JPS6259A - 新規なスルホン及びその製造方法 - Google Patents
新規なスルホン及びその製造方法Info
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- JPS6259A JPS6259A JP60273051A JP27305185A JPS6259A JP S6259 A JPS6259 A JP S6259A JP 60273051 A JP60273051 A JP 60273051A JP 27305185 A JP27305185 A JP 27305185A JP S6259 A JPS6259 A JP S6259A
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- Japan
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- group
- formula
- general formula
- compound represented
- hydrogen atom
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Furan Compounds (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は一般式
(式中 R1は置換されていてもよいアリール基を表わ
し、R4は水素原子又は水酸基のアセタール型保護基を
表わし、R21は84が水素原子を表わす場合に低級ア
ルカノイル基を表わし B′が水酸基のアセタール型保
護基を表わす場合に水素原子又は低級アルカノイル基を
表わす) で示されるスルホン及びその製造方法に関する。
し、R4は水素原子又は水酸基のアセタール型保護基を
表わし、R21は84が水素原子を表わす場合に低級ア
ルカノイル基を表わし B′が水酸基のアセタール型保
護基を表わす場合に水素原子又は低級アルカノイル基を
表わす) で示されるスルホン及びその製造方法に関する。
本発明によって提供される一般式(n)で示されるスル
ホンは後述するように医薬、飼料添力ロ剤として使用さ
れているビタミンA及びそのアセテート、ハルミテート
に代表されるカルボン酸エステルの合成中間体として有
用である。
ホンは後述するように医薬、飼料添力ロ剤として使用さ
れているビタミンA及びそのアセテート、ハルミテート
に代表されるカルボン酸エステルの合成中間体として有
用である。
従来、ビタミンA又はそのカルボン酸エステルは次に示
すような方法によシ製造されることが知られている。
すような方法によシ製造されることが知られている。
〔式中、ACは7 セテ#基を表わす; Helve
ticaChimica Acta、 30.1911
(x、947>参照〕〔式中、Phはフェニル基を表
わし、Xはハロゲン原子を表わし、 Acはアセチル基
を表わす; ChemieIngeniuor Tec
hnik、 45.646 (1973)参照〕〔式中
、Rはアリール基を表わし、Mはナトリウム又はリチウ
ムを表わし、 ACはアセチル基を表わす; He1v
etica Chimica Acta、 59. F
asc、 2 。
ticaChimica Acta、 30.1911
(x、947>参照〕〔式中、Phはフェニル基を表
わし、Xはハロゲン原子を表わし、 Acはアセチル基
を表わす; ChemieIngeniuor Tec
hnik、 45.646 (1973)参照〕〔式中
、Rはアリール基を表わし、Mはナトリウム又はリチウ
ムを表わし、 ACはアセチル基を表わす; He1v
etica Chimica Acta、 59. F
asc、 2 。
387(1976)参照〕
−BuLi
〔式中、Xは塩素原子又は臭素原子を表わしs Arは
アリール基を表わし、 Buはブチル基を表わす;J、
Org、Chem、41,3287(1976)参照〕
また、ビタミンAtRメチルの製造方法として、最近、
本発明者らとその共同研究者らによって下記のような方
法が提案されている。
アリール基を表わし、 Buはブチル基を表わす;J、
Org、Chem、41,3287(1976)参照〕
また、ビタミンAtRメチルの製造方法として、最近、
本発明者らとその共同研究者らによって下記のような方
法が提案されている。
〔式中、phs sus p Ts、 R及びEtは
それぞれフェニル基、ブチル基、トシル基、テトラヒド
ロビラ/−2−イル基及びエチル基を表わし、THFは
テトラヒドロ7ランを意味する;J。
それぞれフェニル基、ブチル基、トシル基、テトラヒド
ロビラ/−2−イル基及びエチル基を表わし、THFは
テトラヒドロ7ランを意味する;J。
Arn、Chent、 Soc、+ 106.36
70(1984)参照〕〔発明が解決しようとする問題
点〕 上記従来のビタミンA又はそのカルボン酸エステルの製
造法(1)〜(1いはいずれもβ−イオノンを出発原料
としている。このβ−イオノンはプソイドイオノンを濃
硫酸を大量に用いて閉環反応させることによシ工業的に
製造されているが、収率がそれほど高くないこと、副生
するα−イオノンなどとの蒸留分離の困難さなどから必
ずしも安価に入手できる工業原料ではない。
70(1984)参照〕〔発明が解決しようとする問題
点〕 上記従来のビタミンA又はそのカルボン酸エステルの製
造法(1)〜(1いはいずれもβ−イオノンを出発原料
としている。このβ−イオノンはプソイドイオノンを濃
硫酸を大量に用いて閉環反応させることによシ工業的に
製造されているが、収率がそれほど高くないこと、副生
するα−イオノンなどとの蒸留分離の困難さなどから必
ずしも安価に入手できる工業原料ではない。
また、上記(V)のビタミンA酸メチルの製造方法は、
全トランスに立体規制された7−ホルミル−3−メチル
−2,6−オクタジニンカルボン酸メチルを使用するに
もかかわらず、最終的には全トランス体と13−シス体
との1対1の混合物であるビタミンA酸メチルを与える
0従って、この方法によシ得られるビタミンA酸メチル
を常法によル還元したとしても立体規制されたビタミン
Aは得られない。
全トランスに立体規制された7−ホルミル−3−メチル
−2,6−オクタジニンカルボン酸メチルを使用するに
もかかわらず、最終的には全トランス体と13−シス体
との1対1の混合物であるビタミンA酸メチルを与える
0従って、この方法によシ得られるビタミンA酸メチル
を常法によル還元したとしても立体規制されたビタミン
Aは得られない。
しかして、本発明の1つの目的は安価にかつ容易に入手
できる工業原料から好収率でかつ容易に製造でキ、シか
もビタミン人又はそのカルボン酸エステルに高収率でか
つ容易に誘導される新規な化合物を提供するにある。本
発明の他の1つの目的は立体規制されたビタミンA又は
そのカルボン酸エステルを製造するための合成中間体と
して有用な新規な化合物を提供することにある。また、
本発明のもう1つの目的はその新規な化合物を製造する
方法を提供するにある。
できる工業原料から好収率でかつ容易に製造でキ、シか
もビタミン人又はそのカルボン酸エステルに高収率でか
つ容易に誘導される新規な化合物を提供するにある。本
発明の他の1つの目的は立体規制されたビタミンA又は
そのカルボン酸エステルを製造するための合成中間体と
して有用な新規な化合物を提供することにある。また、
本発明のもう1つの目的はその新規な化合物を製造する
方法を提供するにある。
本発明によれば、上記の目的は、前記一般式(II)で
示されるスルホンを提供することによって達成され、ま
た一般式 (式中 Hlは前記定義のとおシである)で示される化
合物と一般式 (式中、R2は低級アルカノイル基を表わす)で示され
る化合物とを塩基の存在下に反応させることによシ一般
式 (式中 R1及びR2は前記定義のと29である)で示
される化合物を得、ついで必要に応じて該一般式(It
−1)で示される化合物に水酸基のアセタール型保護基
を導入し、さらに必要に応じて生成する化合物を非酸性
条件下に加溶媒分解せしめることを特徴とする一般式(
II)で示されるスルホンの製造方法を提供することに
よって達成される。
示されるスルホンを提供することによって達成され、ま
た一般式 (式中 Hlは前記定義のとおシである)で示される化
合物と一般式 (式中、R2は低級アルカノイル基を表わす)で示され
る化合物とを塩基の存在下に反応させることによシ一般
式 (式中 R1及びR2は前記定義のと29である)で示
される化合物を得、ついで必要に応じて該一般式(It
−1)で示される化合物に水酸基のアセタール型保護基
を導入し、さらに必要に応じて生成する化合物を非酸性
条件下に加溶媒分解せしめることを特徴とする一般式(
II)で示されるスルホンの製造方法を提供することに
よって達成される。
上記の一般式におけるR1 、R2、HH及びR4を詳
しく説明する。R1は置換されていてもよいアIJ−ル
基を表わし、ここで1を俟基としては、例えばメチル、
エチル、イソプロピル、n−プロピル、イソブチル、n
−ブチル、 5ec−ブチル、 tert−ブチルな
どの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、インプロポ
キシ、n−プロポキシ、インブトキシ、n−ブトキシ、
tert−ブトキシなどの低級アルコキシ基;塩累、臭
素、ヨウ素などのハロゲン原子などが挙げられる。また
、置換基はオルト位、メタ位又はバラ位のいずれの位置
にあってもよく、1個又は2個以上の複数個であっても
よい。置換されていてもよいアリール基の具体例には、
フェニル基、o−1リル基、m−トリル基、p−)リル
基、p−エチルフェニル基、p−n−プロピルフェニル
基、p−1ソブロビルフエニル基、p−n −メチルフ
ェニル基12.4−ジメチルフェニル基、p−メトキシ
フェール基、2,4−ジメトキシフェニルa、p−クロ
ルフェニルM、p−7’ロムフエニル基などが挙げられ
る。これらのうち Hlとして特に好適なものはフェニ
ル基及びp−トリル基でるる。R2は低級アルカノイル
基を表わし、R4は水素原子又は水酸基のアセタール型
保護基を表わす。R21はR4が水素原子を表わす場合
に低級アルカノイル基を表わし R4が水酸基のアセタ
ール型保護基を表わす場合に水素原子又は低級アルカノ
イル基を表わす。R2及びR21が表わす低級アルカノ
イル基としては、例えばホルミル基、アセテに基、グロ
ピオニル基、ブチリル基などが挙げられる。また、水酸
基のアセタール型保護基は、化学反応に際して水酸基の
反応性を一時的に遮蔽するために使用される通常の7セ
タール型保護基が好ましく、具体的にはテトラヒドロビ
ラン−2−イル基、4−メチルテトラヒドロピラン−2
−イル基;テトラヒドロフラン−2−イル基;メトキシ
メチル、1−メトキシエチル、ニーエトキシエチル、1
−n−7’ロボキシエチル、1−n−ブトキシエチルな
との低級アルコキシアルキル基などでおる。なお、本明
細書中、「低級」なる梧a1この語が付された基又は化
合物の炭素原子数は6個以下、好ましくは4個以下でる
ることを意味するC 本発明に従う一般式(III)で示される化合物と一般
式(■)で示される化合物との反応は塩基の存在下に行
なわれる。一般式(1G)で示される化合物は一般に一
般式(J)で示される化合物1モルに対して約0.1〜
10モル、好ましくは約1〜2モルの範囲内で使用され
る。灰石系内に存在させうる塩基は該一般式(10)で
示される化合物において一8U2R1基が結合している
炭素原子にカルボアニオンを発生させる能力のめる塩基
であシ、例えば、メテルリチタム、n−ブチルリチウム
なとの有機リチウム化合物;メチルマグネシウムクロラ
イド、メチルマグネシウムブロマイド、エチルマグネシ
ウムクロライド、エチルマグネシウムブロマイドなどの
有機マグネシウムノ・ライド(グリニヤール試薬);水
素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムなど
のアルカリ金属の水素化物;リチウムアミド、ナトリワ
ムアミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属アミド;
リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウム
メトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−
ブトキシドなどのアルカリ金属の低級アルコキシドなど
である。これら塩基の使用1!tは臨界的ではなく、用
いる塩基の種類などに応じて質えZことができるが、一
般的にいえば、一般式(川)で示される化合物1モルに
対して約0.1〜1モル、好萱しくは0.5〜1モルの
範囲内で変えることができる。この反応は通常溶媒中で
行なわれ、用いうる溶媒としては、例、tHへ一??ン
、ヘゲタン、ベンゼン、トルエンなどの脂肪族又は芳香
族炭化水素;ジエチルニーf /l/ 、 ’) (ソ
