JPS6262321B2 - - Google Patents

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JPS6262321B2
JPS6262321B2 JP53080598A JP8059878A JPS6262321B2 JP S6262321 B2 JPS6262321 B2 JP S6262321B2 JP 53080598 A JP53080598 A JP 53080598A JP 8059878 A JP8059878 A JP 8059878A JP S6262321 B2 JPS6262321 B2 JP S6262321B2
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glass
lens
coating
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reflection
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JP53080598A
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JPS5414417A (en
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Chan Rii
Deii Matsuso Jon
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AO Inc
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Publication date
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Publication of JPS6262321B2 publication Critical patent/JPS6262321B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/3411Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials
    • C03C17/3417Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials all coatings being oxide coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C21/00Treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by diffusing ions or metals in the surface

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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
ガラス製眼鏡レンズは米国の法律、即ち処方眼
鏡レンズの衝撃抵抗基準はANZI Z80.1によつ
て、又安全レンズはUSAS Z87.1の基準に合格す
ることが要求される。これらの基準に必要なガラ
ス強度を得るためには、ガラスレンズの表面強度
を熱処理法又はイオン交換法によつて増加しなけ
ればならない。イオン交換法では、レンズを適当
に研削、研摩及びエツジングした後、厳密に温度
制御したイオン交換浴内で処理してレンズを表面
硬化する。このレンズの表面には高度の衝撃抵抗
性が与えられる。 上記のイオン交換法は、完成レンズに光学的歪
が起こらないように比較的短時間内に、かつ相当
な数で一括処理して所望の硬化性及び衝撃抵抗性
が得られるように実施される。これは普通の眼鏡
レンズの全種に共通である。公知のようにこのレ
ンズは広範囲の種々の形状、大きさ及び厚さがあ
り、又矯正レンズでは広い正及び負の矯正範囲
(+2000ジオプターから−2000ジオプターまで)
があり、更に又安全レンズに使用される無矯正、
