JPS6267082A - チアナフテン類 - Google Patents

チアナフテン類

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JPS6267082A
JPS6267082A JP60207965A JP20796585A JPS6267082A JP S6267082 A JPS6267082 A JP S6267082A JP 60207965 A JP60207965 A JP 60207965A JP 20796585 A JP20796585 A JP 20796585A JP S6267082 A JPS6267082 A JP S6267082A
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lower alkyl
compound
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JP60207965A
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Atsusuke Terada
寺田 敦祐
Yoshiya Amamiya
由哉 雨宮
Keiichi Matsuda
啓一 松田
Takeshi Oshima
大島 武史
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血小板凝集抑制作用およびトロン〆キサンA
2(以下、TXA2と略す)生合成阻害作用を有し、血
栓症、脳卒中、心筋梗塞、狭心症などの循環器障害の予
防および治療のための医薬として有用である新規なチア
ナフテン誘導体およびその製法に関するものでおる。
本発明のチアナフテン誘導体は、一般式で表わされる化
合物である。
アルキル基、シクロアルキル基、置換若しくは非置換ア
リール基あるいは複素環基を有していても゛よいメチレ
ン基、エチレン基、トリメチレン基ま7t+はビニレン
基を示し、Wは直接結合、各々随意に置換基として低級
アルキル基おるいは置換若しくは非置換アリール基を有
していてもよいメチレン基、メチン(−CH−)基、エ
チレン基ま′!t−はビニレン基を示し、R1およびl
112は同−titは異なって水素原子、低級アルキル
基ま次は置換若しくは非置換子り−ル基を示し、nは1
ま几は2金示し、点線部分は単結合または二重結合を示
す。但し、Wがメチン基である場合は、点線部分は単結
合金示す。
前記一般式(1)において、好適にはYは1−イミダゾ
リル基ま九は3−ピリジル基を示し、2は各々随意に例
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、tert−ブ
チルのような炭素数1乃至4個を有する直鎖状若しくは
分枝鎖状のアルキル基、例えばシクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルの!5す炭X
数3乃至6個を有するシクロアルキル基、芳香環に後述
する置換分を有していてもよい例えばフェニル、1−ナ
フチル、2−ナフチルのようなアリール基あるいは例え
ばフリル、チェニル、イミダゾリル、チアゾリル、オ中
すゾリル、イソオヤサゾリル、ピリジル、キノリル、イ
ソキノリル、インドリルのような窒素原子、酸素原子ま
友は硫黄原子t1個乃至3個含有する単環または双環の
複素環基等全置換基として有していてもよいメチレン基
、エチレン基、トリメチレン基またはビニレン基を示し
、その芳香環または複素環の置換分としては例えばメチ
ル、エチル、D−プロピル、イソプロピルのような炭素
数1乃至3個含有する直鎖状若しくは分枝鎖状のアルキ
ル基、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソゾロ4キシのような炭素数1乃至3個含有する直鎖状
若しくは分枝鎖状のアルコキシ基、例えばアセトキシ、
プロピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ、インブチリ
ルオキシのような低級脂肪族アシルオキシ基若しくは例
えばベンゾイルオキシ、o−、m−、p−トルオイルオ
キシ、Q−1m−+p−アニソイルオオキシO−、m−
1p−70ルペンゾイルオキシのような芳香族アシルオ
キシ基等のアシルオキシ基、例えばアセチルアミノ、プ
ロピオニルアミノ、n−ブチリルアミノ、イソブチリル
アミノのような低級脂肪族アシルアミノ基若しくは例え
ばベンゾイルアミノ、o−、m−op−)ルオイルアミ
ノ、o−、m−、p−アニソイルアミノ、0− Hm 
−r p −クロルベンゾイルアミノのような芳香族ア
シルアミノ基等の芳香族アシルアミノ基等のアシルアミ
ノ基、トリフルオロメチル基または例えばフッ素、塩素
、臭素のようなノ翫ロゲン原子をめげることができ、こ
れらの置換基は同一ま友は組合わされて1乃至3個置換
されていてもよい。Wは直接結合あるいは置換基として
前述し九zと同意義を有する炭素数1乃至4個のアルキ
ル基若しくはアリール基含有していてもよいメチレン基
、メチン(−C月−)基、エチレン基またはビニレン基
を示し、B、およびB2は同一ま7tは異なって水素原
子、前述し九zにおける基と同意義含有する炭素数1乃
至4個のアル中ル基ま7tはアリール基を示し、nは1
または2を示し、点縁部分は単結合ま几は二重結合金表
わす。
本発明によって得られる前記一般式(1)金有するチア
ナフテン誘導体の具体的化合物として、例えば以下の第
−表および第二表に記載する化合物ラメげることができ
る。
第−表 131 1N    CB、  g     p上記例
示化合物のうちで好適な化合物として化合物1,21.
