R2,R3,R4が−CH3である場合についての反
応式を次に示す。
一般式[I]及び[II]において、Aが炭素数9以上
のアルキレン基である場合、また、R1,R2,R3,R4が炭素
数5以上のアルキル基である場合には、化合物の水溶性
が低下するので、繊維との反応性が低下してしまう。ま
た、このような場合には、カチオン電荷密度低下による
抗菌作用の低下も起こる。
のアルキレン基である場合、また、R1,R2,R3,R4が炭素
数5以上のアルキル基である場合には、化合物の水溶性
が低下するので、繊維との反応性が低下してしまう。ま
た、このような場合には、カチオン電荷密度低下による
抗菌作用の低下も起こる。
本発明を適用する繊維材料の形態は、織物、編物、レ
ース、網、不織布等の形の何れであってもよい。
ース、網、不織布等の形の何れであってもよい。
また、繊維材料を一般式で表されるカチオン性の繊維
反応性化合物で処理するには、通常の繊維処理方法のい
ずれかを用いてもよい。例えば、浸漬法では室温静置法
や加熱撹拌法等、パッディング法では、パッド・ロール
法、パッド・ドライ法、パッド・ドライ・キューア法、
パッド・スチーム法などが挙げられる。
反応性化合物で処理するには、通常の繊維処理方法のい
ずれかを用いてもよい。例えば、浸漬法では室温静置法
や加熱撹拌法等、パッディング法では、パッド・ロール
法、パッド・ドライ法、パッド・ドライ・キューア法、
パッド・スチーム法などが挙げられる。
さらに、この処理は一般式[II]で表されるカチオン
性の繊維反応性化合物をアルカリの存在化で行うのが好
ましい。アルカリとしては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウムなどが好ましい。アルカ
リの使用量は、一般式[II]で表されるカチオン性の繊
維反応性化合物に対して重量百分率で1〜100%であ
る。
性の繊維反応性化合物をアルカリの存在化で行うのが好
ましい。アルカリとしては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウムなどが好ましい。アルカ
リの使用量は、一般式[II]で表されるカチオン性の繊
維反応性化合物に対して重量百分率で1〜100%であ
る。
[実施例] 以下に、この発明をセルロースからなる繊維について
適用した場合の実施例について説明するが、本発明はこ
れらの実施例の記載によってその範囲を何ら限定される
ものではない。
適用した場合の実施例について説明するが、本発明はこ
れらの実施例の記載によってその範囲を何ら限定される
ものではない。
(実施例1) カチオン性の繊維反応性化合物の合成 フラスコにN,N,N′,N′−テトラメチル−1,3−ジアミ
ノプロパン130g,1,3−ジクロロ−2−プロパノール270
g、水130g、及びイソプロパノール270gを入れ、加熱昇
温し、80℃で5時間反応させトリメチレン−ビス(3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル・ジメチルアンモニウ
ムクロライド)を得た。
ノプロパン130g,1,3−ジクロロ−2−プロパノール270
g、水130g、及びイソプロパノール270gを入れ、加熱昇
温し、80℃で5時間反応させトリメチレン−ビス(3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル・ジメチルアンモニウ
ムクロライド)を得た。
カチオン性の繊維反応性化合物による処理 精練された綿布50gを上記のように合成したトリメチ
レン−ビス(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル・ジ
メチルアンモニウムクロライド)30g/、と水酸化ナト
リウムフレーク10g/を溶解した溶液300mに加え、ま
ず40℃で5分間、次いで80℃で30分間処理する。
レン−ビス(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル・ジ
メチルアンモニウムクロライド)30g/、と水酸化ナト
リウムフレーク10g/を溶解した溶液300mに加え、ま
ず40℃で5分間、次いで80℃で30分間処理する。
この後、処理布を充分に水洗いした。抗菌剤の洗濯耐
久性を検査するため下記の条件下において、処理布の一
部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を行った。
久性を検査するため下記の条件下において、処理布の一
部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を行った。
洗濯条件 市販小型電気洗濯機使用 中性洗剤 1g/ 浴比 1:100 温度×時間 40℃×5分間 水洗 10分間 乾燥 80℃×20分間 抗菌性評価 評価法 菌数測定法(繊維製品衛生加工協議会評価マ
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 (実施例2) カチオン性の繊維反応性化合物の合成 フラスコにN,N,N′,N′−テトラジメチル−1,6−ヘキ
サメチレンジアミン232g,1,3ジブロム−2−プロパノー
ル360g、水450g、及びイソプロパノール270gを入れ、加
熱昇温し、90℃で6時間反応させヘキサメチレン−ビス
(3−ブロム−2−ヒドロキシプロピル−N,Nジメチル
−アンモニウムブロマイド)を得た。
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 (実施例2) カチオン性の繊維反応性化合物の合成 フラスコにN,N,N′,N′−テトラジメチル−1,6−ヘキ
サメチレンジアミン232g,1,3ジブロム−2−プロパノー
ル360g、水450g、及びイソプロパノール270gを入れ、加
熱昇温し、90℃で6時間反応させヘキサメチレン−ビス
(3−ブロム−2−ヒドロキシプロピル−N,Nジメチル
−アンモニウムブロマイド)を得た。
カチオン性の繊維反応性化合物による処理 上記のように合成したヘキサメチレン−ビス(3−ブ
ロム−2−ヒドロキシプロピル−N,N′ジメチル−アン
モニウムブロマイド)30g/を含む水溶液に、水酸化ナ
トリウム10g/を加えて処理液を調整する。
ロム−2−ヒドロキシプロピル−N,N′ジメチル−アン
モニウムブロマイド)30g/を含む水溶液に、水酸化ナ
トリウム10g/を加えて処理液を調整する。
精練された綿布50gを上記処理液に室温で1分間浸漬
し、ロールで80%の絞り率に絞り、直ちに110℃で10分
間処理した。
し、ロールで80%の絞り率に絞り、直ちに110℃で10分
間処理した。
この後、処理布を充分に水洗いした。抗菌剤の洗濯耐
久性を検査するため、実施例1と同様の条件下において
処理布の一部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を
行った。
久性を検査するため、実施例1と同様の条件下において
処理布の一部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を
行った。
洗濯条件 実施例1に同じ 抗菌性評価 評価法 菌数測定法(繊維製品衛生加工協議会評価マ
