JPS6260773A - ボビン下降搬送装置 - Google Patents

ボビン下降搬送装置

Info

Publication number
JPS6260773A
JPS6260773A JP19919685A JP19919685A JPS6260773A JP S6260773 A JPS6260773 A JP S6260773A JP 19919685 A JP19919685 A JP 19919685A JP 19919685 A JP19919685 A JP 19919685A JP S6260773 A JPS6260773 A JP S6260773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
peg tray
peg
tray
lowering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19919685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0536344B2 (ja
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
Toshinori Kagohashi
籠橋 俊憲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP19919685A priority Critical patent/JPS6260773A/ja
Publication of JPS6260773A publication Critical patent/JPS6260773A/ja
Publication of JPH0536344B2 publication Critical patent/JPH0536344B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はボビン搬送装置におけるボビン下降搬送装置
に関するもので、詳しくはボビンをペッグトレーのペッ
グに挿着し、そのボビン付ペッグトレーを下降搬送する
ようにした装置に係り、例えば精紡機からワインダーへ
又はその逆へボビンを搬送する場合に利用して有効なも
のである。
従来技術 従来、上記のようなボビン付ペッグトレーを高所から低
所へ搬送する為には特開昭60−67369号公報に示
されているようにシュートを用いて行っているが、この
ようなものにあっては高低差が大きい場合シュートの長
さが極めて長くなり。
その為のフロア−面積が大きくなって実用に供し得ない
問題があり、高低差の大きい場合には特開昭58−76
530号公報に示されているようにボビンをペッグから
抜取った状態でボビンを下降させなければならず、ボビ
ン挿着の為の装置を必要とする上にボビンの外周に糸が
巻付けられているときにはその巻糸の表面を損傷させて
糸質を悪くする問題点があった。
そこで上記問題点を解決する為に本願出願人は上記ボビ
ン付ペッグトレーをそのままの状態で上下動させること
に着目し、ボビン付ペッグトレーを上下方向へ案内する
ようにした案内部材の上、下端部に送込位置と送出位置
を夫々設け、その送込位置に送り込んだボビン付ペッグ
トレーを案内部材で案内して積重ね状態で送出位置に下
降させ、その送出位置からボビン付ペッグトレーを送出
すようにしたボビン下lII!搬送装置を開発した。
発明が解決しようとする問題点 上記ボビン下降搬送装置にあっては、ボビン付ペッグト
レーと案内部材との隙間が大きかったり。
ボビン付ペッグトレーの案内面の長さが短いと下位のボ
ビン付ペッグトレー上に載せたボビン付ペッグトレーが
傾倒し、送込位置から送込んだボビン付ペッグトレーを
下位のボビン付ペッグトレー上に姿勢正しく載せること
ができなくなることが判明した。ところが、上記ペッグ
トレーと案内部材との隙間は自重落下を許容する為に戒
程度大きくする必要があり、またペッグトレーの案内面
の上下寸法を大きくするとペッグトレー自体が大きくな
る上にペッグコンベヤーが大型となり、その上下寸法を
あまり大きくすることができず、実用的な装置の場合に
は上記ボビン付ペッグトレーの倒れを生じ、ボビンや巻
糸を傷付ける問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決する為に、案内部材の送込位
