JPS626328B2 - - Google Patents
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- JPS626328B2 JPS626328B2 JP57062662A JP6266282A JPS626328B2 JP S626328 B2 JPS626328 B2 JP S626328B2 JP 57062662 A JP57062662 A JP 57062662A JP 6266282 A JP6266282 A JP 6266282A JP S626328 B2 JPS626328 B2 JP S626328B2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 13
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J9/00—Hammer-impression mechanisms
- B41J9/44—Control for hammer-impression mechanisms
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H47/00—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
- H01H47/22—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
- H01H47/32—Energising current supplied by semiconductor device
- H01H47/325—Energising current supplied by semiconductor device by switching regulator
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Impact Printers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は電磁アクチユエータに関し、特に印刷
ハンマ等に使用される電磁アクチユエータに一定
のエネルギを供給する駆動回路に関する。
ハンマ等に使用される電磁アクチユエータに一定
のエネルギを供給する駆動回路に関する。
技術背景
印刷ハンマを作動するのに特に適する電磁アク
チユエータの制御は大変重要である。印刷のよう
な仕事を行なうのにコイルの付勢を利用する場合
には、コイルが付勢される毎にそのコイルに同じ
エネルギ総量を与えられるのが非常に望ましい。
この事はハンマが印刷媒体を一定の力で衝撃する
のを保証する。或る種の印刷ハンマ制御系ではハ
ンマ駆動器をいつも同じ期間作動することが望ま
しく又必要でもある。また印刷時に使用される用
紙の厚さが様々であることを考慮に入れてエネル
ギレベルを容易に調整できる事が望ましい。正確
なハンマ制御を得るために従来技法でも多くの技
法が使用されてきた。本願の関連出願に印刷ハン
マの種々の駆動回路を示す従来技法を説明した。
またその関連出願では、チヨツプ回路の比較器へ
の閾値信号を与えるのに使用される基準電圧を調
整することによつて駆動電圧の変動が補償され
る。その駆動回路は一定の動作期間にわたつてコ
イルを付勢する。作動期間中の初期の期間に、電
源の大きさに依存して電流が急速に増加する。電
磁コイル中の電流は、供給電圧と、インダクタン
スや抵抗のような種々の回路動作パラメータとに
依存する割合で所定の値まで急速に増加する。チ
ヨツプ回路は、電圧及び回路パラメータが変わる
のに応じて変り得るよう立上り期間の終りに働ら
くようになる。その関連出願は、立上り期間中、
ハンマに与えられるエネルギ量の変化を補償する
ようチヨツプ速度を調整する。或る種の応用例、
特に非常に短い動作期間が必要な応用例の場合、
供給電圧の変動を補償するよう基準電圧を調整す
るのが常にできるとは限らない。
チユエータの制御は大変重要である。印刷のよう
な仕事を行なうのにコイルの付勢を利用する場合
には、コイルが付勢される毎にそのコイルに同じ
エネルギ総量を与えられるのが非常に望ましい。
この事はハンマが印刷媒体を一定の力で衝撃する
のを保証する。或る種の印刷ハンマ制御系ではハ
ンマ駆動器をいつも同じ期間作動することが望ま
しく又必要でもある。また印刷時に使用される用
紙の厚さが様々であることを考慮に入れてエネル
ギレベルを容易に調整できる事が望ましい。正確
なハンマ制御を得るために従来技法でも多くの技
法が使用されてきた。本願の関連出願に印刷ハン
マの種々の駆動回路を示す従来技法を説明した。
またその関連出願では、チヨツプ回路の比較器へ
の閾値信号を与えるのに使用される基準電圧を調
整することによつて駆動電圧の変動が補償され
る。その駆動回路は一定の動作期間にわたつてコ
イルを付勢する。作動期間中の初期の期間に、電
源の大きさに依存して電流が急速に増加する。電
磁コイル中の電流は、供給電圧と、インダクタン
スや抵抗のような種々の回路動作パラメータとに
依存する割合で所定の値まで急速に増加する。チ
ヨツプ回路は、電圧及び回路パラメータが変わる
のに応じて変り得るよう立上り期間の終りに働ら
くようになる。その関連出願は、立上り期間中、
ハンマに与えられるエネルギ量の変化を補償する
ようチヨツプ速度を調整する。或る種の応用例、
特に非常に短い動作期間が必要な応用例の場合、
供給電圧の変動を補償するよう基準電圧を調整す
るのが常にできるとは限らない。
IBM Technical Disclosure Bulletinの第15巻
第9号、1973年2月発行の第2695頁及び第2696頁
には、モータの電流をプログラムするためのチヨ
ツモチータ駆動回路及び波形発生器を用いたDC
モータ・トルク制御装置が開示されている。
第9号、1973年2月発行の第2695頁及び第2696頁
には、モータの電流をプログラムするためのチヨ
ツモチータ駆動回路及び波形発生器を用いたDC
モータ・トルク制御装置が開示されている。
またIBM Technical Disclosure Bulletinの第
23巻第10号、1981年3月発行の第4805頁乃至第
