JPS6264386A - 回転式電気かみそりの刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は回転式電気かみそりの刃に関する。

（背景技術） 従来、この種の刃において、内刃が回転すると遠心力が
内刃ブレードに働いて内刃ブレードが浮き上り、外刃と
の密着性が悪くなり切味が低下するという欠点があつ九
。

すなわち、第５図に示す工うに、内刃ブレード４の重心
Ｇと内刃押上バネ５の鉛直距離をｔ１回転時の遠心力４
ｗとすると、遠心力Ｗは内刃ブレード４の重心Ｇに働く
几め、回転モーメントｔＷが作用し内刃ブレード４が浮
き上り、内刃ブレード４の外周部と外刃１の内面との間
に隙間が生じて切味が急くなるといつｆｃ現象が６つ几
。この之め、内刃ブレード４を押上げる内刃押上バネ５
のバネ力を外周側と内周側とで変え、遠心力による悪影
響を解決しょうとしたが、結局バネ力のバラツキにより
内刃ブレードの浮き上りを確実に防止することができな
かった。

（発明の目的） 本発明は上記の点に鑑み提案され九もので、その目的と
するところハ、遠心力による内刃ブレードの浮き上ｖｋ
防止し、切味の良好な回転式電気かみそりの刃を提供す
ることにある。

（発明の開示） 以下、図面に沿って本発明を説Ｅ！Ａする。

第１図（イ）、（ロ）および第２図は本発明の第１実施
例を示すもので、１は球面状の外刃で、外周部に凹状屈
条部１ａが形成され、かつ略全面にわ几って多数の髭導
入孔１ｂが形成され、この外刃１は外刃フレーム２に固
定されている。ま几、３は内刃フレーム、４は内刃ブレ
ードで、この内刃ブレード４は内刃フレーム３に形成さ
れた押上バネ挿入窓３ａ内に自出端が位置する内刃押上
バネ５によって上方に押上げられ、外刃１内面と弾接さ
れる。なお、内刃押上バネ５の両端は内刃フレーム３０
裏側において固定されている。また、内刃フレーム３は
本体６側に設けられ几モータ７の回転軸と連結された駆
動軸８と連結され（ロ）転自在となっており、モータ７
を駆動する内刃ブレード４が外刃１に対し摺嵌し、髭導
入孔１ｂに入つ九髭を切断するように構成されている。

しかして、本発明においては、内刃ブレード４の重心Ｇ
と内刃押上バネ５の位置が水平の位置関係にある。換言
すると、内刃ブレード４の重心位置を辿りモータ７の回
転軸心に対し直交する線上に内刃押上バネ５が配置され
ている。

図中ａはモータ７の回転軸心に対し直交する線を示す。

このため、内刃ブレ・−ド４の重心Ｇと内刃押上バネ５
は水平位置関係にある。よって、回転時遠心力Ｗが作用
しても内刃ブレード４の重心Ｇと内刃押上バネ５の鉛直
距離がゼロのため回転モーメントはｏｘｗ＝ｏとなり内
刃ブレード４は浮き上ることはない。

第３図（イ）、呻〕および第４図は本発明の第２実施例
を示すもので、この実施例では内刃ブレード４の外周側
の１１１１壁４ａの上方角部をその角部と対応する形状
に形成されたＬ字状の内刃押上バネ５によって押上げた
ことに特ｆＬ全有している。すなわち、内刃ブレード４
の外周側の側壁４ａの角部に当接する内刃押上バネ５の
外側部５　ａ　ｋモータ回転軸心に対し下方に向って平
行方向に延出させ、内刃押上バネ５の外側部５ａの形状
を略り字状としたものである。なお、内刃ブレード４の
重心Ｇと内刃押上バネ５は水平位置関係にある点に前述
の実施例と同様である。

一般に、髭剃りをするべく、モータ７を駆動して内刃ブ
レード４を回転させつつ外刃１に摺接させると内刃押上
バネ５Ｖｉ少しの上下運動を行なうため、重心Ｇと内刃
押上バネ５の間に鉛直距離ムｔが発生することがあり、
回転モーメントＷΔｔが発生し少し内刃ブレード４が浮
き上る危険性がある。その場合、この実施例のように内
刃押上バネ５の外側部Ｓ　ａ　ｆ　Ｌ字状にすると内刃
押上バネ５と内刃ブレード４との接触長さが増し、接触
抵抗が増し回転モーメントＷ△ｔ２受は止めることがで
き、内刃ブレード４の浮き上りを防止できる。また、遠
心力Ｗによる内刃ブレード４の水平移動がＬ字状をなす
内刃押上バネ５の鉛直方向部分で止められる九め、移動
せず内刃ブレード４と外刃１の隙間は発生することはな
い。

なお、上記各実施例では重心の両側に押上バネを配設し
たものについて示したが、重心の片側でめっても良い。

また、内刃押上バネとじては板バネを用いた例を示した
が、このバネにのみ限定されるものでなく線バネであっ
ても良い。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、回転式電気かみそりの刃
において、内刃ブレードの重心位置を通シ、かつモータ
の回転軸心に対し直交する線上に前記内刃ブレードを押
上げる押上バネを配置したから、遠心力による内刃ブレ
ードの浮き上９を防止でき、常に外刃と内刃ブレードと
が密着し切味が良好である利点がある。

この場合、内刃押上バネのバネ力を内刃ブレードの外周
側と内周側とを支えたものに比し、バネ力のバラツキが
無関係になり、内刃ブレードの浮き上シが確実に防止で
き切味が艮い。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
、第１図（イ）は本発明にかかる刃ブロックの半断面図
、（ロ）は同上の内刃フレームに取付けられ九内刃プレ
・−ドと押上バネとの関係を示す刃ブロツク裏面図、第
２図は動作説明図、第３図（イ）、（ロ）および第４図
は不発明の第２実施例、第５図は従来例である０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転式電気かみそりの刃において、内刃ブレード
   の重心位置を通り、かつモータの回転軸心に対し直交す
   る線上に前記内刃ブレードを押上げる押上バネを配置し
   たことを特徴とする回転式電気かみそりの刃。
2. （２）内刃ブレードの外周側の側壁の角部に当接する押
   上バネの外側部を前記角部に対応して略Ｌ字状に形成し
   た特許請求の範囲第１項記載の回転式電気かみそりの刃
   。