JPS626406Y2 - - Google Patents

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JPS626406Y2
JPS626406Y2 JP1980189639U JP18963980U JPS626406Y2 JP S626406 Y2 JPS626406 Y2 JP S626406Y2 JP 1980189639 U JP1980189639 U JP 1980189639U JP 18963980 U JP18963980 U JP 18963980U JP S626406 Y2 JPS626406 Y2 JP S626406Y2
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JP
Japan
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resin
microwave oven
container
food
utility
Prior art date
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JP1980189639U
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JPS57112603U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に電子レンジによる食品加熱に好適
な食品容器に関し、電子レンジ内において反射撹
乱されるマイクロ波が容器の底からも入り込める
ようにした、電子レンジによる加熱効率の優れた
電子レンジ用の食品容器を提供しようとして考案
したものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する
と、後で例示する耐熱性のある素材にて図示のよ
うな平面形状のほか、円形、楕円形、小判形、ひ
し形、四角形その他任意の平面形状にして例えば
比較的浅底に形成してなり、その底部1内方をや
や上げ底状に下方側より凹入形成するとともに、
該底部1の周縁1aの数個所を図のように上げ底
状の底部内方に連続して上方へ若干凹入せしめて
なるもので、2はその周縁1aの凹入部、3は凹
入部2以外の部分を示し、aは本考案に係る容器
を示す。
上記凹入部2の形態としては、図示のように比
較的緩やかな彎曲状に凹入したものが容器内の底
部1上の凹凸がなめらかで食品収納上より望まし
いが、これに限らず〓形や〓形等の角形状に凹入
形成することも可能であり、この場合角部にアー
ルをつけるとよい。
また凹入部2は底部周縁1aの複数個所に形成
するのがよく、特に図示のように容器形状に応じ
て各辺部中央等の四方あるいは三方等の等分方向
の個所その他バランスのとれた個所に形成するの
が好適である。即ちこの場合、電子レンジによる
加熱の際マイクロ波が底部1下方へ周囲から均等
に入り込む。
上記の容器aを構成する耐熱性のある素材とし
ては、食品を100℃〜110℃以上に加熱する必要の
ある容器の場合には、ポリプロピレン樹脂、特に
これに炭酸カルシウム等の無機粉末を50重量%程
度以下の範囲で添加した樹脂が好適であるが、
ABS樹脂等他の耐熱性のある特に無延伸の合成
樹脂を使用することもできる。この他紙製シート
にポリエステル樹脂やハイインパクトポリスチレ
ンをラミネートした素材を用いることもできる。
また食品を80℃前後に加熱するだけでよい容器の
場合には上記した素材のほかポリスチレン樹脂及
びこれと無水マレイン酸との共重合樹脂等を用い
ることができる。そして合成樹脂を素材とする容
器aは、素材樹脂による射出成形あるいは同素材
樹脂シートからのプレス成形、真空成形、絞り加
工等により形成することができ、通常非発泡にし
てその肉厚を0.5〜2.0mm程度に設定する。もちろ
ん上記素材樹脂を発泡成形したものあるいは発泡
シートにより成形したものにおいても実施可能
で、その場合肉厚を上記より厚くするとともに、
内外両面もしくは片面にハイインパクトポリスチ
レン等の耐熱性合成樹脂をラミネートしておくの
が好ましい。
本考案は上記のように構成されており、冷凍食
品その他の加熱するだけで食し得る食品を収納包
装しておき、これをそのまま電子レンジ内に入れ
て収納食品を加熱することのできる食品容器とし
て、あるいは各種食品を電子レンジで加熱する際
の食器に代る容器として使用するものである。
しかして本考案の容器aは、底部1内方を上げ
底状に形成するとともに底部周縁1aの数個所を
上方へ凹入せしめてなるので、電子レンジによる
食品加熱の際、容器aは電子レンジ内のテーブル
等の平面b上に前記底部周縁1aの凹入部2以外
の部分3が接した状態で載置され、底部1内方が
載置平面bより若干浮いた状態となるとともに底
部周縁1aも凹入部2により載置平面bとの間が
側方に開口した状態となる。本考案はこのように
底部1下方を側方に開口させているため、レンジ
内の上方より発振されかつフアン等により反射撹
乱されるマイクロ波が前記凹入部2の部分から上
げ底状の底部1下方へ入り込みかつ比較的肉薄の
底部1を透過して殆んどその電磁エネルギーを減
衰することなく容器a内の収納食品に達すること
ができ、その結果収納食品はマイクロ波の電磁エ