4808頁には、衝撃型プリンタ・ハンマ用の総エネ
ルギ量可変の付勢制御装置が開示されている。こ
れは、マイクロプロセツサの制御下の波形発生器
が作動増幅器に特別仕立ての波形を供給するもの
で、コイル回路中のトランジスタに該作動増幅器
がバイアスを与え、これによつてコイル中の電流
が上記の特別仕立ての波形の外形に従うようにし
たものである。チヨツプ回路は使用されない。
23巻第10号、1981年3月発行の第4805頁乃至第
4808頁には、衝撃型プリンタ・ハンマ用の総エネ
ルギ量可変の付勢制御装置が開示されている。こ
れは、マイクロプロセツサの制御下の波形発生器
が作動増幅器に特別仕立ての波形を供給するもの
で、コイル回路中のトランジスタに該作動増幅器
がバイアスを与え、これによつてコイル中の電流
が上記の特別仕立ての波形の外形に従うようにし
たものである。チヨツプ回路は使用されない。
発明の概要
本発明によれば、電磁アクチユエータのコイル
に供給される一定の総エネルギ量が、その一定の
動作期間のうちの立上り期間中並びに安定状態中
即ちその一定の動作期間のうちの残りの期間中の
両方の間制御されるような定エネルギ駆動回路が
提供される。基本的には、この駆動回路は、動作
期間の異なる期間中、2個のチヨツプ回路が個別
に動作するよう相互作用乃至相互結合されたもの
を使用する。第1のチヨツプ回路は、立上り期間
中に動作し、コイル中の電流が立上り期間の終り
に常に同じピーク電流レベルまで、制御された速
度で立上るようにする。第2のチヨツプ回路は、
立上り期間の終りに所定のピーク電流レベルに応
答して作用することになり、その動作期間の残り
の期間中、所定の平均値でそのコイルの電流を維
持するよう動作する。そのコイルがアクチユエー
タを作動するよう付勢される度毎に総エネルギを
一定値に制御するようこの2個の相互作用するチ
ヨツプ回路が協働する。従つて印刷媒体を活字に
向かつて打撃するのに常に一定の力が配されるよ
う印刷ハンマを作動することができる。更に、
種々の厚さの印刷用紙を使用するためにエネルギ
を所定量より多くの又は少なく供給できるようそ
の平均レベルを調整する手段が設けられ得る。
に供給される一定の総エネルギ量が、その一定の
動作期間のうちの立上り期間中並びに安定状態中
即ちその一定の動作期間のうちの残りの期間中の
両方の間制御されるような定エネルギ駆動回路が
提供される。基本的には、この駆動回路は、動作
期間の異なる期間中、2個のチヨツプ回路が個別
に動作するよう相互作用乃至相互結合されたもの
を使用する。第1のチヨツプ回路は、立上り期間
中に動作し、コイル中の電流が立上り期間の終り
に常に同じピーク電流レベルまで、制御された速
度で立上るようにする。第2のチヨツプ回路は、
立上り期間の終りに所定のピーク電流レベルに応
答して作用することになり、その動作期間の残り
の期間中、所定の平均値でそのコイルの電流を維
持するよう動作する。そのコイルがアクチユエー
タを作動するよう付勢される度毎に総エネルギを
一定値に制御するようこの2個の相互作用するチ
ヨツプ回路が協働する。従つて印刷媒体を活字に
向かつて打撃するのに常に一定の力が配されるよ
う印刷ハンマを作動することができる。更に、
種々の厚さの印刷用紙を使用するためにエネルギ
を所定量より多くの又は少なく供給できるようそ
の平均レベルを調整する手段が設けられ得る。
実施例の説明
第1図に示すように、印刷ハンマ等の為の電磁
アクチユエータのコイル10は、(第1)スイツ
チ・トランジスタ11及び感知抵抗12に、該ス
イツチ・トランジスタ11のエミツタが正の供給
電圧+V1に、また感知抵抗12がアースに接続
されるという態様で直列回路として接続される。
スイツチ・トランジスタ11のベースは、スイツ
チ動作の為に抵抗13を介して第2スイツチ・ト
ランジスタ14のコレクタに接続される。第2ス
イツチ・トランジスタ14のエミツタはアースさ
れ、またそのベースは接続点15のところでイン
バータ16を介して入力端子17に接続され、プ
リンタ制御装置のような外部源からの負になるオ
ン切換信号を受取る。接続点15及びバイアス電
圧+Vに接続された抵抗18は第2スイツチ・ト
ランジスタ14の為のスイツチ電圧レベルを設定
する。
アクチユエータのコイル10は、(第1)スイツ
チ・トランジスタ11及び感知抵抗12に、該ス
イツチ・トランジスタ11のエミツタが正の供給
電圧+V1に、また感知抵抗12がアースに接続
されるという態様で直列回路として接続される。
スイツチ・トランジスタ11のベースは、スイツ
チ動作の為に抵抗13を介して第2スイツチ・ト
ランジスタ14のコレクタに接続される。第2ス
イツチ・トランジスタ14のエミツタはアースさ
れ、またそのベースは接続点15のところでイン
バータ16を介して入力端子17に接続され、プ
リンタ制御装置のような外部源からの負になるオ
ン切換信号を受取る。接続点15及びバイアス電
圧+Vに接続された抵抗18は第2スイツチ・ト
ランジスタ14の為のスイツチ電圧レベルを設定
する。
本発明によれば、入力である「オン切換」信号
が端子17に与えられるとき一定の動作期間中、
コイル10及び感知抵抗12中の電流の流れを制
御する2個のチヨツプ回路が設けられる。第1の
チヨツプ回路は、感知抵抗12のコイル側に接続
点20のところでマイナス入力を結合させた比較
器19を含む。比較器19のプラス入力は、コン
デンサ22及び抵抗23を端子24のところで一
定の基準電圧VRに接続させたRC回路の接続点2
1に接続される。接続点21はまたトランジスタ
25のコレクタに接続される。トランジスタ25
のエミツタはアースされ、そのベースは入力端子
17に接続される。トランジスタ25はその入力
信号に反転させ、これによつてRC回路により発
生される基準電圧波形を、感知抵抗12による降
下電圧と比較する為の比較器19のプラス入力に
与えるのを制御する。端子17のところの入力信
号が高レベル(0ではない負の電位)のとき、ト
ランジスタ25は導通(閉)となり、これによつ
てRC回路の接続点21をアース電位にする。コ
ンデンサ22が帯電されず、零電位が比較器19
のプラス入力に与えられる。端子17のところの
入力信号が低レベル、即ち零になると、トランジ
