JPS6265981A - Azs耐火物 - Google Patents

Azs耐火物

Info

Publication number
JPS6265981A
JPS6265981A JP60206038A JP20603885A JPS6265981A JP S6265981 A JPS6265981 A JP S6265981A JP 60206038 A JP60206038 A JP 60206038A JP 20603885 A JP20603885 A JP 20603885A JP S6265981 A JPS6265981 A JP S6265981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
alumina
zirconia
azs
refractory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60206038A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0429628B2 (ja
Inventor
茂男 遠藤
公男 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain TM KK
Original Assignee
Toshiba Monofrax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Monofrax Co Ltd filed Critical Toshiba Monofrax Co Ltd
Priority to JP60206038A priority Critical patent/JPS6265981A/ja
Publication of JPS6265981A publication Critical patent/JPS6265981A/ja
Publication of JPH0429628B2 publication Critical patent/JPH0429628B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミナ、ノルコニア、シリカ質鋳造耐火物で
、特に高温で汗かき現象の少ない鋳造耐火物に関する。
〔従来の技術〕
従来よりアルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物は
AZS耐大耐大−′う名称で呼ばれ、ガラス用耐火物と
して広く使用されている。このAZS耐火物は特に溶融
ガラスに対する耐触性が優れているため、ガラス窯の中
で溶融ガラスに直接接触する場所で賞月されている。さ
らに溶融ガラスに直接接触しない場所、すなわちガラス
窯の上部構造にも広く使用されている。
市場ではとのAZS耐火物は耐蝕性に関係するジルコニ
ア含有量の違いによって二種類に分けられて流通してい
る。そしてこれ等は使用場所によって最も経済的な使い
分けがなされている。これ等の耐火物の鉱物組織に共通
していることは、大きく分けて二種類の組織に分けられ
ることである。
その一つは約80〜85%を古める結晶と、他の一つは
15〜20%を占め、結晶の間隙を充填しているマトリ
ックスガラスである。
このマトリックスガラスは結晶間のクッションのような
役割をしておfi、AZS耐火物を製造する時、高温の
溶融状態から常温まで冷却されるために発生する熱応力
を吸収し、亀裂のない製品の製造を可能にしている。
しかし一方において、1400C以上の使用温度で軟化
を起し、耐火物の表面へ浸み出す現象を示す場合がある
。(以下この現象を汚かき現象と言う)この汗かき現象
によって耐火物の表面に浸み出したガラス(以下浸出ガ
ラスと言う)はアルミナ、ジルコニアといった成分を多
く含み、ガラス窯の溶Mガラス(以下溶融母ガラスと言
う)に入り込んだ場合は、溶融母ガラスに均質に溶は難
い傾向を持つ。
その結果、溶融母ガラスの中で、ストーンやコードとい
った異物の起源となり、ガラスの品質を著しく損なう結
果となっている。また、溶融母ガラスと直接接触する場
所ではないが、蓄熱室を構成する天井、側壁煉瓦や格子
積煉瓦として使用した場合、AZS耐火物の表面から流
れ出た浸出ガラスは蓄熱室底部に溜り、底部に設けた空
気の出入口を閉烏して、換熱効率を著しく低下させる原
因に4なっている。このように浸出ガラスは溶融母ガラ
スに対して悪い影響を与えるのみならず、他の面におい
ても好ましくない存在であった。そのため従来よシ汗か
き現象の無いAZS耐火物が研究され、幾つかの方法が
提案されている。
前述のように浸出ガラスの源はAZS煉瓦中のマトリッ
クスガラスであるから、編1の方法としてマトリックス
ガラスの量を減らす努力がなされている。すなわち、マ
トリックスガラスをつくる原料となっているアルカリl
1lffi化物の添加量を減らすことである。しかしな
がらマトリックスガラスは前述のようにAZS耐大物の
製造上、欠くべからざる組織であるから減らすことには
限界があり、この方法を適用しても、浸出ガラスが明ら
かに少ないと認められる夷品にはクラック(亀裂)が発
生シタリ、コーナースポール(角が欠けること)が発生
する等、他の特性で満足な結果は得られなかった。第2
の方法として原料を溶解する時K、溶融物を酸化状態に
維持する方法がある。この方法はクラック、コーナース
ポール等の問題点は第1の方法より少ないが、溶解操作
の条件が侠く、再現性が困難であることと、浸出ガラス
の喰そのものも満足な水準まで減少したAZS煉瓦とな
らなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来のものが持つ、以上のような問題点を解消
させ、クラック、コーナースポール−を起すことなく、
さらに溶解条件に余り影響されないで調造され、従来よ
りさらに汗かき現象の少ないAZS耐大物を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、この目的を達成するために鋭意研究を暇ねた
結果、従来の方法をもってしても、溶解条件によって汗
かき現象にバラツキが出るのは製品の中に含まれている
Fe、l”iの金属の酸化物の影響であるとの知見を得
、本発明を完成した。
しかし、これ等の酸化物がいかなるメカニズムでAZS
耐人物の汗かき現象に影響を与えるのかは不明である。
本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明の耐火物は従来よシ公知のAZS耐大
物の基本組成の中に含まれる不純物のうち、Feの酸化
物の合計重量(以下A値と言う)が200ppm以下で
ある第1条件と、′riの酸化物の合計重着(以下B値
と言う)が200 ppmである第2の条件を同時に満
たす条件に維持することにより達成できる。
A、B値が各々200ppm以上の範囲では浸出ガラス
が多すぎることと、溶解条件の変動によって汗かき現象
が影響を受ける場合もあるから不適当である。このよう
にその対象となる不純物の1を、極く微量に維持するに
は、原料の中に含まれる不純物の含有量を規制しなけれ
ばならないのは勿論であるが、製造工程中に混入するも
のの排除も心がける必要がある。
通常、このような鋳造耐火物の製造には原料を上部開放
式のアーク炉で溶解する工程。溶融物を耐火砂で作った
鋳型に流し込む工程。鋳込んだものを徐冷砂の中に埋め
て徐冷する工程がある。したがって具体的には、アーク
を発生するための電極、炉ケーシング、鋳型、徐冷砂等
から不純物が混入することを避けなければならない。ま
た、従来から溶解時の溶融物を酸化状態に維持するため
