JPS63215559A - セラミツク基板 - Google Patents

セラミツク基板

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JPS63215559A
JPS63215559A JP62046371A JP4637187A JPS63215559A JP S63215559 A JPS63215559 A JP S63215559A JP 62046371 A JP62046371 A JP 62046371A JP 4637187 A JP4637187 A JP 4637187A JP S63215559 A JPS63215559 A JP S63215559A
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copper
gold
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勇治 梅田
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/14Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C14/00Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix
    • C03C14/004Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix the non-glass component being in the form of particles or flakes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4644Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits
    • H05K3/4673Application methods or materials of intermediate insulating layers not specially adapted to any one of the previous methods of adding a circuit layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、誘電率が低く、且つ低温で焼成可能なセラミ
ック基板に関するものである。
(従来技術とその問題点) 近年における電子回路の高速化、高周波化に伴い、信号
伝播遅延が少なく、信号なまりの少ないセラミック回路
基板が求められているが、信号伝播遅延を少なくするた
めには、低誘電率を有する絶縁材料が必要であり、また
信号なまりを少なくするためには、低誘電正接を有する
絶縁材料を用い、導体材料として導通抵抗の低い銅、金
、銀の導体材料を用いることが要求されている。更に、
上述の条件を満たし、回路基板の配線密度を上げるため
に、銅、金、−銀の導体材料と同時焼成可能な絶縁材料
が求められ、そのような同時焼成を達成するために、か
かる絶縁材料は、銅、金、根の導体の融点より低い温度
で焼結することが必要とされる。また、半導体チップを
基板表面にダイレクトに実装可能にするには、絶縁材料
の熱膨張係数が小さいこと(Siの3.5 X 1 o
−’z”cに近いこと)が求められている。そして、当
然のことながら、このセラミック回路基板は、その製造
途中、更には製品として化学的に安定であることが望ま
れる。
また、低誘電率を有する絶縁材料としては、これまでに
種々のものが提案されており、例えば、低誘電率のガラ
スとセラミックフィラーとを混合して焼結したものがあ
り、これは、ガラスとして硼珪酸ガラスを用い、セラミ
ックフィラーとしてアルミナ、石英ガラス等を用いたも
の(例えば、特開昭60−254697号、特開昭58
−151345号)である。
ところで、上述の硼珪酸ガラスには、その特性上、セラ
ミックフィラーと混合して、比較的低温で、特に銅、金
、銀を主成分とする導体と同時焼成するときは、各金属
の融点以下で焼結可能であり、しかも熱膨張係数が小さ
く、誘電率が低いことが求められる。このような公知の
代表的な硼珪酸ガラスとしては、例えば、後述の実施例
の第1表に示される隘19.21及び24のようなガラ
スがある。これらの硼珪酸ガラスは、後述の実施例にて
明らかなように、例えばtlh19及び隘21のガラス
による基板では、その製造途中の粉末成形体、例えばド
クターブレード法によるグリーンシート、及び/又はそ
の焼成した基板が、高湿の環境下では、表面に硼酸を溶
出するという問題があり、製造の管理上或いは製品とし
て実用化し難いという欠点があった。また、l1h24
のガラスによる基板では、かかる硼酸の溶出の問題はな
いが、誘電正接が高くなるという欠点があった。
(発明の目的) ここにおいて、本発明は、上記事情に鑑みて為されたも
のであって、その目的とするところは、上述の硼酸の溶
出、誘電正接の悪化を防ぎ且つ低誘電率を有し、熱膨張
係数がシリコンに近いセラミック基板を提供することに
ある。更にまた、本発明の他の目的とするところは、導
体材料として銅、金、銀を用い、場合により同時焼成可
能な多層配線のセラミック基板を提供することにある。
(発明の構成) そして、かかる目的を達成するために、本発明の特徴と
するところは、SiO2:60〜82重量%と、A l
 tos  ? 0.1〜15重量%と、B t Oz
:5〜14重量%とを含み、且つ0〜2重量%のLi2
O、0〜2重量%のNa2O及び1〜5重量%のに2O
を合計量で1〜7重量%含み、更にCabSMgOlB
adSPbO,ZnO1SrOのうちの1種以上を合計
量で0.1〜15重量%含む化学組成を有するガラス:
10重量%以上80重量%以下と、石英ガラス=10重
量%以上50重景%以下と、アルミナ:10重量%以上
50重量%以下とからなる組成物を焼成して得られたセ
ラミック基板にある。
また、焼成した上記セラミック基板上に銅、金、銀の何
れかを主成分とする導体を形成し、更に、その導体上に
、上記組成物と実質的に同組成の絶縁層を形成した構成
も、本発明では採用可能である。なお、ここで、実質的
に同組成とは、セラミック成分が誤差範囲内で同一であ
ることを意味している。
さらに、本発明は、SiO□ :60〜82重量%と、
Aβzoi:0.1〜15重量%と、B20゜:5〜1
4重量%とを含み、且つ0〜2重量%のli2O、0〜
2重量%のNa2O及び1〜5重量%のK2Oを合計量
で1〜7重世%含み、更にCab、Mg0SBad、P
bO5ZnO,SrOのうちの1種以上を合計量で0.
