JPH1141120A - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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JPH1141120A
JPH1141120A JP18960997A JP18960997A JPH1141120A JP H1141120 A JPH1141120 A JP H1141120A JP 18960997 A JP18960997 A JP 18960997A JP 18960997 A JP18960997 A JP 18960997A JP H1141120 A JPH1141120 A JP H1141120A
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band
power amplifier
pass filter
switch
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Taiji Akizuki
月 泰 司 秋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、パワーアンプの後の送信帯域外のス
プリアスをアンテナ共用器のフィルタを用いて除去して
いたため、装置の小型化に限界があった。 【解決手段】 CPU19の制御による出力信号の周波
数によって通過するバンドパスフィルタ13または14
を変えることにより、送信帯域内のスプリアスをパワー
アンプ15の入力前で除去することができ、パワーアン
プ15に入力する送信出力と送信帯域内のノイズ成分に
よりパワーアンプ15の出力に生じるIM成分である送
信帯域外のスプリアスを除去することができる。このた
め、従来のフィルタを備えたアンテナ共用器の代わりに
アンテナスイッチ16を用いることにより、送信装置を
小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ携帯電
話、デジタル携帯電話等の移動体通信における送信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話の普及はめざましいもの
があるが、他の携帯電話との干渉を抑えるためにはキャ
リア成分以外のスプリアスを除去する必要があり、従来
の送信装置においても、このようなスプリアスを除去す
る手段を備えている。
【0003】図3は従来のこの種の送信装置の構成を示
している。図3において、変調部1の出力は、バンドパ
スフィルタ2により送信帯域外のスプリアスが除去さ
れ、パワーアンプ3に入力される。パワーアンプ3で増
幅した出力は、アンテナ共用器4を経由して再度送信帯
域外のスプリアスを除去し、アンテナ5から自由空間に
放出される。変調部1から出力される送信信号の周波数
は、CPU6で制御される。またアンテナ5から受信し
た信号は、アンテナ共用器4から受信部7へ出力され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の送信装置では、パワーアンプ3の後の送信帯域外の
スプリアスをアンテナ共用器4にフィルタを挿入するこ
とで除去するため、送信装置の小型化することができな
かった。すなわち、アンテナ共用器4のフィルタをなく
して小型化を図ろうとすると、パワーアンプ3の出力に
IM成分である送信帯域外のスプリアスが生じ、これが
アンテナ共用器4を通過してアンテナ5から自由空間に
放出されるため、アンテナ共用器4のフィルタをなくす
ことができず、小型化するには限界があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、小型化が可能な送信装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、変調部の出力信号の周波数ごとに異なる
帯域のバンドパスフィルタを通過する2つの経路を作
り、パワーアンプ出力における送信帯域内のノイズから
生じるIM成分による送信帯域外のスプリアスを減衰さ
せるようにしたものである。これにより、アンテナ共用
器のフィルタをなくしてスイッチ化することができ、送
信装置の小型化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送信信号を変調する変調部と、キャリア成分以外の
スプリアスを除去する第1および第2のバンドパスフィ
ルタと、前記バンドパスフィルタの出力を増幅するパワ
ーアンプと、前記パワーアンプの出力をアンテナに接続
するスイッチを備えた送信装置において、前記変調部か
ら出力する信号の周波数に応じて前記第1のバンドパス
フィルタを経由する第1の経路と第2のバンドパスフィ
ルタを経由する第2の経路とを選択的に切り換えるスイ
ッチ手段と、前記スイッチ手段のタイミングを制御する
制御手段とを備えた送信装置であり、パワーアンプの出
力における送信帯域外のスプリアスを減衰させることに
より、アンテナ共用器のフィルタをなくしてスイッチ化
することができ、送信装置の小型化を図ることができ
る。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、送信信
号を変調する変調部と、キャリア成分以外のスプリアス
を除去する第1および第2のバンドパスフィルタと、前
記バンドパスフィルタの出力を増幅するパワーアンプ
と、前記パワーアンプの出力をアンテナに接続するスイ
ッチを備えた送信装置において、前記変調部から出力す
る信号の周波数に応じて前記第1のバンドパスフィルタ
および第2のバンドパスフィルタを経由する第1の経路
と前記第2のバンドパスフィルタのみを経由する第2の
経路とを選択的に切り換えるスイッチ手段と、前記スイ
ッチ手段のタイミングを制御する制御手段とを備えた送
信装置であり、パワーアンプの出力における送信帯域外
のスプリアスを減衰させることにより、アンテナ共用器
のフィルタをなくしてスイッチ化することができ、送信
装置の小型化を図ることができる。
【0009】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態における送信装置の構成を示すものである。図
1において、11は送信信号を変調する変調部、12は
変調部11の後の経路を決めるスイッチ、13、14は
キャリア成分以外のスプリアスを除去する第1および第
2のバンドパスフィルタ、15はバンドパスフィルタ1
3、14の出力を増幅するパワーアンプ、16はパワー
アンプ15の出力をアンテナ17と受信部18に選択的
に接続するアンテナスイッチ、19は変調部11から出
力する信号の周波数制御を行うとともに、変調部11か
ら出力する信号の周波数に合わせてスイッチ12を切り
換える制御部であり、切り換えるタイミングをカウント
するタイマー回路を備えている。
【0010】次に上記実施の形態における動作について
