JPS625837A - 鋼矢板への防食用プラスチツクシ−トの貼付方法および装置 - Google Patents
鋼矢板への防食用プラスチツクシ−トの貼付方法および装置Info
- Publication number
- JPS625837A JPS625837A JP60144316A JP14431685A JPS625837A JP S625837 A JPS625837 A JP S625837A JP 60144316 A JP60144316 A JP 60144316A JP 14431685 A JP14431685 A JP 14431685A JP S625837 A JPS625837 A JP S625837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- sheet pile
- pile
- sheet
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は防食用のプラスチックシートを鋼矢板に貼り
付けるための方法およびその方法を実施するための装置
に関するものである。
付けるための方法およびその方法を実施するための装置
に関するものである。
従来の技術
鋼矢板は、港湾や河川等の護岸として、あるいは建築土
木現場での土留めとして用いられているが、いずれにし
ても自然環境下に置かれるために、腐食が生じ易い。特
に、港湾や河川等の護岸においては、海水や河川水に加
え、大気および太陽光が交互に作用するため、腐食の進
行が早く、耐久性に問題があった。
木現場での土留めとして用いられているが、いずれにし
ても自然環境下に置かれるために、腐食が生じ易い。特
に、港湾や河川等の護岸においては、海水や河川水に加
え、大気および太陽光が交互に作用するため、腐食の進
行が早く、耐久性に問題があった。
従来、このような−問題を解決するための方法として、
タールエポキシ塗料の塗布、電気防食、モルタル被覆な
どの防食法が知られているが、これらの方法は、腐食の
最も厳しい朔望平均干潮面あるいはそれより若干下側の
部分から大気中にある上端部までの間の防食には、耐久
性や施工性等の点でいずれも難点があった。そこで従来
、合成樹脂材からなる防食被覆層を設けた鋼矢板やその
製造方法が種々提案されている。例えば特開昭59−2
24718号公報や特開昭59−224719@公報に
は、鋼矢板を所定温度まで予熱しておき、架橋プラスチ
ックシートに接着剤層を設けた被覆シートを、その鋼矢
板に押圧して密着接合する方法が記載され、さらに特開
昭60−33937号公報には、被覆シートを鋼矢板の
表面と同一形状に予め成形しておき、これを鋼矢板に接
着する方法が記載されている。
タールエポキシ塗料の塗布、電気防食、モルタル被覆な
どの防食法が知られているが、これらの方法は、腐食の
最も厳しい朔望平均干潮面あるいはそれより若干下側の
部分から大気中にある上端部までの間の防食には、耐久
性や施工性等の点でいずれも難点があった。そこで従来
、合成樹脂材からなる防食被覆層を設けた鋼矢板やその
製造方法が種々提案されている。例えば特開昭59−2
24718号公報や特開昭59−224719@公報に
は、鋼矢板を所定温度まで予熱しておき、架橋プラスチ
ックシートに接着剤層を設けた被覆シートを、その鋼矢
板に押圧して密着接合する方法が記載され、さらに特開
昭60−33937号公報には、被覆シートを鋼矢板の
表面と同一形状に予め成形しておき、これを鋼矢板に接
着する方法が記載されている。
発明が解決しようとする問題点
上述した従来の技術のいずれにおいても、架橋プラスチ
ックシートを防食用シートとして用。1、おり、これは
主に耐熱性や耐衝撃性を目的としたモノと思われる。す
なわち流木等による被II層の損傷を防ぎ、また加熱し
て接着する際にローラによる加圧を行なう関係上、耐熱
性および耐1ii!性に優れた架橋プラスチックを用い
ているが、得られた防食被11m1板の防食特性には特
に問題がないものの、生産性などの点で以下のような問
題があった。
ックシートを防食用シートとして用。1、おり、これは
主に耐熱性や耐衝撃性を目的としたモノと思われる。す
なわち流木等による被II層の損傷を防ぎ、また加熱し
て接着する際にローラによる加圧を行なう関係上、耐熱
性および耐1ii!性に優れた架橋プラスチックを用い
ているが、得られた防食被11m1板の防食特性には特
に問題がないものの、生産性などの点で以下のような問
題があった。
架橋処理を行なう方法として、例えばポリエチレンにあ
っては、電子線などの高エネルギ放射線イC を照射する方法や、有磯過酸可物を配合する方法が知ら
れているが、これらのいずれの方法を実施する場合であ
っても、多大の設備費がかかるうえに、防食用シートの
価格が高くならざるを19ない問題があった。また架橋
ポリエチレンなどの架橋処理を施したプラスチックシー
i〜は、前述したように耐熱性ヤ耐m撃性に優れている
半面、弾性率が高く、元の形状を保持しようとする傾向
が強いために、弾性力が接着力に打ち勝ってエツジ部が
浮き上がってしまうおそれがあった。前掲の特開昭60
−33937号公報に記載されている方法は、エツジ部
の浮き上がりなどの不都合を解消するために、被覆シー
トを鋼矢板の表面と同一形状に押出し成形などにより成
形しておく方法であると思われるが、架橋工程に加えて
成形工程をも必要とするとすれば、設備コストが更に高
騰し、ひいては防食鋼矢板が高価になる問題が生じる。
っては、電子線などの高エネルギ放射線イC を照射する方法や、有磯過酸可物を配合する方法が知ら
れているが、これらのいずれの方法を実施する場合であ
っても、多大の設備費がかかるうえに、防食用シートの
価格が高くならざるを19ない問題があった。また架橋
ポリエチレンなどの架橋処理を施したプラスチックシー
i〜は、前述したように耐熱性ヤ耐m撃性に優れている
半面、弾性率が高く、元の形状を保持しようとする傾向
が強いために、弾性力が接着力に打ち勝ってエツジ部が
浮き上がってしまうおそれがあった。前掲の特開昭60
−33937号公報に記載されている方法は、エツジ部
の浮き上がりなどの不都合を解消するために、被覆シー
トを鋼矢板の表面と同一形状に押出し成形などにより成
形しておく方法であると思われるが、架橋工程に加えて
成形工程をも必要とするとすれば、設備コストが更に高
騰し、ひいては防食鋼矢板が高価になる問題が生じる。
さらに?!覆シートを鋼矢板に押し付ける方式として、
所謂ローラ転圧方式が特開昭60−33937号公報に
記載されていが、この方式では、圧延ロフトごとに寸法
が若干相違する鋼矢板の寸法公差に応じてローラの位置
を微調整し、圧接力を均一にしなければならず、生産性
