JPS6258981A - 煙草フイルタ部の構造 - Google Patents

煙草フイルタ部の構造

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JPS6258981A
JPS6258981A JP7376385A JP7376385A JPS6258981A JP S6258981 A JPS6258981 A JP S6258981A JP 7376385 A JP7376385 A JP 7376385A JP 7376385 A JP7376385 A JP 7376385A JP S6258981 A JPS6258981 A JP S6258981A
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近藤 昭子
近藤 きよ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、煙草の埋骨フィルタに係り、煙草埋骨中のタ
ール、ニコチンその他5発ガン性物質等の有害成分を除
去するものであり、特にパイプに充填して使用したり、
煙草に一本化したフィルタ部の構造に関する。
〔従来の技術〕
近来、煙草埋骨の有害性が問題になっている。
有害物質は、タール、ニコチン等の粒子相成分が古くか
ら知られ、これらを吸着するフィルタが煙草と一体、或
いはパイプに装填して用いられている。それらは、天然
セルロース、アセテート相等繊維状フィルタ、連続気泡
体等の濾過材等である。
これらは、タール5ニコチン等を成る程度吸着除去でき
るが、その除去は充分ではなく、また煙草埋骨中のガス
成分には存効でない。
そのため、前記各種濾過材や担体に添着又は充填した活
性炭素材でタール、ニコチンと共にガス相成分の有害物
質を除去するようにしている。
しかし、依然タール、ニコチンの除去は充分ではなく、
この除去を充分にしようとすると、通気抵抗が極度に増
大する結果、喫煙感を損なってしまう。
また、活性炭による有害ガス成分の除去も不十分である
といわれ、3.4ヘンツビレンのごとき発ガン性物質は
全く除去不能である。
そこで、特に発ガン性物質の除去を目的として牛乳乳清
蛋白質、卵蛋白質、又はこれらの混合物をフィルタ用繊
維に付着させて用いる方法(特開昭48−19800)
がある。しかし、これは発ガン性物質の除去にかなりの
効力はあるが有効物質を添加しないフィルタと比較して
通気抵抗が増大し喫煙感が低下したり室温大気中におか
れると変質する欠点があり、顆粒状に有効物質を成形し
て成る程度通気抵抗を解決できるが(特開昭50−12
6899)これらは大気中室温下に置かれたとき変質す
る恐れにより煙草に一体化したり、パイプに装填するの
は困難である。
また、セルロース系フィルタに血清アルブミン酵母核酸
等の生体高分子を充填した煙草フィルタが提案されてい
るが、これらも3.4ベンツピレンの吸着能は有するも
のの、その効力は必ずしも充分高いものではなく、やは
り室温で大気中に置かれて変質する恐れがあり、使用前
まで密閉しておいて使用直前に開いて用いるなどの工夫
が必要で面倒である。また、それ自体でのニコチン、タ
ール等の粒子相成分の除去同上は期待できない。
さらに、繊維状フィルタにクロレラを充填または付着さ
せたフィルタが提案されている。これは3.4ベンツピ
レンの吸着能があるといわれるが、やはり変質の恐れが
あると考えられ、それ自体タール、ニコチンの除去能が
低い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来の煙草フィルタがタール、ニコチン等の粒
子相成分の有害物質の除去において不充分であった問題
を解決する。
また、本発明は従来の煙草フィルタ材では粒子相成分と
ガス相の両成分を共には充分除去できなかった問題を解
決する。
また、本発明は室温大気下で安定で変質する恐れがない
煙草フィルタを提供し、従来の欠点を除去する。
また、従来のフィルタが有害成分の除去に重点を置くと
喫煙感を損ない香味が乏しくなる欠点を解決する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はサルノコシカケ科担子菌類、例えばマンネンタ
ケ、カワラタケ、コフキタケ、ツリガネタケ、ツガサル
ノコシカケ等の粉粒状、綿状又はウール状加工体が煙草
埋置の有害成分を吸着する力が非常に大きいことを発見
してなされた。
本発明においては、サルノコシカケ科担子菌類の粉粒状
、綿状又はウール状加工体等を単体で、または適当な担
体に分散又は混合担持せしめて煙草の埋置除去フィルタ
とする。本発明のフィルタは煙草に一体化して用いるこ
ともできるし、パイプに内蔵もでき、これを特徴とする
特に通常のフィルタ例えばアセテート等のフィルタや天
然セルロースフィルタと本発明のフィルタとを隣接せし
めて構成し、該接合部分を外部から可視となすと一目で
埋骨の除去効果が比較確認できる。
〔作用〕
サルノコシカケ科担子菌類の子実や閃子体は、煙草埋骨