に、電極を溶融物表面からできるだけ碓してアークによ
る通電がなされてきたが、本発明にもこの方法は好まし
い方法であるが、必ずしも必要な方法ではない。さらに
電極、炉ケーシングから不純物が入るのを避けるために
別の溶解方法を採用することも好ましい方法である。
例えば高純度のIr、Th等で作ったルツRの中に入れ
た原料を高周波炉等の間接加熱で溶解する方法である。
この方法によればルツボそのものを#型に使用すること
も可能である。
このようにして得られた汗かき現象の少ないAZSfj
t火物は、高眞で使用しても浸出ガラスをほとんど発生
することがないから、浸出ガラスによる溶融母ガラスの
欠陥を無くすることができる。さらにこのAZS耐火物
は不純物、例えばFe 、 Ti以外にCr 、 V 
、 Co 、 Cu 、 Sn 、 Mn 、 Ni 
、 Mo 。
W等の酸化物の含有量が極端に少ないために溶融母ガラ
スの中に溶は込む不純物の址を微量に抑制することがで
きる。この不純物は溶融母ガラスに対しては着色剤であ
るから、着色剤の存在に由来する溶融母ガラスの光学的
特性、その他の物理的特性の正確な制(財)が可能にな
る等の利点も存在する。
〔作用〕
アルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物において、
不純物としてFeの酸化物の合計重量が200ppm以
下である第1条件と、TIの1化物の合計重量が200
ppm以下である第2の条件を同時に満たしている。
〔発明の効果〕
アルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物(−A Z
 S耐火物)において、不純物としてFeの酸化物の合
計重量が200pprn以下である第1の条件と、Tj
の酸化物の合計重量が200 ppm以下である第2の
条件を同時に満たすようにすると、従来よりはるかに汗
かき現象のないAZS耐大物を製造することができる。
そして、このAZS耐火物は製造するうえで溶解条件に
影響を受けることもなく安定した品質を保つことができ
る。また、コーナースポール、クラック等の発生等、製
造上の問題点も持って1ない。さらに、このAZS耐大
物を容器として溶解した溶融母ガラスはAZS耐火物に
よって全く汚染することが利点を有する。
〔実施例〕
本発明の実施例について説明する。
実施例 従来のAZS耐火物を作るための基本的な原料の配合比
率(Affi20a= 50 % 、 Zr02=33
% 、 5i02=15.6%、 B2O3= 0.1
0%、 Na2O= 1.3 % )を基に、原料中に
含まれるFe、Ti及びCr 、 V 、 Co 、 
Cu 。
Sn 、Mn、 Ni 、Mo、Wの酸化物の全合計重
量を種tmK変化させてAZS#大物を作った。溶解に
は上部開放式のアーク炉を用い、目的とする原料以外の
上記不純物が溶融物に入らないように注意して溶解した
。溶解条件は従来方法と同じように長いアークを保つよ
うにして、できるだけ溶解物を酸化状態に保つようにし
た。
溶解後、溶融物を高純度の珪砂で作った鋳型に流し込み
、鋳型とと徐冷用のアルミナ粉に埋めて徐冷した。得ら
れた製品はいずれもクラック、コーナースポール等、外
観上の欠陥はなく、色も純白であった。
次にこのようにして得られた製品の浸出ガラス量を賦二
倹した。
第1表は不純物含有鎗と浸出ガラス量の関係を示す。
A1.2,3.4.5,6.7は本発明の範祷に入るA
ZS耐火物である。
A8,9,10,11,12,13,14,15.16
は本発明の範噴に入るものでなく比較例である。
このうちl615,16は従来法による通常のAZS耐
大物である。
ガラス浸出看の試験は次のようにして行った。
先づ鋳造物から直径×高さが20X8Qu+の試料をダ
イヤモンドコアドリルで切り出し、 JISR2205
にしたがって乾燥なjlk(Wl)、水中重量(W2)
を測定する。この試料を1600GK保持された電気炉
内で4時間加熱した後、炉外で自然放冷し、再び160
0Cに保持された電気炉内で4時間加熱した後、炉外で
自然放冷する。最後に自然放冷した試料の水中重量(W
4)を測定する。このよう忙して得られた測定値を使い
、次式によシガラス浸出量を算出する。
第′1表 出Rn jclLI貴/rXi’l 四/l’% jd
 tlo 4 jM 1114手  続  補  正 
 書 扉付061手4月21日 特許庁長官 宇 賀、退 部 殿 1、事件の表示 汗かき現象の少ないアルミナ、ノルコニア。
シリカ質関造耐火物 3、訂正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  千葉県香取郡神崎町武出ギへ幡平20番8名、
弥 東芝モノフラックス株式会社 代表者  日  吉  淳  − 4、代理人 〒160電話03−354−4084住所
  東京都″#宿区新宿2丁目5番15号小菅ピル20
2号 池田特許事務所内 ゛(水パ・・t・、“′、゛ 111    うづ 不田1t に) ヲQ  ’/j
  VJ  什 刺 t 4九 ツj(11明細*第5
頁第20行の「zooppmJをi’−200ppm以
下」に訂正する。
(2)明細畳第9頁第1行の「ことが利点」を「ことが
ない利点」に訂正する。
(3)明細書第9頁第18行の「得られ九Jを「本発明
によって得られた」に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物において
    、不純物としてFeの酸化物の合計重量が200ppm
    以下である第1の条件とTiの酸化物の合計重量が20
    0ppm以下である第2の条件を同時に満たす汗かき現
    象の少ないアルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物
JP60206038A 1985-09-17 1985-09-17 Azs耐火物 Granted JPS6265981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60206038A JPS6265981A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 Azs耐火物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60206038A JPS6265981A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 Azs耐火物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265981A true JPS6265981A (ja) 1987-03-25
JPH0429628B2 JPH0429628B2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=16516867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60206038A Granted JPS6265981A (ja) 1985-09-17 1985-09-17 Azs耐火物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6265981A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021127285A (ja) * 2020-11-02 2021-09-02 第一稀元素化学工業株式会社 ジルコニア焼結体、及び、ジルコニア粉末

