JPS626212Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626212Y2 JPS626212Y2 JP1532581U JP1532581U JPS626212Y2 JP S626212 Y2 JPS626212 Y2 JP S626212Y2 JP 1532581 U JP1532581 U JP 1532581U JP 1532581 U JP1532581 U JP 1532581U JP S626212 Y2 JPS626212 Y2 JP S626212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- pin
- hinge
- hinge plate
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は本体前面開口部に上部扉、下部扉をそ
れぞれ枢着した二扉式冷蔵庫に関し、特に両扉を
枢支するヒンジ部分の構造に係わる。
れぞれ枢着した二扉式冷蔵庫に関し、特に両扉を
枢支するヒンジ部分の構造に係わる。
従来この種の冷蔵庫における中ヒンジ部分の構
成を第6図により説明すると、上部扉イの下面、
下部扉ロの上面のそれぞれにピンカラーハ,ニを
それぞれ設けておき、冷蔵庫本体のクロスレール
部ホに固着した中ヒンジヘに上下面に突出するよ
う形成したピント,チを上記ピンカラーハ,ニに
挿入し枢支しているものである。そして上部扉イ
の重量は中ヒンジヘにて支持され、下部扉ロの重
量は下ヒンジ(図示せず)にて支持されるもので
ある。しかし、特に下部扉ロはピンカラーニより
ピンチが抜ける方向にあるため若干の取付誤差、
あるいは扉ロに重量物を収納しての使用による扉
下りによつて扉ロが脱落する場合があつた。さら
に扉イ,ロはピンカラーハ,ニを両扉イ,ロの外
枠を形成するサツシユリ,ヌに形成した穴に嵌合
した後断熱材ル,ヲを充填して形成されるが、上
記穴より後断熱材ル,ヲが漏れ、後処理が非常に
わずらわしく、かつサツシユリ,ヌの強度も弱く
なるといつた欠点を有していた。
成を第6図により説明すると、上部扉イの下面、
下部扉ロの上面のそれぞれにピンカラーハ,ニを
それぞれ設けておき、冷蔵庫本体のクロスレール
部ホに固着した中ヒンジヘに上下面に突出するよ
う形成したピント,チを上記ピンカラーハ,ニに
挿入し枢支しているものである。そして上部扉イ
の重量は中ヒンジヘにて支持され、下部扉ロの重
量は下ヒンジ(図示せず)にて支持されるもので
ある。しかし、特に下部扉ロはピンカラーニより
ピンチが抜ける方向にあるため若干の取付誤差、
あるいは扉ロに重量物を収納しての使用による扉
下りによつて扉ロが脱落する場合があつた。さら
に扉イ,ロはピンカラーハ,ニを両扉イ,ロの外
枠を形成するサツシユリ,ヌに形成した穴に嵌合
した後断熱材ル,ヲを充填して形成されるが、上
記穴より後断熱材ル,ヲが漏れ、後処理が非常に
わずらわしく、かつサツシユリ,ヌの強度も弱く
なるといつた欠点を有していた。
本考案はかかる欠点を解消することを目的とし
て成されたものであり、以下その一実施例を添付
図面に従い説明する。
て成されたものであり、以下その一実施例を添付
図面に従い説明する。
図において、1は二扉式の冷蔵庫本体で、その
前面開口部には上部扉2、下部扉3がそれぞれ上
ヒンジ4、中ヒンジ5、下ヒンジ6にて開閉自在
に枢着されている。すなわち上ヒンジ4は本体1
の天面にビス7にて固着しており、上ヒンジ4の
先端に穿設したピン穴4aに上部扉2の上面に固
着したヒンジプレート8のピン8aが枢支されて
いる。9はヒンジプレート8を上部扉2上面に固
着するビスである。ヒンジプレート8とピン8a
とはかしめ成形によつて両者を接続しており、こ
れによつてヒンジプレート8下面側に突出する突
出部(図示せず)は上部扉2の外枠を形成するサ
ツシユ2′に形成した座ぐり穴2aに収納され
る。また中ヒンジ5は略L字状であり一辺は本体
1のクロスレール部にビス10によつて固着し、
他辺は本体1より直角に延出して先端に枢支穴5
aを穿設している。この枢支穴5aには上部扉2
の下面にビス11にて固着した下ヒンジプレート
12の中空ピン12aが枢支される。この下ヒン
ジプレート12は耐摩耗性の合成樹脂にて一体に
形成され枢支穴5aとのすべりを良好に成してい
る。また上部扉2のサツシユ2′には中空ピン1
2aの中空部12a′と対向する位置に座ぐり穴2
bを形成している。一方13は下部扉3の上面に
ビス14にて固着される上ヒンジプレートで、ピ
ン13aを突出するようかしめ止めされている。
このピン13aは中ヒンジ5の枢支穴5aに枢支
された中空ピン12aの中空部12a′に枢支され