置のボビン付ペッグトレーと上記送出位置のすぐ上側の
位置のボビン付ペッグトレーとの落下を夫々阻止並びに
許容し得るようにした受止装置を備えると共に、上記送
出位置のすぐ上側のボビン付ペッグトレーを受止めて送
出位置に下降させる下降装置を備え、更に送込位置のす
ぐ下側に位置されるボビン付ペッグトレーのボビンの傾
きを規制して位置決めするようにしたボビン位置規制装
置を備えたことを特徴としている。
作    用 予め案内部材の送込位置と送出位置間にボビン付ペッグ
トレーを案内させておき、その状態で送込位置に外部か
らボビン付ペッグトレーを送込むと、そのボビン付ペッ
グトレーは上側の受止装置によって一時的に受止められ
る。一方、ボビン位置規制装置が作動して送込位置のす
ぐ下側に位置されるボビン付ペッグトレーのボビンの傾
きを規制してそのボビン頭部を送込位置のボビン付ペッ
グトレーの略中央部下方に位置決めする。次に、下降装
置が下位のボビン付ペッグトレーを押上げてその下位の
ボビンが上記受止装置上のボビン付ペッグトレーを押上
げた後受止装置がボビン付ペッグトレーの落下を許容す
るか、又は直接受正装置がボビン付ペッグトレーの落下
を許容して送込位置のボビン付ペッグトレーを下位のボ
ビン上に載せる。その後下降装置が各ボビン付ペッグト
レーを積重ね状態で所定量下降させる。送出位置のすぐ
上側のボビン付ペッグトレーは下側の受止装置で受止め
られ、送出位置に下降されたボビン付ペッグトレーは外
部へ送出される。
実施例 第2図はボビン搬送システムの一例を示し、2は精紡機
、3はワインダーで、これらは複数台並設されている。
上記精紡機2の下部周囲にはコンベヤー4がコ字状に配
設されている。このコンベヤー4は特開昭57−161
133号公報や第2図、第8図に示すようにボビン付ペ
ッグトレー5を搬送するようになっている。このボビン
付ペッグトレー5はペッグトレー6のペッグ6aにボビ
ン7(空ボビン、満ボビンを含む)を嵌合させて樹立さ
せてあり、このようなボビン付ペッグトレー5が押し出
し式に1個分ずつ間欠移動されるようになっている。上
記ボビン付ペッグトレー5の1−レー6bの下面中央部
には送り用の係合孔80とボビン頭嵌合用の嵌合孔81
が夫々形成されている。なお嵌合孔81の代わりにボビ
ン7の上部孔に嵌合する嵌合突起を設けても良い。上記
ワインダー3のワインディング部分の下部周囲にもバイ
パス路8を有するコンベヤー9がU字状に配設されてい
る。このコンベヤー9は特開昭58−59167号公報
に示されているようにボビン付ペッグトレー5をベルト
上に載せて連続的に搬送するようになっている。10.
11は夫々作業員の頭より高い高所に配設されたコンベ
ヤーで、一方のコンベヤー10は精紡機2位置のボビン
付ペッグトレー5をワイングー3位置へ連続的に搬送し
、他方のコンベヤー11はワイングー3位置のボビン付
ペッグトレー5を精紡機2位置へ連続的に搬送するよう
になっている。12.13はボビン付ペッグトレー5を
上記コンベヤー4.9がらコンベヤー10.11へ上昇
させるボビン上昇搬送装置であるが、本願とは直接関係
がないのでここでの説明を省略する。14.15はボビ
ン付ペッグトレーStf記コンベヤー10.11からコ
ンベヤー9.4へ下降させるボビン下降搬送装置で。
両者は略同様に構成されているので、一方のボビン下降
搬送装置15を第1図、第3図〜第8図によって説明す
る。
第3図において、16はボビン付ペッグトレー5をボビ
ン7を樹立した状態で上下方向へ案内する案内部材とし
て例示する案内筒で1M紡機2の機枠や建物の天井等に
ブラケットによって固定的に取付けられている。上記案
内筒16の上端部にはボビン付ペッグトレー5を側方か
ら送込む為の送込位置17が設けられ、下端部にはボビ
ン付ペッグトレー5を側方へ送出す為の送出位置18が
設けられている。上記送込位置17と送出位置18には
案内筒16の一部を切除して側方開放部19.20が夫
々形成されている。
21は上記コンベヤー11によって搬送されて来るボビ
ン付ペッグトレー5を送込位置17に送込む送込装置で
、矢印方向へ回転されるベルトコンベヤー22と、ベル
トコンベヤー22上のボビン付ペッグトレー5の両端部
を案内する案内溝23と、コンベヤー11上のボビン付
ペッグトレー5をベルトコンベヤー22上に抑圧移動さ