の粒子相成分のタール、ニコチンを従来のいかなるフィ
ルタに比較してもずっと効率的に吸着する画期的な作用
を有する。
一方、ガス相の有害成分の除去にも有効であり、3.4
ヘンツピレン等の発ガン性物質の除去も行われる。その
他、ガス相の刺激性成分(アセトアルデヒド、アクロレ
インと考えられる)の除去も行われるようであり、煙味
がまろやかになる。
従来のフィルタでタール、ニコチンを除去しようとする
と、通気抵抗が増大し喫煙感が悪化せざるを得なかった
が、本発明によれば、同程度の除去率においてずっと通
気抵抗が小さくできる。
このような本発明の作用が生ずる原理は不明な点が多い
がつぎのように考えられる。
■ サルノコシカケ科担子菌頻に含まれる成分が関与す
る。
■ サルノコシカケ科担子菌頚の性状1本来革質、スポ
ンジv2フェルト質、木質等であり、綿(棉)状やウー
ル状になり易い組織構造、特に微視的、細胞学的構造が
関与する。
のいずれか、又は両者の相乗的作用と考えられる。サル
ノコシカケ粉砕体は顕微鏡的微細構造と比較的粗大な構
造が共存している。そのため後述のオガチノパー等の比
較的粗い粉砕体でもフィルター効果かえられるものと考
えられる。綿状又はウール状加工体の場合はより微細構
造が多く効果が大きいものと考えられる。
次に本発明に用いるサルノコシカケ類の担子菌のいくつ
かの性状について示す。
サルノコシカケ類の担子菌は、その属又は、種により、
その構造や成分に違いはあるが、それぞれ、特有な多糖
類蛋白を含み、エルゴステロール。
脂肪酸、アミノ酸、炭水化物1種々の有機ミネラル、種
々の糖その他分解酵素、補酵素等を含んでいる。また、
その子実体の性状はそれぞれ特徴的であり、一般に木質
多孔などの特殊構造である。
この木質多孔な特殊性状と酵素や生体高分子を含む活性
な構成成分とが、有害成分の除去に相乗的に作用し、こ
れまで考えられないような画期的な活性なフィルターを
堤供するものと考えられる(A)以下に主なサルノコシ
カケM to子菌及び近縁の子実体の性状及び主な成分
を示す。
■マンネンタケ(霊芝) (Ganoderma  Iucidum(Fr。
)Karst又はその近縁種) (Fomes  Japonic  s  Fvies
子実体は良く発達した茎を持ち、傘は腎臓形〜円形、傘
の表面と茎の表面はかたい殻をこうむりニス状分泌物で
襖縁の光沢を現す。傘の裏面は白、肉は上層は白質、下
層は肉桂色、乾いた肉はコルク質になる。成分として、
各種酵素の他、エルゴステロール、多糖類蛋白、有機酸
、樹脂、コラマリン(coumarin)マニトール(
mannitol)等を含む。
■コフキタケ(コフキサルノコシ力ケ)(Elfvin
gia  applanata  (Pers、)Ka
rst) 子実体の傘の上面に厚い硬い殻をがぶり、その下の肉は
フェルト質でチョコレート色、成分として、多本店類蛋
白、エルゴステロール、ubiguinone、 コエ
ンザイム(coenzyme)Q等を含む。その他、種
々の分解酵素を含む。
■カワラタケ(Coriolus  versicol
or (Fr、)Quel) 傘は半円形、表面は短い毛をおびる。肉は、ややかたい
革質で白色。特をな多糖類蛋白を含有する。
■ツガサルノコシカケ (Fomitopsis  pinicola  (F
r、)Karst、又はFomes  Pinicol
a  (Swartz)Fries)傘の表面は樹脂様
の光沢をおび、肉は木質で白っぽい材木色。
■ツリガネタケ(Femes  fomentariu
s  (Fr、)Kickx) 傘の表面は固い殻をかぶって堅硬、裏面は灰白色、肉は
フェルト質で黄褐色。
■キコブダケ (Phellinus  1gn1arius  (L
、exFr、)Que l)又はその近縁種(Phel
linus  LinLeus  (BERK  et
  curt  Aoshima)木質多孔 (B)次に、上記の担子菌類の植生した枯死木又は巧打
、又はおがくず等の菌糸が多数存在する部分を乾燥粉砕
して用いることができる。
(C)担子菌類子実体又は菌子体の加工について示す。
■綿(棉)状またはウール状加工 上述のマンネンタケ、ツリガネタケ、コフキタケその他
の担子菌類子実体のコルク質、フェルト質、革質、木質
、の肉質部(必要に応じて堅い表面部を取り去る)を適
度のと大きさに細断し、これをハンマークラッシャ(ハ
ンマー粉砕4m )又は電動たたき機に投入し、強打、
せん断を繰り返し、適当な目のスクリーン(例えば6R
〜2箇會)を通して、子実体の綿状、またはウール状、
加工体を取り出す。粉砕機は例えば宝和機械工業株式会
社製のLAIND  MIZER(立型粉砕a)を使用
する。
子実体のうち、コルク質、フェルト質、革質は最も良好
な綿状またはウール状になり、本発明に特に適しており
、優れた埋骨除去の効果がある。
良く乾燥した比較的柔らかな木質の子実部はこれに次い
で良い綿状に加工が出来る。
また、綿状加工の後にさらに電動ミルで引いて、微細な
綿状にするとさらに吸煙効果が増大する。
