JP3024196B2 - デュアルモード通信機の送受信回路 - Google Patents
デュアルモード通信機の送受信回路Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車電話システムの自動車電話機に適用
して好適なデュアルモード通信機の送受信回路に関す
る。
して好適なデュアルモード通信機の送受信回路に関す
る。
第１の本発明は、送受信アンテナと、送信回路と、受
信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周波信号
及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな分離フ
ィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及
び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデ
ュアルモード通信機の送受信回路において、送受信アン
テナ及び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定
接点が接続された第１のアナログ／デジタル切換えスイ
ッチと、分離フィルタ及び受信回路間にアナログ側固定
接点及び可動接点が接続された第２のアナログ／デジタ
ル切換えスイッチと、送信回路及び分離フィルタ間に可
動接点及びアナログ側固定接点が接続された第３のアナ
ログ／デジタル切換えスイッチと、送信側固定接点が第
３のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固
定接点に接続された送受信切換えスイッチと、第１のア
ナログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固定接点
及び送受信切換えスイッチの可動接点間に接続された送
受信切換えスイッチの切換えによるスプリアスの高域を
阻止する低挿入損失の阻止フィルタと、送受信切換えス
イッチの受信側固定接点及び第２のアナログ／デジタル
切換えスイッチのデジタル側固定接点間に接続された受
信高周波信号を通過させる通過フィルタとを有すること
により、デジタルモード時の電力消費が大幅に少なく成
るようにしたものである。
信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周波信号
及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな分離フ
ィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及
び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデ
ュアルモード通信機の送受信回路において、送受信アン
テナ及び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定
接点が接続された第１のアナログ／デジタル切換えスイ
ッチと、分離フィルタ及び受信回路間にアナログ側固定
接点及び可動接点が接続された第２のアナログ／デジタ
ル切換えスイッチと、送信回路及び分離フィルタ間に可
動接点及びアナログ側固定接点が接続された第３のアナ
ログ／デジタル切換えスイッチと、送信側固定接点が第
３のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固
定接点に接続された送受信切換えスイッチと、第１のア
ナログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固定接点
及び送受信切換えスイッチの可動接点間に接続された送
受信切換えスイッチの切換えによるスプリアスの高域を
阻止する低挿入損失の阻止フィルタと、送受信切換えス
イッチの受信側固定接点及び第２のアナログ／デジタル
切換えスイッチのデジタル側固定接点間に接続された受
信高周波信号を通過させる通過フィルタとを有すること
により、デジタルモード時の電力消費が大幅に少なく成
るようにしたものである。
第２の本発明は、送受信アンテナと、送信回路と、受
信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周波信号
及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな分離フ
ィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及
び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデ
ュアルモード通信機の送受信回路において、送信回路及
び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定接点が
接続されたアナログ／デジタル切換えスイッチと、送信
側固定接点がアナログ／デジタル切換えスイッチのデジ
タル側固定接点に接続されると共に、受信側固定接点が
分離フィルタに接続された送受信切換えスイッチと、送
受信アンテナ及び送受信切換えスイッチの可動接点間に
接続された送受信切換えスイッチの切換えによるスプリ
アスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタとを有
することにより、デジタルモード時の電力消費が少なく
成るようにしたものである。
信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周波信号
及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな分離フ
ィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及
び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデ
ュアルモード通信機の送受信回路において、送信回路及
び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定接点が
接続されたアナログ／デジタル切換えスイッチと、送信
