JPS6268169A

JPS6268169A - ブレ−キブ−スタ

Info

Publication number: JPS6268169A
Application number: JP61217369A
Authority: JP
Inventors: ジャン・クロード・ブロー
Original assignee: Bendix France SA
Current assignee: Bendix France SA
Priority date: 1985-09-19
Filing date: 1986-09-17
Publication date: 1987-03-28
Also published as: FR2587288A1; ES2003103A6; DE3661351D1; EP0220078A1; US4729286A; EP0220078B1; FR2587288B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】と、ハブ内に収容され、人カロツドに連結されてハブ内
を軸方向に移動する弁ブランジャによって作動される分
配弁装置と、金属製ワイヤで作られ、少なくとも１つの
停止部分がハブの半径方向空所に収蔵されて弁プランジ
ャと係合し得るようにハブに弾性的に装着された停止キ
ーとを包含する型のブレーキブースタに関するものであ
る。

この型のブレーキブースタが本出願人名義のフランス国
特許出願第８４−　１２，８６４号に記載されている。

この出願では、停止キーの停止部分はハブの半径方向空
所内へ半径方向に導入されるＣ形又はＹ形の中央部分に
よって形成されており、従って半径方向空所は相当大き
い寸法でなければならず、る。この構成は、従来の方法
でベークライトで作られたブースタピストンには極めて
適したものである。プラスチックの開発に伴い、製造業
者はブースタピストンを熱可塑性プラスチックで構成す
の寸法に関し制限を受けている。

停止キーをハブ内で定位置に確実に位置決めし保持でき
、しかも、構造が簡単且つ頑丈で信頼性が高く、製造コ
ストが安く、最小限の設置スペースしか必要としないよ
うに構成された、ブースタピストンのハブ及び弁プラン
ジャ用停止キーの新規な構造を提供することにある。

この目的を達成するため、本発明の特徴によると、ブー
スタピストンのハブは２つの対向する半径方向空所を具
え、停止キーは中間アーチ部分によって連結された互い
に対向する停止部分を具え、各半径方向空所は停止キー
の停止部分を収蔵する中央部分と外側に開口した挿入部
分とから成り、２つの半径方向空所の中央部分と挿入部
分との連結区域間の横方向距離は停止キーの互いに対向
する停止部分間の間隔よりも大きい。

ハブに２つの対向する半径方向空所を設けたブレーキブ
ースタは、例えば英国特許第２，０７６，４８８号明細
書から公知である。しかし、上記明細書に記載されたブ
レーキブースタの構成では、対応する半径方向空所内に
挿入される２つの独立した停止キーが必要であるため、
特゛に装着コストが高くつくばかりでなく、各停止キー
を半径方向空所内で定位置に保持するために外部の手段
を設ける必要がある。

本発明の上記構成によると、停止キーの停止部分を収蔵
するための中央部分の寸法は最小限に減少させることが
でき、又、ハブへの停止キーの弾性的装着は、対向する
半径方向空所に対し直角方向に、ハブの一側又は他側に
ある２つの半径方向空所間のウェブ部分を停止キーの停
止部分間へ押圧することによって行なわれ、更に停止キ
ーを半径方向内方に動かすことによって停止部分が半径
方向空所の中央部分内に収蔵されるようになり、そして
、中央部分は有益的には停止キーの形状と一致する形状
を有するように形づくられていて、キーをハブ内で適正
な位置にロックできるようになっている。

以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。

第１図は管状ハブ２を具えたブースタピストンｌの中央
部分を示しており、ハブは空気圧ブレーキブースタのケ
ーシングの後方シェル３内に密封的且っ摺動自在に装架
されている。分配弁装置４が管状ハブ２内に配置され、
ハブの中央段付孔６内を摺動する弁プランジャ５によっ
て作動されるようになっており、弁プランジャはブレー
キブースタの入力ロッド７の一端部に連結され、入力ロ
ッドの他端部は典型的には自動車のブレーキペダル（図
示しない）に連結される。従って、分配弁装置４は、弁
プランジャ５に形成された第１弁座８及び弁プランジャ
５の周りでハブ２に形成された同軸的な第２弁座９と選
択的に協働するように構成されている。分配弁装置４と
第１弁座８との協働ハは、弁プランジャ５の周りで４ブに形成されてハブ２の
半径方向開口１２を経て後方シェル３及びブースタピス
トン１間の後方室１０に連通ずる第１通路１１を介する
、ブースタの後方室１０への連通を選択的に遮断１２、
分配弁装置４と第２弁座９との協働は、ハブ２に長手方
向に形成されてブースタピストンの前面（図示しない）
に開口する第２通路１３を介する、ブースタの前方室（
ブースタピストン１の前方側にある）への連通を選択的
に遮断する。