゛プaピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ°オキサ
ンなどの鎖状又は環状エーテル;ジメチルホルムアミド
、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ヘキ
プメチルホスホリルトリアミドなどの中から用いる塩基
との組合わせにおいて適宜選ばれる。反応は用いる塩基
によっても異なるが、通常約−100℃〜150℃、好
ましくは約−80℃〜50℃の温度範囲内で行なわれ、
る。また反応はヘリウム、窒素、アルゴンなどの不活性
ガス雰囲気下で行なうのが有利である。反応時間は採用
した塩基、溶媒、反応温度などによって変化するが、例
えば塩基としてn−ブチルリチウムを使用し、テトラヒ
ドロフラン溶媒中で約−80℃〜−50℃の温度で反応
を行なう場合には約2〜6時間である。
しく説明する。R1は置換されていてもよいアIJ−ル
基を表わし、ここで1を俟基としては、例えばメチル、
エチル、イソプロピル、n−プロピル、イソブチル、n
−ブチル、 5ec−ブチル、 tert−ブチルな
どの低級アルキル基;メトキシ、エトキシ、インプロポ
キシ、n−プロポキシ、インブトキシ、n−ブトキシ、
tert−ブトキシなどの低級アルコキシ基;塩累、臭
素、ヨウ素などのハロゲン原子などが挙げられる。また
、置換基はオルト位、メタ位又はバラ位のいずれの位置
にあってもよく、1個又は2個以上の複数個であっても
よい。置換されていてもよいアリール基の具体例には、
フェニル基、o−1リル基、m−トリル基、p−)リル
基、p−エチルフェニル基、p−n−プロピルフェニル
基、p−1ソブロビルフエニル基、p−n −メチルフ
ェニル基12.4−ジメチルフェニル基、p−メトキシ
フェール基、2,4−ジメトキシフェニルa、p−クロ
ルフェニルM、p−7’ロムフエニル基などが挙げられ
る。これらのうち Hlとして特に好適なものはフェニ
ル基及びp−トリル基でるる。R2は低級アルカノイル
基を表わし、R4は水素原子又は水酸基のアセタール型
保護基を表わす。R21はR4が水素原子を表わす場合
に低級アルカノイル基を表わし R4が水酸基のアセタ
ール型保護基を表わす場合に水素原子又は低級アルカノ
イル基を表わす。R2及びR21が表わす低級アルカノ
イル基としては、例えばホルミル基、アセテに基、グロ
ピオニル基、ブチリル基などが挙げられる。また、水酸
基のアセタール型保護基は、化学反応に際して水酸基の
反応性を一時的に遮蔽するために使用される通常の7セ
タール型保護基が好ましく、具体的にはテトラヒドロビ
ラン−2−イル基、4−メチルテトラヒドロピラン−2
−イル基;テトラヒドロフラン−2−イル基;メトキシ
メチル、1−メトキシエチル、ニーエトキシエチル、1
−n−7’ロボキシエチル、1−n−ブトキシエチルな
との低級アルコキシアルキル基などでおる。なお、本明
細書中、「低級」なる梧a1この語が付された基又は化
合物の炭素原子数は6個以下、好ましくは4個以下でる
ることを意味するC 本発明に従う一般式(III)で示される化合物と一般
式(■)で示される化合物との反応は塩基の存在下に行
なわれる。一般式(1G)で示される化合物は一般に一
般式(J)で示される化合物1モルに対して約0.1〜
10モル、好ましくは約1〜2モルの範囲内で使用され
る。灰石系内に存在させうる塩基は該一般式(10)で
示される化合物において一8U2R1基が結合している
炭素原子にカルボアニオンを発生させる能力のめる塩基
であシ、例えば、メテルリチタム、n−ブチルリチウム
なとの有機リチウム化合物;メチルマグネシウムクロラ
イド、メチルマグネシウムブロマイド、エチルマグネシ
ウムクロライド、エチルマグネシウムブロマイドなどの
有機マグネシウムノ・ライド(グリニヤール試薬);水
素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムなど
のアルカリ金属の水素化物;リチウムアミド、ナトリワ
ムアミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属アミド;
リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウム
メトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−
ブトキシドなどのアルカリ金属の低級アルコキシドなど
である。これら塩基の使用1!tは臨界的ではなく、用
いる塩基の種類などに応じて質えZことができるが、一
般的にいえば、一般式(川)で示される化合物1モルに
対して約0.1〜1モル、好萱しくは0.5〜1モルの
範囲内で変えることができる。この反応は通常溶媒中で
行なわれ、用いうる溶媒としては、例、tHへ一??ン
、ヘゲタン、ベンゼン、トルエンなどの脂肪族又は芳香
族炭化水素;ジエチルニーf /l/ 、 ’) (ソ
゛プaピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ°オキサ
ンなどの鎖状又は環状エーテル;ジメチルホルムアミド
、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ヘキ
プメチルホスホリルトリアミドなどの中から用いる塩基
との組合わせにおいて適宜選ばれる。反応は用いる塩基
によっても異なるが、通常約−100℃〜150℃、好
ましくは約−80℃〜50℃の温度範囲内で行なわれ、
る。また反応はヘリウム、窒素、アルゴンなどの不活性
ガス雰囲気下で行なうのが有利である。反応時間は採用
した塩基、溶媒、反応温度などによって変化するが、例
えば塩基としてn−ブチルリチウムを使用し、テトラヒ
ドロフラン溶媒中で約−80℃〜−50℃の温度で反応
を行なう場合には約2〜6時間である。
反応混合液からの一般式(ll−1)で示される化合物
の分離回収は通常の方法によル行なうことができる。例
えば、反応混合液を水、塩化アンモニウム水溶液、希塩
酸などに注いだのち、有機層を分離し、その有機層を必
要によシこれについて水洗及び/又は無水m酸ナトリウ
ムでの乾燥及び/又は溶媒の減圧下での留去を行なった
のち、再結晶、クロマトグラフィーなどのf#製手段に
付することによシ一般式(II−1)で示される化合物
を単離する。
の分離回収は通常の方法によル行なうことができる。例
えば、反応混合液を水、塩化アンモニウム水溶液、希塩
酸などに注いだのち、有機層を分離し、その有機層を必
要によシこれについて水洗及び/又は無水m酸ナトリウ
ムでの乾燥及び/又は溶媒の減圧下での留去を行なった
のち、再結晶、クロマトグラフィーなどのf#製手段に
付することによシ一般式(II−1)で示される化合物
を単離する。
一般式(1l−1)で示される化合物に水酸基のアセタ
ール型保fI!に基を導入し、必要に応じて生成する化
合物を非酸性条件下に加溶媒分解せしめることによシ一
般式 (式中 R1は前記定義のとおりであシ R3は水酸基
のアセタール型保護基を表わし、R21は水素原子又は
低級アルカノイル基を表わす)で示される化合物が製造
される。
ール型保fI!に基を導入し、必要に応じて生成する化
合物を非酸性条件下に加溶媒分解せしめることによシ一
般式 (式中 R1は前記定義のとおりであシ R3は水酸基
のアセタール型保護基を表わし、R21は水素原子又は
低級アルカノイル基を表わす)で示される化合物が製造
される。
一般式(n−1)で示される化合物のR21が低級アル
カノイル基を表わす場合の一般式(n−2)で示される
化合物への変換は、例えば、一般式(n−1)で示され
る化合物と3,4−ジヒドロ−2H−ピラン、4−メチ
ル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラン、2゜3−−/
ヒ)’ロアラン、低級アルキルビニルエーテルなどのビ
ニルエーテル類とを酸性触媒の存在下に反応させるか、
又は一般式(n−1)で示される化合物に五酸化リンな
どの存在下にメタノールを作用させることによ)行なわ
れる。一般式(I[−1)で示される化合物とビニルエ
ーテル類との反応は、必ずしも溶媒中で行なうことを必
要としないが、通常は塩化メチレン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ベンゼンなどの溶媒中で行なう
のが好ましい。酸性触媒としては、例えば、p−トルエ
ンスルホン酸若しくはそのピリジン塩、硫酸、塩酸など
を使用することができるが、p−トルエンスルホン酸若
しくはそのピリジン塩を使用するのが好ましい。この反
応において、ビニルエーテル類として3,4−ジヒドロ
−2H−ピラン、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H
−ピラン又は2,3−ジヒドロ7ランを用いる場合には
、それぞれ−般式(It−2)においてRが低級アルカ
ノイル基でめシかつRsがテトラヒドロピラン−2−イ
ル基、4−メチルテトラヒドロピラン−2−イル基又は
テトラヒドロフラン−2−イル基でるる化合物が得られ
る。またビニルエーテル類としてメチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、フロビルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテルなど(D低級アルキルビニルエーテ
ルを用いる場合にハ、一般式(ト2)においてR21が
低級アルカノイル基であシかつR3が1−低級アルコキ
シエチル基である化合物が得られる。他方、一般式(I
[−1)で示される化合物に五酸化リンなどの存在下に
メタノールを作用させることによシ、一般式(n−2)
においてR21が低級アルカノイル基であシかつR3が
メトキシメチル基である化合物が得られる。
カノイル基を表わす場合の一般式(n−2)で示される
化合物への変換は、例えば、一般式(n−1)で示され
る化合物と3,4−ジヒドロ−2H−ピラン、4−メチ
ル−3,4−ジヒドロ−2H−ピラン、2゜3−−/
ヒ)’ロアラン、低級アルキルビニルエーテルなどのビ
ニルエーテル類とを酸性触媒の存在下に反応させるか、
又は一般式(n−1)で示される化合物に五酸化リンな
どの存在下にメタノールを作用させることによ)行なわ
れる。一般式(I[−1)で示される化合物とビニルエ
ーテル類との反応は、必ずしも溶媒中で行なうことを必
要としないが、通常は塩化メチレン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ベンゼンなどの溶媒中で行なう
のが好ましい。酸性触媒としては、例えば、p−トルエ
ンスルホン酸若しくはそのピリジン塩、硫酸、塩酸など
を使用することができるが、p−トルエンスルホン酸若
しくはそのピリジン塩を使用するのが好ましい。この反
応において、ビニルエーテル類として3,4−ジヒドロ
−2H−ピラン、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H
−ピラン又は2,3−ジヒドロ7ランを用いる場合には
、それぞれ−般式(It−2)においてRが低級アルカ
ノイル基でめシかつRsがテトラヒドロピラン−2−イ
ル基、4−メチルテトラヒドロピラン−2−イル基又は
テトラヒドロフラン−2−イル基でるる化合物が得られ
る。またビニルエーテル類としてメチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、フロビルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテルなど(D低級アルキルビニルエーテ
ルを用いる場合にハ、一般式(ト2)においてR21が
低級アルカノイル基であシかつR3が1−低級アルコキ
シエチル基である化合物が得られる。他方、一般式(I
[−1)で示される化合物に五酸化リンなどの存在下に
メタノールを作用させることによシ、一般式(n−2)
においてR21が低級アルカノイル基であシかつR3が
メトキシメチル基である化合物が得られる。
上記の各反応によシ得られだR21が低級アルカノイル
基を表わす場合の一般式(If−2)で示される化合物
の反応混合物からの分離回収は通常の方法によシ行なう
ことかでさる。例えば、反応混合物を木に注いだのち、
ベンゼン、ジエチルニーデル、酢酸玉チルなどで抽出し
、抽出液を水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥する。つ
いで、抽出液から低沸点物を減圧下圧留去し、その残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付することに
よシR21が低級アルカノイル基を茨わす場合の一般式
(II−2)で示される化合物を単離することができる
。
基を表わす場合の一般式(If−2)で示される化合物
の反応混合物からの分離回収は通常の方法によシ行なう
ことかでさる。例えば、反応混合物を木に注いだのち、
