JPS6260714A - 表裏選択機能を有する容器蓋搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、表裏選択機能を有する容器蓋搬送装置、更に
詳しくは、表裏未揃えの容器蓋を受入れて表裏が所定状
態の容器蓋のみを排出することができる容器Ｍ搬送装置
に関する。

〈従来技術〉 内容物が充填された瓶の如き容器の口頚部に容器蓋を装
着してこれを密封する所謂蓋締機においては、内容物が
充填された容器が順次に供給されると共に、表裏が所定
状態に揃えられた容器蓋が順次に供給されることが必要
である。型締機に容器蓋を供給するための装置としては
、従来から、容器蓋ホッパと容器蓋搬送装置との組合せ
から成る装置が広く実用に供されている。上記ホッパは
、多数の容器蓋を収容するための収容器と、かかる収容
器から表裏が所定状態にある容器蓋を選択的に排出する
選択排出手段とから構成されている。

上記容器蓋搬送装置は、上記ホッパから排出された表裏
が所定状態にある容器蓋を型締機まで搬送する搬送ベル
ト機構又は搬送シュートから構成されている。

〈解決すべき問題〉 然るに、上述した通りの従来技術には、次の通りの解決
すべき問題がある。即ち、上記ホッパにおける上記選択
排出手段は、単に容器蓋を順次に排出するのではなくて
、表裏が所定状態にある容器蓋のみを選択的に排出しな
ければならず、そのために容器蓋に機械的に当接してそ
の表裏を選択する選択ピン機構を具備しているが、本発
明者等の経験によれば、上記選択ピン機構の存在に起因
して上記選択排出手段において容器蓋の詰りか発生する
ことが少なくなく、そしてまた、上記選択ピン機構が容
器蓋に当接することによって容器蓋が損傷されてしまう
ことも少なくない。

〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、ホッパから排出された容器蓋を型締機等に搬送
するのに特に適した容器Ｍ搬送装置であって、容器蓋の
詰り及び損傷等の問題を生せしめることなく表裏末揃え
の容器蓋を受入れて表裏が所定状態の容器蓋のみを排出
することができる容器蓋搬送装置を提供し、かくして、
ホッパにおいて表裏が所定状態にある容器蓋のみを選択
的に排出する必要性を回避し、従来技術に存在する上記
問題を解決することである。

〈発明の要約〉 本発明者等は、鋭意研究の結果、容器蓋の状態に起因す
る磁気吸着作用の相異を利用した独特な表裏選択機能を
容器蓋搬送装置に導入すれば、上記目的を達成すること
ができることを見出した。

即ち、本発明によれば、容器蓋受入域、表裏選択域及び
容器蓋排出域を順次に通る所定主無端搬送径路を通して
移動せしめられる主無端搬送ベルトと、少なくとも該容
器蓋受入域から該容器蓋排出域の上流側までの範囲にお
いて、該主無端搬送ベルトの表面に容器蓋を磁気的に吸
着するための磁界を生成するための主磁石手段とを含む
主搬送ベルト機構と、 該容器蓋受入域において、該主無端搬送ベルトの表面に
、天面壁と該天面壁から垂下する筒状スカート壁とを有
する磁気吸着可能な容器蓋を供給するための容器蓋供給
手段と、 ′　該容器蓋排出域において、該主無端搬送ベルトの表
面から容器蓋を受取る容器蓋送出手段と、該表裏選択域
及びその下流に位置する容器蓋離脱域を通る所定副無端
搬送径路を通して且つ該表裏選択域において該主無端搬
送ベルトと同方向に移動せしめられる副無端搬送ベルト
と、少なくとも該表裏選択域から該容器蓋離脱域の上流
側までの範囲において、該副無端搬送ベルトの表面に容
器蓋を磁気的に吸着するための磁界を生成するための副
磁石手段とを含む副搬送ベルト機構と、該容器蓋離脱域
において、該副無端搬送ベルトの表面から容器蓋を受取
る容器蓋分離手段と、を具備し、 該表裏選択域においては、天面壁の外面が該主無端搬送
ベルトの表面に接触せしめられた状態の容器蓋は、該主
無端搬送ベルトの表面に吸着され続けて搬送され、一方
、スカート壁の自由端が該主無端搬送ベルトの表面に接
触せしめられた状態の容器蓋は、該主無端搬送ベルトの
表面から離されて天面壁が該副無端搬送ベルトの表面に
接触せしめられた状態で該副無端搬送ベルトの表面に吸
着され、該副無端搬送ベルトによって搬送されるように
なる、 ことを特徴とする容器蓋搬送装置が提供される。

〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
容器ＭＢ送装置の好適具体例について詳細に説明する。

第１図を参照して説明すると、図示の装置は基台２を有
し、この基台２上には、所定の間隔を置いて実質上鉛直
に延びる一対の側板４及び６とかかる側板４及び６の上
端に固定された天板８とから成る主支持枠１０が配設さ
れている。かかる主支持枠１０の一対の側板４及び６の
各々の上部には、前方に突出する連結部材１２が固定さ
れており、かかる連結部材１２の突出端部には、所定の
間隔を置いて相互に平行に延びる一対の側板１４及び１
６とかかる側板１４及び１６の上端に固定された天板１
８とから成る副支持枠２０が配設されている。副支持板
２０は、上方に向って前方に幾分傾斜せしめられている
。

上記主支持枠１０には、全体を番号２２で示す主搬送ベ
ルト機構が装着されており、上記副支持枠２０には、全
体を番号２４で示す副搬送ベルト機構が装着されている
。

第１図と共に第２図を参照して主搬送ベルト機横２２に
ついて説明すると、上記主支持枠１０の一対の側板４及
び６の上端部間及び下端部間には、夫々、上部回転軸２
Ｇ及び下部回転輪２８が回転自在に装着されており、か
かる上部回転軸２６及び下部回転軸２８には、夫々、上
部ベルト車３０及び下部ベルト車３２が固定されている
。そして、上部ベルト車３０及び下部ベルト車３２には
、主無端搬送ベルト３４が巻掛けられている。第１図に
明確に図示する如く、上記下部回転軸２８の一端部は側
板４を通って突出せしめられており、かかる突出端部に
はプーリ３６が固定されている。

一方、上記基台２上には、電動モータでよい主駆動源３
８が装着されており、かかる主駆動源３８の出力軸には
プーリ４２が固定されており、そしてプーリ４２及びプ
ーリ３６には無端ワイヤ４４が巻掛けられており、これ
によって主無端搬送ベルト３４が駆動源３８に駆動連結
されている。主駆動ａ３８が作動されると、主無端搬送
ベルト３４は矢印４６で示す方向に駆動される。かくし
て、主無端搬送ベルト３４は、容器蓋受入域４訳容器蓋
戻し域５０、表裏選択域５２及び容器蓋排出域５４を順
次に通る無端搬送径路を通して移動せしめられる。第２
図に明確に図示する如く、上記主支持枠ＩＯの一対の側
板４及び６間には、上記主無端搬送ベルト３４の上昇走
行部（第２図において左側に位置する走行部）の裏面に
隣接して実質上鉛直に延びる静止永久磁石５６が配設さ
れている。更に、上記上部ベルト車３０の周面の軸線方
向中央部には環状永久磁石５８が埋設されている。後の
説明から明らかになる如く、主磁石手段を構成する上記
永久磁石５６及び５８が生成する磁界の作用により、主
無端搬送ベルト３４の移動方向に見て上記容器蓋受入域
４８から上記容器蓋排出域５４よりも幾分上流側の位置
までの領域において、主無端搬送ベルト３４の表面に容
器蓋６０が磁気的に吸着される。

第１図及び第２図を参照して副搬送ベルト機構２４につ
いて説明すると、上記副支持枠２０の一対の側板１４及
び１６の上端部間及び下端部間には、夫々、上部回転軸
６２及び下部回転軸６４が回転自在に装着されており、
かかる上部回転軸６２及び下部回転軸６４には、夫々、
上部ベルト車６６及び下部ベルト車６８が固定されてい
る。そして、上部ベルト車６６及び下部ベルト車６８に
は、副無端搬送ベルト７０が巻掛けられている。

