JPS6257753B2 - - Google Patents

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JPS6257753B2
JPS6257753B2 JP56058385A JP5838581A JPS6257753B2 JP S6257753 B2 JPS6257753 B2 JP S6257753B2 JP 56058385 A JP56058385 A JP 56058385A JP 5838581 A JP5838581 A JP 5838581A JP S6257753 B2 JPS6257753 B2 JP S6257753B2
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JP
Japan
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pile
fibers
fiber
fabric
pile fabric
Prior art date
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Application number
JP56058385A
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English (en)
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JPS56165085A (en
Inventor
Meritsuto Baanzu Junia Aronzo
Pinkunii Girubaato Utsudoroo
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Milliken Research Corp
Original Assignee
Milliken Research Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Milliken Research Corp filed Critical Milliken Research Corp
Publication of JPS56165085A publication Critical patent/JPS56165085A/ja
Publication of JPS6257753B2 publication Critical patent/JPS6257753B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C23/00Making patterns or designs on fabrics
    • D06C23/02Making patterns or designs on fabrics by singeing, teasing, shearing, etching or brushing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06QDECORATING TEXTILES
    • D06Q1/00Decorating textiles
    • D06Q1/06Decorating textiles by local treatment of pile fabrics with chemical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は模様付きパイル織物およびその製造
方法に関する。より詳細には、この発明は模様を
付すべきパイル部分の繊維の引張強さを減少さ
せ、該パイルを選択された領域において機械的に
除去する模様付け方法に関する。
パイル織物の製造に当り、装飾的アピールを増
大させるためにその表面に彫刻的効果を与えるこ
とがしばしば望ましい。このような彫刻的効果を
得るための従来方法の一つは彫り加工されあるい
は突出部において所望のデザインをパイル織物表
面上に作り出すように処理されたエンボスロール
もしくはプレートを熱して用いるものである。こ
のようなエンボスロールを用いない方法が例えば
米国特許第2790255号および第2875504号に記載さ
れている。これら特許に記載されている方法で
は、パイル織物は収縮性ヤーンと非収縮性ヤーン
とによつて形成されており、この織物を熱するこ