■オガチノバー、電動ミル処理 通常おがくず製造に使われるオガチノパーでおがくず状
にし、さらに電動ミルで粉状化処理をした。オガチノバ
ーのスクリーン3.5mmを通して取り出した後、電動
ミル処理を行い細粉化した。
この手法のみでカワラタケは略綿状にできた。
■ツリガネタケ、コフキタケ、マンネンタケ、等のサル
ノコシカケ類の肉質を必要に応して薄く切り、これを叩
いて軟らかくなし、後2.5% 硝石の溶液に浸し、こ
れを陰干しにした後、再び叩いて軟らかくする事を繰り
返すことにより綿(棉)状にする。その後必要により、
ハンマークラッシャ、電動たたき機またはオガチノパー
にかける。
尚、前記の他エブリコ、ミダレタケ及びオニフスベの類
等が特に綿(棉)状に加工しやすい。
本発明のフィルタ材は種々の担体、例えば活性炭、ゼオ
ライト、セルロース、連続気泡体、アセテート繊維等に
分散せしめたり、まぶしたりして使用する他、核種々の
担体に層状に挟んだり、或いはそれ自体単独で層状にし
7て使用する。
〔実施例〕
■フィルタの構造例 第1図のごとく、アセテート繊維フィルタl、2の間に
本発明によるサルノコシカケ類の菌HWIの粉体、綿(
棉)状体またはウール状体3を挟んで埋置の有害物質の
除去フィルタとなした。直径7mlのセロファン、ポリ
エチレン等の透明シートの円筒中に長さ3mmのアセテ
ート繊維フィルタ1及び2を配し、その間にサルノコシ
カケ菌HHのフィルタ3を挟持した。
■有害埋置の除去実験例 第1の実験方法 先ず、上記■のフィルタのサルノコシカケの種類及び装
填量を変えた実験例を示す。
吸煙条件はつぎの通りである。
両切ハイライトを3本各5Gだけ吸煙 吸引速度    17.5ml/s ml/間    2sec吸引して58sec休みの繰
り返し 埋置の捕集 フィルタ通82&の埋置をサブミクロンフィルタで捕集
し、水分を除去後の捕集埋骨、Kiタールを拝呈し、比
較した。
実験結果 1 カヮラタケ 実験結果 3 マンネンタケ 実験結果 4 コフキタケ扮体  50曙充填フイルター捕集粗タール
 15.8(参照100に対して)(除去率 84.2
%) 第2の実験方法 両切ハイライトを用い、前述と同じ条件で吸煙しながら
2木のハイライトの吸煙ごとにフィルタの能力を試験し
た。フィルタ能力は2本吸煙の際の粗タールの捕集v1
合で表す。
501T1rのカワラタケの場合 50■のツリガネタケの場合 次に、第3の実験方法を用いた結果を示す。
第3の実験方法 両切ハイライトを用い本発明のフィルタを通して2秒間
吸い(吸引速度17.5ml/5)58秒休む操作を繰
り返し、煙をヘンガン中に導入し、両切ハイライトを先
端より5 cmまで3本吸い、ヘンゼンを試!4液とし
て高速液体クロマトグラフィーで試験した。
(ツリガネタケ・粉体) 綿状 80mg充填フィ(マ
ンネンタケ・粉体混合)  ルタ タ〜ル捕集!jt1.3■/本 ニコチン捕集量0.16■/本 ヘンゾ(a)ピレン (3,4ヘンツピレン>2.9ng/本(除去率62%
) (カワラタケケ粉体・粗細状)80w充填タール捕集量
1.2■/本 ニコチン捕集量0.13mg/本 ヘンソ璽a)ピレン (3,4ヘンツピレン)5.4ng/本(除去率35%
) 尚、通常のアセテート繊維や活性炭フィルタでは3.4
ヘンツピレンは全たく除去できない。
また、カワラタケ粉体(細線状)100■では吸引抵抗
がやや大きくなるが3.4ベンフピレンの除去率は上記
粗細状より2倍位に向上可能である。他にコフキダケ・
マンネンタケについてもタール5ニコチンの90%程度
の除去を容易に行うことができ、また、3.4ヘンツピ
レンを50%以上除去することが可能である。
なお、以上に示した種々の例で、通気抵抗は5鶴〜11
龍晟悪15鰭で(吸気量を17.5ml/Sとした時の
フィルタ前後の圧力差を水柱の高さで表す)実用上喫煙
窓を損なわないように設定できる。
〔パイプの実施例〕
本発明のフィルタを用いたパイプの好ましい実施例を第
2図に示す。図において透明なパイプ中に通常クハコに
用いられる白色のアセテート繊維フィルター1及び2の
間に本発明によるカワラタケ粉砕綿状加工フィルタ3を
挟んで内蔵せしめている。最初のカワラタケ綿状フィル
タ3も白色で(A)のようにいずれも白色である。とこ
ろが、1本の煙草を吸い終わっただけでアセテート繊維
フィルタl、2は白色のままであるが、カワラタケ綿状
加工フィルタ3は図(B)のごとく選択的に有害埋骨を
吸着して褐色に変色してしまう。これからみてもいかに
本発明のフィルタが選択的に有害埋骨を吸着する能力が
あるかわかるであろう。2本、3本と煙草を多数本吸っ
てい(にっれて、まずまず3の部分が4褐色になってタ
ール、ニコチン等を吸着し次第に前方のアセテート繊維
フィルタ1も褐色になってくる。しかし、10本以上の
煙草を吸っても後方アセテート繊維状フィルタ2は白色
のまま全く変わらない。ところがこのとき3、lの部分
は褐色になっており、特に3のカワラタケ綿状加工フィ
ルタ3には吸着されたタール、ニコチンが所々に滴にな