せる押出シリンダー24とで構成され、ボビン付ペッグ
トレー5の送込を必要とする際コンベヤー11−上のボ
ビン付ペッグトレー5が押出シリンダー24との対向位
置に移動されると、押出シリンダー24のピストンaソ
ド24aがコンベヤー11上のボビン付ペッグトレー5
をベル1〜コンベヤー22上に押出すようになっている
25は送込位置17に送込まれたボビン付ペッグトレー
5の落下を阻止並びに許容し得るようにしである上側の
受止装置、26は送込位置17のすぐ下側に位置される
ボビン付ペッグトレー5のボビン7の傾きを規制するボ
ビン位置規制装置で、これらは第1図、第4図に示すよ
うに構成されている。先ず、受止装置25において、2
8.28は案内筒16に締着されたブラケット29に固
着しである軸受で、枢軸30.3oを回転自在に支承し
ている。これらの枢軸30.3oの上端部には受止爪3
1.31が楔着され、枢軸30.30の下端部にはレバ
ー32.32が横着されている。
上記レバー32.32の自由端には連結ピン33.33
が植設され、これらの連結ピン33.33が上記ブラケ
ット29に固着しである駆動源としてのエアシリンダー
34のピストンロッド34aに夫々リング35.35を
介して連結されている。
上記受止爪31.31はボビン付ペッグトレー5の下面
を受止める受止板36と、その受止板36から立上がり
、ボビン付ペッグトレー5のトレー6b側面を案内する
案内壁37と、その案内壁37の後端側角部で形成され
、ボビン付ペッグトレー5の落下許容時に送込装置21
によって送込まれる後続のボビン付ペッグトレー5を第
5図に示すように停止させるストッパー38とを備えて
いる。上記受止板36の一部は上記エアシリンダー34
の作動によって第1図に示すように案内筒16によって
案内されるボビン付ペッグトレー5の移動軌跡内に入り
込んだ受止位置と、第5図に示すように移動軌跡外に出
た許容位置とに移動されるようになっている。また上記
ストッパー38は受止爪31が第5図に示すように揺動
されたとき、送込位置17のボビン付ペッグトレー5に
当接して受止められている後続のボビン付ペッグトレー
5のトレー6b前面に当接してそのトレー6bを僅かに
後退させる位置に位置されている。なお、上記ストッパ
ー38は受止爪31とは別個に設けたり、或いはボビン
付ペッグトレー5を1つずつ送込むときは省いても良い
上記ボビン位置規制装置26において、39.39は上
記ブラケット29に固着しである支承片4o、4oに揺
動自在に枢着された位置決め部材としての一対の位置決
め腕で、先端部には互いに対向可能なV形の位置決め溝
39a、39aが形成されている。上記位置決め腕39
.39には長孔41.41が形成され、これらの長孔4
1.41に上記連結ピン33.33が嵌挿され、エアシ
リンダー34が受止爪31.31を第1図に示すように
受止位置に移動させると上記位置決め腕39.39の先
端部を案内筒16内に移動させ、エアシリンダー34が
受止爪31.31を第5図に示すように許容位置に移動
させると、上記位置決め腕39.39の先端部を案内筒
16内におけるボビン付ペッグトレー5の移動軌跡外に
移動させるように関連されている。上記位置決め溝39
a、39aは位置決め腕39.39が第1図に示すよう
に移動されたとき、送込位置17のすぐ下側に位置され
るボビン付ペッグトレー5のボビン7頭部を僅かな隙間
をあけて囲むように形成されている。なお、上記位置決
め部材は案内筒16内に出入りするU形等の針金部材で
構成しても良い。
次に、42は上記送出位置18のすぐ上側に位置される
ボビン付ペッグトレー5の落下を阻止並びに許容し得る
ようにしである下側の受止装置で、第6図、第7図に示
すように上記上側の受止装置25と略同様に構成されて
いる。この受止装置42において、43は案内筒16に
締着されたブラケット44に固着しである軸受で、枢軸
45.45を回転自在に支承している。これらの枢軸4
5.45の下端部には受止爪46.46が楔着され、枢
軸45.45の上端部にはレバー47.47が楔着され
ている。上記レバー47.47には連結ピン48.48
を介してリンク49.49が連結され、これらのリンク
49.49が上記ブラケット44に固着しであるエアシ
リンダー50のピストンロッド50aに連結されている
。上記受止爪46.46の先端部はエアシリンダー50