とによつて収縮性ヤーンで形成されたパイルは収
縮し、一方基ヤーンおよび非収縮性ヤーンはその
ままの状態を保持し、こうして高低領域を持つパ
イルが得られ、これはエンボスされたあるいは彫
刻的な外観を示す。
化学的手法による繊維の収縮を利用した他の模
様付け方法が知られている。例えば、浮出し模様
を付された表面を有するナイロンカーペツト繊維
から作られたパイル織物がカーペツトの表面を化
学的繊維収縮剤で選択的に処理することによつて
得られる。処理された領域のパイルは収縮によつ
てその高さが減少し、模様付き表面が得られる。
このような方法として、米国特許第3849157号に
は塩化亜鉛のようなハロゲン化金属および酢酸の
ような酸を含有する液状ベースベヒクル中にブレ
ンドされたエンボス剤を用いることが開示されて
いる。これはそれが適用された領域におけるパイ
ル繊維を収縮させる。ナイロンパイル織物に浮出
し効果を与えるための同様の方法が米国特許第
3849158号に記載されている。この方法ではベン
ゾトリアゾール、ヒドロキシ酢酸、ギ酸等のエン
ボス剤によつてそれが適用された領域に収縮によ
つて浮出し効果が与えられる。
米国特許第3856598号には三成分ラミネートに
浮出し効果を付与する方法が開示されている。こ
の方法は該ラミネートの繊維成分に収縮剤を適用
し、これを乾燥し洗浄することからなる。この方
法では該ラミネートの成分の性質に応じて様々な
収縮剤が使用されている。ナイロンに関しては、
その収縮剤は約2×10-5を越える解離定数を持つ
酸性物質である。その例として、アクリル酸、ギ
酸、モノクロロ酢酸、o―クロロ安息香酸、スル
ホン酸例えばp―トルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、およびフエノール類例えばm―クレ
ゾールおよびp―クロロフエノールのような一塩
基性および多塩基性無機酸および有機酸が示され
ている(第4欄47〜59行目)。この特許では繊維
劣化を最小限に抑えるように酸を選ぶべきである
ことが強調されている(第4欄60〜64行目)。
化学的模様付与方法ともいうべき別の種類の方
法では化学的模様付与剤によつてパイル繊維を完
全に溶解させている。この化学的繊維溶解による
模様付与方法は例えば米国特許第3567548号およ
び第3830683号に記載されている。前者の特許で
はパイル中の繊維に粘度500ないし1000cpsの極
性溶媒含有溶液例えばジメチルホルムアミドおよ
びジメチルスルホキシドを付着させることによつ
てアクリルやポリエステル等のパイル繊維に模様
を付している。この方法によれば該溶液が適用さ
れたパイル繊維部分を溶解させることによつて織
物中に深い輪郭が提供される。同様に、後者の特
許には装飾的パターンをプリントしたタフテツド
パイル織物をエンボスする方法が開示されてい
る。この方法によれば、織物をプリントするため
のインク組成にカーペツトの溶媒が含まれてお
り、プリント工程のすぐ後にスチーミング工程を
おこない、繊維の収縮と溶解によつてエンボス効
果を得ている。ついで、このカーペツトを洗浄し
乾燥して浮出しデザインを有する製品が得られ
る。
しかしながら、これら従来の方法では高品質の
製品を妥当な費用で製造できないという問題があ
つた。加熱したエンボスロールを用いるとエンボ
スされた領域が部分的にあるいは完全に溶解して
しまう。すると、繊維は完全性が失なわれ、相互
に結合することとなる。そのようなエンボス領域
の感触あるいは手ざわりはしばしばざらざらした
ものとなり、望ましくない。ごく最近のエンボス
加工技術であつてもこのような問題を完全に解決
するには至つていない。化学的収縮剤を用いる方
法はエンボス領域がざらざらした望ましくない手
ざわりを与えるので一般に満足できるものではな
い。溶媒を用いて選択した領域を溶解する方法は
溶媒がエンボスすべき領域におけるパイルの全長
を失なわせ繊維のバツキングをも露出させてしま
うので望ましくない。たとえパイルの全てが溶解
しないまでも、繊維の完全性が失なわれ、ざらざ
らした望ましくない手ざわりが結果する。
同様に、彫刻的効果を得るためにパイル繊維の
収縮を利用する場合、一般に、繊維の完全性を不
所望に失なうことなく約40%を越えて全体的なパ
イルの高さを減少させることはできず、また手ざ
わりや外観が悪くなる。したがつて、所望の美的
効果を得るために約40%以上のパイルを除去する
ことが必要であり、あるいは望ましい場合にはこ