24,29,31,32,34,36゜44.50.6
7.77.93,96,101,103,104゜10
6.108.115および121?ちげることができ、
最も好適な化合物は化合物1,21.36,50゜67
.77.93,108および121である。
本発明による新規化合物(1)は以下に示す方法によっ
て合成することができる。
製法(1) (式中、R1* R2+ W + nおよび点線は前述
し比ものと同意義を表わし、Y、+工1−イミダゾリル
基を示し、zlは各々随意に置換基として低級アルギル
基、シクロアルキル基、置換若しくは非置換アリール基
あるいは複素塩基を有していてもよいメチレン基、エチ
レン基またはトリメチレン基を示す。) を有するチアナフテン誘導体は、 一般式 (式中、Zl、R4IEI2.Wおよびnは前述t、7
tものと同意at表わし、Xは塩素、臭素、沃素のよう
なハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ、エタンスル
ホニルオキシのような低級アルカンスルホニルオキシ基
またはベンゼンスルホニル、tiシ、p−)ルエンスル
ホニルオキシのヨウなアリールスルホニルオキシ基を示
し、Aは水素摩子teはメチル、エチル、n−グロビル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、 tert
−ブチルのようなカルゼキシル基の保護基を示す。) を有する化合物と 式 %式%(3) (式中、Y、は前述したものと同意義を表わす、)を有
する化合物またはそのリチウム、ナトリウム、カリウム
のようなアルカリ金属の塩と反応させ、得られた化合物
全必要に応じて加水分解することにより得られる。
この方法を実施するにあ几って、溶媒として、メチレン
クロリP、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素類;メタノール、エタノール、t−ブタノールの
ようなアルコール類;ベンゼン、トルエン、キシレンの
ようす芳香族炭化水素類;アセトニトリル;ジメチルホ
ルムアミドなどが用いられる0反応源度は10℃乃至用
いる溶媒の沸点付近で行う0反応時間は反応温度などに
より異なるが、通常、1乃至20時間である。
必要に応じて実施する加水分解工程は常法に従って行な
われる。
加水分解反応は上記の反応によって得られたエステル化
合物を加水分解試剤でめる酸′!几は塩基と接触させる
ことによって行なわれる。使用される駿または塩基とし
ては通常の加水分解反応に用いられる酸ま71工塩基が
特に限定なく用いられるが、塩酸、臭化水素酸、gl酸
などの鉱酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリ金属水酸化物を好適な試剤としてあげることが
できる0反応は通常溶剤の存在下で行なわれる。使用さ
れる溶剤としては、メタノール、エタノールのようなア
ルコール類、およびこれらのアルコール類と水との混合
溶剤が好適である。反応温度には特に限定はないが、通
常は室温乃至約110℃で行なわれる。反応時間は主に
反応温度、使用される加水分解試剤などによって異なる
が、約10分乃至6時間である。
反応終了後、反応混合物全常法によって処理し、前記一
般式(la) を有する化合物を得る。
更に必要ならば、カラムクロマトグラフィー、再結晶ま
几は蒸留により精製することができ(式中、B、r R
2# W * Yl、Z、およびnは前述したものと同
意義を表わす。) 還元反応は、反応に関与しない有機溶剤(例えば酢酸エ
チルのようなエステル類、ベンゼン。
トルエンのような芳香族炭化水素類、メタノール、エタ
ノールのようなアルコール類、テトラヒドロフラン、ノ
オキサンのようなエーテル類)中、塩化ノ9ラジウムあ
るいは塩化白金のような触媒の存在下、接触還元に付し
、反応終了後、反応混合物を常法に従って処理し、エス
テル全周いる場合はさらに上記の加水分解全行なりこと
により目的化合物(1b)tiることができる。
製法(2) 一般式(la)を有するチアナフテン誘導体は、一般式 (式中、R1,R2,Zl、 W 、 nおよびAは前
述し友ものと同意義を表わす。) を有する化合物と (式中、Y、は前述し九ものと同意義を表わす。)で表
わされるN、N’−チオニルジイミダゾールを反応させ
、得られ九化合物を必要に応じて加水分解することによ
り得られる。
化合物(3)と(4)の反応は、溶媒として、塩化メチ
レン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ノオキサンのよウナエーテル
類、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類等が用いられる。本反応は4−ツメチルアミノピ
リノンのような塩基の存在においても行なわれるが、反
応温度は0℃から用いられる溶媒の沸点付近で行う。反
応時間は反応温度などにより異なるが、通常、1分乃至
72時間である。反応終了後、水におけ、常法によって
処理し、必要に応じてカラムクロマトグラフィー、再結
晶若しくは蒸留によって精製する。
必要に応じて実施する加水分解反応は常法に従って行な
われる。即ち、製法(1)において用い几反応と全く同
様に実施できる。
製法(3) (式中、R1* R2、Z、 Wおよびnは前述し友も
のと同意義を表わし、Y2はピリノル基を示す。)を有
するチアナフテン誘導体は 一般式 (式中、p、I R2# W * nおよびAは前述し
たものと同意義を表わし、R3は水素原子、低級アルキ
ル基、シクロアルキル基、置換基全音していてもよいア
リール基teは複素環基を示し、mはO乃至2の整数を
示す。) を有する化合物と 一般式 %式%(6) (式中、Y2は前述し几ものと同意義を示す。)を有す
る化合物を反応させて、得られる一般式 (式中、R1r R2* R5r Y2+ W r A
