JPH0439189Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439189Y2 JPH0439189Y2 JP15194386U JP15194386U JPH0439189Y2 JP H0439189 Y2 JPH0439189 Y2 JP H0439189Y2 JP 15194386 U JP15194386 U JP 15194386U JP 15194386 U JP15194386 U JP 15194386U JP H0439189 Y2 JPH0439189 Y2 JP H0439189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food packaging
- food
- carton
- microwave
- packaging carton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 34
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 22
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 22
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 2
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- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 claims description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
Description
考案の目的
本考案は、電子レンジ加熱台を兼ねた食品包装
カートンに関する。
カートンに関する。
電子レンジで、たとえばピザ、ギヨウザ、シユ
ウマイ、お好み焼、パン、ハンバーグなどの食品
を加熱調理する場合、食品を入れた容器ごと加熱
調理できると便利である。この目的で、使い捨て
の厚紙製の食品包装カートンが用いられている。 これらの食品のうち、とくに通常の調理法に従
えば鍋で焼くものは、食品の下側を強く加熱し
て、鍋での加熱に似たぱりつとした歯ごたえを出
すことが好ましい。そのような要望にこたえて、
マイクロウエーブ吸収発熱体が利用されている。 現在、使用されているこの種の食品包装カート
ンとして下記のものがある。 そのひとつは、通気孔をそなえ、マイクロ波反
射部分を有する外部パツケージと、その内部でマ
イクロ波を吸収して熱に変える食品支持手段を設
けた厚紙製のトレーとを組み合わせた食品包装カ
ートンである（特開昭60−58357号）。このカート
ンは内外２重の容器からなるため、充填包装に手
間がかかるし、包装材料費が嵩む。 いまひとつは、外部パツケージが加熱スタンド
を兼ね、これにマイクロ波相互作用層（発熱体）
を設けた厚紙製のトレーを組み合わせた食品包装
カートンである（特開昭61−69575号）。 このカートンも、上記のものと同じ難点があ
る。
ウマイ、お好み焼、パン、ハンバーグなどの食品
を加熱調理する場合、食品を入れた容器ごと加熱
調理できると便利である。この目的で、使い捨て
の厚紙製の食品包装カートンが用いられている。 これらの食品のうち、とくに通常の調理法に従
えば鍋で焼くものは、食品の下側を強く加熱し
て、鍋での加熱に似たぱりつとした歯ごたえを出
すことが好ましい。そのような要望にこたえて、
マイクロウエーブ吸収発熱体が利用されている。 現在、使用されているこの種の食品包装カート
ンとして下記のものがある。 そのひとつは、通気孔をそなえ、マイクロ波反
射部分を有する外部パツケージと、その内部でマ
イクロ波を吸収して熱に変える食品支持手段を設
けた厚紙製のトレーとを組み合わせた食品包装カ
ートンである（特開昭60−58357号）。このカート
ンは内外２重の容器からなるため、充填包装に手
間がかかるし、包装材料費が嵩む。 いまひとつは、外部パツケージが加熱スタンド
を兼ね、これにマイクロ波相互作用層（発熱体）
を設けた厚紙製のトレーを組み合わせた食品包装
カートンである（特開昭61−69575号）。 このカートンも、上記のものと同じ難点があ
る。
本考案の目的は、上記した従来技術がもたらす
利益、すなわち食品の下側を強く加熱して、ぱり
つとした歯ごたえを有するように調理できるとい
う機能を生かした上で、充填包装に手間がかから
ず、かつ包装材料の消費が少なく、コストが安い
食品包装カートンを提供することにある。 考案の構成
利益、すなわち食品の下側を強く加熱して、ぱり
つとした歯ごたえを有するように調理できるとい
う機能を生かした上で、充填包装に手間がかから
ず、かつ包装材料の消費が少なく、コストが安い
食品包装カートンを提供することにある。 考案の構成