の方法は採用できない。特に、模様効果をパイル
織物上のプリントパターンと一致させることが望
ましく、しかもパイル高さを40%以下だけ減少さ
せても商業上重要な充分な印象的な視覚効果が得
られない場合にはこの方法は採用できない。プリ
ントされたパターンを有する織物については、所
望の視覚的効果を得るためにはパイル長を選択さ
れた領域において約40%を越えて除去することが
必要である。
したがつて、この発明はエンボス領域における
個々の繊維の完全性を失なうことなくパイル織物
に彫刻的模様を付すための方法を提供するもので
ある。エンボス領域に残つたパイルの長さは、所
望に応じて、該パイルの一部のみを除去するよう
に、あるいは場合に応じて該パイルの全露出部を
除去するように制御することができる。手ざわり
が優れた模様付きの優れたパイル織物例えばナイ
ロンパイル織物がパイル織物に選択的にパターン
状に染色するための標準的な公知の装置に適合し
た方法によつて得られる。この方法によれば、プ
リントされたデザインと一致する彫刻的模様を有
するナイロンパイル織物の製造が可能である。こ
の発明の製品は模様を付された領域において優れ
た手ざわり特性を持つばかりでなく、模様を付さ
れた領域と模様が付されていない領域とにおいて
異なる染色性を示し、したがつて染色によつて増
大された視覚効果が得られる。
この発明によれば、織物のパイル表面に選択的
に約0.1ないし約2のpK値を有する芳香族スルホ
ン酸である繊維劣化剤を選択された領域における
パイル繊維の引張強さを減少させて該パイル繊維
を機械的に除去し得るに充分な濃度で含有しかつ
該繊維劣化剤の希釈剤をさらに含有する繊維劣化
性組成物を接触させ、該パイル織物を該選択され
た領域における該パイル繊維の引張強さを該繊維
が機械的に除去され得るに充分に減少させるには
充分であるが機械的除去前に該繊維の完全性を完
全には破壊しないような温度に熱し、該パイル繊
維の劣化部分を機械的に除去して彫刻的模様を有
するパイル織物を提供することからなるパイル織
物に彫刻的模様を付する方法が提供される。
上記方法によつて製造された製品もこの発明の
範囲に属する。既述のように、この発明に従つて
得た製品は模様を付された領域において非常に望
ましい手ざわり特性を持つている。また、模様を
付すように選択された領域に上記繊維劣化性組成
物を適用すると、模様を付された領域に残つたパ
イル織物および(または)ベース織物が変性さ
れ、その結果模様を付された領域と模様を付され
なかつた領域との間に異なる染色特性がみとめら
れる。この特性によつて、例えば織物に1種類の
みの染料を適用することによつて不均一に着色し
た製品が得られるので視覚的アピールが増大す
る。2種以上の染料を適用した場合であつても、
模様が付された領域と付されなかつた領域におけ
る染色特性の差によつて増大した視覚的アピール
が得られる。
この発明に従つて処理されるパイル織物には実
際上全てのパイル織物例えばパイルカーペツト、
室内装飾用織物等が含まれる。多種類の天然およ
び合成繊維並びにこれらのブレンド品がこの発明
に従つて処理できる。このようなパイル繊維の例
を挙げると、ポリアミドもしくはナイロンから作
られた合成繊維、ポリエステル、天然繊維例えば
ウール、およびこれら繊維のブレンドである。
この発明に用いて好ましいパイル繊維はナイロ
ン、ウールおよびナイロン―ウールブレンドであ
る。ポリアミドまたはナイロンから作られた合成
繊維は当業者によく知られており、これには繰返
しアミド基を重合体主鎖の一体部分として有し、
かつフイラメントに形成でき、構造要素(エレメ
ント)が該主鎖の軸方向に配向されている長鎖重
合アミドの全てが含まれる。
この定義に属しかつこの発明において意図され
ているポリアミドは一般にジカルボン酸とジアミ
ンとの反応によつて、またはアミノカルボン酸の
自己縮合によつて得られる。このようなポリアミ
ド樹脂の例を挙げると、ヘキサメチレンジアミン
とアジピン酸との縮合によつて得られるナイロン
66、ヘキサメチレンジアミンとセジシン酸から得
られるナイロン610(これら双方は製造された状
態で約20000ないし50000あるいはそれ以上の分子
量を持つ)、エプシロン―アミノカプロン酸もし
くはカプロラクタムの熱重合によつて得たナイロ
ン―6、11―アミノウンデカン酸の自己縮合生成
物であるナイロン―11、さらには重合された二塩
基性酸およびポリアミン化合物から得た種々の重