が悪くなるおそれが多分にある。
所謂ローラ転圧方式が特開昭60−33937号公報に
記載されていが、この方式では、圧延ロフトごとに寸法
が若干相違する鋼矢板の寸法公差に応じてローラの位置
を微調整し、圧接力を均一にしなければならず、生産性
が悪くなるおそれが多分にある。
この発明は上記の事情に鑑み、架橋処理を施していない
通常のプラスチックシートを防食用シートとして用いる
ことができるとともに、安価に防素鋼矢板を得ることの
できる鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼付方法
およびその方法を実施するための装置を提供することを
目的とするものである。
通常のプラスチックシートを防食用シートとして用いる
ことができるとともに、安価に防素鋼矢板を得ることの
できる鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼付方法
およびその方法を実施するための装置を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この発明の方法は、防食用プラスチックシートを鋼矢板
の表面に貼付するにあたり、熱接着性のプラスチックシ
ートを鋼矢板の表面にその全体をほぼ均一な加圧九によ
って押圧して密着させ、その状態で加熱個所を変動させ
て加熱昇温による融着部を、プラスチックシートと鋼矢
ことの!!lf面の中央部から周辺部に向けて連続的に
拡張させることにより、上記の目的を達成する方法であ
る。
の表面に貼付するにあたり、熱接着性のプラスチックシ
ートを鋼矢板の表面にその全体をほぼ均一な加圧九によ
って押圧して密着させ、その状態で加熱個所を変動させ
て加熱昇温による融着部を、プラスチックシートと鋼矢
ことの!!lf面の中央部から周辺部に向けて連続的に
拡張させることにより、上記の目的を達成する方法であ
る。
またこの発明の装置は、熱接着性の防食用プラスチック
シートを鋼矢板の表面にその全体をほぼ均一に押圧して
密着させる加圧治具と、鋼矢板を加熱する加熱手段とを
備え、前記加圧治具が、流体を加圧して供給される加圧
室を有するとともに、その加圧室には鋼矢板のプラスチ
ックシートを貼り付けるべき被貼付面とほぼ同一形状の
加圧面部が設けられ、かつその加圧面部が弾性材料によ
って形成され、かつ前記加熱手段が、鋼矢板を複数領域
に分けて各領域を時間差をもって加熱するよう(青酸さ
れているこ−と企特徴とするものである。
シートを鋼矢板の表面にその全体をほぼ均一に押圧して
密着させる加圧治具と、鋼矢板を加熱する加熱手段とを
備え、前記加圧治具が、流体を加圧して供給される加圧
室を有するとともに、その加圧室には鋼矢板のプラスチ
ックシートを貼り付けるべき被貼付面とほぼ同一形状の
加圧面部が設けられ、かつその加圧面部が弾性材料によ
って形成され、かつ前記加熱手段が、鋼矢板を複数領域
に分けて各領域を時間差をもって加熱するよう(青酸さ
れているこ−と企特徴とするものである。
作 用
したがってこの発明の方法6よび装置によれば、鋼矢板
に対して押圧して密着させたプラスチックシートが、鋼
矢板を接g#温度まで加熱昇1することにより軟化溶融
し、gA矢板にMlされる。その場合、プラスチックシ
ー1〜はその全体を1土ぼ均一な圧力で押圧されている
から、たとえ軟化溶融しても最終的に得られる防食被覆
は、はぼ均一/fさになる。またプラスチックシートと
鋼矢板との間に挾み込まれた空気等の気泡は、融着が中
央部から生じるために周辺部に追い出され、防食被覆に
残存することはない。
に対して押圧して密着させたプラスチックシートが、鋼
矢板を接g#温度まで加熱昇1することにより軟化溶融
し、gA矢板にMlされる。その場合、プラスチックシ
ー1〜はその全体を1土ぼ均一な圧力で押圧されている
から、たとえ軟化溶融しても最終的に得られる防食被覆
は、はぼ均一/fさになる。またプラスチックシートと
鋼矢板との間に挾み込まれた空気等の気泡は、融着が中
央部から生じるために周辺部に追い出され、防食被覆に
残存することはない。
実施例
以下、この発明の詳細な説明する。
まず、この発明に係る装置の実施例について説明すると
、第1図は一実施例を示す′llll新聞面図り、ここ
に示す装置は、鋼矢板1に防食用シートであるポリエチ
レンシート2を押し付ける加圧治具3と、鋼矢板1を加
熱する加熱手段4とを備えた構成である。加圧治具3は
流体圧によってポリエチレンシート2に押圧力を与える
ものであって、鋼矢板1と類似した形状の鋼製フレー1
−5の外表面側に、弾性材たとえばゴム膜6が一定間隔
をもって配置されるとともに、その周辺部が!I製フレ
ーム5に気密性を保持した状態に押え金7によって固定
されており、したがってゴム膜6と鋼製フレーム5との
間に加圧v8が形成され、またゴム模6が鋼矢板1の表
面とほぼ同一形状の加圧面部となっている。前記鋼製フ
レーム5の所定個所に、加圧室8内に流体たとえば加工
空気を給排気する給排気口9が設けられるとともに、こ
こにエアーホース10が接続されている。またy4製フ
レーム5の左右両側部の上面には、先端部を鋼矢Mi1
の継手部11に図の下側から係合するクランプ12が回
動自在に取付けら机でいる。さらに鋼製フレーム5には
、補強板13が長手方向において一定間隔ごとに配置さ
れ、その補強板13に移動用アーム14の端部が速結さ
れている。
、第1図は一実施例を示す′llll新聞面図り、ここ
に示す装置は、鋼矢板1に防食用シートであるポリエチ
レンシート2を押し付ける加圧治具3と、鋼矢板1を加
熱する加熱手段4とを備えた構成である。加圧治具3は
流体圧によってポリエチレンシート2に押圧力を与える
ものであって、鋼矢板1と類似した形状の鋼製フレー1
−5の外表面側に、弾性材たとえばゴム膜6が一定間隔
をもって配置されるとともに、その周辺部が!I製フレ
ーム5に気密性を保持した状態に押え金7によって固定
されており、したがってゴム膜6と鋼製フレーム5との
間に加圧v8が形成され、またゴム模6が鋼矢板1の表
面とほぼ同一形状の加圧面部となっている。前記鋼製フ
レーム5の所定個所に、加圧室8内に流体たとえば加工
空気を給排気する給排気口9が設けられるとともに、こ
こにエアーホース10が接続されている。またy4製フ
レーム5の左右両側部の上面には、先端部を鋼矢Mi1
の継手部11に図の下側から係合するクランプ12が回
動自在に取付けら机でいる。さらに鋼製フレーム5には
、補強板13が長手方向において一定間隔ごとに配置さ
れ、その補強板13に移動用アーム14の端部が速結さ
れている。
他方、第1図に示す装置における加熱手段4は、鋼矢板
1のうちポリエチレンシート2を貼付する面とは反対の
