JPS6260679B2 - - Google Patents
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- JPS6260679B2 JPS6260679B2 JP56012764A JP1276481A JPS6260679B2 JP S6260679 B2 JPS6260679 B2 JP S6260679B2 JP 56012764 A JP56012764 A JP 56012764A JP 1276481 A JP1276481 A JP 1276481A JP S6260679 B2 JPS6260679 B2 JP S6260679B2
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- Japan
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- containment vessel
- wheels
- rotary arm
- reactor containment
- robot
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉格納容器内に設けられる階段に
関する。
関する。
一般に沸騰水形原子炉等の原子炉格納容器内は
原子炉運転中には作業者の立入が好ましくない雰
囲気となつている。このため、従来から作業者に
代つて遠隔操作可能なロボツトにより、原子炉格
納容器内の機器の点検監視、保守、修理等の作業
をなすことが試みられている。ところで、原子炉
格納容器内には限られた空間内に多くの機器が収
容されており、これら各機器間を連絡する通路は
複雑な構造であり、また多くの階段が設けられて
いる。したがつて、上記のロボツトは複雑な通路
を自由に移動し、また階段を自由に昇降し得る能
力を備えていなければならない。そして、このよ
うなロボツトとして第1図および第2図に示す如
きものが開発されつつある。すなわち、1は車体
であつて、この車体1上にはたとえばテレビカメ
ラ2等の監視用機器が搭載されている。そして、
この車体1前端部および後端部にはそれぞれ左右
一対ずつ、合計4個の回転アーム体3…が設けら
れている。これらの回転アーム体3…は回転軸4
…によつて垂直面内で自由に回転できるように車
体1に取付けられている。そして、これらの回転
アーム体3…にはそれぞれ回転中心より放射状に
突設された3本のアーム部5…が設けられてい
る。そして、これらアーム部5…の先端部にはそ
れぞれ車輪6…が車軸7…によつて回転自在に取
付けられている。そして、上記車体1内には上記
回転アーム体3…をそれぞれ回転駆動し、またこ
れら回転アーム体3…を任意の位置に固定するこ
とができるとともにこれら回転アーム体3…の回
転とは独立して上記車輪6…を回転駆動する駆動
機構8…が設けられている。また、この車体1内
には走行制御機構9が設けられている。この走行
制御機構9はたとえば車輪6…に作用する荷重の
変化から車輪6…の浮き上りを検出し、また車輪
6…に作用する衝撃やトルクの変化から車輪6…
が階段や障害物に衝突したことを検出し、これら
の情報をもとにして各回転アーム体3…および車
輪6…の回転を制御するように構成されている。
そして、このようなロボツトはたとえば第3図a
〜dに示す如く階段を昇る。なお、上記第3図a
〜dでは説明を容易にするために1個の回転アー
ム体3の作動のみを模式的に示すものであり、4
個の回転アーム体3…はいずれも同様に作動する
ものである。まず、路面を走行していたロボツト
が階段の位置まで来ると前方に位置する車輪6a
が第3図aに示す如く第1段目のけ込み面10a
に衝突する。そしてこの状態は車輪6aに作用し
た衝撃等により走行制御機構9で検出され、回転
アーム体3が正回転する。したがつて回転アーム
体3は上記車輪6aを中心として上方に回動し、
第3図bに示す如く次の車輪6bが第1段目の踏
み面11aに当接する。そして、さらに回転アー
ム体3が回転するとこの回転アーム体3は第1段
目の踏み面11aに当接した車輪6bを中心とし
て上方に回動し、第3図cに示す如く第1段目の
踏み面11aの上まで上昇する。そして、この回
転アーム体3が第3図cに示す如く120゜回転し
たらその回転を停止するとともにこれを回転不能
に固定し、車輪6a,6b,6cを正回転させ、
