JPS6261308A - アモルフアス巻鉄心の熱処理方法 - Google Patents
アモルフアス巻鉄心の熱処理方法Info
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- JPS6261308A JPS6261308A JP19951085A JP19951085A JPS6261308A JP S6261308 A JPS6261308 A JP S6261308A JP 19951085 A JP19951085 A JP 19951085A JP 19951085 A JP19951085 A JP 19951085A JP S6261308 A JPS6261308 A JP S6261308A
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- amorphous magnetic
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- magnetic thin
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/153—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
- H01F1/15383—Applying coatings thereon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明はアモルファス磁性薄帯を用いた電気機器用巻鉄
心の熱処理方法に関する。
心の熱処理方法に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
鉄損がきわめて少ないことを特徴とりるアモルファス磁
性材料はこれを鉄心として変圧器等に用いることによっ
て、大きな省エネルギー効果が得られる可能性を有して
おり、数多くの機器試作がなされて、その低鉄損特性が
確められている。その試作は、はとんどが柱上変圧器を
主体とした１０〜１００ＫＶＡ程度の８母の変圧器であ
るが、更に大容伝の変圧器への応用が期待されている。
性材料はこれを鉄心として変圧器等に用いることによっ
て、大きな省エネルギー効果が得られる可能性を有して
おり、数多くの機器試作がなされて、その低鉄損特性が
確められている。その試作は、はとんどが柱上変圧器を
主体とした１０〜１００ＫＶＡ程度の８母の変圧器であ
るが、更に大容伝の変圧器への応用が期待されている。
アモルファス磁性材料は、その形状がきわめて薄いリボ
ン状であるために特に作業性の点で巻鉄心に適しており
、円形あるいは角形に巻回して鉄心を成形する。
ン状であるために特に作業性の点で巻鉄心に適しており
、円形あるいは角形に巻回して鉄心を成形する。
ところでこのアモルファス磁性薄帯は溶融状態の合金を
、冷却した回転ロールに吹きつけ急激に固まらせること
によって薄帯状に製造され、この急冷によって、材料の
内部に残留応力を生じ磁気特性が劣化する。従って鉄心
に成形した後、熱処理を行って応力を除去する必要があ
る。
、冷却した回転ロールに吹きつけ急激に固まらせること
によって薄帯状に製造され、この急冷によって、材料の
内部に残留応力を生じ磁気特性が劣化する。従って鉄心
に成形した後、熱処理を行って応力を除去する必要があ
る。
この熱処理は適正温度範囲が狭いためにけい素鋼板から
なる巻鉄心の熱処理に比較しきわめて難しい。例えば熱
処理炉を用いて大形の巻鉄心の熱処理を行う場合、巻鉄
心の内側（巻始め）と外側（巻終り）とでは温度上昇が
大きく異なる。一般に鉄心の外周においては温度はすぐ
に炉温に等しくなるが、鉄心内部ではなかなか温度が上
昇しない。材料の性質からみれば、鉄心のすべての部分
を適正温度に保つことが必要であり、そのため一定炉温
での保持時間をきわめて長くしなければならない。とこ
ろが、アモルファス磁性薄帯を高温で長時間保持すれば
かえって磁気特性を劣化させるとともに機械的にも非常
に脆くなってその後の取扱いが困難になりまた巻鉄心の
保護が必要になる。
なる巻鉄心の熱処理に比較しきわめて難しい。例えば熱
処理炉を用いて大形の巻鉄心の熱処理を行う場合、巻鉄
心の内側（巻始め）と外側（巻終り）とでは温度上昇が
大きく異なる。一般に鉄心の外周においては温度はすぐ
に炉温に等しくなるが、鉄心内部ではなかなか温度が上
昇しない。材料の性質からみれば、鉄心のすべての部分
を適正温度に保つことが必要であり、そのため一定炉温
での保持時間をきわめて長くしなければならない。とこ
ろが、アモルファス磁性薄帯を高温で長時間保持すれば
かえって磁気特性を劣化させるとともに機械的にも非常
に脆くなってその後の取扱いが困難になりまた巻鉄心の
保護が必要になる。
このような背景のために、大形のアモルファス巻鉄心を
出来るだけ短時間で処理しその特性を劣化させない熱処
理方法が望まれていた。
出来るだけ短時間で処理しその特性を劣化させない熱処
理方法が望まれていた。
［発明の目的］
本発明の目的はこのような要望に鑑みなされたものであ
り、加熱を短時間で行って特性を劣化させることの少な
いアモルファス巻鉄心の熱処理り法を提供することにあ
る。
り、加熱を短時間で行って特性を劣化させることの少な
いアモルファス巻鉄心の熱処理り法を提供することにあ
る。
［発明の概要］
本発明の熱処理方法は、アモルファス磁性薄帯を巻回成
形する際に最外周に位δするアモルファス磁性薄帯に直
