JPH01208822A - 巻鉄心の製造方法 - Google Patents

巻鉄心の製造方法

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JPH01208822A
JPH01208822A JP3262388A JP3262388A JPH01208822A JP H01208822 A JPH01208822 A JP H01208822A JP 3262388 A JP3262388 A JP 3262388A JP 3262388 A JP3262388 A JP 3262388A JP H01208822 A JPH01208822 A JP H01208822A
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JP
Japan
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wound
wound core
core
amorphous magnetic
thin bands
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Pending
Application number
JP3262388A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamada
一夫 山田
Eiji Shimomura
英二 霜村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH01208822A publication Critical patent/JPH01208822A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/14Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
    • H01F1/147Alloys characterised by their composition
    • H01F1/153Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
    • H01F1/15383Applying coatings thereon

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は変圧器などの誘導機器に用いられる非晶質磁性
薄帯からなる巻鉄心の製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、変圧器などの誘導機器に用いられる鉄心材料とし
て、従来からのけい素鋼板、パーマロイ、フェライトな
どにかわり、優れた磁気特性を有する非晶質磁性薄帯を
使用することが検討されている。特に高周波で動作させ
る誘導機器などでは非晶質磁性薄帯の特徴であるテープ
状の薄帯が容易に製造できること、固有抵抗が大きいこ
となどにより高周波での鉄損が小さくなるため、この分
野における用途が増加している。
しかしながら、非晶質磁性薄帯は一般に絶縁コーティン
グが施されていないために、周波数が10kH2以上の
変圧器鉄心では鉄心層間の絶縁抵抗が影響し、高周波に
おけるうず電流損の増大が問題となることがある。特に
パワートランスのように高電圧のものでは巻線1ターン
の電圧が高くなるために鉄心層間の絶縁抵抗が低いと絶
縁破壊等により鉄心が局部加熱を生じることがある。
このような高周波用変圧器に用いられる鉄心のうず電流
損の増大を防止する方法としては特公昭58−1978
04号公報に示されているように非晶質磁性薄帯にリン
酸二水素ナトリウムなどの無機質絶縁被膜を塗布し、こ
の薄帯を巻回して巻鉄心を形成した後焼鈍する方法や、
特公昭59−79516号公報のように非晶質磁性薄帯
を巻回して巻鉄心を形成し、焼鈍後、層間抵抗を向上さ
せるために合成樹脂を含浸する方法などが検討されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし第4図に示したように非晶質磁性薄帯1に絶縁被
膜3を塗布し、端面を均一に巻回して形成した巻鉄心で
は非晶質磁性薄帯1のエツジ部分が完全にコーティング
できないために、端面接触によるうず電流損の増大など
の問題がある。特に高電圧のパワートランス用鉄心では
巻回された各々の非晶質磁性薄帯のエツジ部間の絶縁距
離が少ないと絶縁破壊によって局部加熱するなどの問題
がある。
一方、非晶質磁性薄帯を巻回して巻鉄心を形成し、焼鈍
後合成樹脂を含浸して薄帯層間を絶縁する方法では、非
晶質磁性薄帯の応力感受性が大きいために、巻鉄心形成
後に歪取り焼鈍して磁気特性の改善を図っても樹脂含浸
による応力によって焼鈍効果が少なくなり、所望の磁気
特性が得られないなどの問題点があった。
