JPS6257989A - 物質を処理し着色する方法及びそれに使う生成物 - Google Patents

物質を処理し着色する方法及びそれに使う生成物

Info

Publication number
JPS6257989A
JPS6257989A JP61162966A JP16296686A JPS6257989A JP S6257989 A JPS6257989 A JP S6257989A JP 61162966 A JP61162966 A JP 61162966A JP 16296686 A JP16296686 A JP 16296686A JP S6257989 A JPS6257989 A JP S6257989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
chitosan
compounds
ring
treating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61162966A
Other languages
English (en)
Inventor
バーデット ブライアン シリル
バーキンショー スティーブン マーティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOUJIENTO Ltd
Original Assignee
KOUJIENTO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOUJIENTO Ltd filed Critical KOUJIENTO Ltd
Publication of JPS6257989A publication Critical patent/JPS6257989A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それに限定されるものではないが、特に織物
状物質等の物質を処理し着色するための方法と生成物に
関する。
物質を着色することが該物質の性質に依存することは良
く知られたことである。あるクラスの染料はあるクラス
の物質のみを着色する。いくつかの物質は、例えば高温
、高圧等で、ある困難性をもってのみ染色される。例え
ばポリプロピレンはある染料受容体を製造時に合成ポリ
マー中に組み入れたときにのみ染色することができる。
異なったクラスの染料を組み合わせることが繊維ブレン
ドを着色する際にしばしば要求されるが、このような染
色プロセスは、着色範囲が限定されること、染色時間が
長いこと及び染色温度が高いことのような固有の難点を
存している。
使用できる染料とともにであっても、他の試薬を使用し
て、均−性及び着色収率及び、例えば洗浄定着性及び塩
素水耐性を改良し、これによりプロセス及び技術の多様
性だけでなく、全範囲の染料及び染料補助剤を使用でき
ることは驚くべきことである。
特に家庭内の染色では、単一の染料が全ての共通する織
物状物質に好適であるような簡単なプロセスがあること
が非常に望ましいことであり、そしてそのようなプロセ
スが適度の温度で行うことができ、良好で定着性のある
着色収率を合理的な回数与えるものであれば一層望まし
いことである。
工業的な染色でも同じことが望ましいが、収率及び洗浄
定着性がどの程度でも改良され温度と時間がどの程度で
も減少することが歓迎され、これは単一のクラスの染料
で染色できる異なった物質の数を増加させ、通常使用さ
れる異なった染色法の数を減少させることにより在庫を
簡略化させる可能性を有する。
溶解した色を供給しなければならない代わりにこれらの
物質を染色できる可能性があることは、繊維工業一般及
び特にポリプロピレン及びポリエチレン部門にとって大
きな利点である。これは優秀な織物的性質を有するこれ
らの物質を広い用途で使用することを可能にする。
本発明は、今日工業的に使用されている任意の単一のク
ラスの染料でより多くのIJjyJ質を上手に着色し、
又は現在使用されている物質をより深い色合いに着色し
、又はより少ない染料を使用して同じ色合いに着色し、
又はより低い温度又はより少ない時間又はその両者で同
じ又はより良い効率で染色するために使用される方法を
提供する。更に本発明は、少なくとも1つのクラスの染
料を使用して、従来は染色できないものと認識されてい
たポリプロピレン及びポリエチレンのようなもの及び通
常では染色できないと認識されていた非織物状物質さえ
も含む既知の全ての織物状物質を、従来の方法より着色
収率及び洗浄定着性の点で一般的に改良された結果が生
ずるように、着色できる方法を提供する。
本発明は、アミノ糖、式 %式% の環化合物、アミノ糖とこのような環化合物との複合体
、アミノ糖とアニオン性化合物、両性化合物、非イオン
性化合物、極性化合物及び中性電解質から成る群から選
択される複合化合物との複合体、及びカチオン性化合物
の存在下のアミノ糖から成る群から選択される処理用化
