JPS6262881A - 電磁波エネルギ−線線量計 - Google Patents

電磁波エネルギ−線線量計

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JPS6262881A
JPS6262881A JP60201221A JP20122185A JPS6262881A JP S6262881 A JPS6262881 A JP S6262881A JP 60201221 A JP60201221 A JP 60201221A JP 20122185 A JP20122185 A JP 20122185A JP S6262881 A JPS6262881 A JP S6262881A
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JP
Japan
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film
sheet
oxygen
dosimeter
bipyridinium
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JP60201221A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kagitani
勤 鍵谷
Taichi Ogawa
太一 小川
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  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電ll!lI放射線や紫外線!;どの電磁波エ
ネルギー線の照射線帛を発色度によって」り定づる線の
計に関する。さらに詳しくは、発色後の退色を防止しろ
る線量計に関する。
[従来の技術] 近年、電磁波エネルギー線を利用した研究やその応用が
急速に進められており、それに併わぜで電磁波エネルギ
ー線の照qtJを簡単に測定できる線の計が強く求めら
れている。
かかる要請に対し、本発明者らは高分子マトリックスに
おける電子の挙動を解明するための基礎研究を行なって
いる過程で、ポリビニルアルコール中に無色の酸化型の
ごピリジニウム骨格を含む化合物を分散させた系に電離
敢射線や紫外線を照射したところ、高分子系中で発生し
た電子を該化合物が捕獲し、あるいは光励起した該化合
物がポリビニルアルコールから電子を奪って青色ないし
紫色の還元型ラジカルになり、その発色後を光学的に測
定することにより電磁波エネルギー線の照射a償を簡単
に計口することができることを見出した。
[光明が解決しようとする問題点コ 本来、酸化型ビピリジニウム化合物から還元型ラジカル
への反応は可逆的であり、jW元型ラジカルは[の存在
下に速やかに酸化されて無色の酸化型ごピリジニウム化
合物に戻るが、前記ポリビニルアルコール系中では、ポ
リビニルアルコールが優れた酸素遮断性を有しているの
で比較的長い時間その酸化反応を抑制することができ、
それゆえビピリジニウム化合物を含有せしめたポリビニ
ルアルコールフィルムまたはシートは電磁波エネルギー
綿線1計として有用である。
しかし、実用的な観点からみれば、電磁波エネルギー線
を照射する場所と前記フィルムの発色後を計量する場所
とは通常離れており、また一括して処理するばあいが多
いことから、数日間放置しなければならないばあいがあ
る。そうしたばあいには、発色層を構成する前記ポリビ
ニルアルコールだけでは充分にM素を遮断することがで
きない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は保存性に(れた電磁波エネルギー線we計を提
供するものであり、ビピリジニウムf2nを含む化合物
(以下、ビピリジニウム化合物という)を含有するポリ
ビニルアルコールフィルムまたはシート(以下、発色フ
ィルムという)をさらに酸素遮断性フィルムまたはシー
ト(以下、酸5t[断フィルムという)で覆うことによ
り構成されてなる。
[作用および実施例〕 本発明(こよれば、発色フィルムが酸素遮断フィルムで
覆われているので発色フィルムへの酸素の遮断がより一
精確実になり、ごピリジニウム化合物の還元型ラジカル
の酸化反応が抑えられ、保存性、安定性が向上する。
酸素遮断フィルムは酸素遮断性の8いものが好ましく、