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039090A (ja) * 1973-06-28 1975-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039090A (ja) * 1973-06-28 1975-04-10

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021127285A (ja) * 2020-11-02 2021-09-02 第一稀元素化学工業株式会社 ジルコニア焼結体、及び、ジルコニア粉末

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0429628B2 (ja) 1992-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101784504B (zh) 具有高氧化锆含量和高二氧化硅含量的耐火材料
JP6002283B2 (ja) 高いジルコニア含有量を有する耐火物
KR101205394B1 (ko) 감소된 침출성을 가진 azs 생성물
JP5237377B2 (ja) 高ジルコニア含有量を有するドーピングされた耐火物
TWI481580B (zh) 具有高氧化鋯含量的耐火產物
JP7168577B2 (ja) アルミナ・ジルコニア・シリカ質溶融鋳造耐火物およびガラス溶融窯
JP6100334B2 (ja) 高ジルコニア含有量を有する耐火製品
JP2009155150A (ja) 高電気抵抗高ジルコニア鋳造耐火物
JPS6259576A (ja) 高ジルコニア質熱溶融耐火物
KR20120127594A (ko) 높은 지르코니아 함량을 갖는 내화물
CN102066288B (zh) 高氧化锆浓度耐火产品
US9233867B2 (en) Refractory block and glass furnace
WO2016013384A1 (ja) アルミナ・ジルコニア・シリカ質溶融鋳造耐火物、ガラス溶融窯、およびガラス板の製造方法
JP3682888B2 (ja) 高ジルコニア電鋳煉瓦
JPH06144922A (ja) 高アルミナ質鋳造耐火物
JPS6265981A (ja) Azs耐火物
WO2016006531A1 (ja) アルミナ・ジルコニア・シリカ質溶融鋳造耐火物、ガラス溶融窯、およびガラス板の製造方法
JP3411057B2 (ja) 高ジルコニア質溶融鋳造耐火物
JP4503339B2 (ja) 高ジルコニア質電鋳耐火物とその製造方法
JP2020536834A (ja) 高ジルコニア含有量を有する溶融ブロックを製造する為の方法
US4490474A (en) Fused cast high chrome refractory and method for manufacturing same
JPS62197358A (ja) 純白でかつ汗かき現象の少ないアルミナ、ジルコニア、シリカ質鋳造耐火物
CN109467447B (zh) 高氧化锆质电铸耐火物及其制造方法
JPH11157947A (ja) アルミナ・ジルコニア・シリカ質溶融耐火物の製造方法
JP4275384B2 (ja) 低炭素高ジルコニア質電鋳耐火物とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term