JPS6258024A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
- Publication number
- JPS6258024A JPS6258024A JP19708685A JP19708685A JPS6258024A JP S6258024 A JPS6258024 A JP S6258024A JP 19708685 A JP19708685 A JP 19708685A JP 19708685 A JP19708685 A JP 19708685A JP S6258024 A JPS6258024 A JP S6258024A
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- Japan
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- lever
- operating lever
- engine
- accelerator pedal
- control
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- Granted
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明はエンジンの制御装置に係り、とくにエンジンへ
供給する燃料の同を制御する制御レバーを備え、この制
御レバーをアクチュエータを介して電子制御装置によっ
て制御J゛るするJ:うにしたエンジンの制御装置に関
する。 K従来技術】 一般にエンジンを電子制御する場合には、エンジンへ供
給する燃料の量を制御する制御レバーをアクチュエータ
と連結するとともに、このアクチュエータをマイクロコ
ンピュータ等の電子制御装置によって制御するように接
続する。そして電子制御装置の入力側へ、アクセル開度
またはエンジンの負荷と、エンジンの回転数に関する情
報とを供給することによって、通常のエンジンの電子制
御が可能になる。しかしこのような電子制御を行なうと
、アクセルペダルによる機械的なエンジンの制御が行な
えなくなる。従って燃料の供給量が多い状態で制御レバ
ーが動かなくなるような故障を生じたような場合には、
エンジンを停止させることができず、あるいはエンジン
の吹上りを防止することが不可能になる。 に発明の目的】 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、アクチュエータあるいは電子制御袋装置が故障した
場合には、従来と同様にアクセルペダルによって機械的
にエンジンの制御を行ない得るようにしたエンジンの制
御装置を提供することを目的とするものである。 K発明の構成】 本発明は、エンジンへ供給する燃料の量を制御する制御
レバーを備え、この制御レバーをアクチュエータを介し
て電子制御装置によって制御するようにした装置におい
て、アイドル位置へ制御レバーが戻されたときに係合す
る係合部を有する操作レバーと、前記制御レバーを前記
操作レバーの係合部に係合させて一緒に運動さける手段
とを設け、前記アクチュエータまたは前記電子制御装置
が故障した場合に前記制御レバーを前記操作レバーの係
合部に係合させて一緒に運動するようにするとともに、
前記操作レバーをアクセルペダルと機械的に結合するよ
うにしたことを特徴とするエンジンの制御装置に関する
ものであって、このような構成によって、故障の際にお
けるエンジンの吹上りを防止するとともに、アクセルペ
ダルによって機械的に操作レバーを介して制御レバーを
制御2++することにより、非常時のエンジンの機械的
な制御を可能にしたものである。 K実施例】 以下本発明を図示の一実施例につき説明する。 第1図は本発明の一実施例に係る電子制御装置を備える
エンジンを示すものであって、このエンジンはトラック
用のディーゼルエンジン1から構成されている。そして
このエンジン1の側面側には、燃料噴射ポンプ2が備え
られており、この溶料噴射ポンプ2によってエンジン1
のシリンダに順次燃料を噴射して供給するよう己なって
いる。燃料噴射ポンプ2のカムシャフトはタイマ3と連
結されており、このタイマ3を介してポンプ2を駆動す
るとともに、噴射のタイミングをタイマ3によって調整
するようにしている。 また燃料噴射ポンプ2の後側にはメカニカルガバナ4が
設けられており、口のガバナ4によってコントロールラ
ックを移動させ、1回に噴射される燃料の1dが制御さ
れるようになっている。ガバナ4の側面側には制御レバ
ーを構成するロードレバー5が設けられており、このロ