ることもある。
これは、本発明のフィルタの選択的な付置埋骨吸着能力
の賜物である。これほどのことはこれまで知られている
他のフィルタ材では全く実現できなかった。
以上第2図(八)(B)はパイプ4の少なくともフィル
タ内蔵部を透明として外部から可視となし、本発明によ
るITJ’MI Mフィルタ3を層状に配し必要により
そのi’iij f&方に無着色(白色)の通常のフィ
ルタ2,3を配した複合フィルタを内蔵せしめた構造を
しめす。それにより前後のフィルタの色の対比からパイ
プ使用者に直ちに有害埋骨が除去されていることを認識
させることができるので、きわめて有益である。なお菌
H1フイルタ3のみ見てもどんどん黒くなるので効果が
わかる。前方にも通常フィルタ1を配することはクール
、ニコチンの保持能力を増強させる効果がある。第2図
(C)ではさらに特にタール、ニコチンの保持能力を増
強させるために埋骨のフィルタ作用というよりも通気性
があり液体保持能力に優れた素材(液吸収性フィルタ)
5を配し菌Hy4フィルタ3で液滴化したタール、ニコ
チン等を吸収するようにする。これにより少量の菌π類
フィルタを用いたときでもフィルタの除煙可能な煙草本
数が増加でき20〜30本程度まで充分使用できるよう
になる。なお、外部からの先に示した可視性を考えない
ならこの液吸収性フィルタを3の後方に配しても良い。
液吸収性フィルタとしてはスポンジ。
発泡プラス千ツク、吸取紙等が考えられる。
なお、第2図の可視構成の場合カワラタケ綿状加工体の
ように白色のフィルタを第2図の3に用いるのが望まし
いが、初めから褐色のコフキダケ黄土のマンネンタケ、
ツガサルノコシカケ、或いはツリガネタケ等でも吸煙後
においても後方の白色通常フィルタが白色をずっと保つ
ことからフィルタ効果を使用者に明示できる。
(菌苗類フィルタの量と充填する固さについて)菌を類
フィルタの量は数■で効果があられれ、15嘔でそれ単
独で(通常フィルタに挟んで)充分パイプに使用できる
。パイプに使用するには15■〜100■位が連星と考
えられる。タバコのフィルタ部に一体化するには2〜3
■乃至30mg位が適当と考えられる。
通常のフィルタに挟むとき、その挟む固さが固い方が(
圧力がかかる)フィルタ効果が増大する。但し綿又はウ
ール状菌望類フィルタの量が100■等と多いときはゆ
るく充填するだけで充分フィルタ効果かえられ、ゆるい
方が通気抵抗もあまり上がらず多数本の煙草が吸える容
量がでる。またこのようにフィルタ量を多く出来る時は
、フィルタの粉砕の程度を粗(しても十分な効果が得ら
れる。因に、閉型類フィルタ長を3 cm以上にしたと
きほとんど100%近くの埋骨が除去が可能である。 
一方、菌Hgフィルタが少量例えば綿状加工体15弯位
の場合、通常のフィルタ間にある程度固く挟んでも通気
抵抗は増えずフィルタ効果が得られる。この場合は菌I
Kgの粉砕の程度を細かくしたほうが良い。
〔発明の効果〕 本発明によれば、従来のフィルタでは得られないような
粒子相、ガス相の両存害埋骨を十分除去でき香味も良好
な画期的なフィルタ効果が得られると共に、その有害成
分除去効果が喫煙者に容易に確認できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図(A)(B)
(C)は本発明の他の実施例のパイプの説明図である。 1.2・・・アセテート繊維フィルタ 3・ ・ ・ ・ ・菌= iffフィルタ4・・ ・
・パイプ 5・・・・・液吸収性フィルタ 特許出願人 近 藤 昭 子(外1名)% 第2図 手39′ε釘11正書 昭和61年7月 7日 1.1<件の表示 昭和60年特許願第73763号2
、発明の名称 煙草フィルタ部の構造3、禎i正をする
者 事件との関係  特許出j頭人 4、補正により増加する発明の詳細な説明  細  書 1、発明の名称 煙草フィルタ部の構造 2、特許請求の範囲 (1)サルノコシカケ類又は近縁の閉型類の粉状もしく
は繊維状、綿(棉)状或いはウール状加工体からなるか
、或いはこれらを含む層状の菌MRフィルタを備え、少
なくとも該フィルタが外部から可視となるように構成さ
れていることを特徴とする煙草と一体又はパイプに内蔵
された煙草フィルタ部の構造。 (2)サルノコシカケ類又は近縁の菌盟類の粉体もしく
は繊維状、綿(棉)状或いはウール状加工体、或いはこ
れらを含む層状の菌HHフィルタを備え、少なくとも該
菌H類フィルタの吸口側に配設した他のフィルタとの接
合部が外部がら可視となるように構成されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の煙草フィルタ部
の構造。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、煙草の埋骨フィルタに係り、煙草埋骨中のタ
ール5ニコチンその他3発ガン性物質等のを害成分を除
去するものであり、特にパイプに充填して使用したり、