面側に長手方向に向けて配列した複数本の電熱ヒータ1
5から構成されており、これらの電熱ヒータ15は、互
いに隣接する複数本を1グループとして複数グループに
区分され、かつ各グループごとに湿度制御されるよう構
成されている。すなわち−例として、電熱ヒータ15は
、鋼矢板1の幅方向での中央部における所定幅の第1領
1ii!A1.その両(財)でコーナ部までの第2領域
A2、コーナ部から立ち上り部(フランジ部)の中間部
までの第3領域A3、第3領域A3よりも立ち上り部の
端部側の第4領域A4の合計7領域に対応するよう区分
され、第1幀1g A Iに対応するグループから順次
通電加熱さセられるようになっている。
1のうちポリエチレンシート2を貼付する面とは反対の
面側に長手方向に向けて配列した複数本の電熱ヒータ1
5から構成されており、これらの電熱ヒータ15は、互
いに隣接する複数本を1グループとして複数グループに
区分され、かつ各グループごとに湿度制御されるよう構
成されている。すなわち−例として、電熱ヒータ15は
、鋼矢板1の幅方向での中央部における所定幅の第1領
1ii!A1.その両(財)でコーナ部までの第2領域
A2、コーナ部から立ち上り部(フランジ部)の中間部
までの第3領域A3、第3領域A3よりも立ち上り部の
端部側の第4領域A4の合計7領域に対応するよう区分
され、第1幀1g A Iに対応するグループから順次
通電加熱さセられるようになっている。
つぎに上記の装置を用いたこの発明の貼付方法について
説明すると、先ず、対象とする鋼矢板1を加熱手段4の
上側に設置するとともに、熱接着性のポリエチレンシー
ト2をその鋼矢板1の表面に被せる。ここで熱接@性ポ
リエチレンシートとは、架橋処理を施していない通常の
ポリエチレンシートの片面に、例えば120℃〜200
℃程度の温度で@春作用を示す接着層を形成したもので
ある。ポリエチレンシートは自然環境下に置かれること
を前提にするものであるから、ナフチルアミン誘導体や
置換フェノール類などの抗酸化剤やカーボンブラックな
どの紫外線吸収剤を配合することが好ましい。また前記
接着層としては、ポリエチレンに無水マレイン酸を添加
することにより鉄との接着力を持たせた変性ポリエチレ
ンを使用する。ポリエチレンシート2を鋼矢板1に被せ
た後、そのポリエチレンシート2を挾んだ状態で前記加
圧治具3を鋼矢板1の上に載せ、かつ前記クランプ12
を鋼矢板1の継手部11に係合させて加圧治具3を鋼矢
板1に連結固定する。ついで、加圧v8にコンプレッサ
ー(図示せず)から空気を送り込んで、その内部圧力を
2 k(J/ c♂前後に設定する。加圧v8は前述し
たように、加圧面部をゴム膜6によって形成したもので
あるから、内部圧力の上昇によってゴム膜6が膨張し、
その結果、ポリエチレンシート2がその全体をほぼ均一
な圧力で鋼矢板1に押圧して密着させられる。その状態
を維持しつつ前記電熱ヒータ15に通電して鋼矢板1を
加熱昇温させる。その場合、鋼矢板1の幅方向での中央
部である第1領域A1に対応する一群の電熱ヒータ15
に先ず通電して発熱させ、ついで所定時間の経過後に第
2領域A2に対応する一群の電熱ヒータ15に通電し、
以降第3領域A3および第4領域A4の各々に対応する
各群の電熱ヒータ15に一定時間差をもって通電し、発
熱させる。また通電の開始後一定時間経過した後に第1
領域A1に対応する電熱ヒータ15から順に通電を停止
する。したがって加熱パターンを示せば第2図の通りで
ある。なおここで、各領域の加熱時間および加熱開始の
時間差は、電熱ヒータ15の容量によって決めればよく
、要は各領域A1−A4を接着温度(例えば130〜1
60℃程度)に順に加熱昇温することが好ましい。上述
のように鋼矢板1を加熱昇温することにより、ポリエチ
レンシート2の鋼矢板1への!!肴部が、幅方向での中
央部から周辺部に向けて次第に拡張することになり、そ
のためにポリエチレンシート2と鋼矢板1との間に介在
していた気泡は、ポリエチレンシート2を加圧治具3に
よって押圧していることと相まって、次第に周辺部に追
い出される。
説明すると、先ず、対象とする鋼矢板1を加熱手段4の
上側に設置するとともに、熱接着性のポリエチレンシー
ト2をその鋼矢板1の表面に被せる。ここで熱接@性ポ
リエチレンシートとは、架橋処理を施していない通常の
ポリエチレンシートの片面に、例えば120℃〜200
℃程度の温度で@春作用を示す接着層を形成したもので
ある。ポリエチレンシートは自然環境下に置かれること
を前提にするものであるから、ナフチルアミン誘導体や
置換フェノール類などの抗酸化剤やカーボンブラックな
どの紫外線吸収剤を配合することが好ましい。また前記
接着層としては、ポリエチレンに無水マレイン酸を添加
することにより鉄との接着力を持たせた変性ポリエチレ
ンを使用する。ポリエチレンシート2を鋼矢板1に被せ
た後、そのポリエチレンシート2を挾んだ状態で前記加
圧治具3を鋼矢板1の上に載せ、かつ前記クランプ12
を鋼矢板1の継手部11に係合させて加圧治具3を鋼矢
板1に連結固定する。ついで、加圧v8にコンプレッサ
ー(図示せず)から空気を送り込んで、その内部圧力を
2 k(J/ c♂前後に設定する。加圧v8は前述し
たように、加圧面部をゴム膜6によって形成したもので
あるから、内部圧力の上昇によってゴム膜6が膨張し、
その結果、ポリエチレンシート2がその全体をほぼ均一
な圧力で鋼矢板1に押圧して密着させられる。その状態
を維持しつつ前記電熱ヒータ15に通電して鋼矢板1を
加熱昇温させる。その場合、鋼矢板1の幅方向での中央
部である第1領域A1に対応する一群の電熱ヒータ15
に先ず通電して発熱させ、ついで所定時間の経過後に第
2領域A2に対応する一群の電熱ヒータ15に通電し、
以降第3領域A3および第4領域A4の各々に対応する
各群の電熱ヒータ15に一定時間差をもって通電し、発
熱させる。また通電の開始後一定時間経過した後に第1
領域A1に対応する電熱ヒータ15から順に通電を停止
する。したがって加熱パターンを示せば第2図の通りで
ある。なおここで、各領域の加熱時間および加熱開始の
時間差は、電熱ヒータ15の容量によって決めればよく
、要は各領域A1−A4を接着温度(例えば130〜1
60℃程度)に順に加熱昇温することが好ましい。上述
のように鋼矢板1を加熱昇温することにより、ポリエチ
レンシート2の鋼矢板1への!!肴部が、幅方向での中
央部から周辺部に向けて次第に拡張することになり、そ
のためにポリエチレンシート2と鋼矢板1との間に介在
していた気泡は、ポリエチレンシート2を加圧治具3に
よって押圧していることと相まって、次第に周辺部に追
い出される。
その結果、加熱終了後冷却凝固させて得られる防食?!
