JPS61147816A - アモルフアス鉄心の焼鈍方法 - Google Patents
アモルフアス鉄心の焼鈍方法Info
- Publication number
- JPS61147816A JPS61147816A JP26824684A JP26824684A JPS61147816A JP S61147816 A JPS61147816 A JP S61147816A JP 26824684 A JP26824684 A JP 26824684A JP 26824684 A JP26824684 A JP 26824684A JP S61147816 A JPS61147816 A JP S61147816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- annealing
- amorphous
- high frequency
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、非晶質電磁鋼板からなる変圧器鉄心の焼鈍方
法に関するものである。
法に関するものである。
「従来の技術」
従来より変圧器鉄心は巻回、加工時の歪みを取る為に焼
鈍される。この場合、電磁鋼板として珪素鋼板を採用し
ていれば通常の焼鈍で済む。しかし最近出現した非晶質
電磁鋼板(以下アモルファスと称す)で形成した場合は
磁場をかけながらの焼鈍が必要である。
鈍される。この場合、電磁鋼板として珪素鋼板を採用し
ていれば通常の焼鈍で済む。しかし最近出現した非晶質
電磁鋼板(以下アモルファスと称す)で形成した場合は
磁場をかけながらの焼鈍が必要である。
そこで、一般には炉内を温める雰囲気が気体(熱Ji)
である焼鈍炉内にアモルファス鉄心を置き、この鉄心に
励磁コイルを施し、この励磁コイルに高周波電源を接1
続して高周波電流を流しながら焼鈍している。この場合
、アモルファス鉄心の表面温度と内部温度、及び炉内温
度との関係よりその表面が高温(熱風)による結晶化の
問題があり、温度制御を極細かく行う必要がある。
である焼鈍炉内にアモルファス鉄心を置き、この鉄心に
励磁コイルを施し、この励磁コイルに高周波電源を接1
続して高周波電流を流しながら焼鈍している。この場合
、アモルファス鉄心の表面温度と内部温度、及び炉内温
度との関係よりその表面が高温(熱風)による結晶化の
問題があり、温度制御を極細かく行う必要がある。
[発明が解決しようとする問題点」
この様に焼鈍の為に励磁コイルの巻回・取外し作業を必
要とし作業工数が増す。特に中小形変圧器鉄心の場合は
流れ作業によるので機械化の困難なこの作業を省略する
必要がある。又、高温による結晶化の恐れのために炉内
温度制御がむずかしく、且つ磁場焼鈍の為に焼鈍炉の改
造が必要である。
要とし作業工数が増す。特に中小形変圧器鉄心の場合は
流れ作業によるので機械化の困難なこの作業を省略する
必要がある。又、高温による結晶化の恐れのために炉内
温度制御がむずかしく、且つ磁場焼鈍の為に焼鈍炉の改
造が必要である。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、アモルファス鉄心の焼鈍温度が珪素鋼板に比
べ大変低いので、励磁コイルに高周波電源を接続し、こ
の高周波により前記鉄心を振動させ自から加熱焼鈍し、
焼鈍炉を省略し設備の簡素化を図る。
べ大変低いので、励磁コイルに高周波電源を接続し、こ
の高周波により前記鉄心を振動させ自から加熱焼鈍し、
焼鈍炉を省略し設備の簡素化を図る。
「作用」
アモルファス鉄心に高周波電流を流すとこの巻鉄心は励
磁され、高周波振動により発熱し、自から焼鈍される。
磁され、高周波振動により発熱し、自から焼鈍される。
「実施例」
図は本発明の一実施例である。まずアモルファスを巻回
してなるアモルファス尋鉄心1に励磁コイル2を巻回し
、この励磁コイル2に高周波電源3を接続する。この場
合、焼鈍効果を向上する為、この巻鉄心1を保温筒4に
セットして実施するとよい。次に高周波電流を流すとこ
の尊鉄心1は励磁される。この場合、アモルファスの焼
鈍温度はその素材の特性より最大400℃で十分であり
、この励磁振動により十分焼鈍できる。この場合、巻鉄
心形状にもよるが数KH2から数MH2の高周波電流を
流すとよい。
してなるアモルファス尋鉄心1に励磁コイル2を巻回し
、この励磁コイル2に高周波電源3を接続する。この場
合、焼鈍効果を向上する為、この巻鉄心1を保温筒4に
セットして実施するとよい。次に高周波電流を流すとこ
の尊鉄心1は励磁される。この場合、アモルファスの焼
鈍温度はその素材の特性より最大400℃で十分であり
、この励磁振動により十分焼鈍できる。この場合、巻鉄
心形状にもよるが数KH2から数MH2の高周波電流を
流すとよい。
尚、従来の珪素綱板の焼鈍温度は800〜900℃であ
る。又、この実施例は巻鉄心に適用した場合であるが、
積鉄心であってもよい。
る。又、この実施例は巻鉄心に適用した場合であるが、
積鉄心であってもよい。
「発明の効果」
高周波振動により焼鈍すると、
(1)従来の焼鈍炉は必要とせず、設備投資費用、焼鈍
炉の重油代を節約できる。
炉の重油代を節約できる。
(2)アモルファスの焼鈍温度はその特性より約350
〜400℃と低く極細かな温度制卸を必要とし、且つ磁
場焼鈍を必要とする。本発明によれば、高周波電源の1
lilJIIlは焼鈍炉制御に比べ大変容易であり、ア
モルファス鉄心は表面も内部も同じように振動し均一に
焼鈍される。しかも磁場焼鈍を兼ねながら焼鈍できる。
〜400℃と低く極細かな温度制卸を必要とし、且つ磁
場焼鈍を必要とする。本発明によれば、高周波電源の1
lilJIIlは焼鈍炉制御に比べ大変容易であり、ア
モルファス鉄心は表面も内部も同じように振動し均一に
焼鈍される。しかも磁場焼鈍を兼ねながら焼鈍できる。
図は本発明の実施例を示す概略図である。
3は高周波電源 4は保温箱