合体である。最も好ましいパイル繊維はナイロン
66、ウールおよびナイロン―ウールブレンドであ
ることがわかつた。
前記繊維劣化性組成物は所望の彫刻的効果を得
るためにパイル織物に適用される。この繊維劣化
性組成物は活性成分として繊維劣化剤を含んでい
る。この発明の目的において、「繊維劣化性組成
物」という語はパイル織物に適用した場合、その
適用されたパイルの部分をもろくさせすなわちパ
イル繊維の引張強さを実質的に減少させしかも該
繊維を実際上溶解させることなく、したがつて該
パイルの劣化部分を後に機械的手段によつて除去
できるようにさせる活性化合物あるいは組成物と
定義できる。
すなわち、例えば米国特許第3849157号および
第3849158号に記載されているようなパイル織物
上に彫刻的効果あるいはエンボス効果を得るため
の従来の方法に比べ、この発明の組成物はそれが
接触したパイル繊維またはパイル部分の引張強さ
を減じるがパイルの実質的な収縮(これはこの発
明にとつて望ましくない)を生じさせない。ま
た、パイルを溶解させる従来の方法とは異なり、
この発明の繊維劣化性組成物はパイル繊維の溶媒
ではない、すなわち、単に溶解によつて不所望の
繊維を除去することがない。この繊維劣化性組成
物は所望領域およびパイル繊維の部分の引張強さ
を減少させるに充分に活性なものでなければなら
ないが、同時に、以後の処理前に所望領域および
パイルの部分を完全に破壊あるいは除去するもの
であつてはならない。この組成物は模様付与工程
後に実質的に除去されあるいは少なくとも不活性
化され得るものでなければならない。この組成物
の他の望ましい特性には種々の染料、増稠剤との
相容性、時間、温度および濃度によつて規制でき
ることつまり熱による活性化例えば通常のスチー
ミング操作に敏感なことおよび残存エンボス活性
がないこと等である。
この発明の繊維劣化性組成物は織物のパイルの
繊維劣化剤を含有している。この繊維劣化剤は繊
維の引張強さを減少させて該繊維を加熱後機械的
に除去し得るに充分な濃度で組成物中に存在す
る。この濃度は以後の機械的除去前に繊維の完全
性を完全に破壊する程高いものであつてはならな
い。好ましくは、この繊維劣化剤は繊維劣化性組
成物の約10ないし70重量%好ましくは約20ないし
50重量%存在する。
この発明の方法に有用な繊維劣化剤にはpK値
が約0.1ないし約2好ましくは約0.4ないし約1の
芳香族スルホン酸が含まれる。好適な繊維劣化剤
の例を挙げると、ベンゼンスルホン酸、ナフタレ
ンスルホン酸、オルソ、メタおよびパラ―トルエ
ンスルホン酸、当該アルキル基が直鎖または分岐
鎖であつて1ないし約20個の炭素原子を含有し得
るアルキル化芳香族スルホン酸等である。好まし
いアルキル化芳香族スルホン酸はドデシルベンゼ
ンスルホン酸である。
この発明の繊維劣化剤は芳香族スルホン酸であ
り、その例は既に述べた。一般に、繊維劣化剤は
その分子が比較的結晶性の低い個々のパイル繊維
の領域に選択的に透過して該繊維の加水分解が該
領域において生ずるような大きさを持つことによ
つてさらに特徴づけることができる。分子が大き
すぎると、繊維劣化剤と低結晶性領域との間の接
触が充分でなくなる。また、分子が小さすぎる
と、繊維劣化剤は選択的に攻撃することができ
ず、パイルの結晶性領域および非結晶性領域の双
方を攻撃してしまいパイルを選択的に劣化させる
というよりも全体的に破壊してしまうという不所
望な結果を招く。この結果は望ましいものではな
い。この段階でパイルの全体的な破壊が生じる
と、製品は従来の欠点でありこの発明が回避しよ
うとしている比較的ざらざらした手ざわり感がエ
ンボス領域に生じるからである。
もちろん、この繊維劣化剤の分子量および解離
定数は模様を付すべきパイル織物における繊維の
組成に応じてある程度変えることができる。異な
る繊維組成は異なる結晶化特性を持ち、繊維劣化
剤による攻撃・反応も異なるからである。
繊維劣化剤は繊維劣化性組成物中に好適な希釈
剤とともに存在する。この希釈剤は溶媒であつて
もよい。あるいは繊維劣化剤が不溶性の場合、微
粉砕された形態で組成物中に存在する。すなわ
ち、このような場合繊維劣化剤は粒径100ミクロ
ン以下好ましくは20ミクロン以下のオーダーの微
小な形態で存在する。このような分散体は繊維劣
化剤が処理工程中所望領域の繊維上に普遍的に分
散し劣化効果が繊維の所望部分あるいは全てに対
して均一に発現されることを確保する。繊維劣化
