JPS625973Y2 - - Google Patents

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JPS625973Y2
JPS625973Y2 JP939481U JP939481U JPS625973Y2 JP S625973 Y2 JPS625973 Y2 JP S625973Y2 JP 939481 U JP939481 U JP 939481U JP 939481 U JP939481 U JP 939481U JP S625973 Y2 JPS625973 Y2 JP S625973Y2
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wheels
turning
wheel
idler
idle
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JP939481U
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JPS57122475U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同一出願人による昭和56年1月17日提
出の特許願「操向態勢の選択可能なフオークリフ
ト」(特願昭56−5763号、特開昭57−121599号公
報)(以下、既出願発明という)に関連し、動輪
及び遊輪の操向装置の旋回用油量を合理的に配分
するフオークリフト操向装置の油圧回路に関する
ものである。
上記既出願発明は、前二輪を遊輪とし後一輪を
動輪として操向するフオークリフトにおいて、左
右の遊輪にそれぞれ油圧モータを駆動源とするか
じ取機構を組み込み、遊輪及び動輪の旋回角度を
電圧値として取り出し、それら電圧値を比較して
上記油圧モータを制御する回路を設けることによ
り、次の三つの操向態勢のうち、任意のいずれか
一つの操向態勢をとることができるようにしたも
のである。
(1) 標準操向態勢 第1図に示すように、左右の遊輪の旋回角度
をいずれも零に設定し、動輪を旋回させて操向
する。この場合、左右の遊輪の旋回角度は、動
輪の旋回角度にかかわらず、常に車体の前後方
向と一致して旋回し、一般のフオークリフトの
旋回態勢と同様に、車体は矢印A1のように進
行する。
(2) 斜行操向態勢 第2図に示すように、左右の遊輪の旋回角度
が常に動輪の旋回角度に一致するように設定
し、動輪を旋回させて操向する。この場合、左
右の遊輪の旋回角度は動輪の旋回角度に追従
し、車体は矢印A2方向に斜行走行する。
(3) その場旋回態勢 第3図に示すように、右・左の遊輪の旋回角
度をそれぞれその場旋回最適角度α・βに設定
し、動輪の旋回角度をその場旋回最適角度γに
旋回させ、車体を矢印A3又は矢印A4のように
旋回させる。
ところで、上記のような既出願発明に係るフオ
ークリフトの一実施例として、リーチフオークリ
フトについて、その構成及び作用を説明すれば次
のとおりである。
第4図に遊輪の回りの構成を示す。遊輪1は遊
輪ブラケツト2に軸支され、遊輪ブラケツト2に
嵌着した平歯車3を介し、油圧モータ4による旋
回トルクを中間歯車5を経て伝達される。旋回さ
れた角度は平歯車3とかみ合うポテンシヨメータ
用平歯車6よりポテンシヨメータ7を経て制御機
構に伝えられる。
第5図に動輪の回りの構成を示す。動輪8は操
縦者によつて旋回させられ、油圧モータ9による
旋回トルクを平歯車10を経て伝達される。旋回
された角度は、平歯車10とかみ合うポテンシヨ
メータ用平歯車11よりポテンシヨメータ12を
経て制御機構に伝えられる。
第6図に動輪及び遊輪のかじ取機構の油圧系統
図を示す。同図において、Pはかじ取機構用ポン
プ、MDは動輪旋回用油圧モータ、MRは右遊輪旋
回用油圧モータ、MLは左遊輪旋回用油圧モー
タ、VRは右遊輪用方向制御弁、S1はVRの右方向
用ソレノイド、S2はVRの左方向用ソレノイド、
Lは左遊輪用方向制御弁、S3はVLの右方向用ソ
レノイド、S4はVLの左方向用ソレノイド、Cは
動輪旋回方向制御装置である。
第7図にかじ取機構の電気系統図を示す。同図
において、PB1は標準操向態勢用押しボタンスイ
ツチ、PB2は斜行操向態勢用押しボタンスイツ
チ、PB3はその場旋回態勢用押しボタンスイツチ
S1,S2,S3,S4は上記第6図について説明したそ
れぞれのソレノイド用スイツチ、PR・PLはそれ
