JPS626529A - スイツチング駆動回路 - Google Patents
スイツチング駆動回路Info
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- JPS626529A JPS626529A JP60145080A JP14508085A JPS626529A JP S626529 A JPS626529 A JP S626529A JP 60145080 A JP60145080 A JP 60145080A JP 14508085 A JP14508085 A JP 14508085A JP S626529 A JPS626529 A JP S626529A
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- Japan
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- pulse
- signal
- circuit
- drive
- pulse signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、スイッチング駆動回路に関し、特に所定のパ
ルス信号に基づいて負荷をスイッチング駆動する駆動回
路に関する。
ルス信号に基づいて負荷をスイッチング駆動する駆動回
路に関する。
背景技術
モータ等の負荷を駆動する1方式として、双方向スイッ
チング駆動方式が知られている。当該駆動方式は、損失
が少なくかつ消費電力を低減できるという優れた特徴を
有しており、特にバッテリを電源とする車載用機器や携
帯用機器におけるモータ等の負荷の駆動に有効である。
チング駆動方式が知られている。当該駆動方式は、損失
が少なくかつ消費電力を低減できるという優れた特徴を
有しており、特にバッテリを電源とする車載用機器や携
帯用機器におけるモータ等の負荷の駆動に有効である。
かかるスイッチング駆動回路においては、例えば第13
図に示すように、互いにコレクタが共通接続されたPN
P形トランジスタQにとNPN形トランジスタQ2+及
びPNP形トランジスタQ22とNPN形トランジスタ
Q23が設けられ、これらコレクタ共通接続点間にモー
タMが接続されており、トランジスタQ20.0Zlの
各ベースにそれぞれ負及び正のパルス信号を印加するこ
とにより、モータMには図に実線の矢印方向の駆動電流
が流れ、モータMを正方向に駆動でき、又トランジスタ
Q22.Q21の各ベースにそれぞれ負及び正のパルス
信号を印加することにより、モータMには図に破線の矢
印方向の駆動電流が流れ、モータMを逆方向に駆動でき
るのである。モータMの両゛端と電源Vccとの間には
逆起電力吸収のためのダイオードD+e、DTIが接続
されている。
図に示すように、互いにコレクタが共通接続されたPN
P形トランジスタQにとNPN形トランジスタQ2+及
びPNP形トランジスタQ22とNPN形トランジスタ
Q23が設けられ、これらコレクタ共通接続点間にモー
タMが接続されており、トランジスタQ20.0Zlの
各ベースにそれぞれ負及び正のパルス信号を印加するこ
とにより、モータMには図に実線の矢印方向の駆動電流
が流れ、モータMを正方向に駆動でき、又トランジスタ
Q22.Q21の各ベースにそれぞれ負及び正のパルス
信号を印加することにより、モータMには図に破線の矢
印方向の駆動電流が流れ、モータMを逆方向に駆動でき
るのである。モータMの両゛端と電源Vccとの間には
逆起電力吸収のためのダイオードD+e、DTIが接続
されている。
ところで、モータMG(tW気的には抵抗成分とコイル
成分からなり、モータMに流れる駆動電流は抵抗で駆動
エネルギーとして消費されると共に、コイルにエネルギ
ーとして蓄えられることになる。
成分からなり、モータMに流れる駆動電流は抵抗で駆動
エネルギーとして消費されると共に、コイルにエネルギ
ーとして蓄えられることになる。
そして、コイルに蓄えられたエネルギーは駆動パルスの
消滅時に逆起電力としてダイオードOle又はD nで
形成される閉ループを流れ、再び抵抗で駆動エネルギー
として消費されることになる。従って、理論的には、回
路中で発生するエネルギーは全て駆動エネルギーとして
消費され、入出力の関係は第14図に一点鎖線で示す如
く比例関係となるのであるが、実際には、ダイオードD
10又はD nでのエネルギーの損失があるので、第
14図に破線で示す如き入出力関係となる。その結果、
第15図に示すように、小入力時、即ち駆動パルスのパ
ルス幅が小さい時のゲインが理論値(破線)に対して低
下することになる。
消滅時に逆起電力としてダイオードOle又はD nで
形成される閉ループを流れ、再び抵抗で駆動エネルギー
として消費されることになる。従って、理論的には、回
路中で発生するエネルギーは全て駆動エネルギーとして
消費され、入出力の関係は第14図に一点鎖線で示す如
く比例関係となるのであるが、実際には、ダイオードD
10又はD nでのエネルギーの損失があるので、第
14図に破線で示す如き入出力関係となる。その結果、
第15図に示すように、小入力時、即ち駆動パルスのパ
ルス幅が小さい時のゲインが理論値(破線)に対して低
下することになる。
ここで、逆起電力吸収用ダイオードでのエネルギー損失
がどの程度になるかを解析する。第16図はスイッチン
グ駆動回路の答価回路図であり、第17図には駆動パル
ス(a)に対する応答波形が示されている。第17図に
おいて、逆起電力吸収用ダイオードでのエネルギー損失
が無いと仮定した場合の放電曲線は実線■に示づ如くと
なるのあるが、実際には実線■で示す如きエネルギー損
失があるので、破線■で示、す如き放電曲線となる。
がどの程度になるかを解析する。第16図はスイッチン
グ駆動回路の答価回路図であり、第17図には駆動パル
ス(a)に対する応答波形が示されている。第17図に
おいて、逆起電力吸収用ダイオードでのエネルギー損失
が無いと仮定した場合の放電曲線は実線■に示づ如くと
なるのあるが、実際には実線■で示す如きエネルギー損
失があるので、破線■で示、す如き放電曲線となる。
そして、斜線領域WAが実際の抵抗Rでの消費エネルギ
ー、斜線領域Weが逆起電力吸収用ダイオードでの損失
エネルギー、これらを合わせたエネルギー(WA+WB
)が理論上の抵抗Rでの消費エネルギーWoであり、W
A/WOが効率ηとなる。
ー、斜線領域Weが逆起電力吸収用ダイオードでの損失
エネルギー、これらを合わせたエネルギー(WA+WB
)が理論上の抵抗Rでの消費エネルギーWoであり、W
A/WOが効率ηとなる。
今、放電電流を1 (1) 、ピーク電流をIL (
定数)とし、ダイオードでのエネルギー損失が無いもの
とした場合、理論上の抵抗Rでの消費エネルギーWo
(=WA−1−We )を求めると、1 (1) −I
・・e−+1であるから、 Wo = /” 12(t) ・Rdt=R・I”t
−、/’″e−Vt dt= LIL
・・・・・・(1)一方、電流Iが1=0
なる時間をTz、破線■におけるピーク電流をip、ダ
イオードでの逆起電力によるピーク電流をIo (定数
)とし、実際の抵抗Rでの消費エネルギーW^を求める
と、−Io) ・Rdt +Io −Tz) ・・・ (2)ここで、
Tzを求めるに、 jp=(It+Io)e−÷T z 、−1。
定数)とし、ダイオードでのエネルギー損失が無いもの
とした場合、理論上の抵抗Rでの消費エネルギーWo
(=WA−1−We )を求めると、1 (1) −I
・・e−+1であるから、 Wo = /” 12(t) ・Rdt=R・I”t
−、/’″e−Vt dt= LIL
・・・・・・(1)一方、電流Iが1=0
なる時間をTz、破線■におけるピーク電流をip、ダ
イオードでの逆起電力によるピーク電流をIo (定数
)とし、実際の抵抗Rでの消費エネルギーW^を求める
と、−Io) ・Rdt +Io −Tz) ・・・ (2)ここで、
Tzを求めるに、 jp=(It+Io)e−÷T z 、−1。
であり、1p=0なるTzは、
(IL −) 1o ) e 4T2= I。
4Tz =j) n < Io / IL
ト 1o )、・、Tz= し −W” (Io/IL+Io)=(3)(3)式を(
2)式に代入すると、 WA =+L I”L−L IL ID + ID R
D TZ=工LI”L−LILID −LIoJn (ID/IL+ID)・・・・・・(
4) 続いて、逆起電力吸収用ダイオードでの損失エネルギー
W8を求めると、 W[3=WO−WA =LIL IO +LIojln (ID/IL+ID)・・・・・・
(5) 次に、効率ηを求めると、 η=WA/W。
ト 1o )、・、Tz= し −W” (Io/IL+Io)=(3)(3)式を(
2)式に代入すると、 WA =+L I”L−L IL ID + ID R
D TZ=工LI”L−LILID −LIoJn (ID/IL+ID)・・・・・・(