上部回転軸６２の一端部は側壁１６を通って突出せしめ
られており、かかる突出端部にはブーＩ７７２が固定さ
れている。一方、上記副支持枠２０の天板１８上には、
電動モータでよい副駆動源７４が装着されており、かか
る副駆動源７４の出力軸にはプーリ７６が固定されてお
り、そしてプーリ７２及びプーリ７６には無端ワイヤ７
８が巻掛けられており、これによって副無端搬送ベルト
７０が副駆動源７４に駆動連結されている。副駆動源７
４が作動されると、副無端搬送ベルト７０は矢印８０で
示す方向に駆動される。かくして、副無端搬送ベルｌ−
７０は、上記表裏選択域５２とその下流に位置する容器
蓋離脱域８２とを通る副無端搬送径路を通して移動せし
められる。副無端搬送ベルト７０の矢印８０で示す方向
への移動速度は、上記主無端搬送ベルト３４の矢印４６
で示す方向への移動速度と実質上同一であるのが好まし
い。

第２図に明確に図示する如く、表裏選択域５２において
上記主無端搬送ベルト３４の上昇走行部に隣接して位置
するところの、副無端搬送ベルト７０の上昇走行部（第
２図において右側に位置する走行部）は、上方に向って
漸次主無端搬送ベルト３４から遠ざかる方向に幾分傾斜
せしめられているのが好ましい。表裏選択域５２の上流
端（即ち下端）における主無端搬送ベルト３４と副無端
搬送ベルト７０との最小間隔ｔは、容器Ｍ６０の高さｈ
よりも若干大きく設定されているのが好ましい。第２図
に明確に図示する如く、上記副支持枠２０の一対の側板
１４及び１６間には、上記副無端搬送ベルト７６の上昇
走行部の裏面に隣接してこれと実質上平行に延びる静止
永久磁石８４が配設されている。更に、上記上部ベルト
車６６の周面の軸線方向中央部には環状永久磁石８６が
埋設されている。後の説明から明らかになる如く、副磁
石手段を構成する上記永久磁石８４及び８６が生成する
磁界の作用により、副無端搬送ベルト７０の移動方向に
見て上記表裏選択域５２から上記容器蓋離脱域８２より
も幾分上流側の位置までの領域において、副無端搬送ベ
ルト７０の表面に容器Ｍ６０が磁気的に吸着される。

第１図及び第２図を参照して説明を続けると、上記容器
蓋受入域４８に関連せしめて容器蓋供給手段８８　（第
１図及び第２図にその下流端部のみを図示する）が設け
られている。かかる容器蓋供給手段８８は、容器蓋受入
域４８において上記主無端搬送ベルト３４の表面に隣接
して位置する排出口を有し、容器蓋受入域４８において
主無端搬送ベルト３４の表面に容器蓋６０を供給する。

容器蓋６０自体はブリキ板の如き磁気的に吸着され得る
材料から形成されており、図示の具体例においては円形
天面壁９０とこの天面壁９０の周縁から垂下する円筒状
スカート壁９２とを有する。而して、従来の容器蓋搬送
装置における容器蓋供給手段は、表裏が所定状態にある
容器蓋のみを排出して主無端搬送ベルトの表面に供給す
ることが、必要であり、それ故に、上述した如く容器蓋
供給手段において容器蓋の詰りか発生し或いは容器蓋が
損傷されるという問題があった。しかしながら、本発明
に従う容器蓋搬送装置における上記容器蓋供給手段８８
は、表裏が所定状態にある容器蓋のみを排出する必要が
なく、任意の状態の容器蓋６０を主無端搬送ベルト３４
の表面に供給することができ、従って従来の容器Ｍ搬送
装置における上記問題が回避される。容器蓋供給手段８
８自体は、適宜の形態のものでよいが、本出願人の出願
にかかる昭和６０年特許願第１６２１２３号（出願臼：
昭和６０年７月２４日、発明の名称：物品供給装置）の
明細書及び図面に開示されている通りの形態であるのが
好都合である。