第1段目の踏み面11a上を走行させる。そして
第3図dに示す如く車輪6bが第2段目のけ込み
面10bに衝突すると走行制御機構9がこれを検
出して前記と同様にして回転アーム体3を回転さ
せてこの第2段目の踏み面11bの上まで昇る。
そして以下同様にして一段ずつ階段を昇るもので
ある。ところで、原子炉格納容器内は空調効果を
上げるため、空調機からの空気の流れを均一化
し、また万一この原子炉格納容器内の配管等から
冷却材の蒸気が漏出した場合、この蒸気を均一に
原子炉格納容器内に拡散させる必要がある。しか
し、原子炉格納容器内には狭い空間に多くの機器
が収容されているため、充分な空気の流通性が得
られない。このため、従来の原子炉格納容器内に
設けられる階段は第4図に示す如く踏み板12…
間にけ込み板を設けず、これら踏み板12…間を
通つて空気が自由に流通し得るように構成し、原
子炉格納容器内の空気の流通性を確保している。
したがつて、このような従来の階段では前述の如
き階段のけ込み面への車輪の衝突を利用するロボ
ツトを使用できない不具合があつた。もちろん、
このような階段にけ込み板を設ければ前述の如き
ロボツトを使用できるが、このようにすると原子
炉格納容器内の空気の流通性が充分に確保できな
くなる不具合を生じる。
原子炉運転中には作業者の立入が好ましくない雰
囲気となつている。このため、従来から作業者に
代つて遠隔操作可能なロボツトにより、原子炉格
納容器内の機器の点検監視、保守、修理等の作業
をなすことが試みられている。ところで、原子炉
格納容器内には限られた空間内に多くの機器が収
容されており、これら各機器間を連絡する通路は
複雑な構造であり、また多くの階段が設けられて
いる。したがつて、上記のロボツトは複雑な通路
を自由に移動し、また階段を自由に昇降し得る能
力を備えていなければならない。そして、このよ
うなロボツトとして第1図および第2図に示す如
きものが開発されつつある。すなわち、1は車体
であつて、この車体1上にはたとえばテレビカメ
ラ2等の監視用機器が搭載されている。そして、
この車体1前端部および後端部にはそれぞれ左右
一対ずつ、合計4個の回転アーム体3…が設けら
れている。これらの回転アーム体3…は回転軸4
…によつて垂直面内で自由に回転できるように車
体1に取付けられている。そして、これらの回転
アーム体3…にはそれぞれ回転中心より放射状に
突設された3本のアーム部5…が設けられてい
る。そして、これらアーム部5…の先端部にはそ
れぞれ車輪6…が車軸7…によつて回転自在に取
付けられている。そして、上記車体1内には上記
回転アーム体3…をそれぞれ回転駆動し、またこ
れら回転アーム体3…を任意の位置に固定するこ
とができるとともにこれら回転アーム体3…の回
転とは独立して上記車輪6…を回転駆動する駆動
機構8…が設けられている。また、この車体1内
には走行制御機構9が設けられている。この走行
制御機構9はたとえば車輪6…に作用する荷重の
変化から車輪6…の浮き上りを検出し、また車輪
6…に作用する衝撃やトルクの変化から車輪6…
が階段や障害物に衝突したことを検出し、これら
の情報をもとにして各回転アーム体3…および車
輪6…の回転を制御するように構成されている。
そして、このようなロボツトはたとえば第3図a
〜dに示す如く階段を昇る。なお、上記第3図a
〜dでは説明を容易にするために1個の回転アー
ム体3の作動のみを模式的に示すものであり、4
個の回転アーム体3…はいずれも同様に作動する
ものである。まず、路面を走行していたロボツト
が階段の位置まで来ると前方に位置する車輪6a
が第3図aに示す如く第1段目のけ込み面10a
に衝突する。そしてこの状態は車輪6aに作用し
た衝撃等により走行制御機構9で検出され、回転
アーム体3が正回転する。したがつて回転アーム
体3は上記車輪6aを中心として上方に回動し、
第3図bに示す如く次の車輪6bが第1段目の踏
み面11aに当接する。そして、さらに回転アー
ム体3が回転するとこの回転アーム体3は第1段
目の踏み面11aに当接した車輪6bを中心とし
て上方に回動し、第3図cに示す如く第1段目の
踏み面11aの上まで上昇する。そして、この回
転アーム体3が第3図cに示す如く120゜回転し
たらその回転を停止するとともにこれを回転不能
に固定し、車輪6a,6b,6cを正回転させ、
第1段目の踏み面11a上を走行させる。そして
第3図dに示す如く車輪6bが第2段目のけ込み