たとえばエチレン−酢酸ビニルケン化物フィルム、ポリ
ビニルアルコール、二軸延伸ポリビニルアルコール、塩
化ビニリデンコートセロハン(KPT)またはこれらの
複合フィルムなどがあげられ、厚さは10〜100μm
であるのが好ましい。
酸素遮断フィルムによる発色フィルムの覆い方はとくに
制限されず、発色フィルムの全面が実質的に覆われてい
ればより、酸素遮断フィルムを発色フィルムの両面にラ
ミネートしてもよいし、酸素遮断フィルムを包み込んで
もよい。
後者のばあい、接着剤でシールしてもよいが、ヒートシ
ールによりシールするのが作業上好ましい。ヒートシー
ルするためには、M素改断フィルムにポリエチレンやエ
チレン−酢酸ビニルコポリマーなどのヒートシール性の
フィルムをラミネートすればよい。
発色フィルムの発色物質であるビピリジニウム化合物と
しては、たとえば式: 〈式中、Xeは対アニオンであり、好ましくはハロゲン
イオン、BFJ−1C)13SO4−1IIP○4″、
HCO3−または蟻酸エステル)で表わされる化合1勿
があげられる。
好ましい具体例としては、たとえばメチルビオロゲン、
エチルビオロゲン、プロピルビオロゲン、n−へブチル
ごオロゲン、ベンジルビオロゲン、アリルビオロゲンな
どのごオロゲン色素;6.1−ジヒドロジピリド[1,
2−a:2’、1’−c] ピランなどを主鎖に含むポ
リマー; [以下余白] などのポリマーなどがあげられる。
発色フィルムは、かかるビピリジニウム化合物をポリビ
ニルアルコールに通常0.1〜10歪舒%、好ましくは
065〜10m f1%加えてフィルム化してえられる
。厚さは通常10JA〜1mmである。
ポリビニルアルコールとしては、ポリ酢酸ビニルをケン
化したものが好適に用いられ、フィルムに成形できるも
のであれば分子0はとくに制限されない。
また、水分や0度の高い条件下では前記酸素遮断フィル
ムの酸素遮断性が低下する1頃向にある。前記酸素遮断
フィルムのうち二軸延伸ポリビニルアルコールなどは比
較的防湿性に富んでおり、ある程度の湿度での使用には
問題はないが、高湿度や水分の付着の慣れがあるばあい
には、防湿性のフィルムまたはシート(以下、防湿フィ
ルムという)を酸素遮断フィルムの外側に配置するのが
好ましい。防湿フィルムは酸素遮断フィルムにラミネー
トしても、酸素遮断フィルムを包み込むように配置して
もよい。防湿フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ルなどがあげられ、とくに二軸延伸ポリプロピレン(o
pp)が好ましい。防湿フィルムの厚さは通常5〜10
0加である。
本発明で対象とする電磁波エネルギー線としては、たと
えばX線、T線、高速荷電粒子、高速中性線などの電離
放射線のほか、紫外線があげられる。
つぎに本発明の線量計の実施態様を図面に基づいて説明
するが、本発明はかかる実施態様のみに限定されるもの
ではない。
第1〜4図のいずれも本発明のa rRitの断面構造
の実施態様を示すものであり、光色フィルム(1)の両
面に酸素遮断フィルム(2)をラミネーhしたちのく第
1図)、酸素遮断フィルム(2)の外側に防湿フィルム
(3)をラミネートシたもの(第2図)、裏側からヒー
トシール性フィルム(4)、酸素遮断フィルム(2)、
防湿フィルム(3)の順でラミネートしたラミネートフ
ィルムで発色フィルム(1)包み、ラミネートフィルム
の縁部でヒートシールしたもの(第3図)、両面に酸素
遮断フィルム(2)がラミネートされた発色フィルム(
1)を防湿フィルム(3)で包み、防湿フィルム(3)
の縁部をシールしたちのく第4図)などの神々の態(玉
を採用することができる。第3〜4図に示す光色フィル
ム(1)などを包む態様では、真空パックとヒートシー
ルとを組み合わせた方法を採用するのが好ましい。
本発明の線量計は、フィルムまたはシーi〜のままで使
用することもできるが、台紙などの支持部材に固定して
使用するのが取り扱いの面から好ましい。
たとえば第5図に示すように、前記第1〜4図に示すよ
うな線量計(5)を中央部に間口を有するマウント(6
)で挟み、写真のスライドのごときg!、LMとすると
、電磁波エネルギー線に曝露する際のみならず、IR分
析などの発色度の光学分析時の取り扱いも容易になる。
スライド型の別の態様としては、第6図に示すごとく、
マウント(6)に発色フィルムまたはそれにi!li素
遮断フィルムをラミネートしたラミネートフィルム(7