スタ25が非導通(開)になり、接続点21をア
ースから切離し、コンデンサ22を抵抗23と直
列に接続する。コンデンサ22はこれによつて
RCの値及び電圧VRに依存する速度で帯電し始め
る。尚、電圧VRは比較器19の入力に基準波形
として与えられるような、接続点21のところの
対応する電圧を発生する。端子17に与えられる
信号の一定の動作期間のうちの立上り期間中、第
2スイツチ・トランジスタ14がインバータ16
からの高レベル信号で導通されるときスイツチ用
のトランジスタ14及び11の為のサイクル信号
を与えるよう比較器19の出力が接続点15に接
続される。
が端子17に与えられるとき一定の動作期間中、
コイル10及び感知抵抗12中の電流の流れを制
御する2個のチヨツプ回路が設けられる。第1の
チヨツプ回路は、感知抵抗12のコイル側に接続
点20のところでマイナス入力を結合させた比較
器19を含む。比較器19のプラス入力は、コン
デンサ22及び抵抗23を端子24のところで一
定の基準電圧VRに接続させたRC回路の接続点2
1に接続される。接続点21はまたトランジスタ
25のコレクタに接続される。トランジスタ25
のエミツタはアースされ、そのベースは入力端子
17に接続される。トランジスタ25はその入力
信号に反転させ、これによつてRC回路により発
生される基準電圧波形を、感知抵抗12による降
下電圧と比較する為の比較器19のプラス入力に
与えるのを制御する。端子17のところの入力信
号が高レベル(0ではない負の電位)のとき、ト
ランジスタ25は導通(閉)となり、これによつ
てRC回路の接続点21をアース電位にする。コ
ンデンサ22が帯電されず、零電位が比較器19
のプラス入力に与えられる。端子17のところの
入力信号が低レベル、即ち零になると、トランジ
スタ25が非導通(開)になり、接続点21をア
ースから切離し、コンデンサ22を抵抗23と直
列に接続する。コンデンサ22はこれによつて
RCの値及び電圧VRに依存する速度で帯電し始め
る。尚、電圧VRは比較器19の入力に基準波形
として与えられるような、接続点21のところの
対応する電圧を発生する。端子17に与えられる
信号の一定の動作期間のうちの立上り期間中、第
2スイツチ・トランジスタ14がインバータ16
からの高レベル信号で導通されるときスイツチ用
のトランジスタ14及び11の為のサイクル信号
を与えるよう比較器19の出力が接続点15に接
続される。
本発明を実施する際、RC時定数の値はコイル
10に与えられるエネルギが一定の立上り期間に
わたつて一定量になるよう選択される。コイル回
路及び電力源のパラメータの変動が周囲の状況を
変えることによつて生じるか否かに拘らず上記の
ことが得られることが、本発明では基本である。
上記のことを得るためには、抵抗23及びコンデ
ンサ22の為のRC時定数の値がコイル10の最
大インダクタンスLmax及び最少抵抗Rminの比に
等しくされる。
10に与えられるエネルギが一定の立上り期間に
わたつて一定量になるよう選択される。コイル回
路及び電力源のパラメータの変動が周囲の状況を
変えることによつて生じるか否かに拘らず上記の
ことが得られることが、本発明では基本である。
上記のことを得るためには、抵抗23及びコンデ
ンサ22の為のRC時定数の値がコイル10の最
大インダクタンスLmax及び最少抵抗Rminの比に
等しくされる。
RC=Lmax/Rmin
上式のRC時定数は、コイル10の最悪の場合
の時定数の負荷を表わす。従つて本発明によれ
ば、コイル10の立上り電流は、どのような場合
でもまたどのように負荷パラメータが変動して
も、この最小の速度よりは増すよう制御される。
その結果、コイル10は接続点21のところで
RC回路により比較器19へ与えられる波形電圧
の指数関数的曲線に常時追従する能力がある。
の時定数の負荷を表わす。従つて本発明によれ
ば、コイル10の立上り電流は、どのような場合
でもまたどのように負荷パラメータが変動して
も、この最小の速度よりは増すよう制御される。
その結果、コイル10は接続点21のところで
RC回路により比較器19へ与えられる波形電圧
の指数関数的曲線に常時追従する能力がある。
本発明を実施するのに使用される回路パラメー
タの1例は下記の通りである。
タの1例は下記の通りである。
抵抗23=51KΩ
コンデンサ22=0.027μF
Rmin(コイル10)=1.3Ω
Lmax(コイル10)=5mH
VR=15V
+V1=60V
+V=5V
比較器19は「National Semiconductor
Linear Databook」に記され、ナシヨナル・セミ
コンダクタ社で製造されるLM339という型の回
路であつても良い。このような回路は、±10mV
の範囲にわたつてそれを切換えさせる20mVの内
部ヒステリシスをもたせる(それをシユミツト・
トリガのように高レベルにつなげることにより)
よう構成される。
Linear Databook」に記され、ナシヨナル・セミ
コンダクタ社で製造されるLM339という型の回
路であつても良い。このような回路は、±10mV
の範囲にわたつてそれを切換えさせる20mVの内
部ヒステリシスをもたせる(それをシユミツト・
トリガのように高レベルにつなげることにより)
よう構成される。
第2のチヨツプ回路は、感知抵抗12のコイル
側に接続点20のところで比較器19のマイナス
入力との接続線とともに共通接続される比較器2
6のプラス端子を含む。斯してコイル10及び抵
抗12より成るコイル回路中の電流を表わす電圧
を、両比較器19及び26は受けることになる。
比較器26のマイナス入力は、アースにつながる
抵抗28及び抵抗29,30から成る抵抗回路網
の接続点27に接続される。比較器26の出力は
トランジスタ31のベースに接続される。トラン
ジスタ31のエミツタはアースに、またそのコレ
クタは接続点15に接続される。トランジスタ3
1は比較器26から発生されるサイクル信号のイ
ンバータとして基本的には動作する。抵抗32は
接続点33のところで比較器26の出力に、また
バイアス電圧+Vにも接続され、トランジスタ3
1の為のゲートレベルを制御する。コイル10及
び感知抵抗12の電流レベルを表わす電流感知信