ベンゼン、ジエチルニーデル、酢酸玉チルなどで抽出し
、抽出液を水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥する。つ
いで、抽出液から低沸点物を減圧下圧留去し、その残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付することに
よシR21が低級アルカノイル基を茨わす場合の一般式
(II−2)で示される化合物を単離することができる
。
このようにして得られるHHが低級アルカノイル基を表
わす場合の一般式(n−2)で示される化合物はそのま
ま後述のビタミンAの合成反応に付することができ、又
は所望によシ該化合物を非酸性条件下に加溶媒分解せし
め、生成するR21が水素原子を表わす場合の一般式(
II−2)で示される化合物を後述のビタミンAの合成
反応に付することもでさる・1非酸性条件下での加溶媒
分解反応は、例えばメタノール、エタノールなどのアル
コール類;又はこれらのアルコール類と水及び/又はベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素類との混合物などの溶
媒中で、好ましくはアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩
の存在下に行なわれる。アルカリ金属の水酸化物又は炭
酸塩としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化リチウム、炭酸カリウムなどが使用される
。アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩の使用量はR21
が低級アルカノイル基を表わす場合の一般式(IT−2
)で示される化合物に対して約1〜2当量の範囲内が好
適である。溶媒の使用量はR21が低級アルカノイル基
を表わす場合の一般式(IT−2)で示される化合物の
濃度が約0.1〜lOモル/lとなる程度の量であるこ
とが好ましい。溶媒としてアルコール類と水及び/又は
炭化水素類との混合物を使用する場合には、該水及び/
又は炭化水素類は反応系が相分離を起こさない程度に用
いることが好ましい。反応は約−10℃〜30℃の温度
範囲内で行なうのが適当である。この反応により得られ
るR21が水素原子を表わす場合の一般式(It−2)
で示される化合物の反応混合物からの分離は、通常の方
法によシ行なうことができる。例えば、反応混合物に飽
和塩化アンモニウム水溶液、希塩酸、布硫酸などを加え
て残存するアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を中和し
、必要に応じて溶媒として用いたアルコール類を留去し
。
わす場合の一般式(n−2)で示される化合物はそのま
ま後述のビタミンAの合成反応に付することができ、又
は所望によシ該化合物を非酸性条件下に加溶媒分解せし
め、生成するR21が水素原子を表わす場合の一般式(
II−2)で示される化合物を後述のビタミンAの合成
反応に付することもでさる・1非酸性条件下での加溶媒
分解反応は、例えばメタノール、エタノールなどのアル
コール類;又はこれらのアルコール類と水及び/又はベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素類との混合物などの溶
媒中で、好ましくはアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩
の存在下に行なわれる。アルカリ金属の水酸化物又は炭
酸塩としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化リチウム、炭酸カリウムなどが使用される
。アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩の使用量はR21
が低級アルカノイル基を表わす場合の一般式(IT−2
)で示される化合物に対して約1〜2当量の範囲内が好
適である。溶媒の使用量はR21が低級アルカノイル基
を表わす場合の一般式(IT−2)で示される化合物の
濃度が約0.1〜lOモル/lとなる程度の量であるこ
とが好ましい。溶媒としてアルコール類と水及び/又は
炭化水素類との混合物を使用する場合には、該水及び/
又は炭化水素類は反応系が相分離を起こさない程度に用
いることが好ましい。反応は約−10℃〜30℃の温度
範囲内で行なうのが適当である。この反応により得られ
るR21が水素原子を表わす場合の一般式(It−2)
で示される化合物の反応混合物からの分離は、通常の方
法によシ行なうことができる。例えば、反応混合物に飽
和塩化アンモニウム水溶液、希塩酸、布硫酸などを加え
て残存するアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を中和し
、必要に応じて溶媒として用いたアルコール類を留去し
。
その残渣に水を加えたのち、ベンゼン、塩化メチレン、
ジエチルエーテル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液を
水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで、抽出
液から必要に応じて低沸点物を減圧下に留去し、その残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付すること
によりR21が水素原子を表わす場合の一般式(■−2
)で示される化合物を単離することができる0 上記一般式(If−1)で示される化合物の製造におい
て出発原料として使用する一般式(If)で示される化
合物はそれ自体既知の化合物であり(%許第1.168
,158号参照)、安価な工業原料であるリナロールか
ら好収率でかつ容易に製造することができる。例えば、
一般式(川)においてR1がフェニル基である化合物は
次の方法によシ製造される(、すなわち、リナロールに
塩化チオニルを作用させることによシゲラニルクロライ
ドを得、該ゲラニルクロライドとフェニルスルフィン酸
ナトリウムとを反応させることによりゲラニルフェニル
スルホンを得る。ゲラニルフェニルスルホンを酸触媒、
例えば硫酸と酢酸との混合酸の存在下に閉環反応さぜる
ことによシβ−シクロゲラニルフェニルスルホンを得る
。なお、閉環反応の際にβ−シクロケラニルフェニルス
ルホンの異性体でめるα−シクロゲラニルフェニルスル
ホンが副生ずることがあるが、両者の生成混合物をヘキ
サンなどの溶媒中で晶析することにより高純度のβ−シ
クロゲラニルフェニルスルホンを得ることができる。マ
タ、α−シクロケラニルフェニルスルホンはこれを上記
の閉環反応系にもどすことによシ目的とするβ−シクロ
ゲラニルフェニルスルホンに変撲される。
ジエチルエーテル、酢酸エチルなどで抽出し、抽出液を
水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで、抽出
液から必要に応じて低沸点物を減圧下に留去し、その残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付すること
によりR21が水素原子を表わす場合の一般式(■−2
)で示される化合物を単離することができる0 上記一般式(If−1)で示される化合物の製造におい
て出発原料として使用する一般式(If)で示される化
合物はそれ自体既知の化合物であり(%許第1.168
,158号参照)、安価な工業原料であるリナロールか
ら好収率でかつ容易に製造することができる。例えば、
一般式(川)においてR1がフェニル基である化合物は
次の方法によシ製造される(、すなわち、リナロールに
塩化チオニルを作用させることによシゲラニルクロライ
ドを得、該ゲラニルクロライドとフェニルスルフィン酸
ナトリウムとを反応させることによりゲラニルフェニル
スルホンを得る。ゲラニルフェニルスルホンを酸触媒、
例えば硫酸と酢酸との混合酸の存在下に閉環反応さぜる
ことによシβ−シクロゲラニルフェニルスルホンを得る
。なお、閉環反応の際にβ−シクロケラニルフェニルス
ルホンの異性体でめるα−シクロゲラニルフェニルスル
ホンが副生ずることがあるが、両者の生成混合物をヘキ
サンなどの溶媒中で晶析することにより高純度のβ−シ
クロゲラニルフェニルスルホンを得ることができる。マ
タ、α−シクロケラニルフェニルスルホンはこれを上記
の閉環反応系にもどすことによシ目的とするβ−シクロ
ゲラニルフェニルスルホンに変撲される。
リナロールカラのβ−シクロゲラニルフェニルスルホン
の合計収率は通常約70〜90゛チである。
の合計収率は通常約70〜90゛チである。
またもう一方の出発原料である一般式(IV)で示され
る化合物もリナロールから好収率で力・つ容易に製造す
ることがでさる。例えば、一般式(IV)においてR2
がアセチル基である化合物は次の方法によシ製造される
。
る化合物もリナロールから好収率で力・つ容易に製造す
ることがでさる。例えば、一般式(IV)においてR2
がアセチル基である化合物は次の方法によシ製造される
。
すなわち、リナロールに無水酢酸を作用させることKよ
シ、ゲラニルアセテートを得、該ゲラニルアセテートを
例えば、エタノール溶媒中で還流下に二酸化セレンに作
用さぜることによシ目的とする8−アセトキシ−2,6
−シメチルー2.6−オクタジェナールを得る。リナロ
ールからの8−7セトキシー2,6−ジメテルー2,6
−オクタジェナールの合計収率は通常的60〜80%で
ある。
シ、ゲラニルアセテートを得、該ゲラニルアセテートを
例えば、エタノール溶媒中で還流下に二酸化セレンに作
用さぜることによシ目的とする8−アセトキシ−2,6
−シメチルー2.6−オクタジェナールを得る。リナロ
ールからの8−7セトキシー2,6−ジメテルー2,6
−オクタジェナールの合計収率は通常的60〜80%で
ある。
上記の如くして製造される一般式(II−1)で示され
る化合物及び一般式(fl−2)で示される化合物、す
なわち一般式(It−)で示されるスル示ンは従来の文
献に未載の新規な化合物である。一般式(II−1)で
示される化合物のうち R1としてはフェニル基又はp
−トリル基であるものが、セしてR2としてはアセチル
基であるものが好適である。また一般式(n−2)で示
される化合物のう’) s kclとしてはフェニル基
又はp−) Uル基であるものが、そしてR21として
は水素原子又はアセナル基であるものが、さらにR3と
してはメトキシメチル基、1−エトキシエチル基、1−
n−ブトキシエチル基、テトラヒドロビラン−2−イル
基又は4−メチルテトラヒドロピラン−2−イル基であ
るものが好適である〇 一般式(If−2)で示される化合物を塩基で処理する
ことによシ式 で示されるビタミンAが製造される。この処理に用いら
れる塩基としては、例えはカリウムメトキシド、カリウ
ムエトキシド、カリウムインプロポキシド、カリウムn
−プロポキシド、カリウムn−ブトキシド、カリウムt
ert−ブトキ7ド、水酸化カリウムなとのカリウムの
低級アルコキシド及び水酸化物が挙げられる。かかる塩
基の使用量は臨界的ではなく、用いる塩基の種類なとに
応じて広範囲にわたシ変えることができるが、一般には
一般式(II−2)で示される化合物1モルに対して約
2〜30モル、好ましくは約2〜10モル、さらに好ま
しくは約3〜6モルの範囲内とすることができる。この
反応はヘキプン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン
、トルエンなどの脂肪族又は芳香族の炭化水素などの溶
媒中で行なうのが好ましい。これらの溶媒は単独で用い
てもよいし、また2種以上の混合溶媒として用いてもよ
い。溶媒の使用量もまた臨界的ではないが、一般的には
該溶媒中における一般式(II−2)で示される化合物
の濃度が約0.05〜1モル/ t s 好ましくは約
0.1〜0.5モル/lの範囲内となるような量で用い
るのが有オリである。上記の処理の際の温度は用いる塩
基の種類などに応じて変えることができるが、一般には
約0〜100℃、好ましくは約20〜80℃の範囲内の
温度が適当である。また、この処理は通常、ヘリウム、
窒素、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気中で行なうのが
好ましい。
る化合物及び一般式(fl−2)で示される化合物、す
なわち一般式(It−)で示されるスル示ンは従来の文
献に未載の新規な化合物である。一般式(II−1)で
示される化合物のうち R1としてはフェニル基又はp
−トリル基であるものが、セしてR2としてはアセチル
基であるものが好適である。また一般式(n−2)で示
される化合物のう’) s kclとしてはフェニル基
又はp−) Uル基であるものが、そしてR21として
は水素原子又はアセナル基であるものが、さらにR3と
してはメトキシメチル基、1−エトキシエチル基、1−
n−ブトキシエチル基、テトラヒドロビラン−2−イル
