JPS6268617A - 熱間圧延のネツキング防止方法 - Google Patents
熱間圧延のネツキング防止方法Info
- Publication number
- JPS6268617A JPS6268617A JP60210675A JP21067585A JPS6268617A JP S6268617 A JPS6268617 A JP S6268617A JP 60210675 A JP60210675 A JP 60210675A JP 21067585 A JP21067585 A JP 21067585A JP S6268617 A JPS6268617 A JP S6268617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- necking
- amount
- length
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/22—Lateral spread control; Width control, e.g. by edge rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/26—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by hot-rolling, e.g. Steckel hot mill
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、熱間圧延のネッキング防止方法に係り、特に
、熱間圧延機より出たホットストリップが巻取装置によ
り巻取られる際生じる、該ストリップのネッキングによ
る幅落ちの位置及び値を予測し、予め熱間仕上圧延機入
側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅落ちに見合う
鑓まで広げてネッキングを防止づるようにした熱間圧延
のネッキング防止方法の改良に関する。
、熱間圧延機より出たホットストリップが巻取装置によ
り巻取られる際生じる、該ストリップのネッキングによ
る幅落ちの位置及び値を予測し、予め熱間仕上圧延機入
側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅落ちに見合う
鑓まで広げてネッキングを防止づるようにした熱間圧延
のネッキング防止方法の改良に関する。
【従来の技術1
熱間圧延において、仕上圧延機と巻取装設間の張力によ
って、巻取りコイルの長手方向の一部局所に、幅が落込
む(ネッキングと称する)場合がある。 このネッキングを防止するべく、ネッキングによる幅落
込みが発生する場合には、予め粗バーの全体に亘って幅
落込み量分を上乗せして圧延することが行われているが
、歩留りが大幅に低下してしまう。 このような問題点を解滌ヴるものとして、持分11cイ
51−43460で、巻取装置によって巻取られる際に
生じるストリップのネッキング位置及び足を予測し、熱
間仕上圧延機入側にて、粗バーの該当部分の幅を、ネッ
キング量に見合う量まで広げることが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ネッキングの位置及び鑓は、バーの冷却
条件(温度条件)、圧延条件、仕上圧延磯〜コイラ間の
張力変動等によって変わる場合がある。従って、予測精
度を上げるためには、物理定数等を含めて、厳密な予測
モデル式を構築する必要があるが、現時点においては非
常に困難であるという問題点を有していた。 【発明の目的】 本発明は、前記従来の問題点を解Fr!iづるべくなさ
れたもので、圧延実績に応じて予測モデル式の精度を向
上することができ、従って、ネッキングによる幅溝らの
位n及び債を精度よく予測して、ネッキングを確実に防
止することができる熱間圧延のネッキング防止方法を提
供することを目的とする。
って、巻取りコイルの長手方向の一部局所に、幅が落込
む(ネッキングと称する)場合がある。 このネッキングを防止するべく、ネッキングによる幅落
込みが発生する場合には、予め粗バーの全体に亘って幅
