JPS6265965A - 低温焼結基板用ガラスセラミツクス組成物 - Google Patents

低温焼結基板用ガラスセラミツクス組成物

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JPS6265965A
JPS6265965A JP60204472A JP20447285A JPS6265965A JP S6265965 A JPS6265965 A JP S6265965A JP 60204472 A JP60204472 A JP 60204472A JP 20447285 A JP20447285 A JP 20447285A JP S6265965 A JPS6265965 A JP S6265965A
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JP
Japan
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glass
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low temperature
temperature sintered
sintered substrate
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次郎 千葉
隆一 田辺
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、グリーンシート化して使用される回路基板用
組成物に関する。
[従来の技術] 多層回路基板あるいは積層回路基板材料として従来はア
ルミナが用いられている。一方、近年低温焼結基板用と
して種々材料が提案されている。ここで前者においては
[(2−lh中中門囲気中て1500〜1800℃で2
0〜40時間という焼成条件で製造しなければならない
こと、さらにアルミナ材料の誘電率が9〜10と高く高
速信号回路には不適との評価も出ている。
一方、後者においては、空気中にて850〜1100℃
、2〜10時間焼成といわゆる低温焼結基板材料が開発
されつつあるが、m械的強度および熱伝導率が低いとい
う欠点がある。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明は、低温度で焼結でき、焼結した基板は強度が大
きく熱伝導率が大きく、かつその基板上に形成された導
体のハンダ濡れ性を損なうことのない回路基板用組成物
の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明は5iOz−Al2O3−PbO系から成
るガラス粉末30〜70重量%とアルミナ、ジルコン、
又はコージェライトのセラミックス粉末とから成り、該
ガラス粉末は、重量%表示で実質的にS 10230〜
55 Al2O31−15 1?b0       30〜55 Mg0+CaO+SrO+Ba0  1〜15Zn0 
      0〜10 8203       0〜0.9 Li20+Na2O+に20   0〜5Ti02+ 
ZrO20〜5 からなる低温焼結基板用ガラスセラミックス組成物を提
供するものである。
本発明の組成物の限定理由は次の通りである。
ガラス粉末は低温度(例えば1000℃以下)で充分に
流動性を有し、セラミックス粉末を充分に濡らし、かつ
セラミックス粉末と反応し一部結晶化する特性を有t 
ル5i02− A1703− PbO系のものが好まし
い。
かかるガラスは、一部結晶化することにより、基板の耐
熱性及び強度の向上を図ることができる。
かかるガラス粉末の含有量が30重量%より少ないとセ
ラミックス粉末を充分にrtらすことができないため、
基板の強度が低下し好ましくなく、70重量%を越える
と残部としてのセラミックス粉末の量が少なくなり基板
の強度が低下するので好ましくない、ガラス粉末は上記
範囲中35〜65%の範囲がより望ましい。
一方、セラミックス粉末としては、アルミナ(Al2O
3)、ジル:17 (ZrSi04) 、 コージェラ
イト(2Mg0・2A I203・5SiO2)が単独
で使用し、又は併用されるがその理由は、かかる物質は
強度が大きいこと、熱伝導率が高い特性を有するため焼
結後の基板もかかる特性の向上を図ることができる。更