本考案の電子レンジ加熱台を兼ねた食品包装カ
ートンは、第１図ないし第３図に示すように、前
面１、上面２、後面３、下面４および両側面５か
らなり、高さが１〜４cmの厚紙製の食品包装カー
トンにおいて、前面１は表側片１Ａおよび裏側片
１Ｂを重ね合わせてなり、表側片1Aを左右に走
りその両端から上面２の両側縁近くを通つて後面
３の高さの半分の位置まで切り開ける形状のミシ
ン目７を入れ、かつ上面２の裏側にマイクロウエ
ーブ吸収発熱体８を設けたことを特徴とする。 マイクロウエーブ吸収発熱体の材料としては、
ポリエステルフイルム上にアルミニウム蒸着を施
したものなどを使用するとよく、これをとりつけ
るには、接着剤を用いればよい。 ミシン目により切り開かれる表側片１Ａには、
図示したようにタブ９をそなえ、裏側片１Ｂのこ
れに対応する位置に、タブ挿入用の切り込み１０
を設けることが推奨される。
ートンは、第１図ないし第３図に示すように、前
面１、上面２、後面３、下面４および両側面５か
らなり、高さが１〜４cmの厚紙製の食品包装カー
トンにおいて、前面１は表側片１Ａおよび裏側片
１Ｂを重ね合わせてなり、表側片1Aを左右に走
りその両端から上面２の両側縁近くを通つて後面
３の高さの半分の位置まで切り開ける形状のミシ
ン目７を入れ、かつ上面２の裏側にマイクロウエ
ーブ吸収発熱体８を設けたことを特徴とする。 マイクロウエーブ吸収発熱体の材料としては、
ポリエステルフイルム上にアルミニウム蒸着を施
したものなどを使用するとよく、これをとりつけ
るには、接着剤を用いればよい。 ミシン目により切り開かれる表側片１Ａには、
図示したようにタブ９をそなえ、裏側片１Ｂのこ
れに対応する位置に、タブ挿入用の切り込み１０
を設けることが推奨される。
本考案の食品包装カートンを使用するには、第
２図に示すように、前面から、タブ９があるとき
はそれを引つ張つて、ミシン目７に沿つてカート
ンを開封する。そうすると、第３図に示すよう
に、後面３の高さの半分まで切り開かれマイクロ
ウエーブ吸収発熱体８を有する上敷１１が形成さ
れる。このカートンから食品１２を取り出し、第
４図に示すように、上敷１１を下面４上に重ね合
わせ、タブ９があるときはそれをタブ挿入用の切
り込み１０に入れると、電子レンジ加熱台が形成
される。この加熱台のマイクロウエーブ吸収発熱
体８上に食品１２をのせ、電子レンジに入れて加
熱する。 現在、電子レンジに使用されているマイクロウ
エーブは2450MHz、波長12cmである。従つて、電
子レンジ内でマイクロウエーブによる加熱が最も
強く行なわれるのは底面から約３cm（1/4波長）
の位置であり、次は約９cm（3/4波長）の位置で
ある。 加熱台すなわちカートンは、高さが１〜４cmの
範囲にあるから、マイクロウエーブ吸収発熱体８
およびその上にのせた食品１２は、上記したマイ
クロウエーブによる加熱効果が最も高い底面から
３cmの近辺に位置することになる。従つて、食品
自体の、つまり内部からの加熱が効率的に行なわ
れるとともに、マイクロウエーブ吸収発熱体の温
度も高くなつて、食品の下側をとりわけ強く加熱
するという目的も達することができる。 考案の効果 本考案の食品包装カートンを用いれば、食品を
効率的に温めることができる、しかも食品の下側
をより強く加熱してぱりつとした歯ごたえを有す
るように調理ができるという、従来技術の効果を
享受できる。 その上で、このカートンは内外二重ではなく、
単なる扁平な箱であるから充填包装に手間がかか
らず、消費する包装材料も少なく、資源の節約が
でき、包装コストが安くてすむ。 従つてこのカートンは、ピザ、ギヨウザ、シユ
ウマイ、お好み焼、パン、ハンバーグなどの包装
用に最適である。
２図に示すように、前面から、タブ９があるとき
はそれを引つ張つて、ミシン目７に沿つてカート
ンを開封する。そうすると、第３図に示すよう
に、後面３の高さの半分まで切り開かれマイクロ
ウエーブ吸収発熱体８を有する上敷１１が形成さ
れる。このカートンから食品１２を取り出し、第
４図に示すように、上敷１１を下面４上に重ね合
わせ、タブ９があるときはそれをタブ挿入用の切
り込み１０に入れると、電子レンジ加熱台が形成
される。この加熱台のマイクロウエーブ吸収発熱
体８上に食品１２をのせ、電子レンジに入れて加
熱する。 現在、電子レンジに使用されているマイクロウ
エーブは2450MHz、波長12cmである。従つて、電
子レンジ内でマイクロウエーブによる加熱が最も
強く行なわれるのは底面から約３cm（1/4波長）
の位置であり、次は約９cm（3/4波長）の位置で
ある。 加熱台すなわちカートンは、高さが１〜４cmの
範囲にあるから、マイクロウエーブ吸収発熱体８
およびその上にのせた食品１２は、上記したマイ
クロウエーブによる加熱効果が最も高い底面から
３cmの近辺に位置することになる。従つて、食品
自体の、つまり内部からの加熱が効率的に行なわ
れるとともに、マイクロウエーブ吸収発熱体の温