側固定接点がアナログ／デジタル切換えスイッチのデジ
タル側固定接点に接続されると共に、受信側固定接点が
分離フィルタに接続された送受信切換えスイッチと、送
受信アンテナ及び送受信切換えスイッチの可動接点間に
接続された送受信切換えスイッチの切換えによるスプリ
アスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタとを有
することにより、デジタルモード時の電力消費が少なく
成るようにしたものである。
アメリカ合衆国では、デュアルモード（デジタル／ア
ナログモード）自動車電話システムが採用されている。
デジタルモード自動車電話システムは、TDMA（タイム・
ディビジョン・マルチプル・アクセス）方式が採用され
いる。
ナログモード）自動車電話システムが採用されている。
デジタルモード自動車電話システムは、TDMA（タイム・
ディビジョン・マルチプル・アクセス）方式が採用され
いる。
このTDMA方式を以下に説明する。１フレームが40msec
のチャンネルを複数設定し、その各フレームを６スロッ
ト（スロット１〜６）で構成する。各スロットは162シ
ンボル（＝324ビット）の長さを有する。最初のサービ
スでは、フル・レート・トラフィック・チャンネルとし
て、各フレームで等間隔で配置された２スロット（スロ
ット１及び４、スロット２及び５、スロット３及び６）
をトラフィック・チャンネルの１チャンネルとして用
い、既存の高周波１チャンネルに３チャンネルの多重を
行う。将来のサービスでは、ハーフ・レート・トラフィ
ック・チャンネルとして各フレーム内でいずれか１スロ
ットをトラフィック・チャンネルの１チャンネルとして
用い、高周波１チャンネルに６チャンネルの多重を行
う。
のチャンネルを複数設定し、その各フレームを６スロッ
ト（スロット１〜６）で構成する。各スロットは162シ
ンボル（＝324ビット）の長さを有する。最初のサービ
スでは、フル・レート・トラフィック・チャンネルとし
て、各フレームで等間隔で配置された２スロット（スロ
ット１及び４、スロット２及び５、スロット３及び６）
をトラフィック・チャンネルの１チャンネルとして用
い、既存の高周波１チャンネルに３チャンネルの多重を
行う。将来のサービスでは、ハーフ・レート・トラフィ
ック・チャンネルとして各フレーム内でいずれか１スロ
ットをトラフィック・チャンネルの１チャンネルとして
用い、高周波１チャンネルに６チャンネルの多重を行
う。
自動車電話機では、送受信のフレーム・タイミングは
１タイム・スロット＋44シンボルの間隔を基準値とし、
送信が受信に対して先行している。この基準の位置をス
タンダード・オフセット・リファレンスと称している。
自動車電話機の送信のタイミングはタイム・アライメン
トによって、その基準の位置より早められるように、基
地局によって制御され、基地局の受信において他のスロ
ットと衝突しないように調整される。
１タイム・スロット＋44シンボルの間隔を基準値とし、
送信が受信に対して先行している。この基準の位置をス
タンダード・オフセット・リファレンスと称している。
自動車電話機の送信のタイミングはタイム・アライメン
トによって、その基準の位置より早められるように、基
地局によって制御され、基地局の受信において他のスロ
ットと衝突しないように調整される。
しかして、例えば、自動車電話機Ａは、１フレームの
スロット１〜６において、基地局との間に、送信（スロ
ット１）、受信（スロット２）、アイドリング（スロッ
ト３）、送信（スロット４）、受信（スロット５）、ア
イドリング（スロット６）を行うと、自動車電話機Ｂ
は、自動車電話機Ａはに対し、１スロット時間遅れて、
同様のスロット１〜６の送受信及びアイドリングを行
い、自動車電話機Ｃは、自動車電話機Ｂに対し、更に１
スロット時間遅れて、同様のスロット１〜６の送受信及
びアイドリングを行ない、以下これが順次繰り換えされ
る。
スロット１〜６において、基地局との間に、送信（スロ
ット１）、受信（スロット２）、アイドリング（スロッ
ト３）、送信（スロット４）、受信（スロット５）、ア
イドリング（スロット６）を行うと、自動車電話機Ｂ
は、自動車電話機Ａはに対し、１スロット時間遅れて、
同様のスロット１〜６の送受信及びアイドリングを行
い、自動車電話機Ｃは、自動車電話機Ｂに対し、更に１
スロット時間遅れて、同様のスロット１〜６の送受信及
びアイドリングを行ない、以下これが順次繰り換えされ
る。
自動車電話機の基地局に対するスロットフォーマット
は、順次のガード・タイム、ランプ・タイム、データ、
シンク、データ、スロー・アソシエイテッド・コントロ
ール・チャンネル、コーデッド・デジタル・ベリフィケ
イション・カラー・コード及びデータから構成される。
は、順次のガード・タイム、ランプ・タイム、データ、
シンク、データ、スロー・アソシエイテッド・コントロ
ール・チャンネル、コーデッド・デジタル・ベリフィケ
イション・カラー・コード及びデータから構成される。
基地局の自動車電話機に対するスロットフォーマット
は、順次のシンク、スロー・アソシエイテッド・コント
ロール・チャンネル、データ、コーデッド・デジタル・
ベリフィケイション・カラー・コード、データ及び補助
領域から構成される。尚、データはユーザ・インフォメ
ーションに用いれる部分である。
は、順次のシンク、スロー・アソシエイテッド・コント
ロール・チャンネル、データ、コーデッド・デジタル・
ベリフィケイション・カラー・コード、データ及び補助
領域から構成される。尚、データはユーザ・インフォメ
ーションに用いれる部分である。
以上の説明から、デジタルモードの電話システムは、
送受信切換え方式であることが分かる。これに対し、ア
ナログモードの電話システムは、送受信同時方式であ
る。
送受信切換え方式であることが分かる。これに対し、ア
ナログモードの電話システムは、送受信同時方式であ
る。
又、搬送波周波数は、自動車電話機の送信用（基地局
の受信用）として824〜849MHzの周波数帯域が、自動車
電話機の受信用（基地局の送信用）として869〜894MHz
の周波数帯域が夫々割当られている。これらの各帯域
が、夫々30kHzの間隔で分割されて、高周波１チャンネ
ルが割当られている。
の受信用）として824〜849MHzの周波数帯域が、自動車
