JPS6260586B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6260586B2
JPS6260586B2 JP7515680A JP7515680A JPS6260586B2 JP S6260586 B2 JPS6260586 B2 JP S6260586B2 JP 7515680 A JP7515680 A JP 7515680A JP 7515680 A JP7515680 A JP 7515680A JP S6260586 B2 JPS6260586 B2 JP S6260586B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
main
rod
valves
way
Prior art date
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Expired
Application number
JP7515680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5722469A (en
Inventor
Shoichi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP7515680A priority Critical patent/JPS5722469A/ja
Publication of JPS5722469A publication Critical patent/JPS5722469A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は主としてヒートポンプ冷凍サイクル
の冷媒の切換えを行なう三方弁に関する。
ヒートポンプ式空気調和機において、冷房運転
と暖房運転とを切換える場合には、四方弁によつ
て冷媒の切換えを行なつているのが普通である。
しかし、四方弁は構造が複雑であるため高価で
あるとともに、高圧から低圧側へのガスリークお
よび高温から低温側への熱リークが避けられな
い。この熱リークは約150kcal/hであり、性能
向上への大きな障害となつている。
そこで、最近では、第1図で示すように三方弁
aを用いたヒートポンプ式冷凍サイクルが実用化
されている。この三方弁aの作動について説明す
ると、暖房する場合には暖房用二方弁bを開と
し、冷房用二方弁cを閉とする。この状態で圧縮
機dを作動させると、冷媒は実線矢印で示すよう
に暖房用二方弁b→室内熱交換器e→室外熱交換
器fの順に流れる。このとき、三方弁aの弁体g
の左側がその圧力損失によつて閉となり、逆に右
側が開となる。したがつて、上記室外熱交換器f
からの冷媒は三方弁aの右側入口ポートhから出
口ポートiを介して圧縮機dに戻る。また、冷房
する場合には上述と逆に冷房用二方弁cを閉と
し、暖房用二方弁bを閉とすることにより、冷媒
は破線矢印で示すように逆に流れて三方弁aの左
側入口ポートjから出口ポートiを介して圧縮機
dに戻ることになる。
このように、三方弁aを作動させる原因はその
圧力損失による動圧力であるが、この圧力損失は
冷房、暖房能力を低下させる原因となつている。
この発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、主弁にパイロツト
弁を設け、このパイロツト弁によつて主弁と弁座
との間隔を制御することにより、圧力損失を防止
するとともに熱リークも防止することができる三
方弁を提供しようとするものである。
以下、この発明を図面に示す実施例にもとずい
て説明する。第2図ないし第4図は第1の実施例
を示すもので、1は弁本体である。この弁本体1
は円筒状をなしており、内部の一端側に第1の弁
室2、他端側に第2の弁室3が設けられ、これら
第1、第2の弁室2,3は仕切壁4を貫通する連
通路5を介して連通している。また、弁本体1の
一端部には第1の弁室2と連通する第1の入口ポ
ート6、他端部には第2の弁室3と連通する第2
の入口ポート7が設けられている。さらに、弁本
体1の中間部には上記連通路5と連通する出口ポ
ート8が設けられている。また、上記第1の弁室
2および第2の弁室3における上記連通路5の開
口縁には弁座9,10が形成され、これら弁座
9,10には第1、第2の主弁11,12が開閉
自在に設置されている。これら第1、第2の主弁
11,12にはその移動方向に貫通する軸受孔1
3,14が穿設されていて、これら軸受孔13,
14にはロツド15の両端部が軸方向スライド自
在に挿入されている。したがつて、第1、第2の
主弁11,12はロツド15によつて支持される
とともに、このロツド15の軸方向にスライドし
て弁座9,10に接離するようになつている。ま
た、上記ロツド15の中間部には大径部16が設
けられ、第1と第2の主弁11,12の間隔Lを
規制している。さらに、このロツド15の両端に
は制御機構を構成する第1と第2のパイロツト弁
17,18が取着されていて、これらパイロツト