合物で、物質を処理することから成る、染色、印刷及び
他の方法で着色しかつ適切な場合には該物質を軟化させ
るための物質の製造方法から成る。
キト−サン(ch i tosan)は、甲殻類の殻又
は菌中で見出される2−デオキシ−2(アセチルアミノ
)グルコースのポリマーであるキチンから得られる多ア
ミノ塘である。キト−サンは、強アルカリによるキチン
の脱アセチル化により調製される2−デオキシ−2(ア
ミノ)グルコースのポリマーである。その用途は染色に
関連して英国特許公開1435229号で論述され、そ
こではセルロシックス上での反応性染料及びセルロシソ
クスとポリエステルとのブレンドの着色収率が改良され
ると記述されている。
繊維のブレンド、特に綿/ポリエステルの染色は、−成
分を染色するものが通常性の成分を全く染色しない、又
は同等の色合いの深さ又は洗浄定着性で染色しないとい
う問題点がある。英国特許公開1435229号がこの
問題に対する解決法を提示しているならば、それは疑い
なく現在非常に一般的な方法としてなっているだろう、
しかしながら反応性染料に対する綿の染料吸収率を増加
させるキト−サンも単独では、反応性染料が簡単に着色
しないポリエステルには影響を与えない。
英国特許公開1435229号は更に、キト−サンを織
物上に印刷し次いでそれを染色して2つの濃淡効果を与
え、染料の吸収が印刷された領域では大きくなることが
論述されている。一方日本の特願昭43(196B) 
−45918号(特公昭45 (1970) −279
9号)は、キト−サンをろう染法の耐染色性試薬として
使用することを論述している。キト−サンを使用するこ
れらの方法はそれらが完全に使用されたとしても商業的
には重要とはならなかったと思われる。
しかしながら本発明は、その種々の態様において、キト
−サン及び、キト−サンと組み合わされ又は複合体を形
成できる化合物を使用して、従来は染色困難又は不可能
とされていた織物を、商業的に入手できる染料を使用し
て、染色し耐久性のある深い色合いに印刷することさえ
可能にする、染色、印刷及び仕上げ一般における大きな
改良を与える新規な方法を提供する。
キト−サンとともに使用され、キト−サンと有用な複合
体を形成できる広範な化合物が存在するが、いくつかの
ものが他のものよりも良いことは明らかであり、一般に
分子の大きさが小さくヒドロキシル基を含むものが特に
有益であることが分かる。
異なった鎖長のキト−サンが有効であると分かったが、
より短い鎖長のものがより有効であるという徴候がある
次式の構造を有する、関連するこのような3つの化合物
を新規な合成なめし剤として調製した。
シンクン(Syntan) G 1 HシンタンG2 HシンタンG3 これらのジ(ヒドロキシフェニル)メタン化合物は、キ
ト−サンとともに水に難溶性の複合体を形成する。ここ
で有用な他の複合化合物は、キト−サンとともに、水に
可溶又は不溶な複合体を形成する。
処理は単一ステップで行われ、そこではキト−サンを複
合体化する試薬が物質に通用され、又は該処理は第1に
該物質をキト−サンで処理し次いで複合化合物で処理す
るか、又は他の迂回法では該物質中又は物質上に複合体
を形成する。
該物質に通用されるキト−サンの量は、1又は2重量%
であり、複合化合物も同じである。しかしながらより多
くの又はより少ない量を使用してもよい。これらのレベ
ルでは、より多くのキト−サン及び/又は複合化合物を
通用すると、染料吸収性に関してより良い効果が得られ
るが、処理すべき物質に従ってそれ以上では染料吸収に
関してより以上の又は有用な増加が起こらない限度に達
することは明らかである。
該処理は室温から60℃までの温度で行われることがで
きる。室温では、該物質を複合体に(又はそれの分離し
た成分に中間の乾燥を行い又は行うことなく2段階法で
)、例えば2時間接触させると十分な結果が得られる。
60°Cでは15分で十分であるが、より長く接触させ
るとより良い結果が得られ、数時間接触させても害はな
い。
前記物質に複合体を(又はそれの分離した成分を中間の
乾燥を行い又は行わず2段階法で)引き続く乾燥又は硬
化を行い又は行わずにパジングすることにより、処理を
行うこともできる。
該方法は広い範囲のpH値を有する液体中で行ってもよ
い。消耗法ではpH6−7が非常に有効であることが分
かり、一方パジング法では例えばpH4のようなより低
いpH値がより有効である。
消尽及びパジング法に加えて、該方法は、吸収、スプレ
ィ、印刷及び他の任意の技術により行ってもよい。染色
前に織物の選択された区画に処理を行って、2つの濃淡
を有する染色を得るようにすることができる。あまり高
くない液体/物質重量比とすること、好ましくは実質的
に100:1より低くすることが好ましい。
他の処理方法では、複合体、又はキト−サン又は複合化
合物を、物質を紡績し又は押し出すときに繊維(又はシ
ート又は他の構造)中へ配合してもよい。これは勿論ポ