電話機の受信用（基地局の送信用）として869〜894MHz
の周波数帯域が夫々割当られている。これらの各帯域
が、夫々30kHzの間隔で分割されて、高周波１チャンネ
ルが割当られている。
以下に、第３図を参照して、アメリカ合衆国で行われ
ているデュアルモード自動車電話システムにおける自動
車電話機の送受信回路の従来例を説明する。
ているデュアルモード自動車電話システムにおける自動
車電話機の送受信回路の従来例を説明する。
送信回路（１）及び受信回路（２）が、デュプレクサ
（20）を介して、送受信アンテナ（３）に接続されてい
る。デュプレクサ（20）は、搬送波周波数が例えば880M
Hzの受信高周波信号を通過させるＱの高い受信側バンド
パスフィルタと、搬送波周波数が例えば835MHzの送信高
周波信号を通過させるＱの高い送信側バンドパスフィル
タとを備えた、誘電体フィルタである。このデュプレク
サ（20）の挿入損失の例としては、送信側で2.0dB、受
信側で2.7dB程度である。
（20）を介して、送受信アンテナ（３）に接続されてい
る。デュプレクサ（20）は、搬送波周波数が例えば880M
Hzの受信高周波信号を通過させるＱの高い受信側バンド
パスフィルタと、搬送波周波数が例えば835MHzの送信高
周波信号を通過させるＱの高い送信側バンドパスフィル
タとを備えた、誘電体フィルタである。このデュプレク
サ（20）の挿入損失の例としては、送信側で2.0dB、受
信側で2.7dB程度である。
送信回路（１）の構成を説明する。入力端子（28）か
らの被変調音声信号を、混合器（26）及び局部発振器
（27）から構成される周波数変換器（25）の混合回路
（26）に供給して周波数変換し、その周波数変換された
被変調音声信号をバンドパスフィルタ（20）を通じて高
周波電力増幅器（11）に供給して増幅し、その送信高周
波信号をサーキュレータ（11）及びデュプレクサ（20）
を通じて送受信アンテナ（３）に供給して送信する。
らの被変調音声信号を、混合器（26）及び局部発振器
（27）から構成される周波数変換器（25）の混合回路
（26）に供給して周波数変換し、その周波数変換された
被変調音声信号をバンドパスフィルタ（20）を通じて高
周波電力増幅器（11）に供給して増幅し、その送信高周
波信号をサーキュレータ（11）及びデュプレクサ（20）
を通じて送受信アンテナ（３）に供給して送信する。
受信回路（２）を説明する。デュプレクサ（20）から
の受信高周波信号を高周波増幅器（９）で増幅した後、
バンドパスフィルタ（８）を通じて、混合器（22）及び
局部発振器（23）から構成される周波数変換器（21）の
混合器（22）に供給して周波数変換し、出力端子（24）
にその周波数変換された被変調音声信号が出力される。
の受信高周波信号を高周波増幅器（９）で増幅した後、
バンドパスフィルタ（８）を通じて、混合器（22）及び
局部発振器（23）から構成される周波数変換器（21）の
混合器（22）に供給して周波数変換し、出力端子（24）
にその周波数変換された被変調音声信号が出力される。
かかる従来例の送受信回路は、デジタルモード時に、
送信高周波信号及び受信高周波信号が挿入損失の大きな
デュプレクサを通過するため、送信高周波信号を増幅す
る高周波増幅器の増幅率をそれだけ大きくする必要があ
り、又、受信高周波信号を増幅する高周波増幅器の増幅
率をそれだけ大きくする必要があり、このため、送受信
に要する電力が、このデュプレクサのある分だけ大きく
成ってしまう。
送信高周波信号及び受信高周波信号が挿入損失の大きな
デュプレクサを通過するため、送信高周波信号を増幅す
る高周波増幅器の増幅率をそれだけ大きくする必要があ
り、又、受信高周波信号を増幅する高周波増幅器の増幅
率をそれだけ大きくする必要があり、このため、送受信
に要する電力が、このデュプレクサのある分だけ大きく
成ってしまう。
かかる点に鑑み、本発明は、デジタルモード時は送受
信非同時方式で、アナログモード時は送受信同時方式の
デュアルモード通信機の送受信回路において、デジタル
モードのときの消費電力を少なくすることのできるもの
を提案しようとするものである。
信非同時方式で、アナログモード時は送受信同時方式の
デュアルモード通信機の送受信回路において、デジタル
モードのときの消費電力を少なくすることのできるもの
を提案しようとするものである。
第１の本発明は、送受信アンテナ（３）と、送信回路
（１）と、受信回路（２）と、送受信アンテナ（３）並
びに送信回路（１）及び受信回路（２）間に設けられ、
搬送波周波数を異にする送信高周波信号及び受信高周波
信号を分離する挿入損失の大きな分離フィルタ（5,6）
とを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及び送受
信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデュアル
モード通信機の送受信回路において、送受信アンテナ
（３）及び分離フィルタ（5,6）間に可動接点ｍ及びア
ナログ側固定接点ａが接続された第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチ（14）と、分離フィルタ（5,6）及
び受信回路（２）間にアナログ側固定接点ａ及び可動接
点ｍが接続された第２のアナログ／デジタル切換えスイ
ッチ（15）と、送信回路（１）及び分離フィルタ（5,
6）間に可動接点ｍ及びアナログ側固定接点ａが接続さ
れた第３のアナログ／デジタル切換えスイッチ（16）
と、送信側固定接点ｔが第３のアナログ／デジタル切換
えスイッチ（16）のデジタル側固定接点ｄに接続された
送受信切換えスイッチ（17）と、第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチ（14）のデジタル側固定接点ｄ及び
送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍ間に接続され
た送受信切換えスイッチ（17）の切換えによるスプリア
スの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタ（４）
と、送受信切換えスイッチ（17）の受信側固定接点ｒ及
び第２のアナログ／デジタル切換えスイッチ（15）のデ