ードレバー5はアクチユエータ6とリンク7を介して連
結されるようになっており、アクチュエータ6によって
ロードレバー5の回動が制御されるようになっている。 上記アクチュエータ6を制御するための制御信号は、マ
イクロコンピュータから成る電子制御装置8によって発
生されるようになっている。マイクロコンピュータ8の
入力側はアクセルペダル9の踏込み量を検出するアクセ
ルセンナあるいはロードセンサ12と連結されるように
なっている。 さらにマイクロコンピュータ8の入力側は、エンジン1
の回転数を検出する回転検出センサ13と接続されるよ
うになっている。また上記アクセルペダル9の下側には
アーム10が延出されており、このアーム10にはワイ
ヤケーブル11の端部が固着されるようになっている。 つぎにこのエンジン1の燃料の供給の制御を行なうマイ
クロコンピュータ8あるいはアクチュエータ6が故障し
た場合に、機械的に燃料の供給量を制御するための機構
について説明すると、第2図および第3図に示すように
、ロードレバー5と重なるように操作レバー14が設け
られており、この操作レバー14は、上記ロードレバー
5の操作軸15によって回動可能に支持されるようにな
っている。そして操作レバー14は戻しばね16によっ
て第2図において操作軸15を中心として時計方向に回
動付勢されている。また操作レバー14はその右側部に
係合部17を備えており、この係合部17によってアイ
ドル位置へ回動したロードレバー5と係合されるように
なっている。また操作レバー14の上端部側にはビン1
8が植設されており、故障の際にはこのピン18がワイ
ヤケーブル11と連結され、アクセルペダル9による機
械的な制御を可能としている。 さらにこのエンジンの制御装置は押圧用シリンダ19を
備えている。なおこのシリンダ19は例えばエアシリン
ダから構成されており、その内部にはピストン20が摺
動可能に配されている。そしてこのピストン20のロッ
ド21の先端部には抑圧板22が固着されており、この
抑圧板22によってロードレバー5の側面を押圧し、操
作レバー14と係合させて一緒に運動させるようにして
いる。またこのシリンダ19のピストン20の右側の部
屋は、空気供給バイブ23を介して図外の空気の供給源
と接続されている。 つぎに以上のような構成になるこのエンジンの制御装置
の動作について説明する。通常の制御の場合、すなわち
マイクロコンピュータ8およびアクチュエータ6によっ
てエンジン1に供給される燃料の供給量を電子制御する
場合には、ワイヤケーブル11と操作レバー14のビン
18との結合を解除し、第2図および第3図に示すよう
に、空気供給バイブ23を通してエアシリンダ19内に
圧縮空気を導入する。するとこのシリンダ19内のピス
トン20は空気によって押され、リターンスプリング2
/Iに抗して第3図に示すように左方へ移動する。従っ
てピストンロッド21の先端部に取付けられている押圧
板22も左側へ移動し、ロードレバー5と干渉されない
位置に至る。従ってロードレバー5はリンク7を介して
連結されているアクチュエータ6と1対1の関係となり
、他の[ffを受けずにアクチュエータ6によってこの
ロードレバー5が回動され得るようになる。 このような状態において、マイクロコンピュータ8はア
クセルセンサ12によってアクセルペダル9の踏込み伍
を読込むとともに、回転検出センサ13によってエンジ
ン1の回転数を読込む。そしてこれらの情報に基いてア
クチュエータ6に制御信号を供給し、このアクチュエー
タ6によってロードレバー5を回動させる。すなわちロ
ードレバー5は、第2図において実線で示すアイドル位
置と、そして鎖線で示すフル位置との間で回動を行ない
、燃料噴射ポンプ2のコントロールラックの位置を調整
して、エンジン1の各シリンダへ供給される燃料の借を
制御することになる。このようにしてエンジン1は通常
は電子制御によって燃料の供給分が制御されるようにな
る。 つぎにマイクロコンピュータ8あるいはアクチュエータ
6が故障した場合には、上記の電子制御が行なえなくな
るために、第4図〜第6図に示すようにして、アクセル
ペダル9によって機械的に燃料の供給量の制御を行なう
。この場合にはまずエアシリンダ19内の空気を空気供
給バイブ23を通して排出する。するとこのシリンダ1
9の内部に設けられているリターンスプリング24によ
ってピストン20が第6図に示すように右方へ移動する
。従ってピストンロッド21の先端部に取付けられてい
る押圧板22は右方へ移動し、ロードレバー5の左側の
側面を押して、このレバー5の右側の側面を操作レバー
14の係合部17に係合させるようにする。そして同時