)を挟み、マウント(6)全体を酸素!!断フィルムに
防湿フィルムをラミネートしt二うミネートフィルムま
たは防湿フィルム(8)を用いて真空パックし、縁部を
と−1〜シールしてもよい。
なお第6図に示す態様の本発明の線量計(仕様は、下記
に示す)を用いて空気中および水中における退色の程度
を発色フィルムのみを用いたばあいと比較した。結果を
第7図に示す。
(+1  襟) 酸化型メチルビオロゲンを251u含む厚さ40虜のポ
リビニルアルコールフィルムを10×30mmの開口を
有するマウントに挟み、ポリエチレンフィルムと二軸延
伸ポリプロピレンフィルムとのこの順のラミネートフィ
ルムでマウント全体を真空パックし、縁部をヒートシー
ルしたもの (N磁波エネルギー線の照射) 空気中で線1率2.3X104ラド・毎時のγ線を25
メガラド照射 (限色度の測定) 空気中に放置し、30分毎に分光器により605nmに
おける吸光度を測定し、照射直後の吸光度を100Xと
して30分軽過毎の吸光度の割合を鋒出(第7図におけ
るム) また水中に放置したばあいについても同様に経時的な吸
光度の変化を調べた(第7図におけるΔ)。
さらにラミネートフィルムで真空パックしなかったもの
について、空気中における退色の程度を同様に測定した
(第7図における○)。
第7図から明らかなごとく、本発明の線量計は空気中、
水中を問わず殆ど退色しない。また、2週間経過後も、
発色の程度は変化しなかった。
なお、第1〜4図に示す線9計の一方の面にPI看剤層
を設け、被照射物などに貼着することもできる。
[発明の効果] 本発明によれば、発色フィルムへの酸素の透過をほぼ完
全に遮断することができるので、発色フィルム中の還元
型ビピリジニウムラジカルの醇化反応を抑制して退色を
防止でき、長期間の保存安定性をうろことができるほか
、強度を増大することもできる。
さらに防湿フィルムを設けるときは、高開度雰囲気中や
水中においても退色の惧れなく使用できる。
【図面の簡単な説明】 第1〜4図はそれぞれ本発明の線0計の実施態様の概略
断面図、第5図は本発明のPil呈計の一使用態様の分
解斜視図、第6図は本発明の線l計の別の使用態様の斜
視図、第7図は本発明の線量計の退色の程度を示すグラ
フである。 (図面の主要符号) (1):発色フィルム (z:酸素遮断フィルム (3):防湿フィルム +51 : I!Jう計

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビピリジニウム骨格を含む化合物を含有するポリビ
    ニルアルコールフィルムまたはシートが酸素遮断性フィ
    ルムまたはシートで覆われてなる電磁波エネルギー線線
    量計。 2 ビピリジニウム骨格を含む化合物が、式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、X^■は対アニオンを示す)で表わされるもの
    である特許請求の範囲第1項記載の線量計。 3 ビピリジニウム骨格を含む化合物が、酸化型ビオロ
    ゲン色素である特許請求の範囲第2項記載の線量計。 4 酸素遮断性フィルムまたはシートがポリビニルアル
    コールフィルムまたはシートである特許請求の範囲第1
    項記載の線量計。 5 電磁波エネルギー線が電離放射線である特許請求の
    範囲第1項記載の線量計。 6 電磁波エネルギー線が紫外線である特許請求の範囲
    第1項記載の線量計。 7 酸素遮断性フィルムまたはシートがヒートシール性
    フィルムとのラミネートフィルムまたはシートである特
    許請求の範囲第1項記載の線量計。 8 酸素遮断性フィルムまたはシートが防湿性フィルム
    またはシートで覆われてなる特許請求の範囲第1項記載
    の線量計。
JP60201221A 1985-09-11 1985-09-11 電磁波エネルギ−線線量計 Pending JPS6262881A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955806B2 (en) 2001-01-18 2005-10-18 Genzyme Corporation Ionene polymers and their use as antimicrobial agents
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