第２図と共に第３図を参照して説明すると、上記容器蓋
排出域５４に関連せしめて容器蓋送出手段９４（第２図
及び第３図にその上流端部のみを図示する）が配設され
ている。図示の容器蓋送出手段９４は、容器Ｍ６０の外
形に対応した断面形状を存する容器蓋移動路を協働して
規定する複数本の細長い静止ロンドを含むそれ自体は公
知のシュートから構成されており、その上流端は上記容
器蓋排出域５４において主無端搬送ベルト３４の表面に
対して所要通りに位置付けられている。後に更に詳細に
言及する如く、容器蓋排出域５４においては、主無端搬
送ベルト３４の表面から容器蓋６０が離脱され、かかる
容器蓋６０が容器蓋送出手段９４に受入れられ、そして
容器蓋送出手段９４を通してそれ自体は公知の適宜の形
態でよい蓋締機（図示していない）に送られる。

第１図及び第２図を参照して説明すると、上記容器蓋離
脱域８２に関連せしめて容器蓋分離手段９６が配設され
ている。図示の容器蓋分離手段９６は、上記容器蓋送出
手段９４と同様に、容器蓋６０の外形に対応した断面形
状を有する容器蓋移動路を協働して規定する複数本の細
長い静止ロッドを含むそれ自体は公知のシュートから構
成されており、上記容器蓋離脱域８２において副無端搬
送ベル）７０の表面に対して所要通りに位置付けられた
上流端から上記容器蓋戻し域５０において主無端搬送ベ
ルト３４の表面に対して所要通りに位置付けられた下流
端まで湾曲して延びている。

後に更に詳細に言及する如く、容器蓋離脱域８２におい
ては、副無端搬送ベルト７０の表面から容器蓋６０が離
脱され、かかる容器蓋６０が容器蓋分離手段９６に受入
れられ、そして容器蓋分離手段９６を通して移動され、
容器蓋戻し域５０において主無端搬送ベルト３４の表面
に供給される。

次に、主として第１図及び第２図を参照して、上述した
通りの容器蓋搬送装置の作用効果を要約して説明する。

容器蓋受入域４８においては、容器蓋供給手段８８から
供給される容器蓋６０が主無端搬送ベルト３４の表面に
磁気的に吸着される。

そして、かかる容器蓋６０は、矢印４６で示す方向への
主無端搬送ベルト３４の移動に付随して表裏選択域５２
に向けて上昇せしめられる。上述した如く容器蓋供給手
段８８は表裏を揃えることなく容器蓋６０を主無端搬送
ベルト３４の表面に供給する故に、主無端搬送ベルト３
４の表面に磁気的に吸着されて上昇せしめられる容器蓋
６０は、第１図に符号イで示す如く天面壁９０の外面が
主無端搬送ベルト３４の表面に接触せしめられた状態の
ものと、第１図に符号口で示すスカート壁９２の自由端
が主無端搬送ベルト３４の表面に接触せしめられた状態
のものとを含む、主無端搬送ベルト３４の表面に磁気的
に吸着され上昇せしめられる容器蓋６０が表裏選択域５
２に入ると、容器Ｍ６０には、主無端搬送ベルト３４に
関連せしめて配設されている主磁石手段、更に詳しくは
永久磁石５６が生成する磁界による磁気的吸引力と共に
、副無端搬送ベルト７０に関連せしめて配設されている
副磁石手段、更に詳しくは永久磁石８４が生成する磁界
による磁気的吸引力が作用する。