の作動によって第6図に示すように案内筒16内のボビ
ン付ペッグトレー5の移動軌跡内に入り込んだ受止位置
と、移動軌跡外に出た許容位置とに移動されるようにな
っている。
51は送出位置18のすぐ上側のボビン付ペッグトレー
を受止めて送出位置に下降させる下降装置で、案内筒1
6に固定的に取付けられたエアシリンダー52とそのエ
アシリンダー52のピストンロッド52aに取付けられ
た一対の昇降腕53.53とで構成されている。これら
の昇降腕53.53の先端部は第6図に示すように平面
的にみて案内筒16内のボビン付ペッグトレー5の移動
軌跡内に位置され、またピストンロッド52aの突出状
態においては送出位置のボビン付ペッグトレー5の僅か
下方に位置し、ピストンロッド52aの没入状態におい
ては送出位置のすぐ上側のボビン付ペッグトレー5を押
上げ、送込位置17のすぐ下側に位置するボビン付ペッ
グトレー5のボビン7が送込位置17のボビン付ペッグ
トレー5の嵌合孔81に嵌合してそのボビン付ペッグト
レー5を僅かに押上げる高さに位置するようになってい
る。
54は送出位置18のボビン付ペッグトレー5をコンベ
ヤー4へ送出す送出装置で、第8図に示すようにエアシ
リンダー等(図示省略)によって所定量往復動される送
りロッド55と、この送りロッド55に枢軸56によっ
て上下揺動自在に枢着された送り爪57と、その送り爪
57を反時計方向へ付勢してストッパー58に当接させ
るばね59とで構成されている。この送出装置54の送
り爪57は特開昭57−161133号公報に詳述され
ているようにコンベヤー4の案内基板60に設けられて
いる切欠部61から上方へ突出した状態で往復動され、
送り爪57が前進(右方向移動)するときボビン付ペッ
グトレー5の係合孔80の内面に係合してそのボビン付
ペッグトレー5を送出位置18の外へ送出し、送り爪5
7が後退するときそのボビン付ペッグトレー5によって
下方へ押下げられるようになっている。
上記構成のものにあっては、予め案内筒16内に3本の
ボビン付ペッグトレー5を順に下側から挿入して最後の
ボビン付ペッグトレー5を下側の受止装置42の受止爪
46.46によって受止させる。この状態において、コ
ンベヤー11上をボビン付ペッグトレー5が送られ、そ
のボビン付ペッグトレー5が押出シリンダー24と対向
するとその押出シリンダー24のピストンロッド24a
が突出してそのボビン付ペッグトレー5をベルトコンベ
ヤー21上に押圧移動させる。このベルトコンベヤー2
1上のボビン付ペッグトレー5はベルト22の回動によ
ってボビン下降搬送装置15の送込位置17に送込まれ
、受止爪31.31の受止板36上に位置される。この
場合、ボビン付ペッグトレー5は受止爪31.31の案
内壁37゜37によって案内されて送込位置17に正確
に位置され、また送込位置17に先行するボビン付ペッ
グトレー5が位置されているときには第1図に仮想線に
て示すように後続のボビン付ペッグトレー5は先行する
ボビン付ペッグトレー5に当接して受止められる。次に
、下降装置51のエアシリンダ52が作動して昇降腕5
3.53を上昇端に向けて上昇させ、これにより昇降腕
53.53はその上昇端近くで送出位置18のすぐ上側
に位置されているボビン付ペッグトレー5を押上げ、同
時にそのボビン付ペッグトレー5上に積上げられている
2組のボビン付ペッグトレーも上昇させる。
この時点においてはエアシリンダー34のピストンロッ
ド34aは第1図の状態にあり、ボビン位置規制装置2
6の位置決め腕39.39が送込位置17のすぐ下側に
位置されているボビン付ペッグトレー5のボビン7頭部
を案内筒16内の略中央部に位置決めしている。従って
、上記送込位置17のすぐ下側のボビン付ペッグトレー
5が上昇されるとそのボビン7は位置決め腕39.39
の位置決め溝39a、39aによって案内された状態で
上昇される。従って、上記ボビン付ペッグトレー5のボ
ビン7の頭部は送込位置のボビン付ペッグトレー5の嵌
合孔81に正確に嵌合し、その後その送込位置17のボ
ビン付ペッグトレー5を僅かに押上げる。その後、上記
エアシリンダー34のピストンロッド・34aが第5図
に示すように突出されて受止爪31.31と位置決め腕
39.39を案内筒16内のボビン付ペッグトレー5の
移動軌跡外へ移動させる。この場合、受止爪31.31
が第5図に示す許容位置に移動されると、受止爪31.