落込み量分を上乗せして圧延することが行われているが
、歩留りが大幅に低下してしまう。 このような問題点を解滌ヴるものとして、持分11cイ
51−43460で、巻取装置によって巻取られる際に
生じるストリップのネッキング位置及び足を予測し、熱
間仕上圧延機入側にて、粗バーの該当部分の幅を、ネッ
キング量に見合う量まで広げることが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ネッキングの位置及び鑓は、バーの冷却
条件(温度条件)、圧延条件、仕上圧延磯〜コイラ間の
張力変動等によって変わる場合がある。従って、予測精
度を上げるためには、物理定数等を含めて、厳密な予測
モデル式を構築する必要があるが、現時点においては非
常に困難であるという問題点を有していた。 【発明の目的】 本発明は、前記従来の問題点を解Fr!iづるべくなさ
れたもので、圧延実績に応じて予測モデル式の精度を向
上することができ、従って、ネッキングによる幅溝らの
位n及び債を精度よく予測して、ネッキングを確実に防
止することができる熱間圧延のネッキング防止方法を提
供することを目的とする。
本発明は、熱間圧延機より出たホットストリップが巻取
装置により巻取られる除重じる、該ストリップのネッキ
ングによる幅溝ちの位置及び四を予測し、予め熱間仕上
圧延機入側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅溝ち
に見合う量まで広げてネッキングを防止するようにした
熱間圧延のネッキング防止方法において、第1図にその
要旨を示す如く、仕上圧延機出側と巻取装置入側の板温
度、板幅及び板長さから、ネッキングによる幅溝らの足
、位置及び長さの実績値を計算し、これに基づいて、幅
溝ち樋、位置及び良さの予測モデル式の学習項を学習し
、これによって、次のスト1ハツブの幅溝ら量、位置及
び長さを予測して、粗バーの該当部分の幅を、予測され
た幅溝ちに見合う量まで広げることにより、前記目的を
速成したものである。 (作用) 本発明においては、ホットストリップのネッキングによ
る幅溝ちの位置及び量を予測し、予め熱間仕上圧延機入
側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅溝ちに見合う
楡まで広げてネッキングを防止ザるに際して、仕上圧延
機出側と巻取装置入側の板温度、板幅及び板長さから、
ネッキングによる幅溝ちの量、位置及び長さの実績値を
計算し、これに基づいて、幅溝ら鑓、位置及び長さの予
測モデル式の学習項を学習し、これによって、次のスト
リップの幅溝ら間、位置及び長さを予測するようにして
いる。従って、圧延実績により予測モデル式の精度を高
めて、ネッキングによる幅溝らの門、位置及び長さの予
測精度を向上させ、ネッキングを確実に防止して、最終
的に歩留り向上を図ることができる。 ここで、仕上圧延機出側と巻取装置入側の板幅を測定し
ているのは、次のような理由による。即ち、通常ネッキ
ングは発生しない場合は、仕上圧延機出側と巻取装置入
側の板幅が一致する(温度変動等による変化は除く)。 又、ネッキングの発生は、仕上圧延機出側では検出され
ず、巻取装置入側で検出される。従って、仕上圧延機出
側又は巻取装置入側のいずれか一方のみの板幅では、板
幅の変動が、ネッキングによるものか、他要因に起因す
るらのかの判別が困難であるからである。 [実施例] 以下図面を参照して、本発明に係るネッキング防止方法
が採用された、熱間圧延工程の実施例を詳細に説明する
。 本実施例においては、第2図に示す如く、粗圧延機20
と、仕上圧延機22と、巻取装置24とを有してなる熱
間圧延工程において、前記仕上圧延122の出側と巻取
装置24の入側にそれぞれ幅計30.32を設置し、仕
上圧延機22と巻取装置24間の張力発生によって生ず
る局部的な幅溝込み量(ネッキング伝)を計測可能な設
備が構成されている。又、前記幅計30,32で計測し
た幅データの計測点合せを行うために、板長さを測定可
能なタッチロール式の板速計34.36が、それぞれ前