而して、第２図を参照することによって容易に理解され
る如く、天面壁９０の外面が主無端搬送ベルト３４の表
面に接触せしめられた状態の容器蓋６０は、永久磁石５
６が生成する磁界による磁気的吸引力によって充分強力
に主無端搬送ベルト３４の表面に吸着されており、それ
故に、永久磁石８４が生成する磁界による磁気的吸引力
にかかわらず、主無端搬送ベルト３４の表面に吸着され
続けて表裏選択域５２を通過する。一方、スカート壁９
２の自由端が主無端搬送ベルト３４の表面に接触せしめ
られた状態の容器蓋６０については、永久磁石５６が生
成する磁界による磁気的吸引力は比較的弱（、永久磁石
８４が生成する磁界による磁気的吸引力の方が強くなる
。従って、容器蓋６０は、主無端搬送ヘルド３４の表面
から離されて、その天面壁９０の外面を副無端搬送ヘル
ド７０の表面に接触せしめた状態で副無端搬送ヘルド７
０の表面に磁気的に吸着される。かくして、表裏選択域
５２を通過することによって、表裏が所定状態にある容
器ＩＥ６０、即ちその天面壁９０の外面を主無端搬送ベ
ルト３４の表面に接触せしめた状態の容器Ｍ６０のみが
、主無端搬送ヘルド３４の表面に選択的に残留せしめら
れる。

主無端搬送ベルト３４の表面に残留せしめられた容器蓋
６０は、主無端搬送ベルト３４の移動に付随して容器蓋
排出域５４（第２図）に搬送される。第２図及び第３図
から容易に理解される如く、容器蓋排出域５４において
は、主磁石手段（即ち永久磁石５６及び５８）が生成す
る磁界が著しく低減乃至消失し、それ故に、容器蓋６０
は主無端搬送ヘルド３４の表面から離脱して下方に落下
し、容器蓋送出手段９４に導入される。そして、容器蓋
送出手段９４を通して蓋締機（図示していない）に送ら
れる。かくして、表裏が所定状態の容器蓋６０のみが選
択的に蓋締機（図示していない）に送られる。

一方、上記表裏選択域５２において副無端搬送ベルト７
０の表面に磁気的に吸着された容器蓋６０は、副無端搬
送ベル）７０の移動に付随して容器蓋離脱域８２に搬送
される。第２図から容易に理解される如く、容器蓋離脱
域８２においては、副磁石手段（即ち永久磁石８４及び
８６）が生成する磁界が著しく低減乃至消失し、それ故
に、容器蓋６０は副無端搬送ベルト７０の表面から離脱
して下方に落下し、容器蓋分離手段９６に導入される。

そして、容器蓋分離手段９６を通して容器蓋戻し域５０
に返送される。第１図を参照することによって容易に理
解される如く、湾曲シュートから構成された容器蓋分離
手段９６を通ることによって容器蓋６０は表裏が反転せ
しめられ、容器蓋戻し域５０においては容器蓋６０はそ
の天面壁９０を主無端搬送ベルト３４の表面に接触せし
める状態で主無端搬送ベルト３４の表面に返送されてそ
こに吸着される。しかる後においては、主無端搬送ベル
ト３４によって表裏選択域５２を通して容器蓋排出域５
４に搬送され、次いで容器蓋送出手段９４を通して蓋締
機（図示していない）に送られる。

図示の具体例においては、容器蓋分離手段９６によって
容器蓋離脱域８２から容器蓋戻し域シ０に容器Ｍ６０を
返送しているが、所望ならば、容器蓋離脱域８２から、
容器蓋排出域５４に或いは直接的に容器蓋送出手段９４
に容器蓋６０を送給することもできる。更にまた、容器
蓋離脱域８２から容器蓋供給手段８８に戻すこともでき
る（この場合には、容器蓋分離手段９６を通る間に容器
Ｍ６０の表裏を反転する必要はない）。