号は、感知抵抗12による降下電圧の大きさに依
存する。この降下電圧は、最初に第2スイツチ・
トランジスタ14によつてトランジスタ11が導
通にされるとき、コイル10から感知抵抗12を
介してアースへ流れる電流に正比例し、その後ト
ランジスタ14が非導通にされ、コイル10から
逆向きの電流がブロツク用ダイオード35を介し
てアースに流れるときの電流に正比例する。前述
の関連出願で説明したように基準信号は、コイル
10に流れる高低2つの電流レベルに対応する接
続点27のところの2つの閾値電圧である。これ
らの電圧は抵抗28,29及び30より成る抵抗
回路網の組合せ抵抗により生じる電圧降下と端子
24に与えられる一定の基準電圧VRとによつて
決まる。抵抗28及び29は、VRからアースへ
の電圧を決める分圧器として基本的には働らく。
抵抗30は比較器26からの帰還回路の一部であ
る分岐抵抗であり、それを含めた抵抗回路網の全
抵抗を上下させ接続点27のところの基準電圧を
これに従つて比較器26のマイナス入力のところ
の電圧レベルをため高レベルと低レベルとの間で
周期的に変わるようにする。具体的には、分岐抵
抗30は閾値スイツチ・トランジスタ34のコレ
クタに直列に接続される。該トランジスタ34の
エミツタはアースされ、そのベースは比較器26
の出力のところの接続点33に接続される。接続
点33のところの比較器26からのサイクル信号
は、トランジスタ34を切換え、これによつて高
レベルと低レベルとの間で上記の回路網の抵抗が
周期的に変るよう抵抗30を周期的にアースす
る。この結果、接続点27のところの比較器26
のマイナス入力への閾値電圧が周期的に変わる。
接続点33のところに比較器26で発生されるサ
イクル信号は、トランジスタ31によつて反転さ
れると同時に、接続点15のところでスイツチ用
の第2スイツチ・トランジスタ14に与えられ
る。これにより、インバータ16を介して発生さ
れる入力である「オン切換」信号によつて能動化
されるとき、トランジスタ14を開閉し、コイル
10を駆動電圧+V1に周期的に結合される。こ
の様にして、立上り期間に続く動作期間の残りの
期間、コイル中の平均的なピーク電流値が制御さ
れ得る。本発明を実施する際に有用な、比較器2
6及びそれに関連する抵抗及びトランジスタの特
定のパラメータは、前述の関連出願を参照された
い。
側に接続点20のところで比較器19のマイナス
入力との接続線とともに共通接続される比較器2
6のプラス端子を含む。斯してコイル10及び抵
抗12より成るコイル回路中の電流を表わす電圧
を、両比較器19及び26は受けることになる。
比較器26のマイナス入力は、アースにつながる
抵抗28及び抵抗29,30から成る抵抗回路網
の接続点27に接続される。比較器26の出力は
トランジスタ31のベースに接続される。トラン
ジスタ31のエミツタはアースに、またそのコレ
クタは接続点15に接続される。トランジスタ3
1は比較器26から発生されるサイクル信号のイ
ンバータとして基本的には動作する。抵抗32は
接続点33のところで比較器26の出力に、また
バイアス電圧+Vにも接続され、トランジスタ3
1の為のゲートレベルを制御する。コイル10及
び感知抵抗12の電流レベルを表わす電流感知信
号は、感知抵抗12による降下電圧の大きさに依
存する。この降下電圧は、最初に第2スイツチ・
トランジスタ14によつてトランジスタ11が導
通にされるとき、コイル10から感知抵抗12を
介してアースへ流れる電流に正比例し、その後ト
ランジスタ14が非導通にされ、コイル10から
逆向きの電流がブロツク用ダイオード35を介し
てアースに流れるときの電流に正比例する。前述
の関連出願で説明したように基準信号は、コイル
10に流れる高低2つの電流レベルに対応する接
続点27のところの2つの閾値電圧である。これ
らの電圧は抵抗28,29及び30より成る抵抗
回路網の組合せ抵抗により生じる電圧降下と端子
24に与えられる一定の基準電圧VRとによつて
決まる。抵抗28及び29は、VRからアースへ
の電圧を決める分圧器として基本的には働らく。
抵抗30は比較器26からの帰還回路の一部であ
る分岐抵抗であり、それを含めた抵抗回路網の全
抵抗を上下させ接続点27のところの基準電圧を
これに従つて比較器26のマイナス入力のところ
の電圧レベルをため高レベルと低レベルとの間で
周期的に変わるようにする。具体的には、分岐抵
抗30は閾値スイツチ・トランジスタ34のコレ
クタに直列に接続される。該トランジスタ34の
エミツタはアースされ、そのベースは比較器26
の出力のところの接続点33に接続される。接続
点33のところの比較器26からのサイクル信号
は、トランジスタ34を切換え、これによつて高
レベルと低レベルとの間で上記の回路網の抵抗が
周期的に変るよう抵抗30を周期的にアースす
る。この結果、接続点27のところの比較器26
のマイナス入力への閾値電圧が周期的に変わる。
接続点33のところに比較器26で発生されるサ
イクル信号は、トランジスタ31によつて反転さ
れると同時に、接続点15のところでスイツチ用
の第2スイツチ・トランジスタ14に与えられ
る。これにより、インバータ16を介して発生さ
れる入力である「オン切換」信号によつて能動化
されるとき、トランジスタ14を開閉し、コイル
10を駆動電圧+V1に周期的に結合される。こ
の様にして、立上り期間に続く動作期間の残りの
期間、コイル中の平均的なピーク電流値が制御さ
れ得る。本発明を実施する際に有用な、比較器2
6及びそれに関連する抵抗及びトランジスタの特
定のパラメータは、前述の関連出願を参照された
い。
第1図の回路の動作は第2図にも関係するが、
その説明は下記のとおりである。
その説明は下記のとおりである。
端子17のところの入力信号が高レベルになる
とき及びT=0という動作の開始前は、インバー
タ16が低レベル信号を接続点15に与え、トラ
ンジスタ31の状態や比較器19からの出力信号
に関係なくトランジスタ14をオフに保持する。
この結果、トランジスタ11は非導通にされ、供
給電圧+V1からコイル10及び感知抵抗12を
切離す。コイル10及び感知抵抗12に電流が流
れないので、接続点20のところの0という電圧
が比較器19のマイナス入力及び比較器26のプ
