JPS6260649B2 - - Google Patents
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- JPS6260649B2 JPS6260649B2 JP56128079A JP12807981A JPS6260649B2 JP S6260649 B2 JPS6260649 B2 JP S6260649B2 JP 56128079 A JP56128079 A JP 56128079A JP 12807981 A JP12807981 A JP 12807981A JP S6260649 B2 JPS6260649 B2 JP S6260649B2
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- Japan
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- circuit
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/56—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
- G01F1/58—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
- G01F1/60—Circuits therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電磁流量計の改良に関する。矩形波
励磁方式の電磁流量計では、残留磁気励磁を用
い、励磁の周期を秒単位まで長くして励磁電力を
低減することが提案されている。かかる従来の矩
形波励磁方式の電磁流量計では、電磁誘導で電極
に誘起する電圧を励磁の半周期毎に所定のタイミ
ングで瞬時値をサンプルホールドして計測するこ
とが考えられるが、サンプリングする瞬時以外の
間の流量変化を計測できない欠点があり、励磁電
力を低減するために励磁周期を長くする程、計測
誤差が大きくなる欠点が生じる。又、励磁電力を
低減するためには励磁の磁束密度も比較的小さく
する必要があり、有効な誘起電圧は数μVオーダ
となり、高利得の増幅器を要するばかりでなく、
電極が液体に接しているため生じる電気化学的障
害電圧を除くためと、前述の励磁周期を長くする
傾向からも低い周波数まで増幅できる多段交流増
幅器が用いられ、結合コンデンサに容量の大きな
電解コンデンサを使用しなければならず、性能の
良いコンデンサが得られない欠点があつた。
励磁方式の電磁流量計では、残留磁気励磁を用
い、励磁の周期を秒単位まで長くして励磁電力を
低減することが提案されている。かかる従来の矩
形波励磁方式の電磁流量計では、電磁誘導で電極
に誘起する電圧を励磁の半周期毎に所定のタイミ
ングで瞬時値をサンプルホールドして計測するこ
とが考えられるが、サンプリングする瞬時以外の
間の流量変化を計測できない欠点があり、励磁電
力を低減するために励磁周期を長くする程、計測
誤差が大きくなる欠点が生じる。又、励磁電力を
低減するためには励磁の磁束密度も比較的小さく
する必要があり、有効な誘起電圧は数μVオーダ
となり、高利得の増幅器を要するばかりでなく、
電極が液体に接しているため生じる電気化学的障
害電圧を除くためと、前述の励磁周期を長くする
傾向からも低い周波数まで増幅できる多段交流増
幅器が用いられ、結合コンデンサに容量の大きな
電解コンデンサを使用しなければならず、性能の
良いコンデンサが得られない欠点があつた。
この発明は上記にかんがみ低消費電力に適した
精度の良い電磁流量計を提案するのが目的であ
る。
精度の良い電磁流量計を提案するのが目的であ
る。
すなわち、この発明の電磁流量計は2つの磁束
密度で交互に励磁される導管と、この導管に設け
た電極に発生する電磁誘導電圧を増幅する直流増
幅装置と、前記磁束密度が定常状態をとる所定時
間前記直流増幅装置の出力を積分して積分値に対
応したパルス数に変換するパルス数変換装置と、
前前記パルス数変換装置の作動を制御するととも
に前記2つの磁束密度値を作る励磁回路を制御す
るタイミング回路と、前記パルス数変換装置の出
力を受ける出力回路を備えたことを特徴とする。
密度で交互に励磁される導管と、この導管に設け
た電極に発生する電磁誘導電圧を増幅する直流増
幅装置と、前記磁束密度が定常状態をとる所定時
間前記直流増幅装置の出力を積分して積分値に対
応したパルス数に変換するパルス数変換装置と、
