JPS6259423A - 無線機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ ［発明の技術的背景］ 従来、ＶＨＦ（ベリイ・ハイ・フリークエンシ　　　　
　□イ）帯及びＵＨＦ　（ウルトラ・ハイ・フリークエ
ンシイ）帯を使用した移動無線機としては例えば　　　
　　・第２図に示されるようなものがある。同図に示ざ
　　　　　１れるように送信側では入力端子１から入力
される　　　　　□音声信号はプリエンファシス回路３
．ＩＤＣ回路　　　　　、１′５、スブラックフィルタ
回路７．変調器９．送信　　　　　・高周波回路１１．
アンテナ切替回路１３を介してアンテナ端子１５から出
力される。

ここでプリエンファシス回路３は５　ｄＢｌｏＣＴの微
　　　　□弁特性をもった回路で特定の周波数成分を強
める　　　　□ものである。スプラッタフィルタ７は変
調ひずみを除去する。変調器９は高周波の搬送波で音声
信号入力端子から入力されてくる音声信号を変調する。

送信高周波回路１１は変調された信号の増巾　　　　：
を行う。アンテナ切替回路１３は送信時には送信高周波
回路１１とアンテナ端子１５とを接続させ、受信時には
受信周波回路１７とアンテナ端子１５との接続を行う。

又アンテナ端子１５より受信された音声信号は受信高周
波回路１７．ディスクリミネータ１９゜ディエンファシ
ス回路２１．スケルチトーン除去用バイパスフィルタ（
ＨＰＦ）２３．Ｓ／Ｎ比改善用ローパスフィルタ（ＬＰ
Ｆ）２５．低周波増巾器２７を経て出力端子２９から出
力される。

受信高周波回路１７はアンテナ端子１５により受信され
た信号の高周波成分を増巾する。ディスクリミネータ１
９は周波数を電圧信号に変換する。

ディエンファシス回路２１は６　ｄＢｌｏＣＴの積分特
性を有しプリエンファシス回路３で強められた周波数成
分をもとにもどす。バイパスフィルタ２３は遮断周波数
ｆｃ＝３００〜５００Ｈｚ程度で遮断特性が１２　ｄＢ
１０ＣＴ〜３５　ｄＢ１０ＣＴ程度と極めて急峻なバイ
パスフィルタである。ローパスフィルタ２５は復調され
た信号の高域の雑音成分を減衰し受信Ｓ／Ｎ比を改善す
ることを目的としたローパスフィルタであり、遮断周波
数ｆｃ＝１５００〜２０００日２．減衰特性が６　ｄＢ
ｌｏＣＴ　〜１２　ｄＢ１０ＣＴ程度である。

［背景技術の問題点］ ところで最近このような移動無線機でデータ伝送を行う
ことが強く望まれ始めたがこのような移動無線機におい
ては、データ処理回路やデータ変復調回路＜ＭＯＤＥＭ
）は備えられておらずデータ伝送を行うことができなか
った。

これに対してＭＣＡ　（マルチチャンネルアクセス）無
線装置やパーソナル無線装置ではデータ伝送が行われ、
第３図はかかるＭＣＡ無線装置の構成を示すものであり
、このＭＣＡ無線装置ではＩＤＣ回路５とスプラッタフ
ィルタ７との間に加算器３１を設けここにデータ入力端
子３３からデータを入力すると共に、ディスクリミネー
タ１つとディエンファシス回路２１との間にデータ出力
端子３５を設けここからデータの出力を行う。

このＭＣＡ無線装置では音声信号は入力端子１から入力
され出力端子２９から出力される。音声信号は位相変調
されプリエンファシス回路３を通すことによって位相変
調特性を得ているが、データ信号は周波数変調されるの
でプリエンファシス回路３を通さずデータ入力端子３３
から入力される。

又ディエンファシス回路２１．バイパスフイルタ２３．
ローパスフィルタ２５は周波数特性が平坦でなく位相遅
延特性も急峻に変化しているので、これらの回路をデー
タ信号が通ると遅延歪が生じデータ誤り率が劣化するた
め、データ信号はこれらの回路を通さずデータ出力端子
３５から出力を行う。

このようにＭＣＡ無線装置ではデータ信号用の専用の入
出力端子を設ける必要がある。しかしながら一般の移動
無線器にこのような入出力端子を設けると機器が大型化
になるという問題点があった。

［発明の目的］ この発明の目的は前記問題点を解決寸べくデータ伝送が
行えかつ小型軽伍の移動無線様を提供することにある。

［発明の概要］ 前記目的を達成する為本発明は、送信回路のプリエンフ
ァシス回路の前後に第１スイッチを設けると共に該プリ
エンファシス回路をバイパスする第１バイパスラインを
設け、受信回路の少なくともディエンファシス回路を含
むフィルタ回路群の前後に第２スイッチを設けると共に
該フィルタ回路群をバイパスする第２バイパスラインを
設け、音声信号取扱時には前記第１スイッチをプリエン
ファシス回路に接続さゼると共に前記第２スイッチをフ
ィルタ回路群に接続し、デジタル信号取扱時には前記第
１スイッチを第１バイパスラインと接続させると共に前
記第２スイッチを第２バイパスラインに接続させるスイ
ッチ駆動部を設けることを特徴とする。