にこのときに、ロードレバー5を第5図および第6図に
示すアイドル位置へ戻すために、これによって強制的に
燃料の供給量を低減することが可能となり、故障時にお
けるエンジンの吹上りの防止が達成される。 そしてこの状態において、第4図および第5図に示すよ
うに、ワイヤケーブル11の先端部をビン18によって
操作レバー14に連結する。するとこの操作レバー14
ばワイヤケーブル11を介してアクセルペダル9に連結
されることになる。 しかも操作レバー14ばその係合部17とシリンダ19
のロッド21の先端部の抑圧板22とによってロードレ
バー5に係合されており、操作レバー14と一緒にロー
ドレバー5が運動するようになっている。従ってこの状
態でアクセルペダル9を従来の自動車と同様に踏込み操
作することによって、このアクセルペダル9の運動がワ
イヤケーブル11、操作レバー14、およびロードレバ
ー5を介して燃料噴射ポンプ2のメカニカルガバナ4に
伝達されることになり、従来の機械式の制御と同様の制
御が達成されることになる。従ってマイクロコンピュー
タ8あるいはアクチュエータ6の故障の際にも支障なく
エンジン1の運転を継続することが可能になる。 以上本発明を図示の一実施例につき述べたが、本発明は
上記実施例によって限定されることなく、本発明の技術
的思想に基いて各種の変更が可能である。例えば上記実
施例においては押圧用シリンダ1つをエフシリンダから
構成するにうにしているが、油圧シリンダ、バキューム
シリンダ、電気的なアクチュエータ等に置換可能である
。またこのエアシリンダ1つへの空気の給排は、手動操
作によって行なってもよく、あるいは故障の検出に連動
してマイクロコンピュータ8によって自動的に11なう
ようにしてもよい。 K発明の効果1 以上のように本発明は、アイドル位置へ制御レバーが戻
されたときに係合する係合部を有づる操作レバーと、制
御レバーを操作レバーの係合部に係合させて一緒に運動
させる手段とによって、アクチ」エータまたは電子制御
装置が故障した場合にアイドル位置へ制御レバーを戻す
ことが可能になり、アクチュエータまたは電子制御装置
の故障時におけるエンジンの吹き上りを防止することが
可能になる。さらに操作レバーをアクセルペダルと機械
的に結合することによって、上記の故障時に従来と同様
の機械的な方法でエンジンの制御を行なうことが可能に
なる。
供給する燃料の同を制御する制御レバーを備え、この制
御レバーをアクチュエータを介して電子制御装置によっ
て制御J゛るするJ:うにしたエンジンの制御装置に関
する。 K従来技術】 一般にエンジンを電子制御する場合には、エンジンへ供
給する燃料の量を制御する制御レバーをアクチュエータ
と連結するとともに、このアクチュエータをマイクロコ
ンピュータ等の電子制御装置によって制御するように接
続する。そして電子制御装置の入力側へ、アクセル開度
またはエンジンの負荷と、エンジンの回転数に関する情
報とを供給することによって、通常のエンジンの電子制
御が可能になる。しかしこのような電子制御を行なうと
、アクセルペダルによる機械的なエンジンの制御が行な
えなくなる。従って燃料の供給量が多い状態で制御レバ
ーが動かなくなるような故障を生じたような場合には、
エンジンを停止させることができず、あるいはエンジン
の吹上りを防止することが不可能になる。 に発明の目的】 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、アクチュエータあるいは電子制御袋装置が故障した
場合には、従来と同様にアクセルペダルによって機械的
にエンジンの制御を行ない得るようにしたエンジンの制
御装置を提供することを目的とするものである。 K発明の構成】 本発明は、エンジンへ供給する燃料の量を制御する制御
レバーを備え、この制御レバーをアクチュエータを介し
て電子制御装置によって制御するようにした装置におい
て、アイドル位置へ制御レバーが戻されたときに係合す
る係合部を有する操作レバーと、前記制御レバーを前記
操作レバーの係合部に係合させて一緒に運動さける手段
とを設け、前記アクチュエータまたは前記電子制御装置
が故障した場合に前記制御レバーを前記操作レバーの係
合部に係合させて一緒に運動するようにするとともに、
前記操作レバーをアクセルペダルと機械的に結合するよ
うにしたことを特徴とするエンジンの制御装置に関する
ものであって、このような構成によって、故障の際にお
けるエンジンの吹上りを防止するとともに、アクセルペ
ダルによって機械的に操作レバーを介して制御レバーを
制御2++することにより、非常時のエンジンの機械的