弁17,18はそれぞれ第1、第2の主弁11,
12の背面に設けたパイロツト弁座19,20に
対向している。そして、第1の主弁11と第1の
パイロツト弁17との間および第2の主弁12と
第2のパイロツト弁18との間にはそれぞれスプ
リング21,22が介在されている。
このように構成された三方弁は、第1、第2の
主弁11,12およびロツド15のストロークを
l、一方の主弁たとえば11が閉じているときの
他方の主弁12と弁座10との間隔をSとする
と、S1>l、S2〓0、S1−S2=lとなつている。
しかして、第2図で示すように、作動前は第1
の主弁11と弁座9との間隔がS2となつており、
このS2はきわめて小さいため、第1の入口ポート
6から冷媒圧が加わると瞬間的に第1の主弁11
が弁座9に接触して閉止する。したがつて、第3
図で示すように第1の主弁11の移動はロツド1
5を介して第2の主弁12に伝達し、第2の主弁
12は弁座10からS2だけ離間する。そして、第
2の入口ポート7からの冷媒は矢印で示すように
連通路5を介して出口ポート8へ流れる。このよ
うに、第1の主弁11が弁座9に接触して完全に
閉止されると、第1の弁室2は高圧となり、第1
のパイロツト弁17はその圧力を受け、スプリン
グ21に抗して左方へスライドする。そして、第
4図で示すように第1のパイロツト弁17がパイ
ロツト弁座19に接触すると、ロツド15によつ
て第2の主弁12は弁座10からさらに離間して
間隔S1となる。したがつて、冷媒は第2の入口ポ
ート7から連通路5を介して出口ポート8へ流
れ、このときの圧力損失は大きな間隔S1によつて
きわめて小さくなる。しかも、このとき、第1の
主弁11は弁座9に、第1のパイロツト弁17は
パイロツト弁座19に完全に密着しているため、
ロツド15と軸受孔13,14との間から冷媒が
リークすることはなく、熱リークもない。
また、この三方弁の切換えはサイクル中に設け
た二方弁によつて行なわれ、この二方弁の切換え
によつて冷媒の高低圧差が急減するため、スプリ
ング21の復元力によつて第2の主弁12と弁座
10との間隔はS1→S2に戻る。したがつて、第1
の入口ポート6と出口ポートSとを連通させる場
合には、第1、第2の主弁11,12および第
1、第2のパイロツト弁17,18が上述と逆方
向に同様に作動することになる。
第5図はこの発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と同一構成部分は同一符号を
付して説明を省略する。23は第1の主弁、24
は第2の主弁であり、これらは中間部にストツパ
25を有するロツド26にスライド自在に支持さ
れパイロツト弁を構成している。さらに、第1の
主弁23と第2の主弁24との間には引張スプリ
ング27が設けられ、弁座28,29に対して接
触する方向に付勢されている。
しかして、第2の主弁24が冷媒の圧力を受け
ると、ロツド26および引張スプリング27を介
して第1の主弁23とともに右方へ移動し、第1
の主弁23は弁座9からS2だけ離間するとともに
第2の主弁24は弁座10に接触して閉止する。
したがつて、第2の弁室3は高圧となり、ロツド
26は引張スプリング27に抗して右方へスライ
ドし、ストツパ25を介して第1の主弁23を弁
座9から離間させ、その間隔をS1に拡大すること
になる。このため、第1の入口ポート6から出口
ポート8へ流れる冷媒の圧力損失を防止すること
ができる。
第6図はこの発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と同一構成部分は同一付号を
付してその説明を省略する。30は第1の主弁、
31は第2の主弁であり、これらはベローズ32
によつて連結されパイロツト弁を構成している。
このベローズ32の長手方向中間部には仕切板3
3が設けられ、第1、第2の主弁30,31の通
孔34,35からの圧力を受けるようになつてい
る。
しかして、第2の主弁31が冷媒の圧力を受け
ると、ベローズ32を介して第1の主弁30とと
もに右方へ移動し、第1の主弁30は弁座9から
S2だけ離間するとともに第2の主弁31は弁座1
0に接触して閉止する。したがつて、第2の弁室
3は高圧となり、その圧力はベローズ32内の仕
切板33を受ける。このため、ベローズ32の仕
切板33より左側が伸長し、その伸長分だけ第1
の主弁31が弁座9から離間して間隔はS1に拡大
する。このため、第1の入口ポート6から出口ポ
ート8へ流れる冷媒の圧力損失を防止することが
できる。
この発明は以上説明したように、流体の圧力差
によつてその流れを切換える第1、第2の主弁に
制御機構を設け、この制御機構を弁室の圧力に応
動させ、他方の主弁の弁座との間隔を制御するよ
うにしたから、一方の主弁が閉止するときにはそ
の弁座との間隔を狭く、他方の主弁が開放したと
きにはその弁座との間隔を広くすることができ
る。したがつて、弁の切換え動作が瞬間に行なえ
るとともに圧力損失を減少でき、冷凍サイクルに
使用した場合に、能力向上を図ることができると