ジタル側固定接点ｄ間に接続された受信高周波信号を通
過させる低挿入損失の通過フィルタ（７）とを有するも
のである。
（１）と、受信回路（２）と、送受信アンテナ（３）並
びに送信回路（１）及び受信回路（２）間に設けられ、
搬送波周波数を異にする送信高周波信号及び受信高周波
信号を分離する挿入損失の大きな分離フィルタ（5,6）
とを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及び送受
信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデュアル
モード通信機の送受信回路において、送受信アンテナ
（３）及び分離フィルタ（5,6）間に可動接点ｍ及びア
ナログ側固定接点ａが接続された第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチ（14）と、分離フィルタ（5,6）及
び受信回路（２）間にアナログ側固定接点ａ及び可動接
点ｍが接続された第２のアナログ／デジタル切換えスイ
ッチ（15）と、送信回路（１）及び分離フィルタ（5,
6）間に可動接点ｍ及びアナログ側固定接点ａが接続さ
れた第３のアナログ／デジタル切換えスイッチ（16）
と、送信側固定接点ｔが第３のアナログ／デジタル切換
えスイッチ（16）のデジタル側固定接点ｄに接続された
送受信切換えスイッチ（17）と、第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチ（14）のデジタル側固定接点ｄ及び
送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍ間に接続され
た送受信切換えスイッチ（17）の切換えによるスプリア
スの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタ（４）
と、送受信切換えスイッチ（17）の受信側固定接点ｒ及
び第２のアナログ／デジタル切換えスイッチ（15）のデ
ジタル側固定接点ｄ間に接続された受信高周波信号を通
過させる低挿入損失の通過フィルタ（７）とを有するも
のである。
第２の本発明は、送受信アンテナ（３）と、送信回路
（１）と、受信回路（２）と、送受信アンテナ（３）並
びに送信回路（１）及び受信回路（２）間に設けられ、
搬送波周波数を異にする送信高周波信号及び受信高周波
信号を分離する挿入損失の大きな分離フィルタ（5,6）
とを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及び送受
信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデュアル
モード通信機の送受信回路において、送信回路（１）及
び分離フィルタ（5,6）間に可動接点ｍ及びアナログ側
固定接点ａが接続されたアナログ／デジタル切換えスイ
ッチ（16）と、送信側固定接点ｔがアナログ／デジタル
切換えスイッチ（16）のデジタル側固定接点ｄに接続さ
れると共に、受信側固定接点ｒが分離フィルタ（5,6）
に接続された送受信切換えスイッチ（17）と、送受信ア
ンテナ（３）及び送受信切換えスイッチ（17）の可動接
点ｍ間に接続された送受信切換えスイッチ（17）の切換
えによるスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止
フィルタ（４）とを有するものである。
（１）と、受信回路（２）と、送受信アンテナ（３）並
びに送信回路（１）及び受信回路（２）間に設けられ、
搬送波周波数を異にする送信高周波信号及び受信高周波
信号を分離する挿入損失の大きな分離フィルタ（5,6）
とを有し、送受信切換え方式のデジタルモード及び送受
信同時方式のアナログモードで送受信の可能なデュアル
モード通信機の送受信回路において、送信回路（１）及
び分離フィルタ（5,6）間に可動接点ｍ及びアナログ側
固定接点ａが接続されたアナログ／デジタル切換えスイ
ッチ（16）と、送信側固定接点ｔがアナログ／デジタル
切換えスイッチ（16）のデジタル側固定接点ｄに接続さ
れると共に、受信側固定接点ｒが分離フィルタ（5,6）
に接続された送受信切換えスイッチ（17）と、送受信ア
ンテナ（３）及び送受信切換えスイッチ（17）の可動接
点ｍ間に接続された送受信切換えスイッチ（17）の切換
えによるスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止
フィルタ（４）とを有するものである。
上述せる第１の本発明によれば、デジタルモード時
に、送信高周波信号及び受信高周波信号共、挿入損失の
大きな分離フィルタ（5,6）を通過することがなく、送
信高周波信号及び受信高周波信号は夫々低挿入損失の阻
止フィルタ（４）を通過すると共に、受信高周波信号が
低挿入損失の通過フィルタ（７）を通過するので、送受
信アンテナ（３）によって受信された受信高周波信号の
減衰は少なくて済むので、それだけ高周波増幅器（９）
の増幅率は小さくて済み、送信高周波信号は高周波増幅
器（12）によってそれほど大きく増幅しなくても良いの
で、それだけ高周波増幅器（12）の増幅率は小さくて済
む。よって、デジタルモード時における消費電力は、送
信時及び受信時共小さくて済む。従って、デジタルモー
ド時の全体の全体の消費電力は、従来例に比べて大幅に
小さく成る。
に、送信高周波信号及び受信高周波信号共、挿入損失の
大きな分離フィルタ（5,6）を通過することがなく、送
信高周波信号及び受信高周波信号は夫々低挿入損失の阻
止フィルタ（４）を通過すると共に、受信高周波信号が
低挿入損失の通過フィルタ（７）を通過するので、送受
信アンテナ（３）によって受信された受信高周波信号の
減衰は少なくて済むので、それだけ高周波増幅器（９）
の増幅率は小さくて済み、送信高周波信号は高周波増幅
器（12）によってそれほど大きく増幅しなくても良いの
で、それだけ高周波増幅器（12）の増幅率は小さくて済
む。よって、デジタルモード時における消費電力は、送
信時及び受信時共小さくて済む。従って、デジタルモー
ド時の全体の全体の消費電力は、従来例に比べて大幅に
小さく成る。
上述せる第２の本発明によれば、デジタルモード時に
受信高周波信号が挿入損失の大きな分離フィルタ（5,