4) 続いて、逆起電力吸収用ダイオードでの損失エネルギー
W8を求めると、 W[3=WO−WA =LIL IO +LIojln (ID/IL+ID)・・・・・・
(5) 次に、効率ηを求めると、 η=WA/W。
” ”’jln(Io/Ic+Io)=11L
I& ・・・・・・(6) 逆起電力吸収用ダイオードの数をn1当該ダイオードの
電圧降下分をVFとすると、 [D=nVF/R −j!−To) 又IL=E/R(1−e L これらを(6)式に代入すると、ダイオードをnとなる
。
I& ・・・・・・(6) 逆起電力吸収用ダイオードの数をn1当該ダイオードの
電圧降下分をVFとすると、 [D=nVF/R −j!−To) 又IL=E/R(1−e L これらを(6)式に代入すると、ダイオードをnとなる
。
ココテ、例エバ、R=100、E=14.4V。
L=70μH,To=2μsec (20μsec
xlO%)、n=2、VF =0.7Vとすると、効率
ηは n=0.606 、’、60.6%となる。
xlO%)、n=2、VF =0.7Vとすると、効率
ηは n=0.606 、’、60.6%となる。
なお、上記条件下でn“=1のときには、74゜7%の
効率が得られることになる。
効率が得られることになる。
このように、スイッチング駆動回路には逆起電力吸収用
ダイオードが必要であるが、当該ダイオードでは逆起電
力によるエネルギー損失が生ずることになる。このエネ
ルギー損失はほぼ一定であり、駆動パルスのパルス幅が
大なるときは無祝し得る程麿のものであるが、パルス幅
が小なるときは損失の比率が大きく、負荷の駆動効率が
低下し、所望の駆動エネルギーが得られないことになる
。
ダイオードが必要であるが、当該ダイオードでは逆起電
力によるエネルギー損失が生ずることになる。このエネ
ルギー損失はほぼ一定であり、駆動パルスのパルス幅が
大なるときは無祝し得る程麿のものであるが、パルス幅
が小なるときは損失の比率が大きく、負荷の駆動効率が
低下し、所望の駆動エネルギーが得られないことになる
。
発明の概要
本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、逆起電力
吸収用ダイオードでのエネルギー損失を補償することに
より、負荷の駆動効率の向上を可能としたスイッチング
駆動回路を提供することを目的とする。
吸収用ダイオードでのエネルギー損失を補償することに
より、負荷の駆動効率の向上を可能としたスイッチング
駆動回路を提供することを目的とする。
本発明によるスイッチング駆動回路は、逆起電力を吸収
するための一方向性素子を有し、所定のパルス信号に基
づいて負荷をスイッチング駆動する駆動回路を対象とし
、前記所定のパルス信号のパルス幅を所定幅だけ拡大し
て負荷の駆動パルス信号とすることにより、一方向性素
子での逆起電力によるエネルギー損失分を補償する構成
となっている。
するための一方向性素子を有し、所定のパルス信号に基
づいて負荷をスイッチング駆動する駆動回路を対象とし
、前記所定のパルス信号のパルス幅を所定幅だけ拡大し
て負荷の駆動パルス信号とすることにより、一方向性素
子での逆起電力によるエネルギー損失分を補償する構成
となっている。
友−」L−辺
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図において、第1の定電流源1は、トランジスタQ
+ 、Q2及び抵抗R+ 、R2からなる電流ミラー回
路によって構成されている。この第1の定電流源1と直
列接続された第2の定電流源2は、互いに並列接続され
たトランジスタQz、Q4と、これらトランジスタQ3
、Q4 と抵抗R3を介してベースが共通接続された
トランジスタQ5及び各トランジスタのエミッタ抵抗R
4、Rsからなる電流ミラー回路によって構成されてお
り、第1の定電流源1の定電流値Ioの2倍の電流値2
1oを吸い込むようになっている。第1及び第2の定電
流源1.2の共通接続点、即ちトランジスタQ2及びト
ランジスタQ3 、Q4のコレクタ共通接続点と基準電
位点であるアースとの間には、蓄電手段であるコンデン
サC1が接続されている。
+ 、Q2及び抵抗R+ 、R2からなる電流ミラー回
路によって構成されている。この第1の定電流源1と直
列接続された第2の定電流源2は、互いに並列接続され
たトランジスタQz、Q4と、これらトランジスタQ3
、Q4 と抵抗R3を介してベースが共通接続された
トランジスタQ5及び各トランジスタのエミッタ抵抗R
4、Rsからなる電流ミラー回路によって構成されてお
り、第1の定電流源1の定電流値Ioの2倍の電流値2
1oを吸い込むようになっている。第1及び第2の定電
流源1.2の共通接続点、即ちトランジスタQ2及びト
ランジスタQ3 、Q4のコレクタ共通接続点と基準電
位点であるアースとの間には、蓄電手段であるコンデン
サC1が接続されている。
コンデンサC1の両端電圧は、コンパレータCOM P
+ 、 G OM P 2からなり当該電圧レベルを
監視する比較回路3の比較入力、即ちコンパレータCO
MP+の反転入力及びCOM P 2の非反転入力とな
る。比較回路3の上限及び下限の比較基準レベルVu及
びVLは、互いに直列接続された4つの抵抗R5〜R8
による基準電源電圧v rerの分圧によって設定され
ている。抵抗R5〜R8は更に、基準電源電圧V re
fを略1/2に分圧し、電圧ボロア回路構成のオペアン
プOP+を介して1/2Vrefとする。比較回路3の
2つの比較出力、即ちコンパレータCOM P + 、
COM P 2の各出力はR8−フリップ70ツブ4
のセット(S)及びリセット(R)入力となる。フリッ
プ−フロップ(以下単にFFの記す)4のΦ出力は、ト
ランジスタQ6及び抵抗R9,RIGからなり第2の定
電流源2の活性化・非活性化の制御をなす制御回路5に
供給される。この制御回路5は、トランジスタQ6がF
F4の0出力に応答してオン状態となってトランジスタ
Q3 、Qaをオフ状態とすることにより、第2の定電
流源2を非活性化状態とする。
+ 、 G OM P 2からなり当該電圧レベルを
監視する比較回路3の比較入力、即ちコンパレータCO
MP+の反転入力及びCOM P 2の非反転入力とな
る。比較回路3の上限及び下限の比較基準レベルVu及
びVLは、互いに直列接続された4つの抵抗R5〜R8
による基準電源電圧v rerの分圧によって設定され
ている。抵抗R5〜R8は更に、基準電源電圧V re
fを略1/2に分圧し、電圧ボロア回路構成のオペアン
プOP+を介して1/2Vrefとする。比較回路3の
2つの比較出力、即ちコンパレータCOM P + 、
COM P 2の各出力はR8−フリップ70ツブ4
のセット(S)及びリセット(R)入力となる。フリッ
プ−フロップ(以下単にFFの記す)4のΦ出力は、ト
ランジスタQ6及び抵抗R9,RIGからなり第2の定
電流源2の活性化・非活性化の制御をなす制御回路5に
供給される。この制御回路5は、トランジスタQ6がF
F4の0出力に応答してオン状態となってトランジスタ
Q3 、Qaをオフ状態とすることにより、第2の定電
流源2を非活性化状態とする。
第2の定電流源2におけるエミッタ抵抗R5の両端電圧
は電圧ホロア回路構成のオペアンプOP2の反転入力と
なっている。オペアンプOP2は抵抗RI1.R12に
よる基準電源電圧y rerの分圧によって比較基準レ
ベルが設定されており、その比較出力によって第1及び
第2の定電流源1.2の定電流値を設定する電流値設定
回路6を構成している。
は電圧ホロア回路構成のオペアンプOP2の反転入力と
なっている。オペアンプOP2は抵抗RI1.R12に
よる基準電源電圧y rerの分圧によって比較基準レ
ベルが設定されており、その比較出力によって第1及び
第2の定電流源1.2の定電流値を設定する電流値設定
回路6を構成している。
コンデンサC1の両端電圧は電圧ホロア回路構成のオペ
アンプOP3を介して第1相の三角波信号φaになると
共に、オペアンプOP4及び抵抗RI3.RI4からな
るインバータ7で位相反転されて第1相の三角波信号φ
aとは逆相の第2相の三角波信号φbとなる。これら三
角波信号φa、φbには、1 / 2 V refの直
流バイアスが与えられる。
アンプOP3を介して第1相の三角波信号φaになると
共に、オペアンプOP4及び抵抗RI3.RI4からな
るインバータ7で位相反転されて第1相の三角波信号φ
aとは逆相の第2相の三角波信号φbとなる。これら三
角波信号φa、φbには、1 / 2 V refの直
流バイアスが与えられる。
以上により、ピーク値がほぼ等しく互いに逆相の2相の
三角波信号φa、φbを発生する三角波生成回路8が構
成されている。かかる三角波生成回路8では、定電流値
1oなる第1の定電流源1と定電流値21oなる第2の
定電流源2とを設け、第2の定電流源2のオン/オフ制
御によってコンデンサC1を定電流にて充放電すること