即ちプラノレンズも含まれる。事実、上記のよう
に処理されるレンズは単視野レンズと多焦点レン
ズを含み、多焦点レンズは1枚のレンズもあり、
又は2焦点レンズ又は3焦点レンズで、眼鏡用ク
ラウンガラスレンズに高屈折力の2焦点又は3焦
点セグメントを別に挿入したものもある。無水晶
体眼及び白内障患者のレンズも同様に処理され
る。上記説明ではレンズが合格すべきある種の標
準試験を記載した。例えば厚さ3mmの従来の眼鏡
用レンズを制御温度に加熱しこの両面に同時に空
気流、即ち空気ジエツトを吹き付けて冷却するこ
とによつて硬化性と衝撃抵抗性が得られたレンズ
では、Z87.1−1968の落球試験、即ち直径
1.0″(2.54cm)重量2.35オンス(67g)の鋼球を
50″(127cm)の高さからレンズ上に落下させた時
に破壊しない良好な表面硬度が得られた。この種
のレンズは“安全レンズ”として知られている。
多くの製造工場では安全レンズの使用が義務づけ
られている。空気流冷却による硬化レンズのある
ものは無矯正、即ちプラノレンズで安全レンズと
して使用され、又あるものは各個人によつて異な
る矯正レンズ、即ち正又は負で大幅に変わるジオ
プター値を有するものである。 安全レンズではない普通の硬化レンズに対する
落球試験では、安全レンズほど苛酷な試験は行わ
れず、American National Standards Institute
のZ80委員会で提言されている落球試験(以下
Z80落球試験と称する)が行われる。この試験で
は直径5/8″(15.87mm)、重量0.56オンス(16g)
のステンレス球を50″(127cm)の高さからレンズ
上に落下させる。(他の試験条件はここでは省略
する。)普通のレンズの標準最小厚は前記の安全
レンズの3mmではなく2mmである。 空気流硬化又は熱処理レンズの製造では一度に
100枚程度のプラノレンズを作りこれを処理する
が、全部が落球試験に合格するわけではない。又
個人の種々の要求によつて正又は負の処方がレン
ズに与えられる場合には、内部歪や破損によつて
100個当りの不合格レンズ数は増加する傾向があ
り、特に強い負レンズの場合は一連の正レンズに
比べて更に増加する。事実、強い矯正レンズ、特
に強い負の矯正レンズの場合には、他の方法によ
る仕上レンズと同様にデイストーシヨンが非常に
大きく、各個人向けの矯正値を大幅に変える。又
空気流で硬化した他のレンズ、例えば高屈折率ガ
ラスの組込み近視部を有する2焦点レンズ、及び
階段部、即ち近視部と遠視部との間でレンズを横
切つて延びる段状部を有する一体型の2焦点レン
ズは、この挿入近視部又は階段部の近くに大きい
歪や応力が発生し易いため他の型式のレンズより
も標準落球試験の合格率が低い。又上記の衝撃試
験に合格するのに必要な強度はイオン交換法で全
露出面を硬化した眼鏡レンズに得られる。しかし
この種のガラス製品はナトリウムイオンを含むこ
とが必要である。この必要ナトリウムイオンを含
むガラス製品、又はレンズは、ガラス中のナトリ
ウムイオンよりも直径が大きいアルカリ金属イオ
ンを含む融解塩浴に接触される。カリウムイオン
がナトリウムイオンに置換される場合にはガラス
製品の表面層内に圧縮応力が発生することが
Journal of the American Ceramics Society.
Vol.45No.2(1962年2月)ページ59−68に記截さ
れている。この論文に記載されている方法では、
分子転位及びイオン交換間にガラス表面内に移行
する1価の金属イオンの粘性流動を阻止するため
ガラスの歪点より低い温度で行われる。融解塩か
ら発生する大型イオンは小型のアルカリ金属イオ
ンが初めに占めていた位置に押し込まれる。この
ため圧縮応力が発生してガラスの衝撃強度が大幅
に増加する。 Journal of the American Ceramics
Society、(May、1964)の215−219ページの論文
“イオン交換による強化法”(Strengthening by
Ion Exchenge)には、ガラスの歪点以下で行わ
れるイオン交換法によつて強度が与えられる特殊
のガラスが記載されている。 アルカリ金属ケイ酸塩ガラスのイオン交換処理