Iffは、気泡や空気層のない平坦な良質のものとする
ことができる。
Iffは、気泡や空気層のない平坦な良質のものとする
ことができる。
なお、上記の方法を実施する場合、ゴム膜の材質は溶融
したポリエチレンに併重しないことが必要であり、ハイ
パロン、シリコンゴムまたはフッ素ゴムが適切である。
したポリエチレンに併重しないことが必要であり、ハイ
パロン、シリコンゴムまたはフッ素ゴムが適切である。
またポリエチレンシート2とゴム慢6との間にタルク等
の粉末、酢酸セルローズシート(セロハン)あるいはポ
リエステルシートを介在させておけば、冷却凝固後ゴム
’I!i!6とポリエチレンシート2との剥離がより良
好となり、またゴム膜6の熱老化防止に有効であり、ゴ
ム膜6の耐用寿命を延ばすことができる。
の粉末、酢酸セルローズシート(セロハン)あるいはポ
リエステルシートを介在させておけば、冷却凝固後ゴム
’I!i!6とポリエチレンシート2との剥離がより良
好となり、またゴム膜6の熱老化防止に有効であり、ゴ
ム膜6の耐用寿命を延ばすことができる。
ここでこの発明の方法の具体的な実施例を記す。
LL
熱接着性のあるポリエチレンシートを2.Oka/dの
空気圧を用いて鋼矢板に押圧・g看させ、有効長さ90
0■、容量24 kWの電熱ヒータによってその鋼矢板
を130〜160℃にDI!昇濡した。
空気圧を用いて鋼矢板に押圧・g看させ、有効長さ90
0■、容量24 kWの電熱ヒータによってその鋼矢板
を130〜160℃にDI!昇濡した。
その場合、U4矢板を前述したように合計7領域に区分
し、中央部の第1領域から周辺部の第4領域の順に加熱
し、各領域の加熱時間は6分、各領域の加熱開始時間差
は30秒とした。
し、中央部の第1領域から周辺部の第4領域の順に加熱
し、各領域の加熱時間は6分、各領域の加熱開始時間差
は30秒とした。
得られた防食?12覆の膜厚は平均で2.41であり、
またその変動幅は平均膜厚に対し±0.15 Inであ
って極めて小さい値であった。またシワや気泡あるいは
表面疵などの異常は特に認められなかった。
またその変動幅は平均膜厚に対し±0.15 Inであ
って極めて小さい値であった。またシワや気泡あるいは
表面疵などの異常は特に認められなかった。
ところで第1図に示す構造を基本lj造とする加圧治具
3によって、ポリエチレンシート2等の防食用プラスチ
ックシートを鋼矢板1の表面に押し付け、密着させる場
合、鋼矢板1の凹コーナ部にJ3いては、曲率が他の部
分よりも大きいためにゴム膜6の剛性の影響でプラスチ
ックシートを押圧する力が他の部分よりも幾分小さくな
り、それに伴い加熱昇温しでプラスチックシートを軟化
させた場合に、プラスチックが押圧力の小さいコーナ部
に流れ込んで局部的な膜厚の増大や凹凸発生などの異常
を生じる懸念がある。また凹コーナ部に対しては、加圧
室8に圧力をかけてゴム膜6を膨張させることにより初
めてゴム膜6が接触する関係上、ゴム慢6が先に接融す
る平坦な部分には、凹コーナ部に向けた摩擦力が生じ、
これが原因となって凹コーナ部の膜厚が増大したり、シ
ワが寄ったりする懸念がある。これとは反対に、凸コー
ナ部では押圧力が大きくなって、膜厚が他の部分より薄
くなるおそれがある。第3図および第4図はそのような
不都合を解消すべく構成したゴム膜6を示す断面図であ
る。
3によって、ポリエチレンシート2等の防食用プラスチ
ックシートを鋼矢板1の表面に押し付け、密着させる場
合、鋼矢板1の凹コーナ部にJ3いては、曲率が他の部
分よりも大きいためにゴム膜6の剛性の影響でプラスチ
ックシートを押圧する力が他の部分よりも幾分小さくな
り、それに伴い加熱昇温しでプラスチックシートを軟化
させた場合に、プラスチックが押圧力の小さいコーナ部
に流れ込んで局部的な膜厚の増大や凹凸発生などの異常
を生じる懸念がある。また凹コーナ部に対しては、加圧
室8に圧力をかけてゴム膜6を膨張させることにより初
めてゴム膜6が接触する関係上、ゴム慢6が先に接融す
る平坦な部分には、凹コーナ部に向けた摩擦力が生じ、
これが原因となって凹コーナ部の膜厚が増大したり、シ
ワが寄ったりする懸念がある。これとは反対に、凸コー
ナ部では押圧力が大きくなって、膜厚が他の部分より薄
くなるおそれがある。第3図および第4図はそのような
不都合を解消すべく構成したゴム膜6を示す断面図であ
る。
すなわち、先ず第3図に示す構成は、表面ゴム6aの裏
面にこれとは素材の異なる裏面ゴム膜6bを内張すして
2層構造とするとともに、裏面ゴムm6tlの厚さを部
分的に変えて平坦部での厚さ【Oを厚くし、コーナ部で
の厚さtl を薄くしたものである。また第4図に示
す構成は、裏面ゴム膜6bをコーナ部以外の部分で2層
に貼り合わせることにより、全体−として3層構造とす
るとともに、コーナ部の厚ざtl を薄くしたもので
ある。
面にこれとは素材の異なる裏面ゴム膜6bを内張すして
2層構造とするとともに、裏面ゴムm6tlの厚さを部
分的に変えて平坦部での厚さ【Oを厚くし、コーナ部で
の厚さtl を薄くしたものである。また第4図に示
す構成は、裏面ゴム膜6bをコーナ部以外の部分で2層
に貼り合わせることにより、全体−として3層構造とす
るとともに、コーナ部の厚ざtl を薄くしたもので
ある。
したがってこのような構造のゴム膜6を加圧治具3に用
いた場合、コーナ部での剛性が他の部分よりも小さくな
るから、鋼矢板1の凹コーナ部では、加圧室8内の空気
圧に対する抵抗力が小さく、また凸コーナ部ではゴム1
16が伸び易いためにその弾性力に基づいた押圧力が小
さくなり、その結果、全体の押圧力が均一化される。ま
た加圧室8内に圧力をかけた場合、凹コーナ部では膜厚
の薄いコーナ部のゴム膜が伸びてプラスチックシートを
押圧することになり、ゴム膜が先に接触する平坦部では
ゴム膜が厚(、その伸びが極めて小さいから、平坦部分
での摩擦力が殆んど生じない。したがってプラスチック
シー1−を加圧軟化させた場合に、プラスチックがコー
ナ部に流れることが殆んどな(、その結果、防食被覆の
膜厚を均一化し、またコーナ部でのシワの発生を防止す
ることができる。
いた場合、コーナ部での剛性が他の部分よりも小さくな
るから、鋼矢板1の凹コーナ部では、加圧室8内の空気
圧に対する抵抗力が小さく、また凸コーナ部ではゴム1
16が伸び易いためにその弾性力に基づいた押圧力が小
さくなり、その結果、全体の押圧力が均一化される。ま
た加圧室8内に圧力をかけた場合、凹コーナ部では膜厚
の薄いコーナ部のゴム膜が伸びてプラスチックシートを
押圧することになり、ゴム膜が先に接触する平坦部では
ゴム膜が厚(、その伸びが極めて小さいから、平坦部分
での摩擦力が殆んど生じない。したがってプラスチック
シー1−を加圧軟化させた場合に、プラスチックがコー
ナ部に流れることが殆んどな(、その結果、防食被覆の
膜厚を均一化し、またコーナ部でのシワの発生を防止す
ることができる。
なお、第3図および第4図に示す?!数層構造の場合、
表面ゴム6aを厚さ1111m程度のフッ素ゴムあるい
はシリコンゴムとし、裏面ゴム6bを2〜5mn+程度
のブチルゴムあるいはハイパロンとすることができ、こ
のようにすれば、プラスチックシートのゴムB6に対す
る融着を有効に防止できるうえに、表面ゴム6aの耐熱
性が良好であるために、耐久性を増すことができ、また
表面ゴム6aの柔軟性を裏面ゴム6bがカバーして形状
を保持させることができ、さらに高価なフッ素ゴムヤシ
リコンゴムの使用量を少なくして全体としての価格を下
げることができる。
表面ゴム6aを厚さ1111m程度のフッ素ゴムあるい
はシリコンゴムとし、裏面ゴム6bを2〜5mn+程度
のブチルゴムあるいはハイパロンとすることができ、こ
のようにすれば、プラスチックシートのゴムB6に対す
る融着を有効に防止できるうえに、表面ゴム6aの耐熱
性が良好であるために、耐久性を増すことができ、また
表面ゴム6aの柔軟性を裏面ゴム6bがカバーして形状
を保持させることができ、さらに高価なフッ素ゴムヤシ
リコンゴムの使用量を少なくして全体としての価格を下
げることができる。