リプロピレンに関連して参照した染料の受容体を溶融物
中に組み入れる上述した技術に類似するもである。しか
しながらこれらの染料受容体はポリプロピレンの他の性
質に対して有害な効果を有しがちであるが、本発明のキ
ト−サン複合体はこのようなことがない。勿論複合体が
紡績のための温度で劣化しないことが保証されるべきで
ある。
該方法は通常の全ての織物状物質に通用でき、羊毛、モ
ヘア、絹及び綿のような天然繊維、ビスコースレーヨン
、二酢酸セルロース、三酢酸セルロースのような再生繊
維、ナイロン、ポリエステル、アクリル類、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリ塩化ビニルのような合成物
質、ガラス繊維及びセラミック繊維でのテストに成功し
た。該処理は、ガラス類や金属R(処理前にエツチング
を行った)、木、紙、皮革、ケラチン質物質、合成され
た樹脂状物質及びセラミックスに対しても有効であるこ
とが分かる。全ての場合において、該処理は、前処理な
しのこのような染料の効果と比較して有益な結果をもた
らす、任意の染料を使用して行う染色のための物質を調
製するが、どの場合にもキト−サンと協調し又は複合体
化する染料の群又は物質の群の中には、深い色合いを生
じさせ、任意の1つの物質に対して洗浄定着性のあるい
くつかのものがあることが見出される。
最も重要なことは、プロジオン(Procion)染料
(インペリアル・ケミカル・インダストリー社により製
造される)及びトリマリン(Drimarine)染料
(サントス・ケミカルズ・リミテッドにより製造される
)のような反応性染料を前記処理後に使用して洗浄及び
光に対する固定性のある良好な色合いを上述の全ての物
質上に与えることができることである。前記処理を行っ
て洗浄定着性を改良した後は、直接及び分散染料及び螢
光増白剤を全ての物質上で使用することができる。
染色及び印刷の操作は通常のように行うことができるが
、染色時間及び温度又は使用染料量の減少、又は得られ
る色合いの改良を達成することができる。
上記で参照した、キト−サンと最も良く作用する化合物
の中の、3つのシンクン(Syn tan) G 極性
試薬は次の実験室的方法で調製することができる。
シンタンG1: 0.16モルのレゾルシノールを温めながら25m1の
水に溶解する。該溶液を室温に冷却し、0.08モルの
フォルムアルデヒドと0.1mlの10%硫酸水溶液を
加える。
穏やかに加熱して還流させその温度に2.5時間維持す
る。生成物を冷却し、希釈した苛性ソーダで中和する。
シンタンG2: 0、1モルのカテコールを2On+1の水と2gの塩化
アンモニウム中で攪拌する。これを45℃に加熱して0
.05モルのフォルムアルデヒドを徐々に加える。加熱
して還流させ、2.5時間維持する。
中和する必要はない。
シンタンG3: 0.1モルのピロガロールを20m1の水と2gの塩化
アンモニウム中で攪拌する。これを45℃に加熱して0
.05モルのフォルムアルデヒドを徐々に加える。加熱
して還流させ、1.5時間維持する。
中和する必要はない。
上記のシンクン類に加えて、商業的に入手できる平滑化
剤、分散剤、染料固定剤及びカルボキシメチルセルロー
スのような他の化合物が、その度合が小さいにしても有
効であることが見出された。
前記3つのシンクンG化合物が、通常了り−ルスルフオ
ン酸とフォルムアルデヒドの縮合物に基づくより大きな
分子を持ち易い、商業的に入手できるシンタン類の典型
的なものではないことはたぶん注目されるべきことであ
る。
前記処理の有益な効果はいくつかの点で、大きな分子サ
イズの難溶性複合体の形成に関連していると信じられる
。この複合体は種々の物質に付着するようになり、カチ
オン性のキト−サンと物質中のアニオン性基(カルボキ
シル基、ヒドロキシル基、スルフォン酸等)間に作用す
るイオン性吸引力、複合体と物質の好適な基間の水素結
合及び大きな分子サイズの複合体と種々の物質量に作用
するファン・デア・ワールス吸引力により、該複合体は
該物質に接触している。
該染料は次いでキト−サン複合体と、そして適切な場合
には前記物質と相互作用を行わなければならない。
前記処理後で色の通用前に前記物質をリンスすることが
重要であると考えられる。該物質はリンスし次いで乾燥
することなく直ちに染色してもよく、又はリンス後で染
色前に乾燥してもよく、結果には差異がないと思われる
。英国特許公開1435229号で説明されている方法
では行われていないリンスの重要性は、既に繊維中にあ
るキト−サンとそれと協調する化合物、又はキト−サン
複合体が、例えば繊維中の染料分子に付着して最早繊維
から外へ出ることのできないより大きな構造を形成する
ことにあると考えられる。しかしながら繊維の表面上に
キト−サン又は複合体があると、その時は繊維の外によ
り大きな構造が形成されて繊維の中に入ることはできな
い。
化合物シンタンG1、G2及びG3は、例えばそれら自