は歪点以下は勿論、歪点以上の温度でも行われて
いる。この一処理法では小型のリチウムイオンが
これより大型のナトリウム及び/又はカリウムイ
オンに代わり、これは歪点以下の温度で大型イオ
ン(カリウム)が小型イオン(ナトリウム)に代
わる前記論文の方法と対照的である。米国特許第
2779136号に記載されている化学的強化法では、
交換可能なカリウム又はナトリウムのイオンを含
むケイ酸塩ガラスをその歪点以上の温度でリチウ
ムイオン、例えば融解リチウム塩で処理する。こ
のリチウムイオンはガラス中に移行してカリウム
又はナトリウムのイオンと代わり、このカリウム
又はナトリウムイオンはリチウム塩内に移行す
る。この交換は歪点以上で起こるからこの交換過
程間に分子転位が発生する。小型のリチウムイオ
ンはガラスに新しい表面層を生成し、この表面層
の膨張係数は元のガラスよりも低い。このガラス
物品が冷却すると熱膨張の差によつて圧縮応力が
発生するからガラスが強化される。 米国特許第4012131号に記載されているものは
眼鏡レンズのイオン交換に関する従来技術の別の
一例である。この特許は特にソーダシリカガラ
ス、又はソーダ石灰シリカガラスの組成に関連
し、このガラスは特にイオン交換処理による強化
眼鏡レンズの製造に適している。適当なガラスの
他の例は米国特許第3790260号明細書に記載され
ているもので、この発明は長期間の使用による摩
耗後でも破壊抵抗性のある良好な眼鏡レンズを得
る手段として、圧縮応力表面層の浸透の深さの重
要性を強調している。 本発明の目的に対して本発明者は、標準的イオ
ン交換法はKNO3のようなアルカリ金属塩の浴を
必要とすることを考慮した。ガラスレンズはガラ
ス歪点近くの温度の上記の浴に8ないし16時間浸
漬するがこの時間は上記の温度が歪点以上か以下
かによつて変わる。本発明による好適方法は歪点
以上で行われ、この方法は米国特許出願第774487
号明細書に記載されている。しかしこの方法は歪
点以下のイオン交換にも同様に適用でき、この方
法は例えば米国特許第3790260号に発表されてい
る。 又公知のようにレンズの反射防止性を改良する
ことも要望されている。普通の被覆材料はフツ化
マグネシウムMgF2である。しかしこの物質はイ
オン交換に必要な高温処理によつて破壊されるか
らガラスレンズをイオン交換法によつて被覆する
ことはできない。従つてレンズに処方を与える前
のイオン交換操作最末期にこの被覆を施すことが
非常に重要であつた。又レンズの被覆に使用する
材料は所望の衝撃抵抗性が得られるように充分に
強度のあるものが望ましい。更に又この被覆はレ
ンズのエツジング及びイオン交換の前に工場段階
で付着できるものでなければならない。上記の条
件に合致しなければ、レンズ製造に必要な多くの
複雑、かつ労力を必要とする高価な上記の操作
は、眼鏡レンズの販売段階の最終段階で良好な被
覆が得られないため無駄になる。 反射防止被覆法は業界で公知である。例えばド
イツ国特許第1204048号の発明者は蒸着法によつ
て二酸化ケイ素の保護層を付着し、耐久性のある
ガラス質透明層を付着する問題を解決しようとし
た。しかしこの種の物質を取扱う多くの研究者は
合成重合体基質を使用した。反射防止性を改良す
るため被覆した合成重合体基質の他の例は米国特
許第3645779号に記載され、この明細書には注意
深く制御した酸化ホウ素含有量を有するガラスの
真空蒸着法が記載されている。米国特許第
3811753号には合成重合体基質に厚さ1ないし10
ミクロンの一酸化ケイ素又は二酸化ケイ素の層で
被覆した光学部品が記載されている。ガラス質被
覆の付着は普通の蒸着法で行われる。米国特許第
3248256号の明細書には、酸素雰囲気中の二酸化
ケイ素蒸発による二酸化ケイ素フイルムを作る普
通の真空蒸発法の記載がある。再発行米国特許第
26857号の明細書には酸素富有雰囲気中の二酸化
ケイ素、好適にはSiO2とSiの混合物、の蒸発によ
つて、吸収のない二酸化ケイ素薄膜の生成法が記
載されている。米国特許第3700487号の明細書に
は、ジアリルグリコカーボネートレンズ上に施し
た。軽く架橋したポリビニルアルコールの曇り防
止性耐摩性被覆が記載されており、この曇り防止