煙草に一本化したフィルタ部の構造に関する。 〔従来の技術〕 近来、煙草埋骨の有害性が問題になっている。 有害物質は、タール、ニコチン等の粒子相成分が古くか
ら知られ、これらを吸着するフィルタが煙草と一体、或
いはパイプに装填して用いられている。それらは、天然
セルロース、アセテート相等繊維状フィルタ、連続気泡
体等の濾過材等である。 これらは、タール、ニコチン等を成る程度吸着除去でき
るが、その除去は充分ではなく、また煙草埋骨中のガス
成分には有効でない。 そのため、前記各種濾過材や担体に添着又は充填した活
性炭素材でタール、ニコチンと共にガス相成分の有害物
質を除去するようにしている。 しかし、依然タール、ニコチンの除去は充分ではなく、
この除去を充分にしようとすると、通気抵抗が極度に増
大する結果、喫煙窓を川なってしまう。 また、活性炭による有害ガス成分の除去も不十分である
といわれ、3.4ベンツピレンのごとき発ガン性物質は
全く除去不能である。 そこで、特に発ガン性物質の除去を目的として牛乳孔”
情張白質、卵蛋白質、又はこれらの混合物をフィルタ用
繊維に付着させて用いる方法(vF開昭4111980
0)がある。しかし、これは発ガン性物質の除去にかな
りの効力はあるが有効物質を添加しないフィルタと比較
して通気抵抗が増大し喫煙窓が低下したり室温大気中に
おかれると変質する欠点があり、顆粒状に有効物質を成
形して成る程度通気抵抗を解決できるが(特開昭5O−
126899)これらは大気中室温下に置かれたとき変
質する恐れにより煙草に一体化したり、パイプに装填す
るのは困難である。 また、セルロース系フィルタに血清アルブミン酵母核酸
等の生体高分子を充填した煙草フィルタが提案されてい
るが、これらも3.4ベンツピレンの吸着能は有するも
のの、その効力は必ずしも充分高いものではなく、やは
り室温で大気中に置かれて変質する恐れがあり、使用前
まで密閉しておいて使用直前に開いて用いるなどの工夫
が必要で面倒である。また、それ自体でのニコチン、タ
ール等の粒子相成分の除去向上は期待できない。 さらに、繊維状フィルタにクロレラを充填または付着さ
せたフィルタが提案されている。これは3.4ベンツピ
レンの吸着能があるといわれるが、やはり変質の恐れが
あると考えられ、それ自体タール、ニコチンの除去能が
低い。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は従来の煙草フィルタがタール、ニコチン等の粒
子相成分の有害物質の除去において不充分であった問題
を解決する。 また、本発明は従来の煙草フィルタ材では粒子相成分と
ガス相の両成分を共には充分除去できなかった問題を解
決する。 また、本発明は室温大気下で安定で変質する恐れがない
煙草フィルタを提供し、従来の欠点を除去する。 また、従来のフィルタが有害成分の除去に重点を置くと
喫煙窓を1員ない香味が乏しくなる欠点を解決する。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はサルノコシカケ科担子菌類、例えばマンネンタ
ケ、カワラタケ、コフキタケ、ツリガネタケ、ツガサル
ノコシカケ等の粉粒状、綿状又はウール状加工体が煙草
埋骨の有害成分を吸着する力が非常に大きいことを発見
してなされた。 本発明においては、サルノコシカケ科担子菌類の粉粒状
、綿状又はウール状加工体等を単体で、または適当な担
体に分散又は混合担持せしめて煙草の埋骨除去フィルタ
とする。本発明のフィルタは煙草に一体化して用いるこ
ともできるし、パイプに内蔵もでき、これを特徴とする
特に通常のフィルタ例えばアセテート等のフィルタや天
然セルロースフィルタと本発明のフィルタとを隣接せし
めて構成し、咳接合部分を外部から可視となすと一目で
埋骨の除去効果が比較確認できる。 〔作用〕 サルノコシカケ科担子菌類の子実や菌糸体は、煙草埋骨
の粒子相成分のタール、ニコチンを従来のいかなるフィ
ルタに比較してもずっと効率的に吸着する画期的な作用
を有する。 一方、ガス相の有害成分の除去にも有効であり、3.4
ベンツピレン等の発ガン性物質の除去も行われる。その
他、ガス相の刺激性成分(アセトアルデヒド、アクロレ
インと考えられる)の除去も行われるようであり、煙味
がまろやかになる。 従来のフィルタでタール、ニコチンを除去しようとする
と、通気抵抗が増大し喫煙怒が悪化せざるを得なかった
が、本発明によれば、同程度の除去率においてずっと通
気抵抗が小さくできる。 このような本発明の作用が生ずる原理は不明な点が多い
がつぎのように考えられる。 ■ サルノコシカケ科担子菌類に含まれる成分が関与す
る。 ■ サルノコシカケ科担子菌類の性状1本来革質、スポ
ンジ質、フェルト質、木質等であり、綿(棉)状やウー
ル状になり易い組織構造、特に微視的、細胞学的構造が
関与する。 のいずれか、又は両者の相乗的作用と考えられる。サル
ノコシカケ粉砕体は顕微鏡的微細構造と比較的粗大な構
造が共存している。そのため後述のオガチソパー等の比
較的粗い粉砕体でもフィルター効果かえられるものと考