身の当然の機能としてそしてキト−サンなしに物質着色
の補助用として有用であることも分かる。
より一般的には本発明は、次式の補助化合物環−CHz
−環 (ここで環はそれぞれ少な(とも1つのOH基を有し、
残りはH又は他の基である) を使用することから成る物質を着色する方法から成る。
該環は、ベンゼン、ナフタレン又は他の環状構造であっ
てもよい。
このような化合物は、羊毛、絹及びナイロン及びこれら
の繊維を含むブレンドの染色用、及びナイロン上のアニ
オン性染料の洗浄定着性と塩素水に対する耐性を改良す
るための平滑化剤及び耐染色剤として有用であることが
見出された。
それらは染色されたナイロンに、好ましくは低い液体比
、かつ好ましくは約3−6の低いpH値で通用されても
よい。
羊毛、ナイロン及び絹は、これらの化合物の1つ又は他
のものが僅かに0.1%程度存在する条件で染色される
ことができる。
染色されていない物質を前記化合物で印刷し、スプレィ
し、詰め込み又は他の任意の方法で処理し、続いて通常
の染色と印刷の操作により、羊毛、ナイロン及び絹及び
これらの繊維を含むブレンド上に、耐性又は保存性を有
するスタイルが得られる。中間プロセスとして乾燥を行
っても行わなくてもよい。
多くの化合物が織られた繊維、ヤーン及び織物を軟化す
る性質を有し、染色と仕上げに使用されることが知られ
ている。多くの場合、軟化剤は特定の物質に特異的であ
り、物質の性質を制御し修正することを意図する他の生
成物とともに使用しないことが最良である。
他の態様では本発明は、全ての織物状物質に通用できる
軟化剤を提供する。
本発明は、軟化剤としてキト−サンを通用することから
成る織物を軟化するための方法から成る。
本発明は更に、キト−サンを織物状物質へ染色プロセス
の前処理剤として通用し、染色ステップの前に該物質を
洗浄して表面にあるキト−サンを除去することから成る
キト−サンは、任意の未染色、染色又は印刷された物質
に、詰め込み、消耗、スプレィ、吸収又は他の任意の技
術により通用されると、軟化剤として機能する。更に、
このような未染色物質の前処理は、選択された物質上の
、例えば反応性、塩基性、分散、酸性及び直接染料及び
螢光光輝剤等のあるクラスの染料の吸収を促進する。
しかしながら、塩基性及び分散染料を適切な繊維に通用
するときは、キト−サンは2つの指定された染料のクラ
スに関連して通用されその時に軟化、平滑化及び染料吸
収促進の結合された効果を与えるので、前処理は必須で
はない。
キト−サンは、例えばアクリル頻用の塩基性染色浴に通
用してもよく、その場合にも平滑化剤及び/又は塩基性
染料の促進剤として作用することがある。キト−サンの
量は1又は2重量%である。
しかし、より少ないかより多い量を使用してもよい。
更に羊毛、ナイロン及び絹をキト−サンで前処理すると
、これらの繊維を適切な染料で染色する時に平滑作用及
び染色促進の両者を与える。これらの繊維に印刷をする
場合にも、キト−サンによる前処理は染色促進効果を与
える。
前記物質とともに繊維(又はシート又は他の構造)にキ
ト−サンを紡績し又は組み入れることは、キト−サンを
紡績され又は押し出された物質に通用して組み入れたか
のように物質に軟化状態を与える。
通用されるキト−サンの量は自由に選択され、より多く
のキト−サンを通用するとより良い軟化作用、更に塩基
性及び分散染料の場合には平滑化作用及び染料吸収促進
作用を生じさせるが、その量を越えると所望の性質のよ
り以上の増加が起こらなくなる通用されるキト−サン量
の限界が使用する物質のタイプに従って生ずる。
前記処理は室温から少なくとも60℃までの温度で行わ
れる。室温では前記物質をキト−サンに、例えば30分
接触させると十分な結果を与える。
より高い温度では、キト−サンにより短い時間接触させ
れば十分である。より長い時間物質をキト−サンに接触
させても害はない。
前記処理は広範なpH値を有する、好ましくはpH6で
ある液体中で行うことができる。
上記で参照したキト−サンと複合化試薬との複合体は織
物状物質の軟化剤としても作用し、それらは単一ステッ
プ又は、前記物質がキト−サン、次いで前記複合化試薬
で処理される2段階プロセス中、又は他の迂回方法にお
いて通用されてもよく、それによると複合体は物質中又
はその上に形成される。該処理はキト−サン単独の場合
と同じ方法及び同じ条件下で行うことができる。
このような複合体での後処理は、上記した効果を与える
ことに加えて、ナイロン上の酸性染料の洗浄定着性及び
塩素水への耐性も改良する。
本発明の種々の態様に従った、物質を処理し着色するた
めの方法と生成物を以下の実施例に関連して更に説明す
る。
去l」1− ポリプロピレンヤーンを、50:1の液体比の蛇口から
の水(pH8)中でキト−サンとシンタンG1のl:1
混合物から成る繊維上の2重量%(繊維上の重量をII
 o 、 w 、  (、ITという)のキト−サン複
合体で前処理した。該ポリプロピレンを該液体中に60