弁プランジャ５は前方部分に停止肩部１４を形成する環
状外周溝３３を具え、停止肩部は後述する態様でハブ２
に弾性的に装着された停止キー１５と協働する。

第２図に明瞭に示されているように、本発明による停止
キー１５は典型的には直径１．５ｚｘのばね鋼製ワイヤ
である弾性金属製ワイヤを成形することによって構成さ
れている。停止キー１５は、有益的には平行な直線状ス
トランドの形状をなし中間アーチ部分１７によって互い
に連結された２つの停止部分１６を具えている。停止キ
ー１５を収蔵するため、ハブ２はスロッドの形状をなす
２つの対向する半径方向空所１８を具え、半径方向空所
は弁プランジャ５が摺動する段付孔６に連通している。

各半径方向空所１８は、直線状挿入部分１９と停止キー
１５の停止部分１６の一方を収蔵するための中央部分２
０とを形成するように形づくられている。停止キー１５
は全体的に平らな形状をなしており、ハブ２の第１軸方
向中央平面Ａに関し対称である半径方向空所１８は、停
止キー１５のワイヤの厚さよりも僅かに大きく且つ略一
定の軸方向幅を有する。

本発明の特徴によると、半径方向空所１８は第１袖方向
中央平面Ａに対し直角な第２軸方向中央平而Ｂに関して
も対称である。従って、中央部分２０は互いに対向する
２つの横方向面２１によって限定された矩形の溝を中央
に具え、横方向面２１は平面屍Ｂに平行で、傾斜面２２によって外側に解放されて平面
Ａに平行な２つの肩部又は当接面２３を形成しており、
これら当接面は同一平面上にある。当接面２３は段部２
４を形成している挿入部分１９に連結され、平面Ｂに平
行な方向における段部２４間の横方向距離αは停止キー
１５の停止部分１６間の間隔βよりも大きい。停止キー
の各停止部分１６は各端部において外側に延びた折曲部
２５．２５’によって延長され、折曲部の外端縁間の全
高λ　（停止キーの２つの井停止部分において同一であ
る）は半径方向空所１８の中央部分２０の豆いに対向す
る横方向面２１間の距離よりら僅かに小さくなっており
、これによりハブ内での停止部分の心出し位置決めを確
実にしている。

本発明の他の特徴によると、各停止部分１６の端部にお
ける折曲部２５は内側に折り返されたフック部２６によ
って延長され、フック部の自由端部２７は、平面Ａに対
する停止部分１６の心出し位置決めを確実にして停止部
分が弁プランジャ５のＷＩＩ３３の底部に対して摺擦す
るのを防止するように、対応する半径方向空所の中央部
分２０の対応する当接面２３に当接する。