1〜15重量%含む化学組成を有するガラス:30重量
%以上60重量%以下と、石英ガラス:lO重重量以上
40重量%以下と、アルミナ:10重量%以上50重量
%以下とからなる組成物よりなるグリーンシートに、銅
、金、銀の何れかを主成分とする導体が付与され、同時
焼成されていることを特徴とするセラミック基板をも、
その要旨とするものである。
なお、本発明にあっては、かかるグリーンシートに付与
された導体上に、上記組成物と実質的に同組成の絶縁層
を付与して、同時焼成する印刷多層配線のセラミック基
板、更には該導体を付与したグリーンシートを積層して
、焼成するグリーンシート多層配線のセラミック基板と
することも可能である。
(構成の具体的説明) ところで、本発明者らは、前述した従来技術の欠点であ
る硼酸の溶出の原因を追求した結果、ガラス中の硼素成
分が14重量%より多い場合において、その硼素と空気
中の水蒸気とが反応して硼酸(H3BO+)となり、グ
リーンシート或いは焼成した基板表面に硼酸の粉末とし
て溶出することを究明したのである。そして、更に、誘
電正接の増加については、ガラス中のアルカリ成分、特
にNa2Oの影響であり、これはNazOの含有量を減
少することで改善出来ることを究明したのである。
そして、これらの問題を解決するためには、ガラス中の
成分量として、B20.が14重量%以下となるように
する必要があり、またアルカリ成分としては、NatO
及びLi2Oが2重量%以下、K z Oが5重量%以
下とする必要があることを見い出したのである。なお、
アルカリ成分の合計量は、その量が多くなり過ぎると、
誘電率が大きくなり、アルカリ溶出による化学的耐久性
が悪くなるため、アルカリ成分の合計は7重量%以下、
好ましくは6重量%以下としなければならない。しかし
、B2O3及びアルカリ成分を減らすと、溶融温度が高
くなり、経済的に溶融してガラス化することが困難とな
る。工業的には約1550℃で溶融してガラス化出来る
ことが好ましく、このためには、B z O3は5重量
%以上、好ましくは8重量%以上、またアルカリ成分は
合計で1重量%以上(好ましくは2重量%以上)が必要
である。
また、ガラス化に関する同様な理由から、SiO□は8
2重量%以下でなければならず、またAl1203は1
5重重量以下でなければならない。
しかし、S s Ozが少なくなり過ぎると誘電率が大
きくなるので、そのためにS iOzは60重量%以上
でなければならない。また、Altosは、ガラスの化
学的耐久性を高めるために、0.1重量%以上の割合で
含有せしめることが必要である。
さらに、上述した理由により決定されるSiO□、A1
z03 、BzO,、NatO1K20、Li2Oの重
量バランスによる残量成分として加える成分として、化
学的に安定で、誘電率、誘電正接に悪影響を及ぼさず、
且つガラスの軟化点を下げるものとして、各種の成分を
検討した結果、CaO3MgO,Bad、PbO,Zn
O1Sroのうち1種以上を用い、その合計量が0.1
〜15重■%加えることが好ましいことが明らかとなっ
た。
本発明におけるセラミック基板は、ガラスマトリックス
中に、フィラーとしてアルミナと石英ガラスとを用いて
いるが、アルミナは基板の曲げ強度を向上させるために
好適なフィラーであり、石英ガラスは、熱膨張係数: 
5.5 X 10−’/”C1誘電率=3.8と何れも
低く、低誘電率、低熱膨張係数の基板とするために重要
である。
本発明において、ガラス、アルミナ、石英ガラスの混合
割合は、以下の理由に鑑みて決定されることとなる。要
するに、ガラスは、その配合量が10重量%未満では、
焼成温度が高くなって緻密に焼結しなくなり、また80
重量%を越えると、焼成後のセラミック基板の充分な曲
げ強度が得られなくなるのである。また、アルミナの配
合量が10重量%未満では、焼成後のセラミック基板の
充分な曲げ強度が得られず、一方50重量%を越えると
、誘電率及び熱膨張係数が大きくなり過ぎることとなる
。そして、石英ガラスは、その配合量が10重量%未満
では、誘電率が大きくなり過ぎ、50重里%を越えると
、焼成温度が高くなって緻密に焼結しなくなるのである
さらに、銅、金、銀の何れかを主成分とする導体と同時
焼成するためには、ガラス、アルミナ、石英ガラスの混
合割合は、以下に示す理由により決定されることとなる
。つまり、ガラスが30重量%未満及び石英ガラスが4
0重量%を越えると、(ガラス+アルミナ十石英ガラス
)組成物が銅、金、銀のそれぞれの融点の1083℃、
1063℃、961℃以下において充分に焼結せず、ま
たガラスが60重量%を越えると、焼成温度が低くなり
過ぎて、銅、金、銀の導体が焼結しなくなるからである