℃で15分間浸漬させた。次いで酸ヤーンを液体から除
去し蛇口からの水で完全にリンスした。
2%o0w、f、のプロジオンU、C,赤色(Proc
ion U、C,red) M X −5B染料と30
g/lの塩化ナトリウムを含む新鮮な浴(Lollの液
体比)を作り上げた。前処理したヤーンを該浴中に浸漬
し40℃で10分間攪拌し、次いで5g/lの炭酸ナト
リウムを加え更に浴を40゛Cで60分間攪拌した。
該ヤーンを完全にリンスし次いで乾燥した。
該ポリプロピレンヤーンが良好な赤い色合いに染色され
ことが見出され、良好な洗浄定着性を有していた。
スIl引i 綿の織物を、キト−サンと硫酸アンモニウムの1:1混
合物から成る2%o、w、f、のキトーサン複合体で前
処理した。
該織物を複合体(液体比50:1)を含む蛇口からの水
(pH8)の液体中に漫清し、60°Cで15分間攪拌
した。次いで該織物を蛇口からの水中で完全にリンスし
た。
2%o、w、f、のプロジオンu、c、>3紺色(Pr
ocjon U、C,navy) HE R150染料
(50:1の液体比)を含む新鮮な浴を作り上げた。該
織物を浴中60℃で10分間撹拌し、次いで60g/l
の塩化ナトリウムを加え、更に浴を80°Cで15分間
攪拌した。次いで15g/Iの炭酸ナトリウムを加え、
浴を更に80°Cで1時間攪拌した。
次いで染料された綿の織物を完全にリンスし、100℃
で2分間沸騰させ、次いで乾燥した。
該織物は深い濃紺色に染色され、良好な洗浄定着性を有
していた。
夫施■盈 アクリル製織物を、キト−サンとチバテックス(C4b
atex)  P A (スルフォン化されたポリフェ
ノール、チハーガイギー社で製造されるアニオン性固定
剤又は合成されたなめし用試薬)の1:1混合物から成
る0、5%o0w、f、のキト−サン複合体で前処理し
た。前記織物に該混合物をパジングして100%のピン
クアンプとし、次いで80°Cで4時間乾燥した。該織
物を完全にリンスし、次いで1%o0w、f、のナイロ
ミン赤色(NylomineRed)A−2B(サント
ス・プロダクツ社)、3%O0W、(の酢酸アンモニウ
ム及びpHを4.5とするのに十分な酢酸を含む50:
1の液体比の60℃の浴中に浸漬して染色した。該染色
浴を30分かけて沸騰する温度まで上昇させ、次いで1
時間沸騰させた。次いで該織物を完全にリンスした。
乾燥後、該織物は良好な赤色の色合いに染色され、洗浄
定着性を有していた。
大衡炎↓ ナイロンの織物を、キト−サンと、酸化ジフェニル、硫
酸、フォルムアルデヒド及びサリチル酸から成る複合化
合物との複合体と、グリセロールとで前処理し、次いで
完全に洗浄した。該織物を、酢酸ナトリウムと酢酸との
混合物でp H4,5に調節された1%o、w、f、の
マキシロン(Maxilon)M−2G (チバホガイ
ギー社)を含む液体比50:1である60°Cの浴中に
浸漬して染色を行った。
液浴を30分かけて沸騰温度まで上昇させ、1時間沸騰
させた。次いで該織物を完全にリンスした。
該ナイロンの織物は強い青色に染色され、良好な洗浄定
着性を有していた。
叉立桝工 羊毛の織物を2ステツプで前処理した。
(ステップ1) 該織物に0.5%のキト−サン溶液をピンクアンプ10
0%、pH4でパジングした。次いで該織物を80°C
で4時間乾燥するか又はその代わりに160°Cで3分
間硬化した。
(ステップ2) 次いで該織物を完全にリンスし、次に約0.5%処理さ
れるようにグリシン溶液でスプレィした。
該織物を再乾燥した。
2%o0w、f、のジフェニル赤色(Diphenyl
Red)5 B (182%)及び22%の塩化ナトリ
ウムを用いて染色を行い、80℃で1z時間続けた。
該織物を完全にリンスした。該羊毛織物は、前処理され
ていない同じ精動よりもより深く染色されていた。
ス逼ピを更 二酢酸セルロースの織物を実施例2と同じように、キト
−サン−硫酸アンモニウムの1:1複合体で前処理し、
完全にリンスした。
酢酸で前もってpHを5に調節した、2%0゜w、f、
の光学的増白剤(ユービテックス(Uvitex)TC
665)を含む新鮮な浴(50:1の液体比)を作り上
げた。液浴を95℃で40分間撹拌し、その移液織物を
完全にリンスした。
去施±ユ 綿/ポリエステルの織物を実施例2と同じように、但し
硫酸アンモニウムの代わりにアンフォラン(Ampho
lan) B 171のみを使用して前処理した。
該織物をプロジオン青色(Procion Blue)
 M X −2ONのみを使用して実施例1と同しよう
に染色した。
ス屓l生影 ポリエステル/綿の織物を、シンタンG1の代わりにグ
ロカソト(Gloquat)  Cを用いて実施例1と
同じように前処理した。該織物を実施例2と同じように
染色した。
該ポリエステル/綿織物は前処理しない同じ織物より深
く染色された。キト−サンのみで同じように前処理され
た織物は、前処理しない同じ織物より深く染色されたが
、キト−サンとグロカノトCで前処理した同じ織物より