な制御を可能にしたものである。 K実施例】 以下本発明を図示の一実施例につき説明する。 第1図は本発明の一実施例に係る電子制御装置を備える
エンジンを示すものであって、このエンジンはトラック
用のディーゼルエンジン1から構成されている。そして
このエンジン1の側面側には、燃料噴射ポンプ2が備え
られており、この溶料噴射ポンプ2によってエンジン1
のシリンダに順次燃料を噴射して供給するよう己なって
いる。燃料噴射ポンプ2のカムシャフトはタイマ3と連
結されており、このタイマ3を介してポンプ2を駆動す
るとともに、噴射のタイミングをタイマ3によって調整
するようにしている。 また燃料噴射ポンプ2の後側にはメカニカルガバナ4が
設けられており、口のガバナ4によってコントロールラ
ックを移動させ、1回に噴射される燃料の1dが制御さ
れるようになっている。ガバナ4の側面側には制御レバ
ーを構成するロードレバー5が設けられており、このロ
ードレバー5はアクチユエータ6とリンク7を介して連
結されるようになっており、アクチュエータ6によって
ロードレバー5の回動が制御されるようになっている。 上記アクチュエータ6を制御するための制御信号は、マ
イクロコンピュータから成る電子制御装置8によって発
生されるようになっている。マイクロコンピュータ8の
入力側はアクセルペダル9の踏込み量を検出するアクセ
ルセンナあるいはロードセンサ12と連結されるように
なっている。 さらにマイクロコンピュータ8の入力側は、エンジン1
の回転数を検出する回転検出センサ13と接続されるよ
うになっている。また上記アクセルペダル9の下側には
アーム10が延出されており、このアーム10にはワイ
ヤケーブル11の端部が固着されるようになっている。 つぎにこのエンジン1の燃料の供給の制御を行なうマイ
クロコンピュータ8あるいはアクチュエータ6が故障し
た場合に、機械的に燃料の供給量を制御するための機構
について説明すると、第2図および第3図に示すように
、ロードレバー5と重なるように操作レバー14が設け
られており、この操作レバー14は、上記ロードレバー
5の操作軸15によって回動可能に支持されるようにな
っている。そして操作レバー14は戻しばね16によっ
て第2図において操作軸15を中心として時計方向に回
動付勢されている。また操作レバー14はその右側部に
係合部17を備えており、この係合部17によってアイ
ドル位置へ回動したロードレバー5と係合されるように
なっている。また操作レバー14の上端部側にはビン1
8が植設されており、故障の際にはこのピン18がワイ
ヤケーブル11と連結され、アクセルペダル9による機
械的な制御を可能としている。 さらにこのエンジンの制御装置は押圧用シリンダ19を
備えている。なおこのシリンダ19は例えばエアシリン
ダから構成されており、その内部にはピストン20が摺
動可能に配されている。そしてこのピストン20のロッ
ド21の先端部には抑圧板22が固着されており、この
抑圧板22によってロードレバー5の側面を押圧し、操
作レバー14と係合させて一緒に運動させるようにして
いる。またこのシリンダ19のピストン20の右側の部
屋は、空気供給バイブ23を介して図外の空気の供給源
と接続されている。 つぎに以上のような構成になるこのエンジンの制御装置
の動作について説明する。通常の制御の場合、すなわち
マイクロコンピュータ8およびアクチュエータ6によっ
てエンジン1に供給される燃料の供給量を電子制御する
場合には、ワイヤケーブル11と操作レバー14のビン
18との結合を解除し、第2図および第3図に示すよう
に、空気供給バイブ23を通してエアシリンダ19内に
圧縮空気を導入する。するとこのシリンダ19内のピス
トン20は空気によって押され、リターンスプリング2
/Iに抗して第3図に示すように左方へ移動する。従っ
てピストンロッド21の先端部に取付けられている押圧
板22も左側へ移動し、ロードレバー5と干渉されない
位置に至る。従ってロードレバー5はリンク7を介して
連結されているアクチュエータ6と1対1の関係となり
、他の[ffを受けずにアクチュエータ6によってこの
ロードレバー5が回動され得るようになる。 このような状態において、マイクロコンピュータ8はア
クセルセンサ12によってアクセルペダル9の踏込み伍
を読込むとともに、回転検出センサ13によってエンジ
ン1の回転数を読込む。そしてこれらの情報に基いてア
クチュエータ6に制御信号を供給し、このアクチュエー
タ6によってロードレバー5を回動させる。すなわちロ
ードレバー5は、第2図において実線で示すアイドル位