記幅J130.32の直近に配置されている。 各;it a[11機器のイに号は、幅データ収集処理
装置38.40に入力され、板長手方向に定長(又は定
115間)サンプリングを行い、板幅と根艮手方向距離
のデータが収集される。各15号処理装冒38.40に
よって収集されたデータは、ネッキング(装置及び量の
学習演算装置1ff42に入力され、ネッキング補正デ
ータの学習演算が行われる。学習結果は、ネッキング補
正設定処理装置44に入力され、次二]イル以陪に対り
るネッキング補Jデータが、粗圧延機駆動装置46の設
定データとして出力される。 本実施例における仕十圧延i22出側の幅計30のデー
タの一例を第3図(A)に、又、巻取装量24人側の幅
計32の測定データの一例を同じく第3図([3)に示
−4゜この第3図は、ネッキング補正処理を実施してい
ない例であり、巻取装首24の入側で局所的に幅溝ち込
み(ネッキング)を発生している。 これに対して、ネッキング補正処理を実施した場合には
、第4図(Δ)に示す如く、仕上圧延機22の出側で、
板幅が、ネッキング発生によって変faJ−Slる分局
所内に広めに圧延され、ネッキング発生によって第4図
(B)に示す如く、巻取fA iii。 24の入側で[:1標幅に圧延りることが可能となる。 しかしながら、ネッキング補正データが適正でない場合
には、第5図及び第6図に示J如く、巻取部ぐ幅が広め
の部分が生じたり、ネッキングを防止できなかったりす
る。 本発明においては、これらの不適切な補正データを学習
によって逐次補正することによって、第4図に示したよ
うな圧延を実現する。 具体的には、第7図に示す如く、まずステップ110で
、仕上圧延機出側幅計30のデータから、ネッキング補
正実績データを計測づる。次いでステップ112で、巻
取装四入側幅、1t32のデータより、ネッキング実績
データを測定する。 次いでステップ114で、実績データより、実績幅溝ら
faΔWCa、イ装置ぶC(L、長さΔβc0を同定り
る。このステップ114における、幅溝ら量ΔWc、位
置!c%長さΔ1cの同定は、具体的には、次のように
して1jわれる。まず、前記幅計30.32からは、幅
計直近に設置された潟1り計31.33によって、例え
ば次式により膨張I11が換算された、常温での板幅W
cが出力される。 ’vVc−Wh / (1+α(T h −−r c
) ) = (1)ここで、Whは熱間での板幅(測定
値)、αは膨張係数、丁りは温度(測定値)、Tcは常
温(例えば25°C)である。 従つC1次式に示σ如く、仕、[圧fli出側幅ル]3
oの出力値Wr7’と巻取装置入側幅計32の出力ic
+ W C’の対応する板長手方向の各計測点iの差を
計詐し、差の大きいところを幅溝らεΔWcと46゜ いてから、仕上F[延R最終スタンドF7と巻取装置間
に発生づる張力によって、板のF7〜巻取装d問におい
て生ずると考えられるので・、(F7〜巻取装置間距離
)ト(張力が確立づるまでに巻かれる板長さ分)までの
走査点を比較すればよい。 Nは、これに相当する走査点数である。 なお、仕玉ユ延機出但り幅計出カ値ッ、7嘔巻取装置入
側幅計出力値Wc’は、幅計の誤差、温度式1のl;差
、膨張係数αの誤差等を含むため、ある値(ΔWo>以
上を、ネッキングによる幅溝ちδlΔWCとすることが
できる。 又、幅溝らの位置λCについては、第8図に示す如(、
各幅計30.32の直近に設けられた前記板速計34.
36の出力を利用して、定長あるいは定時間毎に、幅計
出力値を読むことで、幅計出力値が板の先端からどの位
置のデータであるがを対応さゼることができる。なお、
前記板速計34.36は、板12に接触して回転する0
−ル34A、36Δを右しており、その回転間を検出す
ることで、板12の進んだ距離を測定することができる
らのである。なお板速計34.36の位置は、第8図の
ように、必ずしもホットストリップ12の上側である必
要はなく、ホットストリップ12に接触して回転するこ
とができる位置であれば他の位置であつCムよい。 又、幅落ら長さΔAcについては、次のようにして求め
る。即ち、前出(2)式で、Wr7’−Wc′にΔWo
となる走査点1をioとする。次いで、走N’t 1.