ラス入力の両方に与えられる。同時にトランジス
タ25は接続点21をアースにつなげ、コンデン
サ22が帯電しないようにし、これによつて0ボ
ルトを比較器19のプラス入力に与える。また動
作の開始前に、接続点27のところの正の電圧が
比較器26のマイナス入力に与えられる。接続点
20のところに電圧が現われないので比較器26
は接続点33のところに低レベルのサイクル信号
しか生じず、トランジスタ34を非導通にさせて
おき、接続点27の閾値電圧が高レベルになるよ
う分岐抵抗30を抵抗回路網から切離す。比較器
26からの出力が0ボルトの場合、トランジスタ
31は非導通であり、動作前は低レベルにあるイ
ンバータ16の状態を接続点15の電圧レベルで
調べることができる。端子17のところの入力信
号がT=0のとき低レベルに、即ち0ボルトに切
換ることによつて動作が開始する。この結果、ト
ランジスタ25が非導通にされ、コンデンサ22
が前述のようにRCの速度で帯電し始めるのを可
能にする。同時にインバータ16からの高レベル
信号が接続点14に与えられる。この結果トラン
ジスタ14及び11が導通され、電流がコイル1
0及び感知抵抗12を通つて流れるようにする。
コイル10中の電流は、時定数L/(R+0.5
Ω)に従い最終的な値、即ち(V1−Vce)/(R
+0.5Ω)に向かつて増す。コイル電流が増す
と、接続点20のところで比較器19のマイナス
入力に印加される抵抗12にかかる電位も増す。
同時に、RC時定数に依存する接続点21のとこ
ろの電圧も指数開数的に増大し、比較器19のプ
ラス入力に印加される。接続点20のところの電
圧が接続点21のところの電圧を、例えば+10m
Vというような所定の値だけ超えると、比較器1
9からの出力が低レベルになりトランジスタ14
を非導通にする。この結果、トランジスタ11も
非導通になり、コイル10を電圧源+V1から切
離す。コイル10の電流は、ブロツク用ダイオー
ド35を介してアースへ流れることにより直ぐに
減衰し始める。従つて接続点20の電圧も指数関
数的に下る。その間に、コンデンサ22は帯電し
始め、接続点21の電圧をRC時定数の速度で上
昇させる。接続点21の電圧が接続点20の減衰
する電圧を、例えば+10mVというような所定の
差の分だけ超えるとき、比較器19が状態を切換
え、接続点15のところでトランジスタ14に高
レベル信号を与える。この結果、再びトランジス
タ11を電圧源+V1に結合させ、これによつて
コイル10及び抵抗12を通つて順方向に電流が
流れ始める。この過程は、第2図に示されるよう
な動作期間の立上り期間tr全体の間何回も繰返
される。
とき及びT=0という動作の開始前は、インバー
タ16が低レベル信号を接続点15に与え、トラ
ンジスタ31の状態や比較器19からの出力信号
に関係なくトランジスタ14をオフに保持する。
この結果、トランジスタ11は非導通にされ、供
給電圧+V1からコイル10及び感知抵抗12を
切離す。コイル10及び感知抵抗12に電流が流
れないので、接続点20のところの0という電圧
が比較器19のマイナス入力及び比較器26のプ
ラス入力の両方に与えられる。同時にトランジス
タ25は接続点21をアースにつなげ、コンデン
サ22が帯電しないようにし、これによつて0ボ
ルトを比較器19のプラス入力に与える。また動
作の開始前に、接続点27のところの正の電圧が
比較器26のマイナス入力に与えられる。接続点
20のところに電圧が現われないので比較器26
は接続点33のところに低レベルのサイクル信号
しか生じず、トランジスタ34を非導通にさせて
おき、接続点27の閾値電圧が高レベルになるよ
う分岐抵抗30を抵抗回路網から切離す。比較器
26からの出力が0ボルトの場合、トランジスタ
31は非導通であり、動作前は低レベルにあるイ
ンバータ16の状態を接続点15の電圧レベルで
調べることができる。端子17のところの入力信
号がT=0のとき低レベルに、即ち0ボルトに切
換ることによつて動作が開始する。この結果、ト
ランジスタ25が非導通にされ、コンデンサ22
が前述のようにRCの速度で帯電し始めるのを可
能にする。同時にインバータ16からの高レベル
信号が接続点14に与えられる。この結果トラン
ジスタ14及び11が導通され、電流がコイル1
0及び感知抵抗12を通つて流れるようにする。
コイル10中の電流は、時定数L/(R+0.5
Ω)に従い最終的な値、即ち(V1−Vce)/(R
+0.5Ω)に向かつて増す。コイル電流が増す
と、接続点20のところで比較器19のマイナス
入力に印加される抵抗12にかかる電位も増す。
同時に、RC時定数に依存する接続点21のとこ
ろの電圧も指数開数的に増大し、比較器19のプ
ラス入力に印加される。接続点20のところの電
圧が接続点21のところの電圧を、例えば+10m
Vというような所定の値だけ超えると、比較器1
9からの出力が低レベルになりトランジスタ14
を非導通にする。この結果、トランジスタ11も
非導通になり、コイル10を電圧源+V1から切
離す。コイル10の電流は、ブロツク用ダイオー
ド35を介してアースへ流れることにより直ぐに
減衰し始める。従つて接続点20の電圧も指数関
数的に下る。その間に、コンデンサ22は帯電し
始め、接続点21の電圧をRC時定数の速度で上
昇させる。接続点21の電圧が接続点20の減衰
する電圧を、例えば+10mVというような所定の
差の分だけ超えるとき、比較器19が状態を切換
え、接続点15のところでトランジスタ14に高
レベル信号を与える。この結果、再びトランジス
タ11を電圧源+V1に結合させ、これによつて
コイル10及び抵抗12を通つて順方向に電流が
流れ始める。この過程は、第2図に示されるよう
な動作期間の立上り期間tr全体の間何回も繰返
される。
立上り期間trの終りに、接続点20の電圧は
接続点27の電圧、即ち比較器26に与えられた
閾値電圧に等しくなるレベルまで増加している筈
である。この時点で、比較器26は高レベルにな
る出力信号を発生し、これによつてトランジスタ
31をオンに切換え、接続点15がアース電位に
なるようにする。この結果トランジスタ14は非
導通になり、トランジスタ11を非導通にしてコ
イル10を電源+V1から切離す。同時に比較器