も深くは染色されなかった。
実韮ヨ1 綿及びポリエステル/綿の織物を2ステツプで前処理し
た。
(ステップ1) 該複数の織物を、100%(重量/容量)のラウリル硫
酸ナトリウム溶液でスプレィして約50%のピックアッ
プとする。次いで該織物を80’Cで乾燥した。
(ステップ2) 上記のように処理した織物にキト−サンの0.5%(重
量/容量)溶液をパジングして98%のピックアップと
した。続いて80°Cで1時間乾燥した。
これらの前処理された織物をリンスし、次いで実施例7
のように染色し、前処理しない同じ織物より深い色合い
の染色された物を得る。
尖籐拠土慶 ポリエステルの粗麻(トウ)を実施例1と同じように前
処理し、更に実施例1と同じように染色した。
良好な光及び洗浄定着性を有する赤い色合いが得られた
キト−サンと複合体化して、テストした全ての物質上で
反応性染料とともに、良好な洗浄定着性のある着色収率
を与えるものとしてテストにより有用であると見出され
たアニオン性化合物は次の生成物である。
フェノール+硫酸+フォルムアルデヒド0−フェニルフ
ェノール+硫酸+フォルムアルデヒド+サリチル酸 4.4゛ −ジヒドロキシジフェニルスルフォン+サリ
チル酸+フォルムアルデヒド(硫酸又は水酸化ナトリウ
ムのいずれかの存在下) 酸化ジフェニル+硫酸+フォルムアルデヒド+サリチル
酸 これらは本質的には、フォルムアルデヒドと、カルボキ
シル化又はスルフォン化されていてもされていなくとも
よく、スルフォン架橋部を含んでいてもいなくてもよく
、そして縮合後に更にスルフォン化されてもよい、ヒド
ロキシル基を含む環構造である1又はそれ以上のタイプ
の成分との縮合生成物である。縮合反応は、例えば硫酸
、塩酸又は塩化アンモニウムにより与えられる酸性媒体
中、又は例えば塩化ナトリウムにより与えられるアルカ
リ性媒体中で行われてもよい。高級な二官能性アルデヒ
ド類をフォルムアルデヒドの代わりに使用してもよい。
アニオン性複合体試薬のうちの独占的に使用されるべき
生成物は、ラウリル硫酸ナトリウム(2段階プロセスで
使用され、キト−サンを第1又は第2プロセスで通用し
なければならない)、チバテックスPA(チバ・ガイギ
ー社の製品)及び二口フィキサン(Nylofixan
)  P E液(サントス社の製品)である。
独占して使用されるべき両性化合物はランクロ・ケミカ
ルズ社の製品であり、両性の湿潤試薬又は表面活性剤で
あるアムフォラン(Ampholan) B 171で
ある。リシンのようなアミノ酸類も使用することができ
る。
アンモニウム、ナトリウム及びカリウムの硫酸塩、塩化
物、炭酸塩及び重炭酸塩のような中性電解質又は塩は、
反応性染料用の前処理剤としてキト−サンとともに使用
されたときに良好な結果を与え、酸性染料とではいくら
かの改良を示す。
極性又は非イオン性化合物は、フォルムアルデヒドと、
ヒドロキシ基を含む環構造であるがカルボキシル化又は
スルフォン化されていないタイプの1又はそれ以上の成
分を有する高級二宮脂性アルデヒド類との縮合生成物を
含む。エトキシ化されたフェノール類も有用であること
が分かる。
ABMケミカルズ社から人手できる4級アンモニウム化
合物であるグロカットCは、キト−サンとともに使用す
ることもできるカチオン性化合物である。キト−サンも
カチオン性であるため、参照した他の化合物が複合体化
するのと異なり、キト−サンはグロカ7トCと複合体化
することがないが、中間の乾燥を行い又は行うことなく
、該2つの化合物を一緒に使用しても又は1つを最初に
通用し、他をその後に通用するようにしてもよい。
特に塩化物及び臭化物を含む、任意のアリール、アルキ
ル、又はアリール−アルキル4級アンモニウム化合物は
一般に有用なカチオン性化合物であることが分かる。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミノ糖、式 環−CH_2−環 の環化合物、アミノ糖とこの環化合物との複合体、アミ
    ノ糖とアニオン性化合物、両性化合物、非イオン性化合
    物、極性化合物及び中性電解質から成る群から選択され
    る複合化合物との複合体、及びカチオン性化合物の存在
    下のアミノ糖から成る群から選択される処理用化合物で
    、物質を処理することから成る、染色、印刷及び他の方
    法で着色しかつ適切な場合には該物質を軟化させるため
    の物質の製造方法。 2、物質が織物状物質で、処理後で着色前にリンスして
    その表面から処理用化合物を除去するようにした特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3、アミノ糖がキトーサンから成るものである特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4、アミノ糖と複合化合物とを別々の工程で通用する特
    許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の方法