第２図に示す好適な実施例では、フック部２６は２つの
停止部分１６に関し直径方向に対向して形成されており
、一方の停止部分（第２図の左側）は折曲部２５により
中間アーチ部分１７に直接連結され、他方の停止部分（
第２図の右側）はヘヤピン状の折曲部２５′を介して中
間アーヂ部分１７に連結されている。この構成によると
、停止キー１５は図示のように上方へ半径方向に挿入す
ることによって、あるいは、反対に下方へ挿入すること
によってハブ２内に容易に定位置に設置でき、又、半径
方向空所１８の対称性により２つのフック部分２６を対
応する当接面２３に対し上方及び下方の対向する位置で
支持するので、常に停止キーを直接的且つ適正にしかも
バランスした状態に確実に位置決めすることができ、そ
して、中間アーチ部分１７は段部２４間のハブの封鎖ウ
ェブ部分を外側で跨ぎ、半径方向空所１８の挿入部分１
９内に部分的に収蔵され軸方向に保持される。変形例と
して、停止キーを、第２図の左側部分の形状あるいは右
側部分の形状をなす２つの対称的な部分を員えるように
構成することが可能である。図面かられかるように、本
発明の構成によると、第２通路１３を平面Ｂの各側で対
称的に形成することができると共に、第１通路１１のた
めの半径方向開口１２を平面Ａに関して対称的に且つ比
較的大きい軸方向長さを有するように形成することがで
き、ブースタピストンｌ及びハブ２の機械的特性に影響
を及ぼすことなく分配弁装置４に開口する流路断面積を
大きくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるブレーキブースタのハブ１　　　
　　　　　及び停止キーを示す部分的な縦断面図、第２
図は第１図の■−■線に沿う横断面図である。１・・ブースタピストン、２・・管状ハブ、４・・分配
弁装置、５・・弁プランジャ、７・・人力ロッド、１５
・・停止キー、１６・・停止部分、１７・・中間アーチ
部分、１８・・半径方向空所、１９・・挿入部分、２０
・・中央部分、２１・・横方向面、２２・・傾斜面、２
３・・当接面、２４・・段部、２５゜２５′　　・・折
曲部、２６・・フック部、２７・・自由端（ほか１名）ＦＩＧ、１トＡＦＩＧ−２

Claims

【特許請求の範囲】１　管状ハブ（２）を設けたブースタピストン（１）と
、上記ハブ内に収容され、入力ロッド（７）に連結され
て上記ハブ内を軸方向に移動する弁プランジャ（５）に
よって作動される分配弁装置（４）と、金属製ワイヤで
作られ、少なくとも１つの停止部分（１６）が上記ハブ
（２）の半径方向空所（１８）に収蔵されて上記弁プラ
ンジャ（５）と係合し得るように上記ハブ（２）に弾性
的に装着された停止キー（１５）とを包含するものにお
いて、上記ハブ（２）が２つの対向する半径方向空所（
１８）を具え、上記停止キー（１５）が中間アーチ部分
（１７）によって連結された互いに対向する停止部分（
１６）を具え、各半径方向空所（１８）が上記停止キー
（１５）の停止部分（１６）を収蔵する中央部分（２０
）と外側に開口した挿入部分（１９）とから成り、上記
２つの半径方向空所（１８）の中央部分（２０）と挿入
部分（１９）との連結区域（２４）間の横方向距離（α
）が上記停止キー（１５）の互いに対向する停止部分（
１６）間の間隔（β）よりも大きいことを特徴とするブ
レーキブースタ。２　各停止部分（１６）が、上記半径方向空所（１８）
の中央部分（２０）の当接面（２３）に当接する端部（
２６）によって延長されていることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のブレーキブースタ。３　上記停止キー（１５）の各停止部分（１６）が各端
部において折曲部（２５、２５′）によって延長された
略直線状のストランド部分から成り、上記半径方向空所
（１８）の中央部分（２０）が上記折曲部（２５、２５
′）の外端縁間の全長（λ）よりも僅かに大きい高さを
有していることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
第２項記載のブレーキブースタ。４　上記停止キー（１５）が実質的に平らであることを
特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれ
か１項に記載のブレーキブースタ。５　上記半径方向空所（１８）の各々が、上記停止キー
（１５）のワイヤの厚さよりも僅かに大きく且つ略一定
の幅を有していることを特徴とする特許請求の範囲第４
項記載のブレーキブースタ。６　上記２つの半径方向空所（１８）が上記ハブ（２）
の第１軸方向中央平面（Ａ）に関して対称であることを
特徴とする特許請求の範囲第５項記載のブレーキブース
タ。７　上記半径方向空所（１８）が上記第１軸方向中央平
面（Ａ）に直角な上記ハブ（２）の第２軸方向中央平面
（Ｂ）に関して対称であることを特徴とする特許請求の
範囲第６項記載のブレーキブースタ。