前述したように、凹コーナ部に対するプラスチックシー
トの押圧力は、他の部分より小さくなり易いが、これは
弾性材であるゴムl!6の曲率を局部的に大きくする必
要があるために、ゴム膜6の変形抵抗が大きいからであ
る。そのため上述した例では、コーナ部でのゴム膜6の
厚さを薄クシてコーナ部でのゴム膜6の変形抵抗を他の
部分より減少させた。これに対し、第5図および第6図
に示す加圧治具3は、凹コーナ部を内面側から局部的に
押圧する押し付は具Pを備えたものである。
トの押圧力は、他の部分より小さくなり易いが、これは
弾性材であるゴムl!6の曲率を局部的に大きくする必
要があるために、ゴム膜6の変形抵抗が大きいからであ
る。そのため上述した例では、コーナ部でのゴム膜6の
厚さを薄クシてコーナ部でのゴム膜6の変形抵抗を他の
部分より減少させた。これに対し、第5図および第6図
に示す加圧治具3は、凹コーナ部を内面側から局部的に
押圧する押し付は具Pを備えたものである。
すなわち11製フレーム5の下面に、鋼矢板1の被貼付
面とほぼ同一形状をなすゴム膜6が取付けられて、これ
らの両者の間に加圧室8が形成されており、そのuフレ
ーム5の長手方向における適宜の2g所に、各コーナ部
Cに向けたスリーブ16がalt!フレーム5を貫通し
てそれぞれ取付けられ、そのスリーブ16にパツキン1
7によって気密性を保持した0ツド18が軸方向へ移動
するよう挿入されている。また加圧室8内には、ゴム膜
6の内面のコーナ部Cにそのほぼ法ね方向から接する押
付板19が!!il!置されており、前記ロッド18は
その押付板19にロックナツト20を介して連結固定さ
れている。さらに1製フレーム5の上面にエアシリンダ
取付フレーム21が固定され、そのエアシリンダ取付フ
レーム21に、軸線を前記ロッド18に一致させた状態
にエアシリンダ22が取付けられ、そのピストンロッド
がクレビス23によってロッド18に連結されている。
面とほぼ同一形状をなすゴム膜6が取付けられて、これ
らの両者の間に加圧室8が形成されており、そのuフレ
ーム5の長手方向における適宜の2g所に、各コーナ部
Cに向けたスリーブ16がalt!フレーム5を貫通し
てそれぞれ取付けられ、そのスリーブ16にパツキン1
7によって気密性を保持した0ツド18が軸方向へ移動
するよう挿入されている。また加圧室8内には、ゴム膜
6の内面のコーナ部Cにそのほぼ法ね方向から接する押
付板19が!!il!置されており、前記ロッド18は
その押付板19にロックナツト20を介して連結固定さ
れている。さらに1製フレーム5の上面にエアシリンダ
取付フレーム21が固定され、そのエアシリンダ取付フ
レーム21に、軸線を前記ロッド18に一致させた状態
にエアシリンダ22が取付けられ、そのピストンロッド
がクレビス23によってロッド18に連結されている。
すなわち押付板19、ロッド18、スリーブ16、エア
シリンダ22およびこれに付属する部材が押し付は興P
を構成している。なお、エアシリンダ22は押付板19
の長手方向における2個所に設けられており、その互い
に対となるエアシリンダ22は、第6図に示すように!
Ili調整弁24を介して切換弁25に接続され、その
流Ill整弁24によって各エアシリンダ22に対する
圧縮空気の流量が等しくなるよう流量調整することによ
り、各エアシリンダ22を同調して動作させるようにな
っている。
シリンダ22およびこれに付属する部材が押し付は興P
を構成している。なお、エアシリンダ22は押付板19
の長手方向における2個所に設けられており、その互い
に対となるエアシリンダ22は、第6図に示すように!
Ili調整弁24を介して切換弁25に接続され、その
流Ill整弁24によって各エアシリンダ22に対する
圧縮空気の流量が等しくなるよう流量調整することによ
り、各エアシリンダ22を同調して動作させるようにな
っている。
したがって上記の加圧治具3によれば、先ず加圧室8に
圧縮空気を供給してその内部圧力を規定圧力の半分程度
まで高め番ことにより、熱接着性のポリエチレンシート
2を鋼矢板1の表面に軽く押し付け、ついで前記エアシ
リンダ22に圧縮空気を送ることにより、ピストンロッ
ドを伸ばして押付板19によってゴム膜6のコーナ部を
鋼矢板1に向けて押し付け、さらに加圧室8内の圧力を
規定圧力まで高めることにより、コーナ部Cでの空気層
の発生を防いでポリエチレンシート2を鋼矢板1の表面
に完全に密着させることができる。
圧縮空気を供給してその内部圧力を規定圧力の半分程度
まで高め番ことにより、熱接着性のポリエチレンシート
2を鋼矢板1の表面に軽く押し付け、ついで前記エアシ
リンダ22に圧縮空気を送ることにより、ピストンロッ
ドを伸ばして押付板19によってゴム膜6のコーナ部を
鋼矢板1に向けて押し付け、さらに加圧室8内の圧力を
規定圧力まで高めることにより、コーナ部Cでの空気層
の発生を防いでポリエチレンシート2を鋼矢板1の表面
に完全に密着させることができる。
すなわち上記の加圧油、具3では、曲率が大きいために
ゴム膜6の変形抵抗の大きいコーナ部Cに対して押付板
19を補完的に作用させるから、空気をほぼ完全に排除
した状態でポリエチレンシート2を鋼矢板1の表面に密
着させることができる。
ゴム膜6の変形抵抗の大きいコーナ部Cに対して押付板
19を補完的に作用させるから、空気をほぼ完全に排除
した状態でポリエチレンシート2を鋼矢板1の表面に密
着させることができる。
したがってその状態で鋼矢板1を接@温度(例えば13
0〜160℃)に加熱昇温すれば、ポリエチレンシート
2が鋼矢板1に融着するために、気泡や空気層のない防
食被覆を得ることかできる。
0〜160℃)に加熱昇温すれば、ポリエチレンシート
2が鋼矢板1に融着するために、気泡や空気層のない防
食被覆を得ることかできる。
第7図および第8図はこの発明の装置の更に他の実施例
における加圧治具3を示す略解断面図であって、ここに
示す加圧治具3はゴムII6の熱老化を防止するととも
に、プラスチックシートの加熱昇温を均一化するよう構
成したものである。すなわちゴム16は、鋼矢板1に1
1着させるプラスチックシートに直接接触するから、繰
り返し加熱昇温されることになり、またプラスチックシ
ートの長手方向の中央部では熱放散が極めて少ないのに
対し、端部側では熱放散が生じ易く、その結果、端部で
の加熱不足を防ぐよう全体の温度を上げた場合には、中
央部での過熱(オーバーヒート)が生じるおそれがあり
、そこで第7図および第8図に示す加圧治具3は、押圧
力を発生させる圧縮空気を常時流入口から流出口に向け
て流すことにより温度1111m11するよう構成した
ものである。
における加圧治具3を示す略解断面図であって、ここに
示す加圧治具3はゴムII6の熱老化を防止するととも
に、プラスチックシートの加熱昇温を均一化するよう構
成したものである。すなわちゴム16は、鋼矢板1に1
1着させるプラスチックシートに直接接触するから、繰
り返し加熱昇温されることになり、またプラスチックシ
ートの長手方向の中央部では熱放散が極めて少ないのに
対し、端部側では熱放散が生じ易く、その結果、端部で
の加熱不足を防ぐよう全体の温度を上げた場合には、中
央部での過熱(オーバーヒート)が生じるおそれがあり
、そこで第7図および第8図に示す加圧治具3は、押圧
力を発生させる圧縮空気を常時流入口から流出口に向け
て流すことにより温度1111m11するよう構成した
ものである。
゛ 以下、より詳細に説明すると、[jフレーム5お
よびゴム膜6は第1図に示す例とほぼ同様に構成されて
おり、tl!1Illフレーム5の幅方向での中央部に
は、複数の流入口26が長手方向に配列して設けられて
おり、各流入026は加圧弁27を介してヘッダ28に
接続され、そのヘッダ28に圧縮空気供給用のホース2
つが接続されている。また鋼製フレーム5の幅方向にお
ける左右両側部に複数の流出口30が長手方向に配列し
て設けられ、各流出口30には逃し弁31が接続されて
いる。
よびゴム膜6は第1図に示す例とほぼ同様に構成されて
おり、tl!1Illフレーム5の幅方向での中央部に
は、複数の流入口26が長手方向に配列して設けられて