面10bに衝突すると走行制御機構9がこれを検
出して前記と同様にして回転アーム体3を回転さ
せてこの第2段目の踏み面11bの上まで昇る。
そして以下同様にして一段ずつ階段を昇るもので
ある。ところで、原子炉格納容器内は空調効果を
上げるため、空調機からの空気の流れを均一化
し、また万一この原子炉格納容器内の配管等から
冷却材の蒸気が漏出した場合、この蒸気を均一に
原子炉格納容器内に拡散させる必要がある。しか
し、原子炉格納容器内には狭い空間に多くの機器
が収容されているため、充分な空気の流通性が得
られない。このため、従来の原子炉格納容器内に
設けられる階段は第4図に示す如く踏み板12…
間にけ込み板を設けず、これら踏み板12…間を
通つて空気が自由に流通し得るように構成し、原
子炉格納容器内の空気の流通性を確保している。
したがつて、このような従来の階段では前述の如
き階段のけ込み面への車輪の衝突を利用するロボ
ツトを使用できない不具合があつた。もちろん、
このような階段にけ込み板を設ければ前述の如き
ロボツトを使用できるが、このようにすると原子
炉格納容器内の空気の流通性が充分に確保できな
くなる不具合を生じる。
本発明は以上の事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは前述の如く階段のけ
込み面への車輪の衝突を利用するロボツトを使用
でき、しかも原子炉格納容器内の空気の流通性を
充分に確保することができる原子炉格納容器の階
段を得ることにある。
で、その目的とするところは前述の如く階段のけ
込み面への車輪の衝突を利用するロボツトを使用
でき、しかも原子炉格納容器内の空気の流通性を
充分に確保することができる原子炉格納容器の階
段を得ることにある。
以下本発明を図面に示す実施例にしたがつて説
明する。第5図ないし第7図a〜dは本発明の第
1実施例を示す。図中101,102は原子炉格
納容器内に設けられた通路等の床であり、これら
の床101,102は空気の流通性を確保するた
め、鉄製の格子板すなわちグレーチングを敷きつ
めて構成されている。そして、これらの床10
1,102を連絡して階段103が設けられてい
る。104,104はその側桁であつて、これら
の側桁104,104間には複数の踏み板105
…が設けられている。これらの踏み板105…は
鋼板から形成され、その表面にはすべり止めのた
めの凹凸が形成されている。なお、106は手摺
である。そして、これら踏み板105…間の両端
部にはそれぞれ角棒状の取付部材107…が垂直
方向に沿つて設けられており、これら取付部材1
07…の上下両端はそれぞれ上下の踏み板105
…に溶接されている。そして、上記踏み板105
…間にはそれぞれ水平方向に沿つてけ込み部材1
08…が設けられている。これらけ込み部材10
8…は丸棒状をなし、その表面にはすべり止めの
ために多数の凹凸が設けられて粗面に形成されて
いる。そしてこれらけ込み部材108…の両端部
は取付金具109によつて上記取付部材107…
に着脱可能に取付けられている。
明する。第5図ないし第7図a〜dは本発明の第
1実施例を示す。図中101,102は原子炉格
納容器内に設けられた通路等の床であり、これら
の床101,102は空気の流通性を確保するた
め、鉄製の格子板すなわちグレーチングを敷きつ
めて構成されている。そして、これらの床10
1,102を連絡して階段103が設けられてい
る。104,104はその側桁であつて、これら
の側桁104,104間には複数の踏み板105
…が設けられている。これらの踏み板105…は
鋼板から形成され、その表面にはすべり止めのた
めの凹凸が形成されている。なお、106は手摺
である。そして、これら踏み板105…間の両端
部にはそれぞれ角棒状の取付部材107…が垂直
方向に沿つて設けられており、これら取付部材1
07…の上下両端はそれぞれ上下の踏み板105
…に溶接されている。そして、上記踏み板105
…間にはそれぞれ水平方向に沿つてけ込み部材1
08…が設けられている。これらけ込み部材10
8…は丸棒状をなし、その表面にはすべり止めの
ために多数の凹凸が設けられて粗面に形成されて
いる。そしてこれらけ込み部材108…の両端部
は取付金具109によつて上記取付部材107…
に着脱可能に取付けられている。
以上の如く構成された本発明の第1実施例は、
床101上を走行して来た前述の如きロボツトの
