JP2507837B2 - 抗菌性繊維および繊維の抗菌処理方法 - Google Patents

抗菌性繊維および繊維の抗菌処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌性繊維および繊維
の抗菌処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】天然繊維や合成繊維からなる繊維製品
は、衣料、寝具、屋内および屋外装飾品として広く使用
されている。しかして、これらの繊維製品に人間や他の
動物の汗などの排泄物あるいは飲食物などが付着する
と、当該付着物が栄養源となってカビや細菌が繁殖する
ようになり、その結果、繊維の変質、変色あるいは劣化
を生じ、また悪臭を放つようになったり人体の健康を害
するなどの原因となる。
【0003】従来、このような問題を解決するために、
有機金属化合物、ハロゲン化フェノール系化合物で抗菌
処理する方法および第4アンモニウム化合物で抗菌処理
する方法などが知られている。
【0004】しかしながら、有機金属化合物やハロゲン
化フェノール系化合物を用いて繊維を抗菌処理する方法
は、人体に対する毒性の問題や処理廃液の公害問題を有
する。
【0005】一方、第4アンモニウム化合物をそのまま
用いて抗菌処理する場合には、処理後における変色の問
題があり、例えば第4アンモニウム化合物を蛍光増白品
の抗菌処理に用いると当該蛍光増白品が蛍光性を失った
り、処理後に黄変を生じるなどの欠点を有している。こ
れは、蛍光増白剤の多くがアニオン基含有染料であり、
このアニオン基によって第4アンモニウム化合物が変性
されてしまうことによるものである。
【0006】この欠点を解決するための方法として、硫
酸塩系化合物あるいはカルボン酸塩系化合物により、第
4アンモニウム化合物のカチオン基を部分的に封鎖する
方法が知られており(特開昭59− 71480号公報、特開平
1− 97278号公報、特開平1− 97277号公報参照)、か
かる硫酸塩系化合物として例えば下記化3および化4で
表される化合物が開示されている。
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】 〔化4中、R6 およびR7 は、それぞれ水素原子または
炭素原子数が1〜3のアルキル基もしくは炭素原子数が
1〜3のアルカノール基を表し、X3 は−(CH2 r
−(rは0〜5の整数である。)を表し、Y2 は、水素
原子、NH4 またはアルカリ金属原子を表す。〕
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、硫酸塩
系化合物あるいはカルボン酸塩系化合物により、第4ア
ンモニウム化合物のカチオン基を部分的に封鎖する方法
では、第4アンモニウム化合物が本来有する抗菌性の効
果が阻害される、という問題点がある。従って、抗菌性
と変色防止の両目的を同時に達成することはできない。
【0010】また、第4アンモニウム化合物と上記に示
す硫酸塩系化合物あるいはカルボン酸塩系化合物とを水
溶液中に混合すると凝集物が形成されるため、この混合
液を処理液として用いる場合には使用範囲が著しく限定
され、多くの場合、別浴で二段階の処理操作が必要とな
り煩雑である。
【0011】本発明の第1の目的は、処理の対象となる
繊維が蛍光染色されたものである場合にもその蛍光性が
失われず、黄変などの変色の問題がなく、しかも第4ア
ンモニウム化合物が本来有する抗菌性が阻害されていな
い抗菌性繊維を提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、上記の抗菌性繊維
を効率的に得ることができる繊維の抗菌処理方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の抗菌性繊維は、
第4アンモニウム化合物よりなる抗菌剤で処理された抗
菌性繊維であって、前記第4アンモニウム化合物のカチ
オン基が、下記化5で表されるN−アシルアミノ酸塩よ
りなるアミノ酸系界面活性剤化合物によって、少なくと
も部分的に封鎖されていることを特徴とする。
【0014】
【0015】 本発明の繊維の抗菌処理方法は、第4ア
ンモニウム化合物および下記化5で表されるN−アシル
アミノ酸塩よりなるアミノ酸系界面活性剤化合物を含有
してなる処理液で繊維を処理することを特徴とする。
【0016】
【0017】
【化5】 〔化5中、R1 は、炭素原子数が8〜18のアルキル基を