おり、各流入026は加圧弁27を介してヘッダ28に
接続され、そのヘッダ28に圧縮空気供給用のホース2
つが接続されている。また鋼製フレーム5の幅方向にお
ける左右両側部に複数の流出口30が長手方向に配列し
て設けられ、各流出口30には逃し弁31が接続されて
いる。
ざらにゴム116には、ポリエチレンシート2との接触
面の温度を測定するための熱電対32が一定間隔ごとに
多数層め込まれている。そしてこれらの熱電対32はm
度計(図示せず)に接続され、その検出温度に基づいて
前記6弁27.31の開閉および開度調整を行なって&
温部分に空気流を生じさせるようになっている。
面の温度を測定するための熱電対32が一定間隔ごとに
多数層め込まれている。そしてこれらの熱電対32はm
度計(図示せず)に接続され、その検出温度に基づいて
前記6弁27.31の開閉および開度調整を行なって&
温部分に空気流を生じさせるようになっている。
したがって上述した加圧治具3においては、ゴム111
6のいずれかの個所の温度が規定温度以上になると、そ
の部分に近い個所にある加圧弁27および逃し弁31が
開くとともに適当な開度となり。
6のいずれかの個所の温度が規定温度以上になると、そ
の部分に近い個所にある加圧弁27および逃し弁31が
開くとともに適当な開度となり。
その結果、加圧室8内に流入026から流出口30に向
けて空気流が生じ、その空気流によってゴムlI6が局
部的に冷却される。すなわち第7図および第8図に示す
構成の加圧治具3によれば、ゴム膜6の局部的な異常の
温度上昇を抑制し、それに伴いポリエチレンシート2の
全体をほぼ均一な温度に設定することができ、これに加
えゴム膜6の過熱による熱老化を有効に防止することが
できる。
けて空気流が生じ、その空気流によってゴムlI6が局
部的に冷却される。すなわち第7図および第8図に示す
構成の加圧治具3によれば、ゴム膜6の局部的な異常の
温度上昇を抑制し、それに伴いポリエチレンシート2の
全体をほぼ均一な温度に設定することができ、これに加
えゴム膜6の過熱による熱老化を有効に防止することが
できる。
第9図は時間差をもって鋼矢板1の加熱を行なうことの
できる加熱手段4の具体例を示す断面図であって、加熱
対象物である鋼矢板1の下側に鋼矢板1の長手方向に向
けた多数本の電熱線33が、鋼矢板1の下面に沿って配
列されており、これらの電熱133は、鋼矢板1の幅方
向での中央部に位置する複数本を第1ゾーンz1とし、
その左右両側のそれぞれが第2から第5のゾーン72〜
Z5に等分されている。すなわち電熱I!33の全体の
下側が断熱材34によって覆われ、また対流および伝導
ならびに輻射による熱移動を防止する仕切tfi35に
よって欲!!!$!33が第1から第5ゾーン21〜z
5の合計9群に区分されている。そして各ゾーン71〜
z5には、断熱管36によって保i!1されかつ鋼矢板
1に押し付けられる熱電対37が設けられている。この
熱電対37は、防食用のポリエチレンシート2の加熱温
度範囲(120〜160℃程度)が限定されているため
に、電熱線33による加熱温度を制御するためのもので
あって、これらの熱電対37は第10図に示すように、
各ゾーン71〜Z5ごとに設けたサイリスタ式制頗装信
38に接続され、検出した1度が規定の温度になったと
きに対応するゾーンの電熱線33への通電を止めるよう
構成されている。なお、サイリスタ式IIJ m装置3
8にはタイマーが紺み込まれ、通電開始時間の設定を行
なうようになっている。また110図中符号39は′I
i源である。
できる加熱手段4の具体例を示す断面図であって、加熱
対象物である鋼矢板1の下側に鋼矢板1の長手方向に向
けた多数本の電熱線33が、鋼矢板1の下面に沿って配
列されており、これらの電熱133は、鋼矢板1の幅方
向での中央部に位置する複数本を第1ゾーンz1とし、
その左右両側のそれぞれが第2から第5のゾーン72〜
Z5に等分されている。すなわち電熱I!33の全体の
下側が断熱材34によって覆われ、また対流および伝導
ならびに輻射による熱移動を防止する仕切tfi35に
よって欲!!!$!33が第1から第5ゾーン21〜z
5の合計9群に区分されている。そして各ゾーン71〜
z5には、断熱管36によって保i!1されかつ鋼矢板
1に押し付けられる熱電対37が設けられている。この
熱電対37は、防食用のポリエチレンシート2の加熱温
度範囲(120〜160℃程度)が限定されているため
に、電熱線33による加熱温度を制御するためのもので
あって、これらの熱電対37は第10図に示すように、
各ゾーン71〜Z5ごとに設けたサイリスタ式制頗装信
38に接続され、検出した1度が規定の温度になったと
きに対応するゾーンの電熱線33への通電を止めるよう
構成されている。なお、サイリスタ式IIJ m装置3
8にはタイマーが紺み込まれ、通電開始時間の設定を行
なうようになっている。また110図中符号39は′I
i源である。
上記の加熱手段4によって鋼矢板1の加熱を行なう場合
、ポリエチレンシート2を前述した加圧治具3によって
鋼矢板1に密着させておき、その状態で第1ゾーンZ1
の・電熱133から〜第5ゾーンZ5の電熱I!33の
順に通電をn始する。その場合、各ゾーン21〜z5の
通1!開始の時闇差は、電熱線33の発熱量によって設
定することが好ましく、例えば30秒〜2分程度の範囲
で設定する。
、ポリエチレンシート2を前述した加圧治具3によって
鋼矢板1に密着させておき、その状態で第1ゾーンZ1
の・電熱133から〜第5ゾーンZ5の電熱I!33の
順に通電をn始する。その場合、各ゾーン21〜z5の
通1!開始の時闇差は、電熱線33の発熱量によって設
定することが好ましく、例えば30秒〜2分程度の範囲
で設定する。
各ゾーン21〜z5の電熱線33に順次通電することに
より、鋼矢板1が幅方向の中央部から周辺部に向けて順
に加熱昇温され、その間に各ゾーン21〜z5での温度
が規定温度になると、熱電対37の検出信号に基づいて
電熱線33への通電が止まる。このように、して加熱を
行なっている間において、各ゾーン71〜z5が仕切板
35によって隔絶され、相互の熱移動が阻止されている
から、鋼矢板1の各部分は所定の温度範囲内に入るよう
正確に加熱される。このような加熱温度状況を図示すれ
ば111図の通りである。したがって第9図に示す加熱
手段によれば、ポリエチレンシート2のは普が中央部か
ら周辺部に次第に拡張することにより空気を確実に排除
し、また溶融による異常変形を生じさせずにポリエチレ
ンシート2を鋼矢板1に融着させることができる。
より、鋼矢板1が幅方向の中央部から周辺部に向けて順
に加熱昇温され、その間に各ゾーン21〜z5での温度
が規定温度になると、熱電対37の検出信号に基づいて
電熱線33への通電が止まる。このように、して加熱を
行なっている間において、各ゾーン71〜z5が仕切板
35によって隔絶され、相互の熱移動が阻止されている
から、鋼矢板1の各部分は所定の温度範囲内に入るよう
正確に加熱される。このような加熱温度状況を図示すれ
ば111図の通りである。したがって第9図に示す加熱
手段によれば、ポリエチレンシート2のは普が中央部か
ら周辺部に次第に拡張することにより空気を確実に排除
し、また溶融による異常変形を生じさせずにポリエチレ
ンシート2を鋼矢板1に融着させることができる。
なおまた、この発明の装置における加熱手段は、電熱ヒ
ータ以外にガスバーナを発熱体として構成することもで
き、第12図および第13図はその例を示す略解図であ
る。
ータ以外にガスバーナを発熱体として構成することもで
き、第12図および第13図はその例を示す略解図であ
る。
すなわち第12図に示す構成は、多数本のガスバーナ4
0を鋼矢板1の被加熱面に泊って配列したものであり、
このような構成の加熱手段4によって鋼矢板1を加熱し
、ポリエチレンシート2を融状させるには、ポリエチレ
ンシート2の全体を鋼矢板1に密着させた状態で、鋼矢
板1の幅方向にあける中央部にあるガスバーナ4oから
周辺部にあるガスバーナ40の順に点火し、もしくは発