前方の回転アーム体3の最前端の車輪6aが第7
図aに示す如く第1段目のけ込み部材108aに
衝突する。そしてこの状態は車輪6aに作用した
衝撃等により走行制御機構9で検出され、回転ア
ーム体3が正回転する。したがつて回転アーム体
3は上記車輪6aを中心として上方に回動し、第
7図bに示す如く次の車輪6bが第1段目の踏み
板105a上に当接する。そしてさらに回転アー
ム体3が回転し、この回転アーム体3は第1段目
の踏み板105aの上面に当接した車輪6bを中
心として上方に回動し、第7図cに示す如く第1
段目の踏み板105aの上まで上昇する。そし
て、この回転アーム体3が120゜回転したらその
回転を停止するとともにこれを回転不能に固定
し、車輪6a,6b,6cを正回転させ、第1段
目の踏み板105aの上面を走行させる。そし
て、これが走行すると第7図dに示す如く車輪6
bが第2段目のけ込み部材108bに衝突する。
そしてこの車輪6bの衝突を走行制御機構9が検
出し、前記と同様にして回転アーム体3を回転さ
せ、この衝突した車輪6bを中心として回転アー
ム体3を上方に回動させる。そして以下同様にし
て一段ずつ階段を昇るものである。したがつてこ
のような階段103によればけ込み面への車輪の
衝突を利用する前述の如きロボツトを使用するこ
とができる。また、このけ込み部材108…は棒
状のものであるから、踏み板105…間の空気の
流通性を損なうことはきわめて少なく、充分な流
通性を確保することができる。また、これらのけ
込み部材108…の表面は粗面に形成されている
ので、ロボツトの車輪6…との間の摩擦力が大き
く、車輪6…がスリツプするようなことがない。
また、この一実施例のものは上下の踏み板105
…間に取付部材107…を設け、この取付部材1
07…にけ込み部材108…を取付けただけのも
のであるから構造が簡単であり、既存の階段に小
改造を加えるだけで容易に実施できる。また、上
下の踏み板105…は取付部材107…で連結さ
れるので、階段全体の補強をなすこともできる。
また、け込み部材108…は着脱可能であるから
これらのけ込み部材108…が不要な場合にはこ
れらを取外すこともできる。
床101上を走行して来た前述の如きロボツトの
前方の回転アーム体3の最前端の車輪6aが第7
図aに示す如く第1段目のけ込み部材108aに
衝突する。そしてこの状態は車輪6aに作用した
衝撃等により走行制御機構9で検出され、回転ア
ーム体3が正回転する。したがつて回転アーム体
3は上記車輪6aを中心として上方に回動し、第
7図bに示す如く次の車輪6bが第1段目の踏み
板105a上に当接する。そしてさらに回転アー
ム体3が回転し、この回転アーム体3は第1段目
の踏み板105aの上面に当接した車輪6bを中
心として上方に回動し、第7図cに示す如く第1
段目の踏み板105aの上まで上昇する。そし
て、この回転アーム体3が120゜回転したらその
回転を停止するとともにこれを回転不能に固定
し、車輪6a,6b,6cを正回転させ、第1段
目の踏み板105aの上面を走行させる。そし
て、これが走行すると第7図dに示す如く車輪6
bが第2段目のけ込み部材108bに衝突する。
そしてこの車輪6bの衝突を走行制御機構9が検
出し、前記と同様にして回転アーム体3を回転さ
せ、この衝突した車輪6bを中心として回転アー
ム体3を上方に回動させる。そして以下同様にし
て一段ずつ階段を昇るものである。したがつてこ
のような階段103によればけ込み面への車輪の
衝突を利用する前述の如きロボツトを使用するこ
とができる。また、このけ込み部材108…は棒
状のものであるから、踏み板105…間の空気の
流通性を損なうことはきわめて少なく、充分な流
通性を確保することができる。また、これらのけ
込み部材108…の表面は粗面に形成されている
ので、ロボツトの車輪6…との間の摩擦力が大き
く、車輪6…がスリツプするようなことがない。
また、この一実施例のものは上下の踏み板105
…間に取付部材107…を設け、この取付部材1
07…にけ込み部材108…を取付けただけのも
のであるから構造が簡単であり、既存の階段に小
改造を加えるだけで容易に実施できる。また、上
下の踏み板105…は取付部材107…で連結さ
れるので、階段全体の補強をなすこともできる。
また、け込み部材108…は着脱可能であるから
これらのけ込み部材108…が不要な場合にはこ
れらを取外すこともできる。
なお、本発明は上記の第1実施例には限定され