表し、X1 は、−COO- または−SO3 - を表し、A
1 は、Na,K,Liまたは水素原子を表し、nは1ま
たは2である。〕
【0018】
【発明の作用および効果】本発明の抗菌性繊維は、第4
アンモニウム化合物が本来有する優れた抗菌性が阻害さ
れることなく維持され、しかも繊維の白度が低下したり
黄変が生じたりすることはない。
【0019】本発明の繊維の抗菌処理方法によれば、上
記の抗菌性繊維を好適に得ることができる。また、第4
アンモニウム化合物とアミノ酸系界面活性剤化合物とを
水溶液中で混合しても凝集物が形成されないので、同浴
で一段階の操作により効率的に抗菌処理を行うことがで
きる。
【0020】以下、本発明を更に具体的に説明する。抗菌性繊維 抗菌処理の対象となる繊維材料の種類は特に限定される
ものではなく、例えば綿、麻、羊毛、絹などの天然繊
維、レーヨンなどの半合成繊維、ポリアミド、アクリ
ル、ポリエステルなどの合成繊維、およびこれらの混用
繊維、複合繊維を挙げることができる。また、これら繊
維材料の製品形態も特に限定されるものではなく、例え
ば糸、綿、編織物、不織布、敷物、縫製品などいずれの
製品形態であってもよい。
【0021】本発明の抗菌性繊維は、後述する本発明の
抗菌処理方法によるほか、 処理の対象となる繊維材
料を第4アンモニウム化合物よりなる抗菌剤で処理し、
次いでアミノ酸系界面活性剤化合物で処理する方法、
処理の対象となる繊維材料をアミノ酸系界面活性剤化
合物で処理し、次いで第4アンモニウム化合物よりなる
抗菌剤で処理する方法によって得ることができる。
【0022】ここに、抗菌剤として用いる第4アンモニ
ウム化合物としては、下記化6で表されるオルガノシリ
コーン第4アンモニウム塩および下記化7〜化10で表
される第4アンモニウム塩構造を有する化合物を挙げる
ことができる。
【0023】
【化6】 〔化6中、R8 、R9 およびR10は、それぞれ炭素原子
数が1〜18のアルキル基、−CH2 6 5 または−C
2 OHを表し、R11は炭素原子数が1〜4のアルキレ
ン基を表し、R12およびR13は、それぞれ炭素原子数が
1〜4のアルキル基を表し、X4 はハロゲン原子または
酸アニオンを表し、nは0〜2の整数である。〕
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】 〔化8中、R17は水素原子または炭素原子数が1〜18の
アルキル基を表し、X7 はハロゲン原子を表す。〕
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】 〔化10中、R22およびR23は、それぞれ同一もしくは
異なる水素原子またはメチル基を表し、X11はハロゲン
原子または酸アニオンを表し、vは10〜30の整数であ
る。〕
【0028】上記化6〜化10で表される第4アンモニ
ウム化合物は、グラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌など
に対して優れた抗菌効果を有するとともに藻類などに対
しても優れた制藻効果を有する。
【0029】本発明の抗菌性繊維において、上記の第4
アンモニウム化合物よりなる抗菌剤の付着量は、有効成
分換算で、繊維重量あたり0.05%以上とされ、実用上は
10%以下で十分である。
【0030】 第4アンモニウム化合物のカチオン基を
封鎖するアミノ酸系界面活性剤化合物は、界面活性剤と
して用いることのできる、既述の化5で表されるN−ア
シルアミノ酸塩よりなるアミノ酸系化合物である。
【0031】
【0032】 上記化5で表される化合物の具体例とし
ては、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ミリ
ストイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイル−N−
メチルアラニンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウ
リンナトリウム、N−ミリストイルメチルタウリンナト
リウムなどを挙げることができる。
【0033】アミノ酸系界面活性剤化合物の使用量とし
ては、有効成分として繊維に付着された第4アンモニウ
ム化合物のカチオン基1モルあたり0.5 〜2.0 モルの範
囲であることが好ましい。
【0034】具体的な処理方法としては、処理の対象と
なる繊維材料に対して、浸漬法、パッド法、印捺法、ス