基又は4−メチルテトラヒドロピラン−2−イル基であ
るものが好適である〇 一般式(If−2)で示される化合物を塩基で処理する
ことによシ式 で示されるビタミンAが製造される。この処理に用いら
れる塩基としては、例えはカリウムメトキシド、カリウ
ムエトキシド、カリウムインプロポキシド、カリウムn
−プロポキシド、カリウムn−ブトキシド、カリウムt
ert−ブトキ7ド、水酸化カリウムなとのカリウムの
低級アルコキシド及び水酸化物が挙げられる。かかる塩
基の使用量は臨界的ではなく、用いる塩基の種類なとに
応じて広範囲にわたシ変えることができるが、一般には
一般式(II−2)で示される化合物1モルに対して約
2〜30モル、好ましくは約2〜10モル、さらに好ま
しくは約3〜6モルの範囲内とすることができる。この
反応はヘキプン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン
、トルエンなどの脂肪族又は芳香族の炭化水素などの溶
媒中で行なうのが好ましい。これらの溶媒は単独で用い
てもよいし、また2種以上の混合溶媒として用いてもよ
い。溶媒の使用量もまた臨界的ではないが、一般的には
該溶媒中における一般式(II−2)で示される化合物
の濃度が約0.05〜1モル/ t s 好ましくは約
0.1〜0.5モル/lの範囲内となるような量で用い
るのが有オリである。上記の処理の際の温度は用いる塩
基の種類などに応じて変えることができるが、一般には
約0〜100℃、好ましくは約20〜80℃の範囲内の
温度が適当である。また、この処理は通常、ヘリウム、
窒素、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気中で行なうのが
好ましい。
上記の塩基での処理・反応によシ、一般式(n−2)で
示される化合物からビタミンAが高収率で生成する。生
成するビタミンAの反応混合物からの分離回収はそれ自
体既知の方法で行なうことができる。例えば、反応混合
物を水、塩化アンモニウム水溶液などに加え、有機層を
分離し、この有機層について必要により水洗及び/又は
無水硫酸ナトリウムでの乾燥及び/又は溶媒の減圧下で
の留去を行なうことによシ、ビタミンAを分離すること
ができる。必要に応じてさらに、このようにして分離さ
れたビタミンAを再結晶などのa裂手段に付することに
よシ高純度のビタミンAを取得することができる。
示される化合物からビタミンAが高収率で生成する。生
成するビタミンAの反応混合物からの分離回収はそれ自
体既知の方法で行なうことができる。例えば、反応混合
物を水、塩化アンモニウム水溶液などに加え、有機層を
分離し、この有機層について必要により水洗及び/又は
無水硫酸ナトリウムでの乾燥及び/又は溶媒の減圧下で
の留去を行なうことによシ、ビタミンAを分離すること
ができる。必要に応じてさらに、このようにして分離さ
れたビタミンAを再結晶などのa裂手段に付することに
よシ高純度のビタミンAを取得することができる。
また上記の如くして得られるビタミンAを通常の方法に
よジアシル化することによりビタミンAのカルボン酸エ
ステルに誘導することかできる。
よジアシル化することによりビタミンAのカルボン酸エ
ステルに誘導することかできる。
このアシル化反応は上記のビタミンAの生成反応によっ
て得られた反応混合物から分離されたビタミンAを含有
する有機層又は該有機層から前述の如くして分離又はさ
らに精製されたビタミンAに好適たは有機溶媒中で第3
級アミンの存在下にアシル化剤を作用させることによシ
行なわれる。アシル化剤としては、例えば、無水酢酸、
塩化アセチル、塩化バルミトイルなどが使用される0ア
シル化剤の使用量はビタミンAに対して約1〜10当量
、特に1〜3当童の範囲内が好ましい。有機溶媒として
は、例えは、ベン゛ゼン、トルエンなどの炭化水素類;
塩化メチレン、x、会−ジクロルエタンなどのハロゲン
化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テルなどのエーテル類:酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
エステル類などが使用され、これらの有機溶媒はビタミ
ンAの濃度が約0.1〜5モル/lとなる程度の量を使
用することが好ましい。第3級アミンとしては、例えば
、トリエチルアミン、ピリジンなどが使用される。
て得られた反応混合物から分離されたビタミンAを含有
する有機層又は該有機層から前述の如くして分離又はさ
らに精製されたビタミンAに好適たは有機溶媒中で第3
級アミンの存在下にアシル化剤を作用させることによシ
行なわれる。アシル化剤としては、例えば、無水酢酸、
塩化アセチル、塩化バルミトイルなどが使用される0ア
シル化剤の使用量はビタミンAに対して約1〜10当量
、特に1〜3当童の範囲内が好ましい。有機溶媒として
は、例えは、ベン゛ゼン、トルエンなどの炭化水素類;
塩化メチレン、x、会−ジクロルエタンなどのハロゲン
化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テルなどのエーテル類:酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
エステル類などが使用され、これらの有機溶媒はビタミ
ンAの濃度が約0.1〜5モル/lとなる程度の量を使
用することが好ましい。第3級アミンとしては、例えば
、トリエチルアミン、ピリジンなどが使用される。
これらの第3級アミンはビタミンAに対して約1〜10
当量用いることが好ましいが、さらに過剰量を用いるこ
とによって該第3級アミンに有機溶媒としての役割を兼
ねさせることもできる。該アシル化反応は一般に約−1
0℃〜30℃の温度範囲内で行なうのが好適でるる。反
応終了性、反応混合物から必要に応じて沈殿物を濾別し
たのち、該反応混合物に希硫酸、水、飽和Ji台水など
を加え、有機層を分離する。得られた有機層を、必要に
よシ、適宜水洗、乾燥、溶媒留去などの前処理を行なう
ことによりビタミンAのカルボン酸エステルを分離する
ことができる0必要に応じてさらに。
当量用いることが好ましいが、さらに過剰量を用いるこ
とによって該第3級アミンに有機溶媒としての役割を兼
ねさせることもできる。該アシル化反応は一般に約−1
0℃〜30℃の温度範囲内で行なうのが好適でるる。反
応終了性、反応混合物から必要に応じて沈殿物を濾別し
たのち、該反応混合物に希硫酸、水、飽和Ji台水など
を加え、有機層を分離する。得られた有機層を、必要に
よシ、適宜水洗、乾燥、溶媒留去などの前処理を行なう
ことによりビタミンAのカルボン酸エステルを分離する
ことができる0必要に応じてさらに。
このものを再結晶などの精ル手段に何することにより高
純度のビタミンAのカルボン酸エステルを得ることがで
きる。
純度のビタミンAのカルボン酸エステルを得ることがで
きる。
以上述べた方法によシ一般式(II−2)で示される化
合物から誘導されるビタミンA及びそのカルボン酸エス
テルの立体構造は、本発明の方法において原料として使
用する一般式(IV)で示される化合物の立体構造に依
存する。
合物から誘導されるビタミンA及びそのカルボン酸エス
テルの立体構造は、本発明の方法において原料として使
用する一般式(IV)で示される化合物の立体構造に依
存する。
(式中 R2は前記定義のとおシである)すなわち、一
般式(■)において2位及び6位の炭素−炭素二重結合
に基づく立体構造がともにトランス(E)に規制されて
いる化合物を使用する場合には、全トランスに立体規制
されたビタミンA。
般式(■)において2位及び6位の炭素−炭素二重結合
に基づく立体構造がともにトランス(E)に規制されて
いる化合物を使用する場合には、全トランスに立体規制
されたビタミンA。
さらにはそのカルボン酸エステルが優先的に得うれ、ま
た一般式(IV)において2−位の炭素−炭素二重結合
に基づく立体構造がトランス(E)に規制され、6位の
それがシス(Z)に規制されている化合物を使用する場
合には、13−位の炭素−炭素二重結合に基づく立体構
造がシスに規制されたビタミンA1さらにはそのカルボ
ン酸エステルが優先的に得られる。
た一般式(IV)において2−位の炭素−炭素二重結合
に基づく立体構造がトランス(E)に規制され、6位の
それがシス(Z)に規制されている化合物を使用する場
合には、13−位の炭素−炭素二重結合に基づく立体構
造がシスに規制されたビタミンA1さらにはそのカルボ
ン酸エステルが優先的に得られる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
、本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
以下、実施例によシ本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
、本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
実施例1
窒素ガスで置換し九200d容三つロフラスコにβ−シ
クロケラニルフェニルスルホン(1) 10.80’
(38,8mmol )及びトルエン10011Ll
を入れ、ついでエチルマグネシウムプロミドのジエチル
エーテル溶液(1,06mol/J) 24.2*lC
25,6mmol )を内温20〜25℃で滴下した。
クロケラニルフェニルスルホン(1) 10.80’
(38,8mmol )及びトルエン10011Ll
を入れ、ついでエチルマグネシウムプロミドのジエチル
エーテル溶液(1,06mol/J) 24.2*lC
25,6mmol )を内温20〜25℃で滴下した。
滴下終了後、内温40〜45℃で3時間攪拌した。次に
、内温か−40〜−30℃となるように冷却し、この溶
液に8−アセトキシ−2,6−シスチルー2(E)。
、内温か−40〜−30℃となるように冷却し、この溶
液に8−アセトキシ−2,6−シスチルー2(E)。
6(ト)−オクタジエン−1−アール(2−1) 4.
02 t(19,1mmol )のトルエン10dの溶
液を滴下した。滴下終了後、同温度にてさらに2時間激
しく攪拌した。反応混合物に10%塩酸水溶液を加え、
トルエン層を分離した。このトルエン層を水洗し、さら
に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗滌し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。このトルエン層からトルエンを留去
し、その残漬をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィー(溶出液:へキサンと酢酸エチルとの容量比7対
3の混合液)Kよシ精製し、無色透明の油状物(3−1
)8.46 fを得た。このものは下記の機器分析デー
タにより、1−アセトキシ−8−ヒドロキシ−3,7−
シメチルー9−(2,6,6−)リフチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル)−9−フェニルスルホニル−2(
E)、 a(B)−ノナジェンのジアステレオマーの混
合物であることを確認した。収率91%。
02 t(19,1mmol )のトルエン10dの溶
液を滴下した。滴下終了後、同温度にてさらに2時間激
しく攪拌した。反応混合物に10%塩酸水溶液を加え、
トルエン層を分離した。このトルエン層を水洗し、さら
に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗滌し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。このトルエン層からトルエンを留去
し、その残漬をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィー(溶出液:へキサンと酢酸エチルとの容量比7対
3の混合液)Kよシ精製し、無色透明の油状物(3−1
)8.46 fを得た。このものは下記の機器分析デー
タにより、1−アセトキシ−8−ヒドロキシ−3,7−
シメチルー9−(2,6,6−)リフチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル)−9−フェニルスルホニル−2(
E)、 a(B)−ノナジェンのジアステレオマーの混
合物であることを確認した。収率91%。
0.61〜2.03(m、 28H) ;2.87(b
r、 LH);3.95 。
r、 LH);3.95 。
4.20(d、合してIH);4.50(d、2H);
4.85゜4.97 (d 、合してIH);5.25
,5.62(m、合り、て2H);7.40〜8.03
(m、5H) IR(フィルム)ν(cng )+3500(OH)、
1735(C=O)、 1140(SO2) FD−MASS m/e :488(M+)芝−1迭 100w11容なす形フラスコに化合物(見−1)2.