6）を通過するので、受信時は必要な消費電力が大きく
成るが、送信高周波信号は挿入損失の大きな分離フィル
タ（5,6）を通過せず、低挿入損失の阻止フィルタ
（４）を通過するので、送信高周波信号は高周波増幅器
（12）によってそれほど大きく増幅しなくても良いの
で、それだけ高周波増幅器（12）の増幅率は小さくて済
む。従って、デジタルモード時の全体の全体の消費電力
は、従来例に比べて小さく成る。
受信高周波信号が挿入損失の大きな分離フィルタ（5,
6）を通過するので、受信時は必要な消費電力が大きく
成るが、送信高周波信号は挿入損失の大きな分離フィル
タ（5,6）を通過せず、低挿入損失の阻止フィルタ
（４）を通過するので、送信高周波信号は高周波増幅器
（12）によってそれほど大きく増幅しなくても良いの
で、それだけ高周波増幅器（12）の増幅率は小さくて済
む。従って、デジタルモード時の全体の全体の消費電力
は、従来例に比べて小さく成る。
以下に、第１図を参照して、本発明を、従来例と同様
のアメリカ合衆国で行われているデュアルモード自動車
電話システムにおける自動車電話機に適用した場合の実
施例（１）を説明する。尚、第１図において、第３図と
対応する部分には、同一符号を付す。
のアメリカ合衆国で行われているデュアルモード自動車
電話システムにおける自動車電話機に適用した場合の実
施例（１）を説明する。尚、第１図において、第３図と
対応する部分には、同一符号を付す。
（14）、（15）、（16）は、夫々アナログモード／デ
ジタルモード（A/D）切換えスイッチで、夫々可動接点
ｍ並びにアナログモード固定接点ａ及びデジタルモード
固定接点ｄを有する。
ジタルモード（A/D）切換えスイッチで、夫々可動接点
ｍ並びにアナログモード固定接点ａ及びデジタルモード
固定接点ｄを有する。
（17）は送受信切換えスイッチで、可動接点ｍ並びに
送信側固定接点ｔ及び受信側固定接点ｒを有する。
送信側固定接点ｔ及び受信側固定接点ｒを有する。
送信アンテナ（３）が、A/D切換えスイッチ（14）の
可動接点ｍに接続される。A/D切換えスイッチ（15）の
可動接点ｍが、受信回路（２）の高周波増幅器（９）に
接続される。高周波増幅器（９）の出力端子がバンドパ
スフィルタ（８）に接続され、出力端子（10）に受信高
周波信号が出力されるように成される。
可動接点ｍに接続される。A/D切換えスイッチ（15）の
可動接点ｍが、受信回路（２）の高周波増幅器（９）に
接続される。高周波増幅器（９）の出力端子がバンドパ
スフィルタ（８）に接続され、出力端子（10）に受信高
周波信号が出力されるように成される。
入力端子（13）からの送信高周波信号が高周波増幅器
（12）及びサーキュレータ（11）を通じて、A/D切換え
スイッチ（16）の可動接点ｍに供給されるように成され
る。
（12）及びサーキュレータ（11）を通じて、A/D切換え
スイッチ（16）の可動接点ｍに供給されるように成され
る。
（５）は、アナログモード時に、搬送波周波数が例え
ば880MHzの受信高周波信号を通過させる誘電体バンドパ
スフィルタ、（６）は、同じくアナログモード時に、搬
送波周波数が例えば835MHzの送信高周波信号を通過させ
る誘電体バンドパスフィルタで、その挿入損失は夫々２
〜3dBと大きい。
ば880MHzの受信高周波信号を通過させる誘電体バンドパ
スフィルタ、（６）は、同じくアナログモード時に、搬
送波周波数が例えば835MHzの送信高周波信号を通過させ
る誘電体バンドパスフィルタで、その挿入損失は夫々２
〜3dBと大きい。
そして、A/D切換えスイッチ（14）の固定接点ａが、
バンドパスフィルタ（５）を通じてA/D切換えスイッチ
（15）の固定接点ａに接続され、A/D切換えスイッチ（1
6）の固定接点ａが、バンドパスフィルタ（６）を通じ
て、A/D切換えスイッチ（14）の固定接点ａに接続され
ている。
バンドパスフィルタ（５）を通じてA/D切換えスイッチ
（15）の固定接点ａに接続され、A/D切換えスイッチ（1
6）の固定接点ａが、バンドパスフィルタ（６）を通じ
て、A/D切換えスイッチ（14）の固定接点ａに接続され
ている。
送受信切換えスイッチ（17）の固定接点ｒが、デジタ
ルモードの受信時の搬送波周波数が880MHzの受信高周波
信号を通過させる低挿入損失のバンドパスフィルタ
（７）を通じて、A/D切換えスイッチ（15）の固定接点
ｄに接続され、A/D切換えスイッチ（16）の固定接点ｄ
が、送受信切換えスイッチ（17）の固定接点ｔに接続さ
れ、送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍが、その
スイッチ（17）の切換えにより発生するスプリアスの高
域をカットする、即ち、夫々搬送波周波数が835MHz及び
880MHzの送信及び受信高周波信号を共に通過させる双方
向のローパスフィルタ（４）を通じて、A/D切換えスイ
ッチ（14）の固定接点ｄに接続される。
ルモードの受信時の搬送波周波数が880MHzの受信高周波
信号を通過させる低挿入損失のバンドパスフィルタ
（７）を通じて、A/D切換えスイッチ（15）の固定接点
ｄに接続され、A/D切換えスイッチ（16）の固定接点ｄ
が、送受信切換えスイッチ（17）の固定接点ｔに接続さ
れ、送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍが、その
スイッチ（17）の切換えにより発生するスプリアスの高
域をカットする、即ち、夫々搬送波周波数が835MHz及び
880MHzの送信及び受信高周波信号を共に通過させる双方
向のローパスフィルタ（４）を通じて、A/D切換えスイ
ッチ（14）の固定接点ｄに接続される。
アナログモード時は、A/D切換えスイッチ（14）、（1
5）、（16）の各可動接点ｍが、共にアナログモード固
定接点ａに切換えられる。そして、送信及び受信は同時
運用である。従って、このアナログモード時は、バンド
パスフィルタ（５）、（６）を第３図の従来例のデュプ
レクサ（20）に置き換えれば、その従来例と同じ回路構
成と成る。
5）、（16）の各可動接点ｍが、共にアナログモード固
定接点ａに切換えられる。そして、送信及び受信は同時
運用である。従って、このアナログモード時は、バンド
パスフィルタ（５）、（６）を第３図の従来例のデュプ