前前記パルス数変換装置の作動を制御するととも
に前記2つの磁束密度値を作る励磁回路を制御す
るタイミング回路と、前記パルス数変換装置の出
力を受ける出力回路を備えたことを特徴とする。
次に図面の実施例に基づいて説明する。第1図
に回路の基本構成を、第2図にそのタイミングを
示す。励磁回路4と励磁コイル3により電磁流量
計の導管1には第2図―イのように二つの磁束密
度をとる磁界が加えられ、電極2a―2b間には
第2図ロに示すような起電力が発生する。この起
電力は流量に比例した誘導電圧と電気化学的障害
電圧の和から成立つている。この障害電圧を補償
して誘導電圧のみを取り出すために、タイミング
回路7からのパルスG5によりスイツチS5が一
定の短い期間ONすると直流差動増幅器14、ス
イツチS5、補償回路15の帰還ループが閉とな
り、補償回路15は差動増幅器14の出力e1が
零になるような補償値を差動増幅器14の帰還点
に印加する。スイツチS5がOFFとなると補償
回路15はホールド状態となり差動増幅器14の
入力電圧が変化しない限り出力e1は零を保持す
る。差動増幅器14、補償回路15とスイツチS
5は直流増幅器5を構成する。この直後、励磁磁
界が第2の値を取ると、障害電圧は励磁の半周期
内では充分安定と考えられるため、出力e1の変
化は流量に比例した有効電圧のみとなり、障害電
圧は除去される。またこの補償回路により直流差
動増幅器自身のオフセツトも同時に補償される。
励磁の第1の半周期においてタイミング回路7か
らのパルスG1によりスイツチS1が一定期間
ONすると、積分回路11の出力e2は出力e1
と逆極性の値に積分される。次にスイツチS1の
ON期間が終了しタイミング回路7が短いタイミ
ングパルスP1を出力すると、制御回路13はコ
ンパレータ12の出力e3の極性とタイミングパ
ルスP1の組合せに基づいて、スイツチS2,S
3からS2を選択してONするためのパルスG2
を出す。
に回路の基本構成を、第2図にそのタイミングを
示す。励磁回路4と励磁コイル3により電磁流量
計の導管1には第2図―イのように二つの磁束密
度をとる磁界が加えられ、電極2a―2b間には
第2図ロに示すような起電力が発生する。この起
電力は流量に比例した誘導電圧と電気化学的障害
電圧の和から成立つている。この障害電圧を補償
して誘導電圧のみを取り出すために、タイミング
回路7からのパルスG5によりスイツチS5が一
定の短い期間ONすると直流差動増幅器14、ス
イツチS5、補償回路15の帰還ループが閉とな
り、補償回路15は差動増幅器14の出力e1が
零になるような補償値を差動増幅器14の帰還点
に印加する。スイツチS5がOFFとなると補償
回路15はホールド状態となり差動増幅器14の
入力電圧が変化しない限り出力e1は零を保持す
る。差動増幅器14、補償回路15とスイツチS
5は直流増幅器5を構成する。この直後、励磁磁
界が第2の値を取ると、障害電圧は励磁の半周期
内では充分安定と考えられるため、出力e1の変
化は流量に比例した有効電圧のみとなり、障害電
圧は除去される。またこの補償回路により直流差
動増幅器自身のオフセツトも同時に補償される。
励磁の第1の半周期においてタイミング回路7か
らのパルスG1によりスイツチS1が一定期間
ONすると、積分回路11の出力e2は出力e1
と逆極性の値に積分される。次にスイツチS1の
ON期間が終了しタイミング回路7が短いタイミ
ングパルスP1を出力すると、制御回路13はコ
ンパレータ12の出力e3の極性とタイミングパ
ルスP1の組合せに基づいて、スイツチS2,S
3からS2を選択してONするためのパルスG2
を出す。
この結果スイツチS2はスイツチS1がONし
た期間の積分値から零に向つて積分するような基
準電圧E1を積分器の入力に接続する。出力e2
が零となつてコンパレータ12が反転するとスイ
ツチS2はOFFされ積分の半周期を終る。一方
タイミング回路7は一定周波数のクロツクパルス
CPを常にアツプダウンカウンタ9のクロツク入
力に接続されたゲート22に送り、スイツチS2
又はS3がONしている期間のみカウンター9が
このクロツクパルスをカウントする。次に励磁が
切換り第2の半周期となり、タイミング回路7か
らのパルスG1により再びスイツチS1が一定期
間ONされると、入力電圧e1の極性にしたがつ
て前回と同様に積分器が働らき、積分終了後タイ
ミング回路7より短いタイミングパルスP2が出
力される。制御回路13はこのパルスP2とコン
パレータ12の出力e3の極性の組合せに基づい
て、スイツチS2,S3からS3を選択しONす