ネルギーを底部側からも存分に吸収して全体が略
万遍に効率よく加熱されることになる。例えば、
底部全面が載置平面上に接する容器であると、マ
イクロ波の電磁エネルギーを上方もしくは側方か
らしか吸収できず、また底部内方が上げ底状であ
つても脚部となる底部周縁の突部が全周にわたつ
て載置平面上に接する容器であると、マイクロ波
が底部周縁を通過してさらに底部を通過すること
になり、それだけ多くの容器材料を通過するた
め、この通過の際にマイクロ波の電磁エネルギー
の一部が失われ、従つて何れも収納食品の底部側
中央ほど加熱され難く、加熱時間がそれだけ長く
かかり加熱むらが生じることになるが、本考案の
場合は上記したように底部側からのマイクロ波の
電磁エネルギーを効率よく吸収できるので、収納
食品の全体をむらなく短時間で能率よく加熱でき
ることになる。
このように本考案は食品を電子レンジで加熱す
る場合の容器として特に高効率で良好な食品加熱
を行なえる非常に好適なものであり、延いては電
子レンジによる電力消費の節減をも図ることがで
きるきわめて実用的なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は斜視図、第2図は前図−線における断面
図、第3図は使用状態を示す断面図である。 a……容器、1……底部、1a……底部周縁、
2……凹入部、3……凹入部以外の部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 耐熱性素材により形成してなり、底部内方を
    上げ底状に形成するとともに、底部周縁の数個
    所を上方へ凹入せしめてなることを特徴とする
    電子レンジ用の食品容器。 2 底部周縁の数個所が上方へ彎曲状に凹入せし
    められてなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電子レンジ用の食品容器。 3 底部周縁の二方以上の複数個所が上方へ凹入
    せしめられてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の電子レンジ用の食品容
    器。 4 耐熱性素材が、ポリプロピレン樹脂もしくは
    これに炭酸カルシウム等の無機粉末を添加した
    もの、あるいはポリエチレン樹脂、ポリスチレ
    ン樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂、あるいは紙
    にポリエステル樹脂をラミネートした素材その
    他よりなる実用新案登録請求の範囲第1項、第
    2項または第3項のいずれかに記載の電子レン
    ジ用の食品容器。
JP1980189639U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS626406Y2 (ja)

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JP1980189639U JPS626406Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JP1980189639U JPS626406Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS57112603U JPS57112603U (ja) 1982-07-12
JPS626406Y2 true JPS626406Y2 (ja) 1987-02-14

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ID=29993800

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026835U (ja) * 1983-07-29 1985-02-23 積水化成品工業株式会社 食品容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114124U (ja) * 1974-07-19 1976-02-02
JPS5362264A (en) * 1976-11-15 1978-06-03 Teckton Inc Method of heating frozen foods and apparatus therefor
JPS55126063A (en) * 1979-03-16 1980-09-29 Seiferth Oskar E Food container for microwave cooking

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JPS5644706Y2 (ja) * 1973-10-09 1981-10-19
JPS516550U (ja) * 1974-07-01 1976-01-17
JPS5812768Y2 (ja) * 1978-12-26 1983-03-11 積水化成品工業株式会社 食品容器

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JPS57112603U (ja) 1982-07-12

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