性被覆の適当な接合は、最初水酸化ナトリウム又
は水酸化カリウムのような苛性アルカリの水溶液
又はアルコール溶液中にレンズを浸漬してこの重
合体表面を加水分解処理することによつて得られ
る。 本出願人による米国特許出願第510270号明細書
には本発明の実施に特に適した真空被覆法が記載
されている。この真空被覆は被覆と基質物質の熱
膨張の融和性の問題のため開発初期状態にある。
上記の熱膨張差で発生する応力を補償する界面接
合に特別の注意を払わなければ被覆に割れ目や剥
離を生ずる恐れがある。又溶剤の攻撃を受け易
く、被覆に溶剤が浸透すると被覆−基質界面の接
合が破損して剥離が起こるから被覆の耐久性にも
制限がある。場合によつては大気中の水分は長期
間の風化曝露によつて被覆ガラス物品を損傷す
る。従つてレンズ基質に付着された被覆はその光
学的及び物理的機能が低下せず、熱衝撃、極端な
温度条件下の貯蔵、高湿度による劣化及び化学的
攻撃のような苛酷な環境で安定性があるものでな
ければならず、理想的にはエツチング、イオン交
換及び最終消費者に対する他の加工操作前に工場
段階で全レンズに付着されるものである。従つて
この被覆は、レンズを適当なアルカリ金属の浴に
浸漬した時所望のイオン交換が行われるようにナ
トリウムイオン及びカリウムイオンが浸透できる
ものでなければならない。 上述の理由で、従来では、被覆に割れ目や剥離
が発生したり耐久性が低下するため、イオン交換
前に反射防止膜をガラスレンズに付着することが
できなかつた。 本発明は、所望の光学的特性及び物理的特性を
有しかつ熱衝撃、極端な温度下の貯蔵、湿度劣化
及び化学的攻撃に対し安定性を有すると共に工場
段階でイオン交換によつて硬化できる反射防止被
覆をガラスレンズ表面に良好に形成できる反射防
止被覆ガラス眼鏡レンズとその製法を提供するこ
とを目的とする。 本発明の反射防止被覆ガラス眼鏡レンズは、少
なくとも一表面にイオン交換された反射防止被覆
を有するガラスレンズ基質を含み、前記反射防止
被覆は、TiO2、CeO2、ZrO2、La2O3、Nd2O3
Al2O3からなる群から選択された酸化物と該群か
ら選択された他の酸化物又はSiO2との組合せに
よる金属酸化物フイルムと最外層のSiO2フイル
ムとからなり、該フイルムはその化学的組成及び
物理的結合性に変化を受けることなく、上記レン
ズのイオン交換操作間にカリウムイオン及びナト
リウムイオンを透過させる構成を有する。 また、本発明のイオン交換可能な反射防止被覆
ガラス眼鏡レンズの製法は、TiO2、CeO2
ZrO2、La2O3、Nd2O3、Al2O3からなる群から選
択された酸化物又はSiO2とを電子ビーム法によ
つて真空室内で蒸発させ、上記群から選択された
酸化物と該群から選択された他の酸化物又は
SiO2との組合せによる金属酸化物フイルムと最
外層のSiO2フイルムとからなる硬質眼鏡用被覆
をガラスレンズ基質上に形成して被覆ガラスレン
ズを得る工程と、該被覆ガラスレンズを真空室か
ら取り出す工程と、該被覆ガラスレンズをエツジ
ング加工しかつアルカリ金属塩の中に浸漬してイ
オン交換処理を施す工程と、イオン交換した上記
被覆ガラスレンズを回収する工程とで構成され
る。 発明の要約 TiO2、CeO2、ZrO2、La2O3、Nd2O3、Al2O3
びSiO2を真空室内で電子ビーム法で蒸発すると
高温で化学的に安定な硬質光学被覆となる金属酸
化物のフイルム、即ち薄膜を形成することが発見
された。これらの酸化物の薄いフイルムは可視領
域で1/4又は1/2波長に相当する厚さ(幾何学的の
厚さは0.1ないし0.2ミクロン、即ち40ないし80マ
イクロインチ)で蒸着され、このフイルムはその
化学的組成、又はこのフイルム被覆とイオン交換
で硬化されたガラス基質との間の物理的結合に影
響を与えることなくカリウムイオン及びナトリウ
ムイオンが浸透できる。 ガラスレンズ基質上にフイルムを蒸着後、硝酸
カリウム浴を使用してこの金属酸化物フイルムを
更に酸化できることが発見された。もしこの化学
反応をフイルム組成を変更するまで継続すると、
この光学的厚さが僅かに厚くなり、又近紫外領域
の吸収が少くなる。従つて処方調整室におけるレ