性組成物は繊維劣化剤の溶媒として好ましくは主
要量の水を含んでいる。もつとも他の溶媒例えば
メタノールやエタノールを含む水を用いてもよ
い。いずれにしろ、繊維の引張強さの改変は加水
分解反応によつて生じ、その結果繊維を構成する
分子の結合の破壊が生じると信じられる。したが
つて、反応の場においては繊維劣化剤とともに水
が存在する必要があり、このことは溶媒として水
を用いることによつて都合よく達成できる。
繊維劣化性組成物は例えば天然および合成ゴム
のような増稠剤を含有していてもよく、それによ
つて該組成物の粘度を変化させプリント技術に要
求される粘度特性を得るとともに繊維劣化剤を繊
維に付着させ作用させプリントパターンを維持す
ることができる。一般に、組成物の粘度はブルツ
クフイールドNo.3スピンドルによつて30rpmで測
定して25℃で約100ないし約1000cpsであること
が好ましい。
繊維劣化性組成物は模様を付すべきサブストレ
ートの領域の重量を基準として約50ないし500%
好ましくは150ないし250%の割合でパイル織物に
適用することができる。また、繊維劣化性組成物
は実質的に透明な組成物の形態でパイル織物に適
用することができ、そうすると製品は彫刻的効果
のみが変わることとなる。あるいはまた、繊維劣
化性組成物を織物をプリントする際に用いられる
染料もしくは顔料組成物の一部とすることがで
き、これによつて該繊維劣化性組成物が適用され
た場と完全に一致して色が現われる。染料または
顔料は一般に適量の添加剤が加えられたプリント
(印刷)用ペーストインクの形態にあつてよい。
このような変性染料組成物を調製するに当り、効
果的な染色操作に必要な粘度および染料濃度を制
御することが必要である。これによつて、プリン
トされた領域に色を伴なうパターンと一致したエ
ンボスデザインが得られる。
繊維劣化剤が適用された領域に関していうと、
パイルの除去程度にしたがつて彫刻あるいはエン
ボスの深さは適用する繊維劣化性組成物の量を変
えることによつてまたは繊維劣化性組成物中の繊
維劣化剤の濃度を変えることによつてあるいはそ
の両方によつて制御することができる。さらに、
選択された領域において除去されるパイルの量は
繊維劣化剤を含有する組成物のパイル中への透過
深さによつてある程度制御できる。この透過は例
えば該組成物の粘度を変えることによつて制御で
きる。
繊維劣化性組成物は公知のプリント装置を用い
てパイル織物に適用することができ、したがつて
高価なエンボス装置の必要がない。さらに、パイ
ル織物が永久的に変形してしまうこととなる圧力
をパイルにかけることなく表面に彫刻的効果を付
与できる。これに加えて、この発明によればエン
ボスはパイルの収縮によるのではなくパイルの部
分の除去によるので、製品は他の手段によつて同
一深さのエンボスを有するものに比べはるかにソ
フトな手ざわり感を与え、また、織製品や手的彫
刻品に対してレンジ(range)プリント法によつ
て製造された製品の全ての利点を有する。繊維劣
化性組成物を適用するための好ましい装置は例え
ば米国特許第4084615号に示されているようなジ
エツト式染色装置である。
繊維劣化性組成物をパイル織物に適用した後、
織物を繊維の引張強さが実質的に低下するに充分
な温度一般に約48.9℃(約120〓ないし約121.1℃
(約250〓)に熱する。この目的のためにスチーム
を用いることができ、スチーミングに当り100℃
を越える高温が望ましい場合、過熱スチームまた
は加圧スチームを用いることができる。織物が熱
せられる温度はサブストレートの組成およびその
結果の結晶性によつて大きく変る。すなわち、例
えばナイロン6繊維は約48.9℃(約120〓)ない
し約82.2℃(約180〓)に熱することが好まし
く、また、ナイロン66はこれよりも幾分高い温度
例えば約71.1℃(約160〓)ないし約121.1℃(約
250〓)に熱せられる。ウール繊維は約93.3℃
(約200〓)ないし約121.1℃(約250〓)好ましく
は約98.9℃(約210〓)ないし約115.6℃(約240
〓)に熱せられる。
一般に、パイル織物は該織物の選択された部分
の劣化を生じさせるに充分な時間熱せられる。加
熱手段がスチームの場合、加熱は少なくとも約1
分間、好ましくは約3ないし約30分間おこなわれ
る。加熱時間および雰囲気温度は繊維の劣化が所
望程度に生じるように調節される。すなわち、温
度が低すぎる場合または処理時間が短かすぎる場