レクサ（20）に置き換えれば、その従来例と同じ回路構
成と成る。
デジタルモード時は、A/D切換えスイッチ（14）、（1
5）、（16）の各可動接点ｍが、共にデジタルモード固
定接点ｄに切換えられる。そして、送受信に応じて、送
受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍが、送信側固定
接点ｔ及び受信側固定接点ｒに切換えられる。
5）、（16）の各可動接点ｍが、共にデジタルモード固
定接点ｄに切換えられる。そして、送受信に応じて、送
受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍが、送信側固定
接点ｔ及び受信側固定接点ｒに切換えられる。
そして、送信高周波信号及び受信高周波信号共、挿入
損失の大きな誘電体バンドパスフィルタ（５）、（６）
を通過することがなく、送信高周波信号及び受信高周波
信号が通過するローパスフィルタ（４）及び受信高周波
信号が通過するバンドパスフィルタ（７）の挿入損失は
いずれも小さいので、送受信アンテナ（３）によって受
信された受信高周波信号の減衰は少なくて済むので、そ
れだけ高周波増幅器（９）の増幅率は小さくて済み、送
信高周波信号は高周波増幅器（12）によってそれほど大
きく増幅しなくても良いので、それだけ高周波増幅器
（12）の増幅率は小さくて済む。従って、デジタルモー
ド時における消費電力は、送信時及び受信時共小さくて
済む。従って、デジタルモード時の全体の全体の消費電
力は、従来例に比べて大幅に小さく成る。
損失の大きな誘電体バンドパスフィルタ（５）、（６）
を通過することがなく、送信高周波信号及び受信高周波
信号が通過するローパスフィルタ（４）及び受信高周波
信号が通過するバンドパスフィルタ（７）の挿入損失は
いずれも小さいので、送受信アンテナ（３）によって受
信された受信高周波信号の減衰は少なくて済むので、そ
れだけ高周波増幅器（９）の増幅率は小さくて済み、送
信高周波信号は高周波増幅器（12）によってそれほど大
きく増幅しなくても良いので、それだけ高周波増幅器
（12）の増幅率は小さくて済む。従って、デジタルモー
ド時における消費電力は、送信時及び受信時共小さくて
済む。従って、デジタルモード時の全体の全体の消費電
力は、従来例に比べて大幅に小さく成る。
次に、第２図を参照して、本発明の実施例（２）を説
明する。この実施例（２）は実施例（１）に対し構成の
簡単化を図ったもので、この実施例（２）では、実施例
（１）におけるA/D切換えスイッチ（14）、（15）及び
バンドパスフィルタ（７）を省略したものである。尚、
第２図において、第１図と対応する部分には同一符号を
付して、重複説明は省略する。
明する。この実施例（２）は実施例（１）に対し構成の
簡単化を図ったもので、この実施例（２）では、実施例
（１）におけるA/D切換えスイッチ（14）、（15）及び
バンドパスフィルタ（７）を省略したものである。尚、
第２図において、第１図と対応する部分には同一符号を
付して、重複説明は省略する。
送受信アンテナ（３）をローパスフィルタ（４）を通
じて、送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍに接続
する。A/D切換えスイッチ（16）のデジタルモード固定
接点ｄを、送受信切換えスイッチ（17）の送信側固定接
点ｔに直接接続する。バンドパスフィルタ（５）の出力
側を、受信回路（２）の高周波増幅器（９）に直接接続
する。その他の構成は第１図と同様である。
じて、送受信切換えスイッチ（17）の可動接点ｍに接続
する。A/D切換えスイッチ（16）のデジタルモード固定
接点ｄを、送受信切換えスイッチ（17）の送信側固定接
点ｔに直接接続する。バンドパスフィルタ（５）の出力
側を、受信回路（２）の高周波増幅器（９）に直接接続
する。その他の構成は第１図と同様である。
この実施例では、デジタルモード時に受信高周波信号
が挿入損失の大きな誘電体バンドパスフィルタ（５）を
通過するので、受信時は必要な消費電力が大きく成る
が、送信時は第１図と同様に小さくて済む。従って、デ
ジタルモード時の全体の全体の消費電力は、従来例に比
べて小さく成る。
が挿入損失の大きな誘電体バンドパスフィルタ（５）を
通過するので、受信時は必要な消費電力が大きく成る
が、送信時は第１図と同様に小さくて済む。従って、デ
ジタルモード時の全体の全体の消費電力は、従来例に比
べて小さく成る。
上述せる第１の本発明によれば、送受信アンテナと、
送信回路と、受信回路と、送受信アンテナ並びに送信回
路及び受信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする
送信高周波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失
の大きな分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデ
ジタルモード及び送受信同時方式のアナログモードで送
受信の可能なデュアルモード通信機の送受信回路におい
て、送受信アンテナ及び分離フィルタ間に可動接点及び
アナログ側固定接点が接続された第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチと、分離フィルタ及び受信回路間に
アナログ側固定接点及び可動接点が接続された第２のア
ナログ／デジタル切換えスイッチと、送信回路及び分離
フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定接点が接続さ
れた第３のアナログ／デジタル切換えスイッチと、送信
側固定接点が第３のアナログ／デジタル切換えスイッチ
のデジタル側固定接点に接続された送受信切換えスイッ
チと、第１のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジ
タル側固定接点及び送受信切換えスイッチの可動接点間
に接続された送受信切換えスイッチの切換えによるスプ
リアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタと、
送受信切換えスイッチの受信側固定接点及び第２のアナ
ログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固定接点間