ぞれ右・左遊輪用電圧比較回路装置、VR1は右・
左遊輪の旋回角度零に該当する抵抗値により得ら
れる電圧値、VR2は右遊輪旋回角度がその場旋回
最適角度に該当する抵抗値により得られる電圧
値、VR3は左遊輪旋回角度がその場旋回最適角度
に該当する抵抗値により得られる電圧値、VP0
動輪ポテンシヨメータに旋回時発生する電圧、
VPRは右遊輪ポテンシヨメータに旋回時発生する
電圧、VPLは左遊輪ポテンシヨメータに旋回時発
生する電圧である。
上記のような既出願発明の構成において、操向
態勢選定による、それぞれの作用について説明す
る。
(1) 標準操向態勢の場合 押しボタンスイツチPB1を押す。これによ
り、リレーXN2,XN3が閉じるので、右・左遊
輪の旋回による発生電圧VPR,VPLは右・左遊
輪の旋回角度零の電圧VR1と比較して (a) 右遊輪については VPR>VR1の場合は、S1はONとなり右に
旋回し、 VPR<VR1の場合、S2はONとなり左に旋
回する。
(b) 左遊輪については VPL>VR1の場合、S3はONとなり右に旋
回し、 VPL<VR1の場合、S4はONとなり左に旋
回する。
すなわち、右・左遊輪はいずれも旋回角度零
に制御され、遊輪の方向が車体の前後方向と一
致する。この場合、動輪の旋回による発生電圧
VP0とは無関係である。
(2) 斜行操向態勢の場合 押しボタンスイツチPB2を押す。これによ
り、リレーXC2,XC3が閉じるので、動輪の旋
回による発生電圧VP0と右・左遊輪の旋回によ
るそれぞれの発生電圧VPR・VPLとを比較して (a) 右遊輪については VPR>VP0の場合、S1はONとなり右に旋
回し、 VPR<VP0の場合、S2はONとなり左に旋
回する。
(b) 左遊輪については VPL>VP0の場合、S3はONとなり右に旋
回し、 VPL<VP0の場合、S4はONとなり左に旋
回する。
すなわち、左右の遊輪の旋回角度は常に動輪
の旋回角度に一致するように制御される。とこ
ろで、動輪は操縦者によつて要求する方向に旋
回されるので、車体は常に操縦者の要求する方
向に斜行走行する。
(3) その場旋回態勢の場合 押しボタンスイツチPB3を押す。これによ
り、リレーXR2,XR3が閉じるので、右・左の
遊輪のそれぞれの発生電圧VPR,VPLはそれぞ
れその場旋回最適角度の電圧VR2,VR3と比較
して (a) 右遊輪については VPR>VR2の場合、S1はONとなり右に旋
回し、 VPR<VR2の場合、S2はONとなり左に旋
回する。
(b) 左遊輪については VPL>VR3の場合、S3はONとなり右に旋
回し、VPL<VR3の場合、S4はONとなり左
に旋回する。
すなわち、右・左遊輪はそれぞれその場旋回
をするのに最適の角度に一致するように制御さ
れる。動輪については、操縦者が動輪のその場
旋回をするのに最適の角度に旋回することによ
り、動輪、遊輪ともその場旋回をするのに最適
の角度となつたのち、車体のアクセルを作動さ
せればアクセルの方向により右回り又は左回り
に車体はその場旋回を行う。
以上が既出願発明の構成及び作用の大要であ
る。
ところで、上記のような既出願発明に係るフオ
ークリフトは、標準操向態勢、斜行操向態勢及び
その場旋回態勢の各場合において、遊輪を適正位
置に修正する場合のほかは、遊輪の旋回用油圧モ
ータは作動しないので、遊輪が適正位置にあると
きは、遊輪旋回用の油量を全部動輪旋回用の油量
として送付するのが合理的である。
本考案は上記の点にかんがみ、1個の油圧用ポ
ンプから動輪旋回用及び遊輪旋回用に合理的に油
量を配分することを目的とするもので、遊輪旋回
用に油量を分流する油圧回路の途中に電磁方向制
御弁を設け、遊輪の旋回角度が所定角度に達し、
旋回用油圧モータの制御弁のソレノイドの励磁が
止まると同時に、上記電磁方向制御弁のソレノイ
ドを作動させ、遊輪方向に分流する油量を動輪旋
回回路に合流させるようにしたものである。
以下、本考案を一実施例について説明する。
まず、第8図に示す電気系統について説明す
る。同図は第7図に示す電気系統図を基本として
一部回路を追加したもので、基本部分については
第7図と同一符号を用いて示し、追加部分は主と
して図の右方の部分に示してある。追加回路にお
いて、XAはソレノイドS1〜S4通電時作動コイ
ル、D1,D2,D3,D4,D5はダイオード、S5は方
向制御弁用ソレノイドである。上記のような回路
において、遊輪旋回用ソレノイドS1〜S4のいずれ
かに通電中はコイルXAに通電しているが、遊輪