［発明の実施例］ 以下本発明の実施例を詳細に説明する。第１図は本発明
の１実施例に係る無線機の構成を示すブロック図であり
第２図に示す従来例と同一の機能を果たす要素にはそれ
と同一の番号を付する。

送信側ではプリエンファシス回路３の前後に第１スイッ
チ３７ａ、３７ｂを設けると共に該プリエンファシス回
路３をバイパスする第１バイパスライン３９を設ける。

受信側ではローパスフィルタ２５．バイパスフィルタ２
３．ディエンファシス回路２１を含むフィルタ回路群の
前後に第２スイッチ１１ａ、４１ｂを設けると共に該フ
ィルタ回路群をバイパスする第２バイパスライン４３を
設ける。第１スイッチ３７ａ、３７ｂ及び第２スイッチ
４１ａ、４１ｂは図示しないスイッチ駆動部から端子４
３を経て入力される駆動信号によって動作する。即ち音
声信号取扱時には駆動信号がロウレベルとなり、第１ス
イッチ３７ａ、３７ｂ及び第２スイッチ４１８．４１ｂ
は図中実線で示す位置にある。これに対してデジタル信
号取扱時には駆動信号がハイレベルとなり、第１スイッ
チ３７ａ、３７ｂ及び第２スイッチ４１８．４１ｂは図
中点線で示す位置に切替わる。

前述したように音声信号取扱時には第１スイッチ３７ａ
、３７ｂ及び第２スイッチ４１ａ、４１ｂは実線で示す
位置にあるので、入力端子１から入力される音声信号は
プリエンファシス回路３を経て後続する１、Ｄ、Ｃ回路
５．スブラックフィルタ７．変調器９．送信高周波回路
１１．アンテナ切替回路１３．アンテナ端子１５を介し
て送信される。又受信時にはアンテナ端子１５から入力
される受信信号はアンテナ切替回路１３．受信高周波回
路１７．ディスクリミネータ１９．ディエンファシス回
路２１．バイパスフィルタ２３．０−パスフィルタ２５
．低周波増巾器２７を介して出力端子２つから出力され
る。

デジタル信号伝送時にはスイッチ駆動部（図示せず）か
ら送られる駆動信号がハイレベルとなり第１スイッチ３
７ａ、３７ｂ及び第２スイッチ４１ａ、４１ｂが図中点
線で示す位置に切替わるので、入力端子１から入力され
るデジタル信号は第１バイパスライン３９を介して後続
する開回路を経てアンテナ端子１５から送信される。受
信時にはアンテナ端子１５から入力されるデジタル信号
がアンテナ切替回路１３．受信高周波回路１７゜ディス
クリミネータ１つ、第２バイパスライン４３、低周波増
巾器２７を経て出力端子２９から出力される。

従ってデジタル信号はプリエンファシス回路３゜ディエ
ンファシス回路２１．バイパスフィルタ２３、ローパス
フィルタ２５を通過することなく送受信されるのでデー
タ伝送時の誤り率の低下を防止できる。更にデジタル信
号用の入出力端子を設ける必要がないので装置の小型化
が維持できる。

尚本実施例では無線機をとりあげたが、ここにいう無線
機には無線電話装置等も含まれる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によればデジタル信号
はプリエンファシス回路及びディエンファシス回路を含
むフィルタ回路群を迂回されるので、音声信号とデジタ
ル信号の両者を取扱うことができる。更にデジタル信号
専用の入出力端子を設ける必要がないので装置の小型化
を維持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係る無線機の構成ブロック
図、第２図および第３図は従来の無線機の構成ブロック
図である。 ３・・・プリエンファシス回路、２１・・・ディエンフ
ァシス回路、２３・・・バイパスフィルタ、２５・・・
ローパスフィルタ、 ３７ａ、３７ｂ・・・第１スイッチ、３９・・・第１バ
イパスライン、 ４１８．４１ｂ・・・第２スイッチ、４３・・・第２バ
イパスライン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送信回路のプリエンファシス回路の前後に第１スイッチ
   を設けると共に該プリエンファシス回路をバイパスする
   第１バイパスラインを設け、受信回路の少なくともディ
   エンファシス回路を含むフィルタ回路群の前後に第２ス
   イッチを設けると共に該フィルタ回路群をバイパスする
   第２バイパスラインを設け、 音声信号取扱時には前記第１スイッチをプリエンファシ
   ス回路に接続させると共に前記第２スイッチをフィルタ
   回路群に接続し、デジタル信号取扱時には前記第１スイ
   ッチを第１バイパスラインと接続させると共に前記第２
   スイッチを第２バイパスラインに接続させるスイッチ駆
   動部を設けることを特徴とする無線機。