により、三角波を生成する構成となっているので、当該
回路8をIC(集積回路)化する場合には、コンデンサ
C1用として端子ビンが1個(第1図における端子8a
)で済むという利点がある。
三角波信号φa、φbを発生する三角波生成回路8が構
成されている。かかる三角波生成回路8では、定電流値
1oなる第1の定電流源1と定電流値21oなる第2の
定電流源2とを設け、第2の定電流源2のオン/オフ制
御によってコンデンサC1を定電流にて充放電すること
により、三角波を生成する構成となっているので、当該
回路8をIC(集積回路)化する場合には、コンデンサ
C1用として端子ビンが1個(第1図における端子8a
)で済むという利点がある。
2相の三角波信号φa、φbはコンパレータCOM P
3 、 COM P 4からなる比較回路9の上限及
び下限の比較基準入力、即ちコンパレータCOMP3
、GOMP4の各反転入力とな、る。比較回路9の比較
入力、即ちコンパレータCOMP3゜G OM P 4
の各非反転入力として負荷である例えばモータMの駆動
信号が抵抗R+sを介して供給される。コンパレータC
OMP3 、COMP4の各非反転入力端には抵抗RI
6 (RIS −R16)を介して基準Hill(電圧
V refが印加されており、抵抗RIs、RI6の各
抵抗値が等しく設定されていることで、駆動信号はウィ
ンドコンパレータ9の比較入力となる時点で1 / 2
V refにバイアスされることになる。すなわち、
駆動信号の信号基準レベルが1 / 2 V refと
なる。
3 、 COM P 4からなる比較回路9の上限及
び下限の比較基準入力、即ちコンパレータCOMP3
、GOMP4の各反転入力とな、る。比較回路9の比較
入力、即ちコンパレータCOMP3゜G OM P 4
の各非反転入力として負荷である例えばモータMの駆動
信号が抵抗R+sを介して供給される。コンパレータC
OMP3 、COMP4の各非反転入力端には抵抗RI
6 (RIS −R16)を介して基準Hill(電圧
V refが印加されており、抵抗RIs、RI6の各
抵抗値が等しく設定されていることで、駆動信号はウィ
ンドコンパレータ9の比較入力となる時点で1 / 2
V refにバイアスされることになる。すなわち、
駆動信号の信号基準レベルが1 / 2 V refと
なる。
これにより、三角波生成回路8の回路基準レベル、即ち
比較回路3の比較基準レベルと駆動信号の直流バイアス
レベル(信号基準レベル)とが共に同一の基準電源電圧
’J refの抵抗分圧によって設定されることになる
。従って、電源電圧の変動があっても2相の三角波信号
φa、φbと駆動信号との相対的な信号レベルが常に一
定に保たれることになるので、電源電圧の変動に拘らず
常に安定した回路動作が行なわれることになる。
比較回路3の比較基準レベルと駆動信号の直流バイアス
レベル(信号基準レベル)とが共に同一の基準電源電圧
’J refの抵抗分圧によって設定されることになる
。従って、電源電圧の変動があっても2相の三角波信号
φa、φbと駆動信号との相対的な信号レベルが常に一
定に保たれることになるので、電源電圧の変動に拘らず
常に安定した回路動作が行なわれることになる。
コンパレータCOMP3の比較出力はANDゲート10
及びNORゲート11の各−入力となり、コンパレータ
COM P 4の比較出力はANDゲート10及びNO
Rゲート11の各他入力となる。
及びNORゲート11の各−入力となり、コンパレータ
COM P 4の比較出力はANDゲート10及びNO
Rゲート11の各他入力となる。
これにより、ANDゲート10及びNORゲート11の
各出力端には、モータMの駆動方向に対応した第1及び
第2のパルス信号が導出されることになる。
各出力端には、モータMの駆動方向に対応した第1及び
第2のパルス信号が導出されることになる。
先述した駆動信号は抵抗R+sを介してコンバレンパレ
ータCOMPsは1 / 2 V rc4を反転入力
。
ータCOMPsは1 / 2 V rc4を反転入力
。
−夕COMPsの非反転入力ともなっている。コとする
ことで、駆動信号の信号基準レベルに対する極性を判別
する極性判別手段を構成している。
ことで、駆動信号の信号基準レベルに対する極性を判別
する極性判別手段を構成している。
コンパレータCOMPsの判別出力はD−FFI2のデ
ータ(D)入力となる。D−FF12は三角波生成回路
8におけるR55− F F 4のQ出力をトリが(T
)入力とし、そのQ、CI比出力ANDゲート13.1
4の各−入力となる。ANDゲート13.14はAND
ゲート10及びNORゲート11の各出力、即ち第1及
び第2のパルス信号をそれぞれ他入力としており、D−
FF12のQ。
ータ(D)入力となる。D−FF12は三角波生成回路
8におけるR55− F F 4のQ出力をトリが(T
)入力とし、そのQ、CI比出力ANDゲート13.1
4の各−入力となる。ANDゲート13.14はAND
ゲート10及びNORゲート11の各出力、即ち第1及
び第2のパルス信号をそれぞれ他入力としており、D−
FF12のQ。
d出力に基づいて第1及び第2のパルス信号のうちのい
ずれか一方のみを出力するゲート手段を構成している。
ずれか一方のみを出力するゲート手段を構成している。
ANDゲート13.14の各出力パルスは、後述するモ
ータドライブ回路18における逆起電力吸収用ダイオー
ドD+ 、D2の逆起電力によるエネルギー損失分を補
償する補償回路15.16に供給される。補償回路15
において、ANDゲート13の出力パルスが抵抗R17
を介してトランジスタQ7のベース入力となり、このト
ランジスタQ7はコンデンサC2と並列接続されている
。コンデンサC2はトランジスタQ7のオン時に両端が
短絡されて充電電荷が瞬時に放電され、トランジスタQ
7がオフになった時点、即ちANDゲート13の出力パ
ルスが消滅した時点から定電流源Iaによって充電が開
始される。コンデンサC2の両端電圧はコンパレータC
OM P sの反転入力となる。コンパレータCOM
P aは基準電圧E。
ータドライブ回路18における逆起電力吸収用ダイオー
ドD+ 、D2の逆起電力によるエネルギー損失分を補
償する補償回路15.16に供給される。補償回路15
において、ANDゲート13の出力パルスが抵抗R17
を介してトランジスタQ7のベース入力となり、このト
ランジスタQ7はコンデンサC2と並列接続されている
。コンデンサC2はトランジスタQ7のオン時に両端が
短絡されて充電電荷が瞬時に放電され、トランジスタQ
7がオフになった時点、即ちANDゲート13の出力パ
ルスが消滅した時点から定電流源Iaによって充電が開
始される。コンデンサC2の両端電圧はコンパレータC
OM P sの反転入力となる。コンパレータCOM
P aは基準電圧E。
を非反転入力とし、コンデンサC2の両端電圧が基準電
圧Eoより低いとき高レベルのパルス信号を発生する。
圧Eoより低いとき高レベルのパルス信号を発生する。
その結果、補償回路15からはANDゲート13の出力
パルスに対し、はぼ一定のパルス幅のパルスが追加され
たパルス信号が出力されることになる。
パルスに対し、はぼ一定のパルス幅のパルスが追加され
たパルス信号が出力されることになる。
補償回路16も補償回路15と同様に、抵抗RI8、ト
ランジスタQ8、コンデンサC3、定電流源!−b及び
コンパレータCOM P 7によって構成されており、
その動作も補償回路15と全く同じである。
ランジスタQ8、コンデンサC3、定電流源!−b及び
コンパレータCOM P 7によって構成されており、
その動作も補償回路15と全く同じである。
補償回路15,1.6の各出力パルスは、プリドライブ
回路17を介してモータドライブ回路18に供給される
。モータドライブ回路18において、モータMはPNP
N上形ンジスタQ9とNPN形トランジスタQID及び
PNP形トランジスタQnとNPN形トランジスタQ
12の各コレクタ共通接続点間に接続されている。トラ
ンジスタQ9.Q16 、 Qu + Q12はパワー
トランジスタである。トランジスタQs、Q++の各エ
ミッタは直接電源V匡に接続され、各ベースはそれぞれ
抵抗R19,Raを介して電源Vccに接続されている
。一方、トランジスタQIO,Q12各エミッタは共に
接地され、各ベースはそれぞれ抵抗R21,R22を介
して接地されると共にツェナーダイオードZD+ 、Z
D2を介して各コレクタに接続されている。モータMの
両端は逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2を介して
電源Vccに接続されている。 □プリ上9
41回路17において、補償回路15から供給されるパ
ルス信号は抵抗R23,R24及びトランジスタQI3
からなるプリドライブ段を介してパワートランジスタQ
9を駆動すると共に、インバータ19で反転された後抵