’a ! oから、プラス、マイナスの何ポイントかを
探索して、各ΔWo以下となる点を、幅落ち開始点、終
了点とし、その間の距離を、幅落ち長さ△℃cとする。 次いでステップ116に進み、実績データより、予iリ
モデル式の補正係数aW、 at 、 aaj を
学習づる。即ち、幅落ち量ΔWe、位置ぶc1長さΔn
cの各予測値ΔW C; C,12CCNΔiccは、
例えば次式に示す如く、板厚h1板幅W、板温度T、仕
上圧延機〜巻取装置間の張力σの関数「W、[1,rA
t によって与えられると考えられる。 ΔWcc=r w (a w、h 1W1T、σ)−(
3)f!、cc=rt (at 、 h 1W、
T、σ)・・・〈4〉Δ1cc=(je (a4t
1h 、W、T、(7)・・・(5) ここで、aW、al、ag は、それぞれ、幅落らら
1、位置、長さの学習係数である。 ここで、学園項そのものを関数系(こ含めているのは、
どの要因によって、ネッキングが変動するかわからない
ためである。 4体的な学習は、例えば、平滑化処理を基本とする、次
の式を用いて行うことができる。 aw←αwXa w+(1−aW) ×ΔW c a /ΔW c c ・= < 6 >、
14 4−αtxaa+<1−αL )XJ2cα/β
cc・・・(7) a4. 4−+241 XaaL + (1−α
jA )×ΔJ2 c o、 /Δぶcc・・・〈8
)ここ(゛、αW、αL、α4Cは、それぞれ、幅落ち
埴、位置、長さの?習の平滑係数(0≦αW、αえ、α
ル ≦1)である。 次いで、ステップ118に進み、次コイルに対して、仕
上圧延機出側ぐのネッキング口、位置、良さを予測する
。この予測には、前出(6)〜(8)式で補正した学習
係数が用いられた前出(3)〜(5)式を用いる。 次いでステップ120に進み、仕上ストリップ12のネ
ッキング予測位置を、粗バー10の位WiにII□C1
−516゜具体的には、仕上圧延機出側の仕上ストリッ
プ12の板厚及び板幅を、それぞれり、、W t 、
’Xi圧延機出側のシートバー10の板厚及び板幅を、
それぞれh r N W r sネッキング開始予測点
を2、ネツ′髪ング予測長さを6℃とすると、第9図に
承り如く、粗バー10でのネッキング制fl[+ (幅
を広げる)開始点J2tは、次式ぐL3えられる。 j2 r ” W t 11 t J2 / W r
h r −(9)又、ネツギング制御終了点へflr
は、次式で与えられる。 Δ12 r”Wr h t <fl+Δft>/Wrh
r fir・・・(10) 次いでステップ122に進み、ネッキング補正出力を行
って、制御を終了する。
装置により巻取られる除重じる、該ストリップのネッキ
ングによる幅溝ちの位置及び四を予測し、予め熱間仕上
圧延機入側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅溝ち
に見合う量まで広げてネッキングを防止するようにした
熱間圧延のネッキング防止方法において、第1図にその
要旨を示す如く、仕上圧延機出側と巻取装置入側の板温
度、板幅及び板長さから、ネッキングによる幅溝らの足
、位置及び長さの実績値を計算し、これに基づいて、幅
溝ち樋、位置及び良さの予測モデル式の学習項を学習し
、これによって、次のスト1ハツブの幅溝ら量、位置及
び長さを予測して、粗バーの該当部分の幅を、予測され
た幅溝ちに見合う量まで広げることにより、前記目的を
速成したものである。 (作用) 本発明においては、ホットストリップのネッキングによ
る幅溝ちの位置及び量を予測し、予め熱間仕上圧延機入
側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅溝ちに見合う
楡まで広げてネッキングを防止ザるに際して、仕上圧延
機出側と巻取装置入側の板温度、板幅及び板長さから、
ネッキングによる幅溝ちの量、位置及び長さの実績値を
計算し、これに基づいて、幅溝ら鑓、位置及び長さの予
測モデル式の学習項を学習し、これによって、次のスト
リップの幅溝ら間、位置及び長さを予測するようにして
いる。従って、圧延実績により予測モデル式の精度を高
めて、ネッキングによる幅溝らの門、位置及び長さの予
測精度を向上させ、ネッキングを確実に防止して、最終
的に歩留り向上を図ることができる。 ここで、仕上圧延機出側と巻取装置入側の板幅を測定し
ているのは、次のような理由による。即ち、通常ネッキ
ングは発生しない場合は、仕上圧延機出側と巻取装置入