    。 5、少なくとも一部分を湿潤法で行う特許請求の範囲第
    1項から第4項のいずれかに記載の方法。 6、湿潤法が、スプレーイング、パジング、吸収、印刷
    、及び消尽法から成る群から選択されるものである特許
    請求の範囲第5項に記載の方法。 7、処理用化合物を押出物に配合する特許請求の範囲第
    1項から第6項のいずれかに記載の方法。 8、物質を、キトーサン及び、アリール、アルキル及び
    アリールアルキルの4級アンモニウム化合物から成るカ
    チオン性化合物の群から選択される少なくとも1つの化
    合物で処理することから成る特許請求の範囲第1項から
    第7項のいずれかに記載の方法。 9、物質を、 キトーサン並びに、 フォルムアルデヒド及び高級二官能性アルデヒドとヒド
    ロキシ含有環構造型の成分1種又はそれ以上との縮合生
    成物からなるアニオン性化合物、スルフォン架橋部を含
    む前記化合物、カルボキシル化された前記化合物、スル
    フォン化された前記化合物、酸で触媒された前記化合物
    、塩基で触媒された前記化合物、及び縮合後にスルフォ
    ン化を行った前記縮合生成物から成る群から選択される
    少なくとも1つの化合物 とで処理することから成る特許請求の範囲第1項から第
    8項のいずれかに記載の方法。 10、物質を、キトーサン及びラウリル硫酸ナトリウム
    で2段階法で処理することから成る特許請求の範囲第1
    項から第9項のいずれかに記載の方法。 11、物質を、キトーサン並びに、4,4′−ジヒドロ
    キシジフェニルスルホン及びフォルムアルデヒドの縮合
    生成物で処理することから成る特許請求の範囲第1項か
    ら第10項のいずれかに記載の方法。 12、物質を、キトーサン並びに両性湿潤剤で処理する
    ことから成る特許請求の範囲第1項から第11項のいず
    れかに記載の方法。 13、物質を、キトーサン及びアミノ酸で処理すること
    から成る特許請求の範囲第1項から第12項のいずれか
    に記載の方法。 14、環化合物が、シンタンG1、G2及びG3から成
    る群から選択される合成なめし剤である極性化合物であ
    る特許請求の範囲第1項から第13項のいずれかに記載
    の方法。 15、物質を、キトーサン及びエトキシ化されたフェノ
    ールである極性で非イオン性の化合物で処理することか
    ら成る特許請求の範囲第1項から第14項のいずれかに
    記載の方法。 16、物質を、キトーサン並びに、ナトリウム、カリウ
    ム及びアンモニウムの硫酸塩、塩化物及び炭酸塩から成
    る群から選択される中性電解質で処理することから成る
    特許請求の範囲第1項から第15項のいずれかに記載の
    方法。 17、アミノ糖並びに、アニオン性化合物、両性化合物
    、非イオン性化合物、極性化合物及び中性電解質から成
    る群から選択される少なくとも1つの複合化合物から成
    り、着色用及び適切な場合には軟化用の物質の製造に有
    用な複合体。 18、式 環−CH_2−環 (ここで、環はそれぞれ少なくとも1つのOH基を有し
    、残りはH及び他の基から選択されるものとする) を有する特許請求の範囲第1項から第16項に記載され
    た方法に使用する環化合物。 19、環がベンゼン環である特許請求の範囲第18項に
    記載の環化合物。 20、環がナフタレン環である特許請求の範囲第18項
    に記載の環化合物。 21、下式の構造を有する特許請求の範囲第18項に記
    載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼シンタンG1 22、下式の構造を有する特許請求の範囲第18項に記
    載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼シンタンG2 23、下式の構造を有する特許請求の範囲第18項に記
    載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼シンタンG3
JP61162966A 1985-07-12 1986-07-12 物質を処理し着色する方法及びそれに使う生成物 Pending JPS6257989A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8517620 1985-07-12
GB858517619A GB8517619D0 (en) 1985-07-12 1985-07-12 Dyeing & printing
GB8517621 1985-07-12
GB8517619 1985-07-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6257989A true JPS6257989A (ja) 1987-03-13