えられる。綿状又はウール状加工体の場合はより微細構
造が多く効果が大きいものと考えられる。 次に本発明に用いるサルノコシカケ類の担子菌のいくつ
かの性状について示す。 サルノコシカケ類の担子菌は、その属又は、種により、
その構造や成分に違いはあるが、それぞれ、特有な多糖
類蛋白を含み、エルゴステロール。 脂肪酸、アミノ酸、炭水化物5種々の有機ミネラル、種
々の糖その他分解酵素、補酵素等を含んでいる。また、
その子実体の性状はそれぞれ特徴的であり、一般に木質
多孔などの特殊構造である。 この木質多孔な特殊性状と酵素や生体高分子を含む活性
な構成成分とが、有害成分の除去に相乗的に作用し、こ
れまで考えられないような画期的な活性なフィルターを
提供するものと考えられる(A)以下に主なサルノコシ
カケI tB子菌及び近縁の子実体の性状及び主な成分
を示す。 ■マンネンタケ(霊芝) (Ganoderma  Iuctdum(Fr。 )Karst又はその近縁種) (Fomas  Japonicus  Fvies子
実体は良く発達した茎を持ち、傘は腎臓形〜円形、傘の
表面と茎の表面はかたい殻をこうむりニス状分泌物で襖
縁の光沢を現す。傘の裏面は白、肉は上層は白質、下層
は肉桂色、乾いた肉はコルク質になる。成分として、各
種酵素の他、エルゴステロール、多糖類蛋白、有機酸、
樹脂、コラマリン(coumarin)マニトール(m
annitol)等を含む。 ■コフキタケ(コフキサルノコシカケ)(Elfvin
gia  applanata  (Pers、)Ka
rst) 子実体の傘の上面に厚い硬い殻をかぶり、その下の肉は
フェルト質でチョコレート色、成分として、多糖類蛋白
、エルゴステロール、ubiguinone、  コエ
ンザイム(coenzyme)Q等を含む。その他、種
々の分解酵素を含む。 ■カワラタケ(Coriolus  verSicol
or  (Fr、)Quel) 傘は半円形、表面は短い毛をおびる。肉は、ややかたい
革質で白色。特有な多糖類蛋白を含有する。 ■ツガサルノコシカケ (FomitopsiS pinicola  (Fr
、)Karst、又はFomes  Pinicola
  (Swartz)Fries)傘の表面は樹脂様の
光沢をおび、肉は木質で白っぽい材木色。 ■ツリガネタケ(Femes  fomentariu
s  (Fr、)Kickx) 傘の表面は固い殻をかぶって堅硬、裏面は灰白色、肉は
フェルト質で黄褐色。 ■キコブダケ (Phellinus  1gn1arius  (L
、exFr、)Que I)又はその近縁種(Phel
linus  Linteus  (BERK  et
  curt  Ao3hima)木質多孔 (B)次に、上記の担子菌類の植生した枯死木又は汚材
、又はおがくず等の菌糸が多数存在する部分を乾燥粉砕
して用いることができる。 (C)担子菌類子実体又は菌糸体の加工について示す。 ■綿(棉)状またはウール状加工 上述のマンネンタケ、ツリガぶフケ、コフキタケその他
の担子菌類子実体のコルク質、フェルト質、革質、木質
、の肉質部(必要に応じて堅い表面部を取り去るンを適
度の大きさに細断し、これをハンマークラッシャ(ハン
マー粉砕機)又は電動たたき機に投入し、強打、せん断
を繰り返し、適当な目のスクリーン(例えば6龍〜21
■)を通して、子実体の綿状、またはウール状、加工体
を取り出す。粉砕機は例えば宝和機械工業株式会社製(
7)LArND  MIZER(立型粉砕機)を使用す
る。 子実体のうち、コルク質、フェルト質、革質は最も良好
な綿状またはウール状になり、本発明に特に適しており
、優れた埋分除去の効果がある。 良く乾燥した比較的柔らかな木質の子実部はこれに次い
で良い綿状に加工が出来る。 また、綿状加工の後にさらに電動ミルで引いて、微細な
綿状にするとさらに吸煙効果が増大する。 ■オガチッパー、電動ミル処理 通常おがくず製造に使われるオガチッパーでおがくず状
にし、さらに電動ミルで粉状化処理をした。オガチッパ
ーのスクリーン3.5fiを通してをり出した後、電動
ミル処理を行い細粉化した。 この手法のみでカワラタケは略綿状にできた。 ■ツリガネタケ、コフキタケ、マンネンタケ、等のサル
ノコシカケ類の肉質を必要に応じて薄く切り、これを叩
いて軟らかくなし、後2.5% 硝石の溶液に浸し、こ
れを陰干しにした後、再び叩いて軟らか(する事を繰り
返すことにより綿(棉)状にする。その後必要により、
ハンマークラッシャ、電動たたき機またはオガチソパー
にかける。 尚、前記の他エブリコ、ミダレタケ及びオニフスベの類
等が特に綿(棉)状に加工しやすい。 本発明のフィルタ材は種々の担体、例えば活性炭、ゼオ
ライト、セルロース、連続気泡体、アセテート繊維等に
分散せしめたり、まぶしたりして使用する他、核種々の
担体に層状に挟んだり、或いはそれ自体単独で層状にし
て使用する。 〔実施例〕 ■フィルタの構造例 第1図のごとく、アセテート繊維フィルタ1.2の間に
本発明によるサルノコシカケ類の閑菫類の粉体、綿(棉
)状体またはウール状体3を挟んで埋骨の有害物質の除