本発明は前記の問題点を解決するためになされたもので
、非晶質磁性薄帯を巻回して成る巻鉄心において、高周
波による層問うず電流損の増大を防止し、非晶質磁性薄
帯本来の優れた磁気特性を十分発揮させ得て品質の良い
巻鉄心を得ることができる製造方法を提供することを目
的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の巻鉄心の製造方法は、薄帯幅の異る2枚の非晶
質磁性薄帯のそれぞれにボロシロキサン樹脂などの無機
ポリマーを主成分とする耐熱樹脂を塗布し、これら薄帯
の端部が接触しないように重ねて接着、乾燥させながら
巻回して巻鉄心を形成し、この巻鉄心を所定の焼鈍温度
に加熱し、焼鈍することを特徴とする。
(作用) 本発明では薄帯幅の異る2枚の非晶質磁性薄帯が各々コ
ーティングされ、これら薄帯は端部が接触しないように
重ねられているため、板幅の小さい薄帯エツジ部に接触
する他方の薄帯はコーティングが充分施されている平面
部分であり、両薄帯のエツジ部分が接触することはない
。すなわち巻回される2枚の非晶質磁性薄帯は未コーテ
ィング部であるエツジ部どうしが接触することがなく、
これらを巻回してなる巻鉄心は端面接触による絶縁抵抗
の減少がない。さらに巻鉄心は磁気特性の向上を図るた
め約400℃の温度で2時間程加熱して焼鈍されるが、
コーティング材料として塗布しているボロシロキサン樹
脂等の無機ポリマーを主成分とする樹脂は耐熱性が高く
、この温度条件に充分に耐えて層間絶縁抵抗の高い巻鉄
心が製造できる。
(実施例) 第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。
第2図において、あらかじめスリット加工で異る板幅に
形成された2つのフープ材から引き出された帯状をなす
非晶質磁性薄帯1a、lbはガイドローラ2を介してボ
ロシロキサン樹脂等の無機ポリマーを主成分とする耐熱
樹脂3を収納した樹脂槽3aに導かれ、ここで両面に耐
熱樹脂3が塗布される。
次いで第1図に示したように2枚の板幅の異る非晶質磁
性薄帯1a、lbは各々の両端のエツジ部が接触しない
ように均一に重ね合わせて接着され、乾燥炉4で乾燥、
固化後2枚同時に巻回されて巻鉄心5が形成される。第
1図はこのような方法で巻回された巻鉄心5の断面図を
示しており、各々の非晶質磁性薄帯1a、lbには耐熱
樹脂3が塗布され、これら非晶質磁性薄帯1a、lbの
エツジ部分は両方とも1寸法だけずれて重ねられ且つ巻
回された状態となっている。
なお、この9寸法については機器の定[i圧によって異
るものであり、N−0,5mm以上ずれていれば目的を
達成するが、巻鉄心5の巻取り精度を考えるとN−2報
以上を取ることが望ましい。
第3図は巻鉄心5の焼鈍方法を示す。非晶質磁性薄帯1
に耐熱樹脂3をコーティングしながら巻回して成る巻鉄
心5に磁界印加用仮巻コイル6を巻回し、この巻鉄心5
を電熱ヒータ(図示せず)を熱源とする恒温槽7に収納
する。そして直流電源8により仮巻コイル6に直流電流
を流し巻鉄心5に磁界を印加しながら電熱ヒータの加熱
により恒温槽7の内部を所定の焼鈍温度(約400℃)
に上昇させて一定時間(30分〜120分間)巻鉄心5
を加熱することにより焼鈍を行なうものである。恒温t
!7には不活性ガスが充填されている。
なお、上記焼鈍は巻鉄心5の角形ヒステリシス特性を向
上させるためのものであり、高周波における鉄損の減少
を目的とした焼鈍では直流磁界を印加せずに焼鈍するこ
とも可能である。
一方、巻鉄心の層間抵抗とうず電流積による鉄損増加の
関係は下記(1)式で与えることが知られている。
δ ここで、 Wo :うず電流積の増加、  f:周波数、Bm:磁
束密度、 a:鉄心幅、 t:板厚、δ:層間抵抗、 
K:比例定数 である。上記(1)式よりうず電流積の増加は周波数の
2乗に比例し、層間抵抗に反比例するから、高周波で使
用される巻鉄心については層間抵抗を大きくする必要が
ある。
上記実施例では巻鉄心を構成する非晶質磁性薄帯1の層
間は耐熱性が高く絶縁抵抗の大きい例えばボロシロキサ
ン樹脂をコーティングし絶縁された構成であるため巻鉄
心5は層間抵抗が高くなりうず電流積の増大はない。
さらに巻鉄心5を構成している非晶質磁性薄帯は板幅の
異る非晶質磁性薄帯1a、lbを鉄心幅方向に均一に配
置し、各々のエツジ部分が接触しないようにしているた
め、コーティングが完全に行なえない各非晶質磁性薄帯
1a、lbのエツジ部分も接触することはなく、絶縁抵
抗の低下もない。また高周波で高電圧が作用する機器で
もエツジ部間の絶縁距離が大きくなるため、絶縁破壊を
生ずることがなく局部加熱も発生しない。なお、巻鉄心
5は磁気特性の向上を図るため、仮巻コイル6により直
流磁界が印加された状態で恒温槽7で加熱され焼鈍され
るが、ボロシロキサン樹脂等の無機ポリマーを主成分と
した耐熱樹脂3は焼鈍条件に充分耐え巻鉄心5の絶縁抵