26がトランジスタ34をオンに切換え、抵抗3
0をアース電位にし、これによつて接続点27の
閾値電圧を組合せ抵抗28,29及び30に基づ
く低いレベルに減少させる。コイル10が電源+
V1から切離されると、コイル10中の電流は減
衰し始め、ダイオード35を経てアースへ流れ
る。接続点20の電圧が接続点27のところの低
レベル閾値電圧の値まで減衰するとき、比較器2
6は切換り、トランジスタ31を切離すよう低レ
ベルになる出力信号を生じ、これによつて接続点
15が上昇してトランジスタ14をオンにできる
ようにする。動作期間の残りの期間中は、比較器
26がコイル10中の電流を今述べたような態様
でチヨツプするよう引継ぐ。この期間中、比較器
19はオフのままである。これは接続点20に現
われる最大電圧を超える飽和レベルまでコンデン
サ22が帯電し続けるという事実のためである。
比較器26がコイル10中の電流をチヨツプし続
けるので、第2図に示すような曲線の高レベルの
ピーク及び低レベルのピーク間の平均電流が維持
される。比較器26に見られるような大きな電圧
差の故に、そのチヨツプ周波数は比較器19の周
波数よりもはるかに遅くなり得る。所定の動作期
間の終りに、端子17のところの入力信号は高レ
ベルになり、インバータ16で接続点15の信位
を降下させる。これは比較器26を介してのチヨ
ツプ回路によるそれ以上の動作を全て終了させ、
トランジスタ14を非導通にし、スイツチ・トラ
ンジスタ11を非導通にして、電源+V1からコ
イル10を切離す。そこでコイル10に貯蔵され
る残りのエネルギがダイオード35を介して放電
する。立上り期間trが一定であり、立上りの平
均電流が上昇期間の終りの所定の電圧レベルまで
そのRC時定数に従うので、期間tr中にコイル1
0に与えられるエネルギ量は一定である。同様
に、比較器26及び関連回路によるコイル10の
電流のチヨツプがその期間trの終りに、所定の
電流レベルで生じるので、その動作期間の残りの
期間中のチヨツプも同様に、コイル10に与えら
れる低エネルギを制御する。従つてコイル10へ
の全エネルギは、それが一定の動作期間の間付勢
されるときは何時でも一定である。これらのチヨ
ツプ回路は両方ともコイルのインダクタンス及び
抵抗の変動を、電圧+V1の変動とともに調整す
る固有の能力がある。この様にして、非常に正確
なエネルギ量が各動作期間毎にコイル10へ与え
られる。
接続点27の電圧、即ち比較器26に与えられた
閾値電圧に等しくなるレベルまで増加している筈
である。この時点で、比較器26は高レベルにな
る出力信号を発生し、これによつてトランジスタ
31をオンに切換え、接続点15がアース電位に
なるようにする。この結果トランジスタ14は非
導通になり、トランジスタ11を非導通にしてコ
イル10を電源+V1から切離す。同時に比較器
26がトランジスタ34をオンに切換え、抵抗3
0をアース電位にし、これによつて接続点27の
閾値電圧を組合せ抵抗28,29及び30に基づ
く低いレベルに減少させる。コイル10が電源+
V1から切離されると、コイル10中の電流は減
衰し始め、ダイオード35を経てアースへ流れ
る。接続点20の電圧が接続点27のところの低
レベル閾値電圧の値まで減衰するとき、比較器2
6は切換り、トランジスタ31を切離すよう低レ
ベルになる出力信号を生じ、これによつて接続点
15が上昇してトランジスタ14をオンにできる
ようにする。動作期間の残りの期間中は、比較器
26がコイル10中の電流を今述べたような態様
でチヨツプするよう引継ぐ。この期間中、比較器
19はオフのままである。これは接続点20に現
われる最大電圧を超える飽和レベルまでコンデン
サ22が帯電し続けるという事実のためである。
比較器26がコイル10中の電流をチヨツプし続
けるので、第2図に示すような曲線の高レベルの
ピーク及び低レベルのピーク間の平均電流が維持
される。比較器26に見られるような大きな電圧
差の故に、そのチヨツプ周波数は比較器19の周
波数よりもはるかに遅くなり得る。所定の動作期
間の終りに、端子17のところの入力信号は高レ
ベルになり、インバータ16で接続点15の信位
を降下させる。これは比較器26を介してのチヨ
ツプ回路によるそれ以上の動作を全て終了させ、
トランジスタ14を非導通にし、スイツチ・トラ
ンジスタ11を非導通にして、電源+V1からコ
イル10を切離す。そこでコイル10に貯蔵され
る残りのエネルギがダイオード35を介して放電
する。立上り期間trが一定であり、立上りの平
均電流が上昇期間の終りの所定の電圧レベルまで
そのRC時定数に従うので、期間tr中にコイル1
0に与えられるエネルギ量は一定である。同様
に、比較器26及び関連回路によるコイル10の
電流のチヨツプがその期間trの終りに、所定の
電流レベルで生じるので、その動作期間の残りの
期間中のチヨツプも同様に、コイル10に与えら
れる低エネルギを制御する。従つてコイル10へ
の全エネルギは、それが一定の動作期間の間付勢
されるときは何時でも一定である。これらのチヨ
ツプ回路は両方ともコイルのインダクタンス及び
抵抗の変動を、電圧+V1の変動とともに調整す
る固有の能力がある。この様にして、非常に正確
なエネルギ量が各動作期間毎にコイル10へ与え
られる。
第3図の代替実施例では、コイル10の立上り
期間中の電流をチヨツプするため比較器19に制
御波形を発生するRC回路に代えて、比較器19
のプラス入力への接続点21に結合される端子3
6に定電流ICを供給する電流源を使用してい
る。第3図の代替実施例は、基準波形が直線的な
傾きを有すること及び比較器19がそのような直
線的な傾斜電圧に対しトランジスタ14を周期的
に動作させることを除けば全ての点で第1図の回
路について説明したのとほぼ同じ態様で動作す
る。
期間中の電流をチヨツプするため比較器19に制
御波形を発生するRC回路に代えて、比較器19
のプラス入力への接続点21に結合される端子3
6に定電流ICを供給する電流源を使用してい
る。第3図の代替実施例は、基準波形が直線的な
傾きを有すること及び比較器19がそのような直
線的な傾斜電圧に対しトランジスタ14を周期的
に動作させることを除けば全ての点で第1図の回