 * mおよびnは前述し皮ものと同意義金表わす。) を有する化合物を還元、あるいは脱水し几後、必要に応
じて加水分解することによって得ることができる。
化合物(5)と(6)の反応を工、エーテル、テトラヒ
ドロフランなどのエーテル類を溶媒として用いる。反応
温度は一73℃から30℃、反応時間は30分から5時
間である。反応終了後、塩化アンモン水溶液金加え、常
法によって処理し、必要に応じてカラムクロマトグラフ
ィー、再結晶、若しくは蒸留によって精製する。
化合物(7)の還元反応は、反応に関与しない有機溶剤
(例えば酢酸エチルのようなエステル類、ベンゼン、ト
ルエンのような芳香族炭化水素類、メタノール、エタノ
ールのようなアルコール類)中、当モル以上の塩酸、臭
化水素酸、硫酸のような鉱rR金加え、塩化/4’ラジ
ウムあるいは塩化白金のような触媒の存在下、接触還元
に付し、反応終了後、反応混合物を常法に従って処理す
ることにより、2が前記の置俟分を有していてもよいメ
チレン基、エチレン基まtはトリメチレン基を示す目的
化合物(IC)t’得ることができる。
化合物(7)の脱水反応は、反応に関与しない有lam
媒(例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香
族炭化水素類、ノオキサン、テトラヒドロフランのよう
なエーテル類)中触媒量f)14ラドルエンスルホン酸
めるいは塩酸、臭化水素酸、硫酸のような鉱酸を加え、
アゼオトロピツクに加熱し、必要に応じて前述したよう
に加水分解することにより、Zが前記の置換分を有して
いてもよいビニレン基を示す目的化合物(lc)?得る
ことができる。反応終了後、反厄混合物金常法に従って
処理し、更に必要ならば、カラムクロマトグラフィー、
または再結晶により精製することができる。
製法(4) (式中、R,、B12. Yl、Wおよびnは前述した
ものと同意義を表わし、Z2は置換基として低級アルキ
ル基、シクロアルキル基、置換若しくは非置換アリール
基または複素環基を有してもよいビニレン基?示す。) 全方するチアナフテン誘導体は、 一般式 (式中、R,、R2,R5,W 、 A 、 mおよび
nは前述したものと同意義t−表わす。) を有する化合物と (式中、Y、は前述しtものと同意義を表わす。)を反
応させ、得られ良化合物を必要に応じて加水分等するこ
とによって得ることができる。化合物(5)と(4)の
反応は製法(2)と全く同様の反応条件、反応処理によ
って得ることができる。
本発明の製法における原料化合物は、例えば以下に示す
製法に従って製造することができる。
製法A 翰         αυ (5a)               (3a)(2
a) 上記式中、A′は前述し7t−AにおけるカルばΦシル
基の保護基を示し、R4は低級アルキル基、シクロアル
キル基ま之はアリール基を示し、B5は前述し7tZ部
分に含まれる水素原子、低級アルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基ま九は複素環基を示し、Xは前述し几
ものと同意義を示す。
本反応経路は、Zが置換基全頁していてもよいメチレン
基であり、Wが直接結合金示す場合の製法であるが、化
合物(8)ヲ水素化す) IJウムの存在下で炭酸ノア
ルキルと反応させて、化合物(9)とし、ついで還元反
応により化合物(6)を得る。こレヲベンゼンM媒中、
p −)ルエンスルホン酸を触媒として加熱還流して、
脱水し念化合物αat得る。化合物α171J−デルタ
ラフト(Fr1edel−Craftj)反応に付して
アシル体(5a)を得、これを還元してアルコール体(
3a)とし、ついで常法に従ってハロゲン化あるいはス
ルホニル化して化合物(2a) t−得る。
製法B (5a) (6)           四 (3b)       (2b) 上記式中、Fr5. A’およびXは前述し友ものと同
意義金示す。
本反応経路は、Zが置換基全音していてもよいエチレン
基であり、Wが直接結合を示す場合の製法でおるが、化
合物(5a)1にウイテイツヒ(Wittig )反応
に付して、炭素鎖をのばし文化合物(6)を得、これを
加水分解してアルデヒド体(至)として後、還元してア
ルコール体(3b)ffi得る。
ついで、これfハロゲン化めるいtエスルホニル化して
化合物(2b)を得る。
以上の製法AおよびBに従って、4.5,6.7−テト
ラヒドロチアナフテン化合物を得るためには、次式に従
って、 HC10 化合物へ1の接触還元あるいは化合物(9)のクレメン
ゼン(Clemmenspn )還元によりエステル化
合物α4全合成し、前記の製法で化合物αηの代りに、
得られた化合物α4を用いることによってその目的が達
成される。
製法C (9)             (ト)(17)  
           Cl8(5b) 上記式中、R4,R5,A’およびXは前述したものと
同意義を示す。
本反応経路は、2が置換基を有していてもよいメチレン
基でおり、Wがメチン基である場合の製法であるが、化
合物(9)金ブロモ酢酸エステルと反応して化合物(ト
)とし、加水分解、脱炭酸反応後、エステル化して化合
物αfJk得る。ついで、化合物aQを常法に従って還
元してαηとし、常法に従ってア七チル化して後、得ら
れた化合物Oat脱離反応に付してメチン体αIt−得
、化合物−?!−7リーrルークラフト反応に付し、得
らノシた化合物(5b)r還元してアルコール体(3C
)とし、ついでハロゲン化あるいはスルホニル化して化
合物(2c)k得る。
以上の製法Cに従って、置換基Wがメチレン基である化
合物を得るためには、次式に従って化合物(11の接触
還元によって化合物(1)上台成し、前記の製法で化合
物(6)の代りに、得られ元化合物H?用いることによ
ってその目的が達成される。
以上のような製法により合成される前記一般式(1)?