以上、添付図面を参照して本発明に従って構成された容
器Ｍ搬送装置の好適具体例について詳細に説明したが、
本発明はかかる具体例に限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能
であることは多言を要しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成された容器Ｍ搬送装置の
主要部を示す斜面図。 第２図は、第１図の容器Ｍ搬送装置の断面図。 第３図は、第１図の容器蓋搬送装置における容器蓋排出
域及びその近傍を示す斜面図。 ２２・・・・・・主搬送ベルト機構 ２４・・・・・・副搬送ベルト機構 ３４・・・・・・主無端搬送ベルト ４８・・・・・・容器蓋受入域 ５０・・・・・・容器蓋戻し域 ５２・・・・・・表裏選択域 ５４・・・・・・容器蓋排出域 ５６及び５８・・・・・・永久磁石（主磁石手段）６０
・・・・・・容器蓋 ７０・・・・・・副無端搬送ベルト ８２・・・・・・容器蓋離脱域 ８４及び８６・・・・・・永久磁石（副磁石手段）８８
・・・・・・容器蓋供給手段 ９０・・・・・・容器蓋の天面壁 ９２・・・・・・容器蓋のスカート壁 ９４・・・・・・容器蓋送出手段 ９６・・・・・・容器蓋分離手段 −，，Ｊ：ｌ；Ｌ：Ｆ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、容器蓋受入域、表裏選択域及び容器蓋排出域を順次
   に通る所定主無端搬送径路を通して移動せしめられる主
   無端搬送ベルトと、少なくとも該容器蓋受入域から該容
   器蓋排出域の上流側までの範囲において、該主無端搬送
   ベルトの表面に容器蓋を磁気的に吸着するための磁界を
   生成するための主磁石手段とを含む主搬送ベルト機構と
   、 該容器蓋受入域において、該主無端搬送ベルトの表面に
   、天面壁と該天面壁から垂下する筒状スカート壁とを有
   する磁気吸着可能な容器蓋を供給するための容器蓋供給
   手段と、 該容器蓋排出域において、該主無端搬送ベルトの表面か
   ら容器蓋を受取る容器蓋送出手段と、該表裏選択域及び
   その下流に位置する容器蓋離脱域を通る所定副無端搬送
   径路を通して且つ該表裏選択域において該主無端搬送ベ
   ルトと同方向に移動せしめられる副無端搬送ベルトと、
   少なくとも該表裏選択域から該容器蓋離脱域の上流側ま
   での範囲において、該副無端搬送ベルトの表面に容器蓋
   を磁気的に吸着するための磁界を生成するための副磁石
   手段とを含む副搬送ベルト機構と、 該容器蓋離脱域において、該副無端搬送ベルトの表面か
   ら容器蓋を受取る容器蓋分離手段と、を具備し、 該表裏選択域においては、天面壁の外面が該主無端搬送
   ベルトの表面に接触せしめられた状態の容器蓋は、該主
   無端搬送ベルトの表面に吸着され続けて搬送され、一方
   、スカート壁の自由端が該主無端搬送ベルトの表面に接
   触せしめられた状態の容器蓋は、該主無端搬送ベルトの
   表面から離されて天面壁が該副無端搬送ベルトの表面に
   接触せしめられた状態で該副無端搬送ベルトの表面に吸
   着され、該副無端搬送ベルトによって搬送されるように
   なる、 ことを特徴とする容器蓋搬送装置。 ２、該容器蓋分離手段は、該容器蓋離脱域において受取
   った容器蓋を、該容器蓋受入域よりも下流で該表裏選択
   域よりも上流に位置する容器蓋戻し域において、天面壁
   が該主無端搬送ベルトの表面に接触せしめられる状態で
   該主無端搬送ベルトの表面に返送するためのシュートか
   ら構成されている、特許請求の範囲第１項記載の容器蓋
   搬送装置。 ３、該容器蓋分離手段は、該容器蓋離脱域において受取
   った容器蓋を該容器蓋送出手段に送給するためのシュー
   トから構成されている、特許請求の範囲第１項記載の容
   器蓋搬送装置。 ４、該表裏選択域において、該主無端搬送ベルトと該副
   無端搬送ベルトとの間隔は、上流端から下流端に向って
   漸次大きくせしめられており、上流端における該主無端
   搬送ベルトと該副無端搬送ベルトとの間隔は、容器蓋の
   高さよりも若干大きくせしめられている、特許請求の範
   囲第１項乃至第３項のいずれかに記載の容器蓋搬送装置
   。