に接続された受信高周波信号を通過させる通過フィルタ
とを有するので、デジタルモード時の電力消費を大幅に
少なくすることができる。
送信回路と、受信回路と、送受信アンテナ並びに送信回
路及び受信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする
送信高周波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失
の大きな分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデ
ジタルモード及び送受信同時方式のアナログモードで送
受信の可能なデュアルモード通信機の送受信回路におい
て、送受信アンテナ及び分離フィルタ間に可動接点及び
アナログ側固定接点が接続された第１のアナログ／デジ
タル切換えスイッチと、分離フィルタ及び受信回路間に
アナログ側固定接点及び可動接点が接続された第２のア
ナログ／デジタル切換えスイッチと、送信回路及び分離
フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定接点が接続さ
れた第３のアナログ／デジタル切換えスイッチと、送信
側固定接点が第３のアナログ／デジタル切換えスイッチ
のデジタル側固定接点に接続された送受信切換えスイッ
チと、第１のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジ
タル側固定接点及び送受信切換えスイッチの可動接点間
に接続された送受信切換えスイッチの切換えによるスプ
リアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィルタと、
送受信切換えスイッチの受信側固定接点及び第２のアナ
ログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固定接点間
に接続された受信高周波信号を通過させる通過フィルタ
とを有するので、デジタルモード時の電力消費を大幅に
少なくすることができる。
第２の本発明によれば、送受信アンテナと、送信回路
と、受信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受
信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周
波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな
分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモ
ード及び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可
能なデュアルモード通信機の送受信回路において、送信
回路及び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定
接点が接続されたアナログ／デジタル切換えスイッチ
と、送信側固定接点がアナログ／デジタル切換えスイッ
チのデジタル側固定接点に接続されると共に、受信側固
定接点が分離フィルタに接続された送受信切換えスイッ
チと、送受信アンテナ及び送受信切換えスイッチの可動
接点間に接続された送受信切換えスイッチの切換えによ
るスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィル
タとを有するので、デジタルモード時の電力消費を少な
くすることができる。
と、受信回路と、送受信アンテナ並びに送信回路及び受
信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周
波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな
分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモ
ード及び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可
能なデュアルモード通信機の送受信回路において、送信
回路及び分離フィルタ間に可動接点及びアナログ側固定
接点が接続されたアナログ／デジタル切換えスイッチ
と、送信側固定接点がアナログ／デジタル切換えスイッ
チのデジタル側固定接点に接続されると共に、受信側固
定接点が分離フィルタに接続された送受信切換えスイッ
チと、送受信アンテナ及び送受信切換えスイッチの可動
接点間に接続された送受信切換えスイッチの切換えによ
るスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィル
タとを有するので、デジタルモード時の電力消費を少な
くすることができる。
第１図及び第２図は夫々本発明の実施例（１）、（２）
のを示すブロック線図、第３図は従来例を示すブロック
線図である。 （１）は送信回路、（２）は受信回路、（３）は送受信
アンテナ、（４）はローパスフィルタ、（５）、（６）
は夫々バンドパスフィルタ、（７）はバンドパスフィル
タ、（８）はバンドパスフィルタ、（９）は高周波増幅
器、（11）はサーキュレータ、（12）は高周波増幅器、
（14）、（15）、（16）は夫々A/D切換えスイッチ、（1
7）は送受信切換えスイッチである。
のを示すブロック線図、第３図は従来例を示すブロック
線図である。 （１）は送信回路、（２）は受信回路、（３）は送受信
アンテナ、（４）はローパスフィルタ、（５）、（６）
は夫々バンドパスフィルタ、（７）はバンドパスフィル
タ、（８）はバンドパスフィルタ、（９）は高周波増幅
器、（11）はサーキュレータ、（12）は高周波増幅器、
（14）、（15）、（16）は夫々A/D切換えスイッチ、（1
7）は送受信切換えスイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/50 H04B 7/26
Claims (2)
- 【請求項１】送受信アンテナと、送信回路と、受信回路
と、上記送受信アンテナ並びに上記送信回路及び上記受
信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周