有するチアナフテン誘導体は、その製法により遊離塩基
若しくは遊離酸あるいは薬理学的に許容される塩として
得られる。薬理学的に許容される酸付加墳とは塩酸、リ
ン酸、硫酸、硝酸のような鉱酸の塩、シュウ酸、酒石酸
、クエン酸、リンがm、 乳m、マレイン酸、メタンス
ルホン酸等の有機酸の塩を包含し、カルメン酸塩として
は、ナトリウム、カルシウムのようなアルカリ金属、あ
るいはアルカリ土類金属の塩、アルミニウム塩、アンモ
ニウム塩、トリエチルアミン、ノシクロヘキシルアミン
、ペンノルアミン、モルホリン、ピ(リジンのような有
機塩基またはリジン、アルプニンのような塩基性アミノ
酸の塩等tSけることができる。
ま九、本発明のチアナフテン誘導体(1)は常法に従っ
て生体内で容易に加水分解されるエステルの形にするこ
とができる。その場合のエステル基としてはメチル、エ
チル、クロビル、インクロビル、ブチルのような低級ア
ルキル基、アセトキシメチル、クロピオニルオキシメチ
ル、ピパロイルオキシメチルのような脂肪族アシルオキ
シアルキル基、1−メトキシ力ルゼニルオキシエチル、
1−エトキシ力ルゼニルオキシエチル、1−イソプロポ
キシカルゼニルオキシエチルのよりな低級アルコキシカ
ルメニルオキシアル中ル基または(5−メチル−2−オ
キソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル基など
があげられる。
なお、前記一般式(1)のりちチアナフテン誘導体は不
斉炭素原子が存在するために光学異性体が存在する。従
って前記一般式(1)のうちチアナフテン誘導体が光学
異性体の混合物で得られる場合には、常法により光学分
割してそれぞれの異性体金得ることができる。前記一般
式(1)金有する化合物において光学異性体及び光学異
性体の混合物がすべて単一の式で示されているが、これ
により本発明の記載の範囲は限定されるものではない。
発明の効果 本発明の前記一般式(1)1に有するチアナフテン誘導
体を工薬理試験によりすぐれ几血小板凝集抑制作用及び
トロンゼΦサンA2生合成阻害作用を有する。
すなわち、本発明の化合物は、例えばウサギPRP (
多血小板血漿)を用いてのコラーゲンにより惹起され九
血小板凝集阻止作用は10−5P/dで100%の阻止
を示し、さらに、10−8モル濃度でTxA2生合成を
50噂阻害する一方、シクロオギシグナーゼやプロスタ
サイクリンシン七ターゼ阻害作用は非常に弱いものでろ
る。また、in vivo実験系実験−て、アラキドン
駿静注(よるウサギおよびマウスの橙嶌致死に対し、本
発明化合物を経口投与することにより防止する効果が極
めて強い。
従って、本発明の前記一般式(1)全盲するチアナフテ
ン誘導体はTXA 2に起因する疾患、例えば炎症、高
血圧、血栓症、脳出血、喘息などく対する治療薬として
有用であり、特にと)1−含む哺乳動物における血栓血
栓症の処置および(tたは)予防に対して有用である。
友とえば、本発明化合物は心筋梗轟、脳血管血栓症およ
び虚血性末梢血管疾病の処置および予防に:手術後血栓
症の処置および予防に:ならびに手術後の移植血管の開
孔性の促進に有用である。
上記の疾患の治療teは予防効果に必要な本発明の化合
物の投与量はその投与形態、年令および処置する症状の
種類等によって異なるが、通常成人に対する1日の経口
投与量は50乃至1800岬であり、1日2乃至3回に
分けて投与することができる。
本発明の化合物はそのまま投与することができるが、通
常、医薬製剤として提供するのが好ましい。その製剤と
しては錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、シロラグ剤な
どの経口投与用剤形あるいは坐剤、皮下若しくは静脈注
射剤などの非経口投与用剤形t6げることができる。
イミダゾール2.91tの塩化メチレン溶液に0.78
−の塩化チオニルの塩化メチレン(4d)溶at−滴下
し、30分間攪拌した後、5−メト命シカルーニル−6
,7−ノヒドロー2−(ヒドロキシメチル)チアナフテ
ン 0.96fの塩化メチレン(15m)溶液を滴下し
几。室温で15時間攪拌した後、反応液から溶媒を減圧
下で留去した。残渣全酢酸エチルに溶解後、飽和炭駿水
素ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、さらに無水硫酸す) IJウムにて乾燥した。
溶媒を減圧下にて留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、酢酸エチル−エタノール−トリ
エチルアミン(20:1:1)の浴出部より目的とする
化合物0.76tf得友。これをさらにアセトン−ヘキ
サンより再結晶し、淡黄針状晶(m、p 87.0〜8
9.。
℃)を得た。
実施例−2 5−(6,7−ノヒドロー2−((1−イミダゾリルメ
チル)〕チアナフテン〕カルゼン酸・ナト0.13Pの
5−メトキシカルダニルー6.7−ジとドロー2−((
1−イミダゾリルメチル)〕チチアナフチを常法により
水酸化ナトリウムにより加水分解し、メタノール−アセ
トンより再結晶し、目的物0.10ft淡緑色針状晶(
mp。
〉260℃)として得九。
元素分析値 C,、H,、N202SNa ”−7B20として計算
値: C、53,60:H,,4,15:N、9.62
;8,11.+11%実験値: C,53,77:H,
3,97;N、9.19:S、11.10慢 実施例−3 5−メトキシカルダニルー6.7−ノヒドロー2−((
1−イミダゾリル)メチル〕チアナフテン0.30ft
−110慢/9ラノウムー炭素触媒1. OfおよびI
N−塩酸水l、15−存在下、水素気流下にて水素添加
し、反応終了後、常法により処理し、目的物0.12f
t油秋物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TM8内部基準)3.
70(−重線、 3 H、C00C)]5)、5.14
(−重線、2B。
H−2’X 2 )、6.65(−重線、1)1.H−
3)実施例−4 s −(4,5,6,7−テトラヒドロー2−((1−
イミダゾリル)メチル〕チアナフテン〕カルボ5−メト
キシカルゼニル−4,5,6,7−テトラヒドロー2−
((1−イミダゾリル)メチル〕チアナフテン 0.1
2ft−濃塩酸3−および氷酢酸3−に溶解後4時間加
熱還流後、反応液を減圧下にて濃縮乾固した。残渣をエ
タノール−ニーチルより再結晶し、無色リン片状晶(m
p、 213.0〜215.0℃)0.09rを得九。
元素分析値 0l−14N202S−HCl−TH20として計算値
:C,51,48:H,5,15SN、9.23;E’
l、10.57;cz、tl、69m 実験値: c、51.17:)1,5.16;N、9.
09;s。
10.40:C2,11,82% 実施例−5 4,92tのイミダゾールの塩化メチレン(20m)溶
液に、塩化チオニル1.22−の塩化メチレン(10v
rl>溶液t−滴下し次。30分後、1.67?の5−
メトキシカルダニル−2−〔(ヒドロキシ)(フェニル
)メチル〕チアナフテンの塩化メチレン(30mg)溶
液を窒素雰囲気下で滴下し九。10分後、反応液を濃縮
後、実施例−1と同様に処理し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルの溶出部より
目的物1.2611−淡褐色油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TMS内部基準)3.
77<−重量、 3H,C00C3>、6.64および
670(各−重線、各IH,H−2’およびH−3)実
施例−6 0、15fの5−メトキシカルぜニル−6,7−ノヒド
ロー2−((1−イミダゾリル)(フェニル)メチル〕
チアナフテンを実施例−2と同様に水酸化ナトリウムに
て加水分解後、エタノール−エーテルより再沈澱し、目
的物0.09?に無色無定形固体として得た。
赤外線吸収スペクトル: 1550cm  (Nujo
l mull)元素分析値 C,、H,5N202SNa’ 2 E20として計算
値: C、57,86;H,4,86;N、7.10;
8.8.131実験値: C,57,49:)1,4.
11N、6.89;S、8.01チ 実施例−7 5−メトキシカルダニルー6.フーノヒドロー3−臭化
ビリシン2.17−のエーテル(40−)溶液に、窒素
雰囲気下、−78℃にて12−のn−ツチルリチウム(
151n−ヘキサン溶液)t−加え30分間攪拌後、2
.52の5−メトΦシカルIニルー2−ホルミル−5,
7−ジヒドロチアナフテンのエーテルおよびテトラヒド
ロフランの混合溶媒(各20tnt)の溶液全滴下した
。約1時間かけて室温まで加温しt後、常法により処理
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
酢酸エチルの溶出部より目的物1.61?’(i−淡褐
色油状物として得友。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TM8内部基単)3.7
4(−重線、 3 H、C00C3)、5.95(−重
線。
IH,H−2’)、6.67(−重gl、IH,H−3
)実施例−8 1,02の5−メトキシ力ルゼニルー6.7−ノとドロ
ー2−((ヒドロギシ)(3−ピリノル)メチル〕チア
ナフテンi3.48−のIN−塩酸水存在下、水素気流
中、101fラジウム−炭素触媒2を上で水素還元し几
後、常法により処理し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(1:2)の
溶出部より目的物0.12 ? ’!!−淡褐色油状物
として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TMS内部基準)3.
71(−重線、 3 H、C00C)35)、4.03
(−重線。
2H,H−2’X2)、6.47(−重線、IH,H−
3)0、129の5−メトキシカルゼニル−4,5,6
゜7−テトラヒドロー2−((3−ビリゾル)メチル〕
チアナフテンを濃塩酸および氷酢酸各2−に溶解後、1
0時間加熱還流した。反応終了後、常法により処理し、
さらにエタノール−エーテルより再結晶し、目的物0.
10 P i無色針状晶(mp、227〜229℃)と
して得た。
元素分析値 C15H,sNo□・HCt−7H20として計算値:
 C、57,32:)1.5.29:N、4.46;S
、10.20;Ct、11.28チ実験値: C,57
,70:)1.5.38;N、4.23;S 、10.
03 ;Ct、11.50チ実施例−10 水素化ナトリウム(油性)70!のジメチルホルムアミ
ド(2−)懸濁液に、200qのイミダゾールのツメチ
ルホルムアミド(4d>flj液全窒素雰囲気下、室温
で滴下し几。15分後、5−メトキシカルゼニル−2−
((2−/タンスルホニルオキシ)エチル) −6,7
−ノヒドロチアナフチンO,l 9 tのジメチルホル
ムアミドC4td)溶液金満下し、室温で1時間攪拌し
皮。
反応終了後、常法により処理後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、酢酸エチル−エタノール−
トリエチルアミン(10:1:1)の溶出部より目的と
する化合物90■會淡褐色油状物として得几。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TMS内部基準)3.
80(−重線、 3 )1 、 C00CH,)、6.
56(−重線。
1)1.)l−3) 実施例−11 3019の5−メトキシ力ルゼニル−2−(2−(l−
イミダゾリル)エチル) −6,7−ノヒドロチアナフ
テンを実施例−2と同様に、水酸化ナトリウムにより加
水分解後、エタノール−エーテルより再結晶し、目的物
20ηを無色針状晶(mp、180〜183℃、 de
c−)として得几。
実施例−12・ チリデンチアナフテン 1、24 fの4.5,6.7−テトラヒドロ−2−ヒ
ドロキシメチル−5−メトキシカルゼニルメチリデンチ
アナフテンより、実施例−1と同様にして、目的とする
化合物0.29ff淡褐色油状物として得几。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TM8内部基準)3.
71(−重線、 3 H、cooC3)、5.16(−
重線。
2H,E(−2’X2)、6.24(1B、!(−5つ
、6.70(−重線、IH,H−3) 実施例−13 0、29?の4.5.6.7−テトラヒドロー2− (
(1−イミダゾリル)メチルツー5−メトキシカル2ニ
ルメチリデンチアナフテンより、実施例−2と同様に水
酸化ナトリウムにより加水分解後、エタノール−エーテ
ルより再結晶し、目的物0、20 tを淡黄色粉末品(
mp、233〜235℃dec、 )として得た。
実施例−14 5−メトキシカルゼニル−2−(2,2−ノメチゾヒド
ロチアナフテン 実施例−5と同様の方法にて、1.05rの2− (2
,2−ツメチル−1−ヒドロキシエチル)−5−メ)キ
シカル〆ニルー6,7−ノヒドロチアナフテンより0.
95 rの目的物賞金淡褐色油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(a値、 TMS内部基準)1.
06(−重、ii、9B、’Bu)、3.80(−重i
、3H。
C00C)1. )、6.91(−重線、lH,H−3
)実施例−15 0,95?の5−メトキシ力ルゼニル−2−(2゜2−
ツメチル−1−(1−イミダゾリル)エチル〕−6,7
−シヒドロチアナフテンより、実施例−2と同様の方法
により加水分解後、メタノール−エーテルより再沈澱し
、目的物0.71ft無色無定形固体として得几。
赤外線吸収スペクトル: 1620c!!L−’ + 
1560cm−’(Nujol mull ) 元素分析値 C1,Hl、1i202SNa−7H20として計算値
: C、55,88:)1,6.07:N、7.67;
S、8.77%実験値: C、55,56;H、5,7
6;N 、 7.24 :S、8.62チ 実施例−16 実施例−5と同様に、参考例−17より得られたアルコ
ール体1.42fより、目的物0.41tf淡褐色油秋
物として得几。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TMS内部基準)3.