度も高くなつて、食品の下側をとりわけ強く加熱
するという目的も達することができる。 考案の効果 本考案の食品包装カートンを用いれば、食品を
効率的に温めることができる、しかも食品の下側
をより強く加熱してぱりつとした歯ごたえを有す
るように調理ができるという、従来技術の効果を
享受できる。 その上で、このカートンは内外二重ではなく、
単なる扁平な箱であるから充填包装に手間がかか
らず、消費する包装材料も少なく、資源の節約が
でき、包装コストが安くてすむ。 従つてこのカートンは、ピザ、ギヨウザ、シユ
ウマイ、お好み焼、パン、ハンバーグなどの包装
用に最適である。
第１図は、本考案の食品包装カートンの構造の
一例を示す展開図である。第２図は、第１図の食
品包装カートンを組み立てたところを示す斜視図
である。第３図は、第２図に示す食品包装カート
ンを開封したところを示す斜視図である。第４図
は、第２図に示す食品包装カートンを使用して電
子レンジ加熱台を形成し、その上に食品をのせた
ところを示す斜視図である。 １……前面、１Ａ……表側片、１Ｂ……裏側
片、２……上面、３……後面、４……下面、５…
…側面、７……ミシン目、８……マイクロウエー
ブ吸収発熱体、９……タブ、１０……タブ挿入用
の切り込み、１１……上敷、１２……食品、IR
……赤外線。
一例を示す展開図である。第２図は、第１図の食
品包装カートンを組み立てたところを示す斜視図
である。第３図は、第２図に示す食品包装カート
ンを開封したところを示す斜視図である。第４図
は、第２図に示す食品包装カートンを使用して電
子レンジ加熱台を形成し、その上に食品をのせた
ところを示す斜視図である。 １……前面、１Ａ……表側片、１Ｂ……裏側
片、２……上面、３……後面、４……下面、５…
…側面、７……ミシン目、８……マイクロウエー
ブ吸収発熱体、９……タブ、１０……タブ挿入用
の切り込み、１１……上敷、１２……食品、IR
……赤外線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前面１、上面２、後面３、下面４および両側
面５からなり、高さが１〜４cmの厚紙製の食品
包装カートンにおいて、前面１は表側片１Ａお
よび裏側片１Ｂを重ね合わせてなり、表側片
1Aを左右に走りその両端から上面２の両側縁
近くを通つて後面３の高さの半分の位置まで切
り開ける形状のミシン目７を入れ、かつ上面２
の裏側にマイクロウエーブ吸収発熱体８を設け
たことを特徴とする電子レンジ加熱台を兼ねた
食品包装カートン。 (2) マイクロウエーブ吸収発熱体の材料として、
ポリエステルフイルム上にアルミニウム蒸着を
施したものなどを使用した実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の食品包装カートン。 (3) ミシン目により切り開かれる表側片１Ａがタ
ブ９をそなえ、裏側片１Ｂのこれに対応する位
置にタブ挿入用の切り込み１０を設けた実用新
案登録請求の範囲第１項の食品包装カートン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15194386U JPH0439189Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15194386U JPH0439189Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357273U JPS6357273U (ja) | 1988-04-16 |
| JPH0439189Y2 true JPH0439189Y2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31069470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15194386U Expired JPH0439189Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439189Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4668464B2 (ja) * | 2001-06-18 | 2011-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 電子レンジ用カートン |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP15194386U patent/JPH0439189Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6357273U (ja) | 1988-04-16 |
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