。他の混合割合は、上述した理由と同様に決定されるこ
ととなる。つまり、アルミナが10重量%未満では、焼
成後のセラミック基板の充分な曲げ強度が得られず、5
0重量%を越えると誘電率及び熱膨張係数が大きくなり
過ぎるのであり、石英ガラスが10重量%未満では、誘
電率が大きくなり過ぎることとなる。
なお、銅、金、銀の何れかを主成分とする導体とは、こ
れらのそれぞれの金属の他、これらの混合物、合金或い
は他の金属、セラミック導電体等を若干含んでいても良
く、またガラス等の、焼結助剤やフィラー等としてのセ
ラミック成分等を含んでいても何等差支えない。また、
特に、導体の導電率を良くする必要がある用途では、銅
を主成分とする導体が好適に用いられることとなる。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更に
具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのよ
うな実施例の記載によって何等の制約をも受けるもので
ないことは、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記
の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正
、改良などを加え得るものであることが、理解されるべ
きである。
実施例 1 下記第1表に示す如き組成のガラスとなるように原料を
調合して、1450〜1550℃の温度で溶融し、水砕
またはフレーク状としてガラスを得た。そして、この得
られたそれぞれのガラスの軟化温度、誘電率、誘電正接
を調べると共に、それぞれのガラス単独、それぞれのガ
ラスとアルミナと石英ガラスとを混合して得られたグリ
ーンシート、及びそれらのグリーンシートを焼成して得
られた基板を、それぞれ、高温中に放置したときの硼酸
の溶出の有無を調べて、それらの結果を下記第1表に示
した。
下記第1表から明らかなように、本発明で用いたガラス
は、1450〜1550℃の温度で溶融してガラスとな
り、誘電率及び誘電正接が共に低く、且つ硼酸の溶出が
全(無いものであることが判る。
実施例 2 実施例1で作製した第1表に示される患6、隘11及び
階24のガラスを用い、それらガラスの平均粒径:約8
μmのもの、平均粒径:約5μmの石英ガラス及び平均
粒径:約3μmのアルミナとを、下記第2表に示す割合
で混合して、各種のセラミック粉末(組成物)を得た。
次いで、このセラミック粉末:100重量部に対して、
アクリル系バインダー:10重量部、可塑剤:2重量部
、トルエン:20重量部、エタノール=4o重ff1部
を加え、ボールミルで24時間混合してスラリーと為し
、そしてドクターブレード法によりグリーンシートとし
た。更にその後、このグリーンシートを空気中において
700〜1300℃の温度で焼成し、セラミック基板と
した。
各セラミック粉末に関して、最も緻密に焼結する最適焼
成温度、その温度で焼成したセラミック基板の誘電率、
誘電正接、曲げ強度及び熱膨張係数を、下記第2表に示
す。なお、このときの本発明に従うセラミック基板の相
対密度は95〜99%であった。
また、前記のグリーンシートに銅ペーストを通常の印刷
法により付与し、窒素と水蒸気の混合ガス中で各組成の
最適焼成温度で焼成したときの銅導体との同時焼成の可
否についても調べ、その結果を第2表に示す。なお、金
、銀の導体との同時焼成も、銅導体との同時焼成が可能
な組成のうち、最適焼成温度が金、銀の導体の融点より
低い組成のものでは可能であった。
下記第2表に示されるように、本発明の範囲内のセラミ
ック基板は、何れも、700〜1250℃で緻密に焼結
して、誘電率、誘電正接、曲げ強度、熱膨張係数の何れ
も満足出来るものであることが認められる。また、ガラ
ス:30〜60重量%、石英ガラス:10〜40重景%
、重量ミナ810〜50重量%なる組成のセラミック基
板(階1〜9、隘17〜26)は、何れも銅、金、銀そ
れぞれの融点以下で焼結するものについては各々の導体
と同時焼成可能であった。
実施例 3 実施例2の第2表に示される1lkL4の組成のセラミ
ック粉末:100重量部に対して、芳香族系バインダ:
6重量部及びトルエン:60重量部を加えて、ボールミ
ルにてスラリーと為し、ドクターブレード法でグリーン
シートとした。次いで、このグリーンシートを7cmX
7cmに打ち抜き、第1図及び第2図に示される如き配
線パターンとなるようにスルーホールを形成した後、各
シートの表面及トスルーホールに銅ペーストを印刷法に
より付与した。
なお、第1図において、(a)及び(b)はそれぞれ第
一層(最上1ii)のグリーンシート1に形成した配線
図及びスルーホールパターン図であり、(c)及び(d