プレー法などのいずれの方法によっても行うことができ
る。浸漬法における処理温度は0〜70℃が好ましく、特
に好ましくは30〜60℃である。他の方法における処理温
度は60℃以下に保てばよい。処理時間は5〜120 分間の
範囲内で十分である。処理後、乾燥を行う。乾燥温度は
0〜200 ℃の範囲であり、乾燥時間は適宜決定される。
【0035】 繊維の抗菌処理方法 本発明の繊維の抗菌処理方法は、第4アンモニウム化合
物および上記化5で表されるN−アシルアミノ酸塩より
なるアミノ酸系界面活性剤化合物を含有してなる処理液
で繊維を処理すること、すなわち、繊維材料を当該N−
アシルアミノ酸塩の存在下で第4アンモニウム化合物に
より処理することを特徴とする。
【0036】
【0037】
【0038】本発明の抗菌処理方法を実施するための処
理液は、N−アシルアミノ酸塩の水溶液あるいはN−ア
シルアミノ酸塩と硫酸塩系化合物との水溶液に、第4ア
ンモニウム化合物を適宜の濃度、例えば有効成分換算で
繊維重量あたり0.05%以上となるように溶解して調製す
る。処理液中のN−アシルアミノ酸塩の濃度は、溶解さ
れた第4アンモニウム化合物のカチオン基1モルあたり
0.5 〜2.0 モルの範囲となる濃度であることが好まし
い。
【0039】そして、この処理液を用いて、前記と同様
の方法および条件で抗菌処理を行い、乾燥することによ
って抗菌性繊維を得ることができる。上記の抗菌処理方
法によれば、同浴で一段階の操作により効率的に抗菌処
理を行うことができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこれらによって限定されるものではない。
【0041】<実施例1>処理操作 精錬処理、漂白処理および蛍光染色処理を施した綿フラ
イスニットを、0.5重量%の3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルオクタデシルジメチルアンモニウムクロリ
ド(第4アンモニウム化合物)水溶液に浸漬し、浸漬後
マングルにより絞り率が 100%となるように絞り、 100
℃で10分間乾燥した。処理操作 前記処理操作が終了後、綿フライスニットを、の0.3
重量%のN−ラウロイルサルコシンナトリウム(アミノ
酸系界面活性剤化合物)水溶液に浸漬し、浸漬後マング
ルにより絞り率が 100%となるように絞り、 100℃で10
分間乾燥し、抗菌性綿フライスニットを得た。
【0042】<実施例2>処理操作において、アミノ
酸系界面活性剤化合物水溶液として0.35重量%のN−ラ
ウロイルメチルタウリンナトリウム水溶液を用いたこと
以外は実施例1と同様にして、抗菌性綿フライスニット
を得た。
【0043】<実施例3>処理操作において、第4ア
ンモニウム化合物水溶液として0.35重量%のオクタデシ
ルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液を用いたこと
以外は実施例1と同様にして、抗菌性綿フライスニット
を得た。
【0044】<比較例1>処理操作を行わなかったこ
と以外は実施例1と同様にして、抗菌性綿フライスニッ
トを得た。
【0045】<比較例2>処理操作において、0.3 重
量%のN−ラウロイルサルコシンナトリウムに代えて
0.3重量%のジアルキルスルフォサクシネート(硫酸塩
系化合物)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、
抗菌性綿フライスニットを得た。
【0046】以上のようにして得られた抗菌性綿フライ
スニットの各々について、白度、耐光性および抗菌性に
ついて評価した。
【0047】白度は、比色計「日立 307型カラーアナラ
イザー」(日立製作所社製)を用い、L,a,bを測定
することにより評価した。
【0048】耐光性はJIS L 0842 −1971の第3露光法
に準じ、フェードメーター「FAL−SH−C型」(ス
ガ試験機社製)により紫外線照射を2時間行った後、前
記比色計によりL,a,bを測定して、変褪色の状況か
ら評価した。
【0049】抗菌性はシェーク・フラスコ法を用いて測
定した。上記シェイクフラスコ法は、米国 AATCC Test
Method 100の改良法であって、試験布と細菌を強制的に
接触させ、抗菌効果を定量的に測定する方法である。具
体的には、次の操作(1) 〜(6) が実行される。 (1) 試験試料(抗菌処理した繊維)の0.75gの細片を作