路について説明したのとほぼ同じ態様で動作す
る。
端子36に結合される電流源を第4図に示す。
この図ではツエナーダイオード37が、調整され
る供給電圧+V2に対し正確な基準電圧として働
らく。抵抗38及び39は作動増幅器40のプラ
ス入力に与えられる基準電圧を降下させる。作動
増幅器40はその出力を電流源トランジスタ43
及び44のベースに結合することによつてエミツ
タの抵抗41及び42に同じ電圧を生じさせる。
この図ではツエナーダイオード37が、調整され
る供給電圧+V2に対し正確な基準電圧として働
らく。抵抗38及び39は作動増幅器40のプラ
ス入力に与えられる基準電圧を降下させる。作動
増幅器40はその出力を電流源トランジスタ43
及び44のベースに結合することによつてエミツ
タの抵抗41及び42に同じ電圧を生じさせる。
電流源トランジスタ44のコレクタがコンデン
サ22に帯電用の定電流ICを供給するため端子
36に結合される。もう1つの電流源トランジス
タ43はそのコレクタを2ビツトのDAC(デジ
タルアナログ変換器)45に結合させる。2ビツ
トのDAC45は端子46及び47で印字力制御
入力を受ける。DAC45の出力は作動増幅器4
8に結合される。作動増幅器のプラス入力はアー
スされ、その出力は抵抗49を介してそのマイナ
ス入力に帰還結合される。作動増幅器48からの
出力は、前述のように比較器26の周期的な電圧
レベルを制御するため一定の基準電圧VRを供給
するよう端子24に結合される。DAC45は、
端子46及び47に2進的な組合せ入力信号を受
けるとき、基準電圧VRのレベルを増減させるよ
う働らき、これによつてコイル10へ供給される
エネルギレベルを制御するための好適な手段を提
供する。
サ22に帯電用の定電流ICを供給するため端子
36に結合される。もう1つの電流源トランジス
タ43はそのコレクタを2ビツトのDAC(デジ
タルアナログ変換器)45に結合させる。2ビツ
トのDAC45は端子46及び47で印字力制御
入力を受ける。DAC45の出力は作動増幅器4
8に結合される。作動増幅器のプラス入力はアー
スされ、その出力は抵抗49を介してそのマイナ
ス入力に帰還結合される。作動増幅器48からの
出力は、前述のように比較器26の周期的な電圧
レベルを制御するため一定の基準電圧VRを供給
するよう端子24に結合される。DAC45は、
端子46及び47に2進的な組合せ入力信号を受
けるとき、基準電圧VRのレベルを増減させるよ
う働らき、これによつてコイル10へ供給される
エネルギレベルを制御するための好適な手段を提
供する。
特定の電流源回路では、下記のパラメータが適
用される。作動増幅器40及び48は「National
Semiconductor Linear Databook」に記され、ナ
シヨナル・セミコンダクタ社で製造された324作
動増幅器であつた。抵抗38及び39は夫々3K
Ωの定格であつた。電流源トランジスタ43,4
4はテキサス・インストルメンツ社で製造され、
「Transistor and Diode Databook」に記された
2N717トランジスタである。抵抗41及び42は
夫々1.5KΩ及び15KΩである。DAC45はモト
ローラ社で製造された8ビツトのMC1408デジタ
ルアナログ変換器であつて、そのうちの2個の最
上位ビツトが使用され、他の6個のビツトは使用
されない。作動増幅器48の帰還回路の抵抗49
は3KΩであつた。この回路の場合、比較器19
のプラス入力にコンデンサ22によつて供給され
る傾斜電圧は毎秒7400Vの立上り時間を要した。
これは1.48×104アンペア/秒を表わすようなパ
ラメータ用の傾斜電流に相当する。この回路の場
合、6Aのピーク電流へは400μS後に到達し得
る。
用される。作動増幅器40及び48は「National
Semiconductor Linear Databook」に記され、ナ
シヨナル・セミコンダクタ社で製造された324作
動増幅器であつた。抵抗38及び39は夫々3K
Ωの定格であつた。電流源トランジスタ43,4
4はテキサス・インストルメンツ社で製造され、
「Transistor and Diode Databook」に記された
2N717トランジスタである。抵抗41及び42は
夫々1.5KΩ及び15KΩである。DAC45はモト
ローラ社で製造された8ビツトのMC1408デジタ
ルアナログ変換器であつて、そのうちの2個の最
上位ビツトが使用され、他の6個のビツトは使用
されない。作動増幅器48の帰還回路の抵抗49
は3KΩであつた。この回路の場合、比較器19
のプラス入力にコンデンサ22によつて供給され
る傾斜電圧は毎秒7400Vの立上り時間を要した。
これは1.48×104アンペア/秒を表わすようなパ
ラメータ用の傾斜電流に相当する。この回路の場
合、6Aのピーク電流へは400μS後に到達し得
る。
上述のデイジタル・アナログ変換器の場合、印
字力制御入力は3Vから6Vまで1V増分で不連続の
基準電圧レベルを生じるよう組合せ可能であつ
た。
字力制御入力は3Vから6Vまで1V増分で不連続の
基準電圧レベルを生じるよう組合せ可能であつ
た。
斯して、印刷ハンマ等の為の電磁アクチユエー
タのコイルに印加される定エネルギを制御するの
に、従来より簡単な駆動回路が提供されたことが
理解されよう。動作期間のうちの安定状態期間中
及び立上り期間中の両方に於いてエネルギの量が
一定に制御され得るから、一定のエネルギが毎回
与えられる。この事はアクチユエータの制御及び
動作を非常に正確に行なわせ、印刷ハンマの場合
は印字の質を非常に良くする。
タのコイルに印加される定エネルギを制御するの
に、従来より簡単な駆動回路が提供されたことが
理解されよう。動作期間のうちの安定状態期間中
及び立上り期間中の両方に於いてエネルギの量が
一定に制御され得るから、一定のエネルギが毎回
与えられる。この事はアクチユエータの制御及び
動作を非常に正確に行なわせ、印刷ハンマの場合
は印字の質を非常に良くする。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は第1図の回路による特定の動作期間
中のコイル中の電流波形を示すグラフである。第
3図は、本発明を実施するための第2の実施例を