77(−重線、 3 )] 、 C00CH,)実施例
−17 0、41tの5−メトキシカルイニル−6,フーゾヒド
ロー2((シクロヘキシル)(1−イミダゾリル)メチ
ル〕チアナフテンより、実施例−2と同様の方法により
加水分解後、メタノール−エーテルより再沈澱し、目的
物0.25ft−無色無定形固体として得几。
赤外線吸収スペクトル: 1625cIrL−1+ 1
560cWL−’(Nujol mull ) 元素分析値 C,、H2,N202SNa ’ y)(20として計
算値: c 、 58.30 :H,6,18:N、7
.16:S、8.19チ実験値: C,58,39:H
,6,19;N、6.92;S、8.31チ 実施例−18 グリル)メチル〕チアナフテン 0、529の5−メトキシカルゼニル−4,5,6゜7
−テトラヒPロー2−((シクロヘキシル)(ヒドロキ
シ)メチル〕チアナフテンより、実施例−5と同様にし
て目的物0.38r1に淡褐色油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ([、Tl1lS内部基準)
3.70(−重線、 3 H、C00CH5)、6.6
3(−重線。
IE、E−3) 実施例−°19 す7テン〕カルメン酸・塩酸塩・1水和物0、38 t
の5−メトキシカルゼニル−4,5,6゜7−テトラヒ
ドロー2〔(シクロヘキシル)(1−イミダゾリル)メ
チル〕チアナフテンより、実施例−4と同様の方法によ
り加水分解後、常法により処理、さらにメタノール−エ
ーテルより再結晶し、無色針状°晶(mp、202〜2
04℃)として0.19f得几。
元素分析値 C19)]24N202” ’ ”20として計算値:
C,57,20:N16.82;N17.02:S18
.05:C4,8,89チ実験値: C,56,77:
H,6,69:N、7.45:E’1.8.25;C2
,9,10チ 参考例−1 ナフテン 6.31.9の水素化ナトリウム(油性)を100−の
ジメチルホルムアミ)’Kl!!濁させた中に、20p
の4.5,6.7−テトラヒドロ−4−ケトチアナフテ
ンのジメチルホルムアミド溶液を室温にて滴下し、10
分間攪拌した。上記反応液中に、33wLtの炭酸ジメ
チルを5℃にて滴下した。
90分攪拌後、常法により処理し、5−メトキシカルゲ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−4−ケトチアナ
フテンを含む粗生成物31.6gを得た。
この粗生成物をi o ox/のテトラヒドロフランお
よび100−のメタノールに溶屏後、−15℃に冷却し
た上で、4.98.9の水素化ホウ素ナトリウムを1時
間かりて加えた。反応終了後、常法によシ処理後、生成
物をベンゼン500111に溶解L、p−)ルエンスル
ホン酸・1水a物2.5gを加えて後、30分間共沸的
に生成する水を除去しながら加熱還流した。反応終了後
、反応液を常法により処理し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(1
:1)の溶出部よシ、目的とする化合物20.19を油
状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、 TMS内部基準)3.
78(−重線、3 H,COO3) 、 6.93およ
び7.08(各二重線、各IHs5.0Hz、  ビニ
ルH)、7.52(IH,H−4) 参考例−2 10,3gの塩化アルミニウムを50−の塩化メチレン
に懸濁した中に、窒素雰囲気下、−10℃にて7.5g
の5−メトキシカルゲニルー6.7−シヒドロチアナフ
テンの塩化メチレン(30mg)1液を滴下した。10
分後、ジクロロメチルメチルエーテル5.2411/の
塩化メチレン(30d)溶液を1時間かけて滴下した。
反応液を常法により処理後、酢酸エチル−ヘキサンよシ
再結晶し、目的とする化合物8.21gを淡赤色針状結
晶(mp:125.0〜127.0℃)として得た。
参考例−3 2,7511の塩化アルミニウムの塩化メチレン(30
−)の懸濁液中に、−10℃にて、5−メトキシカル?
ニル−6,7−シヒドロチアナフテン2.0gの塩化メ
チレン(30d)溶液を滴下した。10分後、塩化アセ
チル1.10−の塩化メチレン1〇−溶液を30分かけ
て滴下した。反応終了後、常法によシ処理し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−
酢酸エチル(3:1)の溶出部よシ目的物を得り、、こ
れを、酢酸エチル−ヘキサンよシ再結晶し、淡黄色の針
状晶(mp、 116.0〜118.0℃)とし2.2
5g得た。
参考例−4 参考例−3と同様に、1.78gの塩化アルミニラム、
1.17−の塩化ベンゾイルおよび1.30.9の5−
メトキシカルがニル−6,7−ジヒドロチアナフテンよ
り反応した。常法により処理後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1
)の溶出部よシ得られた目的物を酢酸エチル−ヘキサン
よシ再結晶し、無色針状晶(mp、99〜101℃)1
.65gを得た。
参考例−5 13,42gのメトキシメチルトリフェニルホスホリデ
ンクロリドおよび19.0WLlのn−ブチルリチウム
(15チヘキサン溶液)より得られるイリドのエーテル
溶液中に、参考例−2によシ得られた5−メトキシカル
ダニルー2−ホルミル−6,7−シヒドロチアナフテン
3.48.9のテトラヒドロフラン30−溶液を窒素雰
囲気下にて滴下した。反応終了後、反応液を氷水に注ぎ
、エーテルにて抽出した。抽出した有機層を飽和塩化ナ
トリウム水溶液にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
、溶媒を減圧下にて留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチルの溶
出部より目的物1.Ogを油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)3.6
0および3.78(各−重線、計6H1各0CH3)参
考例−6 参考例−5によシ得られた化合物1.0gを1%−塩酸
水30−およびアセトン601中9時間加熱還流した。
反応液から溶媒を減圧下にて留去した後、酢酸エチルに
溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナト
リウム水溶液にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸す)
 IJウムで乾燥後、溶媒を減圧下にて留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ヘキサン−酢酸エチル(2:1)の溶出部よシ目的とす
る化合物0.24gを油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TM8内部基準)9.9
0(IH%CHO) 参考例−7 参考例−6によシ得られたアルデヒド体0.241をメ