)はそれぞれ第二層(中間N)のグリーンシート2に形
成した配線パターン図及びスルーホールパターン図であ
り、更に(e)は第三層(最下層)のグリーンシート3
に形成された配線パターン図を示したものであり、また
第2図は、第1図の3枚のグリーンシート1,2.3が
積層された多層配線セラミック基板の第1図(a)のA
−A断面に相当する模式図であり、銅導体4が三次元的
に接続されている。
そして、この印刷されたグリーンシート3枚を150℃
、100 kg/am”の条件で積層した後、窒素と水
蒸気の混合ガス中で最高温度:960℃にて焼成し、セ
ラミック基板とした。かくして得られたセラミック基板
は、外観が白(、気孔率が3%と緻密であり、表面に形
成された銅導体のハンダ濡れ性は良好であり、また導通
抵抗が1.8mΩ/口、ビール付着強度が0.8 kg
 / n ”であり、中間層のw4導体4の導通抵抗も
2.0m07口と良好であった。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に係るセラミッ
ク基板は、原料のガラス、基板の製造途中の粉末成形体
、例えばドクターブレード法によるグリーンシート、及
び焼成基板の高湿下での硼酸の溶出が防止され、且つ低
誘電率、低誘電正接の特性を有し、更に熱膨張係数もシ
リコンに近いものであり、また導体として導通抵抗の低
い銅、金、銀をグリーンシートと同時焼成することも出
来るものである。
従って、かくの如き本発明に従うセラミック基板は、回
路の高速化、高周波化、低損失化を必要とする回路基板
として適しており、シリコンチップをダイレクトボンド
し易いため、高密度多層配線基板、半導体パッケージ等
としての使用に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例3で作製された多層配線セラミック基
板のパターンを示す模式図であり、また第2図は、第1
図のパターンに従って積層された多層配線セラミック基
板のA−A断面模式図である。 1:第一層のグリーンシート 2:第二層のグリーンシート 3:第三層のグリーンシート 4:銅導体 第1vIJ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_2:60〜82重量%と、Al_2O_
    3:0.1〜15重量%と、B_2O_3:5〜14重
    量%とを含み、且つ0〜2重量%のLi_2O、0〜2
    重量%のNa_2O及び1〜5重量%のK_2Oを合計
    量で1〜7重量%含み、更にCaO、MgO、BaO、
    PbO、ZnO、SrOのうちの1種以上を合計量で0
    .1〜15重量%含む化学組成を有するガラス:10重
    量%以上80重量%以下と、石英ガラス:10重量%以
    上50重量%以下と、アルミナ:10重量%以上50重
    量%以下とからなる組成物を焼成して得られたセラミッ
    ク基板。
  2. (2)前記セラミック基板上に銅、金、銀の何れかを主
    成分とする導体を形成した特許請求の範囲第1項記載の
    セラミック基板。
  3. (3)前記組成物と実質的に同組成である絶縁層を前記
    導体上に形成した特許請求の範囲第2項記載のセラミッ
    ク基板。
  4. (4)SiO_2:60〜82重量%と、Al_2O_
    3:0.1〜15重量%と、B_2O_3:5〜14重
    量%とを含み、且つ0〜2重量%のLi_2O、0〜2
    重量%のNa_2O及び1〜5重量%のK_2Oを合計
    量で1〜7重量%含み、更にCaO、MgO、BaO、
    PbO、ZnO、SrOのうちの1種以上を合計量で0
    .1〜15重量%含む化学組成を有するガラス:30重
    量%以上60重量%以下と、石英ガラス:10重量%以
    上40重量%以下と、アルミナ:10重量%以上50重
    量%以下とからなる組成物よりなるグリーンシートに、
    銅、金、銀の何れかを主成分とする導体が付与され、同
    時焼成されていることを特徴とするセラミック基板。
  5. (5)前記銅、金、銀の何れかを主成分とする導体が付
    与されたグリーンシートに、前記組成物と実質的に同組
    成の絶縁層を印刷し、同時焼成して得られた特許請求の
    範囲第4項記載のセラミック基板。
  6. (6)前記銅、金、銀の何れかを主成分とする導体が付
    与された複数のグリーンシートを積層して同時焼成して
    得られた特許請求の範囲第4項記載のセラミック基板。
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