ない。
ない。
たとえば第8図には本発明の第2実施例を示
す。この第2実施例は断面矩形をなす角棒状のけ
込み部材108′をボルト等で直接取付部材10
7…に取付けたもので、このけ込み部材108′
は前記第1実施例と同様にその表面にすべり止め
のための凹凸が設けられ粗面に形成されている。
なお、この第2実施例は上記の点以外は前記第1
実施例と同様の構成で第8図中第1実施例と対応
する部分には同符号を附してその説明を省略す
る。
す。この第2実施例は断面矩形をなす角棒状のけ
込み部材108′をボルト等で直接取付部材10
7…に取付けたもので、このけ込み部材108′
は前記第1実施例と同様にその表面にすべり止め
のための凹凸が設けられ粗面に形成されている。
なお、この第2実施例は上記の点以外は前記第1
実施例と同様の構成で第8図中第1実施例と対応
する部分には同符号を附してその説明を省略す
る。
また、第9図には本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例は上下の踏み板105,105間
に多数の丸棒状をなす立棧110…を垂直に取付
け、これら立棧110…に水平方向に沿つて丸棒
状のけ込み部材108″…を取付けて格子状に形
成したものである。なお、この第3実施例は上記
の点以外は前記第1実施例と同様の構成であり、
第9図中第1実施例と対応する部分には同符号を
附してその説明を省略する。そしてこの第3実施
例は多数の立棧110…とけ込み部材108″が
格子状に組まれているため、強度が大である。
この第3実施例は上下の踏み板105,105間
に多数の丸棒状をなす立棧110…を垂直に取付
け、これら立棧110…に水平方向に沿つて丸棒
状のけ込み部材108″…を取付けて格子状に形
成したものである。なお、この第3実施例は上記
の点以外は前記第1実施例と同様の構成であり、
第9図中第1実施例と対応する部分には同符号を
附してその説明を省略する。そしてこの第3実施
例は多数の立棧110…とけ込み部材108″が
格子状に組まれているため、強度が大である。
さらに本発明は上記の各実施例にも限定され
ず、要は踏み板間に空気の流通性を阻害しないよ
うな棒状のけ込み部材を設ければよいのである。
ず、要は踏み板間に空気の流通性を阻害しないよ
うな棒状のけ込み部材を設ければよいのである。
上述の如く本発明は踏み板と踏み板との間に棒
状のけ込み部材を設けたものである。したがつて
階段のけ込み面への車輪等の衝突を利用するよう
なロボツトを使用する場合でもこのロボツトの車
輪が上記け込み部材に衝突するので、け込み板を
有する階段と同様にこのようなロボツトを使用す
ることができ、かつこのけ込み部材は棒状のもの
であるから踏み板間の空気の流通性にはほとんど
悪影響を与えず、原子炉格納容器内の空気の流通
性を充分に確保することができる等その効果は大
である。
状のけ込み部材を設けたものである。したがつて
階段のけ込み面への車輪等の衝突を利用するよう
なロボツトを使用する場合でもこのロボツトの車
輪が上記け込み部材に衝突するので、け込み板を
有する階段と同様にこのようなロボツトを使用す
ることができ、かつこのけ込み部材は棒状のもの
であるから踏み板間の空気の流通性にはほとんど
悪影響を与えず、原子炉格納容器内の空気の流通
性を充分に確保することができる等その効果は大
である。
第1図は原子炉格納容器内の機器の点検監視等
の作業をなすロボツトの側面図、第2図は同ロボ
ツトの平面図、第3図a〜dは同ロボツトの階段
上昇作動を説明する模式的な図、第4図は従来の
階段の縦断面図である。第5図ないし第7図a〜
dは本発明の第1実施例を示し、第5図は縦断面
図、第6図は一部の斜視図、第7図a〜dはこの
第1実施例の階段をロボツトが上昇する場合の作
動を説明する模式的な図である。また第8図は第
2実施例の一部を示す斜視図、第9図は第3実施
例の一部を示す斜視図である。 104……側桁、105……踏み板、107…
…取付部材、108,108′,108″……け込
み部材、109……取付金具。
の作業をなすロボツトの側面図、第2図は同ロボ
ツトの平面図、第3図a〜dは同ロボツトの階段
上昇作動を説明する模式的な図、第4図は従来の
階段の縦断面図である。第5図ないし第7図a〜
dは本発明の第1実施例を示し、第5図は縦断面
図、第6図は一部の斜視図、第7図a〜dはこの
第1実施例の階段をロボツトが上昇する場合の作
動を説明する模式的な図である。また第8図は第
2実施例の一部を示す斜視図、第9図は第3実施
例の一部を示す斜視図である。 104……側桁、105……踏み板、107…
…取付部材、108,108′,108″……け込
み部材、109……取付金具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 踏み板と踏み板との間に棒状のけ込み部材を
設けたことを特徴とする原子炉格納容器の階段。 2 前記け込み部材の表面は粗面に形成されてい
ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
載の原子炉格納容器の階段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56012764A JPS57125886A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Stairs of nuclear reactor container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56012764A JPS57125886A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Stairs of nuclear reactor container |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125886A JPS57125886A (en) | 1982-08-05 |
JPS6260679B2 true JPS6260679B2 (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=11814461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56012764A Granted JPS57125886A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Stairs of nuclear reactor container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57125886A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247436A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-16 | Marutaka Concrete Kogyo Kk | 水路敷コンクリートブロック |
JPH0258645A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Marutaka Concrete Kogyo Kk | 水路敷コンクリートブロック |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5625161B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-11-19 | 株式会社Lixil | 階段 |
-
1981
- 1981-01-30 JP JP56012764A patent/JPS57125886A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247436A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-16 | Marutaka Concrete Kogyo Kk | 水路敷コンクリートブロック |
JPH0258645A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Marutaka Concrete Kogyo Kk | 水路敷コンクリートブロック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57125886A (en) | 1982-08-05 |
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