タノールおよびテトラヒドロフラン各10−に溶解した
後、水素化ホウ素ナトリウム42■を加えた。反応終了
後、常法によシ反応液を処理後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3
:2)の溶出部より目的物0.17gを油状物として得
た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TM8内部基準)3.8
0(−重線、3 H,COOCH3) 、 6.73 
(−重線、IH%H−3)、7.45(IH,I(−4
)参考例−8 ナフテン 参考例−7によシ得られたアルコール体0.171をエ
ーテル5−およびトリエチルアミン0.30−に溶解し
た後、塩化メタンスルホニル0.08+117のエーテ
ル3−溶液を加え、室温で30分間攪拌した。反応終了
後、常法により処理した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1
)の溶出部より目的物0.19.9を油状物として得た
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)2.9
7(−重線、3H,Ms) 、 3.78(−重線、3
H。
C00CH3) 参考例−9 3,29gの水素化ナトリウム(油性)のジメチルホル
ムアミド(30ml)懸濁液に、窒素雰囲気下、9゜5
7gの4.5.6.7−テトラヒドロ−4−ケトチアナ
フテンのジメチルホルムアミド(30d)溶液を滴下し
た。反応液を5℃に冷却して後、炭酸ジメチル15m/
を滴下し、室温にて1時間攪拌した。その後、臭化酢酸
メチルエステル6.6−のジメチルホルムアミド(10
d)溶液を滴下し、さらに1時間攪拌した。反応終了後
、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。
抽出した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄後
、無水硫酸ナトリウムにて乾燥して後、溶媒を減圧下に
て留去した。残渣を濃塩酸および氷酢酸者200a/に
溶解後、3時間加熱還流した。反応液を減圧下にて濃縮
乾固した。残渣をメタノール500−に溶解し、2−の
濃硫酸存在下2時間加熱還流した。反応終了後、溶媒を
減圧下にて留去した残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽
和炭酸水素す) IJウム水溶液および飽和塩化す) 
IJウム水溶液で順次洗浄した。無水硫酸す) IJウ
ムにて乾燥後、溶媒を減圧下にて留去し、残渣をシリカ
ダルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸
エチル(2:1)の溶出部よシ目的物10.13gを油
状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(a値、′rMs内部基準)3.
72(−重線、3!II、 COOCH3) 、 7.
 Oeおよび7.38(各二重線、6Hz、各IH,ビ
ニルプロトン)参考例−10 参考例−9で得られた4、5,6.7−テトラヒドロ−
4−ケト−5−(メトキシカルがニルメチ加えた。30
分間室温で攪拌後、常法によシ反応液を処理した。残渣
を十分に減圧乾燥後、ピリジン40−および無水酢酸2
0Rjによりアセチル化した。反応終了後、反応液を常
法により処理した。得られた残渣をトルエン250−に
溶解後、p−トルエンスルホン酸・1水和物0.7I存
在下、30分間加熱還流した。反応終了後、反応液を常
法にょシ処理した後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)の
溶出部よυ目的物5.50.9を油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)3.1
7(−重線、2L H−4X2)、3.67(−重線、
I H,COO生) 、6.31 (I H,H−5’
)参考例−11 ヱ 参考例−2と同様の条件下にて、2.51の4.5,6
.7−テトラヒドロー5−(メトキシカルノニルメチリ
デン)チアナフテンよシ、目的物1、509を油状物と
して得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)3.7
0(−重線、3 H,C00c!!jL) 、6.29
 (I H。
H−5’)、7.40(−重線、IH,H−3)、9.
75(IH。
CHO) 参考例−12 参考例−11で得られたホルミル体1.4’#をメタノ
ールおよびテトラヒドロフラン各30−ずつに溶解後、
0.26gの水素化ホウ素ナトリウムを加えた。反応終
了後、常法により処理し、シリカダルカラムクロマトグ
ラフィーにで精製し、ヘキサン−酢酸エチ/L/(3:
2)の溶出部よシ、目的物1.24gを油状物として得
た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TM8内部基準)3.6
9(−重線、3 H,cooc!!、) 、 6.24
 (I H。
H−5’)、6.67(−重線、IH,H−3)参考例
−13 参考例−3と同様に368gの塩化アルミニウムおよび
3.0gの5−メトキシカル♂ニル−6,7−シヒドロ
チアナフテン、さらに’1.7mlの塩化ピパロイルよ
シ、目的物1.47fiを油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)1.4
0(−重線、9B、 tBu) 、 3.82(−重線
、3 H,C00c!!J)、7.62(−重線、IH
,)f−3)参考例−14 参考例−13より得られたケト体1.47flより、参
考例−7と同様の方法によ#)1.0511の目的物を
油状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)0.9
5(−重線、9H,’Bu ) 、 3.75(−重線
、3 H,COO3) 、 6.69 (−重線、IH
,H−3)参考例−15 参考例−3と同様に2.5611の塩化アルミニウムお
よび2.0gの5−メトキシカル−ニル−6,7−シヒ
ドロチアナフテン、さらに1.931Llのシクロヘキ
サンカルビニルクロリドよシ目的物2.79flを油状
物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(a値、TMS内部基準)3.8
3(−重線、3HSCOOCH,) 、 7.52 (
I H。
H−4)、7.58(−重線、IH%H−3)参考例−
16 テン 1.0711の2−シクロヘキシルカル?ニルー5−メ
トキシカルゲニル−6,7−シヒドロチアナ7テンを、
1.0.9のノぐラジウム−炭fi(10%)および触
媒量の酢酸存在下、メタノール中、水素気流下で還元し
、常法によシ処理し、目的物0.5811を油状物とし
て得た。
核磁気共鳴スペクトル(a値、′rMS内部基準)3.