いう効果がある。さらに、構造的に簡単であると
ともに熱リークを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の三方弁を用いた冷凍サイクルの
系統図、第2図ないし第4図はこの発明の第1の
実施例を示す作動状態の断面図、第5図はこの発
明の第2の実施例を示す断面図、第6図はこの発
明の第3の実施例を示す断面図である。 2……第1の弁室、3……第2の弁室、6,7
……入口ポート、8……出口ポート、9,10…
…弁座、11……第1の主弁、12……第2の主
弁、17,18……パイロツト弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1、第2の弁室を有するとともに、これら
    弁室を弁座を有する連通路で連通し、それぞれの
    弁室に入口ポート、連通路に出口ポートを設けた
    弁本体と、この弁本体の上記第1、第2の弁室内
    に設けられ弁座に対して接離自在で流体の流れを
    切換える第1、第2の主弁と、これら第1、第2
    の主弁に設けられ上記第1、第2の弁室の圧力に
    応動し、主弁と弁座との間隔を制御する制御機構
    とを具備したことを特徴とする三方弁。 2 制御機構は、第1、第2の主弁を支持するロ
    ツドと、このロツドの両端に設けられ、第1、第
    2の弁室の圧力に応動する第1、第2のパイロツ
    ト弁とから構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の三方弁。 3 制御機構は、第1、第2の主弁を支持すると
    ともに第1、第2の弁室の圧力に応動するロツド
    と、このロツドに設けられ上記第1、第2の主弁
    を選択的に押圧するストツパとから構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の三方
    弁。 4 制御機構は、第1、第2の主弁を支持する伸
    縮自在なベローズと、このベローズの中間部に設
    けられ第1、第2の弁室の圧力を受けてベローズ
    を伸縮させる仕切板とから構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の三方弁。
JP7515680A 1980-06-04 1980-06-04 Three-way valve Granted JPS5722469A (en)

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JP7515680A JPS5722469A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Three-way valve

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JP7515680A JPS5722469A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Three-way valve

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JPS5722469A JPS5722469A (en) 1982-02-05
JPS6260586B2 true JPS6260586B2 (ja) 1987-12-17

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ID=13568054

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JP7515680A Granted JPS5722469A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Three-way valve

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112497A (ja) * 1984-11-06 1986-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 質疑応答方法
JP2693395B2 (ja) * 1994-12-26 1997-12-24 コクヨ株式会社 傘立て
JP5488185B2 (ja) * 2010-05-10 2014-05-14 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP5630214B2 (ja) * 2010-10-29 2014-11-26 アイシン精機株式会社 燃料電池システム

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JPS5722469A (en) 1982-02-05

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