である。
Claims (1)
- アモルファスを巻回又は積層してなる変圧器鉄心にコイ
ルを施し、このコイルに高周波電流を流して励磁し、こ
の励磁による高周波振動により前記変圧器鉄心を焼鈍す
ることを特徴とするアモルファス鉄心の焼鈍方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26824684A JPS61147816A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | アモルフアス鉄心の焼鈍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26824684A JPS61147816A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | アモルフアス鉄心の焼鈍方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147816A true JPS61147816A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17455922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26824684A Pending JPS61147816A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | アモルフアス鉄心の焼鈍方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61147816A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0357357A1 (en) * | 1988-08-29 | 1990-03-07 | General Electric Company | Core and coil assembly for a transformer having an amorphous steel core and method of making said assembly |
US4950337A (en) * | 1989-04-14 | 1990-08-21 | China Steel Corporation | Magnetic and mechanical properties of amorphous alloys by pulse high current |
US5256211A (en) * | 1991-12-19 | 1993-10-26 | Allied Signal | Rapid annealing method using shorted secondary technique |
JP2019106756A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | ステータの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565960A (en) * | 1979-05-31 | 1981-01-22 | Tdk Corp | Heat treatment of amorphous magnetic alloy sheet |
JPS56112449A (en) * | 1980-02-06 | 1981-09-04 | Tdk Corp | Treatment of amorphous magnetic alloy material |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP26824684A patent/JPS61147816A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565960A (en) * | 1979-05-31 | 1981-01-22 | Tdk Corp | Heat treatment of amorphous magnetic alloy sheet |
JPS56112449A (en) * | 1980-02-06 | 1981-09-04 | Tdk Corp | Treatment of amorphous magnetic alloy material |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0357357A1 (en) * | 1988-08-29 | 1990-03-07 | General Electric Company | Core and coil assembly for a transformer having an amorphous steel core and method of making said assembly |
US4950337A (en) * | 1989-04-14 | 1990-08-21 | China Steel Corporation | Magnetic and mechanical properties of amorphous alloys by pulse high current |
US5256211A (en) * | 1991-12-19 | 1993-10-26 | Allied Signal | Rapid annealing method using shorted secondary technique |
JP2019106756A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | ステータの製造方法 |
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