るよう挿入されるもので、先端は座ぐり穴2bに
近接するよう延出されている。下部扉3のサツシ
ユ3′には上ヒンジプレート13下面より突出す
る中空ピン12aの下端突出部を収納する座ぐり
穴3aが形成されている。そして上記中ヒンジ
5、上ヒンジプレート13は耐久性の大なる金属
にて形成されている。また上下部扉2,3のサツ
シユ2′,3′のヒンジ側前面部及び側面にまたが
るコーナ部はピン13aの中心を中心とした円弧
状の面取りを行つており、サツシユの側面より描
かれる円としての軌跡の終端におけるピン12a
中心との距離rはサツシユ側面2″,3″とピンの
中心との距離r′と等しいか、それより小さくして
おり、もつて扉2,3開放時に本体1の側壁面
1′より扉2,3が突出しないようにしている。
15,16は上部扉2、下部扉3のそれぞれに充
填された発泡断熱材であり、また下部扉3の下ヒ
ンジ6については特に詳述しない。
前面開口部には上部扉2、下部扉3がそれぞれ上
ヒンジ4、中ヒンジ5、下ヒンジ6にて開閉自在
に枢着されている。すなわち上ヒンジ4は本体1
の天面にビス7にて固着しており、上ヒンジ4の
先端に穿設したピン穴4aに上部扉2の上面に固
着したヒンジプレート8のピン8aが枢支されて
いる。9はヒンジプレート8を上部扉2上面に固
着するビスである。ヒンジプレート8とピン8a
とはかしめ成形によつて両者を接続しており、こ
れによつてヒンジプレート8下面側に突出する突
出部(図示せず)は上部扉2の外枠を形成するサ
ツシユ2′に形成した座ぐり穴2aに収納され
る。また中ヒンジ5は略L字状であり一辺は本体
1のクロスレール部にビス10によつて固着し、
他辺は本体1より直角に延出して先端に枢支穴5
aを穿設している。この枢支穴5aには上部扉2
の下面にビス11にて固着した下ヒンジプレート
12の中空ピン12aが枢支される。この下ヒン
ジプレート12は耐摩耗性の合成樹脂にて一体に
形成され枢支穴5aとのすべりを良好に成してい
る。また上部扉2のサツシユ2′には中空ピン1
2aの中空部12a′と対向する位置に座ぐり穴2
bを形成している。一方13は下部扉3の上面に
ビス14にて固着される上ヒンジプレートで、ピ
ン13aを突出するようかしめ止めされている。
このピン13aは中ヒンジ5の枢支穴5aに枢支
された中空ピン12aの中空部12a′に枢支され
るよう挿入されるもので、先端は座ぐり穴2bに
近接するよう延出されている。下部扉3のサツシ
ユ3′には上ヒンジプレート13下面より突出す
る中空ピン12aの下端突出部を収納する座ぐり
穴3aが形成されている。そして上記中ヒンジ
5、上ヒンジプレート13は耐久性の大なる金属
にて形成されている。また上下部扉2,3のサツ
シユ2′,3′のヒンジ側前面部及び側面にまたが
るコーナ部はピン13aの中心を中心とした円弧
状の面取りを行つており、サツシユの側面より描
かれる円としての軌跡の終端におけるピン12a
中心との距離rはサツシユ側面2″,3″とピンの
中心との距離r′と等しいか、それより小さくして
おり、もつて扉2,3開放時に本体1の側壁面
1′より扉2,3が突出しないようにしている。
15,16は上部扉2、下部扉3のそれぞれに充
填された発泡断熱材であり、また下部扉3の下ヒ
ンジ6については特に詳述しない。
上記構成によればピン13aが上ヒンジプレー
ト13に形成されていて中ヒンジ5の枢支穴5a
に枢支された下ヒンジプレート12の中空部12
a′にまで挿通されているため中ヒンジより上下に
ヒンジを突出するものと比べてピン13aが長く
とれ、扉3の下降、取付誤差等による脱落の危険
性が少ない。また、座ぐり穴2bの存在でもピン
13aの長さ増大に寄与しえ、座ぐり穴3aでは
上ヒンジプレート13を確実に下部扉3に取付け
ることを可能とし、また従来の如くサツシユ2,
3にピンカラーを設ける穴を形成しなくても良い
ので断熱材15,16漏れの心配がなく強度の低
下ももたらすことがない。さらに下ヒンジプレー
ト12が合成樹脂で成るためピン13a、枢支穴
5aに対してすべりが良く、扉2,3の開閉動作
が円滑になる。
ト13に形成されていて中ヒンジ5の枢支穴5a
に枢支された下ヒンジプレート12の中空部12
a′にまで挿通されているため中ヒンジより上下に
ヒンジを突出するものと比べてピン13aが長く
とれ、扉3の下降、取付誤差等による脱落の危険
性が少ない。また、座ぐり穴2bの存在でもピン
13aの長さ増大に寄与しえ、座ぐり穴3aでは
上ヒンジプレート13を確実に下部扉3に取付け
ることを可能とし、また従来の如くサツシユ2,
3にピンカラーを設ける穴を形成しなくても良い
ので断熱材15,16漏れの心配がなく強度の低
