JPS6268639A - 鋼製より線の加工方法と装置 - Google Patents

鋼製より線の加工方法と装置

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JPS6268639A
JPS6268639A JP20892385A JP20892385A JPS6268639A JP S6268639 A JPS6268639 A JP S6268639A JP 20892385 A JP20892385 A JP 20892385A JP 20892385 A JP20892385 A JP 20892385A JP S6268639 A JPS6268639 A JP S6268639A
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strand
stranded wire
strands
cylinder
rotary cylinder
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JP20892385A
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Seiji Naito
内藤 清司
Kazuhiko Matsumoto
松元 和彦
Yutaka Tanaka
豊 田中
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鋼製のより線に加工する方法および装置に関
するものである。
〈従来の技術〉 例えばpciより線に塗油する場合に、従来はより線の
外部からグリースを吹き付けたり、塗布したりすること
によって処理している。
しかし、より線は強固によられているから、外部から塗
布した程度では完全に内部へ浸透させるような充分な処
理は行えない。
特にpciより線をアンカーケーブルとして利用する場
合に、非定着部分は周囲のモルタルと完全に絶縁してい
ることを要し、従来のような不充分な塗油工程を採用し
ていては設計どうりの効果を期待できない場合もある。
より線の内側まで処理する必要性はグリースを塗布する
場合のみではな(、反対に油分を除去する場合、その他
の材料を塗布する場合も同様であり、同じように不完全
な処理によってなされているのが現状である。
〈本発明の目的〉 本発明は上記の点を改善するためになされたもので、鋼
製のより線の1本づつに完全な塗油や油ぬき、洗浄、研
摩などを行うことのできる、より線加工方法および装置
を提供することを目的とする。
〈本発明の構成〉 次に本発明の一実施例について説明する。
〈イ〉回転ダイ 第1.2図において1は回転ダイであり基板14≠上に
固定しである。
回転ダイ1は外箱11内に、回転自在に回転筒12を収
納して構成する。
回転筒12は、より線Sを構成する素線Wの本数に応じ
た貫通孔13を貫通する。
〈口〉収束筒 収束筒2はより線Sの外径と等しいか、わずかに径の大
きい中心孔を開孔した単なる筒体であり、移動すること
のないようにクランプ21などで基板に固定しである。
この収束筒2は単に鋼製の板体やブロックに貫通孔を開
孔した構造でも、あるいはより線Sを挿入するパイプで
あっても、その用途に応じて利用できる。
要は元のより線Sの外径とほぼ等しい貫通孔を設けてあ
れば、一旦はどけて径の拡大した素線W群を、再び元の
より線Sの径まで収縮させるという目的を達成できる。
くハ〉ノズル ノズル3は例えばグリース、水蒸気、高圧空気、高圧水
、シリコン、その他の化学薬品や洗浄剤あるいは粉体、
粒体、などを供給するために利用する。
ノズル3は回転ダイ1と収束筒2との間に位置させ、上
記したような流体をバラバラにほどけた素線W群に供給
し得るよう配置する。
く本発明の使用方法〉 次に上記の装置を用いた、より線の加工方法について説
明する。
くイ〉より線先端の解体 より線の先端の処理だけは人の手作業によって行う。
すなわち、PC鋼線等のより線Sの先端をほどいて、各
素線Wごとにばらばらにする。
〈口〉回転ダイ、収束筒への挿入 ばらばらにほどいた各素線Wを、1本ごとに回転ダイ1
の回転筒12の貫通孔13に挿入する。
そして一定距離だけ離して、再び全素線Wを収束し収束
筒2の貫通孔内に挿入する。
〈ハ〉素線の開放 回転筒12の貫通孔13によって開放された素線Wには
、充分にねしれが残っている。
そのため、各素線の先端を再び収束させてみると、開放
されてばらばらになった素線は、回転ダイ1と収束筒2
との間で大きな波状に少数回、拡大、縮小を繰り返して
位置することになる。
すなわち、ねじりが戻ろうとする力によって、かえって
一旦広く離れてしまい、再び1本の素線W群にまとまっ
てより線Sを再構成するものである。
く二〉より線の連続供給 以上の状態のより線Sを回転駆動するローラの間を通過
させるなどの方法により、連続して収束筒2方向へ押し
出す。
すると回転ダイ1の回転筒12は、より線Sのよりの力
に従って回転しつつ、素線Wごとにほぐしてゆく作用を
続ける。
くホ〉流体の供給 素線W群が最も拡大したあたりで、ノズル3からグリー
ス、その他の液体、気体を供給する。
すると、各素線Wは完全に独立していて周囲に他の材料
が接触していないから、素線Wの全周面をグリースなど
の流体で被覆できる。
素線Wの全延長にグリースを塗布する場合には以上の工
程を継続すればよいが、アンカー用の銅線のようにグリ
ースを塗布してはならない範囲が特定されるような場合
がある。
その時には、単にノズル3からのグリースの供給を中止
しただけでは、素線Wのねじれに沿ってグリースが流れ
て非塗布部分までグリースの影響を与えてしまう。
そうした場合にはノズル3を交換しく複数本のノズルを
出入り自在に配置してお(と便利である)、素線Wの一
定距離にシリコン等を供給して塗布すればよい。
く本発明の効果〉 本発明は上記したように構成したから次のような効果を
達成できた。
〈イ〉従来はpcm線などのより線は素線間の空間や、
素線と素線の接触面にグリースなどを塗布することはま
ったく不可能であると考えられていた。
従って、その外周からグリースなどを塗り付けるだけで
処理をしていた。
く口〉本発明の方法、装置によって、初めて各素裸の全
周面に完全にグリースなどを塗布することが可能となっ
た。
従ってこの方法、装置によって処理した場合のみ、本来
の設計条件を満足する材料として安心して利用できるこ
とになる。
くハ〉ノズルからグリース以外の化学薬品や蒸気、ある
いは研摩用の粉体、粒体などを供給ずれば、素線周囲の
古い油を取り除いたり、洗浄したり、他の化学処理や研
1γなどを行うことができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼製より線の各素線を、 回転筒の貫通孔に挿入して素線間の距離を拡大し、 拡大部分において液体や気体などを供給し、素線群を再
    び収束して行う、 鋼製より線の加工方法
  2. (2)鋼製より線の素線を独立して貫通する、回転自在
    の回転筒と、 鋼製より線の開放された素線群を収束する収束筒と、 回転筒と収束筒との間に位置する液体、気体などの供給
    ノズルとにより構成した、 鋼製より線の加工装置
JP20892385A 1985-09-24 1985-09-24 鋼製より線の加工方法と装置 Granted JPS6268639A (ja)

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JP20892385A JPS6268639A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 鋼製より線の加工方法と装置

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JPS6268639A true JPS6268639A (ja) 1987-03-28
JPH0253139B2 JPH0253139B2 (ja) 1990-11-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328444A (ja) * 1989-03-08 1991-02-06 Kurosawa Kensetsu Kk プレストレストコンクリート用pc鋼より線の防錆方法
JPH03154710A (ja) * 1989-11-14 1991-07-02 Amada Metrecs Co Ltd 加工異常検出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121684A (en) * 1980-12-27 1982-07-29 Shinko Wire Co Ltd Method and apparatus for producing wire rope with filler
JPS58168450A (ja) * 1982-03-31 1983-10-04 Yazaki Corp 撚線の製造方法とその装置

Patent Citations (2)

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