31のストッパー38.38が送込位置17の1つ手前
のボビン付ペッグトレー5のトレー6bに当接してその
ボビン付ペッグトレー5を僅かに押し戻し、送込位置の
ボビン付ペッグトレー5との間に隙間をあける。また下
側の受止装置42のエアシリンダー50が作動してピス
トンロッド50aを突出させ、受止爪46.46をボビ
ン付ペッグトレー5の移動軌跡外へ移動させる。
次に、下降装置51↓こおけるエアシリンダー52のピ
ストンロッド52aが突出されて昇降腕53.53を下
降させる。この昇降腕53.53の下降によって案内筒
16内の4つのボビン付ペッグトレー5は一体となって
下降される。上記下降によって最下段と昇−F段のボビ
ン付ペッグトレー5゜5のトレー6b、6bが夫々受止
爪31.46の位置より下方へ下降された後エアシリン
ダー34゜50が夫々作動して受止爪31.46の先端
部を案内WJ16内の受止位置に夫々移動させる。従っ
て、上記昇降腕53.53が下降端近くへ下降されると
、下から2つ目のボビン付ペッグトレー5のトレー6b
が受止爪46.46に受止められて下降が阻止される。
また上記エアシリンダー34の作動によって位置決め腕
39.39が第1図に示す位置に移動され、これらの位
置決め腕39.39の先端部が下降中のボビン付ペッグ
トレー5のボビン7を囲んでそのボビン7を案内筒16
の略中心部に位置させる。また、最下段のボビン付ペッ
グ1−レー5はコンベヤー4の案内基板60に受止めら
れて送出位置18に位置される。次に、送出装置54の
送りロッド55が前進移動されて送り爪57が送出位置
18のボビン付ペッグトレー5をコンベヤー4上へ送り
出すと共にそのコンベヤー4上の先行するボビン付ペッ
グトレー5を1つ分押圧移動させ、然る後送りロッド5
5が後退移動される。以上の動作を繰り返すことによっ
て高所のコンベヤー11上のボビン付ペッグトレー5を
低所のコンベヤー4上へ順次下降させることができる。
第9図〜第11図は本願におけるボビン位置規制装置の
異なる例を示すもので、送込位置のすぐ下側に位置する
ボビン付ペッグトレー5のペッグトレー6の姿勢を正し
てボビン7の上部の位置を規制するようにしたものであ
る。62.62は案内筒16に止着されているブラケッ
ト63に回転自在に支承された枢軸で、夫々姿勢修正部
材として例示する持上腕64とレバー65とが夫々固着
されている。上記持上腕64の先端部は案内筒16に止
着されているエヤーシリンダー66のピストンロッド6
6aに連結され、そのピストンロッド66aの一ヒ昇端
においては持上腕64.64が第9図、第10図の実線
のように案内筒16の切欠窓67.67から案内筒16
内に突出し、ボビン付ペッグトレー5のペッグトレー6
下面を持上げ、ピストンロッド66aの下降端において
は持玉腕64.64が仮想線にて示すように案内筒16
外に回動されるようになっている。この実施例の場合に
は持上腕64.64がペッグトレー6の下面を持上げて
そのペッグトレー6の傾きを修正し、ボビン付ペッグ1
〜レー6の姿勢を正すことによってボビン7の上部を案
内WJ16内の略中央部に位置規制することができる。
なお、上記持上腕は案内筒16内に直線的に出入りする
稜部材で構成しても良い。また上記姿勢修正部材はペッ
グトレー6の上面を押し下げてペッグトレー6の傾きを
修正する一対の押下げ腕で構成したり、ペッグトレー6
を上下から挟む複数対の腕で構成しても良い。
第12図はボビン位置規制装置の他の異なる例を示すも
ので。送込位置のすぐ下側に位置するボビン付ペッグト
レー5の傾きが大きくてボビン7の上部が案内筒16の
内面に当接する場合でも、そのボビン7の位置を規制し
得るようにしたものである。即ち5位置決め腕39eの
先端部を幅広くしてV形のボビン当接部39aeを設け
、ボビン7が案内筒16内のどの位置にあってもそのボ
ビン7を案内筒16内の略中央部に位置させ得るように
したものである。また上記ボビン当接部39aeと干渉
しないように軸受28eを右方向へずらせである。なお
、上記一対のボビン当接部39ae、39aeは上下に
重合させても良く、この場合にはV形状の角度をきつく
することができる。
なお上記実施例では上側の受止装置25とボビン位置規
制装置26を1つのエアシリンダー34で作動させるよ
うにしているが、これらは別々のエアシリンダーやソレ
ノイド等の駆動源で作動させるようにしても良く、その
場合ボビン位置規制装置の位置決め部材がボビンを完全
に把持するようにし、その把持状態で受止装置25が送
込位置17のボビン付ペッグトレー5を落下させてその
ボビン付ペッグトレー5をボビン7上に載せるようにし
ても良い。またペッグトレー6のトレー6b下面の嵌合
孔81又は嵌合突起を設けてその嵌合孔81又は嵌合突
起にボビン7の上部を嵌合させた状態で下降させるよう
にしであるので、下降中に外力を受けてもボビン付ペッ
グトレー6が倒れるのを確実に防止できるが1本願にあ
っては上記嵌合孔81を省き、ボビン付ペッグトレー6
の下面中央部をボビン上に単に載せるだけでも良い。
また案内部材は複数本の案内棒で構成しても良く、上、
下の受止装置は案内部材に水平方向の軸によって受止爪
を枢着すると共に受止位置側へばねで付勢し、その受止
爪の先端部をシリンダー等によってボビン付ペッグトレ
ーの案内軌跡外へ移動させるように構成しても良い。ま