側の板幅が一致する(温度変動等による変化は除く)。 又、ネッキングの発生は、仕上圧延機出側では検出され
ず、巻取装置入側で検出される。従って、仕上圧延機出
側又は巻取装置入側のいずれか一方のみの板幅では、板
幅の変動が、ネッキングによるものか、他要因に起因す
るらのかの判別が困難であるからである。 [実施例] 以下図面を参照して、本発明に係るネッキング防止方法
が採用された、熱間圧延工程の実施例を詳細に説明する
。 本実施例においては、第2図に示す如く、粗圧延機20
と、仕上圧延機22と、巻取装置24とを有してなる熱
間圧延工程において、前記仕上圧延122の出側と巻取
装置24の入側にそれぞれ幅計30.32を設置し、仕
上圧延機22と巻取装置24間の張力発生によって生ず
る局部的な幅溝込み量(ネッキング伝)を計測可能な設
備が構成されている。又、前記幅計30,32で計測し
た幅データの計測点合せを行うために、板長さを測定可
能なタッチロール式の板速計34.36が、それぞれ前
記幅J130.32の直近に配置されている。 各;it a[11機器のイに号は、幅データ収集処理
装置38.40に入力され、板長手方向に定長(又は定
115間)サンプリングを行い、板幅と根艮手方向距離
のデータが収集される。各15号処理装冒38.40に
よって収集されたデータは、ネッキング(装置及び量の
学習演算装置1ff42に入力され、ネッキング補正デ
ータの学習演算が行われる。学習結果は、ネッキング補
正設定処理装置44に入力され、次二]イル以陪に対り
るネッキング補Jデータが、粗圧延機駆動装置46の設
定データとして出力される。 本実施例における仕十圧延i22出側の幅計30のデー
タの一例を第3図(A)に、又、巻取装量24人側の幅
計32の測定データの一例を同じく第3図([3)に示
−4゜この第3図は、ネッキング補正処理を実施してい
ない例であり、巻取装首24の入側で局所的に幅溝ち込
み(ネッキング)を発生している。 これに対して、ネッキング補正処理を実施した場合には
、第4図(Δ)に示す如く、仕上圧延機22の出側で、
板幅が、ネッキング発生によって変faJ−Slる分局
所内に広めに圧延され、ネッキング発生によって第4図
(B)に示す如く、巻取fA iii。 24の入側で[:1標幅に圧延りることが可能となる。 しかしながら、ネッキング補正データが適正でない場合
には、第5図及び第6図に示J如く、巻取部ぐ幅が広め
の部分が生じたり、ネッキングを防止できなかったりす
る。 本発明においては、これらの不適切な補正データを学習
によって逐次補正することによって、第4図に示したよ
うな圧延を実現する。 具体的には、第7図に示す如く、まずステップ110で
、仕上圧延機出側幅計30のデータから、ネッキング補
正実績データを計測づる。次いでステップ112で、巻
取装四入側幅、1t32のデータより、ネッキング実績
データを測定する。 次いでステップ114で、実績データより、実績幅溝ら
faΔWCa、イ装置ぶC(L、長さΔβc0を同定り
る。このステップ114における、幅溝ら量ΔWc、位
置!c%長さΔ1cの同定は、具体的には、次のように
して1jわれる。まず、前記幅計30.32からは、幅
計直近に設置された潟1り計31.33によって、例え
ば次式により膨張I11が換算された、常温での板幅W
cが出力される。 ’vVc−Wh / (1+α(T h −−r c
) ) = (1)ここで、Whは熱間での板幅(測定
値)、αは膨張係数、丁りは温度(測定値)、Tcは常
温(例えば25°C)である。 従つC1次式に示σ如く、仕、[圧fli出側幅ル]3
oの出力値Wr7’と巻取装置入側幅計32の出力ic
+ W C’の対応する板長手方向の各計測点iの差を
計詐し、差の大きいところを幅溝らεΔWcと46゜ いてから、仕上F[延R最終スタンドF7と巻取装置間
に発生づる張力によって、板のF7〜巻取装d問におい
て生ずると考えられるので・、(F7〜巻取装置間距離
)ト(張力が確立づるまでに巻かれる板長さ分)までの
走査点を比較すればよい。 Nは、これに相当する走査点数である。 なお、仕玉ユ延機出但り幅計出カ値ッ、7嘔巻取装置入
側幅計出力値Wc’は、幅計の誤差、温度式1のl;差
、膨張係数αの誤差等を含むため、ある値(ΔWo>以
上を、ネッキングによる幅溝ちδlΔWCとすることが
できる。 又、幅溝らの位置λCについては、第8図に示す如(、
各幅計30.32の直近に設けられた前記板速計34.