り、これを試験片とする。 (2) 容量 200mlの三角フラスコに滅菌したリン酸緩衝液
70mlを入れ、これに肺炎桿菌クレブシェラ・ニューモニ
エ (Klebsiella pneumoniae) ATCC4352を1.5 ×105
3×105 個/mlの割合で含有する菌液5mlを接種する。 (3) この三角フラスコから菌液1mlを採取し、9mlの滅
菌リン酸緩衝液を入れた試験管に移して均一に混合す
る。この混合液1mlを更に滅菌リン酸緩衝液9mlと混合
希釈する。この再希釈された菌液の1mlを採り、滅菌し
たシャーレに入れ、これにトリプトングルコースエクス
トラクト寒天培地16〜20mlを加えて固化させる。これを
温度37℃で18〜24時間の間培養処理する。 (4) 操作(2) における三角フラスコに操作(1) の試験片
を入れ、これをリストアクションシェイカー(Wrist Act
ion Shaker) で1時間振盪する。そして操作(3)と同様
に三角フラスコからの菌液を、直接、あるいは1回若し
くは2回滅菌リン酸緩衝液で混合希釈した後シャーレに
移し、当該培地を加えて培養する。 (5) 操作(3) および操作(4) で得られた、培養後の菌数
をそれぞれ数え、下記数1に従って減菌率を算出する。
【0050】
【数1】
【0051】(6) 抗菌処理を施していない他は同一の繊
維について同様の操作を行う。以上の結果を表1に示
す。
【0052】なお、表1中、「未処理試料」とは抗菌処
理を施していない試料(精錬処理、漂白処理および蛍光
染色処理を施した綿フライスニット)をいう。また「色
差」とは、各実施例および各比較例におけるL,a,b
および未処理試料におけるL0 ,a0 ,b0 を測定し、
下記数2によって計算した値をいう。
【0053】
【数2】
【0054】<実施例4>3−(トリメトキシシリル)
プロピルオクタデシルジメチルアンモニウムクロリドお
よびN−ラウロイルサルコシンナトリウムを、それぞれ
の濃度が0.5 重量%、0.3 重量%となるように水に溶解
させて処理液を調製した。精錬処理、漂白処理および蛍
光染色処理を施した綿フライスニットを、前記処理液に
浸漬し、浸漬後マングルにより絞り率が 100%となるよ
うに絞り、 100℃で10分間乾燥し、抗菌性綿フライスニ
ットを得た。
【0055】<比較例3>3−(トリメトキシシリル)
プロピルオクタデシルジメチルアンモニウムクロリドお
よびジアルキルスルフォサクシネートを、それぞれの濃
度が0.5 重量%、0.2 重量%となるように水に溶解させ
て処理液を調製した。なお、この処理液は、ただちに凝
集物が生じた。精錬処理、漂白処理および蛍光染色処理
を施した綿フライスニットを、前記処理液に浸漬し、浸
漬後マングルにより絞り率が 100%となるように絞り、
100℃で10分間乾燥し、抗菌性綿フライスニットを得
た。この抗菌性綿フライスニットの表面にはオイルスポ
ット状の不均一なムラが発生した。
【0056】実施例4および比較例3により得られた抗
菌性綿フライスニットの各々について、白度、耐光性お
よび抗菌性について、実施例1と同様の方法で測定し
た。結果を表1に示す。
【0057】
【表1】

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第4アンモニウム化合物よりなる抗菌剤
    で処理された抗菌性繊維であって、 前記第4アンモニウム化合物のカチオン基が、下記化1
    で表されるN−アシルアミノ酸塩よりなるアミノ酸系界
    面活性剤化合物によって、少なくとも部分的に封鎖され
    ていることを特徴とする抗菌性繊維。 【化1】 〔化1中、R1 は、炭素原子数が8〜18のアルキル基を
    表し、 X1 は、−COO- または−SO3 - を表し、 A1 は、Na,K,Liまたは水素原子を表し、 nは1または2である。〕
  2. 【請求項2】 第4アンモニウム化合物および下記化2
    で表されるN−アシルアミノ酸塩よりなるアミノ酸系界
    面活性剤化合物を含有してなる処理液で繊維を処理する
    ことを特徴とする繊維の抗菌処理方法。 【化2】 〔化2中、R1 は、炭素原子数が8〜18のアルキル基を
    表し、 X1 は、−COO- または−SO3 - を表し、 A1 は、Na,K,Liまたは水素原子を表し、 nは1または2である。〕
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