67F (5,5mmol )及びメチラール9.65
ml (110mmol )を入れ、攪拌して溶液と
した。この溶液に五酸化リン0.22 f (1,54
mmol )を添加して室温下で攪拌した。五酸化リン
添加の2時間後及び5時間後にそれぞれ五酸化リン0.
21fを加えて24時間反応させた。分液ロートに飽和
重曹水を入れ、この中に反応混合物の溶液部分を加えて
分液した。一方、その残渣にトルエンと飽和重曹水とを
加え、攪拌することによりタール分を溶解させた。得ら
れた水層と有機層とを分液ロートに移して分液した。有
機層を合し、飽和重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、
40℃で溶媒を留去するどとによシ赤色の油状物を得た
。この油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開液
:酢酸エチルとへキサンとの容量比1対6〜1対4の混
合液)K付することによシ、生成物2.68Vを得た。
4.85゜4.97 (d 、合してIH);5.25
,5.62(m、合り、て2H);7.40〜8.03
(m、5H) IR(フィルム)ν(cng )+3500(OH)、
1735(C=O)、 1140(SO2) FD−MASS m/e :488(M+)芝−1迭 100w11容なす形フラスコに化合物(見−1)2.
67F (5,5mmol )及びメチラール9.65
ml (110mmol )を入れ、攪拌して溶液と
した。この溶液に五酸化リン0.22 f (1,54
mmol )を添加して室温下で攪拌した。五酸化リン
添加の2時間後及び5時間後にそれぞれ五酸化リン0.
21fを加えて24時間反応させた。分液ロートに飽和
重曹水を入れ、この中に反応混合物の溶液部分を加えて
分液した。一方、その残渣にトルエンと飽和重曹水とを
加え、攪拌することによりタール分を溶解させた。得ら
れた水層と有機層とを分液ロートに移して分液した。有
機層を合し、飽和重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、
40℃で溶媒を留去するどとによシ赤色の油状物を得た
。この油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開液
:酢酸エチルとへキサンとの容量比1対6〜1対4の混
合液)K付することによシ、生成物2.68Vを得た。
このものは下記の機器分析データによシ、1−アセトキ
シ−3,7−シメチルー8−メトキシメトキシ−9−フ
ェニルスルホニル−9−(2゜6.6− ) ジメチル
−1−シクロヘキセン−1−イル’) −2(E)、6
(E)−ノナジェン(4)であることを確認した。収率
92チ。
シ−3,7−シメチルー8−メトキシメトキシ−9−フ
ェニルスルホニル−9−(2゜6.6− ) ジメチル
−1−シクロヘキセン−1−イル’) −2(E)、6
(E)−ノナジェン(4)であることを確認した。収率
92チ。
CDα3
NMRδ(CHs )ss iO8i (CH3)s。
0−69〜1.99 (m−28H’) : 3.16
.3.35 (3+ 3 H’) ;3.96〜5.6
0 (m、 8H) ; 7.38〜8.01 (m、
5H)IR(フィルム)W (eWl ):1730
(C=0)、1140(SO2)FD−MASS m
/a :532(M+)100d容なす形フラスコに化
合物(4) 2.68? (5,04mmol ’)及
びメタノール11−を入れて溶液としたのち、この溶液
に、水酸化ナトリウム0.33 fを加えて室温下で1
.5時間攪拌した。
.3.35 (3+ 3 H’) ;3.96〜5.6
0 (m、 8H) ; 7.38〜8.01 (m、
5H)IR(フィルム)W (eWl ):1730
(C=0)、1140(SO2)FD−MASS m
/a :532(M+)100d容なす形フラスコに化
合物(4) 2.68? (5,04mmol ’)及
びメタノール11−を入れて溶液としたのち、この溶液
に、水酸化ナトリウム0.33 fを加えて室温下で1
.5時間攪拌した。
反応混合液を分液ロートへ移し、−これに大量の水及び
トルエンを加えて抽出した。トルエン抽出液を飽和塩化
アンモニウム水及び水で洗滌し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、4
0″Cでトルエンを減圧下に留去して、赤色の油状物を
得た。この油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開液:酢酸エチルとヘキサンとの容量比1対4〜
1対1の混合液)に付することによシ、生成物2.34
Fを得た。このものは下記の機器分析データによシ、
1−ヒドロキシ−3,7−シメチルー8−メトキシメト
キシ−9−フェニルスルホニル−9−(2,6゜6−
) IJ メfルー1−シクロヘキセンー1−イル)−
2(E)、6(E)−ノナジェン(5)であることを確
認した。
トルエンを加えて抽出した。トルエン抽出液を飽和塩化
アンモニウム水及び水で洗滌し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、4
0″Cでトルエンを減圧下に留去して、赤色の油状物を
得た。この油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開液:酢酸エチルとヘキサンとの容量比1対4〜
1対1の混合液)に付することによシ、生成物2.34
Fを得た。このものは下記の機器分析データによシ、
1−ヒドロキシ−3,7−シメチルー8−メトキシメト
キシ−9−フェニルスルホニル−9−(2,6゜6−
) IJ メfルー1−シクロヘキセンー1−イル)−
2(E)、6(E)−ノナジェン(5)であることを確
認した。
0.68〜2.0’4(m、26H);3.15,3.
36(B、3H);3.95〜5.60(m、8H);
7.40〜8.00(m、5I()IR(フィルム)y
(crn ):3500(OH)、1140(SO2
)参考例1 窒素ガス雰囲気下、50d容褐色なす形フラスコに実施
例1で得た化合物(5)0.5121F (1,05m
mol )及びトルエン5 wlを入れ、攪拌して溶液
とした。この溶液にカリウムメトキシド0.21F(3
,15mmol )を加え、室温で5分間、さらに40
℃で2時間攪拌した。反応混合物にヘキサン20 at
及び水15m/を加え、得られた混合液を分液ロートに
移して分液した。水層をヘキサン15yilで抽出した
。ヘキサン層を合し、水で2回洗滌したのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別
し、35℃で減圧下に溶媒を留去して、オレンジ色の油
状物(6−1)を得た。このもののIRスペクトルは市
販のビタミンAのそれと一致した。
36(B、3H);3.95〜5.60(m、8H);
7.40〜8.00(m、5I()IR(フィルム)y
(crn ):3500(OH)、1140(SO2
)参考例1 窒素ガス雰囲気下、50d容褐色なす形フラスコに実施
例1で得た化合物(5)0.5121F (1,05m
mol )及びトルエン5 wlを入れ、攪拌して溶液
とした。この溶液にカリウムメトキシド0.21F(3
,15mmol )を加え、室温で5分間、さらに40
℃で2時間攪拌した。反応混合物にヘキサン20 at
及び水15m/を加え、得られた混合液を分液ロートに
移して分液した。水層をヘキサン15yilで抽出した
。ヘキサン層を合し、水で2回洗滌したのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別
し、35℃で減圧下に溶媒を留去して、オレンジ色の油
状物(6−1)を得た。このもののIRスペクトルは市
販のビタミンAのそれと一致した。
窒素ガス雰囲気下、100m/容褐色なす形フラスコに
上記の油状物、ヘキサン4t/及びトリエチルアミン1
.1−を入れ、氷水浴で冷却した。この混合物に無水酢
酸0.68 dを加え、冷却下に20分間、さらに室温
下で16時間攪拌した。反応混合物にヘキサン25gL
l’を加え、氷水浴中で冷却したのち、これに飽和重曹
水IQm/を加えた015分間攪拌したのち、混合物を
分液ロートに移し、これにヘキサン15m!/及び飽和
重曹水101L/を加えて分液した。ヘキサン層を飽和
重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無
水硫酸マグネシウムを濾別したのち、溶媒を35℃で減
圧下に留去して、オレンジ色の油状物0.3723Fを
得た。このものは高速液体クロマトグラフィー分析(カ
ラム二μmボラシル、展開液:ヘキサンとインプロピル
エーテルとの容量比9対lの混合液)の結果、ビタミン
Aアセテート(7−1) (全トランス体比率95%)
を0.2755F含んでいた。化合物(之)からの合計
収率は80%であった。
上記の油状物、ヘキサン4t/及びトリエチルアミン1
.1−を入れ、氷水浴で冷却した。この混合物に無水酢
酸0.68 dを加え、冷却下に20分間、さらに室温
下で16時間攪拌した。反応混合物にヘキサン25gL
l’を加え、氷水浴中で冷却したのち、これに飽和重曹
水IQm/を加えた015分間攪拌したのち、混合物を
分液ロートに移し、これにヘキサン15m!/及び飽和
重曹水101L/を加えて分液した。ヘキサン層を飽和
重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無
水硫酸マグネシウムを濾別したのち、溶媒を35℃で減
圧下に留去して、オレンジ色の油状物0.3723Fを
得た。このものは高速液体クロマトグラフィー分析(カ
ラム二μmボラシル、展開液:ヘキサンとインプロピル
エーテルとの容量比9対lの混合液)の結果、ビタミン
Aアセテート(7−1) (全トランス体比率95%)
を0.2755F含んでいた。化合物(之)からの合計
収率は80%であった。
実施例2
アルゴンガスで置換した200d容フラスコにβ−シク
ロゲラニルフェニルスルホン(1)5.00? (18
,0mmol )及びテトラヒトo7ラン60dを入れ
、−78℃に冷却したのち、n−ブチルリチウムのヘキ
サン溶液(1,5rnol / l ’) 6.6m1
(9,9mmol )を滴下し、同温度で3時間攪拌し
た。次に、この溶液中に8−アセトキシ−2,6−シメ
チルー2(E)、6(E)−オクタジエン−1−アール
(2−t)i、s 9 f (9,Ommol ) 0
7−ト:lly ヒ)” (17ラフ15dの溶液を一
78℃で滴下し、同温度で2時間攪拌し、さらに−50
℃で2時間攪拌した。−78℃に冷却したのち、反応混
合物に水を加え、ついで常温まで昇温させた。得られた
混合物をベンゼン10 Qa/で3回計300111で
抽出した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。
ロゲラニルフェニルスルホン(1)5.00? (18
,0mmol )及びテトラヒトo7ラン60dを入れ
、−78℃に冷却したのち、n−ブチルリチウムのヘキ
サン溶液(1,5rnol / l ’) 6.6m1
(9,9mmol )を滴下し、同温度で3時間攪拌し
た。次に、この溶液中に8−アセトキシ−2,6−シメ
チルー2(E)、6(E)−オクタジエン−1−アール
(2−t)i、s 9 f (9,Ommol ) 0
7−ト:lly ヒ)” (17ラフ15dの溶液を一
78℃で滴下し、同温度で2時間攪拌し、さらに−50
℃で2時間攪拌した。−78℃に冷却したのち、反応混
合物に水を加え、ついで常温まで昇温させた。得られた
混合物をベンゼン10 Qa/で3回計300111で
抽出した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。
この抽出液からベンゼンを留去し、その残液をシリカゲ
ルを用いたカラムクロマトグラフィー(溶出液:へキサ
ンと酢酸エチルとの容量比5対lの混合液)により精製