た、第2図におけるコンベヤー10.11は地下に配設
させても良く、その場合には符号12.13がボビン下
降搬送装置となり、符号14.15がボビン上昇搬送装
置となる。また本願は精紡機とワインダーを直結した精
紡ワインダーにおける両様台間にも利用でき、その結果
両機台間をコンベヤーに邪魔されることなく作業者が容
易に横切ることができる。
更にまた、上記実施例における下側の受止装置42と同
じものを案内筒16内の各ボビン付ペッグトレー5を受
止めるように夫々設け、昇降腕53.53の最下降時に
は各受止爪46.46が対応するボビン付ペッグトレー
5を受止め、昇降腕53゜53の最下降時には各受止爪
46.46が対応するボビン付ペッグトレー5を受止め
、昇降腕53゜53によってボビン付ペッグトレー5を
下降させるときに各受止爪46.46を一斉に案内筒1
6外へ移動させるようにしたものに実施しても良い。
発明の効果 以上のように本発明にあっては、ボビンを高所から低所
へ搬送する場合、ボビンをペッグトレーのペッグに装着
し、そのボビン付ペッグトレーを案内部材の送込位置に
送り込むことによってそのボビン付ペッグトレーを案内
部材によって案内して送出位置に下降させることができ
、これによりボビンを一本一本樹立状態のままで搬送で
き、満ボビンの場合にはその巻糸表面の損傷を阻止でき
、またボビン搬送の高低差が大きい場合でも、その搬送
に要するフロア−面積を小さくできる。また上記ボビン
付ペッグトレーの下降搬送は送込位置に送り込んだボビ
ン付ペッグトレーをその下側に位置するボビン付ペッグ
トレーのボビン上に載せ、これらのボビン付ペッグトレ
ーを送出位置のすぐ上側のボビン付ペッグトレーと共に
下降させることによって行うようにしたので、案内部材
の案内高さを大きくした場合でも下降装置の上下ストロ
ーク量を小さい状態のままにでき、下降装置を簡易、小
型化できる利点がある。また上記のように送込位置のボ
ビン付ペッグトレーをその下側のボビン付ペッグトレー
のボビンの上に載せて搬送するようにしたものでも、そ
の送込位置のすぐ下側に位置されるボビン付ペッグトレ
ーのボビンの傾きをボビン位置規制装置によって規制し
て位置決めするようにしたので、ボビン付ペッグトレー
の略中央部分をボビンの上に正確に載せることができ、
ボビン付ペッグトレーの傾きを防止できて搬送を良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一部を省略
して示す第3図の1−1線拡大断面図、第2図は使用説
明図、第3図は第2図の■−■線拡線断大断面図4図は
第1図の正面図、第5図は第1図の装置の作動説明図、
第6図は第3図の■−IV線拡大線面大断面図図は第6
図の正面図、第8図は送出装置付近の正面図、第9図は
ボビン位置規制装置の異なる例を示す正面図、第10図
は第9図のx−X線断面図、第11図は第10図のXI
−XI線断面図、第12図はボビン位置規制装置の別の
異なる例を示す断面図である。 5・・・ボビン付ペッグトレー、 6a・・・ペッグ、
7・・・ボビン、 14.15・・・ボビン下降搬送装
置、16・・・案内筒(案内部材)、 17・・・送込
位置、 18・・・送出位置、 25.42・・・受止
装置、 26・・・ボビン位置規制装置、 51・・・
下降装置 1g7図 wIB図 @9図           第11図第10図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ペッグトレーのペッグにボビンを嵌合させて成る複
    数のボビン付ペッグトレーをそのボビンを上向状態で上
    下方向へ案内するようにした案内部材を備え、その案内
    部材には上端部に上記ボビン付ペッグトレーの送込位置
    を、下端部に上記ボビン付ペッグトレーの送出位置を夫
    々設け、更に上記送込位置のボビン付ペッグトレーと上
    記送出位置のすぐ上側の位置のボビン付ペッグトレーと
    の落下を夫々阻止並びに許容し得るようにした受止装置
    を備えると共に、上記送出位置のすぐ上側のボビン付ペ
    ッグトレーを受止めて送出位置に下降させる下降装置を
    備え、送込位置のボビン付ペッグトレーをその下側に位
    置するボビン付ペッグトレーのボビン上に載せて下降搬
    送するようにしたボビン下降搬送装置であって、上記送
    込位置のすぐ下側に位置されるボビン付ペッグトレーの
    ボビンの傾きを規制して位置決めするようにしたボビン
    位置規制装置を備えていることを特徴とするボビン下降
    搬送装置。 2、ペッグトレーがその下面中央部にボビンの上部と嵌
    合可能な嵌合凹部又は嵌合突起を有し、そのペッグトレ
    ーの嵌合凹部又は嵌合突起をその下側のボビン付ペッグ
    トレーのボビンに嵌合させた状態でボビン付ペッグトレ
    ーを下降させるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のボビン下降搬送装置。 3、上側の受止装置とボビン位置規制装置を1つの駆動
    源によって作動させるように構成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のボビン下降搬送装置。 4、ボビンの上部に当接してそのボビンの上部をボビン
