JPS6264306A - 止具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はバンドの止具１袋物、ポケットの蓋の止具等に
最適な係脱操作の極めて容易な止具に関するものである
。

（従来技術） 従来バンド等の止具にはバンドの一端に設けた金具の枠
内に他端を通して鋸歯状の係止爪で係止したり、バンド
生地に開けた孔に金具の芯桿を挿入して係止する等の方
法で止着するようにしたものがあり、又面状ファスナー
を重ね合わされる生地部分の対向する面に固着して係止
するようにしたもの等がある。又、ポケットの上蓋の止
具等としては通常ボタンや面状ファスナーが用いられて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかし上記の止具はバンドの一端を止金の枠内に通した
上で孔に芯桿を挿入する等の操作が必要であり、二動作
となって面倒であった。そこで、これを改善して一動作
で係止するようにするため面状ファスナーにより４１ｊ
、−６するようにしたものがあるが、この場合には面状
ファスナー取付部を強く押付ける必要があった。又、面
状ファスナーが止具として用いられたポケットの上蓋の
場合も同様に押付ける必要があり。

バンドの場合は押付が充分でないと係止されずバンドが
外れる等して気付易いが、ポケットの上蓋は押付けが不
充分であって面状ファスナーの係止がなされていなくと
も気付難く、このため何かの弾みにポケットの中味が飛
び出すことがあった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の状況に鑑み、更に簡単な動作で係着され
、而も確実に係着するようにした止具とするために、互
に重合されるバンド、袋物等の生地５．５′の対向する
一方の面５ａに板状の磁石ｌと面状ファスナー３とが俳
号され、他方の面５’　ａには該磁石１に吸着する強磁
性板２と、該面状ファスナー３と対をなす面状ファスナ
ー４とが俳号されて、夫々％ｍ自在に係着されているよ
うに構成したものである。

（作用） 而して重合される生地５．５°の対向する面５ａ、５°
　ａには夫々永久磁石ｌと強磁性板２が止着されている
ので生地５．５°を重合するだけで互に吸着するので面
５ａ、５’　ａに止着された一対の面状ファスナー３．
４も押圧されて係着する。従って１手で押付けることな
く両生地５．５′の密着した状態が保持され、生地の面
に平行する方向に作用する力に対しても横ずれすること
がない。

又、永久磁石１と強磁性板２とが吸着する際に吸着音を
発するので吸着係合を視覚によらずに係着を知ることが
できる。

（実施例） 第１図は本発明の典型的な一実施例を示し、１は板状の
永久磁石で、方形をなし硬質磁性粉末を含有する軟質合
成樹脂又はゴムからなっており、３は面状ファスナーで
あり、互に重合されて係着されるバンドの一端の生地５
の面５ａの両側部分に一定の幅で縫着又は接着等により
止着され、その帯状に止着された面状ファスナー３．３
の中間に永久磁石１が＋１−：ｉされている。この場合
永久磁石ｌはバンド生地５に熱溶着され、又、永久磁石
１の高さは面状ファスナー３の高さよりαだけ低い高さ
とされている。これはキャッシュカード等の磁気記録カ
ードがその面を永久磁石ｌの吸着面に密着させて磁気記
録の破壊されるのを面状ファスナー３により橋渡し状に
、或は片支え状に支持して防止するようにするためであ
る。

４はバンドの他端の生地５′の面５°　ａの両側部分に
止着された前記の面状ファスナー３と同幅で、長さはそ
れよりも長尺の面状ファスナー４であり、２はその中間
に止着された強磁性板２であり、該強磁性板２は永久磁
石ｌよりも長尺とされており、永久磁石ｌの強磁性板２
との吸着位置を成る範囲ずらせることにより、バンドの
締具合を調節可能となっている。

尚、強磁性板２は鉄板からなり両端部に設けた係止爪を
生地５゛に刺挿して折曲止着しているが、強磁性板２を
永久磁石１と同様な素材で成形し生地５′に熱溶着して
もよい、この場合永久磁石１と強磁性板２共面状ファス
ナー３．４に追随して屈曲するので、特に曲面での係着
に好都合である。

更に永久磁石ｌは片面着磁されたものとなっており、片
面のみに磁力線が集中するようになっており吸着力が高
められている。

第３図は永久磁石１を硬質磁性粉末を含有する熱可塑性
合成樹脂より形成し、下面にＩＦ着用の突部ｌ゛を設け
、生地に取付孔を開けて該突部ｌ′を嵌入し、突出した
端部を熱カシメして止着するようにした実施例であり、
第４図は永久磁石１をフェライト焼結磁石等とし折曲脚
片６ａを有する板６を永久磁石１の周側を蔽うケース７
により磁石ｌと一体とし、生地の取付孔に前記折曲脚片
６ａを挿通して永久磁石１を生地５に折曲止着するよう
にしたものである。

（効果） 本発明に係る止具は互に重合される生地等の対向する一
方の面に板状の永久磁石と面状ファスナーとが俳号され
、他方の面には該永久磁石に吸着する強磁性板と、該面
状ファスナーと対をなす面状ファスナーとが俳号されて
夫々係脱自在に係着されているように構成されているの
で、生地等を重合させるだけで永久磁石と強磁性板が吸
着するので一対の面状ファスナーが互に押付けられて係
着する。従って重合された生地を特に押付けなくとも面
状ファスナーにより横ずれすることがなく、磁石の吸着
面に対する横ずれに弱い性質をカバーすると共に、磁石
と面状ファスナーによって係着が強化される。

又、永久磁石と強磁性板との吸着時に吸着音を発するの
で吸着が確認され、止具を不完全な係着状態で放置する
ことがなく安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の典型的な一実施例の側面図、第２図（
ａ）　、　（ｂ）その重合面の平面図、第３図、第４図
は永久磁石の実施例の断面図である。 ｌ・・・永久磁石、２・・・強磁性板、３・・・面状フ
ァスナー、５．５°・・・生地、５ａ、５ａ’　・・・
面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互に重合される生地等の対向する一方の面に板状の永久
   磁石と面状ファスナーとが併着され、他方の面には該永
   久磁石に吸着する強磁性板と、該面状ファスナーと対を
   なす面状ファスナーとが併着されて夫々係脱自在に係着
   されていることを特徴とする止具。