JPS6263188A - コンクリ−トポンプのコンクリ−トピストン逆走防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンクリートポンプのコンクリートピストン逆
走防止装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のコンクリートピストンを第６図により説明すると
、（１）がＹ型管、（２）がコンクリートシリンダ、（
３）がコンクリートピストン、（４）がコンクリートピ
ストン（３１を駆動する主油圧シリンダ、（５）が吸入
・吐出切換弁、（６）が主油圧シリンダ切換弁で、コン
クリートポンプの停止中、輸送管（同省せず）内のコン
クリート圧力がＹ型管（１）とコンクリートシリンダ（
２）とコンクリートピストン（３）とに作用して、コン
クリートピストン（３）が逆走しようとする力を受ける
。この力は、主油圧シリンダ（４）に作用し、さらに吸
入・吐出切換弁（５）を経て主油圧シリンダ切換弁（６
）に伝わる。同主油圧シリンダ切換弁（６）は停止時、
そのＡ、Ｂポートがブロックされているが、若干のリー
クがある。このため、コンクリートピストン（３）が徐
々に後退し、遂には完全に後退してしまう。この状態か
らの再起動は、コンクリートピストン（３）に下り代が
ないため、再起動が極めて困難で、作業員を悩ませてい
た。

（発明が解決しようとする問題点） 前記不具合を解消するために、第７図に示すよ５に主油
圧シリンダ（４：と吸入・吐出切換弁（５）との間にパ
イロットチェック弁（７）を設けたものが知られている
が、このコンクリートポンプでは、運転中のパイロット
チェック弁（７）内の作動油の通過抵抗のために、作動
油の発熱が大きくなる欠点を有していた。またパイロッ
トチェック弁（７）に設けているスプリングがコンクリ
ートポンプの油圧脈動と共振してスプリングの踊り、即
ち、チャタリング現象を起して、油圧配管系に異常振動
を発生させるという問題であった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、コンクリート
ピストンを往復動させる主油圧シリンダＹ：　具；ｃ−
ｆｓコンクリートホンプにおいて、前記主油圧シリンダ
と吸入・吐出切換弁との間の主油圧シリンダ駆動油圧回
路に、コンクリートポンプの運転、停止に連動して開閉
動作を行うボール弁を介装したことを特徴とするコンク
リ−゛トポンプのコンクリートピストン逆走防止装置に
係り、その目的とする処は、パイロットチェック弁を使
用しなくてもコンクリートピストンの逆走を防止できて
、作動油の発熱、油圧配管系の異常振動等を生じさせな
い改良されたコンクリートポンプのコンクリートピスト
ン逆走防止装置を供する点にある。

（作　用） 本発明のコンクリートポンプのコンクリートピストン逆
走防止装置は前記のように横取されており、コンクリー
トポンプの停止時には、−ボール弁が閉じられて、輸送
管内のコンクリート圧力（コンクリートピストンＹ逆走
させようとする力）が主油圧シリンダ切換弁に伝わらず
、同主油圧シリンダ切換弁に作動油のリークがなくて、
コンクリートピストンが逆走しない。またコンクリート
ポンプの再起動時には、ボール弁が開かれ【、コンクリ
ートピストンの往復動が再開される。

（実施例Ｉ） 次に本発明のコンクリートポンプのコンクリートピスト
ン逆走防止装置を第１図に示す一実施例により説明する
と、（１）かＹ型管、（２）がコンクリートシリン／、
　＋３１がコンクリートピストン、（４）がコンクリー
トピストン（３）を駆動する主油圧シリンダ、（５）が
吸入・吐出切換弁、（６）が主シリンダ切換弁、（８）
がボール弁、（９）がボールｆｆ　（８）を駆動する油
圧シリンダ、Ｈがシャトル弁、（１１）が主油圧シリン
ダ切換弁（６）のソレノイドパルプ部である。また上記
油圧シリンダ（９）の内部構造を示す第２図において、
任ｚがシリンダ本体、Ｑ３がピストンロツｒ％Ｉがスプ
リｙ／、（ｌｒｊＩがパツキン、ａ６１が油圧ポートで
あり、押行程は油圧により行われ、引行程はスプリング
（１４により行われるようになっている。また上記ボー
ル弁（８）の内部構造を示す第３図において、賭がボデ
ィ、四がボール、■がステム、Ｑｌ）がシートパツキン
、（地がハンドルである。