示す回路図である。第4図は、第3図の回路で使
用される第2の波形発生器を示す図である。 10……コイル、11……(第1)スイツチ・
トランジスタ(スイツチ)、14……(第2)ス
イツチ・トランジスタ(スイツチ)、16……イ
ンバータ、17……入力端子、19……(第1回
路中の)比較器、22……コンデンサ、23……
抵抗、+V1……電圧源、VR……基準電圧、+V
……バイアス電圧、25,31……(インバータ
の働らきをする)トランジスタ、26……(第2
回路中の)比較器、28,29,30……(抵抗
回路網中の)抵抗、36……(定電流ICを受け
る)端子(第3図)。
る。第2図は第1図の回路による特定の動作期間
中のコイル中の電流波形を示すグラフである。第
3図は、本発明を実施するための第2の実施例を
示す回路図である。第4図は、第3図の回路で使
用される第2の波形発生器を示す図である。 10……コイル、11……(第1)スイツチ・
トランジスタ(スイツチ)、14……(第2)ス
イツチ・トランジスタ(スイツチ)、16……イ
ンバータ、17……入力端子、19……(第1回
路中の)比較器、22……コンデンサ、23……
抵抗、+V1……電圧源、VR……基準電圧、+V
……バイアス電圧、25,31……(インバータ
の働らきをする)トランジスタ、26……(第2
回路中の)比較器、28,29,30……(抵抗
回路網中の)抵抗、36……(定電流ICを受け
る)端子(第3図)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 印刷ハンマ等の動作コイル用の定エネルギ駆
動回路にして、 一定の動作期間中に上記コイルに与えられる所
定のエネルギ総量のうち、該動作期間のうちの立
上り期間中に第1の一定量のエネルギを与えるよ
う動作し得る第1チヨツパ回路と、 上記動作期間のうちの残りの期間中に第2の一
定量のエネルギを与えるよう動作し得る第2チヨ
ツパ回路と より成る定エネルギ駆動回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/274,848 US4408129A (en) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | Constant energy drive circuit for electromagnetic print hammers |
US274848 | 1981-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS582007A JPS582007A (ja) | 1983-01-07 |
JPS626328B2 true JPS626328B2 (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=23049848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57062662A Granted JPS582007A (ja) | 1981-06-18 | 1982-04-16 | 定エネルギ駆動回路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4408129A (ja) |
EP (1) | EP0067937B1 (ja) |
JP (1) | JPS582007A (ja) |
BR (1) | BR8203226A (ja) |
CA (1) | CA1172341A (ja) |
DE (1) | DE3272267D1 (ja) |
ES (1) | ES513196A0 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392720U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-20 | ||
JPH0431221Y2 (ja) * | 1988-09-02 | 1992-07-28 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5816396A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-31 | パイオニア株式会社 | 電圧−電流変換回路 |
US5053911A (en) * | 1989-06-02 | 1991-10-01 | Motorola, Inc. | Solenoid closure detection |
JPH0396370A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-04-22 | Brother Ind Ltd | 印字動作用ソレノイド駆動制御装置 |
US5214558A (en) * | 1991-10-25 | 1993-05-25 | International Business Machines Corporation | Chopper drive control circuit |
DE19515775C2 (de) * | 1995-04-28 | 1998-08-06 | Ficht Gmbh | Verfahren zum Ansteuern einer Erregerspule einer elektromagnetisch angetriebenen Hubkolbenpumpe |
JP5915054B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2016-05-11 | アイシン精機株式会社 | ソレノイドの通電制御装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3967182A (en) * | 1975-06-20 | 1976-06-29 | Rca Corporation | Regulated switched mode multiple output power supply |
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