し、無色透明の油状物(3−1)〜 4.01fを得た。このものは下記の機器分析データに
より、1−アセトキシ−8−ヒドロキシ−3゜7−シメ
チルー9−(2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキ
セン−1〜イル)−9−フェニルスルホニル−2(E)
、6(E)−ノナジエ/であることを確認した。収率9
3%。
ルを用いたカラムクロマトグラフィー(溶出液:へキサ
ンと酢酸エチルとの容量比5対lの混合液)により精製
し、無色透明の油状物(3−1)〜 4.01fを得た。このものは下記の機器分析データに
より、1−アセトキシ−8−ヒドロキシ−3゜7−シメ
チルー9−(2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキ
セン−1〜イル)−9−フェニルスルホニル−2(E)
、6(E)−ノナジエ/であることを確認した。収率9
3%。
0.62〜1.94(m、28H) 、 3.73(b
r、IH) 、 3.81(d、IH)、 4.4x(
d、2H)、 4.9o(ti、lu)。
r、IH) 、 3.81(d、IH)、 4.4x(
d、2H)、 4.9o(ti、lu)。
5.21 (rn、 2H) 、 7.38〜7.99
(m、 5H)IR(フィルム)p(crn )+35
00(OR)、1735(C”O)、1140(SO2
) FD−MASS m/e:488(M+)1001L
l容フラスコに1−アセトキシ−3,7−シメチルー8
−ヒドロキシ−9−フェニルスルホニル−9−(2,6
,6−)リメチ茅−1−シクロヘキセン−1−イル)
−z(P)、5(E)−ノナジェン(3−1)1.36
’? (2,8mmol )、触媒量のp−トルエンス
ルホン酸ピリジン塩及び塩化メチレン15dをとり、氷
水で冷却した。この溶液中に3,4−ジヒドC2−2H
−ピ570.73m1(8,4mmol )を滴下し、
水冷下で3時間攪拌した。反応混合液中に重曹水を注ぎ
、塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン抽出液を水洗
したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽出液か
ら塩化メチレンをエバポレーターで留去したのち、残っ
た油分をシリカゲルカラムクロマドグ2フイー(展開液
:酢酸エチルとn−ヘキサンとの1対5の混合液)にか
け、1−アセトキシ−3,7−シメチルー8−(テトラ
ヒドロビラン−2−イル)オキシ−9−フェニルスルホ
ニル−9−(2,6,6−) IJメチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル) −2(E)、5(E)−ノナジ
エン(8−1)を1.59F得た。収率99チ。
(m、 5H)IR(フィルム)p(crn )+35
00(OR)、1735(C”O)、1140(SO2
) FD−MASS m/e:488(M+)1001L
l容フラスコに1−アセトキシ−3,7−シメチルー8
−ヒドロキシ−9−フェニルスルホニル−9−(2,6
,6−)リメチ茅−1−シクロヘキセン−1−イル)
−z(P)、5(E)−ノナジェン(3−1)1.36
’? (2,8mmol )、触媒量のp−トルエンス
ルホン酸ピリジン塩及び塩化メチレン15dをとり、氷
水で冷却した。この溶液中に3,4−ジヒドC2−2H
−ピ570.73m1(8,4mmol )を滴下し、
水冷下で3時間攪拌した。反応混合液中に重曹水を注ぎ
、塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン抽出液を水洗
したのち、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。抽出液か
ら塩化メチレンをエバポレーターで留去したのち、残っ
た油分をシリカゲルカラムクロマドグ2フイー(展開液
:酢酸エチルとn−ヘキサンとの1対5の混合液)にか
け、1−アセトキシ−3,7−シメチルー8−(テトラ
ヒドロビラン−2−イル)オキシ−9−フェニルスルホ
ニル−9−(2,6,6−) IJメチル−1−シクロ
ヘキセン−1−イル) −2(E)、5(E)−ノナジ
エン(8−1)を1.59F得た。収率99チ。
生成物の機器分析データを次に示す。
0.62〜2.03 (m、 34H) : 3.23
〜5.36 (m、 9H)ニア、43〜8.15(m
、 5H) IR(フィルム)ν(crn )=1745(C=0)
、 1150(SO2’) FD−MASS m/e : 573(M++1’)
、572(M+)参考例2 窒素ガス雰囲気下、100+++J容褐色フラスコに実
施例2で得た化合物(8−1) 1.59 F及びトル
エン15,9t/を入れ、攪拌して溶液とした。この溶
液に内温を27℃に保ちながらカリウムメトキシド0.
97fを加え、その温度で0.3時間、さらに内温38
℃で1.5時間攪拌した。反応混合物にヘキサン5Qm
/及び水45dを加えて攪拌したのち、混合液を分液ロ
ートに移して分液した。水層をヘキサン45dで抽出し
た。ヘキサン層を合し、水で2回洗滌し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。
〜5.36 (m、 9H)ニア、43〜8.15(m
、 5H) IR(フィルム)ν(crn )=1745(C=0)
、 1150(SO2’) FD−MASS m/e : 573(M++1’)
、572(M+)参考例2 窒素ガス雰囲気下、100+++J容褐色フラスコに実
施例2で得た化合物(8−1) 1.59 F及びトル
エン15,9t/を入れ、攪拌して溶液とした。この溶
液に内温を27℃に保ちながらカリウムメトキシド0.
97fを加え、その温度で0.3時間、さらに内温38
℃で1.5時間攪拌した。反応混合物にヘキサン5Qm
/及び水45dを加えて攪拌したのち、混合液を分液ロ
ートに移して分液した。水層をヘキサン45dで抽出し
た。ヘキサン層を合し、水で2回洗滌し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。
無水硫酸マグネシウムを濾別し、35℃で減圧下に溶媒
を留去して、オレンジ色の油状物(6−1)を得た。
を留去して、オレンジ色の油状物(6−1)を得た。
窒素ガス雰囲気下、100d容褐色なす形フラスコに上
記の油状物、ヘキサン10.6−及びトリエチルアミン
2.9−を入れ、氷水浴で冷却した。
記の油状物、ヘキサン10.6−及びトリエチルアミン
2.9−を入れ、氷水浴で冷却した。
この混合物に無水酢酸1.8 atを加え、冷却下に2
0分間、さらに室温下で16時間攪拌した。反応混合物
にヘキサン70dを加え、氷水浴中で冷却したのち、こ
れに飽和重曹水21L/を加えて15分間攪拌した。こ
の混合物を分液ロートに移し、これにヘキサン4QmA
’及び飽和重曹水27dを加えて分液した。ヘキサン層
を飽和重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、溶媒を35
℃で減圧下に留去して、オレンジ色の油状物を得た。こ
のものは高速液体クロマトグラフィー分析(カラム二μ
mボラシル、展開液:へキサンとインプロピルエーテル
との容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンAアセテ
ート(7−1”) (全トランス体比率95%)を0.
7Of含んでいた。化合物(見)からの合計収率は77
チであった。
0分間、さらに室温下で16時間攪拌した。反応混合物
にヘキサン70dを加え、氷水浴中で冷却したのち、こ
れに飽和重曹水21L/を加えて15分間攪拌した。こ
の混合物を分液ロートに移し、これにヘキサン4QmA
’及び飽和重曹水27dを加えて分液した。ヘキサン層
を飽和重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、溶媒を35
℃で減圧下に留去して、オレンジ色の油状物を得た。こ
のものは高速液体クロマトグラフィー分析(カラム二μ
mボラシル、展開液:へキサンとインプロピルエーテル
との容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンAアセテ
ート(7−1”) (全トランス体比率95%)を0.
7Of含んでいた。化合物(見)からの合計収率は77
チであった。
参考例3
窒素ガス雰囲気下、100I+!l容褐色なす形フラス
コに実施例1(B)で得た1−アセトキシ−3,7−シ
メチルー8−メトキシメトキシ−9−フェニルスルホニ
ル−9−(2,6,6−)リメテルー1−シクロヘキセ
ン−1−イル) −2(BE) 、 6(E)−ノナジ
ェン(4) 2.68 ?及びシクロヘキサン8Qid
を入れて攪拌して溶液とした0この溶液にカリウムメト
キシド3.53Fを加え、内温39℃で1.8時間攪拌
した0反応混合物にヘキサン96d及び水72M1を加
えて攪拌したのち、混合液を分液ロートに移した。水層
をヘキサン96−で抽出した。
コに実施例1(B)で得た1−アセトキシ−3,7−シ
メチルー8−メトキシメトキシ−9−フェニルスルホニ
ル−9−(2,6,6−)リメテルー1−シクロヘキセ
ン−1−イル) −2(BE) 、 6(E)−ノナジ
ェン(4) 2.68 ?及びシクロヘキサン8Qid
を入れて攪拌して溶液とした0この溶液にカリウムメト
キシド3.53Fを加え、内温39℃で1.8時間攪拌
した0反応混合物にヘキサン96d及び水72M1を加
えて攪拌したのち、混合液を分液ロートに移した。水層
をヘキサン96−で抽出した。
ヘキサン層を合し、水で2回洗滌したのち、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別し
、35℃で減圧下に溶媒を留去して、オレンジ色の油状
物(6−1)を得た。
グネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別し
、35℃で減圧下に溶媒を留去して、オレンジ色の油状
物(6−1)を得た。
次に窒素ガス雰囲気下、300me容褐色な中形フラス
コに上記の油状物、ヘキサン19.2 ml及びトリエ
チルアミン5.3 juを入れ、氷水浴で冷却した。こ
の混合物に無水酢酸3.26 mA’を加え、冷却下に
20分間、さらに室温下で16時間攪拌した。
コに上記の油状物、ヘキサン19.2 ml及びトリエ
チルアミン5.3 juを入れ、氷水浴で冷却した。こ
の混合物に無水酢酸3.26 mA’を加え、冷却下に
20分間、さらに室温下で16時間攪拌した。
反応混合物にヘキサン1201を加え、氷水浴中で冷却
したのち、これに飽和重曹水48R1!を加えた。15
分間攪拌したのち、混合物を分液ロートに移し、これに
ヘキサン7281及び重曹水481を加えて分液した。
したのち、これに飽和重曹水48R1!を加えた。15
分間攪拌したのち、混合物を分液ロートに移し、これに
ヘキサン7281及び重曹水481を加えて分液した。
ヘキプン層を飽和重曹水で洗滌し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、
溶媒を35℃で′ 減圧下に留去して、オレンジ色の油
状物を得た。
ムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、
溶媒を35℃で′ 減圧下に留去して、オレンジ色の油
状物を得た。
このものは高速液体クロマトグラフィー分析(カラム:
μmボラシル、展開液:ヘキサンとイングロビルエーテ
ルとの容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンAアセ
テート(7−1) (全トランス体比率95チ)を1.
299含んでいた。化合物(4)からの合計収率け78
%であった。
μmボラシル、展開液:ヘキサンとイングロビルエーテ
ルとの容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンAアセ
テート(7−1) (全トランス体比率95チ)を1.
