JPS626053Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626053Y2
JPS626053Y2 JP1981116084U JP11608481U JPS626053Y2 JP S626053 Y2 JPS626053 Y2 JP S626053Y2 JP 1981116084 U JP1981116084 U JP 1981116084U JP 11608481 U JP11608481 U JP 11608481U JP S626053 Y2 JPS626053 Y2 JP S626053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
winding
wire
pitch
around
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981116084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5823857U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11608481U priority Critical patent/JPS5823857U/ja
Publication of JPS5823857U publication Critical patent/JPS5823857U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626053Y2 publication Critical patent/JPS626053Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、端末表示線材コイルに関する。
一般に、検査を経て合格と判定された線材は結
束され、ラベルを付されて需要家に出荷される。
このようにして出荷された線材コイルは、需要家
において、巻きもどされ、伸線工程などで処理さ
れる。このようにコイルを巻きもどして処理する
場合、コイルの荷姿として、コイルにもつれがな
いことのほかに、端部の取り出したが容易である
ことが重要である。たとえば、バツト溶接を行う
ためコイル巻き終り端末を取り出そうする時に、
コイル巻き終り端末がコイルのリング内に入り込
んでいたりすると、コイル巻き終り端末(以降単
にコイル端末と呼ぶ)を探し出すのは容易でな
く、このために作業能率が落ちる。
したがつて、従来は、コイルの端末にテープを
貼付することにより端末を表示して需要家に出荷
していた。ところが、この方法では、コイル端面
にテープを巻きつける作業に手間がかかつて生産
コストを上げるのみならず、コイル運搬中にテー
プが剥がれて脱落してしまうことが多く、せつか
く手間をかけた表示も役に立たず、結局まためん
どうな端末さがしの作業によらなければならなか
つた。
そこで、本考案の目的は、テープ貼付の手間お
よび材料費がかからず、しかも運搬およびハンド
リングによつても表示が破損を受けない端末表示
をなした線材コイルを提供することにある。
この目的を達成するために、本考案では、線材
コイルの巻き終り端末部分を、コイル部分の巻き
ピツチより大きいピツチで数巻を、コイル外周面
に巻回することにより端末を表示したものであ
る。
本考案に係る端末表示とした線材コイルを図示
の実施例に基づいて説明する。
図において、1は線材コイルを示し、これには
線材コイルのほかパーインコイルも含まれる。線
材はたとえば直径1.3mのコイルに巻き取られて
いる。そしてこのコイル1の巻き終り端末部分2
がそのコイル部分3の外周面に、コイル部分のピ
ツチより大きいピツチで巻回され、容易にその端
末4をたどることができるようになつている。か
くして、コイル巻き終り端末部分2をコイル部分
3の外周面にコイル部分より大きいピツチで巻回
した上から、フープあるいは番線5等の結束材を
用いて結束する。
コイル端末部分2のピツチは、たとえばコイル
の検査が終り、コイルの先端および後端の端切り
を行う際に簡単に形成することができる。すなわ
ち、検査終了後、たとえば精整コイル矯正場で、
フツクに掛かつた状態のコイル端部の2巻き程度
を巻き戻して巻き径を大きくし、コイルの胴体方
向に引つ張ることによりコイル部分のピツチより
大きいピツチ部分を形成することができる。その
後、上記結束作業が行われる。
大きいピツチ部分の巻数は、コイルの大きさ、
特に長さによつても異なるが、一般的には、2〜
3が好ましく、この場合ピツチは500〜600mmが好
適である。ピツチが小さすぎると、コイル部分の
線材と区別し難いためコイル巻き終り端末を容易
に見つけることができない。
上記したように、本考案によると、線材コイル
の巻き終り端末部分をコイル外周面に螺旋状に巻
回する構成としたので、コイル端末にいちいちテ
ープを貼り付ける手間が要らず、簡単に、しかも
特別の材料を使用することなく端末を表示するこ
とができる。また、コイル端末に貼り付けたテー
プ等の表示と異なり、端末表示がコイルと一体的
に形成されているので、運搬、ハンドリングによ
つても剥離、脱落などが生じず、確実な端末表示
を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案による端末表示を行つた線材コイ
ルの斜視図である。 1……線材コイル、2……端末部分、3……コ
イル部分、4……端末、5……フープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線材コイルの巻き終わり端末部分をコイル外周
    面にコイル部分の巻きピツチよりも大きなピツチ
    で数巻きを巻回して、巻き終わり端末部分を表示
    するとともに、コイル巻回方向と直交する方向に
    結束材にて結束したことを特徴とする端末表示線
    材コイル。
JP11608481U 1981-08-04 1981-08-04 端末表示線材コイル Granted JPS5823857U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11608481U JPS5823857U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 端末表示線材コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11608481U JPS5823857U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 端末表示線材コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823857U JPS5823857U (ja) 1983-02-15
JPS626053Y2 true JPS626053Y2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=29910325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11608481U Granted JPS5823857U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 端末表示線材コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5823857U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4531791Y1 (ja) * 1968-04-18 1970-12-05
JPS4839374A (ja) * 1971-09-28 1973-06-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4531791Y1 (ja) * 1968-04-18 1970-12-05
JPS4839374A (ja) * 1971-09-28 1973-06-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5823857U (ja) 1983-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100201359B1 (ko) 낚싯대재및그제조방법
JPS626053Y2 (ja)
US5803396A (en) Method for spooling a strip of wires, and a spooled strip of wires
US2489108A (en) Reel for wire-winding machines and the like
JPS6026579A (ja) コイル状に巻装したワイヤ−コイル及びワイヤ−巻装機構
KR100465387B1 (ko) 레이스 전극 코일 및 그 제조 방법
DE3574347D1 (en) Method and arrangement for welding together the ends of rolled strips of finite lengths to form a strip of an infinite length during further processing of the strip
JPS59128167A (ja) 線状体の束取り方法
JPH05132881A (ja) エンドレススリング
JPS647025Y2 (ja)
CN215246864U (zh) 光纤环包装带
JP2608793B2 (ja) 光ファイバ接続部の余長処理時の捻回防止方法
US4934618A (en) Rope coiler
JPS5921160Y2 (ja) 線状材コイル巻き装置
JPS567860A (en) Taping method for band-shaped member
JPH022543Y2 (ja)
JPH077728Y2 (ja) ハリス取付具
JP3031143U (ja) シールパック式ワイヤリール
JPH0246286Y2 (ja)
JPS5837893Y2 (ja) 巻取分類装置付きドラム
JPS6283960A (ja) 長尺物の巻取方法
JPH0324054Y2 (ja)
JPH0246250A (ja) 釣竿の先端並びにその製造方法
JPH0649576Y2 (ja) ケーブルドラム
JPH0435334Y2 (ja)