Family

ID=10582180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61162966A Pending JPS6257989A (ja) 1985-07-12 1986-07-12 物質を処理し着色する方法及びそれに使う生成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS6257989A (ja)
GB (1) GB8517619D0 (ja)
ZA (1) ZA865040B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014534355A (ja) * 2011-10-19 2014-12-18 カネパ エス.ピー.エー. 糸の可織性を改良するためのプロセス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014534355A (ja) * 2011-10-19 2014-12-18 カネパ エス.ピー.エー. 糸の可織性を改良するためのプロセス
US10174443B2 (en) 2011-10-19 2019-01-08 Canepa S.P.A. Process for improving weavability of a yarn

Also Published As

Publication number Publication date
ZA865040B (en) 1988-02-24
GB8517619D0 (en) 1985-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4260389A (en) Finishing process
JPS60134080A (ja) 繊維材料の染色性改良方法、カチオン性の繊維反応性化合物及びその製造方法
EP0118983A2 (en) Textile treatment
JPS63256778A (ja) アルカリを使用せずに反応性染料で染色又は捺染する方法
US3663157A (en) Disperse or monosulfonated acid dye printed nylon resisted with hydroxy diaryl sulfone-formaldehyde condensate
EP0359188B1 (de) Verfahren zum Färben und Bedrucken von Cellulosefasern in Abwesenheit von Alkali oder Reduktionsmitteln
JP2001512536A (ja) テキスタイルの染色方法
JPH07150477A (ja) 変性法及び変性した繊維材料の染色法
US2726133A (en) Effect threads
KR100216167B1 (ko) 인디고염료의 염색방법
US4289496A (en) Finishing process
JPS6257989A (ja) 物質を処理し着色する方法及びそれに使う生成物
JP3010298B2 (ja) 着色繊維布帛の耐塩素性向上方法
US4543103A (en) Method of dyeing a glass substrate with a polycationic dyestuff
EP0209330A2 (en) Methods and products for treating and colouring materials
US5074886A (en) Dyeing or printing of acid-treated glass fibers with anionic dye and cationic compound
JPS5940957B2 (ja) カチオン化セルロ−ズ系繊維染色物の表面処理方法
JPH11158785A (ja) 染色方法
JPS63256777A (ja) 繊維材料の染色または捺染方法
BE1004655A3 (fr) Procede de teinture des matieres textiles contenant de la cellulose.
JPH0347355B2 (ja)
CN118234905A (zh) 聚酯纤维/天然纤维混纺织物的一步染色方法
DE3830686A1 (de) Thermofixierverfahren zum alkalifreien faerben und drucken mit reaktivfarbstoffen und wasserloeslichen schwefelfarbstoffen
JPS5836269A (ja) ポリエステル繊維の改質処理方法
JP3270923B2 (ja) 改質セルロース再生繊維構造物の染色加工方法