置と、そして鎖線で示すフル位置との間で回動を行ない
、燃料噴射ポンプ2のコントロールラックの位置を調整
して、エンジン1の各シリンダへ供給される燃料の借を
制御することになる。このようにしてエンジン1は通常
は電子制御によって燃料の供給分が制御されるようにな
る。 つぎにマイクロコンピュータ8あるいはアクチュエータ
6が故障した場合には、上記の電子制御が行なえなくな
るために、第4図〜第6図に示すようにして、アクセル
ペダル9によって機械的に燃料の供給量の制御を行なう
。この場合にはまずエアシリンダ19内の空気を空気供
給バイブ23を通して排出する。するとこのシリンダ1
9の内部に設けられているリターンスプリング24によ
ってピストン20が第6図に示すように右方へ移動する
。従ってピストンロッド21の先端部に取付けられてい
る押圧板22は右方へ移動し、ロードレバー5の左側の
側面を押して、このレバー5の右側の側面を操作レバー
14の係合部17に係合させるようにする。そして同時
にこのときに、ロードレバー5を第5図および第6図に
示すアイドル位置へ戻すために、これによって強制的に
燃料の供給量を低減することが可能となり、故障時にお
けるエンジンの吹上りの防止が達成される。 そしてこの状態において、第4図および第5図に示すよ
うに、ワイヤケーブル11の先端部をビン18によって
操作レバー14に連結する。するとこの操作レバー14
ばワイヤケーブル11を介してアクセルペダル9に連結
されることになる。 しかも操作レバー14ばその係合部17とシリンダ19
のロッド21の先端部の抑圧板22とによってロードレ
バー5に係合されており、操作レバー14と一緒にロー
ドレバー5が運動するようになっている。従ってこの状
態でアクセルペダル9を従来の自動車と同様に踏込み操
作することによって、このアクセルペダル9の運動がワ
イヤケーブル11、操作レバー14、およびロードレバ
ー5を介して燃料噴射ポンプ2のメカニカルガバナ4に
伝達されることになり、従来の機械式の制御と同様の制
御が達成されることになる。従ってマイクロコンピュー
タ8あるいはアクチュエータ6の故障の際にも支障なく
エンジン1の運転を継続することが可能になる。 以上本発明を図示の一実施例につき述べたが、本発明は
上記実施例によって限定されることなく、本発明の技術
的思想に基いて各種の変更が可能である。例えば上記実
施例においては押圧用シリンダ1つをエフシリンダから
構成するにうにしているが、油圧シリンダ、バキューム
シリンダ、電気的なアクチュエータ等に置換可能である
。またこのエアシリンダ1つへの空気の給排は、手動操
作によって行なってもよく、あるいは故障の検出に連動
してマイクロコンピュータ8によって自動的に11なう
ようにしてもよい。 K発明の効果1 以上のように本発明は、アイドル位置へ制御レバーが戻
されたときに係合する係合部を有づる操作レバーと、制
御レバーを操作レバーの係合部に係合させて一緒に運動
させる手段とによって、アクチ」エータまたは電子制御
装置が故障した場合にアイドル位置へ制御レバーを戻す
ことが可能になり、アクチュエータまたは電子制御装置
の故障時におけるエンジンの吹き上りを防止することが
可能になる。さらに操作レバーをアクセルペダルと機械
的に結合することによって、上記の故障時に従来と同様
の機械的な方法でエンジンの制御を行なうことが可能に
なる。
第1図は本発明の一実施例に係るエンジンの制il+装
置を示すブロック図、第2図はこのエンジンに設けられ
ている制御装置の要部拡大正面図、第3図は第2図に示
す制御装置の要部横断面図、第4図は同要部斜視図、第
5図は故障時におけるエンジンの吹き上り防止の動作を
示すこの制御[I装置の要部正面図、第6図は同要部横
断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1・・ディーゼルエンジン 5・・ロードレバー(制御レバー) 6・・アクチュエータ 8・・電子制御装置(マイクロコンピュータ)9・・・
アクセルペダル 11・・・ワイヤケーブル 14・・操作レバー 17・・係合部 1つ・・抑圧用シリンダ 22・・押圧板 である。
置を示すブロック図、第2図はこのエンジンに設けられ
ている制御装置の要部拡大正面図、第3図は第2図に示
す制御装置の要部横断面図、第4図は同要部斜視図、第
5図は故障時におけるエンジンの吹き上り防止の動作を
示すこの制御[I装置の要部正面図、第6図は同要部横
断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1・・ディーゼルエンジン 5・・ロードレバー(制御レバー) 6・・アクチュエータ 8・・電子制御装置(マイクロコンピュータ)9・・・