説明する。CPU19により指定された周波数の信号が
変調部11から出力され、その出力信号の周波数によっ
てスイッチ12がCPU19により切り換えられ、バン
ドパスフィルタ13を通る第1の経路か、またはバンド
パスフィルタ14を通る第2の経路のいずれかを選択
し、送信帯域以外のスプリアスを除去する。バンドパス
フィルタ13または14を通過した信号は、パワーアン
プ15により増幅され、スイッチ16によりアンテナ1
7を通じて自由空間に放出される。
【0011】このように、本実施の形態1によれば、C
PU19の制御による出力信号の周波数によって通過す
るバンドパスフィルタ13または14を変えることによ
り、送信帯域内のスプリアスをパワーアンプ15の入力
前で除去することができ、パワーアンプ15に入力する
送信出力と送信帯域内のノイズ成分によりパワーアンプ
15の出力に生じるIM成分である送信帯域外のスプリ
アスを除去することができる。このため、フィルタを備
えたアンテナ共用器の代わりにアンテナスイッチ16を
用いることにより、送信装置を小型化することができ
る。
【0012】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態における送信装置の構成を示すものである。図
2において、21は送信信号を変調する変調部、22は
変調部21の後の経路を決めるスイッチ、23はキャリ
ア成分以外のスプリアスを除去する第1のバンドパスフ
ィルタ、24は送信帯域を制限する第2のバンドパスフ
ィルタ、25はバンドパスフィルタ23、24の出力を
増幅するパワーアンプ、26はパワーアンプ25の出力
をアンテナ27と受信部28に選択的に接続するアンテ
ナスイッチ、29は変調部21から出力する信号の周波
数制御を行うとともに、変調部21から出力する信号の
周波数に合わせてスイッチ22を切り換える制御部であ
り、切り換えるタイミングをカウントするタイマー回路
を備えている。
【0013】次に上記実施の形態における動作について
説明する。本実施の形態が上記第1の実施の形態と異な
るのは、スイッチ22によりバンドパスフィルタ23を
通る経路と通らない経路とに経路を選択することであ
る。CPU29により指定された周波数の信号が変調部
21から出力され、その出力信号の周波数によってスイ
ッチ22がCPU29により切り換えられ、バンドパス
フィルタ23および24を通る第1の経路か、またはバ
ンドパスフィルタ24のみを通る第2の経路のいずれか
を選択し、バンドパスフィルタ23を通る第1の経路を
選択した場合にのみ、送信帯域以外のスプリアスを除去
する。バンドパスフィルタ24を通過した信号は、パワ
ーアンプ25により増幅され、スイッチ26によりアン
テナ27を通じて自由空間に放出される。
【0014】このように、本実施の形態2によれば、C
PU29の制御による出力信号の周波数によって第1の
バンドパスフィルタ23を通る第1の経路を選択するこ
とにより、送信帯域内のスプリアスをパワーアンプ25
の入力前で除去することができ、パワーアンプ25に入
力する送信出力と送信帯域内のノイズ成分によりパワー
アンプ25の出力に生じるIM成分である送信帯域外の
スプリアスを除去することができる。このため、フィル
タを備えたアンテナ共用器の代わりにアンテナスイッチ
26を用いることにより、送信装置を小型化することが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、通過するバンドパスフィルタの経路を送信信号
の周波数ごとに変更することにより、送信帯域内のノイ
ズ成分によりパワーアンプ出力に生じるIM成分である
送信帯域外のスプリアスを除去することができ、アンテ
ナ共用器のフィルタをなくしてスイッチ化することによ
り、送信装置を小型化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における送信装置の
構成を示すブロック図
【図3】従来例における送信装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
11、21 変調部 12、22 スイッチ 13、14、23、24 バンドパスフィルタ 15、25 パワーパンプ 16、26 アンテナスイッチ 17、27 アンテナ 18、28 受信部 19、29 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を変調する変調部と、キャリア
    成分以外のスプリアスを除去する第1および第2のバン
    ドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力を増
    幅するパワーアンプと、前記パワーアンプの出力をアン
    テナに接続するスイッチを備えた送信装置において、前
    記変調部から出力する信号の周波数に応じて前記第1の
    バンドパスフィルタを経由する第1の経路と第2のバン
    ドパスフィルタを経由する第2の経路とを選択的に切り
    換えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段のタイミング
    を制御する制御手段とを備えた送信装置。
  2. 【請求項2】 送信信号を変調する変調部と、キャリア
    成分以外のスプリアスを除去する第1および第2のバン
    ドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力を増
    幅するパワーアンプと、前記パワーアンプの出力をアン
    テナに接続するスイッチを備えた送信装置において、前
    記変調部から出力する信号の周波数に応じて前記第1の
    バンドパスフィルタおよび第2のバンドパスフィルタを
    経由する第1の経路と前記第2のバンドパスフィルタの
    みを経由する第2の経路とを選択的に切り換えるスイッ
    チ手段と、前記スイッチ手段のタイミングを制御する制
    御手段とを備えた送信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154201A (ja) * 2006-07-07 2008-07-03 Murata Mfg Co Ltd 送信装置
US8320776B2 (en) 2009-01-20 2012-11-27 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Infrared transmitter

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JP2008154201A (ja) * 2006-07-07 2008-07-03 Murata Mfg Co Ltd 送信装置
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