るためのパルスG3を出して第1の半周期と同様
に積分値をカウントして1つの周期を終了する。
積分回路11は零から入力電圧e1を一定期間積
分した後、その出力e1と逆極性の一定な基準電
圧E1又はE2を出力e2が零になるまで積分す
るため、スイツチS2又はS3がONする期間は
出力e2の最終値、つまり入力電圧e1の平均値
に比例する。したがつてスイツチS2,S3が
ONとなる期間クロツクパルスCPをカウントする
事は、流量に比例した値をパルス数に変換する事
になる。この間の各部のタイミングは第2図のe
1,e2,e3,P1,P2,G1,G2,G3
に示す。第2図のタイミングは流体の流れ方向が
正方向の場合で、逆流した場合のタイミングを第
3図に示す。パルスP1,P2,G1は励磁のタ
イミングイに同期したもので、流れ方向によつて
変ることはないが、電極の出力ロ及び直流増幅器
の出力e1は第2図の場合に比し逆の極性とな
る。このため逆流した場合は出力e2,e3の極
性は励磁のタイミングに対して逆極性となり、制
御回路13によつて選択されるスイツチS2,S
3も第2図と第3図では逆になる。したがつて励
磁に同期したタイミングパルスP1,P2と流れ
方向によつてタイミングの変るパルスG2,G3
に組合せから正逆判定回路8により流れ方向を判
別する事ができる。
た期間の積分値から零に向つて積分するような基
準電圧E1を積分器の入力に接続する。出力e2
が零となつてコンパレータ12が反転するとスイ
ツチS2はOFFされ積分の半周期を終る。一方
タイミング回路7は一定周波数のクロツクパルス
CPを常にアツプダウンカウンタ9のクロツク入
力に接続されたゲート22に送り、スイツチS2
又はS3がONしている期間のみカウンター9が
このクロツクパルスをカウントする。次に励磁が
切換り第2の半周期となり、タイミング回路7か
らのパルスG1により再びスイツチS1が一定期
間ONされると、入力電圧e1の極性にしたがつ
て前回と同様に積分器が働らき、積分終了後タイ
ミング回路7より短いタイミングパルスP2が出
力される。制御回路13はこのパルスP2とコン
パレータ12の出力e3の極性の組合せに基づい
て、スイツチS2,S3からS3を選択しONす
るためのパルスG3を出して第1の半周期と同様
に積分値をカウントして1つの周期を終了する。
積分回路11は零から入力電圧e1を一定期間積
分した後、その出力e1と逆極性の一定な基準電
圧E1又はE2を出力e2が零になるまで積分す
るため、スイツチS2又はS3がONする期間は
出力e2の最終値、つまり入力電圧e1の平均値
に比例する。したがつてスイツチS2,S3が
ONとなる期間クロツクパルスCPをカウントする
事は、流量に比例した値をパルス数に変換する事
になる。この間の各部のタイミングは第2図のe
1,e2,e3,P1,P2,G1,G2,G3
に示す。第2図のタイミングは流体の流れ方向が
正方向の場合で、逆流した場合のタイミングを第
3図に示す。パルスP1,P2,G1は励磁のタ
イミングイに同期したもので、流れ方向によつて
変ることはないが、電極の出力ロ及び直流増幅器
の出力e1は第2図の場合に比し逆の極性とな
る。このため逆流した場合は出力e2,e3の極
性は励磁のタイミングに対して逆極性となり、制
御回路13によつて選択されるスイツチS2,S
3も第2図と第3図では逆になる。したがつて励
磁に同期したタイミングパルスP1,P2と流れ
方向によつてタイミングの変るパルスG2,G3
に組合せから正逆判定回路8により流れ方向を判
別する事ができる。
正逆判定回路8は正方向の流れに対して出力G
4をHレベルとし、アツプダウンカウンタ9をア
ツプカウントに、また逆流に対して出力G4をL
レベルとしてアツプダウンカウンタ9をダウンカ
ウントさせることができる。記号6はパルス数変
換装置を示す。
4をHレベルとし、アツプダウンカウンタ9をア
ツプカウントに、また逆流に対して出力G4をL
レベルとしてアツプダウンカウンタ9をダウンカ
ウントさせることができる。記号6はパルス数変
換装置を示す。
このように流体が逆流した場合にも逆流分を正
確に減算していくことができ、総積算値を受ける
出力回路として作動するコード変換器10でコー
ドに変換して伝送すれば図示されてない受信側で
正逆両方向の瞬間流量に変換する事もできる。ま
たコードに変換することなく、出力回路として積
算値表示器を付けて、一般の積算表示の電磁流量
計とする事もできる。
確に減算していくことができ、総積算値を受ける
出力回路として作動するコード変換器10でコー
ドに変換して伝送すれば図示されてない受信側で
正逆両方向の瞬間流量に変換する事もできる。ま
たコードに変換することなく、出力回路として積
算値表示器を付けて、一般の積算表示の電磁流量
計とする事もできる。
コンパレータ12において、出力e3を抵抗R
16,R15で分圧して非反転入力に帰還してい
るのは、スイツチS2又はS3がOFFした後、
スイツチS1が再びONされるまで出力e2が零
であるので出力e3が不安定になるのを防ぐた
め、コンパレータ12に多少のヒステリレスを持
たせるためのものである。またスイツチS1が
OFFした後に一度コンパレータ12の出力e3
を受けると、再びスイツチS1がOFFするまで
出力e3を受けつけないようにしてもよい。直流
増幅装置5の具体例を第4図に示す。直流差動増
幅器14は演算増幅器16,17,18と抵抗R
2〜R8等から成り、補償回路15は演算増幅器
19とコンデンサC2、抵抗R9の積分器から成
る。スイツチS5がONすると抵抗R9とコンデ
ンサC2の時定数で電圧e1を積分し、抵抗R1
0を通じて演算増幅器16の反転入力に電圧e1
と逆の極性の補償電圧を印加する。演算増幅器1
6の出力は演算増幅器18と抵抗R5,R6,R
7,R8から成る差動増幅器の反転入力に加わる
ため、電圧e1の値が零になるまで補償回路は積
分を続ける。この補償に必要な電圧e0はコンデ
ンサC2の両端に貯えられるため、スイツチS5
がOFFした後は、補償回路15はホールド回路
となり電圧e1の値を零に保ちつづける。スイツ
チS5がOFFした後、励磁磁束の変化に比例し
た起電力の変化分のみが増幅器の出力に発生す
る。
16,R15で分圧して非反転入力に帰還してい
るのは、スイツチS2又はS3がOFFした後、
スイツチS1が再びONされるまで出力e2が零
であるので出力e3が不安定になるのを防ぐた
め、コンパレータ12に多少のヒステリレスを持
たせるためのものである。またスイツチS1が
OFFした後に一度コンパレータ12の出力e3
を受けると、再びスイツチS1がOFFするまで
出力e3を受けつけないようにしてもよい。直流
増幅装置5の具体例を第4図に示す。直流差動増
幅器14は演算増幅器16,17,18と抵抗R
2〜R8等から成り、補償回路15は演算増幅器
19とコンデンサC2、抵抗R9の積分器から成
る。スイツチS5がONすると抵抗R9とコンデ
ンサC2の時定数で電圧e1を積分し、抵抗R1
0を通じて演算増幅器16の反転入力に電圧e1
と逆の極性の補償電圧を印加する。演算増幅器1
6の出力は演算増幅器18と抵抗R5,R6,R
7,R8から成る差動増幅器の反転入力に加わる
ため、電圧e1の値が零になるまで補償回路は積
分を続ける。この補償に必要な電圧e0はコンデ
ンサC2の両端に貯えられるため、スイツチS5
がOFFした後は、補償回路15はホールド回路
となり電圧e1の値を零に保ちつづける。スイツ
チS5がOFFした後、励磁磁束の変化に比例し
た起電力の変化分のみが増幅器の出力に発生す
る。
第5図は他の実施例で、障害電圧によつて飽和
しない程度のゲインを持つ直流差動増幅器20を
電極2a,2bに直接接続して、その出力を反転
増幅器に接続し、その出力に第4図と同様な補償
回路15をスイツチS5を介して接続し、その出
力e0を抵抗R13,R14で分圧して増幅器2
1の非反転入力に加えたものである。以上2具体
例において補償回路15は入出力の極性が反転す
る回路であるため、直流差動増幅器14が補償回
路15からの帰還信号に対して非反転増幅器とな
るように構成すれば、上記回路に限らない。
しない程度のゲインを持つ直流差動増幅器20を
電極2a,2bに直接接続して、その出力を反転
増幅器に接続し、その出力に第4図と同様な補償
回路15をスイツチS5を介して接続し、その出
力e0を抵抗R13,R14で分圧して増幅器2
1の非反転入力に加えたものである。以上2具体
例において補償回路15は入出力の極性が反転す
る回路であるため、直流差動増幅器14が補償回
路15からの帰還信号に対して非反転増幅器とな
るように構成すれば、上記回路に限らない。
上述の説明で明らかなように、この発明では次
の効果が得られる。従来のサンプリング方式では
流量変化に対する誤差が大きいが、この発明では
スイツチS5がONする期間や励磁切換によるス
パイクノイズが安定するまでの一部の期間を除く
大部分の期間、流量信号を積分するため、励磁の
半周期中の流量変化も含めた高精度の流量測定が
できる。交流増幅器では超低周波の増幅が困難で
あるが、第4,5図のような障害電圧補償方式が
可能となり、低周波の矩形波を正確に増幅でき
る。交流増幅器で矩形波を増幅すると出力波形が
時定数に応じて変形されるが、この発明では補償
回路15をホールド回路として障害電圧を除去で
きるため出力波形が変形される事もなく、補償回
路15の時定数C2,R9も比較的小さな値でよ
い。第1図のような構成により、矩形波励磁によ
る出力電圧から流量信号をサンプリングする機能
と電圧信号をパルス数に変換する機能が同時に達
成できる。このため比較的消費電力の大きいアナ
ログ演算増幅器は積分回路11とコンパレータ1
2の2個のみで構成でき、他はC―MOSICによ
り低消費電力化が容易なデイジタル回路で構成で
きる。パルス数変換を入力信号を半周期間の大部
分を積分する方式で行なうため、パルス状ノイズ
が混入した場合でも全体に対する影響は微小とな
り、また直流増幅器自身の出すホワイトノイズも
平均化して近似的に影響が零となる。デジタルで
構成された正逆判定回路8を追加するだけで、逆
流した流量を正確に減算した積算値が得られる。
又、広い流量範囲を高精度で計測できる積算型の
電磁流量計を実現できる。
の効果が得られる。従来のサンプリング方式では
流量変化に対する誤差が大きいが、この発明では
スイツチS5がONする期間や励磁切換によるス
パイクノイズが安定するまでの一部の期間を除く
大部分の期間、流量信号を積分するため、励磁の
半周期中の流量変化も含めた高精度の流量測定が
できる。交流増幅器では超低周波の増幅が困難で
あるが、第4,5図のような障害電圧補償方式が
可能となり、低周波の矩形波を正確に増幅でき
る。交流増幅器で矩形波を増幅すると出力波形が
時定数に応じて変形されるが、この発明では補償
回路15をホールド回路として障害電圧を除去で
きるため出力波形が変形される事もなく、補償回
路15の時定数C2,R9も比較的小さな値でよ
い。第1図のような構成により、矩形波励磁によ
る出力電圧から流量信号をサンプリングする機能
と電圧信号をパルス数に変換する機能が同時に達
成できる。このため比較的消費電力の大きいアナ
ログ演算増幅器は積分回路11とコンパレータ1
2の2個のみで構成でき、他はC―MOSICによ
り低消費電力化が容易なデイジタル回路で構成で
きる。パルス数変換を入力信号を半周期間の大部
分を積分する方式で行なうため、パルス状ノイズ
が混入した場合でも全体に対する影響は微小とな
り、また直流増幅器自身の出すホワイトノイズも
平均化して近似的に影響が零となる。デジタルで
構成された正逆判定回路8を追加するだけで、逆
流した流量を正確に減算した積算値が得られる。
又、広い流量範囲を高精度で計測できる積算型の
電磁流量計を実現できる。
第1図はこの発明の電磁流量計の基本回路構成
を示す。第2図と第3図はタイミングチヤート、
第4図は直流増幅回路装置の具体例を示す回路
図、第5図は他の具体例を示す回路図である。 1……導管、2a,2b……電極、5……直流
増幅装置、6……パルス数変換装置、7……タイ
ミング回路、8……正逆判定回路、9……積算回
路、10……出力回路(コード変換器)、11…
…積分回路、12……コンパレータ、13……制
御回路、14……直流差動増幅器、15……補償
回路、E1……正の基準電源、E2……負の基準
電源。
を示す。第2図と第3図はタイミングチヤート、
第4図は直流増幅回路装置の具体例を示す回路
図、第5図は他の具体例を示す回路図である。 1……導管、2a,2b……電極、5……直流
増幅装置、6……パルス数変換装置、7……タイ
ミング回路、8……正逆判定回路、9……積算回
路、10……出力回路(コード変換器)、11…
…積分回路、12……コンパレータ、13……制
御回路、14……直流差動増幅器、15……補償
回路、E1……正の基準電源、E2……負の基準
電源。
Claims (1)
- 1 2つの磁束密度で交互に励磁される導管と、
この導管に設けた電極に発生する電磁誘導電圧を
増幅する直流増幅装置と、前記磁束密度が定常状
態をとる所定時間前記直流増幅装置の出力を積分
して積分値に対応したパルス数に変換するパルス
数変換装置と、前記パルス数変換装置の作動を制
御するとともに前記2つの磁束密度値を作る励磁
回路を制御するタイミング回路と、前記パルス数
変換装置の出力を受ける出力回路を備え、パルス
数変換装置が正負2つの基準電源と、前記2つの
基準電源のどちらか一方と前記直流増幅装置の出
力を交互に積分する積分回路と、この積分回路の
出力電圧の正負を判断するコンパレータ、コンパ
レータとタイミング回路の出力により前記2つの
基準電源の一方を選択する制御回路と、制御回路
からの信号によりクロツクを積算するアツプ・ダ
ウンカウンタと、タイミング回路と制御回路の出
力状態により電磁流量計に流れる流体の正逆を判
別する正逆判定回路を持つた、正逆測定可能な電
磁流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12807981A JPS5830623A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12807981A JPS5830623A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830623A JPS5830623A (ja) | 1983-02-23 |
JPS6260649B2 true JPS6260649B2 (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=14975898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12807981A Granted JPS5830623A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830623A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5224886B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-07-03 | 株式会社東芝 | 電磁流量計 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544556A (en) * | 1977-06-13 | 1979-01-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Counter type encoder |
JPS5430066A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Toshiba Corp | Electromagnetic flow meter |
JPS5648514A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-01 | Shimadzu Corp | Flowing direction deciding circuit of electromagnetic flowmeter |
JPS5661613A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-27 | Emerson Electric Co | Electromagnetic flowmeter |
-
1981
- 1981-08-14 JP JP12807981A patent/JPS5830623A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544556A (en) * | 1977-06-13 | 1979-01-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Counter type encoder |
JPS5430066A (en) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | Toshiba Corp | Electromagnetic flow meter |
JPS5648514A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-01 | Shimadzu Corp | Flowing direction deciding circuit of electromagnetic flowmeter |
JPS5661613A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-27 | Emerson Electric Co | Electromagnetic flowmeter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830623A (ja) | 1983-02-23 |
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