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 (実施例3) カチオン性の繊維反応性化合物の合成 フラスコにN,N,N′,N′−テトラ(シアノエチル)−
1,6−ヘキサメチレンジアミン164g,イソプロピルアルコ
ール100gを入れ、冷却撹拌しながら35%塩酸105gを穏や
かに滴下する。約50℃で1時間保った後、エピクロルヒ
ドリン93gを水冷却下に穏やかに滴下する。約50℃で30
分間保った後、徐々に昇温しイソプロピルアルコールの
還流下で18時間反応を行いヘキサメチレン−ビス−(3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピル−ジ(シアノエチ
ル)アンモニウムクロライドを得た。
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 (実施例3) カチオン性の繊維反応性化合物の合成 フラスコにN,N,N′,N′−テトラ(シアノエチル)−
1,6−ヘキサメチレンジアミン164g,イソプロピルアルコ
ール100gを入れ、冷却撹拌しながら35%塩酸105gを穏や
かに滴下する。約50℃で1時間保った後、エピクロルヒ
ドリン93gを水冷却下に穏やかに滴下する。約50℃で30
分間保った後、徐々に昇温しイソプロピルアルコールの
還流下で18時間反応を行いヘキサメチレン−ビス−(3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピル−ジ(シアノエチ
ル)アンモニウムクロライドを得た。
カチオン性の繊維反応性化合物による処理 上記のように合成したヘキサメチレン−ビス−(3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル−ジ(シアノエチル)
アンモニウムクロライド50g/を含む水溶液に、炭酸カ
リウム30g/を加えて処理液を調整する。
クロロ−2−ヒドロキシプロピル−ジ(シアノエチル)
アンモニウムクロライド50g/を含む水溶液に、炭酸カ
リウム30g/を加えて処理液を調整する。
精練された綿布50gを上記処理液に室温で1分間浸漬
し、ロールで80%の絞り率に絞り、直ちに110℃で10分
間処理した。
し、ロールで80%の絞り率に絞り、直ちに110℃で10分
間処理した。
この後、処理布を充分に水洗いした。抗菌剤の洗濯耐
久性を検査するため、実施例1と同様の条件下において
処理布の一部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を
行った。
久性を検査するため、実施例1と同様の条件下において
処理布の一部について10回洗濯した後、抗菌性の評価を
行った。
洗濯条件 実施例1に同じ 抗菌性評価 評価法 菌数測定法(繊維製品衛生加工協議会評価マ
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 [発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、従来に比べ
て、耐久性の優れた抗菌剤および抗菌処理方法を得るこ
とができた。
ニュアルに従う) 菌種 黄色ブドウ状球菌 [発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、従来に比べ
て、耐久性の優れた抗菌剤および抗菌処理方法を得るこ
とができた。
Claims (2)
- 【請求項1】下記の一般式[II]で表されるカチオン性
のセルロース反応性化合物であることを特徴とする抗菌
剤。 (式中、Aは水酸基で置換された炭素原子数1〜8のア
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。) - 【請求項2】セルロース系の材料を下記の一般式[II]
で表される抗菌剤で処理して、下記の一般式[I]で表
される化合物を得ることを特徴とする抗菌処理方法。 (式中、Aは水酸基で置換された炭素原子数1〜8のア
ルキレン基、Xはハロゲンを表し、R1,R2,R3,R4は各々
炭素原子数1〜4のアルキル基、もしくは水酸基または
シアノ基で置換された炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Q1,Q2は式 を表し、Q1とQ2は同じものでも異なるものでもよい。Y
はハロゲンであり、XとYは同じものでも異なるもので
もよい。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25718890A JP2952699B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 抗菌剤及び抗菌処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25718890A JP2952699B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 抗菌剤及び抗菌処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136271A JPH04136271A (ja) | 1992-05-11 |
JP2952699B2 true JP2952699B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17302903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25718890A Expired - Fee Related JP2952699B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 抗菌剤及び抗菌処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5786282A (en) * | 1997-02-25 | 1998-07-28 | Barnhardt Manufacturing Company | Opened wet processed intermediate natural fiber product suitable for formation into end use fiber products with long-lasting antimicrobial properties and method |
US7067479B2 (en) * | 2002-09-30 | 2006-06-27 | Bausch & Lomb Inc. | Compositions with enhanced antimicrobial efficacy against E. coli |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP25718890A patent/JP2952699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04136271A (ja) | 1992-05-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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