299含んでいた。化合物(4)からの合計収率け78
%であった。
実施例3
アルボ/ガスで置換した200d容3つロフラスコにβ
−シクロゲラニル−p−トリルスルホン(9) 7.0
1 ? (24,0唾l)及びテトラヒドロ7ラン7Q
a!?を入れ、−78℃に冷却したのち、n−ブチルリ
チウムのヘキサン浴液(1,5mol/J ) 9.6
II (14,4mmol )を滴下し、同温度で2時
間攪拌した。次に、この溶液中に8−アセトキシ−2,
6−シメチルー2 (E)、 6 (E)−オクタジエ
ン−1−アール(2−1) 2.52 f (12,0
mmol ) Oテトラヒドロフラン151ILtの溶
液を一78℃で滴下し、同温度で3時間攪拌した。反応
混合物に水を加え、常温まで昇温させた。得られた混合
物をベンゼン5011Llで3回計150L/で抽出し
、ベンゼン抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。この抽出液から溶媒を留去し、その残渣をシリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘ
キサンと酢酸エチルとの容量比5対1〜3対1の混合液
)によシ精製し、白色の固型物4.889を得た。この
ものは下記の機器分析データによシ、1−アセトキシ−
8−ヒドロキシ−3,7−シメチルー9−(2,6,6
−)ジメチル−1−シクロヘキセ/−1−イル)−9−
(p−トリル)スルホニル−2(E)。
−シクロゲラニル−p−トリルスルホン(9) 7.0
1 ? (24,0唾l)及びテトラヒドロ7ラン7Q
a!?を入れ、−78℃に冷却したのち、n−ブチルリ
チウムのヘキサン浴液(1,5mol/J ) 9.6
II (14,4mmol )を滴下し、同温度で2時
間攪拌した。次に、この溶液中に8−アセトキシ−2,
6−シメチルー2 (E)、 6 (E)−オクタジエ
ン−1−アール(2−1) 2.52 f (12,0
mmol ) Oテトラヒドロフラン151ILtの溶
液を一78℃で滴下し、同温度で3時間攪拌した。反応
混合物に水を加え、常温まで昇温させた。得られた混合
物をベンゼン5011Llで3回計150L/で抽出し
、ベンゼン抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。この抽出液から溶媒を留去し、その残渣をシリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘ
キサンと酢酸エチルとの容量比5対1〜3対1の混合液
)によシ精製し、白色の固型物4.889を得た。この
ものは下記の機器分析データによシ、1−アセトキシ−
8−ヒドロキシ−3,7−シメチルー9−(2,6,6
−)ジメチル−1−シクロヘキセ/−1−イル)−9−
(p−トリル)スルホニル−2(E)。
6(E〕−ノナジェン(す)であることを61した。収
率8 l %。
率8 l %。
DCls
NM” ’ (CHs)3siO8i(CHs)a
”0.61〜2.01(m、 28H)、 2.37
(s、3M)、 3.71(br、、 IH)、 3
.94(d、LH)、 4.49(d、2f()。
”0.61〜2.01(m、 28H)、 2.37
(s、3M)、 3.71(br、、 IH)、 3
.94(d、LH)、 4.49(d、2f()。
4.97(d、IH)、 5.16(m、2)i)、
7.26(d、2H)。
7.26(d、2H)。
7.86(d、2H)
IR(フィルム)ν(tM″1): 3480(OFI
)、 1735(C=0)、 1140(SO2) (B) 1001ff/4容なす形フラスコに化合物(10)
t、o 。
)、 1735(C=0)、 1140(SO2) (B) 1001ff/4容なす形フラスコに化合物(10)
t、o 。
f (1,99mmol )、3,4−ジヒドo−2H
−ビラン0.52 ml、塩イヒメテレン1oIILe
及び触媒Bop−トルエンスルホン酸を入れ、0℃で6
時間攪拌した。
−ビラン0.52 ml、塩イヒメテレン1oIILe
及び触媒Bop−トルエンスルホン酸を入れ、0℃で6
時間攪拌した。
分液ロートに飽和重曹水を入れ、この中に反応混合物の
溶液部分を加えて分液した。水層を塩化メチレンで抽出
した。塩化メチレン層を合し、水洗したのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別
したのち、塩化メチレンをエバポレーターで留去して、
粘稠な油分1.472を得た。この油分をシリカゲルク
ロマトグラフィー(展開液;酢酸エチルとヘキサンとの
容量比1対3の混合液)に付することによシ、生成物1
.09Fを得た。このものは下記のIRスペクトルによ
シ、1−アセトキシ−3,7−ジメチル−8シクロヘキ
セン−1−イル) −2(E)、 e(E)−ノナジェ
ン(11)であることを確認した。収率93%。
溶液部分を加えて分液した。水層を塩化メチレンで抽出
した。塩化メチレン層を合し、水洗したのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別
したのち、塩化メチレンをエバポレーターで留去して、
粘稠な油分1.472を得た。この油分をシリカゲルク
ロマトグラフィー(展開液;酢酸エチルとヘキサンとの
容量比1対3の混合液)に付することによシ、生成物1
.09Fを得た。このものは下記のIRスペクトルによ
シ、1−アセトキシ−3,7−ジメチル−8シクロヘキ
セン−1−イル) −2(E)、 e(E)−ノナジェ
ン(11)であることを確認した。収率93%。
IR(フィルム)y (a[”): 2930. 1
740゜1600、1450.1380.1365.1
300.1230゜1140、1080.1020.
960. 815参考例4 ヱー1 100d容褐色なす形フラスコにカリウムメトキシドo
、s o ? (8,5ammol )及び) ルx;
y 251dを入れ、アルゴン雰囲気下としたのち、実
施例3で得た化合物(11) 1.00 f (1,7
1mmol )を51のトルエンに溶かし九溶液を室温
下で加えた。室温で30分間、さらに40℃で2時間攪
、拌した。反応混合物を塩化アンモニウム氷溶液に注ぎ
、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を水洗し、さら
に飽和食塩水で洗滌したのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、ジエ
チルエーテル及びトルエンを留去して、赤黄色の油分(
6−1) 0.76 yを得た。
740゜1600、1450.1380.1365.1
300.1230゜1140、1080.1020.
960. 815参考例4 ヱー1 100d容褐色なす形フラスコにカリウムメトキシドo
、s o ? (8,5ammol )及び) ルx;
y 251dを入れ、アルゴン雰囲気下としたのち、実
施例3で得た化合物(11) 1.00 f (1,7
1mmol )を51のトルエンに溶かし九溶液を室温
下で加えた。室温で30分間、さらに40℃で2時間攪
、拌した。反応混合物を塩化アンモニウム氷溶液に注ぎ
、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を水洗し、さら
に飽和食塩水で洗滌したのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、ジエ
チルエーテル及びトルエンを留去して、赤黄色の油分(
6−1) 0.76 yを得た。
次いで、上記の油分を51のピリジンに溶かし、この溶
液に無水酢酸51及び触媒量のジメチルアミノピリジン
を加えて、室温下で2時間攪拌した。
液に無水酢酸51及び触媒量のジメチルアミノピリジン
を加えて、室温下で2時間攪拌した。
反応混合物を多量の水に江ぎ、ヘキサノで抽出した。ヘ
キサノ抽出液を800%のメタノール水溶液で洗滌し、
さらに水で3回洗滌したのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、ヘキ
サノを留去して、赤黄色の油分0.64Fを得た。この
油分は液体クロマトグラフィー分析の結果、ビタミンA
アセテート(ヱー1)(全トランス体比率95%)をo
、34り含んでいた。化合物(1−1)からの合計収率
は61qbであった。
キサノ抽出液を800%のメタノール水溶液で洗滌し、
さらに水で3回洗滌したのち、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。無水硫酸マグネシウムを濾別したのち、ヘキ
サノを留去して、赤黄色の油分0.64Fを得た。この
油分は液体クロマトグラフィー分析の結果、ビタミンA
アセテート(ヱー1)(全トランス体比率95%)をo
、34り含んでいた。化合物(1−1)からの合計収率
は61qbであった。
実施例4〜6
υ〜υ
実施例2(A)で得た1−アセトキシ−3,7−レジメ
チル−8−ヒドロキシ−9−フェニルスルホニル−9−
(2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−
イル) −2(E) 、 6(E)−ノナジェン(a−
1) 1.36 y (2,ammol )及び塩化メ
チレン15atを使用して第1表に示す条件を採用する
以外は実施例2(B)におけると同様にして反応及び処
理を行ない、対応するアセタール類(12〜14)を得
た。
チル−8−ヒドロキシ−9−フェニルスルホニル−9−
(2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−
イル) −2(E) 、 6(E)−ノナジェン(a−
1) 1.36 y (2,ammol )及び塩化メ
チレン15atを使用して第1表に示す条件を採用する
以外は実施例2(B)におけると同様にして反応及び処
理を行ない、対応するアセタール類(12〜14)を得
た。
結果を第1表に示す。
参考例5〜7
計1
実施例4〜6で得た化合物(12)〜(14)の1.0
5mmol及びカリウムメトキシド5.25 mmol
を用いて第2表に示す条件を採用する以外は参考例1に
おけると同様にして反応及び処理を行ない、ビタミンA
アセテート(7−1)を得た。結果を第2表に示す。
5mmol及びカリウムメトキシド5.25 mmol
を用いて第2表に示す条件を採用する以外は参考例1に
おけると同様にして反応及び処理を行ない、ビタミンA
アセテート(7−1)を得た。結果を第2表に示す。
参考例8
参考例4においてトルエン溶媒中で化合物(11)とカ
リウムメトキシドとの反応によって得られた赤黄色の油
分(p−1) 0.76 yを5yteのピリジンに溶
かし、氷水浴中で冷却した。次いで、この溶液中にバル
ミトイルクロリド′0.71 ? (2,5smmol
)を加え、冷却下に0.5時間、さらに呈泥下で5時
間攪拌した。反応混合物を多量の水に圧き゛、ヘキサン
で抽出した。ヘキサン抽出液を水で3回洗滌したのち、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグ坏シウ
ムを心別し、ヘキサンを減圧下に留去することにより、
赤黄色の油分0.739を得た。この油分は液体クロマ
トグラフィー分析(カラム:μmボラシル、展開液:イ
ソ70ピルエーテルとヘキサンとの容量比2対98の混
合液)の結果、ビタミンAパルミテート(全トランス体
比率95%)を0.55Fを含んでいた。
リウムメトキシドとの反応によって得られた赤黄色の油
分(p−1) 0.76 yを5yteのピリジンに溶
かし、氷水浴中で冷却した。次いで、この溶液中にバル
ミトイルクロリド′0.71 ? (2,5smmol
)を加え、冷却下に0.5時間、さらに呈泥下で5時
間攪拌した。反応混合物を多量の水に圧き゛、ヘキサン
で抽出した。ヘキサン抽出液を水で3回洗滌したのち、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無水硫酸マグ坏シウ
ムを心別し、ヘキサンを減圧下に留去することにより、
赤黄色の油分0.739を得た。この油分は液体クロマ
トグラフィー分析(カラム:μmボラシル、展開液:イ
ソ70ピルエーテルとヘキサンとの容量比2対98の混
合液)の結果、ビタミンAパルミテート(全トランス体
比率95%)を0.55Fを含んでいた。
+
α)
退〜2
アルゴンガスで!侯した200m#容フラスコにβ−シ
クロクラニルフェニルスルホン(↓)8.70t (3
x、zmmol )及びテトラヒドロ7う75Qrtt
ljを入れ、−78℃に冷却したのち、n−プテルリテ
’7 ム(1’)ヘキf 7溶液(1,5mol/z
> 20.8N(31,2mmol )を滴下し、同温
度で3時間攪拌した。次に、この溶液中に8−アセトキ
シ−2,6−ジメチル−2(hE)、6(Z)−オフl
シxン−1−7−k (2−2)6.599 (31
,3mmol )のテトラヒドロフラン15−の温液を
一78℃で滴下し、同温度で2時間攪拌し、さらに−5
0℃で2時間攪拌した。−78℃に冷却したのち、反応
混合物に水を加え、ついで常温まで昇温させた。得られ
た混合物をベンゼン100mで3回計300!/で抽出
した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。この抽出液からベンゼンを留去し、その残渣全シリカ
ゲルを用い九カラムクロマトグラフィー(浴出液:ヘキ
サンと酢酸エチルとの容量比5対1の混合液)によシ精
製し、無色透明の油状物13.87 Fを得た。
クロクラニルフェニルスルホン(↓)8.70t (3
x、zmmol )及びテトラヒドロ7う75Qrtt
ljを入れ、−78℃に冷却したのち、n−プテルリテ
’7 ム(1’)ヘキf 7溶液(1,5mol/z
> 20.8N(31,2mmol )を滴下し、同温
度で3時間攪拌した。次に、この溶液中に8−アセトキ
シ−2,6−ジメチル−2(hE)、6(Z)−オフl
シxン−1−7−k (2−2)6.599 (31
,3mmol )のテトラヒドロフラン15−の温液を
一78℃で滴下し、同温度で2時間攪拌し、さらに−5
0℃で2時間攪拌した。−78℃に冷却したのち、反応
混合物に水を加え、ついで常温まで昇温させた。得られ
た混合物をベンゼン100mで3回計300!/で抽出
した。抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。この抽出液からベンゼンを留去し、その残渣全シリカ
ゲルを用い九カラムクロマトグラフィー(浴出液:ヘキ
サンと酢酸エチルとの容量比5対1の混合液)によシ精
製し、無色透明の油状物13.87 Fを得た。
このものは下記の機器分析データによシ、1−アセトキ
シ−8−ヒドロキシ−3,7−ジメテルー9− (2,
6,6−−トリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル
)−9−フェニルスルホニル−2(Z)、6(E)−ノ
ナジェン(3−2)であることを確認した。
シ−8−ヒドロキシ−3,7−ジメテルー9− (2,
6,6−−トリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル
)−9−フェニルスルホニル−2(Z)、6(E)−ノ
ナジェン(3−2)であることを確認した。
収率91%。
DCls
NMRδ(CHs)3siO8i(CHa)3’0.6
0〜2.20(m、28H)、 3.67(br、I
H)、 3.98(d、1[()、 4.50(d
、2H)、 5.00(d、IH)。
0〜2.20(m、28H)、 3.67(br、I
H)、 3.98(d、1[()、 4.50(d
、2H)、 5.00(d、IH)。
5.34(m、2H)、 7.55〜8.20(m、
5H)IR(フイA4) ν (cm−1):350
0(OR)、 1735(cmo)、 1140(
SO2) FD−MAS S m/ e : 48 B (’M
” )10〇−容なす形フラスコに化合物(3−2”)
4.88? (10mrrtol )、p−)ルエン
スルホン酸・1水和物0.02 f (0,1mmol
)及び塩化)テV:/30df入れ、氷水浴で冷却し
た。この溶液に3,4−ジヒドo −2H−ビラン2.