合、以後おこなわれる機械的手段によるパイルの
除去には不充分な劣化しか生じない。また、温度
が高すぎるとパイルおよび繊維劣化剤の両方が完
全に分解(劣化例えば部分加水分解ではなく)し
てしまいエンボス領域において不快な手ざわり感
を与える不所望な製品が得られてしまう。
スチーミング後パイル織物を好ましくは水で洗
浄してパイル織物から繊維劣化性組成物の残存成
分を除去することができる。洗浄水は約0℃ない
し約40℃好ましくは約10℃ないし約30℃に維持す
ることが好ましい。もつとも、他の温度を用いて
もよい。
上記のように、繊維劣化剤が適用されたパイル
織物の選択領域は機械的手段によつて除去でき
る。このような除去をおこなうための機械的作用
は洗浄工程中洗浄液を高速で全表面に噴霧するこ
とによつて開始されあるいは完全に達成すること
さえできる。あるいは、繊維の劣化部分を除去す
るための機械的手段は簡単なビーターであつても
よく、これは劣化繊維が除去される織物の全表面
に機械的作用を与えることができる。一般に、機
械的作用の度合は劣化後に生じる繊維の引張強さ
によつて異なる。劣化パイルの機械的除去は上記
のように洗浄工程中あるいは洗浄後乾燥前あるい
は乾燥後でもおこなうことができる。
この発明によつて多数の製品が製造できる。こ
の製品は床用、壁用、および天井用カバー、ドレ
イパリー、室内装飾品等、パイル織物が利用され
るあらゆる用途に用いられる。この製品はパイル
織物が適用され得るどんな表面でもそれを装飾す
るのにすぐさま適合する。他の用途にも適用可能
である。
以下、この発明の実施例を記す。全ての「部」
および「%」は、他の指示がない限り、重量基準
である。
実施例 1 この実施例では、パラトルエンスルホン酸40
%、キサンタンガム0.5%、モベイ・ケミカル社
から入手できるアニオン系およびノニオン系界面
活性剤のブレンドであるレバリン(Levalin)
VKU0.5%および酸性染料0.5%を含有する繊維劣
化性組成物を用いた。その残りは希釈剤としての
水である。パイル織物としてタフトゲージ1/10イ
ンチ、パイル高さ39/64インチで平方ヤード当り
48オンスのタフテツドカーペツトの形態にあるナ
イロン(モンサント社のウルトロンタイプ66スパ
ンナイロン2プライヤーン、10デニール)を用い
た。
上記織物を共存する染色効果を上げるためにキ
サンタンガムで増稠させた水溶液で湿潤させて約
80%ピツクアツプさせた。この織物のあらかじめ
選択した領域に上記繊維劣化性組成物を該領域の
面重量を基準として約200%ピツクアツプさせ
た。この組成物の適用は米国特許第4084615号に
記載の装置を用いておこなつた。ついで織物を10
分間100℃でスチーミングして繊維と劣化組成物
との反応を活性化し、染料を定着させた。つい
で、これを約21.1℃(約70〓)の温度で水洗して
織物に存在する化学品および増稠剤を除去した。
次に、乾燥前に織物の全表面にビーテイング作用
を与え、乾燥し、繊維プリントに用いられる標準
的な方法によつて仕上げをおこなつた。
上記方法中および後に以下のことが観察され
た。
1 スチーミング前には選択領域におけるパイル
高さの減少や重量損失はなかつた。
2 スチーミング後には選択領域においてパイル
高さのわずか約10ないし20%が減少した。選択
領域において、繊維の完全性(一体性)は変化
しなかつたが引張強さは大きく減少した。
3 スチーミング直後におこなつた冷水による洗
浄によつて劣化パイル繊維の除去が容易になつ
たと思われた。
4 ビーテイング後選択領域におけるパイル高さ
は約80%減少した。
5 選択領域(彫刻的模様の付された領域)に残
つたヤーンは繊維の完全性を完全に維持し、非
処理ヤーンと同じ手ざわり特性を持つていた。
実施例 2 パラトルエンスルホン酸の濃度を40%から48%
に高めた以外は実施例1と同様の操作をおこなつ
た。スチーミング前に収縮と繊維の完全性の低下
が観察され、スチーミング中に溶融重合体残渣が
生成しこれは冷却後固いカラ状となり除去できな
かつた。
実施例 3 パラトルエンスルホン酸の濃度を40%から33%
に低下させた以外は実施例1と同様の操作をおこ
なつた。スチーミング後10%のパイル高さの減少
がみられ、選択領域におけるパイル部分の除去は
なかつた。顕微鏡によつてほんのわずか繊維が収
縮していることがわかつた。
実施例4および5 パラトルエンスルホン酸の代りに硫酸(実施例
4)、またはギ酸(実施例5)を用いた以外は実