36の出力を利用して、定長あるいは定時間毎に、幅計
出力値を読むことで、幅計出力値が板の先端からどの位
置のデータであるがを対応さゼることができる。なお、
前記板速計34.36は、板12に接触して回転する0
−ル34A、36Δを右しており、その回転間を検出す
ることで、板12の進んだ距離を測定することができる
らのである。なお板速計34.36の位置は、第8図の
ように、必ずしもホットストリップ12の上側である必
要はなく、ホットストリップ12に接触して回転するこ
とができる位置であれば他の位置であつCムよい。 又、幅落ら長さΔAcについては、次のようにして求め
る。即ち、前出(2)式で、Wr7’−Wc′にΔWo
となる走査点1をioとする。次いで、走N’t 1.
’a ! oから、プラス、マイナスの何ポイントかを
探索して、各ΔWo以下となる点を、幅落ち開始点、終
了点とし、その間の距離を、幅落ち長さ△℃cとする。 次いでステップ116に進み、実績データより、予iリ
モデル式の補正係数aW、 at 、 aaj を
学習づる。即ち、幅落ち量ΔWe、位置ぶc1長さΔn
cの各予測値ΔW C; C,12CCNΔiccは、
例えば次式に示す如く、板厚h1板幅W、板温度T、仕
上圧延機〜巻取装置間の張力σの関数「W、[1,rA
t によって与えられると考えられる。 ΔWcc=r w (a w、h 1W1T、σ)−(
3)f!、cc=rt (at 、 h 1W、
T、σ)・・・〈4〉Δ1cc=(je (a4t
1h 、W、T、(7)・・・(5) ここで、aW、al、ag は、それぞれ、幅落らら
1、位置、長さの学習係数である。 ここで、学園項そのものを関数系(こ含めているのは、
どの要因によって、ネッキングが変動するかわからない
ためである。 4体的な学習は、例えば、平滑化処理を基本とする、次
の式を用いて行うことができる。 aw←αwXa w+(1−aW) ×ΔW c a /ΔW c c ・= < 6 >、
14 4−αtxaa+<1−αL )XJ2cα/β
cc・・・(7) a4. 4−+241 XaaL + (1−α
jA )×ΔJ2 c o、 /Δぶcc・・・〈8
)ここ(゛、αW、αL、α4Cは、それぞれ、幅落ち
埴、位置、長さの?習の平滑係数(0≦αW、αえ、α
ル ≦1)である。 次いで、ステップ118に進み、次コイルに対して、仕
上圧延機出側ぐのネッキング口、位置、良さを予測する
。この予測には、前出(6)〜(8)式で補正した学習
係数が用いられた前出(3)〜(5)式を用いる。 次いでステップ120に進み、仕上ストリップ12のネ
ッキング予測位置を、粗バー10の位WiにII□C1
−516゜具体的には、仕上圧延機出側の仕上ストリッ
プ12の板厚及び板幅を、それぞれり、、W t 、
’Xi圧延機出側のシートバー10の板厚及び板幅を、
それぞれh r N W r sネッキング開始予測点
を2、ネツ′髪ング予測長さを6℃とすると、第9図に
承り如く、粗バー10でのネッキング制fl[+ (幅
を広げる)開始点J2tは、次式ぐL3えられる。 j2 r ” W t 11 t J2 / W r
h r −(9)又、ネツギング制御終了点へflr
は、次式で与えられる。 Δ12 r”Wr h t <fl+Δft>/Wrh
r fir・・・(10) 次いでステップ122に進み、ネッキング補正出力を行
って、制御を終了する。
以上説明した通り、本発明によれば、局所的に広げる(
v、 Uやム1、長さを、学習によって最適値に設定9
ることがぐき、ネッキング補正処理を有効に作用させて
、ネッキングを確実に防止し、歩留りを向上さけること
が可能となるという優れたWr宋を有りる。
v、 Uやム1、長さを、学習によって最適値に設定9
ることがぐき、ネッキング補正処理を有効に作用させて
、ネッキングを確実に防止し、歩留りを向上さけること
が可能となるという優れたWr宋を有りる。
第1図は、本発明に係る熱間圧延のネッキング防止方法
の要旨を承り流れ図、第2図は、本発明が採用された熱
間圧延工程の実施例を示’J、i’J(ブロック線図を
含む工程図、第3図(A)(B)は、前記実施例におけ