75(−重線、1 f!、 COO3) 、 7.43
 (−重線、IH%H−3) 参考例−17 参考例−15より得られたケト体1.729より、参考
例−7と同様の方法により1.42pの目的物を油状物
として得九。
参考例−18 参考例−17よシ得られたケト体0.58gより、参考
例−7と同様の方法によfio、52IIの目的物を油
状物として得た。
核磁気共鳴スペクトル(δ値、TMS内部基準)3.7
3(−重線、3H,C00CR,) 、 6.60 (
−重線、IH,I(−3)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yはイミダゾリル基またはピリジル基を示し、
    Zは各々随意に置換基として低級アルキル基、シクロア
    ルキル基、置換若しくは非置換アリール基あるいは複素
    環基を有していてもよいメチレン基、エチレン基、トリ
    メチレン基またはビニレン基を示し、Wは直接結合、各
    々随意に置換基として低級アルキル基あるいは置換若し
    くは非置換アリール基を有していてもよいメチレン基、
    メチン(=CH−)基、エチレン基またはビニレン基を
    示し、R_1およびR_2は同一または異なつて水素原
    子、低級アルキル基または置換若しくは非置換アリール
    基を示し、nは1または2を示し、点線部分は単結合ま
    たは二重結合を示す。但し、Wがメチン基である場合は
    、点線部分は単結合を示す。〕 を有するチアナフテン誘導体並びにその薬理上許容され
    る塩およびエステル。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはハロゲン原子、低級アルカンスルホニルオ
    キシ基またはアリールスルホニルオキシ基を示し、Z_
    1は各々随意に置換基として低級アルキル基、シクロア
    ルキル基、置換若しくは非置換アリール基あるいは複素
    環基を有していてもよいメチレン基、エチレン基または
    トリメチレン基を示し、Wは直接結合、各々随意に置換
    基として低級アルキル基あるいは置換若しくは非置換ア
    リール基を有していてもよいメチレン基、メチン(=C
    H−)基、エチレン基またはビニレン基を示し、R_1
    およびR_2は同一または異なつて水素原子、低級アル
    キル基または置換若しくは非置換アリール基を示し、n
    は1または2を示し、Aは水素原子またはカルボキシル
    基の保護基を示し、点線部分は単結合または二重結合を
    示す。但し、Wがメチン基である場合は、点線部分は単
    結合を示す。〕を有する化合物を、式 Y_1H 〔式中、Y_1は1−イミダゾリル基を示す。〕を有す
    る化合物と反応させ、得られた化合物を必要に応じて加
    水分解することを特徴とする一般式▲数式、化学式、表
    等があります▼ 〔式中、Y_1、Z_1、W、R_1、R_2およびn
    は前述したものと同意義を示す。〕 を有するチアナフテン誘導体並びにその薬理上許容され
    る塩およびエステルの製法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Z_1は各々随意に置換基として低級アルキル
    基、シクロアルキル基、置換若しくは非置換アリール基
    あるいは複素環基を有していてもよいメチレン基、エチ
    レン基またはトリメチレン基を示し、Wは直接結合、各
    々随意に置換基として低級アルキル基あるいは置換若し
    くは非置換アリール基を有していてもよいメチレン基、
    メチン(=CH−)基、エチレン基またはビニレン基を
    示し、R_1およびR_2は同一または異なつて水素原
    子、低級アルキル基または置換若しくは非置換アリール
    基を示し、nは1または2を示し、Aは水素原子または
    カルボキシル基の保護基を示し、点線部分は単結合また
    は二重結合を示す。但し、Wがメチン基である場合は、
    点線部分は単結合を示す。〕 を有する化合物を式 Y_1−SO−Y_1 〔式中、Y_1は1−イミダゾリル基を示す。〕を有す
    る化合物と反応させ、得られた化合物を必要に応じて加
    水分解することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Y_1、Z_1、W、R_1、R_2およびn
    は前述したものと同意義を示す。〕 を有するチアナフテン誘導体並びにその薬理上許容され
    る塩およびエステルの製法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3は水素原子、低級アルキル基、シクロア
    ルキル基、置換若しくは非置換アリール基または複素環
    基を示し、Wは直接結合、各々随意に置換基として低級
    アルキル基あるいは置換若しくは非置換アリール基を有
    していてもよいメチレン基、メチン(=CH−)基、エ
    チレン基またはビニレン基を示し、R_1およびR_2
    は同一または異なつて水素原子、低級アルキル基または
    置換若しくは非置換アリール基を示し、mは0、1また
    は2を示し、nは1または2を示し、Aは水素原子また
    はカルボキシル基の保護基を示し、点線部分は単結合ま
    たは二重結合を示す。但し、Wがメチン基である場合は
    、点線部分は単結合を示す。〕を有する化合物を式 Y_2−Li 〔式中、Y_2はピリジル基を示す。〕 を有する化合物と反応させ、得られる一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼ 〔式中、Y_2、R_3、W、R_1、R_2、m、n
    およびAは前述したものと同意義を示す。〕 を有する化合物を還元あるいは脱水反応に付した後、必
    要に応じて加水分解することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは各々随意に置換基として低級アルキル基、
    シクロアルキル基、置換若しくは非置換アリール基また
    は複素環基を有していてもよいメチレン基、エチレン基
    、トリメチレン基またはビニレン基を示し、Y_2、W
    、R_4、R_2およびnは前述したものと同意義を示
    す。〕を有するチアナフテン誘導体並びにその薬理上許
    容される塩およびエステルの製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852272A (ja) * 1981-08-26 1983-03-28 フアイザ−・コ−ポレ−シヨン トロンボキサンシンタ−ゼ阻止作用を有する化合物

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