施例1と同様の操作をおこなつた。繊維が完全に
溶解してしまい重合体はカラ状の固い塊となり、
除去できなかつた。
実施例 6 この実施例では実施例1の操作を別のパイル織
物に対しておこなつた。この織物は1/9インチゲ
ージ、パイル高さ1/4インチで平方ヤード当り28
オンスのボンデツドカーペツトの形態にあるナイ
ロン(ステープルナイロン66、4インチスパン、
2プライヤーン)であつた。実施例1と実質的に
同じ結果が得られたが、ただ、パイル高さの減少
は50%であつた。
実施例 7 タフトゲージ1/10インチ、パイル高さ13/16イ
ンチでヤード当り34オンスのタフテツドカーペツ
トの形態にある100%アンソ(Anso)ナイロン6
(アライド)ヤーン(15デニール)に対して実施
例1の操作をおこなつた。選択領域において実際
上全てのパイルが除去された以外は実施例1と同
じ結果を得た。
実施例 8 織物として1/10ゲージ、インチ当り15.6ステイ
ツチ、パイル高さ21/64インチでヤード当り34オ
ンスの80%ニユージーランドウール、20%ナイロ
ン66(1プライ)を用いた以外は実施例1と同じ
操作をおこなつた。パイル高さの減少は非常にわ
ずかであつた。ウールはそのまま残り、ナイロン
は除去された。
実施例 9 織物を110℃(230〓)でスチーミングした以外
は実施例8と同じ操作をおこなつた。洗浄後ブラ
ツシングで容易に除去される程度にウールとナイ
ロンとが劣化した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ナイロン、ウールおよびナイロン―ウールブ
    レンドよりなる群の中から選ばれたパイル繊維を
    有するパイル織物に彫刻的模様を付す方法であつ
    て、約20ないし約50重量%のパラートルエンスル
    ホン酸、該パラートルエンスルホン酸の水系希釈
    剤および約100ないし1000cpsの粘度を提供する
    に充分な量の増稠剤よりなる繊維劣化性組成物を
    該パイル織物のパイル表面の選択された領域に対
    して該選択された領域の重量の約150ないし約250
    重量%の量的割合で接触させ、該パイル織物を該
    選択された領域における該パイル繊維の引張強さ
    を該繊維が機械的に除去され得るに充分に減少さ
    せるには充分であるが該機械的除去前に該繊維の
    完全性を完全には破壊しないような温度に熱し、
    該パイル繊維の劣化部分を機械的に除去して彫刻
    的模様を有するパイル織物を提供することからな
    るパイル織物に彫刻的模様を付す方法。 2 ナイロンがヘキサメチレンジアミンとアジピ
    ン酸との縮合によつて得たものである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 加熱を少なくとも約1分間のスチームの適用
    によつておこなう特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 4 加熱後パイル織物を約0ないし約40℃に維持
    された洗浄水で洗浄する特許請求の範囲第3項記
    載の方法。 5 パイル繊維の劣化部分の除去後パイル織物を
    乾燥する特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 パイル繊維の劣化部分の除去前にパイル織物
    を乾燥する特許請求の範囲第4項記載の方法。 7 パイル繊維の劣化部分の除去を洗浄中に洗浄
    水の機械的作用によつておこなう特許請求の範囲
    第4項記載の方法。 8 繊維劣化性組成物をジエツト式染色装置によ
    つてパイル織物の選択された領域に適用する特許
    請求の範囲第1ないし第7項のいずれかに記載の
    方法。 9 希釈剤が水である特許請求の範囲第8項記載
    の方法。
JP5838581A 1980-04-17 1981-04-17 Imparting of sculpture like pattern to pile fabric Granted JPS56165085A (en)

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DK (1) DK157201C (ja)
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