波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな
分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモ
ード及び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可
能なデュアルモード通信機の送受信回路において、 上記送受信アンテナ及び上記分離フィルタ間に可動接点
及びアナログ側固定接点が接続された第１のアナログ／
デジタル切換えスイッチと、 上記分離フィルタ及び上記受信回路間にアナログ側固定
接点及び可動接点が接続された第２のアナログ／デジタ
ル切換えスイッチと、 上記送信回路及び上記分離フィルタ間に可動接点及びア
ナログ側固定接点が接続された第３のアナログ／デジタ
ル切換えスイッチと、 送信側固定接点が上記第３のアナログ／デジタル切換え
スイッチのデジタル側固定接点に接続された送受信切換
えスイッチと、 上記第１のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジタ
ル側固定接点及び上記送受信切換えスイッチの可動接点
間に接続された上記送受信切換えスイッチの切換えによ
るスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止フィル
タと、 上記送受信切換えスイッチの受信側固定接点及び上記第
２のアナログ／デジタル切換えスイッチのデジタル側固
定接点間に接続された受信高周波信号を通過させる低挿
入損失の通過フィルタとを有することを特徴とするデュ
アルモード通信機の送受信回路。 - 【請求項２】送受信アンテナと、送信回路と、受信回路
と、上記送受信アンテナ並びに上記送信回路及び上記受
信回路間に設けられ、搬送波周波数を異にする送信高周
波信号及び受信高周波信号を分離する挿入損失の大きな
分離フィルタとを有し、送受信切換え方式のデジタルモ
ード及び送受信同時方式のアナログモードで送受信の可
能なデュアルモード通信機の送受信回路において、 上記送信回路及び上記分離フィルタ間に可動接点及びア
ナログ側固定接点が接続されたアナログ／デジタル切換
えスイッチと、 送信側固定接点が上記アナログ／デジタル切換えスイッ
チのデジタル側固定接点に接続されると共に、受信側固
定接点が上記分離フィルタに接続された送受信切換えス
イッチと、 上記送受信アンテナ及び上記送受信切換えスイッチの可
動接点間に接続された上記送受信切換えスイッチの切換
えによるスプリアスの高域を阻止する低挿入損失の阻止
フィルタとを有することを特徴とするデュアルモード通
信機の送受信回路。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279695A JP3024196B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | デュアルモード通信機の送受信回路 |
| US07/774,837 US5276914A (en) | 1990-10-18 | 1991-10-11 | Dual-mode transceiver that switches out a large insertion loss filter during transmission |
| EP91309682A EP0481825B1 (en) | 1990-10-18 | 1991-10-18 | Antenna switching apparatus for a dual-mode transceiver |
| DE69117424T DE69117424T2 (de) | 1990-10-18 | 1991-10-18 | Antennenumschaltanordnung für einen Sende-Empfänger mit zwei Betriebsarten |
| SG9606974A SG85074A1 (en) | 1990-10-18 | 1991-10-18 | Antenna switching apparatus for a dual mode transreceiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279695A JP3024196B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | デュアルモード通信機の送受信回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154322A JPH04154322A (ja) | 1992-05-27 |
| JP3024196B2 true JP3024196B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17614588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2279695A Expired - Fee Related JP3024196B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | デュアルモード通信機の送受信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3024196B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4879083B2 (ja) * | 2007-05-07 | 2012-02-15 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 漏洩電力低減装置および低減方法 |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP2279695A patent/JP3024196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04154322A (ja) | 1992-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |