JPS6261687A - 工場内清掃方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紡績工場や織布工場のごとき、比重の小さな
繊維くず等を発生して空気中に浮遊させたり、床上に堆
積する、工場内の清掃に用いられるものであり、繊維業
界特に紡績工場で利用されるものである。

〔従来の技術〕

従来の紡績工場において、一般に掃寄せプレナム方式と
呼ばれる工場内清掃手段があった。第２図は、この掃寄
せプレナム方式実施のための概略配置図である０図にお
いて、床５、壁６、及び天井７で囲われた工場屋内に紡
績機械４が多数列配置されており、天井面には集！！装
置と大気圧に対して負圧の状態で連通ずる主サクション
ダクト８が来ており、また、主サクションダクト８から
壁に沿って立下げダクト８′が下降し、シャッター９を
介してプレナム１０に連通している。そして清掃方法は
、床上に成程度繊維くず等が堆積すればほうきで掃き寄
せて行き、プレナム口に繊維くず等を寄せた後、シャッ
ター９を開くとこれら繊維くず等は、負圧による吸引作
用で立下げダクト８゜及び主サクションダクト８を通し
て集塵装置へ搬送させていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述のごとき構成の従来清掃方法では、床上に堆積した
軽い繊維くず等も、掃き寄せるために比重の大きな塊と
なり、従って重くなった繊維くず等の塊をプレナムより
吸い上げて集塵装置まで搬送するには高静圧ファンを必
要とするので、エネルギー消費の面で問題あった。また
、定期的に掃き寄せ作業が必要なため、人手のかかる問
題を有していた。そしてこの方式では工場内に浮遊して
いる繊維くず等までも清掃する考慮がはられれていなか
った０本発明は、これら従来方式の問題点を解決するも
のであり、人手を省き、且つ床上の繊維くず等、及び浮
遊中の繊維（ず等を省エネルギ一手段で清掃する方法を
提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

繊維くず等を発生する紡績機械等設置室内において、設
置機械群と対向して、あるいは設置機械群と対向する壁
に沿って必要な長さにわたって、この長さ方向全長に回
転羽根車と回転羽根車ケーシングとからなる気流発生装
置を床上、及び／又は天井に配設し、該気流発生装置の
吸引側に吸着ネットを装着し、且つ該気流発生装置で発
生する吸引気流、吹出気流、及び両気流により合成され
る循環気流により紡績機械等から発生する繊維くず等を
、前記吸着ネットに吸着させるようにして、従来方式の
問題点を合理的に解決するようにした。

〔作　用〕

気流発生装置の吹出側から吸引側へと流れる循環気流は
、空気中に浮遊する繊維くず等を無理なく吸着ネ−／　
トに吸着させることができ、また床上に降下した繊維く
ず等も、はうきで掃き寄せたすせずそのままの状態で吸
引気流が作用するので弱い吸引力で移送可能である。

〔実施例〕

第１図は本発明を精紡機を設置した工場屋内に適用した
該略断面図を示す。床５、壁６、及び天井７で囲われた
工場屋内に精紡機４が多数列設置されている。精紡機４
と対向する壁際の床上に、必要な長さにわたって回転羽
根車１゛と有効に配置した回転羽根車ケーシング２とか
らなる気流発生装置１を設置する。該気流発生装置１の
回転羽根車ケーシング２の吸引側に繊維くず等を吸着す
るだめの吸着ネット３　（網、又は多孔プレート）を装
着するとともに、床面と接する個所に全長にわたって開
口部Ｓを設ける０回転羽根車１゛の回転によって吹出気
ｆｉＦ１　、及び吸引気流Ｆ２が発生する。また、前記
両気流の間にも循環気流Ｆ３が発生し、空気調和設備か
らの供給気流Ｆ４の一部も誘引される。精紡機から発生
した工場屋内に浮遊し、あるいは床上に降下した繊維く
ず等は、前記循環気流Ｆ３、吸引気流Ｆ２、及び空気調
和設備からの供給気ｍＦ４に乗り、吸着ネット３に吸着
される。そして吸着ネット３に繊維くず等の、堆積が著
しくなると吸引作用の機能が低下するため作業員が定期
的に吸着した繊維くず等を取除くか、吸着ネットに対し
て掃除機を定期的に走行させ吸着した繊維くず等を掃除
機にて吸引除去するか、掃除機を固定し吸着ネットを定
期的にあるいは連続走行させ吸着した繊維くず等を掃除
機にて吸引除去すれば良い。この実施例では壁面と天井
面と床面とが空気流の案内作用を果たし、且つ床上との
比較的重い綿芥は持ち上げることなく横移動のみである
ので、効率良（集塵出来た。

なお、吸着ネットを備えた気流発生装置１を天井面に設
けても、各機台列間に設けても良く、又は床面、壁面、
及び天井面の適所に併設しても所期の作用効果の得られ
ることは当業者にとって自明であろう。

〔発明の効果〕

従来の清掃装置が局所的あったり、空気中に浮遊する繊
維くず等には、考慮が払われない消極的清掃であるのに
対し、本発明の清掃装置では、紡織機械等から発生する
繊維くず等を、一様な気流にのせて行うため、低静圧の
気流発生装置でよく、省エネルギーがはかれる。それ飲
水清掃装置を用いれば機台への繊維くず等の付着が減少
し、紡織機械等設置室内の空気も清浄になり、作業環境
も一段と良いものになる。更には、空気調和設備の負荷
も軽減される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施の１例の説明図。 第２図は、従来方法の概略説明図。 １：気流発生装置、 １゛　：回転羽根車、 ２一回転羽根車ケーシング、 ３：吸着ネット、 ４：精紡機、 ５：床、 ６：壁、 ７：天井。 第１図 １・・・気流発生装置 １′・・・回転羽根車 ２０．・回転羽根車ケ−７ング ３・・・吸着ネット ４・・・精紡機 ５・・・床 Ｆｌ・・・吹出気流 Ｆ２・・・吸引気流 Ｆ３・・・循還気流

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 繊維くず等を発生する紡織機械等設置室内において、設
   置機械群と対向して、あるいは設置機械群と対向する壁
   に沿って、必要な長さにわたって、この長さ方向全長に
   、回転羽根車（１′）と回転羽根車ケーシング（２）と
   からなる気流発生装置（１）を床上に及び／又は天井に
   配設し、該気流発生装置（１）の吸引側に吸着ネット（
   ３）を装着し、且つ該気流発生装置で発生する吸引気流
   （Ｆ２）、吹出し気流（Ｆ１）、及び両気流により合成
   される循環気流（Ｆ３）により紡織機械等から発生する
   繊維くず等を清掃することを特徴とする工場内清掃方法
   。