熱量を増大させて加熱個所を中央部から周辺部に移動さ
せ、もってポリエチレンシート2の融着部を中央部から
周辺部に拡張する。
0を鋼矢板1の被加熱面に泊って配列したものであり、
このような構成の加熱手段4によって鋼矢板1を加熱し
、ポリエチレンシート2を融状させるには、ポリエチレ
ンシート2の全体を鋼矢板1に密着させた状態で、鋼矢
板1の幅方向にあける中央部にあるガスバーナ4oから
周辺部にあるガスバーナ40の順に点火し、もしくは発
熱量を増大させて加熱個所を中央部から周辺部に移動さ
せ、もってポリエチレンシート2の融着部を中央部から
周辺部に拡張する。
また第13図に示す構成は、ガスバーナ40を移動させ
て加熱個所を変える構成であって、加熱対象物である鋼
矢板1の外表面側に、その外表面に沿って湾曲したガイ
ドレール41が一定の間隔をもって配置されており、そ
のガイドレール41には前記鋼矢板1の外表面に対して
垂直状態を維持して走行する1対のガスバーナ40がロ
ーラ42を介して装着されている。これらのガスバーナ
40のうち一方のカスバーナ40は中央部から右半分を
移動するものであり、また他方のがスバーナ40は中央
部から左半分を移動するものであって、ガスバーナ40
にこのような運動をさせるためのチェーン43が前記ガ
イドレール41に泊って走行するよう各ガスバーナ40
に対応して設けられている。ずなわち各チェーン43は
各々に対応する駆動スプロケット44からがイドレール
41の中央部に配置した送出しスプロケット45に巻掛
けられるとともに、ガイドレール41の端部に設けたリ
ターンスプロケット46によって折り返され、さらに張
り調整用スプロケット47を経て前記駆動スプロケット
44に巻掛けらでおり、各ガスバーナ40は送出しスプ
ロケット45とリターンスプロケット46の間において
チェーン43に取付けられている。
て加熱個所を変える構成であって、加熱対象物である鋼
矢板1の外表面側に、その外表面に沿って湾曲したガイ
ドレール41が一定の間隔をもって配置されており、そ
のガイドレール41には前記鋼矢板1の外表面に対して
垂直状態を維持して走行する1対のガスバーナ40がロ
ーラ42を介して装着されている。これらのガスバーナ
40のうち一方のカスバーナ40は中央部から右半分を
移動するものであり、また他方のがスバーナ40は中央
部から左半分を移動するものであって、ガスバーナ40
にこのような運動をさせるためのチェーン43が前記ガ
イドレール41に泊って走行するよう各ガスバーナ40
に対応して設けられている。ずなわち各チェーン43は
各々に対応する駆動スプロケット44からがイドレール
41の中央部に配置した送出しスプロケット45に巻掛
けられるとともに、ガイドレール41の端部に設けたリ
ターンスプロケット46によって折り返され、さらに張
り調整用スプロケット47を経て前記駆動スプロケット
44に巻掛けらでおり、各ガスバーナ40は送出しスプ
ロケット45とリターンスプロケット46の間において
チェーン43に取付けられている。
したがって第13図に示す加熱手段4においては、バー
ナ4oを鋼矢板1の幅方向での中央部に位置させてバー
ナ40に点火し、しかる後左右の駆動スプロケット44
を回転させてチェーン43を走行させることによりガス
バーナ40をガイドレール41に沿って移動させれば、
鋼矢板1の加熱個所が中央部から周辺部に次第に移動し
、その結果ポリエチレンシート2の融着部が中央部から
周辺部に拡張するので、ポリエチレンシート2の全体を
鋼矢板1に9看させてあっても、空気を確実に排除して
ポリエチレンシート2を鋼矢板1に貼り付けることがで
きる。
ナ4oを鋼矢板1の幅方向での中央部に位置させてバー
ナ40に点火し、しかる後左右の駆動スプロケット44
を回転させてチェーン43を走行させることによりガス
バーナ40をガイドレール41に沿って移動させれば、
鋼矢板1の加熱個所が中央部から周辺部に次第に移動し
、その結果ポリエチレンシート2の融着部が中央部から
周辺部に拡張するので、ポリエチレンシート2の全体を
鋼矢板1に9看させてあっても、空気を確実に排除して
ポリエチレンシート2を鋼矢板1に貼り付けることがで
きる。
なお、上述の説明ではポリエチレンシート2の幅方向で
の中央部から周辺部に向けて加熱昇温個所を移動させる
こととしたが、この発明の方法および装置においては、
要は空気を排除するよう融着部を拡張すればよいのであ
り、したがって加熱昇温個所はポリエチレンシート2の
長手方向に多動させてもよい。ただし、幅方向において
中央部から周辺部に加熱昇温個所を移動させれば、移動
ストロークが短いので、作業効率が良ぐ゛なる。またこ
の発明においては、防食用のプラスチックシートとして
ポリエチレンシート以外の合成田脂シートを必要に応じ
て用いることができる。
の中央部から周辺部に向けて加熱昇温個所を移動させる
こととしたが、この発明の方法および装置においては、
要は空気を排除するよう融着部を拡張すればよいのであ
り、したがって加熱昇温個所はポリエチレンシート2の
長手方向に多動させてもよい。ただし、幅方向において
中央部から周辺部に加熱昇温個所を移動させれば、移動
ストロークが短いので、作業効率が良ぐ゛なる。またこ
の発明においては、防食用のプラスチックシートとして
ポリエチレンシート以外の合成田脂シートを必要に応じ
て用いることができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明の方法および装
置によれば、防食用のプラスチックシートの全体をほぼ
均一に加圧してプラスチックシートを鋼矢板に密着させ
、その状態で鋼矢板の中央部から周辺部までを一定の時
間斧をもって順に加熱昇温することにより、[部を中央
部から周辺部に□拡張させて貼り付けるから、加熱昇温
してプラスチックシートが軟化してもプラスチックシー
トは加圧治具と鋼矢板とに挾まれて形状を維持し、した
がってこの発明では架槽α理を施していないプラスチッ
クシートを使用でき、そのためプラスチックシートの価
格を低減できるのみならず、架柵処理設茹が不要である
から設備コストを低減でき、ひいては安価な防食鋼矢板
を得ることができる。またこの発明の方法および装置に
おいては、11@に先立ってプラスチックシートの全面
を鋼矢板に密着させてしまうが、鋼矢板の加熱昇温個所
を中央部から周辺部に移動させることにより、融着部を
中央部から周辺部に拡張させるから、プラスチックシー
トの密@時に挾み込んだ空気層を加熱によるFmm待時
次第に追い出すことができ、その結果、空気層や気泡の
ない良質の防食被1を1停ることができる。
置によれば、防食用のプラスチックシートの全体をほぼ
均一に加圧してプラスチックシートを鋼矢板に密着させ
、その状態で鋼矢板の中央部から周辺部までを一定の時
間斧をもって順に加熱昇温することにより、[部を中央
部から周辺部に□拡張させて貼り付けるから、加熱昇温
してプラスチックシートが軟化してもプラスチックシー
トは加圧治具と鋼矢板とに挾まれて形状を維持し、した
がってこの発明では架槽α理を施していないプラスチッ
クシートを使用でき、そのためプラスチックシートの価
格を低減できるのみならず、架柵処理設茹が不要である
から設備コストを低減でき、ひいては安価な防食鋼矢板
を得ることができる。またこの発明の方法および装置に
おいては、11@に先立ってプラスチックシートの全面
を鋼矢板に密着させてしまうが、鋼矢板の加熱昇温個所
を中央部から周辺部に移動させることにより、融着部を
中央部から周辺部に拡張させるから、プラスチックシー
トの密@時に挾み込んだ空気層を加熱によるFmm待時
次第に追い出すことができ、その結果、空気層や気泡の
ない良質の防食被1を1停ることができる。
第1図はこの発明の装置の一実施例を示す断面図、第2
図は鋼矢板の加熱パターンを示す図、第3図および第4
図は加熱治具におけるゴム膜の構成をそれぞれ示す断面
図、第5図はこの発明の装置における加圧治具の他の例
を示す断面図、第6図は第5図におけるVT−VT線に
沿う断面をエア回路と併せて示す略解図、第7図は他の