にこれらのセラミックス粉末は、比較的入手し易いとい
う利点もある。
ガラス、セラミックス粉末の粒度は、小さ過ぎるとグリ
ーンシート化し、これを乾燥する際にクラックが発生す
るので好ましくなく、一方、大き過ぎるとガラスがセラ
ミックス粉末を充分に濡らすことができず強度の低下を
生ずるので好ましくない、なお、201を越える粒子が
含まれると強度の低下を生ずるので、いずれの粉末にも
かかる粒子が含有されないようにすることが望ましい。
本発明におけるガラス粉末は、1Xffi%表示で、5
i02 30〜55. Al2O31〜15. Pb0
30〜55. B2O30〜0.!3. MgO+Ca
O+SrO+Ba0 1〜15.  Zn0  0〜1
0.  Li2O+Na2O+に20  0〜5゜Ti
O2+ZrO20〜5から木質的になるものである。か
かる組成において、S i07はガラスのネットワーク
フォーマ−であり、少な過ぎると、軟化点が低くなり過
ぎ耐熱性が低下し、再焼成時に変形を生じ易くなるので
好ましくない、一方5iQ2が多過ぎると軟化点が高く
なり過ぎセラミックス粉末を充分に濡らすことができず
強度が低下するので好ましくない、 5i02は上記範
囲中30〜50%の範囲が特に好ましい。
Al2O3はガラスの溶解性あるいはガラス特性の耐水
性向上の面から必須であり、1%より少ないとガラス溶
解時失透する恐れがあり、また15%より多いとガラス
軟化温度が高くなり過ぎる。望ましくは2〜13%であ
る。
PbOはガラスのフラシクス成分として用いる。30%
より少ないとガラス軟化点ガ高くなり過ぎ溶解困難とな
る。一方55%より多いとガラスの熱膨張係数が大きく
なり過ぎ、Ag−Pd等の導体との接着性を低下させる
要因ともなり好ましくない、望ましくは33〜50%で
ある。
B2O3は必須成分ではないがPboと同様一部フラッ
クス成分として用いることができる。しかし、B2O3
が0.8%より多いと耐薬品性、特に耐酸性が著しく低
下するので好ましくない、望ましくは0.8%未満であ
る。
MgO+CaO+SrO+BaOは熱膨張係数調整の目
的およびガラス溶解性を向上するために添加する。
これら成分が1%より少ないと前記効果が少なく、15
%より多いと溶解時失透しガラス化困難となる。望まし
くは2〜13%である。
ZnOは必須ではないがAg−Pd等の導体との適合性
、あるいは溶解性改善の目的で10%まで導入し得る。
L i20+Na2O+に20は必須ではないが添加す
ることによりセラミックス粉末との反応性およびガラス
溶解性の向上を図ることができるが、電気的特性、特に
絶縁抵抗特性においては好ましくない成分であるので、
必要に応じて5%以下に留めるのが好ましく、望ましく
は3%以下である。
Zr(b+TiO2は必須ではないが、添加することに
よりガラスの耐薬品性を向上することができる。その量
は5%以下で充分で、望ましくは3%以下である。
本発明による組成物は、それに有機バインダーを添加し
、スラリー状にしてグリーンシート化する。
「実施例」 目標組成となるように各原料を調合し、これを白金ルツ
ボに入れ1350〜1500℃で2〜3時間攪拌しつつ
、加熱溶融した0次いでこれを水砕し、更に粉砕装置に
より平均粒径0.5〜3μm、最大粒径20μmになる
ように粉砕した。かくして製造したガラスについて粒径
及び組成は表1に記載した0次いでα−AI203.ジ
ルコン、コージェライトを平均粒径0.5〜4.0μm
、最大粒径20μm以下になるように粉砕した。これら
のセラミックス粉末は、純度が98%以上のものを用い
た。次いでこれらのセラミックス粉末とガラス粉末を表
1に記載の割合で混合し本発明による6Ml類の組成物
(A−F)を得た。次いで、この組成物に通常使用され
るポリビニールブチラールを主体とする有機バインダー
を添加し、スラリー状にした0次いで、これをドクター
ブレードを用いて巾2Oc層、厚さ0.3〜0.8mm
のシートにし、乾燥後10X IOc厘のサイズに切断
した0次いでこのシート上にペーストラスクリーン印刷
しAg−Pd導体を形成した0次いでこの導体を形成し
たシートを積層した後900℃、30分間加熱し焼成し
て多層回路素子を製造した0次いでこの素子の最上面に
重版のAg−Pdペーストを印刷し、 850℃、 t
o分間加熱し、焼成してAg−Pd導体を形成した0次