る、ネッキング補11−処理を実施していない場合の仕
上圧延機出側幅Δ1及び巻取装置入側幅ら1の出力を比
較して示!1線図、第4図(A)(B)は、同じく、適
切なネッキング補d処理が行われた場合のイ[」圧延機
出側幅計出力及び巻取装置入側幅t1出力を比較しC示
す線図、第5図(△)(B)及び第6図(△)(B)は
、それぞれ、責なる不適切なネッキング補正処11Pが
行われた場合の仕上圧延機の出側幅計出力と巻取装置入
側幅晶1出力を比較して示寸線図、第7図は、前記実施
例における制御の手順を承り流れ図、第81図は、前記
実施例で用いられている幅計の構成を不す側面図、第9
図は、前記実施例における、fJ上ストリップと粗バー
の対応位冒を比較しC示り線図である。 10・・・粗バー、 12・・・ホラ(・ストリツプ、 20・・・相JX延機、 22・・・仕上圧延機、 2 /4・・・巻取装置、 30.32・・・幅計、 3/1.36・・・微速at、 38.40・・・幅データ収集処理装置、112・・・
学習便1枠装置、 44・・・ネッキング補正設定処理装置、46・・・粗
圧延機駆動装δ。
の要旨を承り流れ図、第2図は、本発明が採用された熱
間圧延工程の実施例を示’J、i’J(ブロック線図を
含む工程図、第3図(A)(B)は、前記実施例におけ
る、ネッキング補11−処理を実施していない場合の仕
上圧延機出側幅Δ1及び巻取装置入側幅ら1の出力を比
較して示!1線図、第4図(A)(B)は、同じく、適
切なネッキング補d処理が行われた場合のイ[」圧延機
出側幅計出力及び巻取装置入側幅t1出力を比較しC示
す線図、第5図(△)(B)及び第6図(△)(B)は
、それぞれ、責なる不適切なネッキング補正処11Pが
行われた場合の仕上圧延機の出側幅計出力と巻取装置入
側幅晶1出力を比較して示寸線図、第7図は、前記実施
例における制御の手順を承り流れ図、第81図は、前記
実施例で用いられている幅計の構成を不す側面図、第9
図は、前記実施例における、fJ上ストリップと粗バー
の対応位冒を比較しC示り線図である。 10・・・粗バー、 12・・・ホラ(・ストリツプ、 20・・・相JX延機、 22・・・仕上圧延機、 2 /4・・・巻取装置、 30.32・・・幅計、 3/1.36・・・微速at、 38.40・・・幅データ収集処理装置、112・・・
学習便1枠装置、 44・・・ネッキング補正設定処理装置、46・・・粗
圧延機駆動装δ。
Claims (1)
- (1)熱間圧延機より出たホットストリップが巻取装置
により巻取られる際生じる、該ストリップのネッキング
による幅落ちの位置及び量を予測し、予め熱間仕上圧延
機入側粗バーの該当部分の幅を、予測された幅落ちに見
合う量まで広げてネッキングを防止するようにした熱間
圧延のネッキング防止方法において、 仕上圧延機出側と巻取装置入側の板温度、板幅及び板長
さから、ネッキングによる幅落ちの量、位置及び長さの
実績値を計算し、 これに基づいて、幅落ち量、位置及び長さの予測モデル
式の学習項を学習し、 これによつて、次のストリップの幅落ち量、位置及び長
さを予測して、 粗バーの該当部分の幅を、予測された幅落ちに見合う量
まで広げることを特徴とする熱間圧延のネッキング防止
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60210675A JPS6268617A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 熱間圧延のネツキング防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60210675A JPS6268617A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 熱間圧延のネツキング防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268617A true