下ももたらすことがない。さらに下ヒンジプレー
ト12が合成樹脂で成るためピン13a、枢支穴
5aに対してすべりが良く、扉2,3の開閉動作
が円滑になる。
以上の説明からも明らかな如く、本考案によれ
ば、下部扉上面に固着される下ヒンジプレートの
ピンを、中ヒンジの枢支穴に枢支される上部扉側
の下ヒンジプレートの中空ピン内に枢支するもの
であるから、下ヒンジプレートのピンが長くで
き、中ヒンジよりピンを突出するものに比べて取
付誤差、扉下り等による扉の脱落が防止できる。
また従来の如く扉内部に貫通されるピンカラーを
必要としないため、扉内部に充填する断熱材漏れ
の心配もない。さらに中空ピンを有する下ヒンジ
プレートを合成樹脂で形成しているので金属同志
の接触がなく開閉動作が円滑で、また成形も簡単
であるといつた特徴を有する。
ば、下部扉上面に固着される下ヒンジプレートの
ピンを、中ヒンジの枢支穴に枢支される上部扉側
の下ヒンジプレートの中空ピン内に枢支するもの
であるから、下ヒンジプレートのピンが長くで
き、中ヒンジよりピンを突出するものに比べて取
付誤差、扉下り等による扉の脱落が防止できる。
また従来の如く扉内部に貫通されるピンカラーを
必要としないため、扉内部に充填する断熱材漏れ
の心配もない。さらに中空ピンを有する下ヒンジ
プレートを合成樹脂で形成しているので金属同志
の接触がなく開閉動作が円滑で、また成形も簡単
であるといつた特徴を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す二扉式冷蔵庫
の側面図、第2図は上部扉側の分解斜視図、第3
図は中ヒンジ部の分解斜視図、第4図は第1図
−′線における断面図、第5図は扉取付説明
図、第6図は第4図に対応する従来例を示す要部
断面図である。 1……冷蔵庫本体、2……上部扉、3……下部
扉、5……中ヒンジ、5a……枢支穴、12……
下ヒンジプレート、12a……中空ピン、13…
…上ヒンジプレート、13a……ピン。
の側面図、第2図は上部扉側の分解斜視図、第3
図は中ヒンジ部の分解斜視図、第4図は第1図
−′線における断面図、第5図は扉取付説明
図、第6図は第4図に対応する従来例を示す要部
断面図である。 1……冷蔵庫本体、2……上部扉、3……下部
扉、5……中ヒンジ、5a……枢支穴、12……
下ヒンジプレート、12a……中空ピン、13…
…上ヒンジプレート、13a……ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体前面開口部に上部扉、下部扉をそれぞれ
開閉自在に枢着した二扉式冷蔵庫において、前
記両扉間に枢支穴を形成した中ヒンジを固着
し、前記上部扉下面に前記枢支穴に枢支される
中空ピンを形成した下ヒンジプレートを固着
し、前記下部扉上面に前記中空ピンの中空部に
枢支されるピンを形成した上ヒンジプレートを
固着したことを特徴とする二扉式冷蔵庫。 (2) 前記下ヒンジプレートを耐摩耗性の合成樹脂
で、前記中ヒンジ及び下ヒンジプレートは金属
にて形成したことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の二扉式冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1532581U JPS626212Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1532581U JPS626212Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128079U JPS57128079U (ja) | 1982-08-10 |
JPS626212Y2 true JPS626212Y2 (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=29813330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1532581U Expired JPS626212Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626212Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP1532581U patent/JPS626212Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128079U (ja) | 1982-08-10 |
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