    付ペッグトレーの下降軌跡の略中央部に位置させるよう
    にした位置決め部材によってボビン位置規制装置を構成
    して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ボビン下降搬送装置。 5、送込位置のすぐ下側に位置するボビン付ペッグトレ
    ーのトレーに当接してボビン付ペッグトレーの姿勢を正
    すようにした姿勢修正部材によってボビン位置規制装置
    を構成して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のボビン下降搬送装置。
JP19919685A 1985-09-09 1985-09-09 ボビン下降搬送装置 Granted JPS6260773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19919685A JPS6260773A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ボビン下降搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19919685A JPS6260773A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ボビン下降搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260773A true JPS6260773A (ja) 1987-03-17
JPH0536344B2 JPH0536344B2 (ja) 1993-05-28

Family

ID=16403737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19919685A Granted JPS6260773A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 ボビン下降搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6260773A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1314114C (zh) * 2001-11-13 2007-05-02 国际商业机器公司 适于传输高频信号的电子器件载体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1314114C (zh) * 2001-11-13 2007-05-02 国际商业机器公司 适于传输高频信号的电子器件载体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0536344B2 (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7806360B2 (en) Creel magazine supply system and method
WO2010150531A1 (ja) 保管庫
KR101956713B1 (ko) 타워형 물품 정렬 보관장치
JPS6364534B2 (ja)
JPH04226221A (ja) 物品の積上げ装置
US5009303A (en) Automatic case accumulator
US4667808A (en) Loading apparatus particularly useful for the loading or unstable containers
JPS6260773A (ja) ボビン下降搬送装置
US6582179B1 (en) Contoured palletizer layer pad
US10633204B2 (en) Apparatus for automatically unstacking a pallet on which at least two stacks of blanks are arranged
JPH0710387A (ja) ボビン定置方法および装置
JPH1159884A (ja) 鉄筋搬送装置
IT9047735A1 (it) Sistema di pallettizzazione di rocche e dispositivi che lo compongono.
JP3540632B2 (ja) 棒材補給装置
JP3186374B2 (ja) トレイ搬送システム
JP5160070B2 (ja) 遊技機本体ユニット投入システム
JP2014084205A (ja) 段積み装置
US3672542A (en) Bobbin segregating and orienting apparatus
JPH0215898Y2 (ja)
US20240051745A1 (en) Article Storage Facility
JP2001220023A (ja) カード供給装置
JP2524221B2 (ja) 集積束受渡し装置
JP2566320B2 (ja) 精紡ボビン搬送装置
JP2007106605A (ja) 紡績工場においてケンス無し繊維スライバ・パッケージを搬送する装置
KR20230057245A (ko) 릴 교체 시스템 및 그 방법