去フィルタとなした。直径71簡のセロファン、ポリエ
チレン等の透明シートの円筒中に長さ3fiのアセテー
トm維フィルタ1及び2を配し、その間にサルノコシカ
ケ閉型類のフィルタ3を挟持した。 ■有害埋骨の除去実験例 第1の実験方法 先ず、上記■のフィルタのサルノコシカケの種類及び装
填量を変えた実験例を示す。 吸煙条件はつぎの通りである。 両切ハイライトを3本各51だけ吸煙 吸引速度    17.5ml/s ml/間    258C吸引して58sec休みの繰
り返し 埋骨の捕集 フィルタ通過後の埋骨をサブミクロンフィルタで捕集し
、水分を除去後の捕集埋骨、粗タールを秤量し、比較し
た。 実験結果 1 カワラタケ 実験結果 3 マンネンタケ 実験結果 4 コフキタケ粉体  50曜充填フイルター捕集粗タール
 15.8(参照100に対して(除去率 84.2%
) 第2の実験方法 両切ハイライトを用い、前述と同じ条件で吸煙しながら
2木のハイライトの吸煙ごとにフィルタの能力を試験し
た。フィルタ能力は2本吸煙の際の粗タールの捕集割合
で表す。 50■のカワラタケの場合 50■のツリガネタケの場合 次に、第3の実験方法を用いた結果を示す。 第3の実験方法 両切ハイライトを用い本発明のフィルタを通して2秒間
吸い(吸引速度17.5ml/5)58秒休む操作を繰
り返し、煙をベンゼン中に導入し、両切ハイライトを先
端より5 cvaまで3本吸い、ベンゼンを試料液とし
て高速液体クロマトグラフィーで試験した。 (ツリガネタケ・粉体) 綿状 80■充填フイ(マン
ネンタケ・粉体混合)  ルタ タール捕集量 1.3■/本 ニコチン捕集量0.16■/本 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン)2.9ng/本(除去率62%
) (カワラタケ粉体・粗綿状)80■充填タール捕集N1
.2■/本 ニコチン捕集量0,13■/本 ベンゾ(a)ピレン (3,4ベンツピレン)5.4ng/本(除去率35%
) 尚、通常のアセテート繊維や活性炭フィルタでは3.4
ベンツピレンは全たく除去できない。 また、カワラタケ粉体(細線状)100■では吸引抵抗
がやや大きくなるが3.4ベンツピレンの除去率は上記
粗綿状より2倍位に向上可能である。他にコフキダケ・
マンネンタケについてもタール、ニコチンの90%程度
の除去を容易に行うことができ、また、3.4ベンツピ
レンを50%以上除去することが可能である。 なお、以上に示した種々の例で、通気抵抗は5tm 〜
11 m最悪15flで(吸気量を17.5ml/Sと
した時のフィルタ前後の圧力差を水柱の高さで表す)実
用上喫煙感を損なわないように設定できる。 〔パイプの実施例〕 本発明のフィルタを用いたパイプの好ましい実施例を第
2図に示す。図において透明なパイプ中に通常タバコに
用いられる白色のアセテート繊維フィルター1及び2の
間に本発明によるカワラタケ粉砕綿状加工フィルタ3を
挟んで内蔵せしめている。最初のカワラタケ綿状フィル
タ3も白色で(A)のようにいずれも白色である。とこ
ろが、1本の煙草を吸い終わっただけでアセテート繊維
フィルタ1.2は白色のままであるが、カワラタケ綿状
加工フィルタ3は図(B)のごとく選択的に有害煙骨を
吸着して褐色に変色してしまう。これからみてもいかに
本発明のフィルタが選択的に有害煙骨を吸着する能力が
あるかわかるであろう。2本、3本と煙草を多数本吸っ
ていくにつれて、ますます3の部分が濃褐色になってタ
ール、ニコチン等を吸着し次第に前方のアセテート繊維
フィルタ1も褐色になってくる。しかし、10本以上の
煙草を吸っても後方アセテート繊維状フィルタ2は白色
のまま全く変わらない、ところがこのとき3.1の部分
は褐色になっており、特に3のカワラタケ綿状加工フィ
ルタ3には吸着されたタール、ニコチンが所々に滴にな
ることもある。 これは、本発明のフィルタの選択的な有害埋骨吸着能力
の賜物である。これほどのことはこれまで知られている
他のフィルタ材では全く実現できなかった。 以上第2図(A)(B)はパイプ4の少なくともフィル
タ内蔵部を透明として外部から可視となし、本発明によ
る菌IIフィルタ3を層状に配し必要によりその前後方
に無着色(白色)の通常のフィルタ2.3を配した複合
フィルタを内蔵せしめた構造をしめす、それにより前後
のフィルタの色の対比からパイプ使用者に直ちに有害煙
骨が除去されていることを認識させることができるので
、きわめて有益である。なお菌II類フィルタ3のみ見
てもどんどん黒くなるので効果がわかる。前方にも通常
フィルタ1を配することはタール、ニコチンの保持能力
を増強させる効果がある。第2図(C)ではさらに特に
タール、ニコチンの保持能力を増強させるために埋骨の
フィルタ作用というよりも通気性があり液体保持能力に
優れた素材(液吸収性フィルタ)5を配し菌[1[フィ
ルタ3で液滴化したタール5ニコチン等を吸収するよう
にする。これにより少量の菌豐類フィルタを用いたとき