ンズの最終被覆操作を省略してレンズを工場段階
に戻す目的で反射防止被覆のような光学的干渉被
覆の設計に上記の物質を利用することが望まし
い。 Al2O3を含む薄膜材料はカリウム及びナトリウ
ムのイオンが1/4波長の光学的厚さを通して交換
されないから、使用材料の選択に当つては分子構
造を注意深く考慮する必要がある。 一つの有用な被覆の組合せは1/2波長でない2
層反射防止被覆である。この被覆設計は、反射が
中心波長でほぼゼロ%で、又被覆の全体の光学的
厚さが1/4波長の2倍よりも小さいために選択さ
れたものである。例えば好適実施例の従来のクラ
ウンガラス(n=1.523)の基質の場合の反射防
止被覆の公式化表現は:G 0.26H 1.33L、A、
このGはガラス基質、0.26Hは高屈折率物質の
0.26×1/4波長光学的厚さで、1.33Lは低屈折率物
質の1.33×1/4波長光学的厚さで、Aは空気を示
す。好適実施例の被覆物質は高屈折率物質として
CeO2(n=2.36)、低屈折率物質としてSiO2(n
=1.46)である。この組成で作られた反射防止被
覆は、損傷を受けることなく所望の光学的機能を
示し、又イオン交換操作に耐えることが判明し
た。前記の金属酸化物フイルム材料を使用する他
の被覆結合は、種々の2層、3層及び本明細書中
に示すパラメータに従う多層の反射防止被覆設計
である。本発明の原理を利用する幾つかの被覆構
造については後述する。 好適実施例の説明 本発明の概念に従う有用な被覆組成物を下記の
数表に示す。前記の文字G、H及びLでそれぞれ
表わされる基質、高屈折率物質及び低屈折率物質
の数値的関係はこれらの表中に示されている。 ガラス眼鏡レンズ上のイオン交換可能な反射防止
被覆
【表】
【表】
【表】 本発明の原理によつて良好に付着された被覆は
工場におけるイオン交換操作で得られ、この被覆
の反射防止特性に化学的及び物理的悪影響を与え
ない。又この被覆はガラスレンズ基質のイオン交
換で得られた優れた強度特性に悪影響を与えるこ
ともない。 本発明の重要特徴は、ある種の薄膜被覆物質、
特に非溶解性金属酸化物の被覆物質は、単独で
も、又他の物質と組合わせても蒸着によつて反射
防止被覆を形成できることである。この被覆は透
光性が良好であるから反射性は小さく、又標準的
方法のイオン交換操作が可能で、この操作で被覆
は損傷を受けることなく、又機能低下や被覆結合
に悪影響を受けることもない。被覆物質及びイオ
ン交換レンズは従来存在しているが、本発明者の
有する知識に関する限り、イオン交換可能な反射
防止被覆に成功した者はいない。上記のように本
発明による好適なレンズ組成物は屈折率が1.523
のクラウン眼鏡ガラスである。好適実施では上記
イオン交換操作で温度504℃の硝酸カリウム浴に
8時間浸漬する。 又好適実施例によれば、ガラスレンズはアルミ
ナ微粉のような清浄剤で表面をこすり、蒸留水で
洗浄してからアルコールでふいてきれいにする。
次にレンズを、本出願人の有する米国特許出願第
726851号明細書に記載されている型式の真空室に
装入する。被覆物質であるシリカ、二酸化チタン
及び蒸発性ガラス(好適にはシヨツト#8329)
を、分離した水冷ボートからなる真空室の電子ビ
ーム蒸発源に装入する。次に真空室をポンプで2
×10-6トールに減圧する。レンズを300℃に加熱
する。次に被覆物質を連続的に蒸発し、シリカで
1/4波長厚、二酸化チタンで1/2波長厚、又蒸発性
ガラスで1/4波長厚の被覆を付着する。真空蒸着
後、レンズを約100℃まで放冷し、真空室を大気
圧に戻す。この被覆レンズを真空室から取り出
す。 米軍標準化ハンドブツク(U.S.Military
Standardization Handhbook)141.第20章の“薄
膜被覆の付着”の項目を使用して単層及び多層の
反射防止設計パラメータを研究した。反射防止被
覆設計の理論的概念は“Physics of Thin
Films”第2巻のG.T.CoxとG.Hassの論文、
“Antireflection Coatings for Optical and
Infrafed Optical Materials”を参考にして調査
した。薄膜に使用する物質の選択は“Journal of
Vacuum Science and Technology”4、No.2ペ
ージ71−79のG.HassとE.Ritterの論文、“Optical
Film Materials and Their Applications”を参
考にして行つた。米国特許第3185020号の三層即
ち1/4−1/2−1/4波長厚の反射防止被覆設計も研
究した。又米国特許第3934961号の三層反射防止
被覆(この第1層はAl2O3とZrO2の混合物であ
る)も研究した。 前記のように、各種試験に合格するのに必要な
衝撃抵抗性を与えるガラスレンズ処理は、レンズ
の最終加工及びエツジング前に熱処理するかイオ
ン交換する必要がある。もしレンズを工場段階で
被覆すると、被覆は、被覆面を損傷することなく
上記の処理、即ち熱処理又はイオン交換処理に耐
えなければならない。もしこれが不可能ならば工
場で被覆したレンズは出荷することができない。
真空蒸着装置内の一連の実験室試験で、一群の被
覆をイオン交換実験のため蒸着した。下記の表か
ら選択した各物質をガラスレンズ上に1/4波長厚
で付着してからイオン交換した。これらの被覆レ
ンズをX線マイクロプロープ法で試験してイオン
のレンズ浸透深さを測定した。又被覆に対する物
理的損傷を調整した。又レンズはイオン交換硬化
操作間に応力パターンが発生したか歪かも調査し
た。使用したレンズは屈折率1.523の標準クラウ
ン眼鏡レンズであつた。これらのレンズは円筒面
のないほぼプラノレンズであつた。これらのレン
ズは本明細書中に記載した試験とは無関係の理由
によつて通常の製造過程で不合格となつたもので
ある。
【表】 上記のレンズは凸面側にのみ被覆した。反射率
と透過率はイオン交換操作の前後に測定した。イ
オン交換操作は454℃の硝酸カリウム浴で16時間
行つた。MgF2とSiOxを除いて上記被覆はイオン
交換操作で影響がなく又損傷も発生しなかつた。
幾つかの興味のある変化が起こつた。一般に酸化
物は安定性があり、その幾つかは厚さが増加した
が屈折率はほぼ同一であつた。フツ化物は明らか
に酸化され最も著しいCeF3は完全にCeO2になり
屈折率は約2.25になつた。MgF2被覆は剥離し、
又屈折率がガラスの屈折率と一致する状態に酸化
した。Siを含む被覆、即ちSiOx及びSiO2の被覆
は420nmの位置に幅60nmの狭い吸収帯を生じ
た。表中のパチナルサプスタンス(Patinal
Substance)はメルク(Merck)社製の焼結二
酸化ジルコニウムである。 本発明の実験研究により、イオン交換処理が行
われるガラス眼鏡レンズ面に反射防止被覆を形成
するのに利用できる物質は僅かに限られたもので
あることが判明した。化学的に、又物理的にイオ
ン交換処理で攻撃され、又変性される被覆物質は
使用できない。しかし正しい選択によれば、エツ
ジング及びイオン交換処理前の工場段階でガラス
レンズに反射防止被覆することが可能である。勿
論、被覆物質は何れもイオン交換されない。硫化
物とフツ化物はイオン交換操作に融和しないが酸
化物は融和性がある。フツ化物は軟質でイオン交
換で洗い去られることが判明した。酸化物は使用
可能性が明白であるカリウムイオンを通すことが
できる酸化物のみとイオン交換するものでもよ
く、又これとイオン交換しないものでもよい。従
つてガラス基質にカリウムイオンを入れ、又この
基質からナトリウムイオンを出す性能を有する一
群の酸化物が使用できる。又上記の表に示される
ように、多くの物質は屈折率を変える。従つて選
択された酸化物物質はイオン交換処理間に屈折率
又は透過度を変えないものでなければならない。
又これらの酸化物は結合性を維持し又ひび割れし
ないものでなければならない。前記の第、及
び表に示されるように、本発明の反射防止被覆
は少くとも2層で外層は単にシリカである。 本発明者の研究によれば、従来の被覆に使用さ
れていた酸化アルミニウムは原子格子構造の大き
さが不充分でカリウムイオンを通すことができな
いから使用できない。本発明者は被覆レンズの一
つをイオン交換後これを横断切断し、この断面を
偏光計で研究して上記の結論に達した。反射防止
被覆の下に着色帯が見られたがこれはカリウムイ
オンの浸透、従つてイオン交換を示すものであ
る。 従来の研究者はイオン交換を目的としては被覆
ができないと考えていたが、本発明者の実験研究
によれば、普通の反射防止被覆物質として使用さ
れているものの一つであるMgF2を使用した場合
には不満足な結果が得られることがこの結論の主
な理由の一つである。本発明者は、前記の条件を
考慮して選択すれば、本発明の好適実施例により
限られた数の被覆物質を使用できることを発見し
た。眼鏡レンズの縁づけ、即ちエツチングは上記
の反射防止被覆付着後行われる。この反射防止被
覆は好適実施例ではレンズ両面に施されるが片面
のみでもよい。前記に蒸発性ガラスの利用を記載
した純度の点では融解シリカが好適な被覆物質で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一表面にイオン交換された反射防
    止被覆を有するガラスレンズ基質を含み、前記反
    射防止被覆は、TiO2、CeO2、ZrO2、La2O3
    Nd2O3、Al2O3からなる群から選択された酸化物
    と該群から選択された他の酸化物又はSiO2との
    組合せによる金属酸化物フイルムと最外層の
    SiO2フイルムとからなり、該フイルムは、その
    化学的組成及び物理的結合性に変化を受けること
    なく、上記ガラスレンズのイオン交換操作間にカ
    リウムイオン及びナトリウムイオンを透過させる
    ことを特徴とするガラス眼鏡レンズ。 2 上記反射防止被覆は、上記ガラスレンズ基質
    の両面に付着された特許請求の範囲第1項記載の
    ガラス眼鏡レンズ。 3 上記ガラスレンズ基質は、屈折率約1.5のク
    ラウンガラスであり、上記反射防止被覆は、屈折
    率約2.3のCeO2の組合せ物質と屈折率約1.4の
    SiO2からなる最外層とで構成される特許請求の
    範囲第1項記載のガラス眼鏡レンズ。 4 上記反射防止被覆は、Gをガラス基質、Hを
    高屈折率物質、Lを低屈折率物質とし、式:G
    1.0H(1.0×1/4波長光学的厚さ) 1.0L(1.0×
    1/4波長光学的厚さ)空気で表される2層反射防
    止被覆で、該式中: 【表】 である特許請求の範囲第1項記載のガラス眼鏡レ
    ンズ。 5 上記反射防止被覆は、Gをガラス基質、Hを
    高屈折率物質、Lを低屈折率物質とし、式:G
    2.0H(2.0×1/4波長光学的厚さ) 1.0L(1.0×
    1/4波長光学的厚さ)空気で表される2層反射防
    止反射防止被覆で、該式中: 【表】 である特許請求の範囲第1項記載のガラス眼鏡レ
    ンズ。 6 上記反射防止被覆は、Gをガラス基質、Mを
    第3層物質、Hを高屈折率物質、Lを低屈折率物
    質とし、式:G 1.0M(1.0×1/4波長光学的厚
    さ) 2.0H(2.0×1/4波長光学的厚さ) 1.0L
    (1.0×1/4波長光学的厚さ) 空気で表される3層反射防止反射防止被覆で、
    該式中: 【表】 である特許請求の範囲第1項記載のガラス眼鏡レ
    ンズ。 7 TiO2、CeO2、ZrO2、La2O3、Nd2O3、Al2O3
    からなる群から選択された酸化物及びSiO2とを
    電子ビーム法によつて真空室内で蒸発させ、上記
    群から選択された酸化物と該群から選択された他
    の酸化物又はSiO2との組合せによる金属酸化物
    フイルムと最外層のSiO2フイルムとからなる硬
    質眼鏡用反射防止被覆をガラスレンズ基質上に形
    成して反射防止被覆ガラスレンズを得る工程と、 上記反射防止被覆ガラスレンズを真空室から取
    り出す工程と、 該反射防止被覆ガラスレンズをエツジング加工
    しかつアルカリ金属塩の中に浸漬してイオン交換
    処理を施す工程と、 イオン交換した上記反射防止被覆ガラスレンズ
    を回収する工程と、 で構成されることを特徴とするイオン交換可能な
    反射防止被覆ガラス眼鏡レンズの製法。
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