接電流を流して加熱するようにしたもので、アモルファ
ス磁性薄帯を巻回しながら順次新しく巻回したアモルフ
ァス磁性薄帯への加熱を繰返すことによって残留応力の
除去されたアモルファス巻鉄心を得るものである。
形する際に最外周に位δするアモルファス磁性薄帯に直
接電流を流して加熱するようにしたもので、アモルファ
ス磁性薄帯を巻回しながら順次新しく巻回したアモルフ
ァス磁性薄帯への加熱を繰返すことによって残留応力の
除去されたアモルファス巻鉄心を得るものである。
［発明の実施例］
第１回は本発明による巻鉄心の熱処理方法の一実施例を
示す概略図である。１はアモルファス磁性薄帯２を巻回
した状態に保持したアンフィラー、３はアモルファス磁
性薄帯２を巻き取る巻心、４は巻心３上に巻回成形され
る巻鉄心である。５゜６は巻鉄心４の最外周に位置する
アモルファス磁性薄帯２の表面に接触するように設けら
れ、通電によりアモルファス磁性薄帯２を加熱する電極
で、巻心３を中心に対象位＠（実施例では上下位置）に
配置され、それぞれバネ７．８によって弾性的に保持さ
れている。９及び１０はアモルファス磁性薄帯２を巻心
３に巻き取る前工程に設けられアモルファス磁性薄帯２
の片面（内側表面）に絶縁のため溶剤で溶かした微粉末
状酸化物を吹ぎつけるスプレー及び溶剤を乾燥するヒー
ターである。
示す概略図である。１はアモルファス磁性薄帯２を巻回
した状態に保持したアンフィラー、３はアモルファス磁
性薄帯２を巻き取る巻心、４は巻心３上に巻回成形され
る巻鉄心である。５゜６は巻鉄心４の最外周に位置する
アモルファス磁性薄帯２の表面に接触するように設けら
れ、通電によりアモルファス磁性薄帯２を加熱する電極
で、巻心３を中心に対象位＠（実施例では上下位置）に
配置され、それぞれバネ７．８によって弾性的に保持さ
れている。９及び１０はアモルファス磁性薄帯２を巻心
３に巻き取る前工程に設けられアモルファス磁性薄帯２
の片面（内側表面）に絶縁のため溶剤で溶かした微粉末
状酸化物を吹ぎつけるスプレー及び溶剤を乾燥するヒー
ターである。
１１は加熱されたアモルファス磁性薄帯２を冷却するた
めの空気を吹きつける空気ノズルである。
めの空気を吹きつける空気ノズルである。
電極５及び６は第２図に示すように直流電源１２、電流
調整用抵抗１３及びスイッチ１４からなるｆ！源回路に
接続されている。
調整用抵抗１３及びスイッチ１４からなるｆ！源回路に
接続されている。
しかるに第１図において、アンコイラ−１から順次連続
して送り出されたアモルファス磁性薄帯２はスプレー９
を用いて片面に溶剤で溶かした微粉末状酸化物が吹きつ
けられ、その侵、ヒーター１０により溶剤が乾燥されて
絶縁被膜が焼付けられる。次にこれを巻心３に巻き取っ
て巻鉄心４として成形する。この際電１１のスイッチ１
４を閉じ電極５，６を介して最外周に位置するアモルフ
ァス磁性薄帯２にＮ流を流して加熱する。第３図に巻鉄
心４の一部分を展開しかつ拡大して示すが、巻鉄心４の
層間には絶縁液１１１５が介在しているために、電流は
巻鉄心４の最外周に位＠する一２ａにのみ流れ他の層に
は流れない。従って通電する電流の大きさはこの部分を
加熱するに十分な量を流せばよい。たとえば幅１００ｍ
ｍ１厚さ２５μｍのアモルファス磁性薄帯を用いる場合
、２０ＯＡ、１秒間で十分なひずみ取り効果が得られる
。
して送り出されたアモルファス磁性薄帯２はスプレー９
を用いて片面に溶剤で溶かした微粉末状酸化物が吹きつ
けられ、その侵、ヒーター１０により溶剤が乾燥されて
絶縁被膜が焼付けられる。次にこれを巻心３に巻き取っ
て巻鉄心４として成形する。この際電１１のスイッチ１
４を閉じ電極５，６を介して最外周に位置するアモルフ
ァス磁性薄帯２にＮ流を流して加熱する。第３図に巻鉄
心４の一部分を展開しかつ拡大して示すが、巻鉄心４の
層間には絶縁液１１１５が介在しているために、電流は
巻鉄心４の最外周に位＠する一２ａにのみ流れ他の層に
は流れない。従って通電する電流の大きさはこの部分を
加熱するに十分な量を流せばよい。たとえば幅１００ｍ
ｍ１厚さ２５μｍのアモルファス磁性薄帯を用いる場合
、２０ＯＡ、１秒間で十分なひずみ取り効果が得られる
。
通電は巻き取りを行いながらアモルファス磁性薄帯２の
１巻回毎に繰り返し行われ、巻鉄心４の加熱された部分
は空気ノズル１１から吹き出される低温空気によって短
時間で常温に冷却される。
１巻回毎に繰り返し行われ、巻鉄心４の加熱された部分
は空気ノズル１１から吹き出される低温空気によって短
時間で常温に冷却される。
従ってアモルファス磁性薄帯２は高温に長時間晒される
ことが無く、そのため巻鉄心４の磁気特性劣化が生じな
いこと、また大形の巻鉄心であっても極度の脆化を生じ
ないこと、さらには巻鉄心４内に温度差が生じないため
に熱膨張差に基づく特性劣化が少ないことから、磁気的
、機械的に特性の優れたアモルファス巻鉄心を得ること
ができる。
ことが無く、そのため巻鉄心４の磁気特性劣化が生じな
いこと、また大形の巻鉄心であっても極度の脆化を生じ
ないこと、さらには巻鉄心４内に温度差が生じないため
に熱膨張差に基づく特性劣化が少ないことから、磁気的
、機械的に特性の優れたアモルファス巻鉄心を得ること
ができる。
なお、上記実施例は円形の巻鉄心について説明したが、
電極５，６はバネ７．８により弾性的に取付けられてい
るので、第４図に示すように角形巻鉄心１６についても
全く同様に実施することができる。
電極５，６はバネ７．８により弾性的に取付けられてい