6 d (30mmol )を滴下し、滴下於了後、冷
却下に2時間攪拌した0反応混合物に重’10.52F
を加え、5分間攪拌したのち、飽和′M−1水20ju
を加えた。得られた混合物をジエチルエーテル100d
で抽出し、この抽出液を飽和型W水2Q*lで洗滌し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち、これよりエバポ
レーターで溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチルとへキサンと
の容量比1対5の混合液)にかけ、化合物(8−2)を
5.759得た。収率100%。生成物の機器分析デー
タを次に示す。
5H)IR(フイA4) ν (cm−1):350
0(OR)、 1735(cmo)、 1140(
SO2) FD−MAS S m/ e : 48 B (’M
” )10〇−容なす形フラスコに化合物(3−2”)
4.88? (10mrrtol )、p−)ルエン
スルホン酸・1水和物0.02 f (0,1mmol
)及び塩化)テV:/30df入れ、氷水浴で冷却し
た。この溶液に3,4−ジヒドo −2H−ビラン2.
6 d (30mmol )を滴下し、滴下於了後、冷
却下に2時間攪拌した0反応混合物に重’10.52F
を加え、5分間攪拌したのち、飽和′M−1水20ju
を加えた。得られた混合物をジエチルエーテル100d
で抽出し、この抽出液を飽和型W水2Q*lで洗滌し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち、これよりエバポ
レーターで溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチルとへキサンと
の容量比1対5の混合液)にかけ、化合物(8−2)を
5.759得た。収率100%。生成物の機器分析デー
タを次に示す。
0.60〜2.02(m、34)1); 3.17〜
5.40(m、9H);7.38〜8.11(m、51
() IR(フィルム)& (cm ”): 1715(C
=(J)。
5.40(m、9H);7.38〜8.11(m、51
() IR(フィルム)& (cm ”): 1715(C
=(J)。
1150(S()z)
参考例9
アルゴンガス雰囲気下、50d容褐色なす形フラスコに
実施例7で′4走化合物(8−2) 0.5678 f
(0,993mmol )、シクOヘキサン15Wt/
及びカリウムメトキシド0.70 f (10mmol
)を入れ、40℃で内容物を1.5時間攪拌した。反
応混合物をジインプロとルエーテル50m/及び塩化ア
ンモニウムの飽和水溶液15蛯の混合液にあけ、有機層
を分離した。この有機層を塩化アンモニウムの飽和水溶
液10プで洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
実施例7で′4走化合物(8−2) 0.5678 f
(0,993mmol )、シクOヘキサン15Wt/
及びカリウムメトキシド0.70 f (10mmol
)を入れ、40℃で内容物を1.5時間攪拌した。反
応混合物をジインプロとルエーテル50m/及び塩化ア
ンモニウムの飽和水溶液15蛯の混合液にあけ、有機層
を分離した。この有機層を塩化アンモニウムの飽和水溶
液10プで洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
エバポレーターで溶媒を留去し、得られた残留物をヘキ
サン4dに溶かし、この溶液を501容褐色なす形フラ
スコに移した。
サン4dに溶かし、この溶液を501容褐色なす形フラ
スコに移した。
上記のフラスコを氷水浴中で冷却し、これにトリエチル
アミン1,1m、次いで無水酢酸0.68 Mを加えた
。混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物をヘキサ
ン50jE/及び飽和重曹水10mにあけ、有機層を分
離した。この有機層を飽和重曹水IQ+tA’で2回計
20dで佃出し、無水硫酸マグネシウムで、乾燥した。
アミン1,1m、次いで無水酢酸0.68 Mを加えた
。混合物を室温で1日間攪拌した。反応混合物をヘキサ
ン50jE/及び飽和重曹水10mにあけ、有機層を分
離した。この有機層を飽和重曹水IQ+tA’で2回計
20dで佃出し、無水硫酸マグネシウムで、乾燥した。
溶媒をエバポレーターで留去して、オレンジ色の油状物
0.3635tf得た。
0.3635tf得た。
この油状物は高速液体クロマトグラフィー分析(カラム
:μmボラシル、展開液:ヘキサンとジイソプロピルエ
ーテルとの容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンA
アセテート(7−2)を0.248 F含んでいること
が判明した。収率76%。なお、このビタミンAアセテ
ート中の13−シス体の比率は90チであった。
:μmボラシル、展開液:ヘキサンとジイソプロピルエ
ーテルとの容量比9対1の混合液)の結果、ビタミンA
アセテート(7−2)を0.248 F含んでいること
が判明した。収率76%。なお、このビタミンAアセテ
ート中の13−シス体の比率は90チであった。
本発明の方法によれば、上記の実施例から明らかなとお
り、安価な工業原料であるリナロールから容易にかつ好
収率でともに製造される一般式(It)で示される化合
物及び一般式(IV)で示される化合物の塩基の存在下
での反応によシ高収率でかつ容易に一般式(It−1)
で示される化合物を段進することかでき、さらには該一
般式(II−1)で示される化合物から高収率でかつ容
易に一般式(II−2)で示される化合物を製造するこ
とができる。また本発明の一般式(ll−2)で示され
る化合物は上記の参考例刀・ら明らかなと2シ塩基によ
る処理によシ高収率でかつ容易に、しかも不発明の方法
に2いて原料として用いる一般式(■)で示される化合
物の立体構造に依存する立体規制されたビタミンA1さ
らにはそのカルボン散エステルに誘導すれる。
り、安価な工業原料であるリナロールから容易にかつ好
収率でともに製造される一般式(It)で示される化合
物及び一般式(IV)で示される化合物の塩基の存在下
での反応によシ高収率でかつ容易に一般式(It−1)
で示される化合物を段進することかでき、さらには該一
般式(II−1)で示される化合物から高収率でかつ容
易に一般式(II−2)で示される化合物を製造するこ
とができる。また本発明の一般式(ll−2)で示され
る化合物は上記の参考例刀・ら明らかなと2シ塩基によ
る処理によシ高収率でかつ容易に、しかも不発明の方法
に2いて原料として用いる一般式(■)で示される化合
物の立体構造に依存する立体規制されたビタミンA1さ
らにはそのカルボン散エステルに誘導すれる。
特許出願人 株式会社 り ラ し
同 大阪1違株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は置換されていてもよいアリール基を表
わし、R^4は水素原子又は水酸基のアセタール型保護
基を表わし、R^2^1はR^4が水素原子を表わす場
合に低級アルカノイル基を表わし、R^4が水酸基のア
セタール型保護基を表わす場合に水素原子又は低級アル
カノイル基を表わす) で示されるスルホン。 2、R^1がフェニル基又はp−トリル基を表わす特許
請求の範囲第1項記載のスルホン。 3、R^2^1が水素原子又はアセチル基を表わす特許
請求の範囲第1項記載のスルホン。 4、R^4が水素原子、メトキシメチル基、1−エトキ
シエチル基、1−n−ブトキシエチル基、テトラヒドロ
ピラン−2−イル基又は4−メチルテトラヒドロピラン
−2−イル基を表わす特許請求の範囲第1項記載のスル
ホン。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1は置換されていてもよいアリール基を表
わす) で示される化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^2は低級アルカノイル基を表わす)で示さ
れる化合物とを塩基の存在下に反応させることにより一
般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II−1) (式中、R^1及びR^2は前記定義のとおりである。 )で示される化合物を得、ついで必要に応じて該一般式
(II−1)で示される化合物に水酸基のアセタール型保
護基を導入し、さらに必要に応じて生成する化合物を非
酸性条件下に加溶媒分解せしめることを特徴とする一般
式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は前記定義のとおりであり、R^4は水
素原子又は水酸基のアセタール型保護基を表わし、R^
2^1はR^4が水素原子を表わす場合に低級アルカノ
イル基を表わし、R^4が水酸基のアセタール型保護基
を表わす場合に水素原子又は低級アルカノイル基を表わ
す) で示されるスルホンの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP296485 | 1985-01-10 | ||
JP60-2964 | 1985-01-10 | ||
JP60-41667 | 1985-03-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259A true JPS6259A (ja) | 1987-01-06 |
JPH0411539B2 JPH0411539B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=11544048
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273051A Granted JPS6259A (ja) | 1985-01-10 | 1985-12-03 | 新規なスルホン及びその製造方法 |
JP60273052A Granted JPS625952A (ja) | 1985-01-10 | 1985-12-03 | ビタミンa又はそのカルボン酸エステルの製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273052A Granted JPS625952A (ja) | 1985-01-10 | 1985-12-03 | ビタミンa又はそのカルボン酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS6259A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4861916A (en) * | 1985-04-03 | 1989-08-29 | Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Photoinitiators for photopolymerization of unsaturated systems |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2698872B1 (fr) * | 1992-12-07 | 1995-01-13 | Rhone Poulenc Nutrition Animal | Procédé de préparation de la vitamine A et composés intermédiaires utiles pour ce procédé. |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP60273051A patent/JPS6259A/ja active Granted
- 1985-12-03 JP JP60273052A patent/JPS625952A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4861916A (en) * | 1985-04-03 | 1989-08-29 | Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Photoinitiators for photopolymerization of unsaturated systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411539B2 (ja) | 1992-02-28 |
JPH0468307B2 (ja) | 1992-11-02 |
JPS625952A (ja) | 1987-01-12 |
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