抗の低下もほとんどなく焼鈍後うず電流積の増大もない
ことが認められた。
このように板幅の異る2枚の非晶質磁性薄帯1a、lb
に耐熱樹脂3を塗布しこれらの薄帯の端部が接触しない
ようにR−2m+g程度ずれるように重ねて巻回するこ
とにより、コーティングが不完全なエツジ部の絶縁距離
が大きくなるため、高周波、高電圧機器においても層間
短絡等によろうず電流積の増大や局部加熱を生ずること
がない。
さらには非晶質磁性薄帯1a、lbにコーティングされ
た耐熱樹脂3は巻鉄心5の焼鈍条件に対して充分耐える
ものであるため品質が良好で低損失の巻鉄心5が提供で
きる。
なお、上記実施例では2枚の非晶質磁性薄帯1a、lb
の端部がff=2m+*ずれるように非晶質磁性薄帯1
a、lbの板幅を4 mm異るようにスリットした場合
について説明したが、このずらし寸法については機器の
電圧や鉄心の大きさによって変化させるものであり、薄
帯1枚当りに加わる電圧によって絶縁破壊が生じないよ
うに選定される。
例えば鉄心積厚100報の巻鉄心において機器の電圧が
20KVの場合は薄帯厚さが25μであれば4000枚
が巻回されているから薄帯1枚当りに加わる電圧は5V
となり、この電圧に耐えるような寸法gをとればよい。
この場合は巻鉄心5のすべての層間でエツジ部が接触し
ない程度の距離1−0.5 mm以上あれば充分である
ことが実験で確められた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明による巻鉄心の製造方法によ
れば、層間抵抗が高く、磁気特性に優れた非晶質磁性薄
帯からなる巻鉄心を容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻鉄心の製造方法により製、造した巻
鉄心の断面図、第2図は本発明の−実施例を示す工程図
、第3図は巻鉄心の焼鈍方法を示す説明図、第4図は従
来の巻鉄心の断面図である。 la、lb・・・非晶質磁性薄帯、 3・・・耐熱樹脂、 5・・・巻鉄心、6・・・仮巻コ
イル、 7・・・恒温槽、8・・・直流電源。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同      第  子  丸  健 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板幅の異る2枚の非晶質磁性薄帯をそれぞれボロシロキ
    サン樹脂等の無機ポリマーを主成分とする耐熱樹脂を塗
    布し、これらの薄帯の両端部がそれぞれ少なくとも0.
    5mm以上ずれるように重ねて接着、乾燥させながら巻
    回して巻鉄心を形成し、この巻鉄心を所定の温度に加熱
    して焼鈍したことを特徴とする巻鉄心の製造方法。
JP3262388A 1988-02-17 1988-02-17 巻鉄心の製造方法 Pending JPH01208822A (ja)

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JP3262388A JPH01208822A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 巻鉄心の製造方法

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JPH01208822A true JPH01208822A (ja) 1989-08-22

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ID=12363979

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JP3262388A Pending JPH01208822A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 巻鉄心の製造方法

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JP (1) JPH01208822A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0503081A1 (en) * 1990-09-28 1992-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic core

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0503081A1 (en) * 1990-09-28 1992-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic core

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