るので、第４図に示すように角形巻鉄心１６についても
全く同様に実施することができる。
また第５図に示づように直流励磁巻線１７を備えること
によって巻鉄心４に磁場を与え磁場中冷却により更に磁
気特性を向上させることができる。
によって巻鉄心４に磁場を与え磁場中冷却により更に磁
気特性を向上させることができる。
［発明の効果１
以上述べたように、本発明の巻鉄心の熱処理方法によれ
ば、アモルファス磁性薄帯を巻回成形する際に、最外周
に位置するアモルファス磁性薄帯に電極をあてて直接電
流を流して加熱することにより、最終的には巻鉄心を構
成する全部のアモルファス磁性薄帯を加熱して、残留応
力を除去でき、しかも従来方法のように巻鉄心を高温で
長時間保持する必要がないために、特性のすぐれたアモ
ルファス巻鉄心を得ることができる。
ば、アモルファス磁性薄帯を巻回成形する際に、最外周
に位置するアモルファス磁性薄帯に電極をあてて直接電
流を流して加熱することにより、最終的には巻鉄心を構
成する全部のアモルファス磁性薄帯を加熱して、残留応
力を除去でき、しかも従来方法のように巻鉄心を高温で
長時間保持する必要がないために、特性のすぐれたアモ
ルファス巻鉄心を得ることができる。
第１図は本発明の一実施例における巻鉄心の熱処理方法
を示す概略図、第２図は電源回路を示す回路図、第３図
は巻鉄心の一部分を拡大して示す断面図、第４図及び第
５図は、それぞれ本発明の伯の実施例を示す概略図であ
る。 １・・・アンコイラ−１ ２・・・アモルファス磁性薄帯、 ４．１６・・・巻鉄心、 ５．６・・・電極、７．８・
・・バネ、 ９・・・スプレー、１０・・・ヒーター。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文δ 第１図 第２図 Ａ「 第３図 第４図
を示す概略図、第２図は電源回路を示す回路図、第３図
は巻鉄心の一部分を拡大して示す断面図、第４図及び第
５図は、それぞれ本発明の伯の実施例を示す概略図であ
る。 １・・・アンコイラ−１ ２・・・アモルファス磁性薄帯、 ４．１６・・・巻鉄心、 ５．６・・・電極、７．８・
・・バネ、 ９・・・スプレー、１０・・・ヒーター。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文δ 第１図 第２図 Ａ「 第３図 第４図
Claims (1)
- アモルファス磁性薄帯を巻回成形する際に最外周に位
置するアモルファス磁性薄帯に電極を当てて直接電流を
流して加熱することにより巻鉄心を構成する全部のアモ
ルファス磁性薄帯を加熱することを特徴とするアモルフ
ァス巻鉄心の熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19951085A JPS6261308A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | アモルフアス巻鉄心の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19951085A JPS6261308A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | アモルフアス巻鉄心の熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261308A true JPS6261308A (ja) | 1987-03-18 |
Family
ID=16409013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19951085A Pending JPS6261308A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | アモルフアス巻鉄心の熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6261308A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0337716A2 (en) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Magnetic ribbon and magnetic core |
| EP0401805A2 (en) * | 1989-06-08 | 1990-12-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic core |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP19951085A patent/JPS6261308A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0337716A2 (en) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Magnetic ribbon and magnetic core |
| EP0401805A2 (en) * | 1989-06-08 | 1990-12-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic core |
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