いでこのAg−Pd導体のハンダ濡れ性、接着強度の試
験をした。これとは別にグリーンシートを焼成した基板
について抵抗強度、誘電率、熱伝導率、耐薬品性、耐熱
性を測定した。これらの結果については表1に記載した
比較例として、本発明による組成物以外のものについて
同様のテストを行なったのでその結果も同様に併記した
同様より明らかなように本発明によるもの1才抗折強度
が大きく、ハンダの濡れ性、接着強度に優れ、その他の
特性においても優れている。
なお、各特性の測定方法は次の通りである。
O抗折強度 グリーンシート3枚を積層し、900℃、30分間焼結
した。焼結後のサンプル形状は12層m11X35as
■長×厚み1.0層■2本試料を3点曲げ試験により破
壊強度を求めた。
O熱伝導率 上記と同一条件でサンプルを焼成し、測定のためlhm
φ、 1.5tに加工し、レーザーフラッシュ法により
 100℃における熱伝導率を測定した。
0誘電率 上記と同一条件でサンプルを作成し、測定のために45
層■口、厚み1.5tに加工した。IKHzにおける誘
電率をブリッジ法により室温における特性を測定した。
ofI#’熱性 と記と同一条件でサンプルを作成し、測定のために12
1巾X 35mmX 1.0層朧厚の形状とし、両端を
支持台に乗せ、加熱し。
その変形量を・測定した0本処理による変形がないもの
を良とし中央部最大変形量が30μm以上を否と判定し
た。加熱温度と時間は850℃、10分間×3回の条件
とした。
O耐薬品性 濃度10%の塩酸を90℃に保持し、これに24時間浸
漬する。これによる重量の減量が1%未満のものを良と
する。
0接着強度 Ag−Pdペーストにより形成した2n口の導体にPd
−5nのハンダを予備コートし、これにPd−5nハン
ダを予備コートした0、8 amφの銅線をPd−5n
ハンダで接着した。この銅線を垂直に引張った際の破損
強度を示す。
○ハンダ濡れ杆 2%のAgを含むPd −Snハ7ダ浴(230℃± 
5°C)に5秒間浸漬し、Ag−Paペーストで形成し
た導体の面積の80%以上にハンダが付着したものを良
とし、それ未満を否とした。
[発明の効果] 本発明による組成物を使用して焼成した基板は抵抗強度
が大きく、熱伝導率が大きく、耐熱性、耐薬品性にすぐ
れている。また最上層に形成、される導体のハンダ濡れ
性を損なうことはない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_2−Al_2O_3−PbO系から成る
    ガラス粉末30〜70重量%とアルミナ、ジルコン、又
    はコージェライトのセラミックス粉末とから成り、該ガ
    ラス粉末は、重量%表示で実質的に SiO_2 30〜55 Al_2O_3 1〜15 PbO 30〜55 MgO+CaO+SrO+BaO 1〜15 ZnO 0〜10 B_2O_3 0〜0.9 Li_2O+Na_2O+K_2O 0〜5 TiO_2+ZrO_2 0〜5 からなる低温焼結基板用ガラスセラミックス組成物。
  2. (2)前記ガラス粉末の平均粒径は0.5〜3μmの範
    囲にあり、前記セラミックス粉末の平均粒径は0.1〜
    3μmの範囲にある特許請求の範囲第1項記載の組成物
JP60204472A 1985-09-18 1985-09-18 低温焼結基板用ガラスセラミツクス組成物 Expired - Lifetime JPH0669902B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280346A (ja) * 1988-09-13 1990-03-20 Asahi Glass Co Ltd 低温焼成基板用組成物及び低温焼成基板
CN115894002A (zh) * 2022-12-06 2023-04-04 中国科学院合肥物质科学研究院 一种双相陶瓷增强低温共烧陶瓷材料及其制备方法和用途

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JPS59102874A (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 岩城硝子株式会社 封着用組成物

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