でもフィルタの除煙可能な煙草本数が増加でき20〜3
0本程度まで充分使用できるようになる。なお、外部か
らの先に示した可視性を考えないならこの液吸収性フィ
ルタを3の後方に配しても良い、液吸収性フィルタとし
てはスポンジ。 発泡プラスチック、吸取紙等が考えられる。 なお、第2図の可視構成の場合カワラタケ綿状加工体の
ように白色のフィルタを第2図の3に用いるのが望まし
いが、初めから褐色のコフキダケ黄土のマンネンタケ、
ツガサルノコシカケ、或いはツリガネタケ等でも吸煙後
においても後方の白色通常フィルタが白色をずっと保つ
ことからフィルタ効!Lを使用者に明示できる。 (菌!頬フィルタの量と充填する固さについて)田型類
フィルタの量は数■で効果があられれ、15■でそれ単
独で(通常フィルタに挟んで)充分パイプに使用できる
。パイプに使用するには15■〜100■位が適量と考
えられる。タバコのフィルタ部に一体化するには2〜3
■乃至30m+r位が適当と考えられる。 通常のフィルタに挟むとき、その挟む固さが固い方が(
圧力がかかる)フィルタ効果が増大する。但し綿又はウ
ール状菌璽類フィルタの量が100■等と多いときはゆ
るく充填するだけで充分フィルタ効果かえられ、ゆるい
方が通気抵抗もあまり上がらず多数本の煙草が吸える容
量がでる。またこのようにフィルタ量を多く出来る時は
、フィルタの粉砕の程度を粗くしても十分な効果が得ら
れる。因に、菌!類フィルタ長を3cs以上にしたとき
ほとんど100%近くの埋骨が除去が可能である。 一
方、菌Ml!フィルタが少量例えば綿状加工体15■位
の場合、通常のフィルタ間にある程度固く挟んでも通気
抵抗は増えずフィルタ効果が得られる。この場合は菌!
!類の粉砕の程度を細かくしたほうが良い。 〔発明の効果〕 本発明によれば、従来のフィルタでは得られるいような
粒子相、ガス相の両有害埋分を十分除誌でき香味も良好
な画期的なフィルタ効果が得らt4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例の断面図、第2図(A)(B)
(C)は本発明の他の実施例のパイプの説明図である。 1.2・・・アセテート繊維フィルタ 3・・・・・菌宣類フィルタ 4・・・・・パイプ 5・・・・・液吸収性フィルタ 特許出願人 近 藤 昭 子(外1名)手続補正書 1、事件の表示 昭和60年特許願第73763号2、
発明の名称 煙草フィルタ部の構造3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  栃木県宇都宮市峰町396 コン  トウ  アキ  コ 住所  栃木県宇都宮市峰町396 6、補正の内容  別紙の通り 手続補正書 昭和61年7月 7日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サルノコシカケ類又は近縁の菌■類の粉状もしく
    は繊維状、綿(棉)状或いはウール状加工体からなるか
    、或いはこれらを含む層状の菌■類フィルタを備え、少
    なくとも該フィルタが外部から可視となるように構成さ
    れていることを特徴とする煙草と一体又はパイプに内蔵
    された煙草フィルタ部の構造。
  2. (2)サルノコシカケ類又は近縁の菌■類の粉体もしく
    は繊維状、綿(棉)状或いはウール状加工体、或いはこ
    れらを含む層状の菌■類フィルタを備え、少なくとも該
    菌■類フィルタの吸口側に配設した他のフィルタとの接
    合部が外部から可視となるように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の煙草フィルタ部
    の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509033A (ja) * 1999-09-13 2003-03-11 マイヤール,フレデリク 特にタバコ煙をフィルターでろ過するためのフィルターろ過方法及びdnaまたはrnaなどの窒素含有環状化合物または窒素含有複素環化合物からなるフィルター、ならびにそのようなフィルターを含むタバコ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509033A (ja) * 1999-09-13 2003-03-11 マイヤール,フレデリク 特にタバコ煙をフィルターでろ過するためのフィルターろ過方法及びdnaまたはrnaなどの窒素含有環状化合物または窒素含有複素環化合物からなるフィルター、ならびにそのようなフィルターを含むタバコ
JP4808881B2 (ja) * 1999-09-13 2011-11-02 サン・ゼロ 毒性生成物類をフィルターでろ過するためのフィルターろ過方法、タバコ用フィルター、フィルターの製造方法、フィルターろ過装置、フィルターろ過装置の使用方法、及びフィルターろ過装置を含むタバコ

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