抗R25〜R27及びトランジスタQ 14からなるプ
リドライブ段を介してパワートランジスタQI2を駆動
する。これにより、モータMには図に実線で示す矢印方
向の電流が流れ、モータMは正方向に回転駆動されるこ
とになる。また、補償回路15からのパルス信号はイン
バータ20を介してトランジスタQ +sにも供給され
、モータMの正方向駆動の停止時に当該トランジスタQ
+sをオンせしめる。これにより、パワートランジス
タQ 12のベース・エミッタ間がトランジスタQ+s
によって短絡されるので、パワートランジスタQ 12
は瞬時にオフ状態となる。このトランジスタQ +sを
設けた理由については、復で詳細に説明する。トランジ
スタQCsのベースは抵抗R2Bを介して電源■匡に接
続されている。
回路17を介してモータドライブ回路18に供給される
。モータドライブ回路18において、モータMはPNP
N上形ンジスタQ9とNPN形トランジスタQID及び
PNP形トランジスタQnとNPN形トランジスタQ
12の各コレクタ共通接続点間に接続されている。トラ
ンジスタQ9.Q16 、 Qu + Q12はパワー
トランジスタである。トランジスタQs、Q++の各エ
ミッタは直接電源V匡に接続され、各ベースはそれぞれ
抵抗R19,Raを介して電源Vccに接続されている
。一方、トランジスタQIO,Q12各エミッタは共に
接地され、各ベースはそれぞれ抵抗R21,R22を介
して接地されると共にツェナーダイオードZD+ 、Z
D2を介して各コレクタに接続されている。モータMの
両端は逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2を介して
電源Vccに接続されている。 □プリ上9
41回路17において、補償回路15から供給されるパ
ルス信号は抵抗R23,R24及びトランジスタQI3
からなるプリドライブ段を介してパワートランジスタQ
9を駆動すると共に、インバータ19で反転された後抵
抗R25〜R27及びトランジスタQ 14からなるプ
リドライブ段を介してパワートランジスタQI2を駆動
する。これにより、モータMには図に実線で示す矢印方
向の電流が流れ、モータMは正方向に回転駆動されるこ
とになる。また、補償回路15からのパルス信号はイン
バータ20を介してトランジスタQ +sにも供給され
、モータMの正方向駆動の停止時に当該トランジスタQ
+sをオンせしめる。これにより、パワートランジス
タQ 12のベース・エミッタ間がトランジスタQ+s
によって短絡されるので、パワートランジスタQ 12
は瞬時にオフ状態となる。このトランジスタQ +sを
設けた理由については、復で詳細に説明する。トランジ
スタQCsのベースは抵抗R2Bを介して電源■匡に接
続されている。
一方、補償回路16から供給されるパルス信号は抵抗R
2)、R3]及びトランジスタQ 16からなるプリド
ライブ段を介してパワートランジスタQnを駆動すると
共に、インバータ21で反転された後抵抗R31〜R3
3及びトランジスタQI7からなるプリドライブ段を介
してパワートランジスタQI。
2)、R3]及びトランジスタQ 16からなるプリド
ライブ段を介してパワートランジスタQnを駆動すると
共に、インバータ21で反転された後抵抗R31〜R3
3及びトランジスタQI7からなるプリドライブ段を介
してパワートランジスタQI。
を駆動する。これにより、モータMには図に破線で示す
矢印方向の電流が流れ、モータMは逆方向に回転駆動さ
れることになる。また、補償回路16からの定電流源は
インバータ22を介してトランジスタQ+aにも供給さ
れ、モータMの逆方向駆動の停止時に当該トランジスタ
Q +sをオンせしめる。これにより、パワートランジ
スタQ +oのベース・エミッタ間がトランジスタQ
+sによって短絡されるので、パワートランジスタQ+
oは瞬時にオフ状態となる。トランジスタQ +aのベ
ースは抵抗R311を介して電源Vccに接続されてい
る。
矢印方向の電流が流れ、モータMは逆方向に回転駆動さ
れることになる。また、補償回路16からの定電流源は
インバータ22を介してトランジスタQ+aにも供給さ
れ、モータMの逆方向駆動の停止時に当該トランジスタ
Q +sをオンせしめる。これにより、パワートランジ
スタQ +oのベース・エミッタ間がトランジスタQ
+sによって短絡されるので、パワートランジスタQ+
oは瞬時にオフ状態となる。トランジスタQ +aのベ
ースは抵抗R311を介して電源Vccに接続されてい
る。
次に、本発明によるPWM駆動回路の回路動作について
説明する。
説明する。
まず、三角波生成回路8の回路動作を第2図の波形図を
参照しつつ説明する。三角波生成回路8において、第2
の定電流+112が非活性化状態にあるとき、即ちトラ
ンジスタQ6のオンによりトランジスタQ3 、Q4が
オフ状態にあるとき、コンデンサCIは第1の定電流源
1から供給される定電流により、第2図(a)に示すよ
うに、一定の傾斜角をもって充電される。コンデンサC
Iの両端電圧が比較回路3の上限基準レベル■υに達す
るとコンパレータCOM P +が低レベルのパルス(
b)を発生し、このパルス(b)に応答してR8−FF
4のΦ出力(d)が低レベルに遷移する。
参照しつつ説明する。三角波生成回路8において、第2
の定電流+112が非活性化状態にあるとき、即ちトラ
ンジスタQ6のオンによりトランジスタQ3 、Q4が
オフ状態にあるとき、コンデンサCIは第1の定電流源
1から供給される定電流により、第2図(a)に示すよ
うに、一定の傾斜角をもって充電される。コンデンサC
Iの両端電圧が比較回路3の上限基準レベル■υに達す
るとコンパレータCOM P +が低レベルのパルス(
b)を発生し、このパルス(b)に応答してR8−FF
4のΦ出力(d)が低レベルに遷移する。
これにより、トランジスタQ6がオフ状態となるので、
第2の定電流源2が活性化状態、即ちトランジスタQ3
、Qaがオン状態となり、第1の定電流源1の定電流
の2倍の電流の吸い込みを行なう。
第2の定電流源2が活性化状態、即ちトランジスタQ3
、Qaがオン状態となり、第1の定電流源1の定電流
の2倍の電流の吸い込みを行なう。
その結果、それまで充電状態にあったコンデンサC1は
放電状態に移行し、第2図(a)に示すように、充電時
と同じ傾斜角をもって放電が行なわれる。続いて、コン
デンサC1の両端電圧が比較回路3の下限基準レベルV
Lに達するとコンパレータCOM P 2が低レベルの
パルス(C)を発生し、このパルス(C)に応答してR
8−FF4のd出力(d)が高レベルに遷移する。これ
により、トランジスタQ6がオン状態となり、第2の定
電流源2が非活性化状態となるので、再びコンデンサC
1は第1の定電流源1から供給される定電流により一定
の傾斜角をもって充電されることになる。
放電状態に移行し、第2図(a)に示すように、充電時
と同じ傾斜角をもって放電が行なわれる。続いて、コン
デンサC1の両端電圧が比較回路3の下限基準レベルV
Lに達するとコンパレータCOM P 2が低レベルの
パルス(C)を発生し、このパルス(C)に応答してR
8−FF4のd出力(d)が高レベルに遷移する。これ
により、トランジスタQ6がオン状態となり、第2の定
電流源2が非活性化状態となるので、再びコンデンサC
1は第1の定電流源1から供給される定電流により一定
の傾斜角をもって充電されることになる。
このように、第1及び第2の定電流源1.2による定電
流にてコンデンサC1の充放電動作が繰り返されること
により、コンデンサC1の両端電圧は、第2図(a)に
実線で示す如く三角波状に変化し、オペアンプOP3を
介して第1相の三角波信号φaとして出力され、又イン
バータ7で位相反転されることにより、第2図(a)に
破線で示す如く第1相の三角波信号φaとピーク値が等
しくかつ逆相の第2相の三角波信号φbとして出力され
ることになる。この2相の三角波信号φa。
流にてコンデンサC1の充放電動作が繰り返されること
により、コンデンサC1の両端電圧は、第2図(a)に
実線で示す如く三角波状に変化し、オペアンプOP3を
介して第1相の三角波信号φaとして出力され、又イン
バータ7で位相反転されることにより、第2図(a)に
破線で示す如く第1相の三角波信号φaとピーク値が等
しくかつ逆相の第2相の三角波信号φbとして出力され
ることになる。この2相の三角波信号φa。
φbは比較回路9の基準入力となる。
比較回路9の比較入力としては、1 / 2 V re
fの信号基準レベルを有するモータMの駆動信号が供給
される。ここで、モータMが例えばコンパクトディスク
を回転駆動するスピンドルモータである場合には、ディ
スクからの再生同期信号と基準同期信号との比較によっ
て得られるエラー信号が上記駆動信号となり、このエラ
ー信号に基づいてスピンドルモータの駆動制御が行なわ
れることになる。これがいわゆるスピンドルサーボであ
る。
fの信号基準レベルを有するモータMの駆動信号が供給
される。ここで、モータMが例えばコンパクトディスク
を回転駆動するスピンドルモータである場合には、ディ
スクからの再生同期信号と基準同期信号との比較によっ
て得られるエラー信号が上記駆動信号となり、このエラ
ー信号に基づいてスピンドルモータの駆動制御が行なわ
れることになる。これがいわゆるスピンドルサーボであ
る。
第3図において、2相の三角波信号φa、φbのクロス
点が1 / 2 V refレベルとなっており、この
1 / 2 V refレベルに対して駆動信号の信号
レベルが高い場合及び低い場合のPWM動作について以
下に説明する。
点が1 / 2 V refレベルとなっており、この
1 / 2 V refレベルに対して駆動信号の信号
レベルが高い場合及び低い場合のPWM動作について以
下に説明する。
比較回路9において、まず、駆動信号の信号レベルが図
(a)に一点鎖線で示す如<1/2Vretレベルより
高い場合には、コンパレータCOMP3の出力(b)は
駆動信号の信号レベルに対し第1相の三角波信号φaの
信号レベルが低くなった時点t1で低レベルから高レベ
ルに遷移し、三角波信号φaの信号レベルが駆動信号の
信号レベルを越える時点t4まで高レベルを維持する。
(a)に一点鎖線で示す如<1/2Vretレベルより
高い場合には、コンパレータCOMP3の出力(b)は
駆動信号の信号レベルに対し第1相の三角波信号φaの
信号レベルが低くなった時点t1で低レベルから高レベ
ルに遷移し、三角波信号φaの信号レベルが駆動信号の
信号レベルを越える時点t4まで高レベルを維持する。
また、コンパレータCOM P 4の出力(C)は、第
2相の三角波信号φbの信号レベルが駆動信号の信号レ
ベルを越えた時点t2で高レベルから低レベルに遷移し
、駆動信号の信号レベルより低くなった時点t3で再び
高レベルに遷移する。
2相の三角波信号φbの信号レベルが駆動信号の信号レ
ベルを越えた時点t2で高レベルから低レベルに遷移し
、駆動信号の信号レベルより低くなった時点t3で再び
高レベルに遷移する。
一方、駆動信号の信号レベルが図(a)に二点鎖線で示
す如<1/2Vrefレベルより低くかつ例えば上記の
場合と同一の絶対値レベルを有する場合には、コンパレ
ータCOMP3の出力(d)は第1相の三角波信号φa
の信号レベルが駆動信号の信号レベルを越えた時点t2
で低レベルから高レベルに遷移し、三角波信号φaの信
号レベルが駆動信号の信号レベルを越える時点t3まで
高レベルを維持する。また、コンパレータCOMP4の
出力(e)は、第2相の三角波信号φbの信号レベルが
駆動信号の信号レベルを越えた時点t1で高レベルから
低レベルに遷移し、駆動信号の信号レベルより低くなっ
た時点t4で再び高レベルに遷移する。
す如<1/2Vrefレベルより低くかつ例えば上記の
場合と同一の絶対値レベルを有する場合には、コンパレ
ータCOMP3の出力(d)は第1相の三角波信号φa
の信号レベルが駆動信号の信号レベルを越えた時点t2
で低レベルから高レベルに遷移し、三角波信号φaの信
号レベルが駆動信号の信号レベルを越える時点t3まで
高レベルを維持する。また、コンパレータCOMP4の
出力(e)は、第2相の三角波信号φbの信号レベルが
駆動信号の信号レベルを越えた時点t1で高レベルから
低レベルに遷移し、駆動信号の信号レベルより低くなっ
た時点t4で再び高レベルに遷移する。
コンパレータCOM P a 、 G OM P 4の
各出力はANDゲート10及びNORゲート11の2入
力となっており、ANDゲート10は2入力が共に高レ
ベルのとき、即ち駆動信号の信号レベルが1/2Vre
fレベルより高いとき高レベルのパルス(ず)を出力し
、NORゲート11は2入力が共に低レベルのとき、即
ち駆動信号の信号レベルが1 / 2 V refレベ
ルより低いとき高レベルのパルス(Q)を出力する。従
って、ANDゲート10及びNORゲート11はモータ
Mの駆動方向に対応したパルス信号(f)、i)を出力
することになる。なお、ここでは駆動信号の信号レベル
が一定の場合について説明したので、パルス信号(f)
、(Q)のパルス幅が一定となっているが、このパルス
幅が駆動信号の信号レベルに応じて変化することは容易
に理解できる。
各出力はANDゲート10及びNORゲート11の2入
力となっており、ANDゲート10は2入力が共に高レ
ベルのとき、即ち駆動信号の信号レベルが1/2Vre
fレベルより高いとき高レベルのパルス(ず)を出力し
、NORゲート11は2入力が共に低レベルのとき、即
ち駆動信号の信号レベルが1 / 2 V refレベ
ルより低いとき高レベルのパルス(Q)を出力する。従
って、ANDゲート10及びNORゲート11はモータ
Mの駆動方向に対応したパルス信号(f)、i)を出力
することになる。なお、ここでは駆動信号の信号レベル
が一定の場合について説明したので、パルス信号(f)
、(Q)のパルス幅が一定となっているが、このパルス
幅が駆動信号の信号レベルに応じて変化することは容易
に理解できる。
このように、ピーク値が等しくかつ互いに逆相の2相の
三角波信号φa、φbを生成し、この2相の三角波信号
φa、φbの直線部分を用いてPWM動作を行なうこと
により、たとえ三角波の先端部分にリンギングがのった
り、いわゆるなまりが生じていても、駆動信号の信号レ
ベルが小なるときのリニアリティの悪化は全くないので
ある。
三角波信号φa、φbを生成し、この2相の三角波信号
φa、φbの直線部分を用いてPWM動作を行なうこと
により、たとえ三角波の先端部分にリンギングがのった
り、いわゆるなまりが生じていても、駆動信号の信号レ
ベルが小なるときのリニアリティの悪化は全くないので
ある。
ここで、基準電源電圧V refが変動した場合、PW
Mによって生成されるパルス信号のパルス幅が変化し、
このパルス信号による駆動電力が電源電圧の変動に応じ
て変化してしまうことになる。
Mによって生成されるパルス信号のパルス幅が変化し、
このパルス信号による駆動電力が電源電圧の変動に応じ
て変化してしまうことになる。
すなわち、第4図(A)に示すように、駆動信号がある
信号レベルのときのパルス信号のパルス幅をToとする
と、このパルス信号による駆動電力は、そのパルス幅T
oとドライブ電圧Vo (W単電源電圧Vref)の積
で定義されるので、電源電圧の変動によりドライブ電圧
Voが例えば1/2になった場合、駆動電力も斜線で示
す如<1/2になってしまうことになる。
信号レベルのときのパルス信号のパルス幅をToとする
と、このパルス信号による駆動電力は、そのパルス幅T
oとドライブ電圧Vo (W単電源電圧Vref)の積
で定義されるので、電源電圧の変動によりドライブ電圧
Voが例えば1/2になった場合、駆動電力も斜線で示
す如<1/2になってしまうことになる。
ところが、三角波生成回路8においては、第1及び第2
の定電流源1.2の定電流値を設定する電流値設定回路
6の比較基準レベルが抵抗Ru。
の定電流源1.2の定電流値を設定する電流値設定回路
6の比較基準レベルが抵抗Ru。
R12による基準電源電圧V rafの分圧によって設
定されており、当該基準レベルも電源電圧の変動に応じ
て変動することになるので、電流値設定回路6は電源電
圧の変動に応じて第1及び第2の定電流源1.2の定電
流値を制御できることになる。
定されており、当該基準レベルも電源電圧の変動に応じ
て変動することになるので、電流値設定回路6は電源電
圧の変動に応じて第1及び第2の定電流源1.2の定電
流値を制御できることになる。
その結果、第4図(B)に示すように、三角波の傾斜角
が変化することになる。一方、比較回路3の上限及び下
限の比較基準レベルVLJ、VLも抵抗R5〜R8によ
る基準電源電圧y rerの分圧によって設定されてい
るので、基準電源電圧v rerが1/2になれば、上
限及び下限の比較基準レベルVLJ、VLも1/2にな
り、その結果三角波のピーク値Vpが第4図(B)に示
す如く電源変動前の1/2になる。従って、三角波の繰
返し周期が電源変動前と変動後で同じになるように三角
波の傾斜角を設定することにより、変動前の2倍(2T
o)のパルス幅を有するパルス信号が生成されることに
なるので、ドライブ電圧Voが1/2になってもパルス
信号による駆動電力は電源変動前と同じになる。
が変化することになる。一方、比較回路3の上限及び下
限の比較基準レベルVLJ、VLも抵抗R5〜R8によ
る基準電源電圧y rerの分圧によって設定されてい
るので、基準電源電圧v rerが1/2になれば、上
限及び下限の比較基準レベルVLJ、VLも1/2にな
り、その結果三角波のピーク値Vpが第4図(B)に示
す如く電源変動前の1/2になる。従って、三角波の繰
返し周期が電源変動前と変動後で同じになるように三角
波の傾斜角を設定することにより、変動前の2倍(2T
o)のパルス幅を有するパルス信号が生成されることに
なるので、ドライブ電圧Voが1/2になってもパルス
信号による駆動電力は電源変動前と同じになる。
すなわち、三角波生成回路8においては、三角波のピー
ク値及び傾斜角を電源電圧の変動に応じて制御すること
により、パルス信号による駆動電力を基準電源電圧y
rerの変動に拘らず常に一定にできるのである。なお
、三角波の傾斜角は第1及び第2の定電流源1,2の定
電流値及びコンデンサC1の容量によって決定される。
ク値及び傾斜角を電源電圧の変動に応じて制御すること
により、パルス信号による駆動電力を基準電源電圧y
rerの変動に拘らず常に一定にできるのである。なお
、三角波の傾斜角は第1及び第2の定電流源1,2の定
電流値及びコンデンサC1の容量によって決定される。
再び第1図において、今、駆動信号の信号レベルが第5
図(a>に一点鎖線で示す如く変化したとすると、その
駆動信号の極性及び信号レベルに応じたパルス幅の2つ
のパルス信号(b)、(c)がANDゲート10及びN
ORゲート11から出力され、それぞれANDゲート1
3.14の各−入力となる。駆動信号はコンパレータC
OM P sの比較入力ともなって、信号基準レベル1
/2Vrefに対する極性が判別される。このコンパレ
ータCOMPsの比較出力(d)をデータ入力とするD
−FF12は、三角波生成回路8におけるR8−FF4
のQ出力(e)を1−リガ入力としており、当該Q出力
(e)の立下がりのタイミングで0.0出力(f)、(
q)を発生ずる。このQ。
図(a>に一点鎖線で示す如く変化したとすると、その
駆動信号の極性及び信号レベルに応じたパルス幅の2つ
のパルス信号(b)、(c)がANDゲート10及びN
ORゲート11から出力され、それぞれANDゲート1
3.14の各−入力となる。駆動信号はコンパレータC
OM P sの比較入力ともなって、信号基準レベル1
/2Vrefに対する極性が判別される。このコンパレ
ータCOMPsの比較出力(d)をデータ入力とするD
−FF12は、三角波生成回路8におけるR8−FF4
のQ出力(e)を1−リガ入力としており、当該Q出力
(e)の立下がりのタイミングで0.0出力(f)、(
q)を発生ずる。このQ。
Φ出力(f)、(o)はゲート制御信号としてANDゲ
ート13.14に供給される。
ート13.14に供給される。
なお、上記実施例では、R3−FF4のQ出力゛1、
(e)を直接D−FFI 2のトリガ入力としていたが
、′ ウ − Q出力(e)の立上り及び立下りのタイミングでパルス
を発生するパルス発生器を介してD−FF12のトリガ
入力とすることも可能である。これによれば、極性判別
の周期が1/2となり、分解能を2倍にできることにな
る。
、′ ウ − Q出力(e)の立上り及び立下りのタイミングでパルス
を発生するパルス発生器を介してD−FF12のトリガ
入力とすることも可能である。これによれば、極性判別
の周期が1/2となり、分解能を2倍にできることにな
る。
D−FF12のQ、0出力(f)、(Q)はモア′・
(、’z M (7) N a方向4決定″i6制御信
号80・例えば駆動信号の信号レベルが小ざくかつその
極性が正から負に変るタイミングでNORゲート11か
ら第5図(C)に示す如く瞬時に発生した逆方向駆動の
パルス信号(第1番目のパルス)に対しては、その発生
時点ではd出力(g)が低レベルにあるので、ANDグ
ー1−14はその出力を禁止する動作をなり。この禁止
する理由について以下に説明する。
号80・例えば駆動信号の信号レベルが小ざくかつその
極性が正から負に変るタイミングでNORゲート11か
ら第5図(C)に示す如く瞬時に発生した逆方向駆動の
パルス信号(第1番目のパルス)に対しては、その発生
時点ではd出力(g)が低レベルにあるので、ANDグ
ー1−14はその出力を禁止する動作をなり。この禁止
する理由について以下に説明する。
今、駆動信号の信号レベルが小さくかつその極性が正か
ら負に変るタイミングで、NORゲート11から第5図
(C)に示す如く瞬時に逆方向駆動のパルス信号が発生
した場合を考えるに、モータドライブ回路18では、第
5図(b)に示すパルス信号に応答してトランジスタQ
9.Q10がオン状態となり、モータMを正方向に駆動
しているのであるが、第5図(C)に示き逆方向駆動の
パルス信号が発生することで、トランジスタQ9゜Q
12がオフ状態となり、トランジスタQt+、Q+。
ら負に変るタイミングで、NORゲート11から第5図
(C)に示す如く瞬時に逆方向駆動のパルス信号が発生
した場合を考えるに、モータドライブ回路18では、第
5図(b)に示すパルス信号に応答してトランジスタQ
9.Q10がオン状態となり、モータMを正方向に駆動
しているのであるが、第5図(C)に示き逆方向駆動の
パルス信号が発生することで、トランジスタQ9゜Q
12がオフ状態となり、トランジスタQt+、Q+。
がオン状態となってモータMを逆方向に駆動しようとす
る。
る。
ここで、トランジスタには一般に、第6図に示ず如くベ
ース・エミッタ間に容EMCoが存在することにより、
駆動パルス(a)に応答してオン状態にあるトランジス
タがパルス(a)の消滅時点からオフ状態に移行するま
でにtOFFなるディレ一時間を要する特性を有してい
る。従って、上述のように、第5図(C)に示す逆方向
駆動のパルス信号が発生することで、トランジスタQ9
゜Q 12がオフ状態となり、トランジスタQI1.Q
IOがオン状態となるはずなのであるが、上記ディレ一
時間toFFによってトランジスタQI2が瞬時にオフ
状態になり得なく、一時的にトランジスタQuと同時に
オン状態となる期間が生じることになるので、トランジ
スタQll、QI2に大電流が流れ当該トランジスタが
破壊に至る場合が生じることになる。
ース・エミッタ間に容EMCoが存在することにより、
駆動パルス(a)に応答してオン状態にあるトランジス
タがパルス(a)の消滅時点からオフ状態に移行するま
でにtOFFなるディレ一時間を要する特性を有してい
る。従って、上述のように、第5図(C)に示す逆方向
駆動のパルス信号が発生することで、トランジスタQ9
゜Q 12がオフ状態となり、トランジスタQI1.Q
IOがオン状態となるはずなのであるが、上記ディレ一
時間toFFによってトランジスタQI2が瞬時にオフ
状態になり得なく、一時的にトランジスタQuと同時に
オン状態となる期間が生じることになるので、トランジ
スタQll、QI2に大電流が流れ当該トランジスタが
破壊に至る場合が生じることになる。
ところが、本PWM駆動回路では、ANDゲート13.
14を設け、これらゲート13.14を駆動信号の信号
基準レベルに対する極性判別結果に基づいて制御するよ
うにしたので、上記の例の場合には、第5図(C)に示
す逆方向駆動のパルス信号の出力をD−FF12の0出
力(q)に応答してANDゲート14で禁止できるから
、l−ランジスタQ 12がトランジスタQ uと同時
にオン状態となることはないのである。
14を設け、これらゲート13.14を駆動信号の信号
基準レベルに対する極性判別結果に基づいて制御するよ
うにしたので、上記の例の場合には、第5図(C)に示
す逆方向駆動のパルス信号の出力をD−FF12の0出
力(q)に応答してANDゲート14で禁止できるから
、l−ランジスタQ 12がトランジスタQ uと同時
にオン状態となることはないのである。
また、パワートランジスタQI2.0IQのディレ一時
間t OF Fを小さくするために、プリドライブ回路
17にはトランジスタQCs及びQ+aが設けられてい
る。これらトランジスタQ+s、QIgはパワートラン
ジスタQ12.0IOの駆動パルスの消滅に応答して瞬
時にオン状態となり、これらトランジスタQ 12 *
Q toのベース・エミッタ間を短絡することにより
上記ディレ一時間tOFFを短縮できるのである。トラ
ンジスタのディレ一時間t。
間t OF Fを小さくするために、プリドライブ回路
17にはトランジスタQCs及びQ+aが設けられてい
る。これらトランジスタQ+s、QIgはパワートラン
ジスタQ12.0IOの駆動パルスの消滅に応答して瞬
時にオン状態となり、これらトランジスタQ 12 *
Q toのベース・エミッタ間を短絡することにより
上記ディレ一時間tOFFを短縮できるのである。トラ
ンジスタのディレ一時間t。
FFは一般に1〜2μsec位であるが、トランジスタ
QCs及びQ+sを設けたことによって約1/10、即
ち100 n sec程度に短縮が可能となる。
QCs及びQ+sを設けたことによって約1/10、即
ち100 n sec程度に短縮が可能となる。
上述したパワートランジスタの同時ON防止のための他
の実施例を第7図に示す。本図において、先述した如く
モータMの駆動方向に対応した第1及び第2のパルス信
号(a)がANDゲート10及びNORゲート11から
出力され、これらパルス信号はそれぞれ遅延回路23.
24で所定時間τ0だけ遅延される。これら遅延出力(
b)はそれぞれ3ステートバッファ25.26に供給さ
れる。また、第1及び第2のパルス信号(a)はワンシ
ョットマルチバイブレータ27.28にもそれぞれ供給
される。ワンショットマルチバイブレータ27.28は
Ml及び第2のパルス信号の発生時点からその消滅後一
定時間、好ましくは遅延回路23.24の遅延時間τ0
の2倍の時間(2τ0)だけ経過するまでの聞伝レベル
の出力(C)を発生し、バッフ726.25に供給して
遅延回路24.23から出力される第2及び第1のパル
ス信号の次段への供給を禁止する。
の実施例を第7図に示す。本図において、先述した如く
モータMの駆動方向に対応した第1及び第2のパルス信
号(a)がANDゲート10及びNORゲート11から
出力され、これらパルス信号はそれぞれ遅延回路23.
24で所定時間τ0だけ遅延される。これら遅延出力(
b)はそれぞれ3ステートバッファ25.26に供給さ
れる。また、第1及び第2のパルス信号(a)はワンシ
ョットマルチバイブレータ27.28にもそれぞれ供給
される。ワンショットマルチバイブレータ27.28は
Ml及び第2のパルス信号の発生時点からその消滅後一
定時間、好ましくは遅延回路23.24の遅延時間τ0
の2倍の時間(2τ0)だけ経過するまでの聞伝レベル
の出力(C)を発生し、バッフ726.25に供給して
遅延回路24.23から出力される第2及び第1のパル
ス信号の次段への供給を禁止する。
第8図は第7図の回路の動作波形図であり、図中(a−
)〜(C)は第7図の各部信号(a)〜(C)の各波形
をそれぞれ対応して示している。
)〜(C)は第7図の各部信号(a)〜(C)の各波形
をそれぞれ対応して示している。
この波形図を参照して第7図の回路動作を例えばAND
ゲート10側に関して説明するならば、パルス信号(a
)は遅延回路23で時間τ0だけ遅延されてモータMの
駆動パルス(b)となるのであるが、このときワンショ
ットマルチバイブレータ27から出力される低レベルの
禁止信号(C)に応答してバッフ?26が他方の駆動パ
ルスの出力ラインを遮断状態とする。これにより、駆動
パルス(b)の発生前及び発生後の−¥期間(時間τ0
)の間地方の駆動パルスの出力が禁止されることになる
ので、時間τ0を先述したパワートランジスタQI2.
QIOのディレ一時間tOFFよりも長く設定すること
により、パワートランジスタQ9とQ+n<又はQ n
とQ10)が同時にオン状態となることはないのである
。
ゲート10側に関して説明するならば、パルス信号(a
)は遅延回路23で時間τ0だけ遅延されてモータMの
駆動パルス(b)となるのであるが、このときワンショ
ットマルチバイブレータ27から出力される低レベルの
禁止信号(C)に応答してバッフ?26が他方の駆動パ
ルスの出力ラインを遮断状態とする。これにより、駆動
パルス(b)の発生前及び発生後の−¥期間(時間τ0
)の間地方の駆動パルスの出力が禁止されることになる
ので、時間τ0を先述したパワートランジスタQI2.
QIOのディレ一時間tOFFよりも長く設定すること
により、パワートランジスタQ9とQ+n<又はQ n
とQ10)が同時にオン状態となることはないのである
。
なお、先述したように、トランジスタのディレ一時間t
OF Fは一般に1〜2μSec位であるから、時間
τ0を5μsec程度に設定するのが望ましい。
OF Fは一般に1〜2μSec位であるから、時間
τ0を5μsec程度に設定するのが望ましい。
第1図において、ANDゲート13.14から出力され
るモータMの駆動方向に対応した第1及び第2のパルス
信号は補償回路15.16にそれぞれ供給される。これ
ら補償回路15.16はモータドライブ回路18におけ
る逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエネルギ
ー損失分を補償するためのものである。逆起電力吸収用
ダイオードD+ 、D2でのエネルギー損失はほぼ一定
であり、パルス信号のパルス幅が大きいときには無視し
得る程度のものであるが、パルス幅が小さいときは損失
の比率が大きくなってくる。従って、第9図に破線で示
すように、パルス信号のパルス幅が小なる領域でゲイン
が低下することになるので、パルス幅が小さいときに逆
起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエネルギー損
失分を補償してやれば良いのである。
るモータMの駆動方向に対応した第1及び第2のパルス
信号は補償回路15.16にそれぞれ供給される。これ
ら補償回路15.16はモータドライブ回路18におけ
る逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエネルギ
ー損失分を補償するためのものである。逆起電力吸収用
ダイオードD+ 、D2でのエネルギー損失はほぼ一定
であり、パルス信号のパルス幅が大きいときには無視し
得る程度のものであるが、パルス幅が小さいときは損失
の比率が大きくなってくる。従って、第9図に破線で示
すように、パルス信号のパルス幅が小なる領域でゲイン
が低下することになるので、パルス幅が小さいときに逆
起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエネルギー損
失分を補償してやれば良いのである。
ここで、補償回路15の回路動作について第10図の波
形図を参照しつつ説明するならば、コンデンサC2は定
電流源1aにより定電流にて充電されており、入力パル
ス(a)に応答してトランジスタQyがオン状態となる
ことによってコンデンサC2の充電電荷が瞬時に放電さ
れ、入力パルス(a)が消滅した時点から再びコンデン
サC2は定電流にて充電される。従って、コンデンサC
2の両端電圧は第10図(b)に示す如く変化する。こ
の両端電圧(b)はコンパレータCOMP7で基準電圧
Eoと比較され、その結果コンパレータCOMP7の出
力端には入力パルス(a)の発生時からその消滅後一定
時間Taだけ経過するまでの時間のパルス幅を有するパ
ルス信号(C)が得られることになる。すなわち、入力
パルス(a>に対して一定のパルス幅Taが追加された
ことになり、この追加されたパルス幅Ta分に相当する
エネルギーによって逆起電力吸収用ダイオFDI、D2
でのエネルギー損失分を補償できるのである。
形図を参照しつつ説明するならば、コンデンサC2は定
電流源1aにより定電流にて充電されており、入力パル
ス(a)に応答してトランジスタQyがオン状態となる
ことによってコンデンサC2の充電電荷が瞬時に放電さ
れ、入力パルス(a)が消滅した時点から再びコンデン
サC2は定電流にて充電される。従って、コンデンサC
2の両端電圧は第10図(b)に示す如く変化する。こ
の両端電圧(b)はコンパレータCOMP7で基準電圧
Eoと比較され、その結果コンパレータCOMP7の出
力端には入力パルス(a)の発生時からその消滅後一定
時間Taだけ経過するまでの時間のパルス幅を有するパ
ルス信号(C)が得られることになる。すなわち、入力
パルス(a>に対して一定のパルス幅Taが追加された
ことになり、この追加されたパルス幅Ta分に相当する
エネルギーによって逆起電力吸収用ダイオFDI、D2
でのエネルギー損失分を補償できるのである。
第11図には補償回路15.16の入出ツノ特性、即ち
入力パルスのパルス幅と追加されるパルス幅との関係が
示されており、コンデンサc2の両端電圧がコンパレー
タCOMP、の基準電圧Eoまで低下し得ない程度の入
力パルスのパルス幅領域■ではパルス幅の追加はなく、
基準電圧Eo以下零レベルになるまでの領域■では追加
パルス幅が比例的に変化し、零レベルに達した以降の領
域■では追加されるパルス幅が固定幅となる。すなわち
、入力パルスのパルス幅が極めて小ざい領域■。
入力パルスのパルス幅と追加されるパルス幅との関係が
示されており、コンデンサc2の両端電圧がコンパレー
タCOMP、の基準電圧Eoまで低下し得ない程度の入
力パルスのパルス幅領域■ではパルス幅の追加はなく、
基準電圧Eo以下零レベルになるまでの領域■では追加
パルス幅が比例的に変化し、零レベルに達した以降の領
域■では追加されるパルス幅が固定幅となる。すなわち
、入力パルスのパルス幅が極めて小ざい領域■。
■ではパルス幅の追加が無かったり、追加パルス幅が比
例的に変化するが、これは入力パルスの立上り及び立下
りが急峻ではなく実際にはなだらかであることに起因す
るものであり、その結果領域■の範囲では第9図に実線
で示す如くゲインを向上できることになる。
例的に変化するが、これは入力パルスの立上り及び立下
りが急峻ではなく実際にはなだらかであることに起因す
るものであり、その結果領域■の範囲では第9図に実線
で示す如くゲインを向上できることになる。
補償回路15.16とりでは、上記実施例の構成のもの
に限定されることなく、例えば第12図に示ずように、
入力パルスの立上りエツジに応答して一定のパルス幅T
bを有するパルス信号を発生するパルス発生回路29と
、このパルス発生回路29の出力パルスと入力パルスと
の論理和をとるORゲート30とからなる構成のもので
あっても良い。かかる構成においては、入力パルスのパ
ルス幅が上記パルス幅Tbより小なるときには、常時当
該パルス幅Tbを有するパルス信号がORゲート30か
ら出力されることにより、入力パルスのパルス幅が小さ
いときの逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエ
ネルギー損失分の補償が行なわれ、入力パルスのパルス
幅が上記パルス幅Tl)より大なるときには入力パルス
に対するパルス幅の変更は行なわれない。
に限定されることなく、例えば第12図に示ずように、
入力パルスの立上りエツジに応答して一定のパルス幅T
bを有するパルス信号を発生するパルス発生回路29と
、このパルス発生回路29の出力パルスと入力パルスと
の論理和をとるORゲート30とからなる構成のもので
あっても良い。かかる構成においては、入力パルスのパ
ルス幅が上記パルス幅Tbより小なるときには、常時当
該パルス幅Tbを有するパルス信号がORゲート30か
ら出力されることにより、入力パルスのパルス幅が小さ
いときの逆起電力吸収用ダイオードD+ 、D2でのエ
ネルギー損失分の補償が行なわれ、入力パルスのパルス
幅が上記パルス幅Tl)より大なるときには入力パルス
に対するパルス幅の変更は行なわれない。
なお、上記実施例では、コンパクトディスクを回転駆動
するスピンドルモータの駆動回路に適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、ピック
アップを駆動するキレリッジモータ、ピックアップにお
ける情報読取光のフォーカスやトラッキングの制御をな
すフォーカスアクチュエータやトラッキングアクチュエ
ータの駆動回路にも適用可能であり、又コンパクトディ
スクプレーヤのみならず種々の機器における各種負荷の
駆動回路にも広く適用できるものである。
するスピンドルモータの駆動回路に適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、ピック
アップを駆動するキレリッジモータ、ピックアップにお
ける情報読取光のフォーカスやトラッキングの制御をな
すフォーカスアクチュエータやトラッキングアクチュエ
ータの駆動回路にも適用可能であり、又コンパクトディ
スクプレーヤのみならず種々の機器における各種負荷の
駆動回路にも広く適用できるものである。
発明の詳細
な説明したように、本発明によるスイッチング駆動回路
によれば、本来の駆動パルス信号のパルス幅を所定幅だ
け拡大し、このパルス信号に基づいて負荷を駆動する構
成となっており、逆起電力吸収用ダイオード(一方向性
素子)での逆起電力によるエネルギー損失分を補償でき
るので、特に駆動パルスのパルス幅が小なるときの入出
力特性のリニアリティを改善でき、負荷の駆動効率の向
上を図れることになる。
によれば、本来の駆動パルス信号のパルス幅を所定幅だ
け拡大し、このパルス信号に基づいて負荷を駆動する構
成となっており、逆起電力吸収用ダイオード(一方向性
素子)での逆起電力によるエネルギー損失分を補償でき
るので、特に駆動パルスのパルス幅が小なるときの入出
力特性のリニアリティを改善でき、負荷の駆動効率の向
上を図れることになる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図における三角波生成回路の回路動作を説明するための
各部波形図、第3図はPWM動作による負荷の駆動方向
に対応した2つのパルス信号の生成動作を説明するため
の各部波形図、第4図(A>、(B)は電源電圧の変動
に対応して三角波の傾斜角及びピーク値を変化せしめる
動作を説明するための波形図、第5図はトランジスタの
tOFFディレ一時間に起因するドライブ段のパワート
ランジスタの同時ON防止回路の回路動作を説明するた
めの各部波形図、第6図はトランジスタのtOFFディ
レ一時間について説明するための図、第7図は同時ON
防止回路の他の実施例を示すブロック図、第8図は第7
図の回路動作を説明するための各部波形図、第9図は逆
起電力吸収用ダイオードでの逆起電力によるエネルギー
損失に起因するゲインの変化を示す図、第10図は逆起
電力吸収用ダイオードでの逆起電力にょるエネルギー損
失分を補償する補償回路の回路動作を説明するための波
形図、第11図はかかる補償回路の入出力特性を示す図
、第12図はかかる補償回路の他の実施例を示すブロッ
ク図、第13図はスイッチング駆動回路の基本形をを示
す回路図、第14図はかかる駆動回路の入出力特性を示
す図、第15図はそのゲイン特性を示す図、第16図は
かかる駆動回路の等価回路図、第17図は駆動パルスに
対する応答波形図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・第1の定電流源 2・・・・・・第2の定電流源 3.9・・・・・・ウィンドコンパレータ8・・・・・
・三角波生成回路 15.16・・・・・・補償回路 17・・・・・・プリドライブ回路 18モータドライブ回路
図における三角波生成回路の回路動作を説明するための
各部波形図、第3図はPWM動作による負荷の駆動方向
に対応した2つのパルス信号の生成動作を説明するため
の各部波形図、第4図(A>、(B)は電源電圧の変動
に対応して三角波の傾斜角及びピーク値を変化せしめる
動作を説明するための波形図、第5図はトランジスタの
tOFFディレ一時間に起因するドライブ段のパワート
ランジスタの同時ON防止回路の回路動作を説明するた
めの各部波形図、第6図はトランジスタのtOFFディ
レ一時間について説明するための図、第7図は同時ON
防止回路の他の実施例を示すブロック図、第8図は第7
図の回路動作を説明するための各部波形図、第9図は逆
起電力吸収用ダイオードでの逆起電力によるエネルギー
損失に起因するゲインの変化を示す図、第10図は逆起
電力吸収用ダイオードでの逆起電力にょるエネルギー損
失分を補償する補償回路の回路動作を説明するための波
形図、第11図はかかる補償回路の入出力特性を示す図
、第12図はかかる補償回路の他の実施例を示すブロッ
ク図、第13図はスイッチング駆動回路の基本形をを示
す回路図、第14図はかかる駆動回路の入出力特性を示
す図、第15図はそのゲイン特性を示す図、第16図は
かかる駆動回路の等価回路図、第17図は駆動パルスに
対する応答波形図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・第1の定電流源 2・・・・・・第2の定電流源 3.9・・・・・・ウィンドコンパレータ8・・・・・
・三角波生成回路 15.16・・・・・・補償回路 17・・・・・・プリドライブ回路 18モータドライブ回路
Claims (3)
- (1)逆起電力を吸収するための一方向性素子を有し、
所定のパルス信号に基づいて負荷をスイッチング駆動す
る駆動回路であって、前記所定のパルス信号を入力とし
このパルス信号のパルス幅を所定幅だけ拡大して前記負
荷の駆動パルス信号とする補償回路を備えたことを特徴
とするスイッチング駆動回路。 - (2)前記補償回路は、前記所定のパルス信号に応答し
てその発生時から消滅後所定時間だけ経過するまでの時
間のパルス幅を有するパルス信号を発生する手段からな
り、このパルス信号を前記駆動パルス信号とすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスイッチング駆
動回路。 - (3)前記補償回路は、前記所定のパルス信号に応答し
て一定のパルス幅を有するパルス信号を発生する手段と
、このパルス信号と前記所定のパルス信号とを2入力と
する論理和回路とからなり、前記論理和回路から出力さ
れるパルス信号を前記駆動パルス信号とすることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のスイッチング駆動回
路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60145080A JPS626529A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | スイツチング駆動回路 |
DE86305141T DE3689210T2 (de) | 1985-07-02 | 1986-07-02 | Pulsbreitenmodulationsansteuerschaltung. |
US06/881,540 US4823056A (en) | 1985-07-02 | 1986-07-02 | Pulse-width modulation drive circuit |
EP86305141A EP0208508B1 (en) | 1985-07-02 | 1986-07-02 | Pulse-width modulation drive circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60145080A JPS626529A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | スイツチング駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626529A true JPS626529A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15376920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60145080A Pending JPS626529A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | スイツチング駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626529A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7483250B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-01-27 | Hitachi, Ltd. | Drive circuit for switching device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5043416A (ja) * | 1973-08-22 | 1975-04-19 | ||
JPS58182483A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-25 | Hitachi Ltd | 電流増幅回路の特性補正方式 |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP60145080A patent/JPS626529A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5043416A (ja) * | 1973-08-22 | 1975-04-19 | ||
JPS58182483A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-25 | Hitachi Ltd | 電流増幅回路の特性補正方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7483250B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-01-27 | Hitachi, Ltd. | Drive circuit for switching device |
US7746614B2 (en) | 2003-06-10 | 2010-06-29 | Hitachi, Ltd. | Drive circuit for switching device |
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