の旋回角度が所定の角度になると、遊輪旋回用ソ
レノイドS1〜S4はいずれも通電が止まるので、コ
イルXAは断となり、リレーXAが接となり、方向
制御弁用ソレノイドS5が通電する。
第9図に動輪及び遊輪のかじ取機構の油圧系統
図を示す。同図は第6図に示す動輪及び遊輪のか
じ取機構の油圧系統図と基本的には同一であり、
基本部分については同一符号をもつて示してい
る。なお、旋回用油圧モータMD,MR,MLには
ほぼ等分に油量を送付することが望ましいので、
流量分配弁D1及びD2を設けてある。流量分配弁
D1は、ポンプPよりの油量を動輪の旋回用油圧
モータMDと遊輪の旋回用油圧モータMR,ML
に分配比1:2の割合で油量を分配し、流量分配
弁D2は、右・左の遊輪の旋回用油圧モータMR
Lに分配比1:1の割合で油量を分配する。と
ころで、本考案は、遊輪旋回用回路に電磁方向制
御弁VDを設け、ソレノイドS5によつて制御す
る。該ソレノイドS5は第8図について説明したよ
うに、遊輪旋回用ソレノイドS1〜S4が断となると
通電する。ソレノイドS5が通電すると、電磁方向
制御弁VDが作動し、第9図に示すように、遊輪
旋回用回路に分流していた油量は動輪旋回用回路
に合流する。ソレノイドS5の通電が止まると、電
磁方向制御弁VDはばね作用によつて復元し、遊
輪旋回用回路に油量を分流する。
以上述べたように、本考案に係るフオークリフ
ト操向装置の油圧回路によれば、遊輪旋回用油圧
回路の途中に電磁方向制御弁を設け、遊輪が適正
角度に旋回し、旋回用油圧モータの作動が停止す
るときは、遊輪旋回用の油量を動輪旋回用回路に
合流させるようにしたので、油量の配分が合理的
に行われ、配管による損失が少なく油圧ポンプが
効率よく作動するという極めて優れた利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は既出願発明「操向態勢の
選択可能なフオークリフト」に関するもので、第
1図は標準操向態勢を示す平面図、第2図は斜行
操向態勢を示す平面図、第3図はその場旋回態勢
を示す平面図、第4図は遊輪の回りの構成を示す
断面正面図、第5図は動輪の回りの構成を示す断
面正面図、第6図は動輪及び遊輪のかじ取機構の
油圧系統図、第7図は動輪及び遊輪のかじ取機構
の電気系統図である。第8図及び第9図は本出願
考案の一実施例に関するもので、第8図は電気系
統図、第9図は動輪及び遊輪のかじ取機構の油圧
系統図である。 1:遊輪、4,9:油圧モータ、8:動輪、
P:油圧用ポンプ、VD:電磁方向制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前二輪を遊輪とし後一輪を動輪として操向する
    機構において、それぞれの遊輪に油圧モータを駆
    動源とするかじ取機構を備え、かつ遊輪及び動輪
    の旋回角度を電圧値として取り出す装置を備え、
    さらに遊輪及び動輪の旋回角度による電圧値を比
    較して上記油圧モータを制御する回路を設けたフ
    オークリフトにおいて、動輪旋回用及び遊輪旋回
    用に油量を送付する1個の油圧用ポンプから、遊
    輪旋回用に油量を分流する油圧回路の途中に電磁
    方向制御弁を設け、遊輪の旋回角度が所定角度に
    達し、旋回用油圧モータの制御弁のソレノイドの
    励磁が止まると同時に、上記電磁方向制御弁のソ
    レノイドを作動させ、遊輪方向に分流する油量を
    動輪旋回回路に合流させるようにしたことを特徴
    とするフオークリフト操向装置の油圧回路。
JP939481U 1981-01-26 1981-01-26 Expired JPS625973Y2 (ja)

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JP939481U JPS625973Y2 (ja) 1981-01-26 1981-01-26

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JP939481U JPS625973Y2 (ja) 1981-01-26 1981-01-26

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JPS57122475U JPS57122475U (ja) 1982-07-30
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