JPS6268617A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16593248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60210675A Pending JPS6268617A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 熱間圧延のネツキング防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268617A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103464470A (zh) * | 2013-09-13 | 2013-12-25 | 北京金自天正智能控制股份有限公司 | 一种热连轧缩颈补偿控制方法 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP60210675A patent/JPS6268617A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103464470A (zh) * | 2013-09-13 | 2013-12-25 | 北京金自天正智能控制股份有限公司 | 一种热连轧缩颈补偿控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8186195B2 (en) | Operating method for a multi-stand rolling mill train with strip thickness determination on the basis of the continuity equation | |
JPS6268617A (ja) | 熱間圧延のネツキング防止方法 | |
JP3067879B2 (ja) | ストリップ圧延における形状制御方法 | |
JP2006224177A (ja) | 金属帯の形状予測方法ならびに予測形状に基づく形状判定方法および形状矯正方法 | |
JP3690282B2 (ja) | 熱間圧延におけるキャンバおよびウエッジの防止方法 | |
JPH1110215A (ja) | 熱間圧延材のウエッジ制御方法 | |
JPS6277110A (ja) | 熱間圧延鋼板の寸法及び形状矯正設備 | |
JP3069001B2 (ja) | 板クラウン・形状モデルのフィードバック制御方法 | |
JP3205130B2 (ja) | 熱間圧延における板幅制御方法 | |
JP3403330B2 (ja) | 熱間圧延における板幅制御方法 | |
CA1088779A (en) | Method and apparatus for bar temperature determination in a hot strip mill | |
JP2968647B2 (ja) | 熱間圧延における板幅制御法 | |
JPS5916527B2 (ja) | ストリツプの蛇行修正方法 | |
JPH03221203A (ja) | ホットストリップのネッキング防止方法 | |
JPH09323111A (ja) | 圧延機内での材料トラッキング装置及びトラッキング方法 | |
JP5565214B2 (ja) | 圧延機の板厚制御方法 | |
JPH0636929B2 (ja) | 被圧延材の板幅制御方法 | |
JP3205175B2 (ja) | 熱間圧延における板幅制御方法 | |
JP2650575B2 (ja) | 厚板の板幅制御圧延方法 | |
JPS62137114A (ja) | 厚板の板幅制御方法 | |
JPH08141613A (ja) | 熱間圧延における板厚制御方法 | |
JPH08318304A (ja) | タンデム圧延機の蛇行制御方法および装置 | |
JPH11104718A (ja) | 可逆式圧延機の圧延方法 | |
JP2661497B2 (ja) | 板クラウン制御装置及び熱間圧延時の板クラウン制御方法 | |
JPH07256323A (ja) | 熱間圧延機における速度制御方法 |