アクセルペダル 11・・・ワイヤケーブル 14・・操作レバー 17・・係合部 1つ・・抑圧用シリンダ 22・・押圧板 である。
Claims (1)
- エンジンへ供給する燃料の量を制御する制御レバーを備
え、この制御レバーをアクチュエータを介して電子制御
装置によって制御するようにした装置において、アイド
ル位置へ制御レバーが戻されたときに係合する係合部を
有する操作レバーと、前記制御レバーを前記操作レバー
の係合部に係合させて一緒に運動させる手段とを設け、
前記アクチュエータまたは前記電子制御装置が故障した
場合に前記制御レバーを前記操作レバーの係合部に係合
させて一緒に運動するようにするとともに、前記操作レ
バーをアクセルペダルと機械的に結合するようにしたこ
とを特徴とするエンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19708685A JPS6258024A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19708685A JPS6258024A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | エンジンの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258024A true JPS6258024A (ja) | 1987-03-13 |
| JPH0544543B2 JPH0544543B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=16368489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19708685A Granted JPS6258024A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6258024A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103603728A (zh) * | 2013-12-02 | 2014-02-26 | 洛阳市黄河软轴控制器股份有限公司 | 可任意锁止的双向调节油门控制器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5896029U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | デンヨ−株式会社 | エンジン駆動型発電機の回転速度調整装置 |
| JPS59122742A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mazda Motor Corp | エンジンのスロツトル弁制御装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19708685A patent/JPS6258024A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5896029U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | デンヨ−株式会社 | エンジン駆動型発電機の回転速度調整装置 |
| JPS59122742A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Mazda Motor Corp | エンジンのスロツトル弁制御装置 |
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|---|---|---|---|---|
| CN103603728A (zh) * | 2013-12-02 | 2014-02-26 | 洛阳市黄河软轴控制器股份有限公司 | 可任意锁止的双向调节油门控制器 |
| CN103603728B (zh) * | 2013-12-02 | 2016-08-17 | 洛阳市黄河软轴控制器股份有限公司 | 可任意锁止的双向调节油门控制器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544543B2 (ja) | 1993-07-06 |
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