加圧治具の例を示す断面図、第8図は第7図の■−■線
に沿う略解図、第9図は加熱手段の池の例を示す断面図
、第10図はその結線図、第11図は各ゾーンの加熱パ
ターンを示す図、@12図および第13図は加熱手段の
更に他の例をそれぞれ示す略解図である。 ]・・・鋼矢板。 2・・・ポリエチレンシート、 3
・・・加圧治具、 4・・・加熱手段、 6・・・ゴム
膜、 8・−・加圧至、 15・・・電熱ヒータ、 1
9・・・押付根、22・・・ニアリンダ、 26・・・
流入口、 27・・・加圧弁、 30・・・流出口、
31・・・逃し弁、 33・・・電熱線、 40・・・
ガスバーナ、 41・・・ガイドレール、 AI、A2
.A3.A4・・・(鋼矢板の加熱)領域、 C・・・
コーナ部、 P・・・押し付は具、to 、 tl−
・・ゴム膜の厚さ、 Zl 、 Z2 、 Z3 。 Z4 、Z5・・・(加熱)ゾーン。 −八 lリ V ← 針 飯 針 第3図 ら 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 竹内(力) 第12図 第13図 1頁の続き 発 明 者 吉 野 功 貢 東京都千代田区
内幸町東京本社内
図は鋼矢板の加熱パターンを示す図、第3図および第4
図は加熱治具におけるゴム膜の構成をそれぞれ示す断面
図、第5図はこの発明の装置における加圧治具の他の例
を示す断面図、第6図は第5図におけるVT−VT線に
沿う断面をエア回路と併せて示す略解図、第7図は他の
加圧治具の例を示す断面図、第8図は第7図の■−■線
に沿う略解図、第9図は加熱手段の池の例を示す断面図
、第10図はその結線図、第11図は各ゾーンの加熱パ
ターンを示す図、@12図および第13図は加熱手段の
更に他の例をそれぞれ示す略解図である。 ]・・・鋼矢板。 2・・・ポリエチレンシート、 3
・・・加圧治具、 4・・・加熱手段、 6・・・ゴム
膜、 8・−・加圧至、 15・・・電熱ヒータ、 1
9・・・押付根、22・・・ニアリンダ、 26・・・
流入口、 27・・・加圧弁、 30・・・流出口、
31・・・逃し弁、 33・・・電熱線、 40・・・
ガスバーナ、 41・・・ガイドレール、 AI、A2
.A3.A4・・・(鋼矢板の加熱)領域、 C・・・
コーナ部、 P・・・押し付は具、to 、 tl−
・・ゴム膜の厚さ、 Zl 、 Z2 、 Z3 。 Z4 、Z5・・・(加熱)ゾーン。 −八 lリ V ← 針 飯 針 第3図 ら 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 竹内(力) 第12図 第13図 1頁の続き 発 明 者 吉 野 功 貢 東京都千代田区
内幸町東京本社内
Claims (7)
- (1)防食用プラスチックシートを鋼矢板の表面に貼付
するにあたり、熱接着性のプラスチックシートを鋼矢板
の表面にその全体をほぼ均一な加圧力によって押圧して
密着させ、その状態を保持しつつ加熱昇温による融着部
を、前記プラスチックシートと鋼矢板との密着面の中央
部から周辺部に向けて連続的に拡張させることを特徴と
する鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼付方法。 - (2)熱接着性のプラスチックシートを鋼矢板の表面に
その全体をほぼ均一に押圧して密着させる加圧治具と、
鋼矢板を加熱する加熱手段とを備え、前記加圧治具が、
流体を加圧して供給される加圧室を有するとともに、そ
の加圧室には鋼矢板のプラスチックシートを貼り付ける
べき被貼付面とほぼ同一形状の加圧面部が設けられ、か
つその加圧面部が弾性材料によって形成され、また前記
加熱手段が、鋼矢板を複数領域に分けて各領域を時間差
をもって加熱するよう構成されていることを特徴する鋼
矢板への防食用プラスチックシートの貼付装置。 - (3)前記加圧面部の厚さが、コーナ部で平坦部より薄
く設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼付装
置。 - (4)前記加圧治具が、前記加圧室と、プラスチックシ
ートの一部を鋼矢板の凹コーナ部に押し付ける押付具と
を有していることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼付装置。 - (5)前記加圧室には、流体を加圧して供給する流入口
とその流体を排出する流出口とが設けられとともに、こ
らの流入口と流出口とに、加圧室内の圧力を一定に保持
した状態で流体を連続的に流すための弁が設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の鋼矢板
への防食用プラスチックシートの貼付装置。 - (6)前記加熱手段が、鋼矢板に沿って配列されかつ個
別に温度制御される複数の発熱源によって構成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の鋼矢板
への防食用プラスチックシートの貼付装置。 - (7)前記加熱手段が、鋼矢板に沿って移動する発熱源
によって構成されていることを特徴する特許請求の範囲
第2項記載の鋼矢板への防食用プラスチックシートの貼
付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60144316A JPS625837A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 鋼矢板への防食用プラスチツクシ−トの貼付方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60144316A JPS625837A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 鋼矢板への防食用プラスチツクシ−トの貼付方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625837A true JPS625837A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15359253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60144316A Pending JPS625837A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 鋼矢板への防食用プラスチツクシ−トの貼付方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7259088B2 (en) | 2004-02-26 | 2007-08-21 | Infineon Technologies Ag | Apparatus for singulating and bonding semiconductor chips, and method for the same |
KR20170141416A (ko) * | 2016-06-15 | 2017-12-26 | 엔피주식회사 | 필름 부착장치 |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP60144316A patent/JPS625837A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7259088B2 (en) | 2004-02-26 | 2007-08-21 | Infineon Technologies Ag | Apparatus for singulating and bonding semiconductor chips, and method for the same |
KR20170141416A (ko) * | 2016-06-15 | 2017-12-26 | 엔피주식회사 | 필름 부착장치 |
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