次に前記第１．２．３図に示すコンクリートポンプのコ
ンクリートピストン逆走防止装置の作用を具体的に説明
する。コンクリートポンプが停止しているときには、ソ
レノイド９Ｆ（１υの励磁が解除され、パイロット圧力
が零になって、主油圧シリンダ切換弁（６）が中立状態
になる。そのため′、油圧シリンダ（９）がスプリング
α０により縮み、ボール弁（８）が閉じて、コンクリー
トポンプの逆走が防止される。つまりコンクリートピス
トン（３）が完全な静止状態になる。この状態から正転
方向に起動すると、主油圧シリンダ切換弁（６）のソレ
ノイド弁αυが正転側に励磁され、パイロット圧力が主
油圧シリンダ切換弁（６）の正転側に作用すると同時に
シャトル弁（ｌｌ’ｅ介して油圧シリンダ（９）が駆動
され、油圧シリンダ（９）が伸びて、ボール弁（８）が
開になり、コンクリートピストン（３）が前進して、正
転方向に作動する。また逆転方向に起動した場合も、上
記と同様にボール弁（８）が開になって、コンクリート
ポンプが逆転方向に作動する。また上記正転または逆転
の状態から停止に切換えた場合、ソレノイド弁Ｉの励磁
が解除され、パイロット圧力が零になって、主油圧シリ
ンダ切換弁（６）が中立状態になる。

そのため、油圧シリンダ（９）がスプリングＩにより縮
み、ボール弁（８）が閉じて、コンクリートポンプの逆
走が再び防止される。

（実施例■） 第４図は、前記パイロット圧を利用したシャトル弁（１
１方式の代りにポンプのメイン圧力を利用した他の実施
例で、この場合には、シャトル弁ａｏ＋’ｖ廃止できる
。

（実施例■） 第５図は、正・逆転の電気信号を別に設けた電磁９Ｐａ
ηへ送って油圧シリンダ（９）を制御するようにしたさ
らに他の実施例で、この場合には、油圧シリンダ（９）
のスプリングα４）を不要にできる。

（発明の効果） 本発明のコンクリートポンプのコンクリートピストン逆
走防止装置は前記のように構成されており、コンクリー
トピスンプの停止時には、ボール弁を閉じて、コンクリ
ートピストンを逆走させようとする力を主油圧シリンダ
切換弁に伝えないので、パイロットチェック弁を使用し
な（てもコンクリートピストンの逆走を防止できて、作
動油の発熱、油圧配管系の異常振動等を生じさせない。

またコンクリートポンプ再起動時には、パイロット油圧
がボール弁作動用油圧シリンダへ導かれ、同油圧シリン
ダが作動して、ボール弁が開かれるので、作業員は、ボ
ール弁の開閉操作を行う必要がない効果がある。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではな（、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で電々の設計の改変を施し
５るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るコンクリートポンプのコンクリー
トピストン逆走防止装置の一実施例を示す油圧回路図、
第２図はボール弁作動用油圧シリンダの詳細を示す縦断
側面図、第３図はボール弁の詳細を示す縦断側面図、第
４．５図は他の各実施例を示す油圧回路図、第６，７図
は従来のコンクリートポンプの各側を示す油圧回路図で
ある。 （３）・・・コンク１７−　）　ヒストン、（４）・・
・主油圧シリンダ、 （５）・・・吸入・吐出切換弁、（８）・・・ボール弁
。 復代理人　　弁理士　　岡　本　重　文外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンクリートピストンを往復動させる主油圧シリンダを
   具えたコンクリートポンプにおいて、前記主油圧シリン
   ダと吸入・吐出切換弁との間の主油圧シリンダ駆動油圧
   回路に、コンクリートポンプの運転、停止に連動して開
   閉動作を行うボール弁を介装したことを特徴とするコン
   クリートポンプのコンクリートピストン逆走防止装置。